←ティーンムービー傑作「ブレックファスト・クラブ」(1985)。友人E(米国人)はこれを観た当時、かなり衝撃を受けたのだとか。「どのキャラに一番近かったわけ?」と訊くと、「エミリオ・エステベス。10代の頃はスポーツ三昧だったから、彼のプレッシャーはよくわかったよ」。ふ〜ん。ちなみに私は、お嬢キャラのモリー・リングウォルドで〜す♪(←大ウソ)

今日は80年代の青春映画と「ブラットパック」についての話をば。

現在でも数多く作られている青春映画ですが、私が10代だった80年代は――それはそれは青春映画の宝庫のような時代でした。

↓その頃の話(2003/11/20の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20031120.html

青春映画といっても、その出来はA級からZ級までさまざま、当たり外れは大きく、名作・駄作・問題作・問題外作が混在しておりました。私がいまでも青春映画に関して許容範囲が広い…とゆーか、駄作を観ても許せてしまえるのは、80年代にそんなさまざまな出来の青春映画を数多く観たからだと思います。

たとえば「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー」で有名なフランシス・F・コッポラ監督は、私にとって「アウトサイダー」「ランブル・フィッシュ」といった青春映画を手がけた監督という印象が強く、ジョン・ヒューズ(先生…と付けたくなる)の作る映画は、舞台が米国だろうと、登場人物への共感度は非常に高いものでした。

そして、それら青春映画に出演していた若手俳優たちは、次第に注目され、大人気となり、80年代の初め頃に日本で名作「アウトサイダー」(1983)が公開されるや、その映画に出演した若手俳優たちは「YAスター(ヤングアダルトスター)」(たぶん、この呼び方は日本だけ)と呼ばれ、当時私が購読してた映画雑誌「ロードショー」では、ジャッキー・チェンに次いで、マット・ディロンが人気でした。

1.「YAスター」と呼ばれた俳優たち
マット・ディロン、ラルフ・マッチオ、C・トーマス・ハウエル、トム・クルーズ、レイフ・ギャレット、パトリック・スウェイジ、ダイアン・レインなど

当時の1番人気はマット・ディロン、次点がC・トーマス・ハウエルだったかニャ?…でもその後、「ランブルフィッシュ」の主演オファーを蹴って「卒業白書」に主演し、スマッシュヒットさせたトム・クルーズが台頭してきて、続く「トップガン」で大スターになりました。

80年代半ばになると、↑の俳優たち主演作以外に、ジョン・ヒューズ作品、J・シューマカー監督による青春群像劇の金字塔作品「セント・エルモス・ファイアー」などが公開され、その中でも「ブレックファスト・クラブ」「セント・エルモス・ファイアー」に出演した若手俳優たちは、「ブラット・パック」と呼ばれるようになりました。

ブラット・パックとは――
「若くして成功し、注目を集めている集団」(三省堂提供「EXCEED 英和辞典」より)。1985年に、NYマガジンが「ブレックファスト・クラブ」「セント・エルモス・ファイアー」に出演した俳優たちをそう呼んだことから始まる(…と、当時の「ロードショー」に書いてあった)。

2.「ブラット・パック」と呼ばれた俳優たち
ロブ・ロウ、エミリオ・エステベス、ジャド・ネルソン、アンドリュー・マッカーシー、デミ・ムーア、メア・ウィニンガム、アリー・シーディ、モリー・リングウォルド、アンソニー・マイケル・ウォール

ロブ・ロウとエミリオ・エステベスは「アウトサイダー」にも出演しており、基本的に「YAスター」の一員でもありました…が、海の向こうでの彼らは、やはり「ブラットパック」。その中心的存在でした。中でもロブ・ロウは、当時大人気で(スズキのCFに出てた…「ヒップコンシャス!」)、主演映画もよく作られたのですが、89年に大スキャンダルを起こして以降完全にホサれてしまい、低迷。そんな彼も、ここ数年ようやくTVを中心に復活してきまして、その姿を「ホワイトハウス」で見たときは、さすがの私も嬉しくなったのでした(最近公開されたG・パルトロウ主演「ハッピーフライト」を、面白くないだろうな〜と思いながらも、わざわざ観に行ったのは、彼が出てると知ったから)。

ちなみに、私が1番好きだったのはアンドリュー・マッカーシー。いわゆるセクシー系ではなく、どちらかと云えばお坊っちゃんヅラだった彼ですが、意外にその主演作は多く、輝きの短いブラットパックの中では頑張ってたほうでした……が、決定的な個性が足りなかったこと、童顔俳優の運命なのか、年齢を重ねるたびに役どころが少なくなり、90年の半ば以降からは、すっかり見かけなくなってしまいました。私はマジで彼が恋しいです。

↓最近のアンドリュー(公式サイト)
http://www.andrewmccarthy.com/

ああ!やっと顔が年齢に追いついてきた!
すてきよ、アンドリュー…やっぱ額は出したほうがいいわね♪

ブラットパックと呼ばれたのは基本的に↑の俳優なのですが、当時青春映画が数多く作られたせいか、日本でYAスターと呼ばれた俳優たちのほか、ほかの青春映画に出てた俳優たちも、ブラットパックとされたことがありました。

