ファラ・フォーセットさん葬儀でオニール号泣(スポニチ)
2009年7月5日 時事ニュース コメント (5)
マイケル・ジャクソンと同じ日にファラ・フォーセットが亡くなった。
映画館で映画を観るようになった小学校高学年の頃、当たり前だけどインターネットなどなかったので、情報を得るには映画雑誌を読むくらいしか手立てがなく、当時の私は必然的に「ロードショー」「スクリーン」といった雑誌を読むようになったのだけども(「キネマ旬報」は今も昔も読んだことがない。今後もない)、その頃の人気スターといえば「ジャッキー・チェン、YAスター、フィービー・ケイツ、ダイアン・レイン、ソフィー・マルソー」だったので、メイン記事はだいたい彼らの話題だった。
ファラ・フォーセットやリンゼイ・ワグナーといった、一昔前に人気を博した女優さんの記事は、おもにゴシップ欄や出演予定作欄に名前を見かけたりする程度だったけれど、彼女たちがどれほど人気があったかは、年に1度の付録だった「ハリウッドスター目録」を読むとなんとなく理解できたし、再々放送された出演作を後追いで見たとき「ああ、なるほど」と納得もした。
なので、ファラ・フォーセット出演作として観たのは「チャーリーズ・エンジェル」より「キャノンボール」のほうが先だったし、よく話題に上っていたのは「サンバーン」でのジャンプスーツのような衣装、付き合っていたライアン・オニールとのすったもんだで、当時人気のあったテイタム・オニール(ライアン・オニールの実娘。前妻との子)と仲が悪いだの、ライアンから暴力を受けただの、本当かどうかわからないゴシップがよく載っていた。
ライアン・オニール自身と彼の子供たちがスキャンダルまみれだったので、私の彼に対する印象は最悪、どんなに「ふたりはソウルメイト」とファラの主治医が云おうと、そして闘病ドキュメンタリーでライアンの献身的な姿が映し出されようと、なんだか複雑な思いに駆られてしまう(たぶん私は彼がキライなんだと思う)。ファラが彼を愛していたのは事実だったとしても、どこかに「こんな人を好きになってしまって」という思いがあったんじゃないかな…と思っていたら、こんな記事を見つけた。
↓他界したファラ・フォーセット、暴君ライアン・オニールとの激しい29年間
http://woman.excite.co.jp/Entertainment/celeb/20090704/Cyzowoman_200907_post_679.html
愛って本当に複雑だね…。
映画館で映画を観るようになった小学校高学年の頃、当たり前だけどインターネットなどなかったので、情報を得るには映画雑誌を読むくらいしか手立てがなく、当時の私は必然的に「ロードショー」「スクリーン」といった雑誌を読むようになったのだけども(「キネマ旬報」は今も昔も読んだことがない。今後もない)、その頃の人気スターといえば「ジャッキー・チェン、YAスター、フィービー・ケイツ、ダイアン・レイン、ソフィー・マルソー」だったので、メイン記事はだいたい彼らの話題だった。
ファラ・フォーセットやリンゼイ・ワグナーといった、一昔前に人気を博した女優さんの記事は、おもにゴシップ欄や出演予定作欄に名前を見かけたりする程度だったけれど、彼女たちがどれほど人気があったかは、年に1度の付録だった「ハリウッドスター目録」を読むとなんとなく理解できたし、再々放送された出演作を後追いで見たとき「ああ、なるほど」と納得もした。
なので、ファラ・フォーセット出演作として観たのは「チャーリーズ・エンジェル」より「キャノンボール」のほうが先だったし、よく話題に上っていたのは「サンバーン」でのジャンプスーツのような衣装、付き合っていたライアン・オニールとのすったもんだで、当時人気のあったテイタム・オニール(ライアン・オニールの実娘。前妻との子)と仲が悪いだの、ライアンから暴力を受けただの、本当かどうかわからないゴシップがよく載っていた。
