えー!?
ヒュー・グラント、今日で49歳なんですかー…。
…軽くめまい。

「ラブソングができるまで」
主演:ドリュー・バリモア、ヒュー・グラント
“解散した人気バンドPoPの元ボーカル”のアレックス。解散し20年経った今も、肩書きは変わらぬまま。そんな彼に、人気絶頂の歌姫から新曲の依頼が舞い込んだが、曲作りは悪戦苦闘。そんなとき彼のアパートに来ていたソフィーに作詞の才能を感じたアレックスは嫌がるソフィーを巻き込み、曲作りを始めるが…。ヒュー・グラント×ドリュー・バリモア共演で贈る王道のロマンティック・コメディ。

公開当時に観に行きました。この映画を真剣に「つまらん」と云っている男の人って、多いよなあ。そういう人は基本的に「女性向けのラブコメなんぞ」という人なので、もう仕方がないかなと思うし、別に怒りも感じないんだけど。

そんな「仕方がない映画」で真剣に演じているヒュー・グラントに対し、スクリーンを観ながら何度「なんてエライの」と唸ったことか。

とくにこの映画でのヒューには、もう頭が下がりっぱなし。

80年代の歌を歌って腰振って踊るその姿に、役者魂を見ました。

WHAM!をベースにしてa~haを足した感じ…かな?
ポップポップポップ!
ヒューの役はジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーですよ、まさしく。

↓冒頭のアレ(この曲はa~haに近い?)
http://www.youtube.com/watch?v=kqGBGDgVJeA
(キーボードがローランドのD-50だという芸の細かさに涙)

劇中で出てきた「Meaningless Kiss」という曲に至っては、「Careless Whisper」みたい、メロディが流れてきただけで大爆笑。

必見!「Meaningless Kiss」
http://www.youtube.com/watch?v=x-6ia78bWak
(なんて素晴らしい!マジ泣き。ステージまわりの女性客は痛すぎて…涙)

↓比較「Careless Whisper」
http://www.youtube.com/watch?v=bQtlrBziyzI
(この頃のジョージにすっかり騙されていた…全世界の女性がね…)

ちなみにこの映画を観に行ったとき、女性客のリアクションがびっくりするほど大きくて、みんな大喜び、拍手してたもん(映画館で拍手聞いたの、「スクール・オブ・ロック」以来)。みなさんの狙いは、80年代の音楽シーンパロディとヒュー・グラントだったってことですね(私もそう)。

ラブよりドリュー・バリモアよりヒュー・グラントな1本。
ラブコメでラブをホメないだなんて、そりゃないんじゃないの?…でもヒュー・グラントの熱演を観ればご納得いただけるかと。

ティファニーvs.デビー・ギブソン…私も見てみたい。


↓別の映画「ラブ・アクチュアリー」でのインタビュー。傑作会見。
http://www.cinematoday.jp/page/A0000582

ヒューのインタビューはなんでも面白い。超頭いい人だよね(ちょっと神経質かな?)…個人的には「アクターズ・スタジオ・インタビュー」で、ジェイムズ・リプトンに「あなたはケイリー・グラントのようだ」と云われた瞬間、あの上手く流せる人がちょっと言葉に詰まり、視線を横にやって照れていたのが印象深かったです。

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