3.「ブラット・パック」と思われた俳優たち
1の俳優たち、ショーン・ペン、キーファー・サザーランド、マシュー・ブロデリック、チャーリー・シーン、ジェイムズ・スペイダー、ロバート・ダウニーJr.など

ちなみに彼らと同世代であるキアヌ・リーブスも、青春映画によく出てたのですが(ロブ・ロウの「栄光のエンブレム」とか)、彼の場合、80年代の終わり頃に、通常の青春映画ではなく「男ふたりのバカチン青春映画」で金字塔を打ち立てたのでした。

…とこのように、ブラットパックについて書いてきたのですが、リアルタイムで観て来た人はおわかりなように、彼らのほとんどはハタチ過ぎ。そのためフケた顔立ちの高校生ばかりで、作品によってはかなりキツイものがありました。

がしかし。80年代後半くらいからでしょうか、実年齢そのまんまの若手俳優たち(=私と同世代)が台頭し始め――そして、あるひとりの俳優が彗星のように現れました。

そーです。
リバー・フェニックスです。

その美しさ・演技力の素晴らしさ。同世代俳優の中でも圧倒的な存在感を放ち、影を感じさせる表情がたまらない――御多分にもれず、私も彼が大好きでした。

彼以外にも、続々と10代の俳優が現れました。

4.時代そのまんまの俳優たち
リバー・フェニックス、イーサン・ホーク、コリー・ハイム、コリー・フェルドマン、クリスチャン・スレイター、ウィノナ・ライダーなど

ブラットパックにしろYAスターにしろ…当時の輝きを持続させてる俳優は少なく、それらになり損ねた俳優たち(キアヌやブラピ、マット大西くんなど)のほうが、サバイブできているようです。

以上、(オチがなくてすみません…)懐かしいお話でした♪
←これがライアン・フィリップ版「危険な関係」こと、「クルーエル・インテンションズ」。ほらね〜、これも「男1女2のスリーショット」でしょ?

おとといの日記に書いた、ジョン・マルコビッチ版「危険な関係」ですが。
今日やっと発見しましたよ――「時代劇もの」で。
まったく時間がかかったものです。

とりあえずブジ見つかったので、久しぶりに借りて観てみたら……ジョン・マルコビッチのすんばらしいヴァルモンぶりに、しこたま惚れ惚れしてしまいました。まさにナイスキャスティング。後ろからすり寄るあの動き!あの声!あの視線!……なんだか夢に見そう…うううう…げっぷ…。

そして、やっぱりキアヌ・ウォッチャーとして外せないのは、18世紀のフランス貴族コスプレ(もちろんヅラ付き!)をした、若き日のキアヌ・リーブス。もうこんなベタな時代劇に出ることなんてナイでしょうねぇ。お坊っちゃん役とはいえ、なかなか出番が多いしコスプレ姿も貴重なので、キアヌファンは必見かと。

ちなみに↑で挙げたライアン・フィリップ版「危険な関係」は、時代を現代アメリカ、設定を高校生(大学生だったかも)、舞台をNYに置き換え、サスペンス色を強めた仕上がりとなっています。変更に合わせてキャラの名前も変わっているのですが、ライアン・フィリップの役はそのまんま「ヴァルモン」(苗字)。ま、そうじゃなきゃ雰囲気は出ないか。それにしても10代の設定にしたせいか、ティーンムービー色が強くなってたのにはビックリしちったい。ま、何度もリメイクされてる作品なので、そのほうが鮮度はあがるし、こっちも「そうきたか!」と思えるし…ま、これもアリってことでしょう。

なお、いまや売れっ子のマリちゃんことリース・ウィザースプーンも出てまして、この映画で知り合ったライアン・フィリップと結婚してしまいました。でもダンナの活躍はイマイチというか…う〜む、メグ・ライアンとデニス・クエイドみたいにならなければいいのですが。

とゆーわけで、ペさん主演「スキャンダル」を、いーかげんそろそろ観に行かねば。

では、また♪

追記:
優男な顔立ちのライアン・フィリップですが、テコンドーで黒帯持ってるのだとか。知らなかった…。
←うちのままりん(母)は石原裕次郎のことが大好きで、いつも彼のことを「裕次郎」と呼んでいます。

そんな母から、高校入学の頃でしょうか、腕時計を贈られまして…それを左腕に巻こうとしたとき、突然「裕次郎はね、右利きなのに時計はいつも右にしてたのよ」と聞かされました。
――以来、私はずっと右に腕時計をしています。

…というわけで、いきなり裕次郎映画の話をば。

もうずいぶん昔――俳優の石原裕次郎が亡くなったとき、CX「ゴールデン洋画劇場」で、追悼放送として「紅の翼」(昔の主演映画)が流れました。そのときが初めての「裕次郎映画」体験だったと思うのですが、当時の私には残念ながら魅力的に思えず、そのまんま「ふ〜ん」と流し観で終わってしまいました。ところがその1年後――作家・石坂洋次郎の作品に出会ってから、私は稲妻に打たれたかのように数々の「裕次郎映画」を観ることになったのでした。

