いや野島さん、アタシも連載当時まったく同じそこで「え?なんですって?『このオタンコナスーーーーッ!』?英ちゃん…アナタ本当に19歳?」ってマジ思ったっス。

(6巻17ページ参照)

『BANANA FISH』内田雄馬さん×野島健児さん×瓜生恭子プロデューサー座談会(前編)|少女漫画らしい「繊細さが必要な関係性」に試行錯誤
https://bit.ly/2PaBqdP
(なかなか男性視点は興味深い)

いや、マジで早けりゃ今週、遅くとも来週「オタンコナスーーッ!」の回ですよ?

6話だったかに出てきた「アマデウス症候群」と同様、いまどきの子は分からない言葉だから突然「オタンコナス」が検索ワード上昇するかもしれないな…(英訳…アマゾンさんどうするんだろう?)。

今度の木曜放送分は「#09ワルツは私と」ってタイトル、なおかつ以下、「1話に対して作画スタッフ尋常じゃないほど多すぎな件」で推測するに――

脚本:瀬古浩司
絵コンテ:宍戸淳
演出:宍戸淳
演出助手:牧田佳織
シーン総作画監督:林明美
作画監督:山田歩、新井伸浩、新沼大祐、真島ジロウ、飯山菜保子、高乗陽子、秋田学
作画監督補佐:久木晃嗣、田中志穂、青木里枝
料理作画監督:伊藤憲子
総作画監督:山田歩

(作画系監督どんだけいるんだ…)

料理作画監督って肩書あるのね…ってか、料理か、となるとああもうあの場面なのか、そりゃ力入るよな、8話のユーシスお出かけ服ですらあんだけ(原作以上に)力入ってたんだから、そりゃアッシュになりゃスタッフ総力で取り掛かるわさ、ちょっとでも作画が狂ってたら(特に)古狸ファンにめっちゃ叩かれるのが目に見えてるしなー。

普段アニメを観ない私ですら1話目から「力入ってるな、作画スタッフはマジ命かけてるな、ダイジョブやろか…」と心配してるレベルだもの。アニメーターは低賃金で頑張ってるとよく聞くので、「作画が落ちた」と思ってもあんまり責めたくないんだよね…。

そしてその後は怒涛のローラーコースター(+オタンコナス)、「おまえら!振り落とされないようちゃんとグリップ握ってろよ!」な展開だから作画命にもなるし…作画の人、ダイジョブですか?としか云えず。

それにしても今後2~3話くらい、つらい内容が続く。
連載当時、ものすごいショックでしばらく生活に支障が出た。
(そして最終回のショック…引きずったまま今年24回目の夏)
たぶんアニメ化でゴネた理由のひとつが「もっかいアタシはいろいろとしんどい思いをせねばならぬのか!うおーー!」ってのも確実にあるだろうな…。

まったく今年はいろいろと心情的にしんどいわ。
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★第7話 リッチ・ボーイ
トレイラー→https://www.youtube.com/watch?v=ksd4Yo7M2Zw

なかなか面白いトレイラー♪
個人的には第2話に匹敵するかなー。
ゴルツィネの追手から逃れ「ウエストウッド42-102」の住所を頼りに、ロスアンジェルスに向かうアッシュ達。
マックスの元妻・ジェシカと息子・マイケルが住む家に立ち寄った後、謎の住所の屋敷を訪れるが、屋敷内から叫び声が!

80年代の設定を現代にするにあたり、もっとも「それどーすんの?」という場面が出てくる第7話。そしてユーシス登場の回でもある。

原作は当然ながらWindows95もない時代設定――ジェネレーションXのアッシュはドースン家のPCを「パスワード」を探り出してハッキングしてた。アニメのジェネレーションZアッシュだと、はてさてどーする?…ってUSB使ってクラッキングしましたよ!おおナイス!最新!…って、いやそれはそれでいいんだけど、いったいどこからそんなUSB出してきたの、アッシュ、アナタいつも持ち歩いてるの?…で、ドースンさんもなんでPCのOSがXPのままなのさ?…というツッコミがついつい出てしまう。まあUSBはどっかから調達した、XPなのはドースンさんがケチで「ダミーPCに金なんぞかけられるか!」だったからということにしよう。原作へのオマージュでOSを古くしてみたのかもしれないし、あるいは本編だけで終わらずに「光の庭」までやるつもりだから実はこの時点で7年前の設定なんです、まだギリギリXPでもダイジョブ?…ってのも考えたんだけど、アッシュのスマホが最新に見えるからたぶん違うよね。

モダン化へのアップデート対応で一番目立ってしまうのは、こういう情報管理や通信系ネタとはいえ、アニメ「BANANA FISH」は手段のモダン化よりもその周辺や時代情勢、そして価値観の変化の確認と対応が足りない気がする。無理してキャラにスマホを使わせなくてもいいと思うし、使わせてもそのスマホに出てきたユーシスの国籍が「British Hong Kong」(香港政庁)…って、えー!?香港は1997年に中国に返還されてますから、ユーシス生まれてませんって!…無理だろ!ってか、やっぱやっぱ7年前の設定か?そうなると14歳になっちゃうし…と混乱してしまう。

アラ探ししたいわけじゃない。
でも「SMG」同様、もう少しチェックをして欲しい。

で、肝心のストーリー。

ショーターが…もう観ててつらい。

「BANANA FISH」の良さのひとつに、キャラクターたちの仲間を大切にする思い…その姿が本当に尊いことがある。アニメでもよく描けている。監督のこだわりを感じる。アッシュが英二を大事に思って「日本へ帰れ」という場面は背景まで美しい。ジレンマに陥るショーターがユーシスにナイフを突き立てる場面は…とにかく切ない。私もいろいろ思い出しちゃって、またつい重い気持ちになってしまった。