ライアン・オニール自身と彼の子供たちがスキャンダルまみれだったので、私の彼に対する印象は最悪、どんなに「ふたりはソウルメイト」とファラの主治医が云おうと、そして闘病ドキュメンタリーでライアンの献身的な姿が映し出されようと、なんだか複雑な思いに駆られてしまう(たぶん私は彼がキライなんだと思う)。ファラが彼を愛していたのは事実だったとしても、どこかに「こんな人を好きになってしまって」という思いがあったんじゃないかな…と思っていたら、こんな記事を見つけた。
↓他界したファラ・フォーセット、暴君ライアン・オニールとの激しい29年間
http://woman.excite.co.jp/Entertainment/celeb/20090704/Cyzowoman_200907_post_679.html
1970年代に大ブレイクした「地上最強の美女たち チャーリーズ・エンジェル」の、元祖エンジェルとして一世を風靡したファラ・フォーセットが、3年間に渡るがん闘病の末、アメリカ現地時間6月25日に死去。30日、ロサンゼルスの聖マリア大聖堂で葬儀がしめやかに行われた。
参列者が数百人にものぼった葬儀で注目されたのは、亡くなる数日前にABCネットワークの番組「20/20」でファラと結婚宣言した俳優のライアン・オニールと、薬物所持で服役中の一人息子レドモンド・オニール。
80年から交際・同棲を始め、85年に長男が誕生し97年まで同棲は続いた。その後も、親交は続き、実に29年の間プロポーズを繰り返していたが、「息子にとってよい父親じゃないから一緒にはなれない」と拒否され続けていた。
そのため、ファラ・ファンから冷ややかな目で見られているライアンだが、葬儀には金の結婚指輪をはめて出席。憔悴しているわりには、葬儀に駆けつけた前妻との息子・グリフォンと娘・テイタムに対して「ファラは第二の母のような存在だから、絶対に参列させない」と激怒し、追い払うなど傲慢なライアンな姿が報じられた。
服役中でファラの死に目にあえなかったが、葬儀には3時間の一時出所を許可され参列したレドモンドは、13歳から始めた麻薬が止められず、ファラが更生施設に入れるとライアンが勝手に退院させたり、グリフォンが薬物中毒の荒治療をすればライアンが銃を取り出し「レドモンドを放せ!」と大暴れし警察沙汰になるなど、身内トラブルの火種となっている。
ファラは生前「ライアンと暮らすことは、息子にとってディズニーランドで暮らすようなもの。双方にとってよくない」と語っており、今後のレイモンドを心配する声は多い。
色々言われているライアンだが、自身も慢性白血病と闘った経験を持ち、ファラが06年に肛門がんだと診断されてから、側に付き添い献身的な看病を続けてきた。この2年間2人を側で見てきたファラの担当医師は「2人は真のソール・メイト。深いスピリチャルな部分で繋がっている」と、ライアンが売名目的でファラと共にいるわけではないと強く主張している。
ライアンのファラへ対する深い愛情は、今年5月にNBCネットワークで放送されたファラの闘病ドキュメンタリー『Farrah’s Story』でも垣間見ることができる。同番組は9,000万人が視聴したとされ、ライアンは続編制作の可能性を示唆していたが、詳細は明らかにされていない。
62歳で旅立ったファラが、ライアンにあてた最後のメッセージは「When I figure out what it is all about, I can tell you.(一体何だったのか解き明かすことができたら、あなたに言えるわ)」だったという。
愛って本当に複雑だね…。
コメント
世の中がマイケル・ジャクソンの死を悼んでいるとき、私も同時にファラの死を悼んでいました。
MJも世界から愛されていたけど、ファラも愛されていた。
何か大きなものが2つも彼方に飛んで行っちゃったなぁ~と。
私もリアルタイムでは彼女を知らないけれど、時々夜中とか昼間にやっている
アメリカのドラマ・映画に出ていた彼女を観ていました。