私にとって、石坂洋次郎(1900-1986)は今でも一番好きな作家です。その作品の多くは青春小説で(全部読んでないから確かではありません)、その流れるような瑞々しい文体・ユーモラスな語り口・個性的で前向きな登場人物たち・とても戦前の小説とは思えない明るく甘酸っぱいストーリー…それらに出会って以来、すっかり虜となり、高校時代はよく彼の小説を読んだものです。

その中でもお気に入りだったのは、「若い人」「青い山脈」「陽のあたる坂道」の3作。とくに「陽のあたる坂道」はMyベスト作品で、いまでもときどき本を出しては読んでいますし、この作品における彼の文章は、私の永遠の憧れだったりします。

ちなみにストーリーは――上流階級で育ちながらも自分は愛人の子であると知っている主人公の信次。彼は家族と常に距離を置き、アウトサイダーな立場を貫く生活をしている。だが、妹の家庭教師で女子大生であるたか子や生母との出会いから、少しずつ自分のアイデンティティを取り戻していく――というもの(こう書くと、たしかにちょっと「エデンの東」が入ってるか)。

ところがこの主人公の信次。どう読んでもま〜んま石原裕次郎。ルックスや言動などの描写を読むと、彼をモデルとして書いたとしか思えず、私の頭の中ではすっかり「信次=若き日の裕次郎」という公式が出来上がり、小説を読んでいると、勝手に文章が脳内映像化されてしまうという状態にまでなってしまいました。

がしかし。まんま石原裕次郎主演で映画化された「陽のあたる坂道」は、観たくてもレンタルビデオ屋さんに置いてないことが多く、未見のまま数年が経ってしまい――結局観ることができたのは、大学生になってからでした。

やっと観ることができた「陽のあたる坂道」は――信次を演じた石原裕次郎はもちろんのこと、くみ子やたか子、雄吉、みどりなど…登場人物すべてがとても魅力的、ストーリー・脚本は原作のスピリットそのまんまという嬉しい仕上がり。3時間を越える長尺だし、ともすれば地味な青春もので起伏は少ないし、当時(50年代)の倫理観と現在のそれではギャップがあるし、石原裕次郎だって決して上手くない――けど、その想像以上の出来に、私は感動しました。

ああ!そうそう!そうなのよ!
信次はそうやってトンカチで床をたたくし、「僕の憲法さ!」のセリフも最高だし、みどりは腹芸の上手い女だし、玉吉はしょーもない俗物だし――そう!そう!そうなのよぅ!

原作のスピリットを失わないまま、映画としても成り立つ脚本を書き、ベストなキャスティングをする――なに当たり前なこと云ってるんだと(我ながら)思いますが、まず原作ありきな作品はその当たり前さが重要なんだよニャ…。

そして若き日の石原裕次郎。決して上手い俳優ではないし、美形というわけでもないのに、スクリーンに映るたびになぜか惹きつけられ、そのまま強烈な印象として残ってしまう――これが唯一無二なスタアというものなのかと、思い知らされたものです。

さすがに昔の主演作(青春ものや無国籍もの)は、いま見るとギャップが大きいので、そのすべてを観ることはもうないだろうけど、私が観た数本の作品だけでも、なんで彼が当時大人気のスタアだったのか、なんでいまでも慕われているのか――それらがわかるような気がしました。う〜む。

ところで。
この話を書くにあたり「陽のあたる坂道」を再見しようと、レンタルビデオ屋さんに行ってきたのですが、やはり置いてなく――あ〜あ、どうしようかなと思っていたら、お茶の間にあるBOXの中に、「陽のあたる坂道 S33 S62.7.25」と書かれたビデオテープを発見してしまいました。…ままりん、撮ってたのね……。でも再見したら、この映画の裕次郎さん――時計を左にしてたんですけど…。

なお、「陽のあたる坂道」は60年代に渡哲也主演、70年代に三浦友和主演でリメイクされているそうですが、そちらは未見です…ってか、ふたりとも信次のイメージとはぜんぜん違うっつーの!!
←メガネを取ると誰だかわからないなんて、まるでさだまさしみたいだよニャ…。

今週末から公開の韓国映画「スキャンダル」ですが。

…別に主演であるペさんのファンでもなんでもない私でございますが、この「スキャンダル」はとりあえず観ておこうと(韓国映画はいつもチェックしてるので)、予備知識収集のためYAHOO!ムービーを見ていたらですね――

「スキャンダル」って――原案が「危険な関係」(ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ作)なんだ!

