In These Words

2012年9月24日 読書
これも一緒に買ってくるか。
…どうしたいのかしら?
コノハーラはスゲーんだぜ、一般文芸でも勝負できるのさ…ってこと?

「一般文芸枠で」というなら、ギリギリ「魚住くん」か「箱」あたりかな?とは思うけれど、「箱」はオビのひとこと(「~界の芥川賞」)が超余計(付けたい気持ちはわかる)。

「魚住くん」は大洋図書がとーっても上手いオビをつけたと思うし、どの層をターゲットにしているかよくわかった。

これはどうも中途半端だわ。


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秋林さんはコノハーラさんではなく、オビが気に入らない。

じゃあ直木賞だったらよかったの?…というのではナイ!ので。

賞の前に「~界の」がいらない、それ抜きで勝負してみろよ、ってこと。

もしかして巻末解説付きなのですか?
(まだそこまで見てない)
…ナントカしをんさんの?

ナントカしをんさんのことは、嫌いではまったくないんだけど(大好きってわけでもない)…。
kindleの近日販売告知を見て、e-mail登録をしてしまいました。

昔、北米で発売になったとき、日本の密林で「詳細はこちら」とあったので「どれどれ☆」とクリックしたら、そのまま北米密林ページに飛び「お買い物は日本で」と(日本語で)デカデカ書かれてあったのを見て、「てめーが『あっちへいけ』と云ったやないか!」と超ムカついたのに。

…にんげんだもの…。
じゃあこれは?
(…と夜霧さんに云ってみる)

年下くんが頑張って年の差障害を乗り越える…というのはちょろっと出てくる程度なので、夜霧さんの望みからはズレているんだけど…シングル女性の悩みだったり葛藤だったりは万国共通なんだなあと共感する1冊で、とにかく軽くて楽しく、読後の気分はとってもいいです。私は「ブリジット・ジョーンズ」よりこっちのほうが断然好きです。和訳の文章がセンスあるんですよ、ホント。ただし、表紙の絵はまったくイメージが違っててガッカリ。参考にしないほうがいいです。私は文庫化する前のハードカバー(いやソフトカバーだったか…)で読んだので思いっきり違和感。

誰もが振り返るほどのブロンド美人で仕事も成功しているのに、男運がまったくないフレイア。フツーだったら「痛い女性」として描かれていそうなのにそれは一切なく、とても素敵な女性だったりする。そんなフレイアの近くに友だちのジャック(いちおう年下)がいるんだけども、互いの意識とタイミングが合わなかったりで腐れ縁のような関係がずっと続いている。さてこのふたり、どうなる?

…とゆー話。

ふたりの会話がテンポ良いし、主要キャラクターがみんな魅力的。そうだなあ、ノラ・エフロン(「夢で逢えたら」「ユー・ガット・メール」)、ナンシー・メイヤーズ(「ハート・オブ・ウーマン」「恋愛適齢期」)の映画が好きな人には自信持ってオススメできます…けど、これ映画化すると聞いて早10年近く経つのよね…どうなったんだろう?

ちなみに私の希望キャスティングは――

フレイア:ニコール・キッドマン…今だったらシャーリーズ・セロン?
ジャック:マシュー・マコナヘイ
マイケル:スティーヴ・カレル
キャット:ニア・ヴァルダロス
フレッド:オーランド・ブルーム

これで脳内再生されていま…した(10年近く前なので)。

ぼくらがつきあう? そんなことがあれば豚だって空を飛ぶよ!
プロポーズされるかと期待してでかけたレストランで、フレイアは5年間同棲していた恋人に別れを切り出されてしまう。愛も家もなくして行き場のなくなったフレイアは、10年来の友達、ジャックのもとに向かった。かくしてふたりの同棲生活友人だったときには想像もしなかった波乱づくしの毎日がはじまることになるが……。
心はいつでも近くに感じるのに、ふたりの距離感はいっこうに縮まらない。「友達以上恋人未満」な関係に奇跡はおこるのか。
ニューヨークを舞台に繰り広げられるラブ・ロマンス!