それにしてもショーター…アニメではめっちゃカッコいいというか、なんですか、あの背中のラインの色っぽさは!おかげでユーシスとの場面は、とても悲しいのにえらく美しく見えた。すんごい力入ってた場面だったなー。


声優陣について。

イメージに合う合わないは人それぞれとして。
とりあえず7話まで観ていて思ったのは――

1.外国映画吹替の声優さんが多い。
2.ショーター役の古川さんが非常に上手い。

1はですね、映画ギークで字幕だけでなく吹替も必ずチェックする私から指摘されてもらうと、BFの声優陣はチョイ役ですら豪華で「この人!」という人がちゃんと役通りに配されている。たとえばジェシカ。演じてた深見さんはサンディやアンジーなど快活なタイプのA級ハリウッド女優をアテている声優さんで、吹替ファンに人気がある。マックス役がジョニデの平田さんなので、ふたりの演技を聞いていると一気に外画な雰囲気になる。ユーシスのばあやの定岡さん。外画では年配の女優さんをよくアテていて、「スパイダーマン」のおばさん役が有名かな?ジェンキンズ警部の小形さん。これという作品は思い浮かばないけど、エンドクレジットでよく名前を見かける。そしてまだ出てこないけど、ブランカ役の森川さん。外画吹替界ではもう本当にスゴイ。個人的には山ちゃんより森川さんのほうが好きだ。

原作がもともと海外ドラマや映画っぽい作りだし、そもそもアメリカが舞台なので、配役には頷ける。適材適所という感じ。この前亡くなったゴルツィネ役の石塚さんが「全体のトーンとしてはアニメというよりも外画の雰囲気を醸し出しています。」ってコメントされてたし(石塚さんのリーアム・ニーソン…)。

2に関しては――古川さん、素晴らしいね。

私がアニメで苦手なのは、キャラクターが常に同じハイテンションで喚いたり叫んだりすること。あとダイアローグでアニメ独特というか変な間があること。聞いてて観ててしんどいこれらが、BFではほとんどない。内容の濃さ含めて会話(ダイアローグ)はこのストーリーにおいて重要なポイントとなるので、疲れるハイテンションや変な間は命取りにもなりかねない。よってそういう面においては監督は(今のところ)正しいディレクションを行っているといえる。

7話での古川さん、福山さん相手に心情を爆発させるんだけど、落ち着いたトーンから「毒蛇め!」までクレッシェンドに怒りが満ちていく様がマジ素晴らしかった。ショーターのジレンマだけでなく、いかにユーシス役の福山さんがいらやしい演技(笑)をしたかまで、よく伝わってきたよ。福山さんはハマり役というか、もうユーシスにオンリーワン、反則だろ!(笑)

というわけで、今のところキャスト陣では古川さんがピカイチ。

7話観た後、8話の予告(トレイラー)を確認していたら、飛行機に乗っているショーターがチラリ。

…それだけでもうつらいわ。
そしてこれからどんどんつらくなる。

♪胸に刺さったナイフを抜けずにいるの 抜いたその瞬間 飛沫をあげて涙が吹き出すでしょう♪

24年間、抜けずにいる――……そうか、これが沼というものか…。
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★第6話 マイ・ロスト・シティー
トレイラー→https://www.youtube.com/watch?v=j6h1INVfMtQ

こらこらこら!
アタシの大好きなニワトリ泥棒するアッシュとショーターのエピソード、本編から端折られて予告にされとるではないか!まあ6話にしてまだ原作4巻あたりだから…とりあえず予告に入れてくれただけでもありがたいと思っておくか…。あー…でもこのままだと「ラーメン食いにいこうぜ」「お前のいう『まともなもん』ってそういうもんかよ」の微笑ましいふたりの会話や、カボチャの思い出話も予告にされちゃうのかな…。くっそー。
グリフィンが「バナナフィッシュ」の資料や写真を残しているのではないかと考えたアッシュ達は、アッシュの故郷であるケープ・コッドへ向かった。
アッシュの家に着くも、父・ジムには冷たくあしらわれてしまう。
アッシュを追い出そうとするジムに、英二とマックスが理由を問い詰めると…。


なんつーか、連載当時はコドモだった私だけど、大人になってこうやって今、アニメでアッシュパパのアッシュへの扱いの酷さを観ても…やっぱ怒りはさほど感じない(驚きはしたが)。「世の中いろんな人がいて、中には自分が想像つかない考え方する人もいる」「自分に力がなく、どうもにならないときは諦めるしかない」とか思ってしまうのは変わらなかった。スレたガキだったな、私も。

パパはアッシュへの愛情がないわけじゃないし、どうしようもなく悪い人間でもない。ただ素直じゃなくて(アッシュの口の悪さや性格はパパ似だよね)、父親として息子の育て方に失敗した、子育てに向かない男だっただけっつーか。それでも彼がそんな男じゃなければ、アッシュはもっとフツーの人生を送れていいたかもしれないけど…。

悪口雑言な父親に対し、アッシュは行動で反抗した模様。
銃の練習でお酒のボトルを的にしていた場面。空ビンじゃなくてしっかり中身が入っていた。店の売り物をコッソリ持ってきたと見た。ひっでー(笑)。

BANANA原作は7巻くらいまで容赦ない上に、吉田秋生は物や比喩を使って心情を丁寧にかつ抒情的に描いていないから(今では信じられないことだけど)、アニメは時間がない中でそこらへんをものすっごく補足している感がある。セリフを追加せずに、やたら背景を美しくしたり、原作にはない描写…小さい頃の兄弟写真を入れてみたりアッシュの涙を影に落としてみたり(これは5話ラスト)…だから7巻くらいまでペースは遅いのかもしれない。ただアニメだとどのキャラも沸点低いぞ!(笑)

