ふ~ん。

私は…PC打ちするなら「子ども」派。
手書きするときは「子供」派。

「『子供』だと差別的だから~」って考えは私にはない。

すべて字面と好みの関係。

機械的な…いわゆるフォントだったら「子ども」のほうがバランスが良くて美しいなと。でも自分の手書き文字だと「子供」のほうがキレイに見えたりする。なぜって、均整の取れた文字が書けないから。もし自分が美文字書きだったら、「子ども」と書いていると思う(正直云えば「こども」と書きたい)。

どんなに全部漢字で書けますよと云われても、「オール漢字」より「漢字+ひらがな」のほうがバランスが良いと感じる言葉があるってこと。「交ぜ書き」だと云われようが、美しくないから使いたくない。

他に例を挙げるならば、「幼馴染」「幼なじみ」。後者のほうがいい。「おさななじみ」を表現するのに、「幼」「馴」「染」を揃えると字面とバランスが悪く見えるし、なんだか別の意味を持つ感じがして気になる。近寄りがたい印象というか。ちなみに、たとえひらがなが付こうとも「幼馴染み」もダメ。

(なんでもかんでも「漢字+ひらがな」なのではなく、「オール漢字」のほうが美しく見える場合もある。そのときは「オール漢字」を選択する)

私とまったく逆の人もいるでしょう。

否定する気はなくて…ってか、そういう人が書く文章は「幼馴染」「子供」のほうがしっくりくることが多いので、使われてもすんごく納得したりする。

そゆこと。
「子ども」と「子供」、書き方としてはどちらになじみがあるだろうか。ここ数年、差別助長を防ぐため「障害者」の表記を「障がい者」に見直す動きが広がっているが、実は「子供」も「差別的な印象を与える」として長らく敬遠されてきた。

行政でも「子ども手当て」「子ども・子育て支援法」など「子ども」が優勢だが、ここにきて文部科学省が「子供」表記の統一に乗り出した。

「子供」のイメージは「お供え物」「お供する」

文科省が2013年6月下旬、公用文中の「子ども」の表記を「子供」に統一した、と複数の新聞が報じた。同省の公文書では常用漢字を使うのが原則だが、「こども」については漢字の「子供」ではなく「子ども」が多用されてきた。「供」という字が「お供え物」「お供する」などを連想させ、差別的な印象を与えるというのがその理由だ。

しかし一方で、漢字とひらがなを交ぜて表記する「交ぜ書き」を問題視する声も以前からある。「はれ、ときどきぶた」シリーズで知られる児童文学者の矢玉四郎氏はウェブサイト「子ども教信者は目をさましましょう」を運営しており、下記のような主張を展開している。

「子供は熟語です。熟字訓というもので、いわば当て字です。コドモという音は万葉のむかしからあります。(中略)江戸時代にコドモに、子供という字をあてたようだ。子供は当て字で二字熟語です。子ども、こ供とは書けない」

今年3月には自民党の木原稔議員が「子ども」の交ぜ書き問題を文科省委員会で取り上げた。同氏はビデオレターでも「子供に対して『子どもは漢字で書きなさい』といいながら、大の大人が交ぜ書きにしている。さらに公用文でも交ぜ書きが横行しているのには違和感を覚える」と主張している。こうした指摘を受け、文科省では本年度に協議がなされ、差別表現でないと判断、統一に至った。

新聞記事ではどちらも使われている

教育界のお役所が重い腰を上げて決定したルールだが、熊本日日新聞(「くまにちコム」8月30日配信)によると、同省は「各教育委員会に『子供』を使うよう呼び掛ける考えはない」との見解を示しており、現状はあくまで省内の公文書に限るようだ。

メディアでは、表記は「子ども」が多い。記者が使用する「記者ハンドブック」(第12版・共同通信社)をみてみると、「子供・子ども」と記載されており、「一般的には『子ども』が多く使われている」と注釈が入っている。だが広辞苑には「子供」としか書かれておらず、この説明はハンドブックならではだろう。

実際には、新聞各社の記事ではどちらの表記も使われているようだ。以前、校閲部長の「コドモは『子供』と書くべきだ」というコラムを載せている産経新聞でも「子ども」表記の記事は存在する。メディアでも、いずれの表記を用いるかについて明確なルールを設けていないとみられる。

コメント

はるひ
2013年9月4日16:08

お邪魔します。

個人的には全て漢字派です。
記事の後半に記述されている熟字訓が理由ですが、日本語自体には当て字がものすごく多い事にもよります。

障害者もそうですが、誰がその字を気にしてるの?って思いますね。
自分自身も膝に先天性障害を持っていますが、字面なんて気にした事も無いです…。
障害も熟語であり単語ですから、変な団体が喚いてるだけじゃないんですかねぇ。

秋林 瑞佳
2013年9月4日20:27

こんにちは☆

>個人的には全て漢字派です。
>記事の後半に記述されている熟字訓が理由ですが、日本語自体には当て字がものすごく多い事にもよります。
私もいつかはすべて漢字派になるかもしれません。
理由は…突然「なんか全部漢字のほうがいいわ!」と思うかもしれないからです。実は「子ども」という「交ぜ書き」のほうが私は好きかも?と気づいたのは最近で、それまでは「子供」を好んで書いていました。熟字訓については否定していなくて「その通りだわー」と思ってます(記事にもあるように「こ供」と表記するとヘンですし)。ただ…見た目が好きでない熟字訓はあんまり書きたくないなと。自分の好みの問題じゃないだろう、熟語本来の意味が大切なんだ!って話なのは、百も承知なんですけどね…ごめんなさい、というしかないです。

>障害も熟語であり単語ですから、変な団体が喚いてるだけじゃないんですかねぇ。
あとはそうですね、「障がい者」という表記を初めて見たとき「え?『障害者』は読む人にとっては差別になる?『障がい者』のほうが無難ということ?」と思っちゃう人が多いのかもしれません(私がまさにそれ)。

はるひ
2013年9月5日2:07

御返事有り難うございます。

見た目が好きでない熟字訓ってのは気持ち解ります。
当て字だから平仮名でも良いじゃないって考えも否定する気は無いですし、心持ちは各々のものですから。

ただ、メディアには国民の国語教育に沿う言葉遣いをして欲しいですね…。
害の意味には「思い通りにいかないさま。」などもありますし。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索