個人的に大衝撃を受けたという話で、「トレインスポッティング」のほか「鉄男」(89年)のタイトルを出したら、新作(?)がトライベッカに出品されていた。

新しい「鉄男」も観ると疲れるんだろーか…。

↓「鉄男 THE BULLET MAN」公式サイト
http://www.tetsuo-project.jp/

塚本晋也の作品って、これと「六月の蛇」しか知らない。
日本より欧米で人気ある人だと思う。

ストーリーより映像。スクリーンに映し出される数々のものに、どこまで自分の感性の引き出しを開けられるか。ふむ。「鉄男」を観て、塚本監督にビデオ撮って欲しいと依頼する海外ミュージシャンがいるのもわかる気がする。

私自身はゲームをほとんどしないんだけれど、映画好きで有名な小島監督(メタルギアの人)の連載(映画を語る、みたいな)を読んでいた時期があって、「鉄男」の熱狂的なファンの小島監督が、「鉄男」について熱い語りをかましておられた記憶が残っている(たしか「シュリ」についても熱く語っておられた)。
[シネマトゥデイ映画ニュース] 1989年公開の塚本晋也監督の代表作『鉄男 TETSUO』は、日本だけでなく世界中にカルトファンを抱える傑作となった。その待望の新作が続編やリメイクではなく、21世紀版として全編英語で『鉄男 THE BULLET MAN』として制作され、アメリカのトライベッカ映画際に出品されることになった。4月21日から5月2日まで行われる同映画祭のプレス用の先行試写会が行われ、アメリカの批評家に話題の新作の評価について聞いてみた。

 まずは、ニューヨーク・プレス誌のアーモンド・ホワイト氏は「斬新な編集と鼓膜を突き刺すようなサウンドトラックが胸を打ってきたよ! 映像は、打ち消し難い衝撃を覚えたね!」と褒めた。

 次にアメリカの人気映画サイト、comingsoon.netのエドワード・ダグラス氏は「これまで、塚本監督の作品『六月の蛇』と『ヴィタール』が印象に残っていて、今回の作品は、鉄男のメイクアップと躍動感が本当に素晴らしかった。塚本監督の作り上げるキャラクターは、すごくリアルだと思う。塚本監督の演技も良かったよ! ただ、この映画を全編英語でやる必要性については、イマイチわからないな」と答えた。

 最後に、塚本監督の全作品を観ているというメニスカス・マガジンのクリストファー・ボーン氏は「『鉄男 TETSUO』と『鉄男 II BODY HAMMER』と比べて、映像に一貫性があると思う。塚本監督は、もともとストーリー重視の監督というよりは、スタイルが魅力の映画監督だ。僕は、特に彼が美術などのデザインから、撮影までこなしてしまうバイタリティーを尊敬しているんだよ。ただ、塚本監督も含め、日本人俳優の英語のセリフが気になってしまった。むしろ日本語で撮影して、字幕を入れても良かったと思ったくらいだ。ただ、ファンには観る価値のある作品だと思うよ!」と語ってくれた。

 同作は、東京でサラリーマンとして働くアメリカ人のアンソニー(エリック・ポジック)が、ある日3歳の息子トムを、謎の男に車ではねられ失ってしまうというストーリー。怒りにわれを失ったアンソニーの体が「鋼鉄の銃器」に変ぼうし、彼の復讐(ふくしゅう)が始まっていく。

私もそう思う<日本語でやればいい

こういう映画を観るガイジンさんはマニアだと思うので、字幕を苦にしないはず。逆につたない英語で世界観を壊されることがイヤなんだと思う。カルト化しているだけになおさら。

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