最後の迷子になる場面。なにか説明つけたほうがよかったかも。スマホ使わせるなら、アッシュにドースンの名前を検索させるより、道中電池切れでみんなのスマホ使えず→ロスト→ここどこよ?…のほうが話の進行・展開的に説得力あったんじゃないかな。また云われっど~「仕方ないよ、もともと80年代のマンガが原作なんだし」って。

とかなんとかいろいろ文句はあるけど、ちゃんとホメるところもある。

アニメ屋らしく、アクションシーンは本当によく動く動く!
中でもアッシュの動きがカッコよくて美しい。

窓を跳び越えて店の中に入って、カッコいい所作で手を後ろに回したり。
スライディングして銃を取ったり。
(無駄に)前転させて荷台に飛び乗ったり。

アッシュの一挙手一投足はやたら力が入っていて、どんだけ特別扱いしてるのさ?ってなくらいのカッコ良さなんだけど、実はそれは正しいアプローチであり、アッシュは常にカッコが良くないとアカン存在、だから誰がなんと云おうと特別扱いせねばならないのである!…なんで?って、そんなの原作読めばわかる!っつーか、アニメに期待するのはみんなそこだから。アッシュは80年代後半~90年代半ばの少女マンガ界に君臨した、最大のスーパースターだったから。だからみんなものすっごいチェックする。

髪の毛のアウトラインがひとりだけブラウンで柔らかそうだとか。
とりあえず体のラインがちゃんと分かる服を着させてるとか。
泣かすときはポロリキラリと涙を見せるとか。

めっちゃ特別扱い、アッシュに関しては製作側でもすっげーチェック入ってそうだ。

あとは…そうだな、アニメではよくキャラが衣替えをする。逃避行のように余裕のなかった中、いろんな服をまあ持ってこれたよね?(…とくに英二、その服はなんだね?)

とゆーわけで、次回の舞台はL.A.――果たしてあの会話は放送できるのか!?
(「隣のおねえちゃんの****シリーズ」「隣のおにいちゃんの*****シリーズ」「大股開きさせられるのがオチだぞ」)

逃げるなよ!>Project BANANA FISH
「BANANA FISH」6話。
感想はあとで書くとして。

今回のはちょっとマズイよ、痛恨のミスを発見。
真剣に見てた英語圏の人、ポカーンやろて。
(アタシは今朝、買ったばかりのFire8ちゃん♪で思わず二度見した)

頼むよ…制作陣、スペリングを確認してくれよ…。
そんなに時間がないのか?

× Dairy → 〇 Daily

たぶん新聞名を「日刊ケープコッド」にしたかったんだろうけど、
あれじゃ「酪農ケープコッド」だっつー…。

アッシュのパパは酪農家じゃねーぞー!
説明してくださってる方が!(例の刻印の件)
https://twitter.com/SGC_USAF/status/1025292694220754947

やっぱりー。
ミスは残念だけど名作なのは変わりないから…くっそー…でも惜しいよな…。

でもって「おっさんずラブ」の公式本、届いた。
これについてはまた今度ー☆
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★第五話 死より朝へ
https://www.youtube.com/watch?v=dvjBVqJeiQk

ジェンキンズの計らいにより、保釈されることになったアッシュ。
グリフィンが死んだことを知ったアッシュは1人でゴルツィネの元へ向かおうとする。しかし、英二はグリフィンが殺されたのは自分のせいだと言い張り、アッシュに無理矢理ついていくことに。


ラストシーンの演出が上手いなあ、ホメたい!…んだけど、気になった点が少しあって、なんか感想がぼやける…。

チャイニーズマフィアが出てきて、アッシュに銃(S&W)を渡す場面。

ぼけっとしたながらも、銃がめっちゃアップになったので、つい見つめちゃったんだけど。

「SMG」マークが刻印されているやんけ!

その昔、金属製だったと思う…ずいぶん年季の入った重くてホンモノのS&Wモデルガン(ヘンな日本語だな)を「アッシュの銃ね」と「残念の会」のメンバーが貸してくれて、なんでか誕生日プレゼントでもらったクラリック・ガンと合わせ、みんなで学ラン着こんでガン=カタごっこして遊んだことがあった。その際に「SMG」刻印の話を聞いたんだよね。なんで「SMG」?「S&W」じゃないの?って。そしたら「モデルガンだよっていう日本製マーク」だと回答があった。たしかモデルガンの持ち主であるBBくんのパパが教えてくれたような?

…ってことはつまり。

アッシュ!アッシュ!
その銃(S&W)、撃てませんって!

(いやまてよ…日本だとアニメで描く銃でもモデルガンマークが必要だとか?)

あとアッシュが英二に銃の説明をする場面も…う~ん。

製作にピストル番長はいないの?
(1話の感想の時も同じこと云ったな…)
ハッキリさせてくれい!

まあそこまで気にして観る人、いないか。
ただワールドワイドにアマゾンで作品リリースしている以上、おかしな銃器類を描いたら本場の人には指摘されるかも?

