https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180109-00010004-theanswer-spo

もうかれこれ5年?くらい前…2013年だから5年前だな、チケットが取れたので大阪で開催された四大陸選手権を観戦した。そしてロス・マイナーくんの演技を初めて生で観たとき、彼がNHK杯で台乗り(=表彰台に立つ)できたのか、分かった気がした。

滑りがひっじょーに滑らかだったから。
本当によく滑る滑る!
とても美しい滑りだったの。
四大陸になると選手の力量にけっこう差があるので、彼は明らかに他の選手と違って見えた。

シングルは基本ジャンプ競技(ノブ・サトーいわく)、いくらスピンやステップ・ターン、姿勢などが良くても、まずジャンプが跳べて決まらないと始まらない。じゃあみんな同じくらいのジャンプ技術のレベルだったら?…あるいはジャンプが決まらない選手が続出したとき、生き残るのは?

表現力のある選手、あるいは基礎中の基礎であるスケーティングが美しい選手の…はず。

観客席で観るとスケーティング能力の差がハッキリする。
ただTVやオンラインだと分かりづらい、お茶の間には伝わりづらいだろうなあ。
全米4位から代表入り、2位で落選マイナーに配慮「今週、友が魅せたものを誇りに思う」
 フィギュアスケートのアダム・リッポン(米国)がツイッターを更新。代表選考を兼ねた全米選手権4位から“逆転”で2月の平昌五輪代表切符を掴んだ28歳は、同2位ながら代表切符を逃した悲運のロス・マイナーに対し、「僕の友がスケートで魅せたものを物凄く誇りに思う」を称賛する投稿を行い、米国で反響を呼んでいる。

 今回の全米選手権は悲喜こもごものドラマが生まれた。その発端となったのは、難解だった代表選考だ。グランプリ(GP)ファイナルを制し、今大会も2位に40点差をつける圧勝で制した18歳、ネイサン・チェンは順当に選出。しかし、残り2枠は混戦となった。

 実績上位だったリッポンとジェイソン・ブラウンがフリーで失速し、総合4位と6位に。表彰台を逃した一方、2位に躍進したのがマイナー。3位には17歳の新鋭、ヴィンセント・ジョウが入った。

 代表選考の結果重視ならマイナーとジョウ。実績重視ならリッポン、ブラウンが食い込むことになるが、最終的に選出されたのは今回3位のジョウ、4位のリッポン。ジョウの上昇度とリッポンの実績を評価した形だ。

 結果、3枠ある代表選考で代表選考2位の選手が落選するという悲運となった。“逆転”で代表入りを掴む形となったリッポンは代表発表後にツイッターを更新。「この事実について触れておく必要がある」と切り出し、語ったのはメンバーから漏れたロス・マイナーについてだった。

「これまで私が出会ってきた中で最もナイスで最高な人間の1人だ」
「これまで私が出会ってきた中で最もナイスで最高な人間の1人だ。今週、僕の友がスケートで魅せたものを物凄く誇りに思う」

 このように自らを上回る結果を残したマイナーを称賛。自らの喜びは胸にしまい、友の無念を思いながら、代表権を争ったライバルへの思いを明かした。さらに、ファンから「もし立場が逆であれば、異なる対応をしていたのでは?」という返信があると、リッポンは「それはない。ロスは偉大だった」と応答。一流のスポーツマンシップに多くのファンに反響を呼んだ。

「君も真に一流の人間だ」
「お互いにとって簡単なシチュエーションではないけど、2人のことを誇りに思う」
「2人のスケート人生に幸あれ」

 このように称賛のコメントが投げかけられていた。今大会の代表選考を巡っては有力候補だった女子のアシュリー・ワグナー、男子のジェイソン・ブラウンが落選。しかし、SNS上でワグナーは「今から貴女たちの応援団になるわ」、ブラウンは「2月は無我夢中で彼らを応援するよ」などと勝者を称賛するコメントを投稿し、反響を呼んでいた。

 悲喜こもごものドラマが生まれた全米選手権。リッポンも惜しくも代表切符を逃した盟友の思いを背負い、平昌のリンクに立つ。

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