juice

2010年7月29日 びーず語り
軽くショック。
これ、10年前の曲なんだ…。

gooリサーチにて全国10代〜60代の男女1,137名を対象に、「夏に聴きたいB’zの熱いシングル曲ランキング」が実施され、その結果が発表となった。

日本を代表するロックバンドとして世代を超えて熱く支持を受けるB’zだが、暑い夏こそ夏ばてを吹っ飛ばすB’zの曲でテンションを上げていきたいところ。では、夏にピッタリなB’zのシングル曲といえば?

夏に聴きたいB’zの熱いシングル曲ランキング
1位:太陽のKomachi Angel
2位:ultra soul
3位:裸足の女神
4位:愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
5位:LADY NAVIGATION

という結果となった。いかがだろうか。「太陽のKomachi Angel」はB’zが初めてオリコンチャート1位を獲得した記念すべきシングル曲だ。発売年の1990年に日本有線大賞「最多リクエスト歌手賞」も受賞しているB’zの代表曲のひとつ。ライブにおいては「こまち、エ〜ンジェ〜ルッ」と、その盛り上がりは最高潮となる曲でもある。納得の1位というところか。
(以下略)

「いかがだろうか?」って云われても…コメントしづらい。いやわかるよ、ファン層が30~40代なのでよくわかるんだけど…それでも1位は古すぎでしょ?これが10年くらい前なら、私もコマチを1位に選んでるかもしれないけど。

4~5位に至っては、まったくわかんない。
なんで?
4位は冬、5位は春にリリースされた曲だし、曲調・歌詞ともに夏と関係はないはずなんだけどなあ?

古くからのファンの投票が多いように思うけれど、曲選択が中途半端な感じ。

ちなみに今の私ならば――

1.juice
2.ultra soul
3.KARA-KARA(「裸足の女神」2nd)
4.星降る夜に騒ごう(「BE THERE」2nd)
5.LOVE PHANTOM

3.4位はシングルとしては微妙かも(シングルのカップリング曲だから)。

ならば――

1.juice
2.ultra soul
3.LOVE PHANTOM
4.ギリギリchop
5.太陽のKomachi Angel

全部、ライブの印象から(3位は特に)。
「熱き鼓動の果て」もいいなあ。


あー暑くなってきた…。
MAGICツアーでのギターソロ曲がえらくジャジーで、会場も一気にアダルトな雰囲気になり、ついつい「松ちゃん、ラリー・カールトンみたいだー」と思ったら。

6月に松ちゃんとアルバム出して、一緒にツアーだって。
(ルートはやっぱギブソン?)

やった!一度行ってみたかったの、Blue Noteに!

↓Larry Carlton & Tak Matsumoto LIVE 2010 “TAKE YOUR PICK”
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/larry-carlton-tak-matsumoto/
(音出ます。気をつけて)

と思ったら、大阪のbluenoteはなくなっちゃったことを思い出した。

大阪はzeppになるのか。うわ~メチャ行きにくい…。
ならばいっそ東京にするか…チケは超激戦になると思うけど。


稲センセのソロは…行かないかもしれない。

ラリー・カールトン&松本孝弘(B’z)、日米を代表するトップギタリストが夢の共演!!
発表と同時に話題となった日米トップギタリストの共演は、ギブソン社を通じてラリー・カールトンから松本孝弘にアルバム制作を持ちかけたことから実現し、2009年に本格的にレコーディングを開始。松本のストーリー性を持つメロディーと独特のトーンを響かせる流麗なプレイ、そしてラリーのジャズ・フュージョンをベースにした華麗なアプローチが融合して生まれた珠玉のインストゥルメンタル・アルバムには、今年行われたB’z最新ツアーB’z LIVE-GYM 2010“Ain’t No Magic”で披露され大きな反響を呼んだ「JAZZY BULLETS」や、ラリーの代表曲「Nite Crawler」を松本との共演でリ・レコーディングされた楽曲等、2人のギタープレイとサウンドを堪能できる充実の全12曲を収録。名盤必至の今作は、ギター・フリークならずとも特別な1枚になる事確実!

個人的には、「やっと帰ってきた!」と感じた前作「ACTION」のほうが好きなんだけども、彼らのアルバムは何度も聞いてから味がわかるとゆーか、「いいな、これ」と思い直すことになるスルメ的アルバムが多いので、評価するには時間がかかっちゃうんだよなあ。

とゆーわけで、「MAGIC」。

1. Introduction 2. DIVE 3. Time Flies 4. MY LONELY TOWN
5. long time no see 6. イチブトゼンブ 7. PRAY 8. MAGIC 9. Mayday! 10. TINY DROPS 11. だれにも言えねぇ 12. 夢の中で逢いましょう 13. Freedom Train

一言で云うなら、B’zにしかできないムード歌謡曲集。70~80年代の歌謡曲という感じ。最新最高の機材と環境でやってるにも関わらず、曲やアレンジやコーラス…すべてすごーく古い。だけどそれが流行遅れだとかダサイとかじゃなくて、B’zらしくよーく考えられてまとまっているため、「これでいいんだな、B’zだし」と思わせる。ある意味、孤高。何も言えねぇ。セーソクさんが「「ローリングストーン(日本版)」誌でB’zインタビュー記事を書くと、あんな風になってしまうのは、いたしかたなしというのもこれでよくわかる。責められないよー(責めたけど)。

1曲お持ち帰りのDL世代を意識してitunesでも買えるようにしてあれど、「やっぱり全曲揃ってのアルバムだから」という意識なのか、1のIntroductionは短いギターソロのみ。その割に、今までのアルバムの中と比べても、1曲で完結している曲が多く、狙ってるはずじゃなかったのに逆にDL世代向けとなっている。この「1曲勝負」、似ているとすれば…セカンドアルバムの「OFF THE LOCK」かな。あれも1曲完結って感じだった。

個人的に一番好きなのは、イントロでマイケル・ジャクソンが出てきそうな「Time Flies」。B’zらしいダサさがたまらなーい!

あとは、ちょっと松ちゃん寄りのB’zらしい哀愁を感じさせる「MY LONELY TOWN」、フランツ・フェルディナンドのようなギターリフで始まる「long time no see」、山本リンダが出てきそうな「だれにも言えねぇ 」、高田みづえが歌い出しそうな「夢の中で逢いましょう」あたり。

ツアー参加は、名古屋1日、大阪2日、計3回。久しぶりのドーム公演、さらに名古屋ドームへ行くのも久しぶり、最寄JR駅からとにかくひたすら歩かされたことだけはよく覚えているけれど、それがいつだったかは覚えておらず、「名古屋ドームって、前回いつ行ったけ~?」と脳内バンクで検索してヒットしたのが「FIREBALL」。97年?マジ??と焦った…が、部屋から「GREEN」(02年だっけ?)の半券が出てきたので、約8年ぶりと判明。それでも軽くショック。ACTIONツアーの「レインボー(ガイシ)10年ぶり」よりマシだけど、ホント私、名古屋行かないな~。大阪より名古屋のほうが近いのに。

そんな久しぶりの名古屋ドームへ行こうと、最寄り駅のJR大曽根駅へ。しかし、ドームまでの道順をハッキリ記した案内がほとんどなく、いきなり迷子。8年前の記憶しかないため、「駅から出てくる人についていこう」という手段に切り替え、それらしき人数人の後ろをついていくことに。がしかし、皆さん、そのままショッピングセンターのイオンへと入っていく。どーゆーこと!?…訳わからずイオンに入ってみれば、中にはハデな超紫ツアーバッグを肩から下げている人が山ほどいた。その状態に、何もいえなくなってしまう関西人のNちゃんと名古屋ドーム近辺8年ぶりの秋林。一瞬「イオンがドームに繋がってるの?」と思ったが、どうやら突っ切りができるらしく、皆さんライブ前にイオンへ立ち寄っておられる模様。この8年の間に「突っ切りイオン」ができたのか…。

そんな名古屋はS席(9000円)。大阪はA席(8000円)とC席(5500円)。

一番観やすかったのがC席。このくらいの席は過去何度もあったので「今日は5500円か…もうこの席に1万円なんて出せなくなりそう」(ちなみに5500円なんて、94年の9th bluesツアー以来だっつーの!)と、フクザツな気持ちになってしまった。

セットリストはアルバムからがメイン。ただし「夢の中で逢いましょう」だけがなかった。せっかく「MAGIC」は曲数とトータルランタイムが短いんだから、「MOVE」とか「ファントム」あたりやるよりは、「夢の中で~」を入れて欲しかった。年々、アルバム曲コンプリートができなくなってしまうのは仕方がないけど、もしそれができたら「SERVIVE」ツアー以来だったのに。


という「MAGIC」でした。
「写真がとっても良かった」

…という印象しか残らなかったな<B’zのページ

「彼らが渋谷陽一のインタビューを受け、『ロッキングオン』に載る(および表紙も飾る)」ことが私の長年の夢だったんだけど、「ローリングストーン(日本版)」のほうが先になっちゃった。