でも私は銃が出てきてももうスルーしよう…って、あとからすっげーバトルシーン出てくるけど…。

もひとつ。

コルシカマフィアがボス(タコおやじ)に詫びる際に頭下げる?
(原作もそうだったけ?あれ?)
ものすごく日本的。あの場面だけすごい違和感。

舞台はNYCだけど、日本のアニメだからこれも仕方ないかな…。
う~ん…。

六話はとうとうケープコッドだ。

アッシュのパパ、アニメだとなんかめっちゃヘミングウェイに似てるんですけど…。

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★第四話 楽園のこちら側
トレイラー→https://www.youtube.com/watch?v=-lBSNroEtdA
(今回のトレイラーの内容…ショーターと英二のやりとりもよく覚えておいて欲しい)

サブタイトルはF・スコット・フィッツジェラルド『楽園のこちら側』(1920年)。うわー懐かしいな~、原教授、1回生のときの課題図書のうちの1作品がアニメで出たよ!教授の英米文学概論、取ってて良かったわ~(笑)
アッシュから頼まれてメレディスの医院を訪れた英二の前に現れたのはオーサー達だった。
しかし、医院の奥の部屋から出てきたグリフィンを見たエイブラハムが途端に混乱し、グリフィンを撃ってしまう。
英二はグリフィンがエイブラハムのことを「バナナフィッシュ」と呼んでいたことから、彼のことではないかと推測するが、伊部に日本に帰国するよう告げられてしまう。

原作のペースを思えば1~3話がものすごく早く展開していったのに、4話は登場人物が抱える…パーソナルな背景がそれぞれ描かれたので(アッシュとマックス、マックスとグリフ、英二と伊部、マックスの親権裁判などなど)ので、実はゆっくりな展開なのに、内容が濃いために時間の経過が早く感じられた。ちょっとでも気を抜いてたら、たぶん、あとで理解に困るよ?ってくらい。原作が頭に入ってる私はダイジョブだけど、アニメで初めてという人は気を付けて(おさらいも欠かさずに)。

アッシュに送られた刺客やちょっかいかけてくるガーベイ(そーいえばマービンもガーベイって名字だったのにクロスビーに変わってたね)、同房の男などがちょっと原作と変わっていた。ただガーベイの急所刺すのは(アニメオリジナル)…やりすぎのような気がする。ビコーズ、アッシュは自分への攻撃に対し、感情にとらわれて復讐するとは思えないんだよね。これが自分へのじゃなくて英二がなにかされたら殺すくらいの勢いになるだろうけど(それでもまだ先かな)。刺されたガーベイの顔も品がなかった(舌なめずりとか含めて)。ゲスに品もクソもないんだけどさ…私、吉田秋生が描く、殺される瞬間の「なんで俺が?」って表情が好きなのに…白目剥く表情ってちょっと違うんだよね…。まあ、アッシュが復讐することでスカっとする人もいるだろう、アニメオリジナルのアッシュってことで。

原作ではアッシュへの刺客はフツーの男だったんだけども、それをガーベイにさせてしまったこと、そしてブルという奴を登場させたことによって、「アッシュを狙う登場人物はみんなヘンタイのゲイ」って印象が強くなっていた。正直、今の時代、これでダイジョブかなと心配になっちまっただよ。ただ、アッシュが過去どれだけ凄まじい虐待を受けてきたか、なんで彼にみな吸い寄せられてしまうのか、あとから「そういえば」「だからかー」と思える理由になるもしれない。う~む。

前回の感想で吉田秋生の作風について「抒情的な画はほとんどない」「物を使っての隠喩を(ほぼ)描かない」と書いた。今回もアニメはそこを補うように描いてきた。ラストでのアッシュとマックスのやりとり。感傷的な音楽が流れる中、アッシュがポロっ見せる涙、マックスが手に持つバーボンのボトルに書かれた"Drink because you are happy, never because you are miserable."…なんとも切ない。

あとはそうだな…ちょっとショックだったこと。
ショーターのパープルモヒカンが維持されてしまったー!
スキンヘッドにならなかったー!
サンプラザ中野じゃなくなっただよーーーー!
(アタシの青春のおもひで…)

5話トレイラー見た。
このペースなら6話ではもうケープコッド?
あースタインベックの「エデンの東」…内容はちょっとそれ風だし、作家の時代も合ってる…けど、ベッタベタすぎる+ネタばれするやん+作品名は内容と完全一致しているわけではない…ので、さすがに違うやろて。アタシがPでもDでも付けんわ。

作画が少しづつ落ちてきた…まだ綺麗なほうとはいえ…ダイジョブやろか…。
これこれこれ!ありがとう、ありがとう!
涙出そう…。

https://twitter.com/hamukame69/status/1021054403028176896
https://twitter.com/haruharummy/status/1022094456449716224

私も扉絵だけ切り取って缶に入れてたんだけど、引っ越しの際に失くしてしまった。カレンダーも出て部屋に貼ってたけど、それも失くしてしまった。で、イラスト集が出ると知って扉絵とカレンダーの絵が一気に転載される!と思ったら、全部じゃなかったの!がーん!

だけど今日買った「フラワーズ9月号」に載ってたガイドブック復刻版の広告に「オール扉絵コレクション」って書いてあったから、たぶん全部載るハズ!(1枚1枚当時のサイズじゃないだろうけどさ)

しっかし…アニメのほうも「アッシュと英二」あるいは「アッシュ」が表紙になってる雑誌がいろいろ出てる/出るみたいだけど、なんか違うというか、いやそうじゃなくてというか…コレジャナイ感ハンパなくて。

たとえばこれとか
https://twitter.com/spoon_B/status/1022786293590183936
これとか
https://twitter.com/bananafish_tv/status/1017585972547018752
(もはや英二が別人28号だな…)


原作廚と云われようが知ったことか!
くそ!夢がねえ!
買っちまっただよ!
「YASHA」以来だから…15年ぶり。

ずっと単行本、および立ち読みで済ませていたし…そもそも15年前だって「YASHA」全プレのためだったし…。

一番驚いたのは…今、600円もするんかい!
ひーえー。

「YOU」の休刊のニュースが入ってきたとき、女性向け漫画誌の発行部数が出てきて、フラワーズが一番少なかった。ちょっとマジですか?って感じ。
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★第三話 河を渡って木立の中へ
トレイラー→https://www.youtube.com/watch?v=RyilQYo8vVA

サブタイトルはアーネスト・ヘミングウェイ『河を渡って木立の中へ』(1950年)。ガーン。アタシ、この作品は読んだことがないのー。

トレイラーにおけるキャラたちの会話がめっちゃ軽いと文句いってる原作ファンの人へ。

気持ちはすんごいよく分かる。でも思い出して欲しい。原作がまだ連載中、ハードな展開の連発で心がゼーハーとしんどいとき――本編とはなーんにも関係ない扉絵のアッシュと英二の姿…その数々に癒されなかった?

