初めて行く大型本屋さんだったので配置がわからなかった、A5版という大きさだとは知らなかった、日本文芸社というマイナーな出版社から出ているコミックエッセイ集である…という数々の死角(すみません)っぷりから、どこに置かれているかわからず、本を探して右往左往。
仕方なく、店員さんに訊くことに。
私:「すみません、今市子さんのエッセイ集を探しているんですが、どこでしょう?」
店員さん:「タイトル教えて頂けますか?」
私:「『萌えの死角』。日本文芸社から年末に出た新刊です。エッセイ集だそうです」
店員さん:「お待ち下さい」
約3分経過。
店員さん:「ここあたりだと思うんだけどな…(←つぶやき)」
私:「私もここらへんだと思ったのですが…ないんです」
店員さん:「○○さ~ん!」
もうひとりの店員さん:「は~い!」
店員さん:「『萌えの死角』探しているけど、ある?」
もうひとりの店員さん:「『萌え』って、草木の『萌え』ですよね?」
私:「…はい(としか云えず)」
店員さん:「いちおう在庫ありなんですが…ないですね…う~ん…おかしいなあ」
もうひとりの店員さん:「KARENだから、ここで間違いありません」
「ここ」とは、もちろんBLコーナー(かなり充実している)。
もうひとりの店員さん:「ありましたー!」
店員さん:「え!?どこにあったの」
もうひとりの店員さん:「レジの横にありました」
……置いてあった場所も死角でした。
というわけで、やっとこすっとこ買えた『萌えの死角』。
まず、市子先生の挙げる萌え映画のタイトル数々に納得。
とくに「真夜中のカウボーイ」。またなんて通な…。
あとは…そうだなあ、奥田えいじ(漢字わかんない)の指がきれいというのは、私も「新宿鮫」での例のシーン(…)を観たときに気付きました。で、2~3年ほど前でしょうか、ウチのままりんと一緒に、二宮君主演のドラマ「拝啓、父上様」を見ていたらば、父親は奥田えいじじゃないかと思っている二宮くんに対し、母役の女優さんが「あなたのお父さんは指がきれいだった」と云った場面がありまして、「指がきれい?そりゃ奥田えいじで間違いないじゃん!倉本聡、ちゃんと見てるなあ~」と、私も思ったのでした。市子先生とまったく同じですね。
それからもひとつ。
YS先生の某宗教団体のあれが、どーして○山×上○なのか…私も理解できなーい!
秋林家はスポーツ紙を取っているので、YS先生のあれのスクープ記事を見たとき(記者はいったいどっからYS先生のあれネタを仕入れたんだろう?)、心臓が飛び出るかと思ったんですけど、どっちがどうだと知った次の瞬間に、「逆じゃない!?」と思わず大声で叫んでしまったのでした…。
以上、「女性は男性の手(指)をよく見てますよ」という話でした。
(ちょっと違うんじゃ?>秋林さん)。
仕方なく、店員さんに訊くことに。
私:「すみません、今市子さんのエッセイ集を探しているんですが、どこでしょう?」
店員さん:「タイトル教えて頂けますか?」
私:「『萌えの死角』。日本文芸社から年末に出た新刊です。エッセイ集だそうです」
店員さん:「お待ち下さい」
約3分経過。
店員さん:「ここあたりだと思うんだけどな…(←つぶやき)」
私:「私もここらへんだと思ったのですが…ないんです」
店員さん:「○○さ~ん!」
もうひとりの店員さん:「は~い!」
店員さん:「『萌えの死角』探しているけど、ある?」
もうひとりの店員さん:「『萌え』って、草木の『萌え』ですよね?」
私:「…はい(としか云えず)」
店員さん:「いちおう在庫ありなんですが…ないですね…う~ん…おかしいなあ」
もうひとりの店員さん:「KARENだから、ここで間違いありません」
「ここ」とは、もちろんBLコーナー(かなり充実している)。
もうひとりの店員さん:「ありましたー!」
店員さん:「え!?どこにあったの」
もうひとりの店員さん:「レジの横にありました」
……置いてあった場所も死角でした。
というわけで、やっとこすっとこ買えた『萌えの死角』。
まず、市子先生の挙げる萌え映画のタイトル数々に納得。
とくに「真夜中のカウボーイ」。またなんて通な…。
あとは…そうだなあ、奥田えいじ(漢字わかんない)の指がきれいというのは、私も「新宿鮫」での例のシーン(…)を観たときに気付きました。で、2~3年ほど前でしょうか、ウチのままりんと一緒に、二宮君主演のドラマ「拝啓、父上様」を見ていたらば、父親は奥田えいじじゃないかと思っている二宮くんに対し、母役の女優さんが「あなたのお父さんは指がきれいだった」と云った場面がありまして、「指がきれい?そりゃ奥田えいじで間違いないじゃん!倉本聡、ちゃんと見てるなあ~」と、私も思ったのでした。市子先生とまったく同じですね。
それからもひとつ。
YS先生の某宗教団体のあれが、どーして○山×上○なのか…私も理解できなーい!