今度出るアルバムのプロモーション、したかったでしょうねえ。私もちょっとそれを期待してたんだけど、「インタビュアー:伊藤政則」と書かれてあるのを見た瞬間、諦めた。セーソクさんだったら、そりゃもう「これこれこういう洋楽を聴いていたから、僕らはこんなバックグラウンドを持っているんですよ」だの、「ナントカいうバンドのナントカは、こうこうこういうことやっていたから、ああなったんだよ」「へー」だのという話に終始するに決まってるじゃないの。そう予測して読み出したら、案の定そんな内容だった。なので、個人的には「あ~あ」。

面白くないわけではなくて、たぶん当事者のみなさんは面白く時間を過ごせたと思うし、なーんにも彼らを知らない人にはタイトル通り「誰も知らないB’z」だったと思うんだけどね――そこに書かれてある内容は、ファンにとっては新鮮味がゼロなものだった。もうちょっと「B’zの音楽的な話」「え?そうなの?」を訊いて欲しかったよ>セーソクさん たぶん彼らの音楽をあまり聴いていないんでしょうね。だからああいう話に終始するんだろうなあ。5年前とまったく一緒。

もしインタビュアーが「B’z大好き」佐伯明さんだったら、彼らの「音楽的な話」をもっと突っ込んで訊いてくれるだろうし、新しいアルバムの話もするでしょうね。でもそれはそれで、今度はまた別の意味で新鮮味がまったくない。正直、佐伯さんのインタビューは肯定的過ぎ、読んでいると飽きてくるから。「アナタ、本当にB’z好きなのね」とわかりすぎるのもツライ。

もともと真面目な感じで、あまり面白い話をしない彼ら(つまらないとか、笑えないとかそういうのではなくて、持っているユニークさやユーモアが出にくい人たちだということ)なので、誰がインタビュアーでも同じなのかも。

で、結局12月号で面白かったのは、ジェイムズ・エルロイ(小説家)とミーガン・フォックス(女優)のインタビュー記事でした。
一読だけじゃわからんっつーの!
お客様センターに電話してやりたい要項だぜ!<びーずチケット優先

そしてその要項に目を通すだけでウンザリ、会報の続きを読む気にもならないという…。

ワードかエクセルで作ったようなライブ予定表が1枚ぺらんと送られてきて、「みんな往復はがきで申し込んでね~♪」だった時代が懐かしい…。チケットのお値段含め…なんでこんなことに…。トホホ。

とりあえず11月6日正午までに申し込み登録しようと思います…はあ。
く…くくくくくくくく…。
参加するなら大阪になるなあ。でも1日券が14000円する。これがね、もし同じ日にユニコーンとスコット・マーフィのアクトがあるんだったら、なにも云わずにローソンでチケット買ってるのよ、でもスケジュールは日曜だから、そうなると私の目的はもう彼らだけになるんだもん…。それで14000円(+出張費)は…ちょっと出しにくい。セットリストだって「新曲+過去何十回と聴いてきた曲」だろうし。

さて、どうするか…。


■追記
夜霧さーん!
tkrさんが、私たちに「絶対領域!」だと「スター・トレック」をオススメして下さいましたよー!
キリンの発泡酒「ZERO」が、「新・キリン・ゼロ」ということでリニューアル、4月から流れるコマーシャル放送の曲が、1992年リリースされたB’zの「ZERO」に決定したそうです。

♪ゼロがいい~ゼロになろう~もう1回~ ちゃっちゃっちゃーん!

「ZERO」ねえ(遠い目)――これがリリースされた当時(1992年)の邦楽シーンでは、「CMタイアップ=売れる」「ビーイング系=タイアップ」という風潮があって、そのイメージ筆頭が彼らだったんですよね。でも実は「ZERO」はノータイアップ。B’zがノータイアップでオリコン1位を獲った記念すべきシングルが、この「ZERO」だったんですよ。

「ZERO」は、曲の構成がとても面白いです。J-POP/J-ROCK/歌謡曲の基本構成は、「Aメロ・Bメロ・サビ」となるのに、ノータイアップだから意識的にそうしたというわけでは(たぶん)ないだろうけど、「ZERO」は長めのイントロのあと、AメロBメロときて、次にサビではなく、もっかいAとBを繰り返し、転調して(←ここポイント)やっとサビがきます。つまり、CFソングに使われる(だろう)サビがなっかなか出てこない 。そしてやっと出てきたサビのあと、やや長めの間奏およびギターソロが入って、I氏のラップ、Bメロがきて、サビ連続。なかなか出てこないサビ、長めの間奏(ギターソロ)とI氏と印象的なラップ、出てこないと思ったサビが、ラストで「これでもか!」としつこく繰り返される――と、当時の彼らの曲では実に面白い構成だったのです。個人的には、サビ前のゴーインな転調に、M氏の力技を感じます。

「ZERO」の1番を聴くとわかると思うのですが、実はBメロってキレイに完結してるんですよね。これはたいへんサビに持って行きにくい。だからゴーインな転調をして、サビにもっていったんだろうなと(注)。で、ラップとギターソロを入れ、ラストでそのサビが繰り返されるあたりに、当時の彼ら(とゆーか作曲担当のM氏?)の、開き直りとぶっちゃけと若さと度胸を感じます。これがTIMEツアーで初披露されたときは、「なんてスゴイ!」と感動したものです。

(注)Bメロが終わって、サビの直前に、I氏の♪oh~♪や♪ん~♪という声が入ることによって、その転調のゴーインさが薄らぎます。「効果」というより、これもやっぱ「技あり」かな。NHK特番やマーティン・フリードマン(元メガデスのJ-POPマニア米国人)も云ってたように、B’zの曲は本当によく考えられているのです。ひとことで云えば、「フックが多い」。

がしかし。これとカップリング曲(2nd beat)となった「恋心 KOI-GOKORO」のほうが、ファンの間で人気が出ちゃったという…。個人的には断然「ZERO」のほうが好きってか、どんなに「聞き飽きた」とファンから云われよーが、私はこの曲がライブのセットリストに入っていないとテンションが低くなります。ここ数年ずっと外されっぱなしだったので、何度もグレたくなりました。

でも、17年目にしてその「ZERO」にタイアップがついたのです!
(キリンの担当がファンなんだよ、でなきゃ「ZERO」知ってるわけなーい!…それか、依頼のあった時点で「『ゼロ』なら『ZERO』でいいんじゃない?ベストアルバムにも入ってるし」という、大人の事情がらみな選択を彼らがしたのかな…)

♪ゼロがいい~ゼロになろう~もう1回~♪というサビの部分が、お茶の間に流れるでしょう。そのたびに私は、17年間抱き続けた「ZERO」への思い、リリース当時に出演したMステで、タモリに「おお!短パンですね!」と突っ込まれたI氏を思い出すのでした。

というわけで、「ZERO」といえば短パンですよ、というお話でした♪……あれ?

今月発売

2009年2月4日 びーず語り
予約しました♪
やっと見た「Hidden Pleasure」。それぞれ時代が違うライブなのに、曲の繋がりが自然、丁寧な作りで面白かったけれど、「Don’t Leave Me」の最初が端折られていたのには大ショック。緞帳の向こう側、ブルースパープを吹きながら現れるI氏の影が見られなかったよ…がーん。

…というわけで、「2008年の総括」は(やっぱり)この人たちの話を。

2000年以降、発表された彼らのアルバムにはあまり心躍らされることがなく、ライブもいちおう全部行ってはいるけど、曲や詞に感動することが少なくなった・アルバムツアーでも収録曲全てをやらなくなった・全体的にプレジャーっぽい内容になってきた・出来が一定してきた…などなどあって、ここ数年はまったりとした気分でのライブ参戦となっていたのですが、今年は最初のライブ(←自分が参戦したという意味で)が2月の「ACTION」京都公演で、さらにその会場が京都会館だったこともあってか、記念すべき20周年の年として、たいへん感慨深いスタートが切られたといっていいでしょう。

「やっと彼らが戻ってきた!」という印象の「ACTION」。私は例年以上にライブ遠征を重ねました。20周年記念の日産スタジアム公演も、2days行きました。自分にまだそんな情熱が残っていた…とゆーか、熱が残って燻っていたところに火の矢を打たれ、一気に燃え上がったという感じで、まるで学生の頃に戻ったような気分でした。みんなであんなに彼らについて語ったのも、本当に久しぶりでした。

好きになってよかったなあ、ずっと好きでよかったなあ。

…つくづくそう思います。
20年間ずっとそんな気持ちでいられて幸せです。

92年からのライブ映像を収めた「Hidden Pleasure」を見ていると、とても懐かしい思いにさせてくれるのですが、もう「かっこいい!」だとか「ステキ!」だとかいう感想が出てこないんですよね。なんつーか「息子の成長を見てきた母親の気分」という感じ、そして「そーだよなあ、あのときは…」と当時自分がなにをしていたのか、そのライブの年で考えてしまうあたり、身内を見ているような…そんな気持ちになってしまいます。

タイトル一覧をざっとチェックしたときにはまったく気付かなかったのですが、「Hidden Pleasure」は、その曲が旬だったときのツアー映像が多く選択されています。昔の曲は、いま演奏したり新録してももちろんいいんだけど、鮮度や勢いといった点では当時にまったく敵わない――DVDだけでなく、雨の日産スタジアム公演で昔の曲を聴いていたときも、しみじみそう思いました。その時代時代に光り輝いていた曲を、合歓の郷イベントからGLORY DAYSまでの20年間、目の当たりで経験できた自分は幸せだと思います。