楽しそうなキャラたちの会話は、その扉絵みたいなものと思っている。
これ大事。
刑務所に送られることになってしまったアッシュ。
同室になったジャーナリストのマックスは、刑事・チャーリーからアッシュの面倒を見るよう依頼されていた。
しかし、若く容姿のいいアッシュはゴルツィネの息がかかった囚人・ガーベイに襲われてしまう。
運ばれた医務室でマックスが「バナナフィッシュ」について調べていたことを知り…。


♪はしょるーはしょるーおれーたちー♪
尺詰めのため、エピソードや登場人物、セリフが極限まで削られていた。なんとか話は通じるので原作未読派でも大丈夫だけど、それでも登場人物が多いからしっかり観ないとついてけないよーって感じ。

そこは制作側も分かっていて、視聴者を援護射撃するかのようにどーでもいい雑魚キャラは顔が刷新され、印象に残らない顔立ちになっていていた。吉田秋生がこんな顔描くわけねーってなくらい見事なアニメ顔。ガーベイや刑務所医はこれ以降に出てくるキャラに似ているから(吉田せんせい、ごめんなさい、描き分けなってないとゆー意味ではないの)、ごっちゃにならないようにそうしたんだろうなあという意図が感じられる。

マックス登場。ちょっと平田さん…軽いかな?と思ったけど、BGMが悪いと気が付いた。なんだあの木琴の音は?

♪はしょるーはしょるーおれーたちー♪
アッシュがマックスに「ルポなら別のライターのほうが面白い」といった場面。原作では名前が「バーチェット」だったけど、アニメでは「オースター」になっていた。こういうちょっとした名前の変更…アメリカ作家の名前を使ってる(たぶん「ポール・オースター」から)。オースターが出てくるなら、1980年代を代表するジョン・アーヴィングあたりもどこかで出して欲しいわー。

さて。「BANANA FISH」アニメ化に課されるハードルのいくつか。1話は「アフリカ系のいい奴は真っ先に殺される」、2話は「児童*ルノ」、3話は…襲われるアッシュに英二とのアレな場面。これ以降、このアニメを観るかどうか、視聴者をふるいにかける瞬間の到来…ってか、舌があんなに動くとは聞いてない!(笑)。監督のこだわりか?…ちなみに図書館の場面は原作通りで…いつも思うんだけど、やっぱ吉田秋生は配慮をするというか…事後を描くタイプ。そこに「少女漫画」カテゴリを感じる。

ただ吉田秋生は、暗喩や隠喩はセリフに含ませてバンバン使うくせに、画は(時に情け容赦なく)ストレートに描くタイプの作家でもある。なので抒情的な画はほとんどないというか、物を使っての隠喩を(ほぼ)描かない。セリフの端々、キャラの視線で察せよという感じ。アニメ(や映画)は「画が命」であるので、房の中にある蛇口の水滴から見える話し込んでいるアッシュとマックスだとか、落っことしたもの言わぬバナナからの視点だとかが描かれ、なんとも抒情的な雰囲気を醸し出していた。その分、原作における各セリフのカッコよさがアニメでは表現が大変だというか、どこまでできるか、演者と演出のでっかい試練になると思う。

伊部さんが英二におつかい依頼。さすがに「サンデー」に変わってたな。
だって「マガジン」は講談社。 
「別コミ」(当時)は小学舘だから、そりゃ「サンデー」になるわさ(笑)。

そして見事なクリフハンガーで終了。

あ、今日、4話目だわ。
サブタイトルがフィッツジェラルドの著作名じゃないのさ。
だったらスタインベックとかカポーティあたりも出てきそう…わかんないけど。

ショーターの*がちゃんと**になってますように!…ってか、なってなきゃヤダ!
(だからあのトレイラーの会話なんだよね?)
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★第二話 異国にて
トレイラー→https://www.youtube.com/watch?v=yySyys5enNU
オーサーの仲間に連れ去られてしまったスキップと英二。
2人を助けに向かったアッシュは、オーサーと手を組んだゴルツィネの部下・マービンに捕まってしまう。
アッシュの機転で逃げ出そうとする3人。さらにショーター達も現れ、乱闘が始まる。
逃げるマービンを追うアッシュだったが、部屋に入ると意外な光景を目にすることに──。

サブタイトルはアーネスト・ヘミングウェイ「異国にて」(『ザ・ニック・アダムスストーリーズ』の1本)より。あんまり内容と合ってるわけじゃないかな…。

1話目と同じでよく動く画。「アニメならでは」を意識しているなあと感じた。たとえば、アッシュの見開いた緑の瞳の中に浮かび上がる塀を跳び越える瞬間の英二の姿だとか、マービンがアッシュを撃とうとする場面にすーっと引いていく視点(カメラ)だとか。前者は英二に一目置くアッシュの気持ちが伝わってくるし、後者は臨場感がある。映画っぽい画作り。

「BANANA FISH」において出てくるタブーのいくつかのうち、最大のものが児童*ルノだと思うんだけど、そこのきわどさをアニメでどこまで描けるかってのがやっぱり気になるところで。アッシュが主役である以上、「あ、今の時代、それナシよ、端折るから」だと話にならんのでね…と心配していたが、警官の汚職含めてちゃんと描かれていた。原作もエゲツない描き方はしてないとはいえ、海外でもリリースされることを思えばよく残した、といっていいのかも。