……あ〜あ、ま〜た〜か〜。
みなさん、ほーんと「危険な関係」が好きね〜。

実は「危険な関係」を原作とした映画って、過去に4作品ほどあるんだよニャ〜…。

設定に多少の違いはあれども、主役のヴァルモンを――ジェラール・フィリップ(ファンファン♪)、ジョン・マルコビッチ、コリン・ファース、ライアン・フィリップがそれぞれ演じ、とりあえず全作観たのですが(ってことは、私も「危険な関係」好きってことになるのニャ?ガーン!)、今度はぺさんがその5代目(?)ヴァルモンを演じるご様子。ふ〜ん。でも舞台が李王朝になったのにも関わらず、↑のポスターときたら「危険な関係」おなじみの「肩寄せ合う男1女2のスリーショット」。舞台が変わってもポスターに変わりはナイのね…。

ちなみに「危険な関係」は、18世紀のフランスが舞台で、社交界のプレイボーイ・ヴァルモン子爵と侯爵夫人、そして女たちが織り成す、インモラルな愛と欲望の人間ドラマ(すみません、いいかげんな説明で)。個人的にはそうだニャ〜…ジョン・マルコビッチ版の「危険な関係」が一番好きです。なお、マルコビッチ版には、若き日のキアヌ・リーブスが出ておりまして、その相変わらず摩訶不思議な出演作選びに、毎度のこととはいえ、私も軽いめまいを感じたものです(ただし、当時の日本では「キーニュー・リーブス」とクレジットされてました…私の記憶が確かならば)。

ま、「危険な関係」が原案とわかってしまった以上、なんだかもう出来上がった状態で観るしかなくなったのですが、とりあえず今月中には観に行ってこようかと思います。
「心やさしきストレンジャー」って、なんじゃそりゃ!?…でもまあ、ヘンだけどイイやつだという話はよく聞くし、日本の女性誌「女性自身」が付けた「貴公子キアヌ・リーブス様」よりマシか。

…とゆーわけで、「トレイラーよもやま話」です。

え〜っと、キアヌ主演最新作「Constantine」のトレイラーがあがって参りましたので、キアヌ・ウォッチャー事務局(←勝手に発足。賛同者・傍観者募集中…なお主な活動内容は、キアヌを生あったかい目で末永く見守ってあげるだけというものですが、こんなこと云ってても私はキアヌが好きですよ〜…念のため)より報告させて頂きます。

「CONSTANTINE」(2005・米)
IMDb→http://www.imdb.com/title/tt0360486/
公式サイト→http://constantinemovie.warnerbros.com/
トレイラー→http://www.comingsoon.net/movies/c/constantine.php

このブログでも今作の話をよく書いてきましたが、2005年公開予定のキアヌ・リーブス主演、アメコミ「ヘルブレイザー」を映画化したSFスリラー(?)もの。原作の主人公ジョン・コンスタンチンは、金髪英国人探偵という設定らしいのですが、キアヌでその設定はムリなので(ビコーズ、昔出演した「ドラキュラ」でね…以下略)、リバプール出身からカリフォルニア出身へと変更され、英国人という設定はナシになった模様。ついでに金髪もやっぱりとゆーか似合わないので、これまたナシになった模様。

↓DC COMICサイト内「HELLBLAZER」のページ(公式サイト)
http://www.dccomics.com/features/hellblazer/index.html

DCでも大人向けのコミックらしく、黒魔術・超能力・悪魔といったオカルト色バリバリ、バイオレンスは激しく、ダークでハードボイルドな作風なのだとか。↑公式サイトを見ると、黒魔術的超能力を使うという主人公はダークスーツを着て、タバコをくわえ、ずいぶんとニヒル(死語?)なお方。ニャるほどね……コアな原作ファンのみなさんが、「なんでキアヌ!?」と嘆くのもわからんでもない……。

「英国人、金髪、破壊的、暗黒、滅茶苦茶、オカルト、タバコにダークスーツ」な主人公ねえ…。ふむ。そういう雰囲気にピッタリな英国人俳優がひとりいるよニャ…。

あのさ……ポール・ベタニーじゃダメだったの?
(ジュード・ロウやショーン・ビーンってのもいいかもしんない)

でもスタジオ側(ワーナー・ブラザーズ)としては、稼げるビッグネームスターを主役に据えたほうがいいわけだし、そうなるとやっぱキアヌか。ハードボイルドはともかく、摩訶不思議な雰囲気はあるしね。…それにトレイラー見たら、キアヌってば声を落してるし、主人公の雰囲気出そうと頑張ってるじゃん!

共演がレイチェル・ワイズなのでクラシカルな感じが出てるし、トレイラーもダークながらクールな出来映え。スタイリッシュな方向に逃げてない雰囲気も○。なにもすべてが原作通りにしなくたっていいし、ポールだって原作とルックスがまったく違うのに見事なマチュリンを演じたし……よし!キアヌ!…楽しみにしてるぞ!

ちなみに監督はフランシス・ローレンス(って、聞いたことナイから新人監督?)、脚本は何名かいらっしゃって――どうやらみなさん原作者みたい(原作者は複数いるのだとか)。

全米公開は2005年2月。日本公開は未定…ですが、配給はWBで主演がキアヌなため、上手くいけば日米同時公開してくれる…かも。

以上、「トレイラーよもやま話」でした♪

今日観て来た「トロイ」の感想、明日にでも書けたらいいな〜。
←私、この本を数年前に購入したのですが、本屋さんで初めてこの表紙を見たとき、ジュードだと気付きませんでしたよ…。でっかく「jude law」って書いてあるのにねぇ…。

で、そのジュードさんなんですが。

現在公開中の「コールド マウントテン」で共演したニコール・キッドマン同様、彼も今年以降、出演作が一気に公開となるのですが(7〜8本ほど)、その中でも個人的に一番楽しみにしている作品「Sky Captain and the World of Tomorrow」の全米公開が遅れ、6月から9月になるという情報が入ってきました。

↓「Sky Captain and the World of Tomorrow」(トレイラーよもやま話15)
http://diarynote.jp/d/25683/20040113.html

日本ではどこの配給会社がいつ公開するのか、わかりません(米国はパラマウント配給)。この映画のトレイラー、まだ日本の映画館で流れてないですよね?…できれば年内に公開して欲しいんだけど。う〜ん…。

パラマウント系なので日本配給はUIPになるのかニャ?

