イーバートが亡くなった。残念。去年ものすっごくレビューをアップしていたのにな…あーうー。

ネットでレビューを読めるようになってからだとこの10年くらい?…でも昔から名前知ってたし、レビューも別媒体で読んでいたし…だから15年以上は映画観賞や情報収集の際にいろいろと参考にさせてもらってました(特にオスカー予想)。

rogerebert..comで調べ物をしようと思ってアクセスして、トップページでばばばばーんと訃報を知るだなんて…朝、カイシャのmacを立ちあげてネットにつながった瞬間、ジョブズの顔を見て、すべてを知ったとき以来だわ。

批評家好みの名作だからだとかビッグネーム監督作だから評価する…といったおカタい印象はなくて、どっちかとゆーと、リベラルな批評家だったと思います。青くても光るものがあればものごっつ評価する、そんなタイプだったかと。でもって、めっちゃブラックでダークな映画が好き…かと思ったら、かなりロマンチストだったり(例:「ダークシティ」を年間1位に選んだかと思ったら、「雲の中で散歩」を10位に入れたり、「おくりびと」を外国映画1位にしたり)。個人的に映画のシュミは似ていた…かも。

ご冥福をお祈りします。
ピューリツァー賞受賞経験を持つ米映画評論家、ロジャー・イーバート氏が、4日に死去したことが明らかになった。享年70。米「シカゴ・サン=タイムズ」紙が伝えた。(写真=2005年、ハリウッド名声の歩道入りを果たしたイーバート氏)

イーバート氏は2006年、甲状腺がんを患って下あごの大部分を切除し、話すことができなくなったが、その後もツイッターやブログを通じて精力的に活動を続けてきた。亡くなる2日前の今月2日には、ブログでがんが再発したことを告白し、映画評論の仕事を減らす意向を明かしたばかりだった。

1967年に「シカゴ・サン=タイムズ」紙で映画評論家として執筆をスタートしたイーバート氏は、キャリアを通じて同紙の仕事を続けた。1975年には「シカゴ・トリビューン」紙の映画評論家、ジーン・シスケル氏とテレビ番組をスタート。普段は仲の良い2人が、カメラの前で作品について熱い議論を展開する内容が人気を呼び、ハリウッドでは「親指2本アップ」といった2人の評価が、映画の宣伝にフィーチャーされるようになった。番組は1999年にシスケル氏が亡くなるまで続いた。

キャリアを通じて、イーバート氏はその先見の明に定評があった。「サン=タイムズ」紙で映画評論を始めて1年目には、シカゴ国際映画祭でプレミア上映されたインディー映画を大絶賛し、特に作品を手掛けた若き監督を高く評価した。「I Call First」と題されたこの映画は後に『ドアをノックするのは誰?』(Who’s That Knocking at My Door)と改題され、当時無名だった監督は他の誰でもないマーティン・スコセッシだった。

話すことができなくなってからも書くことを続け、2011年には回顧録「Life Itself」を出版。2012年にはキャリア史上最高となる年間306本のレビューを執筆した。

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