いままで裏切られたことはなかったし、これからもそれはないだろうとファンが信じられる、そんな実績と信頼を20年かけて築き上げてきた人たちなので――まあ、人間ですから倦怠期は今後もたびたび訪れるとは思いますが――ファンになって良かったです、いい1年を本当にありがとう。そして…来年からもよろしく!
近々発売される過去映像集なんですが。

また一気に遠い目、今年でいったい何度目なんだか思い出走馬灯状態、そのまま年末までいっちゃいそうです。NHKからロコツに秋波送られても、やっぱり紅白出ないし(出ても出なくてもどっちでもいい…彼らが決めること)、コレと(恒例の)「ロストボーイ」を観て、新年を迎えようかなと思っています。

ちなみに収録される映像のツアータイトルは、以下の通り。

LIVE-GYM Pleasure ’92 “TIME”
LIVE-GYM ’93 “RUN”
LIVE-GYM ’94 “THE 9TH BLUES -Part1-”
LIVE-GYM ’94 “THE 9TH BLUES -Part2-”
LIVE-GYM ’96 “Spirit LOOSE”
LIVE-GYM Pleasure ’97 “FIREBALL”
SHOWCASE "GO! GO! HEAVEN"
LIVE-GYM ’98 “SURVIVE”
LIVE-GYM ’99 “Brotherhood -Extra-”
LIVE-GYM ’99 -Brotherhood- SHOWCASE "B’zepp"
LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”
SHOWCASE "コブシヲニギレ"
SHOWCASE "SAPPORO DEVIL"
LIVE-GYM 2001 “ELEVEN”
LIVE-GYM 2003 “BIG MACHINE”
LIVE-GYM 2005 “CIRCLE OF ROCK”

↓各ツアーの詳細はこちら(公式サイト)
http://www.bz-livegym.com/history/index.html
(スケジュールやらセットリストやら、過去のツアー詳細が網羅されています)

…ナルホド。

89~90年はちょっと…いや、かなりいろいろキビシイだろうから、ナイのはわかるし、91年・93年・95年・99年・02年・03年・05年(マキシのオマケ)・06年・なんばなど、ビデオやDVD化しているツアーは収録がなかったり、あっても本ツアーでないものだったりするので、これまた「そーなるよね」と、同意しちゃうんだけども。

「ファイト一発」(映像)と「いてもうたるで」(M氏ソロボーカル)が、観たかったなあ。隠しトラックに入ってません?…ムリか。

そーゆーのはもう諦めるとして、個人的に94~99年のツアーがお気に入りな私ですので、基本的に今回の収録映像は嬉しいです。

まだ発売前なので見てませーん!…が、myメモリーバンクから検索して、中でオススメを挙げるなら――まず、#7「Don’t Leave Me」(94年“THE 9TH BLUES -Part2-”)かな。当時のオープニング曲です。Part1では「Sweet Lil’ Devil」だったんですけど、断然Part2「Don’t~」のほうが良かったです。演出が――緞帳とあの影が、もうすごくいい感じ、目に焼きついています。歴代ツアーの中で一番印象に残っているオープニングかもしれない。なので、収録されるの超納得…ってか、なかったらゴネていたと思います。

#10「DEEP KISS」(98年“SURVIVE”)。これもオープニング曲、向かい合って奈落せり上がり、M氏はカウボーイハットかぶってた…ような覚えが。このときの衣装がすんごい好きだったんですよねー。

#11「Real Thing Shakes」(96年“Spirit LOOSE”)。これもオープニング曲。ムービーが終わって、緞帳がどーんと落ちて(たぶん)、I氏があの衣装で出てきて、みんなビックリ!(@_@)!ってやつですね。でもこれを収録するなら、なぜ「GIMME YOUR LOVE」にしないの?…で、代わりに97年のやつにしたのね…。

#15「Calling」(97年 “FIREBALL”)。シングルやアルバム収録のと、アレンジが違います。

#17「MOTEL」(94年“THE 9TH BLUES -Part2-”)。大好き。この頃のバラードは、「Don’t Leave Me」のほうがライブ演奏率が高いので、この「MOTEL」は貴重。

#22「Liar! Liar!」(98年“SURVIVE”)。この曲の演出は、SURVIVEツアー最大の見所のひとつでした。元気良かったですね、イリュージョン。あの頃はあれだけ足が上がってたんですよう!

#23「juice」(05年“CIRCLE OF ROCK”)。高速回転。

#24「だからその手を離して」(99年“Brotherhood -Extra-”)。10周年記念でデビュー曲別アレンジ。HR風。これ…店頭販促で流れたやつなんじゃないのかな?違う?…どこの会場のやつなんだろう?京都だったらいいなあ。

+α「“Spirit LOOSE” Opening Movie」。米国ロケで、ディテールに凝って作られてます。このときのような台詞ありムービーではなかったけど、91年「IN THE LIFE」でも、1曲目の前にまるでグラドルのような「始まりまっせ」映像が流れたんだけど…やっぱそれはなかったことになってるの?

+α「#1090 ~Thousand Dreams~」(92年“TIME”)。M氏ソロ、Mステの曲です。TIMEツアーといえばスターフィッシュ、最大の見所でした。なので、収録超納得。コーラスのお姉さんふたりの振り付けにご注目。


あとはそうだなあ…「VAMPIRE WOMAN」(91年“IN THE LIFE”)のHRバージョン。アルバム収録バージョンより良かったので、できれば入れて欲しかったんだけど…あれはI氏がなあ…尾崎豊みたいにゴロゴロ寝転がるから、それがイマイチだったんだよなあ。赤いライトに照らされたM氏が「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を奏で、そのあと「VAMPIRE WOMAN」のイントロが始まる――最高だったのにー!

「今夜月の見える丘に」は「ELEVEN」からですか…そっかー、これは覚えてないなあ。最後に星が流れた「juice」でのは、覚えてるんだけど。

「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」は「RUN」からですか…これも販促映像のやつではないの?…だったらどこの会場のでしょ?


とにかく彼らは映像をいっぱい持っていて(1.ライブチェックのため 2.商品化のため 3.PVや販促用)、それはファンもよく知ってることなんですが、「どのツアーのどの曲を入れる?」を決めるためにそのすべてを見たんだろうなあと思うと、「お疲れさまでした」と云いたくなります。たいへんな作業だったでしょうね。


以上、10日発売DVDの話でした。

昨日、放送されたNHKスペシャルですけど。
ええ、もちろん見ましたよ…当たり前じゃないですか。

それにしても…いや~、のっけから「Iさ~ん、あの短パンはどーなってるんですか~?」という、今年一番のギモンに答えてくれてありがとう!<NHK

あれはそんな仕組みになっていたのかー…と、TVの前で膝打ちした、神戸・豊田・日産各スタジアム公演参加ファンは多いでしょう(たぶん)…ってか、それ以上の短パン姿&カメラアングルにクラクラ~。やるな!NHK!よーわかっとる!…しっかし世の44歳で、あんな足を持つ人…とゆーかヒト属います?…反則ですよ、ホント。

…なんて書くと、「アンタはまた…」と京都方面からツッコミをくらうので、大人しくフツーの感想を書くとですね、そうだなあ…もともと自分たちの音楽を真摯に20年続けてきただけ、まずトークありきな音楽番組より、音楽やってる姿をそのまま映し出すドキュメンタリーのほうが向いてる…というより、そのほうが伝わる人たちなので、日本のTV局でドキュメンタリーといえばNHK、そのNHKを選択したのが成功しているなあ、という印象を持ちました。

ご本人たちの発言や彼らが公開している媒体などで、製作や楽屋風景などは見聞きしたりしてきたし、いろんな話も伝わってきていたので、番組の内容自体に驚かされるものはほとんどなく、どちらかといえば「あ、やっぱりね」という感覚で見ていたような気がします。確認/確証番組とゆーか。実際、そんなファンの人は多いように思います。

最大のポイントは、これがファンだけに向けて放送された番組ではないということ。

なぜ支持されるのか?