UIP配給といえば、1年ほど前に「トレイラーよもやま話」で取り上げた「Anger Management」(邦題「N.Y.式ハッピーセラピー」)という、アダム・サンドラー主演の映画があるんですけど…ウチの近所のシネコンってば、昨年末からこのトレイラーをけっこう流してたくせに、いつの間にか上映ラインナップから外してる!…超ムカツク〜〜〜!!

サンドラー映画が日本で公開される場合、いつも1年くらい待たされるのですが、これでもし昨年からず〜〜〜〜と楽しみにしている「50 First Dates」(サンドラーとD・バリモアのラブコメ…このブログでも何回か取り上げてます)が、うやむやのうちに未公開ビデオストレートになったら、超ムカツク〜〜!

そして、ベン・スティラーの新作「ドッジボール」(その前に「スタハチ」〜!)もビデオストレートになったら……って、その可能性大だよニャ……。なんか悲しくなってきた……。日本の配給会社って、サンドラーとベンに冷たいし。

…というわけで、「日本公開、よろぴく!」話でした。

では、また♪

補足など

2004年5月12日 映画ヨタ話
まず昨日の続き。
今度…いつになるかわかんないけど、80年代におけるブルッキーの話と、「青い珊瑚礁」以降のC・アトキンズの話を書こうと思います。

で。その「青い珊瑚礁」ですが、米国ではR指定にも関わらず、日本じゃなんでか小学生の私でも観れました。昔は現在ほどレイティングにうるさくなかったから?それとも劇場側の自主判断だったのでしょうか?…よくわかんないのですが、それでもイタリアンエロスの巨匠ティント・ブラス監督作で、ヘルムート・バーガー様主演「サロン・キティ」(鉄十字の愛人)のリバイバル上映時には、さすがに「観ちゃダメ!」と断られました。

↓断られたときの話(2003年5月13日の日記「思い出の退廃男」)
http://diarynote.jp/d/25683/20030513.html

観なくて正解でしたよ。
……小学生にティント・ブラス作品はキツ過ぎますもん。

でもこの「サロン・キティ」(旧題「鉄十字の愛人」)……日本でリメイクされるなら、マダム・キティはぜひ美輪明宏に演じて欲しいな〜…。

あ〜…まだ書きたいことはありますが、今日はこのへんで。

では、また♪

>アミさん
たぶん、「スキャンダル」とあわせて観に行くと思います<「恋愛中毒」

あんまり(とゆーか、ほとんど)感想を書いてないのですが、韓国映画はけっこう、邦画はそれなりに観ています。最近だと、韓国映画は「殺人の追憶」、邦画は「ふくろう」が面白かったかニャ?

それから…えっと…日記開始半年記念(?)おめでとうございます♪
いつもいつも思うのですが、年長者であるアミさんの日記を拝読していると、「そっか〜」と唸ることが多いんです。なので、毎回更新を楽しみにしています♪
←これは完全にセッシュウ加工されています。ブルッキーは14歳にしてすでに170cmくらいあったはず。この頃の彼女は信じられないくらい美しかったなあ。

というわけで、「青い珊瑚礁」の話をば。

いまはもう昔、まだ私が10歳にも満たなかった頃――長い夏休みを利用して、京都に住む叔父の家に1週間ほど滞在したことがありました。そんなある日、たぶん土曜日だったと思うのですが、お昼に放送していた「独占!女の60分」という情報番組を観ていたとき、近々公開されるというある1本の映画が紹介され、私の目はいつの間にかその映像に釘付けとなってしまいました。

どこまでも続く青い海。緑豊かな南国の島。見目麗しい少女と少年。

そのあまりに美しい映像に、幼い私は「天国とはこういうところなのかしら?」と思ったものです。

番組のレポーターによると、その映画のストーリーは「事故に遭遇して南の島にたどり着いた幼い子供2人が、年月を重ねていくうちに思春期を向かえ、いつの間にか愛し合うようになる」というもの。ふたりの間に生まれた赤ちゃん(生後数ヶ月)が泳ぐ映像まで流れ、「赤ちゃんって泳げるんだ!」と、しこたま驚いたこともよく覚えています。

