高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
2011年2月10日 読書 コメント (2)
ふむ。
ちゃんと「高慢と偏見」です。
…ただゾンビやニンジャが出てくるだけで。
ちゃんと「高慢と偏見」です。
…ただゾンビやニンジャが出てくるだけで。
18世紀末イギリス。謎の疫病が蔓延し、死者は生ける屍となって人々を襲っていた。田舎町ロングボーンに暮らすベネット家の五人姉妹は少林拳の手ほどきを受け、りっぱな戦士となるべく日々修行に余念がない。そんなある日、近所に資産家のビングリーが越してきて、その友人ダーシーが訪問してくる。姉妹きっての優秀な戦士である次女エリザベスは、ダーシーの高慢な態度にはじめ憤慨していたものの……。
ジェイン・オースティンの 『 高慢と偏見 』 をベースに、ゾンビという要素を混ぜ合わせることで、まったく新しい作品に生まれ変わった、全米で誰も予想だにしない100万部の売上げを記録した大ヒット作、ついに日本上陸 !
原題:Pride and Prejudice and Zombies
■著者について
ジェイン・オースティン Jane Austen (1775-1817)
イギリスの小説家。牧師の家に生まれる。次女。姉カサンドラとはとても仲が良かった。18~19世紀イギリスにおける田舎の中流社会を舞台にして、女性の私生活を結婚を中心に皮肉と愛情を込めて描き、イギリスの代表的作家とされている。代表作に 『 高慢と偏見 』 『 分別と多感 』 『 エマ 』 等があげられる。
セス・グレアム=スミス Seth Grahame-Smith
アメリカの作家、TV・映画の脚本家・プロデューサー。ロサンゼルス在住。
本作品で一躍有名になり、2010年3月に“ Abraham Lincoln: Vampire Hunter ”を刊行予定。
コメント
ゾ、ゾンビって…!
観たいかも……(ドキドキドキドキ)
本はちゃんとオースティンの原文とストーリーになっていて、そこに一部(?)差し替えがあるという感じ。なんともフシギです。日本人にはビミョーな設定ですけど。