手を抜かないんですよ、彼らは。
(経験と年齢重ねてきたから、力を抜くことは覚えましたけど)


真摯な彼らを、ファンはみな知ってるからなんです。
あの番組でそれが一般の方々にも伝わるといいなあ…。


新曲「いつかまたここで」のギターソロ2小節に、M氏がこだわり、どういうフレーズにするかで3ヶ月近く悩み続けていた…という場面がありました。

9月のライブでは、最後の最後に、徒歩でアリーナを挨拶してまわるメンバーの姿と歌詞がタラリア(大型スクリーン)に映し出され、メンバーが1周し終わるまで、何度もあの曲が流れました。私は座りながらじっと聴いていたんですけど…あのギターソロ、あの2小節が、とても耳に残っています。今思い出すのも、あのギターソロです。…M氏が悩んでいる姿を番組で見たとき、「ああ、そうか…」と思いました。

こういう「他人にはわかりにくい、自分のこだわり」は、M氏だけでなく、たとえば私なんかでも、仕事やブログで文章を書くとき、句読点やカナなどにこだわりがあります。ほかの人にはわからないかもしれない…けど、なぜここでこの言葉を使い、読点や句点を置き、改行し、漢字ではなくひらがなを使うのか。「感覚だから」としか説明できません。

M氏が云っていた「感覚、感性」。

音楽でなくても、「あ、これはいける」と思う瞬間が人にはあると思います。なんでかわからない、他人に説明できない。これも「感覚だから」としか説明できない。メガヒットを飛ばす人も同じなんですね…。

で、その「あ、これはいける」。

東海ラジオ主催の合歓の郷イベントで、当時はTMのついでのように見られていた彼らを初めて目の当たりにしたとき、「これは…これはもしかしたら、いけるかも?」、ギターセミナーで「あ、いけそう?」、初めてのツアーとNACK5でI氏が歌った生ジングルで「あ、これはいける、絶対いける!」、そして「Bad communication」がロングヒットしたとき、「ほらやっぱり!」と大騒ぎしたものです…。



…とゆーわけで、NHKでよかったよかった♪なドキュメンタリーでした<NHKスペシャル


■追記
あのですね…TV朝日「ミュージックステーション」ばっかり出ているように思われている彼らですが、NHKの「ジャストポップアップ」のほうが先だったし、TV初登場となるとCX「夜のヒットスタジオR&N」(もしかしたら「インターナショナル」のほうだったかも)になります。NHKでは過去にBSで、M氏・I氏それぞれソロの特番がありました。
■9/20(土)日産スタジアム
場所:http://www.nissan-stadium.jp/

「20周年記念だから2days行こうよ~」ということで、チケットを2日分確保、ひっさしぶりの横浜へ。「横浜国際総合競技場」は、いつの間にか「日産スタジアム」という名称に変わっていた。JR新横浜駅で新幹線下車するなんざ、いつ以来だっけ?…と、遠い目になりながら改札口を出ると、その昔ペペくらいしかなかった新横浜界隈は、ずいぶんと様変わりしていて、すっかり商業ペースに乗っかった街になっていた。

駅隣接のキュービックプラザにあるボディショップへ。モイスチャライザーを買うつもりだったが、ボディショップのナナメ向かいにあるMARKS&WEBの商品に心惹かれてしまい、入浴剤などを購入。その後、美味しそうな匂いに釣られて高島屋へ行き、シウマイ弁当ゲット。

新横浜駅近くの宿へ。宿には「日産スタジアム参加のみなさまへ」というお断り書きが貼られいた。その後、先にグッズに並んで限定TシャツをゲットしていたNちゃんと合流、「会場まで交通機関を使わなくていいから、ツアーTシャツを着ようよ」と、「日産スタジアム」日付入り限定Tシャツを着て、ペットボトルひとつ持ち、いざ!日産スタジアムへ! 天候は(台風は去ったが)曇り。

日産スタジアムは7万人収容なため、歩道は会場へ向かう人によって渋滞となり、なかなか進まなかったが、なんとか開演30分前にスタジアム中に入る。…が、秋林、ここで初めて会場迷子になる。自分の場所がわからなーい!…仕方なく、会場スタッフに場所を訊くが、やっぱりわからない。別のスタッフに訊くと、まったく別方向を指されてしまい、そちらへと向かうが…なんかまた違うような気がして、3人目のスタッフに訊くと――「あ、あちらですね…っと…違う!もっと向こうです」。3人とも違う方向を指示するのには参ってしまった。それだけスタジアムがでかいということだろうけど、もっとしっかりしてくれー!とゆーより私が悪いか。

席はやや左より、正面っぽいバックスタンドの1F席。

秋林:「ああ、ココいいね、全体がわかるもの」
Nちゃん:「そうやな」

そして開演。

セットリスト、MCの基本内容、演出、すべて変更ナシ。

★カラータオル:紫色ゲット

I氏(MC):「台風、どっかいっちゃいましたー!」

盛り上がる客席。

Nちゃん:「まだわからへんで。明日、雨降るかもしれへんし…」
秋林:「…なんか降りそうなんですけど?」

閉演。「規制退場だろう、横浜はフジのアナウンサーが出てくるんだろーかー?」と思い込んでいたら、スタンド席に規制はナシ。そのまま退場。

そして、宴会参加のために居酒屋へ。12時過ぎまで、20年間の思い出話で騒ぐ。


■9/21(日)日産スタジアム

朝。曇り。地震発生。8時過ぎ、宿の近くのスタバへ、ラテ&ドーナツを買いに行く。ツアーTシャツを着た仲間が朝から路上にいっぱい。気合の入っているみなさんを横目に、スタバへと向かうと、ガンガンに曲を流している痛車が停まっていた。有名なM戸の痛車(トーゼンNo.は1*8」)だった。遠くから記念撮影。スタバの一般お客さんも、みな注目していた。

グッズは神戸で、限定Tシャツは前日に買ったし…ということで、16時頃まで宿にてまったりと過ごすことにした。再びキュービックプラザのMARKS&WEBに行き、ヘアケア商品とおみやげを購入。宿に帰って、時間をかけてお風呂に入り、TVを見て過ごす。

そして…やっぱり、雨が降りだしてきた。

Nちゃん:「なに着ていく~?」
秋林:「記念だから、93年の渚園Tシャツ。初めてキャラTが出たから記念で買ったんだよね。買ったけれど、ほとんど着てない。しかも、すぐにクリーニング出したから新品同様。袋開けるの、15年ぶりだし」

↓コレ
http://www.bz-livegym.com/reproduct/
(10位のヤツ。当時フリーサイズで販売されたメリケン製。フリーって…XLだっつーの!)

実はM氏Tシャツ(Spirit LOOSEツアーの通販で販売された、LOOSEジャケのM氏プリントシャツ。「Real Thing Shakes」のPVでI氏着用。おもいっきりバッタもんに見えてしまう)を着ようと思ったが、試着すらせず大切に保管していたため、どうしても開けらなかった。

15年でついた折り目が取れないまま渚園シャツを着用、記念撮影して、傘を差しながらスタジアムへ。

★カラータオル:青色ゲット

秋林:「やったー!青キレイだから、欲しかったの~♪…縫製はヒドイけど」
Nちゃん:「青や紫のタオル生地に、白の糸で荒い縫製ってスゴイ仕事ぶりやな…」

スタンド席だったので、雨は大丈夫だろうと思っていたら…屋根が届かず、結局濡れる羽目に。

そして開演。

途中激しい雨が降ったが、セットリスト、MCの基本内容、演出、すべて変更ナシ(たぶん)。

秋林:「デビュー記念日でしかも千秋楽だから、なにか演出ある、なにかもらえると思ってたのに…なにもなかったよ~もらえなかったよ~。なにかもらえる気だって、ボード持つ気だって、満々だったのに!(←カラータオルと新聞もらったクセに!)」
Nちゃん:「ボードって…アンタな、それはサザンやろ!」

「オツカレー!」で終演。

「GLORY DAYS」は、セットリストも演出もステージも手堅い内容で、ハデな野外ライブのはずなのに、逆にたいへん地味な印象を受けた。出来不出来のバラツキがない、ハラハラもしない、安心して観ることができる、20年の実績と集大成がしみじみと感じられる、プロのミュージシャンのライブだった。

★なお、日産2daysともに、短パン早着替えは素早かったっス。

終演後、宴会へ。またもや12時以降まで騒ぐ。

みなさま、「オツカレー!」でした♪


■翌日

朝早く先に出発したNちゃんから電話。

Nちゃん:「情報によるとな、サンスポが一番、写真と記事が大きいらしいで」
秋林:「わかった。スポーツ新聞はサンスポを買うよ」

チェックアウト後、JR新横浜駅へ。

まず、キュービックプラザのMARKS&WEBへ。ヘアケア商品が気に入り、購入。作ってもらったポイントカードを出す。

秋林:「近くに滞在していたんですが、ここの商品気に入っちゃって、3日間通っちゃいました♪」
店員さん:「カード拝見したら連日の押印でしたので、あ、3回お越しになっているお客様だと思ったんですよ」
秋林:「えへへ♪」
店員さん:「コンサートですか?」
秋林:「……。」

↓MARKS&WEB公式サイト
http://www.marksandweb.com/

そーいえば、この二日、駅周辺の飲食店からは彼らの曲が流れっぱなしで、玄関・店頭に「今日のBGMはびーずです」と書かれたところが多かった。号外も出て、新横浜内で配られたらしいし、駅にはツアーTシャツを着た仲間が、おみやげ購入でいっぱい。

JR新横浜の改札口を通過、キオスクへ。サンスポをゲットしようと思ったら、売り切れ。仕方がないので、ホームのキオスクへ行く。

すると、肩にツアーのビニールバッグを引っ掛けた女性がいて、新聞をどれにしようか悩んでおられた。

秋林:「サンスポが一番、記事と写真が大きいですよ」
女性:「ありがとうございます」

通じる。


以上、すったもんだ記でした♪
■9/6(土)神戸ユニバー記念競技場
場所:http://www.kobe-park.or.jp/sougou/stadium/univer.htm