フォークナー刑務所に送られてしまうアッシュ。このフォークナーって(原作でも同じ)やっぱウィリアム・フォークナーからきてるのかな?…20世紀を代表するアメリカ文学がちょくちょく出てくる作品だけど、アニメはもっとそこに焦点を当てているのかもしれない。

OPとEDを初見。

OP。Survive Said The Prophet「found & lost」
「BANANA FISH」にロックを感じたことは一度もないんだけど、「ロック=反骨精神」だし、派手なほうが「掴みはOK」なので、まあいっか。9割日本語で歌われているのにたまに日本語に聞こえなかったり。そして内容…地下鉄の戦いまでシーズン1で描くのかな? ユーシス、ケイン、シンが出てくるけど、ブランカはいない。ってことは「メジャーリーグ復帰おめでとう」(byユーシス)までか。

ED。King Gnu「Prayer X」
私が「アニメ許していいかも…」と思ったのがこのEDが素晴らしかったから。ラフ画で描かれるアッシュ――生きるだけで心は精一杯の日々、水の中に落ちていき、底から水面を見つめる――誰か彼に手を差し伸べてほしい、心臓の右と左はアッシュと…。歌詞見て泣きそうになった。ああ、これ…そのまんまアッシュだわ。
COMMENT
幼い頃、兄弟の部屋の本棚に並んでいた『BANANA FISH』を当時夢中になって読んでいました。
この不滅の作品と、こうしてまた巡り会えたことを心から感謝致します。
物語の登場人物たちも現実世界の僕たちも、生きていく中で苦悩し、もがき、心の何処かで祈っています。
その先に待っているのが絶望なのか救いなのかはわからない。でも今は祈ることしか出来ない。
『Prayer X』は誰しもが持つ葛藤と祈りの歌なんだと僕は思います。

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設定が80年代から現代へ。ベトナム戦争→イラク戦争のほか、各キャラクターのデザイン、セリフなどもそれに合わせてチェンジ。

原作は1985年から9年にわたる連載(といっても休載期間はあったよー、私が覚えてる限り)中に、世界情勢が怒涛のごとく変化+NYの治安が良くなった+インターネット登場+9.11テロ+監視システムの構築…などなどを経てしまったのに、80年代の時代背景と価値観がどこかに残ってしまうストーリーと設定で大丈夫なのか?!…と心配していたのだが、1~3話を観た限りそれらそもそもの問題は「全部ナシで」状態になっていた。言葉の選択やガジェットは現代のものに置き換えつつ、目立つところでキャラクターにスマホ持たせる程度、ほぼ原作通りに話は進んでいった。なんだかなと思いつつも(とくに米国のみなさんには違和感あるだろうが)、それはそれでいっそ清々しいかもしれない。

今さら説明するのもなんだけど、原作は80-90年代を代表する少女コミックの名作であり、アッシュと英二はほぼ聖域と化したキャラクター。ファン脳内にあるものが至高なゆえ、「声のイメージが合わない」とか「なんだその演出は?」と云いたいことは山ほどあるし、これから話が進むにつれ、さらに出てくることは必須。この私も正直云って毎回えづきそうなるほどしんどかったりする(だれか助けて)。

ちなみにこの作品、アマゾンプライムビデオで世界リリースされている。日本以上に米国では煩いだろう小児科(という書き方にする、ゴメン)が出てくるし、BLじゃないのにBL扱いされないかも個人的にまじデリカシーな問題だったり。ワールドワイド対応で原作のキモが改悪されたらアニメ化のイミないじゃん!…なので、ここまできたんだから制作側にはギリギリまで頑張ってもらいたい。逃げるなよ!

★ 第一話 バナナ・フィッシュにうってつけの日 A Perfect Day For Bananafish
トレイラー→https://www.youtube.com/watch?v=zlrmuIdRQ5M
ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ・リンクスは、17歳にしてストリート・ギャングをまとめ上げていた。ある夜、アッシュは自身の手下によって銃撃された男からある住所とともに「バナナフィッシュ」という言葉を伝えられる。それは廃人同然の兄・グリフィンがしばしば口にする言葉だった。時を同じくして、カメラマンのアシスタントとしてやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。 ©吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH

タイトルはJ・D・サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』(1953)収録「バナナフィッシュ日和」より。

作画的にキャラクターがよく動くなあ、頑張ってるなあという印象。
プールバーでの乱闘アッシュは見事でビックリした。「やばい。あたしよりウマい。(笑)」と吉田秋生はコメントしていたが、「動く」という意味ではたしかにその通りかもしれない。しっかし…キャラクター…みんな幼いよなあ…。

制作側にピストル番長、バイク番長はいるのだろうか?
(ショーター、お高いバイク乗ってるなあ…あれモデル、ドゥカティじゃない?)

タコおやじが若干若めに感じる。
もっと年寄りな印象を持っていた。まあいっか。

Dr.メレディスとの会話でアッシュが「フラッシュバックって?」と質問していて、「アッシュが知らんわけなかろうて」と思ったが、原作通りだった。今でこそ「フラッシュバック」はフツーに通じるだろうけど、連載当時の80年代だと一般的でなく分からなかったかも。なので説明扱いなセリフ。

キャラクターがキレイに描かれているので、こりゃ相当気を遣ってるなと感じた第1回目。
アマゾンプライム会員なので、チェックしながら観てるよ。

いろいろいいたいことはあるけど。
集英社「YOU」の休刊を発表 創刊38年目で…「ぽっかぽか」「ごくせん」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000053-dal-ent

え!?マジで!?
日高さん、連載持ってなかったっけ???<日に流れて橋に行く
(完結を待ってすべて単行本化してから読もうと企んでいたのに…)
じゃあ11月号で完結させるの?
それともお引越し?

