ボースンさんの「出版せよ!」に便乗して、「アタシもー!『アウトランダー』シリーズの続き、出してよ!えーい!出版せよ!>ヴィレッジブックス」と書こうと思ったら。

…すみません、出ていました…今年の4月と6月に…。

ダメじゃん!>私

しっかし毎回思うんですけどね…本編の日本語訳はいいのに、なんでこう、いつも邦題がすんごいダサイんだろう?

で、この「アウトランダー」シリーズ。18世紀のスコットランドにタイムスリップした女性のお話でして、本国アメリカでは大ベストセラー、カテゴリとしてはロマンス小説になります。ただしロマンス小説といっても、ハーレクイン系とは明らかに一線が引かれているとゆーか、出来や筆力が違うとゆーか、歴史小説として充分に成り立っているところが素晴らしいです。ちょうどこの頃の歴史を専攻していた私がいうんだから、間違いありません(←エラソー)。作者のダイアナ・ガバルドン、さすが大学教授(動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号)、時代考証はしっかりしています。さらに読むものをとりこにするストーリーテリング!…そしてまさかまさかの腐女子仕様な展開!

絶対に面白いので、お正月休みにいかがですか?
(16冊出てます。一気に読めます)


で。私め、「オーブリー&マチュリン」シリーズを原書お取り寄せするくらい、映画「マスター&コマンダー」が好きなんですけど、この「アウトランダー」シリーズ、作者は女性の女性向けロマンス小説なのに「これ、海洋小説?」と思うくらい、帆船描写が上手い巻がありまして。うわすごいな~、さすがなんでも書けるガバルドンだなあ…と感心していたら。

ヒロインの娘が乗り込んだ、米国行き帆船の船長さんのお名前。

「パトリック・オブライアン」

…でした。

ぐは!なんてマニアックな!…さすがガバルドン、おそるべし…。

コメント

ボースン
2008年12月30日1:06

こんにちわ。冬休み二泊三日の家族旅行用に、オススメのコレを図書館で借りてきました。一巻目から持っていこうと思うのですが、穏便に一巻目だけにするか、こういうのは読む早そうなので二巻目まで持っておくべきか、まさか区切りの三巻目まで無いと辛くなるか…
悩んでいます(笑)

秋林 瑞佳
2008年12月30日21:34

けっこうブ厚い本なのですが、読みやすい内容なのと読み手がボースンさんなので(わははは♪)、おっしゃるようにすぐ読めちゃうと思います。3巻まであったほうがいいかも…。ちなみに私も2年くらい前の今ごろ、まさにボースンさんと同じ状況で、元旦に続巻を買いに行ったのでした…。

>冬休み二泊三日の家族旅行用
わー!道中お気をつけて下さい、そして楽しんで来てくださーい♪

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索