1時間くらいで読了しました。
いい時期もあったけれど結局時代の波に乗り切れず、自殺をしようとした40代の男が、ある青年に「死ぬならばその肉体を買いますよ(≒臓器提供しませんか)」と声をかけられて…という話。
ネタバレなしで。
読みやすい文章です。スラスラと読めます。とても素直で気取りがまったくない。上手く書こうという気負いもない。あくまでも個人的な見解ですが、作品に自己陶酔的なものはまったく感じられませんでした。一読みするだけで明らかにわかることがあるとすれば、映像を思い浮かべながら文章を書く人が手がけた小説だということでしょうか。そこまで説明しなくてもいいのと思います。連発される「まるで~のように」は、まるで演じる人にわかりやすく場面を説明するかのような描写で、意外と行間がなかったり。ダイアローグが長く続くので、脚本化しやすそう。そういったあたりが未熟だと感じる人は多いかもしれないです。
ポプラ大賞作…ポプラ社って「子ども向け書籍が多い出版社」という印象なので、こういう素直な作品を選んだのかなあ?
印象は…星新一のショートショートを斉藤風に長編リライトしてみましたという感じ。ただ長編を読んだ気がまったくしないので、映画というよりはタモリを抜き「世にも奇妙な物語」の1本として撮ったら面白いかも。
好みを云えば…私は好きです、この話。あら、考えてることが同じだったのね、とゆーか。私の好みを知ってるだろうDN系お友だちは、「あー秋林さん、好きそうだわ~」というと思います。
人の一生なんて儚い。
でも思いがけず他人の命と交換して第二の人生を歩むことになったら?
…いろいろ考えちゃった。
いい時期もあったけれど結局時代の波に乗り切れず、自殺をしようとした40代の男が、ある青年に「死ぬならばその肉体を買いますよ(≒臓器提供しませんか)」と声をかけられて…という話。
ネタバレなしで。
読みやすい文章です。スラスラと読めます。とても素直で気取りがまったくない。上手く書こうという気負いもない。あくまでも個人的な見解ですが、作品に自己陶酔的なものはまったく感じられませんでした。一読みするだけで明らかにわかることがあるとすれば、映像を思い浮かべながら文章を書く人が手がけた小説だということでしょうか。そこまで説明しなくてもいいのと思います。連発される「まるで~のように」は、まるで演じる人にわかりやすく場面を説明するかのような描写で、意外と行間がなかったり。ダイアローグが長く続くので、脚本化しやすそう。そういったあたりが未熟だと感じる人は多いかもしれないです。
ポプラ大賞作…ポプラ社って「子ども向け書籍が多い出版社」という印象なので、こういう素直な作品を選んだのかなあ?
印象は…星新一のショートショートを斉藤風に長編リライトしてみましたという感じ。ただ長編を読んだ気がまったくしないので、映画というよりはタモリを抜き「世にも奇妙な物語」の1本として撮ったら面白いかも。
好みを云えば…私は好きです、この話。あら、考えてることが同じだったのね、とゆーか。私の好みを知ってるだろうDN系お友だちは、「あー秋林さん、好きそうだわ~」というと思います。
人の一生なんて儚い。
でも思いがけず他人の命と交換して第二の人生を歩むことになったら?
…いろいろ考えちゃった。
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