祖母が亡くなりまして、今日と明日、お通夜とお葬式に参列します。
(…今から小松に行かんなんげん、という状況です)

ここ数年かなり身体が弱くなり、先日「終末治療が始まる」と聞いていたので、覚悟はできてしましたが、やはり淋しく切ない気持ちです。

私の死生観に多大な影響を与えた映画の1本に「今宵、フィッツジェラルド劇場で」という、ロバート・アルトマン監督の遺作となった作品があります。

ラスト近く、ある高齢の人物が亡くなる場面での「老人の死は悲劇ではない」というセリフがとても心に響き、今でも忘れられません。なんだかアルトマンにそう諭されたように思えてなりません。

生き様いかんというか、すべての老人の最期がそうであるとは限らないとは思いますが、私には全力で生きてそして旅立っていく祖母への一種のはなむけ、そして残された者にとっては慰めになる言葉だと感じています。


ばーちゃん、本当にありがとう。そしてお疲れ様。またね。

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