みをつくし料理帖シリーズ。

「銀二貫」が面白かったので、評判のシリーズも読んでみようと思っていたら、カイシャの人が「私持っているから貸したげよっか?」といってくださったので、ありがたくお借りし、2日で8巻まで読んだ!(9巻まで出ていて、8巻までお借りした)。

登場人物が魅力的。
人情味溢れる話も面白い。
出てくる料理や材料に説得力(作り方や謂れ、上方と江戸の違いなど)がある。

澪のように、そして昔の人のように、四季の移ろいを楽しむ術を、私はもっと身につけたいなあと思ったり。

ただ、3冊目くらいから、作者の話の振り方というか持っていき方、伏線のはり方がわかってきたので、「あ、これが出てきたから、きっとこういう展開になるな」という予想がついて、ドキドキ感がなくなってしまった(サスペンスじゃないから別にいい)。伏線はすべて回収して綺麗にまとめて…順序良く話を書く作家なんだろうなと。


人生の岐路に立つことは多々あって、どちらに進むかは自分が決めること。

さて澪はどうするか。

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