秋林家はスポーツ紙を取っているので、YS先生のあれのスクープ記事を見たとき(記者はいったいどっからYS先生のあれネタを仕入れたんだろう?)、心臓が飛び出るかと思ったんですけど、どっちがどうだと知った次の瞬間に、「逆じゃない!?」と思わず大声で叫んでしまったのでした…。
以上、「女性は男性の手(指)をよく見てますよ」という話でした。
(ちょっと違うんじゃ?>秋林さん)。
コメント
このエッセイ、映画やドラマの話題が多くて、取り上げられている作品のほとんどを知りませんでした。逆に秋林さんはほとんどをご存知なのではないかと思っていましたので、ご感想を楽しみにしていました♪
でかいポカリの彼(…)は受だと思います。だから受同士になっちゃうと密かに……。
フツーの大型書店なんですが、やたらとそっちコーナーが充実していまして…でもたいへん見通しの良い場所にそんなコーナーを配置するあたりわかってない、やっぱ一般書店だなあ、と思いました。
>このエッセイ、映画やドラマの話題が多くて、取り上げられている作品のほとんどを知りませんでした。
映画ファンのほうがわかるネタが多かったですね。ビックリ。
ちょっと解説すると。
1.デイヴィッド・クローネンバーグ(いちおう「シロ」ですが…)
ぐっちょんぐっちょんホラー系ヘンタイ血の男爵監督として有名です。でも近作は間口広め、発言や女優陣の感想を聞くと、意外と(失礼!)フツーでマトモ、そしてなにげにハンサム。妻子持ち。ヴィゴ・モーテンセンをあんなに美しく撮る監督はクロちゃんだけでしょう。そーいえば、山田ユギの『俺は悪くない』を読んだとき、「クローネンバーグが好き」というキャラが出てきて、「おいおいおいおーい!」と思った覚えが。
2.ペドロ・アルモドバル(「クロ」)
女性に親近感を持っていると思われる(女性の描き方が上手いから)、ソッチ系の監督です。顔から作品からすべてが濃厚。
3.フランソワ・オゾン(「クロ」)
ご本人の理想だと思われる熟女を主演に据えることが多い人。なんで俳優やらないんだろう?と思うほどの超ハンサム。ちなみに、この人もクローネンバーグと同じで、主演俳優に自己投影するタイプ。作品はフランスのエスプリが効きすぎるところはあれど、女性描写は憎らしいほど上手いです。そして映画に出てくる若いお兄さんは、ダンサーのようなハンサム系が多いので困ってしまう…。
4.ジョージ・ルーカス(「シロ」ですが「クロ」といいたい気持ちはわかる)
監督一連作品を観ていると、なんとなく女性が怖かった…とゆーか、あんまり慣れてない人生を送ってきたんじゃないかな?と思われる人。市子先生のレイア姫観は見事、その通りとしかいえません。そして「SW」は、誰が観たってアナ×オビになると思う…。80年代に奥さんとは離婚、現在独身(たぶん)。
5.ブライアン・シンガー(「クロ」)
「いったいどこのワカゾー?」な超童顔監督。ハル・ベリーとは確執がある人なので、市子先生のご指摘はごもっとも。でも私に言わせれば、「X2」でハル・ベリーの胸よりヒュー・ジャックマンのビキニを優先してくれたので「よくやった!」。けっこう真面目とゆーか、妙にオトメなところがあったりするので、他のソッチ系監督よりは、恋をする女の子(女性ではなく女の子)を意外と描けてるような…気がします。サー(イアン・マッケラン)使いとして有名。
>でかいポカリの彼(…)は受だと思います。
ですよねー!?
でも「じゃあ誰が相手なの?」と訊かれることが多く(遠い目)、そのたびに「ぐれ以外」と答えてた、あの頃の私…。
シロクロ判定付なのが嬉しいです(笑)
エッセイを片手に楽しませてもらいました。おかげでエッセイのほうも二度楽しめました♪
この話題的に興味深いのはオゾン監督でしょうか。やはりヴィジュアル的に見てみたい!という気持ちになりました。趣味が合いそうだなと思うのはシンガー監督で、作品を観てみたくなったのはクローネンバーグ監督でした。いえ、怖そうなので観ないと思いますが(笑)
監督の人柄を知っていると、また違った視点で映画を楽しめそうですね。
>でも「じゃあ誰が相手なの?」と訊かれることが多く(遠い目)、そのたびに「ぐれ以外」と答えてた、あの頃の私…。
うーん。
彼、老け専ですし(監督)、難しいですよね? うう……。
↓こんな人(IMDb)
http://us.imdb.com/media/rm1914477312/nm0654830
(ホントいつ見ても俳優みたいな監督)
一番のオススメはブライアン・シンガーの映画かな。「X-MEN」は「3」以外、面白いですよ(ちなみに「3」だけシンガー監督作品ではありません。実際、面白くなかった)。「スーパーマン リターンズ」は、少女マンガのようなカワイイ演出があります。
>彼、老け専ですし
しかもデブ専ですよね~。難しすぎます!
ここまでとは思わなかったので、びっくりしました……。
しかも想像より若かったです。
私も最初観たとき、俳優と間違えました。
ムダにハンサムだなあ、もう!(←ヒドイ)。