Pleasure 2008初日は神戸。神戸に行くのはI氏ソロ「en」以来(隣接のグリーンアリーナ神戸だったけー?もう覚えてなーい!)。

ま、とりあえず初日押さえておこうか~?ということでチケットを取り、20年来の相棒であるNちゃん、そしてYさん&Kさんの計4人で会場へ。天候は、曇り時々晴れ雨または突然ゲリラ雨とゆー、たいへん不安定な状態。

会場前のグッズ売り場を観に行くと、信じられないくらいの並びができていた。初日&限定Tシャツ狙いもあってだろうが、「売りまっせー!」という意気込みがあからさまに感じられる、主催者のそろばんをはじく音が聞こえてきそうな、売る気満々のグッズは過去に例がない。

グッズ→http://www.bz-livegym.com/goods/pleasure/index.html

20年目にして初めてデザインがとてもよい
ロゴがとってもかわいい。いままでロックを意識しすぎて黒一辺倒だったツアーTシャツなども、女子が喜びそうなデザインになって登場。ファンでなくてもこーゆーときの女子の財布のヒモは、たいへんゆるい。

★実用的なものばかり
見るとわかるが、これがけっこう普段使いできたりする(野外のPleasure公演なのに「観戦キット」が外されていた)。なにげにガチャガチャアイテムも、実用的なものが多かった。

★価格が3500円以内
8000円くらいするI氏ジャージだの、6万円する本革ジャケットだの、そういった高価なものが一切なく、メインはだいたい1500~3000円くらい、つまり「実用的なものを揃え、価格を抑え、多く買ってもらおう」という意識がモロに感じられる。毎回写真集のようだったパンフは、インタビュー+写真+ヲタ向けかのような設定・資料集形式になっていた(シュリンクかけてくれよー!)。

■ガチャガチャ(グッズのひとつ。1回500円でできる。なにが出てくるかわからない)コーナーへ行くと、アイテムリストが貼り出されていたので確認。

↓ガチャガチャアイテム
http://www.bz-livegym.com/goods/pleasure/index1_2.html


■実は秋林、会場入りしてから、ガチャを先にやりにいった3人とは別行動で、開演15分前までグッズに並んでいたのだが、信じられない並びで一向に進まず、隣の親子参戦の方とずっとおしゃべりをしていた。その際――

私:「いや~、いまでこそこんな会場で野外ライブをギンギンにやってますけどね、昔昔大昔は、松本孝弘ギターセミナーというのがあって、ギター講座+おまけライブが1コインくらいで観れたんですよ。楽器屋の2Fにある会議室のようなちっちゃいところで、30人くらいの熱狂的なファンの前で演奏してくれたんです。すんごい盛り上がったんですけどね、アンプ1台+CDカラオケ+ギター+生ボーカルでちっちゃい部屋だったから、フシギな感じで。観に来たファンは、みんな足踏み鳴らして踊るもんだから、CDも音飛びしちゃって。でもふたりは、どんなところでもどんな状況でも演奏して歌ってくれる、気のいいにーちゃんたちだったんですよー!わははははは!」

…とゆー話をしたら。
本番MCでその話をされてしまった…。

ごめんなさい…ご本人さんたちがその話するとは思わなかったの…>親子参戦の方

結局、開演15分前までグッズに並んでいたが、並びの長さが解消せず、また限定Tシャツも売り切れということで、諦める。悔しくて、普段はやらないガチャガチャをやってしまい、「シュシュ」と「デコシール」をゲット。「シュシュ」にショックを受けつつ、とりあえずシールを携帯に貼って、スタジアムの中へ。


★カラータオル:黄色ゲット。


そして開演。


■9/7(日)神戸ユニバー記念競技場
天候は、曇り時々晴れ雨または突然ゲリラ雨。変わらず。

1日目はアリーナ、2日目はバックスタンド席…だったが、ベンチ式になっていてショックを受ける。メインスタンド席は屋根がついていたのに、バックスタンドはナシ。よって、座席にあったカラータオルはびちょびちょだった…プチショック。

グッズも簡単に買えたので、早めに席につき、昨日観られなかったイベントのひとつ、カラオケ大会を観賞。

★カラオケ大会とは(公式サイトより引用)
「先着32名の方にエントリーしていただき、場外での予選によって選出された8名のお客様に、会場内の実際のステージで歌っていただくというイベント」

神戸の選出は5人くらい。さすが勝ち抜いただけあって、みな上手、男の子たちはI氏風に歌い上げていた。中で一番面白かったのは、最後に出てきた男の子。I氏がよくやるように、ステージの端から端へと走り出したものの、マイクがワイヤレスじゃないため、途中でビーン!とコードが張り、思いっきり引っ張られてしまっていた。

Nちゃん:「ムチャやるわ…」

■そして開演。1日目、「ギリチョ」のイントロが始まる前、I氏が得意げにお立ち台に上がったので、「???なんなの???なにかやる気?」と思っていたら、穿いていたピチピチ黒ボトム(ロング)の、太ももあたりにあるフックかテープかなにかを引っ張り、いきなり短パン(結果、ベルト付のタイトな黒ボクサーパンツに見える…)に早替りしたI氏の、「どーだーー!お前ら、これが見たかったんだろうーー!」というような、懐かしい短パン姿に大爆笑。2日目は、「どうやって短パンになるんだろう?」とその仕組みを観察するべく、また「今日は何秒かかるかな?」というマニアなギモンから、「ギリチョ」の1曲前「Brotherhood」より身を乗り出してI氏を観ていたのだが――1日目より手間取ってしまい、I氏、早替えイマイチ決まらず。

秋林:「I氏&ワードロープ、きっとまた考えるんだろうな…」

「ギリチョ」演奏中、つい素に戻ってステージを見てしまった。そこには、今年44歳のおじさんが短パンになってステージタオルを振り回す姿が。頭が下がる思いになる秋林。

★カラータオル:赤色ゲット


ああ、神戸は遠かった…。
本日の送りつけられ品:「20周年記念DVD Official Bootleg Hidden Treasure Typhoon No.20」
10周年記念のときはビデオ、15周年記念のときは分厚い写真集、そして20周年記念の今年、DVDがオフィシャルファンクラブより送りつけられてきました。5周年のときはなにもなかったっス。
(左が10周年記念ビデオ、右が今回の20周年記念DVD」)

なんとなく観たい気分になって、封を開け、観始めたら。
ランタイム、なんと約2時間。

…長かった!
こんなに長いとは思わなかったです。
ご本人たちの歴史なのに、自分のそれを見せつけられたような気分になったとゆーか、遠い目になってしまいました。ちょっとだけ10周年記念ビデオと内容がカブってますが、+10年分あるし、DVDなので映像がキレイです。

DVDでは長く感じても、実際はあっという間の20年でした(私には)。

大昔のライブ映像が流れますが、客席のみなさん、踊ってたでしょ?
昔はあーゆー感じだったんですよねー。ディスコ(クラブではない)状態。

合歓の郷のイベント映像には涙。なんて懐かしい!あれはTMネットワーク中心のイベントだったんですけど、ほかにフェンスオブディフェンスがいて…え~っとTMの「Come On Let’s Dance」だったかな?…みんなで演奏してくれたのに、ボーカルに抜擢された若かりし頃のI氏が、緊張のせいか、歌詞をとばしてトチってしまったという覚えがあります。うんうん、青い青い。

そして以前、私がプチ解説をしたライブ話もコレで確認できるかと思います。
(イナバ氏のフライングVなんちゃって演奏とか、綾様とか、イネーバとか)

ごちそうさまでした、お腹一杯になりましたー!
(でもウルトレはまだ封も開けてない、ダメな私)

明日から日産スタジアム2daysです。
やっぱりとゆーか、またもや台風がやってきてます。

新幹線、動きますよーに。
「B’z The Best“ULTRA Treasure”(2CD+DVD)」なんですが。

10年前にリクエストベスト(Treasure)が出たときは、投じた3曲のうち1曲も収録されなかったとゆーのに、今回は2曲収録されることになりました。

■秋林リクエスト
1.ながい愛(アルバム「Brotherhood」収録)
2.恋じゃなくなる日(ミニアルバム「FRIENDS」収録)
3.銀の翼で翔べ(アルバム「Brotherhood」収録)

「ながい愛」が21位で、「恋じゃなくなる日」が10位。「銀の翼で翔べ」は選外となったけれど、オマケでついてくる「シークレットライブ映像」のうちの1曲に入っていたので、実質3曲とも選ばれたとゆーことかあ。…ふむ。

りょうさんもおっしゃっているように、私もB’zに関してはベスト盤を聴くことがほとんとありませんでした。「でした」となっているのは、6月に出た「B’z The Best “ULTRA Pleasure”」を意外と聴いているからです。でも10年前のベスト盤はま〜〜〜〜〜〜ったく聴くことはありません。いやだってさ、ダブってるだもん!…「Treasure」なんかは、10年前に1回聴いただけ(リクエストした曲が1曲もなくてフテくされたのもある)、5年前に出た「Pleasure II」に至っては購入する気すらなかったという…いやだって、ダブってるんだもん!