本屋さんで見かけて「志賀直哉好きとしては当然でしょ!」ということで購入。

どこがどう名文なのかというのを、志賀作品の中から文章を引っ張り出して来ては「ここがこうで~」と章立てて説明しまくるという内容で、国文学者によるお堅い論文ではなく、志賀リスペクトを貫く一般人がカジュアルに論文形式で書いたみたような感じ。これはこれでいいけど…なんだろう、このものすごいギーク感は…志賀ファンじゃないと完全に置いていかれるだろうなあ。

人に「どうして志賀直哉の文章はすごいのか」を説明していいかわからない志賀好き向けの本…かな?これを読んで「志賀直哉ってすごいとわかった」という人は少ないような気がする。だってこの本を手に取る人の8割は「志賀直哉がすごいのは百も承知」な文章ギークだと思うから。なので「志賀直哉ってわかんない」という人向けじゃないですよ。

書いてあることはとってもよく理解できる…けど、ギークな1冊でした。

「白く花咲く」「白い花咲く」ではまったく違う…その違いにアナタは萌えられますか?…ですね。
ちょうどいい具合と時期に記事が出てたので、むさぼり読む。

伏線なんてない、あるのは衝動だけさ…って、ああ、よくわかるわー、それ。と本編読みながら夢生に納得したっけ。
「何でもトラウマに帰結させて、こんな人間が出来上がる…っていうのは本当は違うんじゃないの?と。だから負の欲望の理由も解明はできなくて、パワーはパワーとしてそこに存在している、と分かっただけなんだよね」

ソース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120108/bks12010807490014-n1.htm

ジェントルマン

2012年1月7日 読書
山田詠美の新刊が出たら必ず読みます。
…けど、今回は買ったのが年末だったので元旦に読了。

相変わらず人間観察が気持ち悪いくらいに巧みとゆーか。
実際に作業員として福島第一原発で働きながら、隠しカメラなどで取材を行っていたジャーナリストの本。

そして記者会見「冷温停止宣言の裏に潜む『ずさん工事』の現状」
http://blogos.com/article/27119/

東電とか日立とか東芝とか…なんて想像通りの体質。
いやになるなあ…。

Lamento -BEYOND THE VOID

2011年11月23日 読書
次はこれをプレイする予定。

茶屋町さんの絵で動くといいな…って、そんな無茶云うなー!
(どこまでも茶屋町派の私)



来年2月だったっけ?
色の抜けたウラシマンみたいな新作出るけど…う~む。

今のところ視野に入れてないのは、サイバーパンクっぽいから。
サイバーパンク語らせたら長くてうるさい私なので、やめといたほうが無難のような。重箱の隅、容赦なくつっつきそうだし。あと絵がな~…。とりあえず様子見。

先入観

2011年11月23日 読書 コメント (2)
「深呼吸」読んだのですけど。

ネタバレはしません。抽象的なこと書きます。

えっとですね…けっこう前に観た「ストレイト・ストーリー」という映画を思い出しました。

とっても感動的で心温まる素敵なお話だけど、監督がデイヴィッド・リンチだから終始そんなワケがない、きっとこの片田舎で殺人が起きるんだわ、次のシーンで部屋のドアが開いたら死体が転がってるに違いない、誰かが叫び出すわよ…と緊張しまくって観たのに、結局、最後までじんわりと心温まる内容でした。監督がリンチという先入観のために無駄な緊張感を持ちすぎてしまい、いい映画だったのに、観終わった後、どっと疲れてしまいました。あんなに緊張感を持ってハートウォーミング映画を観たのは、後にも先にもこれだけになるでしょう。あー、先入観って怖いですねー。