うっわー…って感じ。

「YOU」の思い出ってなんだろう?
どっちかとゆーと「YOUNG YOU」のほう読んでたとゆーか、作家陣が好みだったし、「YOU」 はもっとレディコミ寄りで年齢層は上という印象だったから、ほとんど読んでなかったよー。個人的には「代表作家=津雲むつみ」のイメージか。

日高さんを引っ張ってきたあたり、苦労してたんだろうなあ。
(ただし「日に流れて橋に行く」はBLではない)
いやはや。

そーいえば、「YOU」系列の「YOUNG YOU」(休刊済)で坂井久仁江の「花盛りの庭」が掲載されたとき、「こんなの『YOUNG YOU』でやっていいかー!?」って驚いたっけ。でもよくよく考えてみれば、ミナミ様を週マに呼んで天地がひっくり返るかの衝撃をアタシらに与えたのも集英社だしなあ。

小学館は水城せとなを引っ張ったし(デビューは小学館だけど)。
健気に一般で頑張ってたところに、別の引き出し開けさせてよくまあ描かせたよ、あれを(笑)。

アタシも窮鼠思い出したけど、水城せとなはキャラクター描写が正直しんどいので(たまに悪意も感じる)、どっちかとゆーと日高ショーコ派かなあ? 

「嵐のあと」がすごく好きでね。あれもストレートを好きになるせつない話。ただ視点が違うので、OLとは似てないけど。

★昔書いた「嵐のあと」感想(CDのほうね)
http://acybersheepintrouble.blog.fc2.com/blog-entry-41.html


そんなことを思うまだ水曜日。
エンディング曲でうっかり心を躍らせてしまった…。


★アニメ公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/captaintsubasa2018/

声も昔のイメージに合わせてるんだなって思ったし、
小次郎あたりは今のほうがどすこい過ぎず、いいなと。
でも子供に観てほしいのに、なんで深夜枠なのか。
いっそ19時台にしたら…意外と視聴率取れるかもしれないのに。

改めて見てると、やっぱ夢のあるお話だなーと感じ入る、
リアルキャプ翼世代なアタシ。

そしてすっかり忘れていた設定がいくつか。

1.そういえば昔もテレ東だった
2.翼くんのお父さんが船乗り(船長さん)なこと。
(岬くんのお父さんが画家だったのはなぜか覚えている)
3.三上さんって誰だっけ?ハテ?
4.翼ってこんなに脳天気だったっけ?(車にはねられたせいだったのか…)
5.アディダス…。
6.昔のオリジナル版は進行速度がしこたま遅かったこと。

とりあえず期待しよう。
昔と違って展開がけっこうスピーディだから、楽しめそうだ☆
「BANANA FISH」アニメ化製作発表で感じたこと
https://00.bulog.jp/archives/3169

一言一句、同意。
自分が書いたかと思うくらい(すみません、ひどいたとえで)。

サリンジャー作品だけでなく、ヘミングウェイ「キリマンジャロの雪」も「BANANA FISH」に出てくる。

アッシュが突然「キリマンジャロの雪」の文章を暗唱する。本編とは直接関係のない、たった数行でしか語られていない1頭の豹の死、そして自分の思い。それを聞いた英二がアッシュに応えた言葉を含めて、呼んだ読んだ当時から強烈な印象が私の中で残っていて色褪せない。いまだに私もその豹のことを考えてしまうくらい。ああ、もう切ないわ…。

日本のアニメは海外にも配信されている時代。中途半端になるだろう改変で、アメリカの人もガッカリするんじゃないだろうか。いや違うから。アニメとは一緒にしないで欲しい。

ちっともわかってない監督と路線違いのキャラデザイナーのインタビューを読む限り、二次創作レベルになるんだろうな。もう悔しくて悔しくて…どこに怒りをぶつけたらいいのかわからない…とにかく本当に悲しい。

80年代が舞台になることが何故そんなにダメなのか。
現代のほうがよっぽどアラが出るでしょうに…どうしてそれが理解できないのか。

アニメの様式美に「BANANA FISH」をハメる~♪んじゃなくて、「BANANA FISH」の世界にアニメを当てはめる――そんなつもりじゃないと、なにをやっても失敗するような作品なのにね…。はあ。
絶賛販売中!<BANANA FISH 1~19巻
アニメの「BANANA FISH」ですよー。

公式サイト
http://bananafish.tv/

アニメ「BANANA FISH」アッシュ役は内田雄馬、英二役は野島健児!7月放送
https://natalie.mu/comic/news/270522

……なんだ、あの服。
「ジーンズが戦闘服さ」っていってたのよ、スタッフのみなさん、ねえ知ってる?

そして恐れていた通り、やっぱり可愛らし系のアニメ絵になってしまった(T_T)。
大人っぽい路線はムリだったか、あのキャラデザイナーだったらしょうがないよね…。
(くっそーーーーーーーーーーーーーっ!)
あの絵のアッシュが「ワイルドが気を悪くするぜ」とかいうわけか…。
(くっそーーーーーーーーーーーーーーーーっ!)

昔のニュースステーションのOPアニメ(吉田秋生監修だったじゃん、あれ。そのまんま吉田秋生の絵が動いてたじゃん!)作った人、呼んでほしかったわ…。

動きや構図が映画みたいな漫画だったのに、一気にアニメ様式な画作りになってしまったことにもガッカリ。まあアニメなんだからそれでいいんだろうけどさ、でもアニメファンでない人間にはマジツライわ…。

せめて設定はちゃんと80年代にしてほしい。
ヘタに現代にしないで。

悲報 現代になってしまいました
https://natalie.mu/comic/pp/bananafish
(あえて80年代のままにすることのほうがオシャレだったと思うけどね!)

林 私は子供の頃に読んだことはあったんですけど、リアルタイムだと子供すぎて当時はあまりピンとはこず……。

うそつけ。ウィキに「1971年8月8日生まれ」って書いてあったぞ。
子供じゃねーだろ、連載終わったの、1994年だで?