9月に出る「B’z The Best“ULTRA Treasure”(2CD+DVD)」は、たぶん…10年前よりは聴くでしょうね。「なんでこんな曲が入ってるの?そんな人気なんかあったっけ?****のほうがもっと…」と思う曲が多いけれど、たぶん…聴くだろうな。楽天で予約しましたし。

ただ、DVD付きでない3CD盤のほうにだけ新曲が1曲入ってるってのは、ちょいとムカつきますね。その1曲だけのためにベスト盤を2種買うなんてことしませんよ、私は。10年前、オマケが欲しくて2枚買ったイタい経験がありますから。あのイタさは10年経っても忘れられましぇん。

ちなみにDVDは…6月に出た「B’z The Best “ULTRA Pleasure”」のオマケDVDほどそそられないはしないけれど、とりあえず楽しみにしております。

しっかし…「過去のツアーTシャツ復刻・販売します」と発表されたものの、昔からB’zのツアーTシャツはダサいとゆーか、黒一辺倒で、93年の渚園のとき初めて「おお!黒っぽくない!イラストじゃん!」と感動し、ついうっかり購入した覚えがあったり…。やっぱりこれまたイタい思い出です。

ツアーTシャツより、ほかのTシャツ(松本プリントとか昇り竜とか)のほうが人気あったりするのになあ…。

↓「復刻Tシャツアンケート」
http://www.bz-livegym.com/reproduct/
7/5(土) B’z LIVE-GYM 2008 ACTION at 日本ガイシホール
←これは5/31の日記にも書いた、20周年記念イベントのひとつ、「ファンが送った写真を飾ったツアトラ」の拡大写真です。私とNちゃんのツーショット写真(昨年の「B’z in Your Town」ライブ会場で撮ったもの)もあります。こんな感じで貼り付けられ、全国を走っているのですよ♪<記念ツアートラック

…というわけで、今年2月の京都・5月の福井に続き、7/5(土)猛暑の中、「B’z LIVE-GYM 2008 ACTION」日本ガイシホール公演に行ってまいりました。

■名古屋にある「日本ガイシホール」(以下、ガイシ)。ハテ?そんな名前のアリーナクラス会場なんざ名古屋にあったっけ?…と、昨年ツアー日程が告知となった際に「??」状態となっていたら、あの「名古屋レインボーホール」が改名、「日本ガイシホール」となったと教えてもらい、驚愕。「えええ〜!?あのレインボーがあ!?」と時の流れを痛感。そのほかにも、「横浜国際総合競技場」は「日産スタジアム」に、「渋谷公会堂」は「C.C.Lemonホール」に――フクザツな思いになってしまった。遠い目。

場所はJR笠寺駅の徒歩圏内で、駅についたらまず目に入ってくるほどの近さ…ってか、地元民でない限り「笠寺で降りる=ガイシへ行く」ということになるだろう。キャパシティは、公式資料で確認すると約10000席。そのうち「スタンドが5155席、可動2024席、移動約3000席」となっているが、B’zのライブでは可動席が使われてなかったような覚えがあるので、アリーナには段々状態の可動席はなく、「平たいパイプイスが並べられた状態(つまり移動席が増える)+スタンド席」という、大阪城ホール(以下、城H)に近い雰囲気だったと思う。ちなみに、横アリは「センター席+アリーナ席+スタンド席」。

ガイシは城Hと似ているが、城Hほどスタンド席数はないし(城Hのスタンドは8956席で、ガイシとは3000以上も差がある)、ステージ横のスタンド席がステージとやたら近くなることもない。最大の特徴は、「スタンド席はステージ正面と背後が少なく、サイドが7〜8列ほど多くなっている」という点。外観が丸いのに、入ってみると楕円形体になっているのは、こういう理由からだと思われる。正面とステージ背後のスタンドは人が立てないので、立見席がサイドだけになってしまい、結果的にキャパシティが抑えられるアリーナだなという印象である。

■そんなわけで、すんごく久しぶりにレインボー…じゃない、ガイシ参戦をしてきました。まさかチケットが回ってくるとは思っていなかったので(オークションじゃありません)、チケットの神様に感謝!

■それにしても…東名阪でのアリーナ公演は年々少なくなっていたし、ガイシで公演と聞いて「懐かしいー!」と思ったということは、下手すりゃ「TIME」ツアー(92年)以来のガイシ参戦?…と遠い目になっていたら、96年「Spirit LOOSE」のレインボー公演の半券が出てきた。うわ!12年ぶりかー!…あとでLIVE-GYM公式サイトで確認したらば、B’zは98年「SURVIVE」ツアー以来の10年ぶり。そんな昔だったのか、ついこの前のことのように思えるのに…と、またもプチ遠い目。

■「20周年記念の野望 その1」
別口でチケットが回ってきたという、Nちゃんと一緒に「これも運命共同体?チケットの神様ありがとう!」と云いながら、ガイシへ。ここで、Nちゃんにはナイショの「秋林の野望」が始まる。

せっかくの20周年なんだから、「HOMETOWN BOYS’MARCH」の時にスクリーンに映し出される、会場前をうろついているファンの映像に参加しようじゃないの!

…というわけで、いつもは重役出勤のごとくギリギリ会場入りするくせに、かーなーり早めにガイシ到着。12年ぶりのガイシに、「こんなんだったっけか〜?」とまたプチ遠い目になりつつも、まずはツアトラを激写。その後、モギリゲート前に行き、撮影スタッフを探す…と、いた!いた!いた!いた!いたっ!見っけ〜〜!!

私:「すみません!撮ってください!この撮影のために、これ(すんごい古い…とゆーか古すぎるツアーグッズ)持ってきたんですっ!」
Nちゃん:「ちょっと!ちょっと!なに云ってんねん!?」
撮影スタッフ:「おおお!○○のときのですか!いいですね〜これ!」
私:「でしょ♪」
Nちゃん:「だからこんな早くに来たんか…信じられへん…」
撮影スタッフ:「じゃ、映しますよ〜。こうやって下さい〜」

…とポーズを指定するスタッフ。

がしかし、Nちゃんがここで「いややーー!映りたないわ〜!」と激しく抵抗。

私:「20周年記念〜〜〜!」

…すると、ちょっと離れたところで、ジタバタやっている私たちのなりゆきを見守っていたと思われる、アクションTシャツ(レディース)を着たお姉さんがひとこと――

お姉さん:「映るべきです!」

お姉さんのひと押しで、Nちゃんも観念同意、ブジ撮影してもらったのでした♪

あのときのアクションTシャツのお姉さん、ありがとうございましたー!

■ツアトラチェック!
その後、開場までたんまり時間があるので、「ファンが送った写真を飾ったツアトラ」に貼られたはずの、自分たちの写真を探すことに。炎天下のもと、膨大な写真の中から1枚を探すNちゃんと私。数十分かけたものの、どうしても見つからない。「こんなん見つからんわ〜…」と諦めた瞬間――Nちゃんが「あった!」。ありましたよ、ありました!なかなかいいポジションに!ついに発見した自分たちの写真に大感動。「写真を送っておいてよかった〜」と、ちょっと涙目になった私でした。ビバ!20周年!

■「20周年記念の野望 その2」
その後、開場となって早々と入場。ここで、Nちゃんにはナイショの「秋林の野望 その2」が始まる。

モギリゲート通過後、おもむろに「メンバー行きBOX」を探し始める秋林。すると、ゲート横に設置されているのを発見。

私:「あった!」
Nちゃん:「…どうするねん?」
私:「20年目にして初めて手紙書いた」
Nちゃん:「マジで!?えらいなあ…」
私:「1週間、レターセットや書く内容で悩んだの。でもやっぱり20年もファンやってるから、どうしても伝えたいと思って。3時までかかった」
Nちゃん:「…そうやな、気持ちわかるわ」

松ちゃん行き、イナバ氏行き、両方にお手紙を入れる。真っ暗闇の中に手紙を送り出すような気分になったけど、郵便よりは確実。とりあえず目的は達成したので満足、あとは「読んでくれるか」ということだけ。

■ガイシ内を散策
12年ぶりに訪れたガイシの劣化…とゆーか、古くなったなあという印象に、またもやプチ遠い目。トイレに並ぶ人が多かったけれど、みなさ〜ん!もっと奥に進めば、ガラ空き状態のトイレがありますよー!

■新聞熟読
入場者全員に無料配布される「ACTION PRESS!」(B’zのライブでは、会場・日別の新聞がもらえる。ドラムス担当の外国人サポメン・シェーンによるワンポイント英語レッスン、チーフマネK氏による「素朴な質問お答えします」コーナー、メンバーオススメ映画話…などネタが満載)を、会場内のベンチに座りながら、読み出すNちゃんと秋林。まるでオヤジのよう。でも、こんな新聞を広げて読むという光景(?)は、B’zのライブでは当たり前。

■そして開演
セットリストは福井公演とまったく同じ。「久しぶりに来たら、名前が変わっていました。フレッシュな会場でのライブ、楽しんで下さい」というイナバ氏のMCに、ほくそ笑む秋林。なんか他の会場でも名前が変わりそうな…。ちなみに松ちゃんは、名古屋駅近くのドコモショップで、P906iに機種変更(購入だったかも)したそうです。

■「HOMETOWN BOYS’MARCH」
名古屋とファンの映像。ちゃんと映ったことを確認しました♪やった〜♪採用して下さったスタッフの方、編集お疲れ様でした&ありがとうございました〜!