映画のタイトルは――「青い珊瑚礁」。
私は、家に帰ったら絶対観に行こうと心に誓いました。

以前このブログで書いたように、その当時の私は、両親の理解があって、ひとりでよく映画(邦画洋画アニメ問わず…でも洋画が多かった)を観に行っていました。土曜日の午後、ブラスバンドの練習が終わってから、ひとりでとぼとぼ歩いて映画館へ行き、2本立て(昔は2本立てが主流)を観る――小学生の頃からずいぶん大人っぽい趣味を持ってたなと思うのですが、月〜金までほぼ1週間、習い事や塾で忙しかった当時の私には、どうしても欠かせない楽しみだったのです。

その後、実家に戻ってから「青い珊瑚礁」をいつものようにひとりで観に行ったら――鑑賞後、自分の子供時代が終わってしまったかのような衝撃を受けてしまいました。

米国ではR指定を受けていたこの作品――主演のふたり…エメライン役のブルック・シールズ(当時14歳)、リチャード役のクリストファ・アトキンズ(当時18歳)は半裸状態で、ときどきその美しい裸体を惜しみなくさらし、初潮やマスターベーションを逃げずにキッカリ描き、美しく初々しいながらもラブシーンはきわどく、14歳の少女なのに出産する――なんにも知らない小学生には衝撃的でした。

エメラインの初潮シーンでは、「あんなに血が出るものなのか」と恐れおののき、そしてその後の彼女のとまどいに共感。

リチャードの美しい体を見つめるエメライン。その視線を感じて「病気か?」と問うリチャード。

そそられて彼女を押し倒すリチャード。誘ったくせに、つい恐れて拒むエメライン。

お互いがかけがえのない存在であると気付き、そして初めてのセックス。

愛し合うようになったふたり。仲良く遊ぶ姿、海で泳ぐその美しい映像。

せつなく悲しいラスト――映画が終わった後、映画館を出ても涙が止まらず、オイオイと泣きながら帰ってしまい、ままりん(母)が驚いて飛び出してきたことをよく覚えています。

「僕にとってはこの作品が『ロミオとジュリエット』なんだ」と、DVDの音声解説でアトキンズが話してましたが、私にとっても、この「青い珊瑚礁」が「ロミオとジュリエット」で――現在でもその思いは変わりません。

エメライン役ブルッキーは非がないほどの美貌の持ち主でした。ただそれほどグラマラスな体型ではなかったために(ヌードシーンはすべて30歳代の代役を使っていたとか)、私の目はアトキンズのほうに向いていました。

なんて美しい体なんだろう…小学生の私の目は、いつの間にかひとりの女のそれとして機能し始め、スクリーンを熱い眼差しで見つめていたのですが――そんな感動をぶち壊してくれたのが、たびたび現れる局部の「ボカシ」。こんな無粋なもんいらんわ!と憤慨したもんです。

なおその「ボカシ」ですが、DVDでは取っ払われております。初めて購入した映画DVDが、この「青い珊瑚礁」でして、「ボカシはどうなってるんだろう?」と調べたところ、綺麗になくなっていたのを確認。「ヘア無修正版」といった、無粋な見出しが付いてなかったことも嬉しかったです。

そして当時は激しいと思っていたふたりのラブシーンですが…いま観ると初々しい!…ここ最近生々しいのばかり観ていたせいか、心が洗われます。アトキンズとブルッキーは絡んでいるというより、ブルッキーの上にアトキンズが乗っかってるだけ、という感じ。リアルに腰が動くこともなく、ただただ「愛しくて抱き合ってる」というふたりに再感動してしまいました。

大人が観れば「そう簡単に孤島でサバイブできないだろう」「一日中愛し合ってる生活なんて」「美しすぎる」など、感じる人が多いでしょう。でも小学生の私には、究極のファンタジー映画でしたし、マジックアワーの魔術師ネストール・アルメンドロスの映像(人工光はほとんど使わず、自然光だけで撮ったシーンがほとんど…って、いったいどうやって撮ったんだろう?)は素晴らしく、ブルッキー&アトキンズの美しさにうっとりしたものです。そして初めて性を身近に感じさせてくれた映画でもあり、鑑賞後はクラスの男の子を見る目が完全に変わっていました。

駄作扱いする人もいますが、私にとってはいまでも宝物のような映画です。現実逃避をしたいとき・せつないときは、この「青い珊瑚礁」を観ます。純粋なふたりを観ることによって、磨耗しきったピュアな気持ちをこれ以上擦り切れさせたくない――そんな気持ちが作用しているのかもしれません。

なお、「青い珊瑚礁」から16年後のブルック・シールズとクリストファ・アトキンズのツーショット写真があります。

↓IMDbより(途中で切れてますが、そのままクリックしてもダイジョブです)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/0196-hal/shields1.roo?path=pgallery&;;;;;;;;;path_key=Atkins,%20Christopher

いい感じですが、C・アトキンズはやっぱ金髪でないと雰囲気が出ない…ってか、「青い珊瑚礁」以降のアトキンズ出演作は、ピュアな心をブチ壊すものばかりだったっけ…。

♯左利きフェチ友の会より報告
左利きリスト追加…クリストファ・アトキンズ

「青い珊瑚礁」では左投げ左打ち、左手で自家発電してました。
←「X-MEN」ウルヴァリンヘッドノッカー。に…似てる…。

ヒュー子ちゃん(ヒュー・ジャックマン)主演「Van Helsing」が、先週の土曜日より全米公開となりました。

↓「全米興行収入、『ヴァン・ヘルシング』が初登場トップ」(Yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000710-reu-ent.view-000
(ヒュー子ちゃんがご自身のろう人形と記念撮影してます)

がしかし。
BOX OFFICEが1位でも、評価は私が心配していた通りの状況となっておりまして……今年初めにあったという試写の評判が、ネット上でとっても悪く書かれていたので、ずっと気になってたんですけど…やはり…。

「ヒュー・ジャックマンは悪くないけど、脚本が悪すぎる」

…という声のなんと多いことよ!