アッシュが図書館に行く理由がなくなる、スマホからググれば済むし…って、意見に完全同意。

声?
誰演じたって納得できないだろうから、もう別にいいやって感じ。

あと、これだけはいっておく。

ホモやボーイズラブ作品ではない!
バカタレめが!

少しでも狙った腐臭でも吹かせようものなら、たたっ斬ってやるわっ!
(吉田先生も当時は扉絵やイラストで狙っていたが、それには元ネタがあったんじゃ!)

吉田秋生原作によるアニメ「BANANA FISH」のキービジュアル、PV、メインキャストが解禁された。

キービジュアルには、ニューヨークのストリートギャングのボスであるアッシュ・リンクス、日本からストリートギャングの取材にやってきた奥村英二の2人が登場している。またアッシュ役は内田雄馬、英二役は野島健児、フリーのジャーナリストであるマックス・ロボ役は平田広明、コルシカ・マフィアのボスであり、アッシュに英才教育を施したディノ・ゴルツィネ役は石塚運昇が演じることが明らかに。音楽を担当する大沢伸一(MONDO GROSSO)ら追加のスタッフ情報も発表された。

さらにアニメは7月よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかにオンエアされることも決定。Amazonプライムビデオでは、国内外にて独占配信が行われる。このたび公開されたPVでは、動くアッシュや英二の姿がお披露目された。

あわせて3月9日より4カ月連続にて小学館より刊行される、原作の復刻版「BANANA FISH 復刻版BOX」vol.1のBOXデザインも解禁に。全4セットを揃えると、アッシュ、英二、シン、ブランカが横一列に並ぶイラストが完成することも明かされた。

なおコミックナタリーでは、アニメの放送を前に監督の内海紘子、キャラクターデザインの林明美にインタビューを実施。原作とは異なり、時代設定を現代に変更した理由からキャラクターデザインへのこだわり、またアッシュ役の内田雄馬、英二役の野島健児ら発表されたばかりのキャストについて、キャスティングの決め手になったポイントも語ってもらった。

※特集記事へはこちらから!
アニメ「BANANA FISH」特集 内海紘子(監督)×林明美(キャラクターデザイン)インタビューPR


本日最大の「荒ぶる」ニュース。

伝説の少女漫画『BANANA FISH』がアニメに 吉田秋生40周年で
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171023-00010000-kaiyou-ent

少女マンガのカテゴリに入るけど、惹句は「ハードロマン!」だからね。
後ろにぺんぺん草も生えないくらい、完璧な漫画だからね。
(別コミ派だった私にとっては最大の青春漫画だー)

ティザービジュアルにあるアッシュの後ろ姿がイマドキ感満載の絵で。
ボトムラインというか、腰辺りに…吉田秋生らしさがない。
シャカシャカっと線を重ねて処理するあの独特のジーンズの質感が全くないの。
「ジーンズをこう表現するのか!?」と感動させたあの質感がね。
BANANA FISHにおいて大切なことなんだけど、どうにもならないだろうなあ。
華奢なイマドキの可愛い萌え絵になっちゃうんだろうなあ。
とっても残念なんだけど、仕方がないか。

個人的に望むのは

その1
できれば吉田秋生の絵に似せて大人向けなビジュアルにして欲しい

その2
映画的な構図と静かな空気感の死守

その3
過剰な叫び・喚き・泣き演出はやめてほしい。
声のイメージは特にない。
アニメよりも映画の吹替的な演技をしてほしい。

よろしくお願いします。
漫画家・吉田秋生さんによる不朽の名作『BANANA FISH』が初めてアニメ化されることが明らかになった。

2018年、フジテレビの「ノイタミナ」枠で放送となる。

監督はアニメ『Free!』を手がけた内海紘子さん、シリーズ構成は現在同枠で放送中の『いぬやしき』シリーズ構成・脚本をつとめる瀬古浩司さん、キャラクターデザインは、劇場版アニメ『同級生』でキャラクターデザインを担当した林明美さん。

そして、アニメーション制作は、『ユーリ!!! on ICE』などで知られるMAPPAが手がける。

世界最高峰の短編集を題材にした傑作漫画『BANANA FISH』
『吉祥天女』や『海街diary』など、これまでいくつもの作品が映像化されてきた吉田秋生(よしだ あきみ)さん。

中でも代表作品の一つとして数えられているのが、少女漫画誌『別冊少女コミック』(小学館)で連載された『BANANA FISH』だ。

スラム街に生きる少年グループのボスであるアッシュ・リンクスと、日本人学生の奥村英二を中心に、「バナナフィッシュ」と呼ばれるものを巡る物語を描いている。

本作は、アメリカの小説家であるJ・D・サリンジャーの著名な短編集『ナイン・ストーリーズ』に収録されている「バナナフィッシュにうってつけの日」という短編をモチーフにしていることでも知られる。

デビュー40周年で初の映像化
2017年は、1977年にデビューした吉田秋生さんの40周年に当たるため、記念サイト「YOSHIDA AKIMI’S DIARY」公開および『漫画家本special 吉田秋生本』の12月25日(月)刊行発表と同時に、重大発表が予告されていた。

『BANANA FISH』は長く愛された作品だったが、これまで舞台化やラジオドラマ化はされてきたものの一度も映像化されたことはなかった。

特に、作品の大きな魅力の一つである、強くも儚いカリスマのアッシュ──映画『スタンド・バイ・ミー』で一躍注目を集めながら若くして亡くなった俳優のリヴァー・フェニックスがモデルとされていることは、ファンの間では広く知られている──彼を誰が演じるのか、注目が集まる。

発表と同時に、アニメ『BANANA FISH』の公式HPとTwitterも開設となった。

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