■終演
つつがなく終演。

■どーでもいいこと
しっかし、スタンド席は大人しいとゆーか…定番「Easy Come, Easy go!」で合唱しましょうね、というところでも歌えない(歌詞を知らない)ファンが多いことに、ビックリ。ファンクラブチケット入場者が多いはずの会場でこれかい?…とショックを受けてしまいました。恥ずかしがって歌わないというのではなく、明らかに「知らない」。京都や福井ではそんことなかったのに…。たまたまそんな場所だったのかも、と思ってみることにしました。

以上、AB型らしく「ライブ内容よりライブ前の話がメイン」な、ライブ感想でした♪
■10.「さまよえる蒼い弾丸」
[B’z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"] (2005/7/7 幕張メッセ・イベントホール)

CD:ポカリスエットCMソング (1998/04/08)
2nd:「Hi」Fomurla Nippon テーマソング

★曲について
元SMAPの森くんが出演した、ポカリCFソング。通称「さま弾丸」or「ダンガン」。途中、タイミングの取り方がちょっと難しいところがあるものの、B’zの曲の中ではそう難しいコード進行ではないほうで、とにかくイントロのシタールが印象的。ライブでは、このエスニックなイントロともにステージが青一色になり、青のピンが会場をグルグルと回る(DVDでも確認できます)。この青ピンが回ると「おおお!ダンガンきたかーー!」と思うファンは多いだろう。通常のアルバムには入っていないシングル曲だが、昔からセットリスト入りしてくることが大変多い曲で、現在行われている「ACTION」ツアーでも聴くことができる。

★ライブ&映像背景
「BIG MACHINE」ツアーよりは覚えている、ソロ活動明け2005年にリリースされたアルバム「CIRCLE」のツアー。まだ倦怠期は続いていたし、アルバムもそう好きではないのだが、なんで覚えているかとゆーと…B’z LIVE-GYM始まって以来の初フル・センターステージだったから。「アルバムタイトルが『CIRCLE』だし、もしかして丸っこいステージで、センターかもよ〜?」なんて、ツアー前にNちゃんと笑いながら「まさかね〜♪」などと話していたら……本当にそうだった。今までも、アリーナの真ん中に小さなステージを作って、数曲だけ演奏するということはあったが、最初から最後までセンターステージなのは初。「やったアリーナ1列目、最前列!」と喜んだ方は、失望したかもしれない。でもセンターステージは大変だと思う、PAの位置やピンの設置、座席の配置など、すべていつもとは勝手が違うだろうから。

で、この丸いステージ。実は外周がグルグルと(そして意外と速く)回るため、スタンドから見ていて「すごく涼しそうなんだけど、演奏したり歌ってると…目が回らないの?」と心配したのだが、松ちゃんいわく「動かなくていいし、楽」。そっかそっか。でもなんの曲だったか…「JUICE」だったかな…すんごい勢いでイナバ氏が回転させられていたような?…でもたぶんあの人のことだから…とゆーよりきっとあの人のことだから、どんなに高速回転だろうと「気持ちいいですよ、いっちゃいそう♪」とかなんとか、淡々としながら(本音は別にして)テキトーに云ってたんじゃ?(未確認)

アルバムが妙にスピリチュアルで大人っぽい(注1)せいか、なんとなくライブ自体も大人しい感じだったような覚えがある。「愛のバクダン」で風船が落っこちてきたのは、たしかこのツアーだよね?…そしてアルバムツアーなのに、アルバム曲の演奏が比較的少なかったような…気がする。中では、「イカロス」がとにかくノリにくく、つらかった。転調しすぎだと思う。

「さまよえる蒼い弾丸」は、♪と〜びだしゃいい〜♪のジャンプのタイミングが難しい。DVDを見ると、イナバ氏はその場で高く開脚ジャンプをしているが、「体力いるよね〜。昔はもっと高いジャンプをしょっちゅーやってたけど、こんなジャンプ、いつまで見られるかな〜」と、ちょっと黄昏てしまった。ちなみに、現在行なわれている「ACTION」ツアーにおける、イナバ氏の♪と〜びだしゃいい〜♪のジャンプは、まずモニターの上に乗っていて、そこから飛び降りるという形になっていた。なるほど!!その手があったかー!とライブ中、つい膝打ちをしてしまった私である。考えたな!>イナバ氏(43)

網走番外編+本編41公演。チケット代:7500円(指定席)。倦怠期だったので、参加は2公演のみ。ただし、シングル「SPLASH!」の特典で、このツアーからチョイスされた3曲(「愛のバクダン」「パルス」「Fever」)のDVDがついて来たため(注2)、映像的にはよく覚えている。ちなみに私は、その3曲すべて購入しなかった。だって倦怠期だったし、ツアーもアルバムもあまり好みではなかったから。2005年は、比較的落ち着いた活動だったような…そーいえば、青学の学園祭ライブに松ちゃんが登場(注3)したのって、この年だよね?

★注釈
(注1)1曲目のイントロで、いきなり「コールドマウンテン」(ニコール・キッドマン主演映画)につれていかれた。なんで「コールドマウンテン」?…映画見て、音楽聴いたらわかります。ちなみに、「2005年面白かった映画は?」という質問に、「コールドマウンテン」「ドッグヴィル」と回答なさったのは――イナバ氏。そっか「ドッグヴィル」か。……。「イナバさんが面白いって云ってた映画よね、私も観なきゃ♪」という女子は、みなことごとく撃沈させられたと思う。「監督がラース・フォン・トリアーだけど、いいの?知らないよ?」と、私なら警告する。

「よく聴いたアルバム」という質問には、松ちゃんが「Maroon 5」の「Songs About Jane」を挙げていた。「CIRCLE」の中の「Fly The Flag」のAメロを聴いて、納得。

(注2)どー考えたって「Fever」付「SPLASH!」が一番の買いでしょ!…ねえ?

(注3)なんで青学なの?って…そりゃー松ちゃんはクリスチャンだしって…まあ…その…そういうことにしておきましょうよ……ねえ?

★参考文献
『BE WITH!』60〜78号(B’z Party会報誌)
■09.「Don’t Leave Me」
[B’z LIVE-GYM 2003 "BIG MACHINE"] (2003/12/27 東京ドーム)

CD:テレビ朝日系ドラマ「新空港物語」主題歌(1994/02/09)
2nd:「Mannequin Village」

★曲について
B’zブルーズ回帰な長髪・暗黒時代を代表するバラード。個人的にはとても好きな1曲なのだが、この曲を鼻歌で歌っていたら、いつの間にか、うっかりエアロスミスの「Crin’」になっていた――ということがしばしばあったり…ごにょごよ。…いや、でもこっちのほうがいい曲だと思うんだけど…。私は、松ちゃん&イナバ氏ともに長髪時代が好きなので、米国で撮影されたこの曲の監獄PVも、必然的に好き。ただ、あれは何度見ても、極寒の中で撮影されたとは思えない…。

カラオケで歌ったり、CDでイナバ氏とデュエット(…)したことのある方は、その際、身にしみるほどの実感をされたと思うのだが、この曲は超難しい。男性の場合、玉砕の可能性さえあるほど。B’zの曲は、ご存知のように歌もギターもメチャ難しく、とくに歌はキーがやたらと高いので、フツーの男性にはつらい。イナバ氏の音域は「G2からB5まで」(注1)といわれていて、男性ロックボーカリストの中では、キーが広くてかなり高いほう。それを踏まえても、この曲は音域がとても広い上に、リズムとコード進行は典型的なブルーズ、それでシャウトまであるという難しさ。秋林、この曲をライブで何度も聴いているが、パーペキに歌いこなすイナバ氏となると…実はあまりお目にかかっていない。

B’zのどのバラードより、歌っていて気持ちいいだろうし、キマると超カッコいいけれど、それはイナバ氏だからであって、一般人の場合、別の意味でも玉砕の可能性があるので、カラオケ時には要注意である。

★ライブ&映像背景
B’z15周年の年。うわ!「BIG MACHINE」ツアーかあ…どうしよう?全然覚えてナイ!脳裏にナイ!…2000年からの「第二次B’z倦怠期」&自分好みの曲をあまりやらなくなった+アルバムがさほど好きでないが、どうやら2003年も続いていた模様。2004年の松ちゃんバンドTMGツアーは信じられないくらいにハマり、「どーしよー!?この数年のB’zのライブより、楽しいったらありゃしない!」だったのに…。2003年は15周年の年、あの渚園公演だってあったのになあ(でもちゃんと行った)、めちゃ冷めていた当時の自分がもっとも印象的である。

…というわけで、「こりゃいかん、DVDを見て思い出さなきゃ!」とDVDを見てみたら――縦長のタラリア(大型スクリーンのこと)が2つステージ上にあり、ぞれぞれ松本・イナバと、同時に別の映像が映し出されていた。そうだ、このタラリアだよタラリア!…あ〜これがこのツアーで一番よく覚えているものかも。

すべて昔がいいとは思わないけれど、この頃からライブがちょっとまったり…とゆーか、狂って爆発!だとか、ムダにも思えた派手なアクションだとか、ギター抱えて走りまくりだとかがなくなり、落ち着いてきた印象が出てきた。屋内のデカい会場が多くなったから、余計にそう感じてしまったのかも。これも時代(と年齢)のせいか。

冒頭にブルーズハープを披露しているイナバ氏。この曲のイメージから、「9thツアーくらいからハープやってるの?」と思われているが、実はライブでのハープ演奏は意外と古く、91年(!)の「Plesure’91」ツアーで披露済み。楽器演奏ではもっとも上手いと思う(これかマラカスでしょ、やっぱ)。

松ちゃんのカウボーイハット(ウエスタンハット)は定番。本当によく似合う。日本でもっともカウボーイハットが似合うのは松本孝弘!である。

難しい「Don’t Leave Me」だが、DVDに収録されただけあって、出来は良いし、「右手でマイクスタンドの上部、左手で下部を持ち、やや下向きからナナメを向き、そしてのけぞってシャウトする」という、イナバ氏というロックボーカリストを象徴する姿がよくわかるあたりも、この映像のポイントが高いところである。

セットリスト見ていたら…うわ!このあと「MOTEL」、さらに「ヒミツなふたり」まであったのかー!