ただ、昨年公開されたヴァンパイア映画「アンダーワールド」(ケイト・ベッキンセール主演…そーです、「Van Helsing」とヒロインかぶってます)も駄作扱いを受けたのですが、個人的にはかなり好きな作品だったので、まだ判断には時期尚早。とりあえず、ウルサイ外野は適度に無視し、今秋の日本公開を楽しみに待ちたいと思います。

で。そのヒュー子ちゃんの話題が3つほど。

まず、新作が決定しました。

「The Fountain」

…そう、あのブラピが役作りのため顔中毛だらけにしながら、結局クランクイン前に降板してしまった(で、「トロイ」に出演)、あの「The Fountain」です。

↓「ブラピが新作を降板し波紋広げる」(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/P/020912-P.html

降板理由は一説によると、ブラピはすこぶるアロノフスキー監督の「The Fountain」(SF映画らしい)を気に入っていたのに、撮影直前になって監督が脚本を変えてしまい、それが気に食わなかったからとかなんとか……。どこまでホントなのかはわかりませんけど。

で、その主演がブラピからヒュー子ちゃんに代わり、共演は(以前と変わらないなら)ケイト・ブランシェット。ふたりとも好きな俳優さんなので、とっても嬉しい♪

…今度はヒュー子ちゃんが顔中毛だらけにするのでしょうか?

ふたつめ。

現在NYブロードウェイにて、ミュージカル「The Boy From Oz」で主演を張ってるヒュー子ちゃんですが、このたびめでたく第58回トニー賞ベスト主演男優(ミュージカル部門)ノミニーとなりました〜〜!(ひゅーひゅー!)

↓トニー賞公式サイト(ノミニー一覧)
http://www.tonyawards.com/en_US/nominees/index.html

↓「The Boy From Oz」でのヒュー子ちゃん(トニー賞サイト)
http://www.tonyawards.com/en_US/news/photos/imagepages/2004-05-05/200405051083801732305.html
ポーズが「ちょっとだけよん♪」ですね…。

ちなみにヒュー子ちゃん演じるピーター・アレンは、オージーでライザ・ミネリ(あれ?ティナ・ターナーだったけ?)の元ダンナさんで、晩年にゲイとカミングアウト、エイズで亡くなったというアーティスト(らしい)です。舞台では男優とのキスシーンや生着替えなどもあるとか。

なお、昨年に引き続き授賞式のホストも決定してます(日本でも来月授賞式の放送あり)。

ヒュー子ちゃん以外で、私が個人的にトニー賞で期待してることがもうひとつあります。

実はミュージカル部門のいくつかに、カルチャークラブをフィーチャリングし、ボーイ・ジョージ御自ら演出(ではなく、音楽提供)したという「Taboo」という作品がノミネートされておりまして(ふ〜ん…英国だけかと思ってたらブロードウェイに進出してたんだ〜)…となると、これはもしかしたら――

授賞式でボーイ・ジョージを見ることができるかもしれない!
(彼もノミニーなので)

もしそうなら、これは必見だ〜♪

↓「Taboo」でボーイ・ジョージを演じているユアン・モートン(トニー公式サイト)
http://www.tonyawards.com/en_US/news/photos/imagepages/2004-05-05/200405051083805930831.html
うわ!ボーイ・ジョージそのまんまやんか!…こ…これは観てみたい!

みっつめ。

ヒュー子ちゃんが「昔、初期のキャリアの頃、2〜3本ポルノに出演した」と発言したとかなんとかで、ファンの間でちょっとした騒ぎになっています(一番わかりやすいソース先はIMDbですが、内容が内容なので、ちょっとリンクは張れない)。

実際どこまでホントなのかはわかりません。ただその昔(大昔?)シルベスター・スタローンにそんな経歴があって、本人の嫌がる中、そのご出演ビデオが巷に流れたよニャ〜…。

ま、もし仮にホントだったとして、ヒュー子ちゃんのビデオがネット流出でもしたら――ご本人はどうなさるのでしょうか。

以上、ヒュー子ちゃん速報でした♪
←まだamazonではお写真が出ないようですね…。

「マスター・アンド・コマンダー」日本版DVDが、7/23にソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントより発売されることが決定しました。

ブエナでも20世紀FOXでもなく、ソニーなんだ…。

そして残念ながら、いまのところ、あの例の宣伝がなされているようです。

おのれ!ブエナめ!!
ちゃんとソニーに云えっつーの!!