そこにいたファラは若さと笑顔で弾けていたし、「悩んでないで、笑いましょう」と言ってるように見えました。
あの笑顔に元気をもらった人はいっぱいいただろうに、実生活ではそんな悩みを抱えていたんですね…。
「息子にとって良い父親じゃないから一緒にはなれない」なんて、
母としてはしごく真っ当な人だったんだなぁ~。
それなのに、薬漬けになってしまって、親不孝者だな~。
あんなにみんなに元気をあげたんだから、せめて人並みの幸せをつかませてあげればよかったのに、
何の因果でトラブルメイカーと…。 神様ってなんなんでしょうね。
本人も、なんでこんな人を好きになっちゃったんだろうって思ってるでしょうねぇ~。
それにしても秋林さんの引用している記事、いろいろ考えさせられます……。
ホントに、男と女のことは当事者にしか分からないんでしょうね。
お色気路線作品のほうが知られていましたが、女性からの支持も大きかったし、私の目にも素敵な人として映ってました<ファラ
80年代からトラブルが続き、「なんで…ファラが」と思ってた人は多いはず。残念です。
>夜霧さん
それ「キャノンボール2」じゃないですか?<映画を見始めたごく初期に、名画座2本立てのうち1本で見た
もしその同時上映が、動物の暴れる話(「猛獣大脱走」)だったら「2」です。ちなみに私が劇場で観たのは「2」で、「1」はあとからビデオか地上波で観ました。「2」はファラ(お色気レーサー役)は出ていません。でも夜霧さんが「もう1本が目当て」ということで、そんな動物ものを目当てにしていたとは思えないし、やっぱ「1」かな?
まあ、1も2も大して話は変わらない、観た数日後には忘れる内容でしたけど。
記事では、「ファラ・ファンから冷ややかな目で見られているライアン」とありますが、冷ややかどころかブリザートですよ。80年代からずっと。ライアン・オニールって70年代はそれなりに人気があったし評価もされていたけど、80年代以降はゴシップやスキャンダルがひどくて横暴イメージが常にあり、そのせいであまり役がつかなかったとゆーか、ほされていたといっていい人です(いっときのミッキー・ロークよりひどい)。オニール一家は、麻薬や暴力だのなんだので本人だけでなく息子も御用、「グリフォンが薬物中毒の荒治療をすれば」とあるけど、コイツも問題児で捕まった過去がある。テイタムは、子役時代ほどじゃないけど女優として活躍しているのでオニール家ではマトモだけど、ファラとライアンの間柄を認めていなかったはず(葬式の参列でモメた理由)。テニス・プレイヤーのマッケンローと結婚して離婚(3人の子持ち)、再婚しないのはやっぱ父親の影響があるのかもしれないし…。
日本では美談のように書かれていたファラとライアンの関係だけど、80年代からの映画ファンや米国人は、背景を知っているだけにこの話をすべて美談としては捉えづらくとゆーか、闘病ドキュメンタリーを見てもライアンに対して冷たい人が多いです。
彼が自分も病気に苦しんだのですから、ファラも病気になったとき、彼女の存在が自分の中でどれほどのものだったか、痛感しただろうし…でもやっぱり、ファラファンの間ではいまだにボロクソですね。「宇宙のクズ」だの「最低の男」だの、もうヒドイもんです。私は80年代からの映画ファンなので、オニール家の醜聞とはその頃からの付き合い、よってファラファンの気持ちはよくわかります。
ファンの気持ちはわかっても、ふたりの愛に関しては本当に当事者にしかわからない話です…。
「猛獣大脱走」の同時上映は「プロジェクトA」だ!
すみませーん…。
中学のときに見たので、どっちでも可能性がある……。
ちなみに同時上映は「ウィンター・ローズ」という映画でした。いまあらすじを読んでも、なぜわたしがこの映画を見たかったのか、分からないっていうか分かりやすすぎって言うか(汗)。でもこの売れなさそうな映画が83年ですから、84年の2と抱き合わせた、ってほうが自然でしょうか?
とにかく、ジャッキー・チェンしか覚えてません(大汗)。