本編12公演。チケット代:7000円?7500円かな?(指定席)。うわ!半券残ってない!?(ホント倦怠期だった…)部屋のどっかにあると思うんだけど、行方不明。たぶん2公演しか行っていない。このときは「出来が金太郎飴になってきたし、2回行ければいっか」だったと思われる。米国公演+夏には渚園だったので、冬に開催されたドームツアー。よくよく考えてみれば、米国でツアーやって、15周年のでっかい野外ライブを2dayやって、さらにその冬、アルバムツアーをしたわけだから…止まること/留まることを知らない、「曲を作る・ライブをする」ことで生きている人たち(注2)だと思う。頭が下がる。

★注釈
(注1)譜面見てたらそうだろうなと。ちなみに「Low-GからHiHi-Bまで出る」という意。

(注2)「休む」と云っても、なにかしら活動しているし、ファンも帰ってくると信じているとゆーか、不安にもならない。「彼らなら当然でしょ?ほかになにがあるとゆーの?」というスタンスだと思う。「道の行き方や手順が違ってもゴールは同じ」だとわかっているから。

★参考文献
『BE WITH!』52〜60号あたり(B’z Party会報誌)
■08.「GOLD」
[B’z LIVE-GYM 2001 "ELEVEN"] (2001/7/15 西武ドーム)

CD:世界水泳福岡2001 大会公式テーマソング(2001/08/08)
2nd:「ultra soul 〜Splash Style〜」
3rd:「まっかなシルク」

★曲について
スポーツ系タイアップが続いた時代の、「RING」とともにあんまり印象が残っていないバラードシングル曲。ここ数年のライブでは、セットリストにもほとんど挙がってこない曲(注1)のような印象がある。「あれ?どのアルバムに入っていたっけ?『ELEVEN』ツアーで演奏したことは覚えているから、やっぱ『ELEVEN』?」と勘違いしてしまうくらい、個人的に「ツアーで披露したことは覚えてる、でも曲自体についてはあまり覚えてない」シングルのひとつ。

ただし、「B’zのツアーは、メンバーだけでなく、こんな数多くの人たち(裏方さん)によって支えられているのです」という、「ELEVEN」ツアークルーや事務所スタッフのみなさんをフィーチャリングしたPVは印象深く、ホロリとさせられた。89年からひとつひとつツアーを重ね、「次はこうしたら、もっと良くなるんじゃないか?」と進化し続け、規模もレベルも(ついでにチケット代も)年を追うごとに大きく/高くなってきただけに、こういう裏で支えてきたクルーを見ると、なんだか胸にくるものがある。PV映像では、昔からいる人を何人か発見することができ、「うわ〜!○○さん!フケたなあ懐かしいなあ…」と、プチ(勝手に)同窓会状態になってしまう。

★ライブ&映像背景
ライブハウスなどでのSHOWCASEや突発ライブ、アリーナにドーム、と会場の規模がいろいろあったせいで、セットリストがコロコロ変わり、「あの曲が聴きたかったのに、ホールやアリーナクラスでやって、ドームでやらないなんて〜…ライブハウスやホールやアリーナクラスのチケットなんざ、なかなか取れないっちゅーの!」と、つい大きくグチってしまった、いちおうアルバム(「ELEVEN」)ツアー。この年は、ほかにアジア公演があったので、B’z的には「いろんな曲をツアーで披露した」年といえるかもしれない。

デビュー以来、ずっと髪の長さは肩辺りまでのマレットという髪型で貫いていた松ちゃんが、ここまでバッサリ短く切ったのはこのツアーのとき(だけ)。イナバ氏のほうは、衣装の袖がとんどん短くなっていき(とゆーか、なくなっていき)、体はさらにマッチョ化を極め、かなり痩せているのに筋肉つきまくりな逆三体型、「松ちゃんの髪は新鮮だけど…イナバさんは、もうちょっと筋肉落としたほうがキャラ的にいいような…」と、当時客席でそんなことを思ってしまったのだが、こうやってDVDを見ると、たしかに筋肉つけすぎで(03の「おでかけしましょ」と見比べて下さい。腕の太さは1.5倍になってます)、いま(2008年)くらいが、やっぱりちょうどいいと思う。

私自身が、2000年から続く「第二次B’z倦怠期」&自分好みの曲をあまりやらなくなった+アルバムがさほど好きでない(注2)せいで、これまたあんまり覚えていないツアーなのだが、オープニングの1曲目が「愛のprisoner」だったことに、意表を突かれた(「Seventh Heaven」だと思ってたから)。DVDで見るとわかるように、ステージ上には「ELEVEN」と書かれたトラックが2台釣り下がっていて、ラストに、このトラックの荷台が開いて大量の缶がステージに流れ落ちてくるという演出があり、そのすごい量に「うわ〜…PVに出てくるクルーには、あれを拾って片付けてる人もいるんだよね…片付けやすくなってるだろうけど、それでも大変だろうなあ…」と、口を開けながらぼけーっとステージを見ていた覚えがある。

ツアーが始まってからリリースされたため、「GOLD」は最初からセットリストに乗っかっていた曲ではなく、それまで演奏されていたのは「JUICE」、ぎゃぎゃ〜んと狂乱の中で本編が終了、アンコールへと繋がっていた。たしか会場がドームクラスに入ってから、この「GOLD」へと変わったはず。しっとり聴かせてアンコールへ…という、とても大人で落ち着いた雰囲気になったことを覚えている。

個人的に、「GOLD」よりアルバム収録曲である「Raging River」(注3)のほうが、イナバ氏のライブ本領発揮&映えまくりな曲だと思う。でも「Raging River」は、アルバムツアー的にはいいけど、やや単調で曲自体がマイナー。「GOLD」は、同じくイナバ氏の良さが出る曲なうえに、壮大でわかりやすく、そして(いちおう)シングル曲。なので「GOLD」のほうが、今回のDVD収録に選ばれたのかもしれない。

本編46公演。チケット代:据え置き6800円(指定席)。この頃、強烈にB’z倦怠期だった私は、たった2公演(アリーナ2回)のみの参加、ホール&ドーム公演は未参加で終了。訂正。もう1枚、大阪ドーム公演(注4)の半券が出てきた(しかもアタシ名義のチケットじゃん!)。3公演参加なので、手元には半券が3枚残っている…が、うち1枚がなんと「アリーナ10列目」。うわ!こんないい席だったんだ!神戸だったかあ…そーいえば、開演10秒前まで席で針仕事をしていたような…。ちなみにこのツアーから、オフィシャルファンクラブの優先チケットが、カラー印刷のものに変わった。なお、このツアーの岐阜公演で以って、全国47都道府県制覇

倦怠期だったくせに、「通勤にいいかも」と、ツアーグッズのイナバジャージを購入。8000円もしたのに、チャチな生地&作りで大ショック!「もうジャージなんて買わない!」と心に誓った…くせに、ツアー途中から売り出された「イナバショートパンツ」を、うっかり購入。ジャージは「M」を選んだらかなり大きかったので、「S」を選択したら…今度は小さかった。………。

★注釈
(注1)Pleasureシリーズではないアルバムツアーの場合、バラードは、アルバム収録曲の中から演奏されることが多い。

(注2)最近CDケースを開けたら、中身がどこかにいってしまって行方不明になっていた。それくらい、聴かない。ロックテイストが濃いのはまったくオッケーなんだけど、なぜかアルバム1枚まるごと好きじゃないんだよね…。なんでだろう?

(注3)別名「ウォシュレットの歌」。♪Wash away〜♪の部分が♪ウォシュレ〜ッ♪と聞こえるからだと思われる。

(注4)思い出してきた。「しっとり聴かせてアンコールへ」とか書きながら、実はJRの時間が気になって、アンコールを見ないまま帰ったんだった…。そんなことしたのはこのときだけ。今じゃ考えられない!そんなことできない!ホント、倦怠期だったんだなあ…。

★参考文献
『BE WITH!』49〜51号あたり(B’z Party会報誌)

1 2 3 4 5 6

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索