そんな感じ。

なんじゃそりゃ?
地下で大好評(自分で云うな!)連載中の攻略日記…の元ネタゲームがノベライズ化。

ゲームやってないと「は?」と思う箇所が多い…のは、いた仕方ないとして。

薄。

なにもかも薄かったなあ<ノベライズ
ここまで薄いとは思わなかった。
悪くはないんだけど、引っ掛かるものがない。

届いたので読んだら40分で読みきってしまった。
それだけ文章が少ないってことだと思う。足りない。

読み易すぎて残らない。引っ掛かるものがない。引っ掛かってくるものもない。
そもそも深く刺さるフックがない。

この1冊読んで「ああ、スイプーってこんな話なんだ」と思われたら、かなり困る。うむ。話はちゃんとゲームの内容をトレースしているので、ベツモノとは思わないけど…そのラストを選択するとはなあ…むう。

奈良画伯で「絵がコロコロ変わる」絵師に慣れてるとはいえ。

オニツカさん、アナタまでもが?…というくらい違います。

オニツカさんが茶屋町さんっぽくなったらこんな感じ?って感じかしら?<今の絵

昔より今の絵のほうが栗城さんの文章には合ってるので、これはこれでいいのかも。

星みっつ ★★★


やー…アタシの直感、大当たり。

ゲームやってから読むべし。
文庫が出た。

3年で文庫化するのか…持ち歩きにいいからこっちも買おうかな。
面白かった☆

ただ表題作をもっと読みたかったなあ。




で、現在(騙し絵時代)。


…こんなに違うんですよ。


以上、一般の方に訴えてみたかったのでした。
これは昨年(色白時代)。
これも画伯なんです。

ちなみに2006年(般若時代)。
実はこれも奈良画伯。
2004年です(スレンダー時代)。
ちなみにこれが「龍&Dr.」シリーズの1巻。
2005年のもの。

DNでリンクさせて頂いている方で、一般人の方(どーゆー意味?)は「秋林さんが、画伯と読んでいる人ってダレ?」と思われているかもしれません。

画伯というのは、奈良千春さんというイラストレーターなんですけど。
(私が勝手に画伯とお呼びしている)

最初はこんな感じの絵だったのです。
あ~わかるわかる。

社会に出てなににビックリしたって、マジいろんな人がいるということだった。中には大変困った人たちがいて…そんな人と仕事上どう付き合っていくかっていう技術を、この何年もコツコツと学んできたような気がする。

ちなみに私がイヤだった順は。

1.セクハラ野郎
2.人前で大声で罵りながら怒る(叱る、ではない)人
(自分はされたことはないけれど、している人をハタから見ているだけで腹が立ち、ストレスになる)
3.同僚の悪口を云う男(給湯室井戸端会議の女はまだいい。ガス抜きなところがあるから)

私の対処法

1.丁寧語と尊敬語をマスターし、相手を尊重しながら毅然と対応する。
2.黙る。もし自分にされたら聞き流す。
3.心の中でそんな男を「かわいそうな人」と軽蔑する。自分がされたら、まわりに「そんなことないよ」とわかってもらえるよう努力し、云った本人に対しては「きっと疲れてるんだろうな」と思うようにする。

う~む。

病的な人たちと、どう付き合えばよいのか?すぐにキレる上司、話を聞かない・空気が読めない部下、悪質な噂を流す同僚、無理を押しつける取引先。平気で人を傷つける人たちの心理と身を守る法を徹底解説。

◆「江」茶々の恋

ソープオペラとゆーかメロメロメロ~ドラマとゆーか。
猿と茶々の一大ラブロマンス。

大河なの?これ?

ゴメン、なんか萌えない…。

http://www9.nhk.or.jp/go/


◆「おひさま」

酒に酔った勢いで和さんに逆プロポーズ!
あんな素敵な人だったら、そりゃー好きになっちゃうよ~。

いいなあ♪
うらやましい~!
私も和さんみたいな嫁が欲しいよう!

…え?ヨメ?

http://www9.nhk.or.jp/ohisama/

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