…とりあえず報告まで。
…というわけで(←5/4の日記の話題より)、ピーター・ウィアー監督次回(or次々回)作「War Magician」で描かれてる話を、CX「アンビリバボー」で見ました。

とても面白かったナリ〜♪
次回にも続くそうなので、来週も見なければ!

で。

↓英国マジシャンの活躍を描いた「War Magician」についての話(3/15の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040315.html
(なお、スピルバーグはジム・キャリーとの「虹を掴む男」の監督を降りてしまい、トムトムとはまた別の作品でコラボするそうです)

実に面白く魅力的な題材だったため、今から映画化が楽しみで仕方ありましぇん。でも「トム・クルーズがプロデュース、ピーター・ウィアーが監督」までしか、いまのところわかんないんだよニャ〜…。なので、いったい誰が主役のジャスパーを演じるのかと、勝手に脳内キャスティングして遊んでいます♪(ちなみにトムトムは主演する気はナイらしいです)

30代後半40代半ばで、品があってハンサムな英国人かあ……。

コリン・ファース?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/colinfirth/
…もっと華があるほうがいいかも。

ダニエル・デイ・ルイス?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/danieldaylewis/
…華はイマイチか。でもマジシャン修行を本気でやりそうだよニャ〜。

リーアム・ニーソン?
(こんな人→http://www.imdb.com/name/nm0000553/
…マジメ過ぎるかも。

英国人俳優や年齢を限らないなら…

ケビン・スペイシー?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/kevinspacey/
…うさん臭すぎか。

ジョン・キューザック?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/johncusack/
……ちと若いか。

ポール・ベタニー?
(こんな人→http://www.imdb.com/name/nm0079273/
………若すぎるか。

ロバート・ダウニーJr.?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/robertdowneyjnr/
…うさん臭すぎか。

……どっちにしろ、品うんぬんということよりも、うさん臭い俳優ばっか挙げてるような気が…。

ならば大本命で――トム・ハンクスはどう?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/tomhanks/

いや〜…こーゆのって、考えてるだけでも楽しいですね♪

では、また♪

明日こそ、「スクール・オブ・ロック」の感想書かねば…。
←ウィリアム・ギブスンのサイバーパンク小説(チバシティ♪)。彼の作品ではこれが一番好きかな?

ぴんぽんぱんぽ〜ん♪

明晩(5/6)19:57より、CX系で放送予定の「アンビリーバボー」にて、ピーター・ウィアー監督の次々回作「War Magician」で描かれる、ナチを欺いた英国人マジシャンのお話が取り上げられるようです。

ただこーゆー話も入ってきておりまして、いまのところどっちが先にクランクインするかわかりましぇん。

↓「ピーター・ウィアー、スリラーを監督」(FLIXムービーサイト)
http://www.flix.co.jp/v2/do/news/N0004756.html

サイバースリラー!
やった!…スリラーなんて、超久しぶりじゃないっスか!!

ちなみに、「ピーター・ウィアー監督作品は?」と尋ねると、「いまを生きる」「トゥルーマン・ショー」「目撃者/刑事ジョン・ブック」といった作品名をあげる人がほとんどだと思います。なぜならこれらはウィアー監督作としては比較的ヒットしている部類で、なおかつ内容的にもとっつきやすい作品だからです。なので、たまに「モスキート・コースト」とか「フィアレス」といった、全然ヒットしてなくて、ほとんど一般受けすることのないひっじょ〜にとっつきにくい、でもウィアー節炸裂な作品をあげる人がいると、嬉しくなってしまいます。

で、そういった「いまを生きる」あたりの、いわゆる感動系・ドラマ系・社会派系なイメージの強いウィアー監督なのですが、実は70年代にスリラーやミステリーといった作品を多く手がけてる人でして、この「Pattern Recognition」は、彼にとって70年代以来のスリラー系作品になるため、大期待をしている私です。

ただなあ…原作がウィリアム・ギブスン(注)だからなあ…当たり外れが大きそうなのが気になるなあ…う〜ん…。

(注)ウィリアム・ギブスンは、「サイバーパンク」というカテゴリを作ったSF系作家。キアヌ主演「JM」の原作と脚本を書いていて、「マトリックス」の解説などもしています。あのオタク兄弟ウォシャウスキー×2監督は、「ニューロマンサー」を映画化したかったそうですが、映像化が難しいだろうということでオリジナルの「マトリックス」を考えたのだとか。「マトリックス」の続編があんなことになってしまったことを思えば、「ニューロマンサー」を映画化したほうが良かったんじゃないの?
すんごい単純な感想ですが、最高でした。
ギャハハハハハハと大笑いしてきましたよぅ!

なんつーか、初心者にはやっぱあのフレーズを教えるよニャ〜とか、ロックバカってのはロック相関図を書きたがるよニャ〜とか、もう上映中ニヤニヤしっぱなし。また観に行くつもりなので、感想は後日あらためて書こうと思います♪

さて、いまから旅支度をしなければならないので、今回はこのへんで〜♪

では、また♪
←こんなのがま〜た出るのか…。どーせ買うだろうけど、前作からいったい何枚「X-MEN」シリーズのDVDが出てるんだか。私の部屋のDVD棚に「X-MEN」コーナーができちゃうナリよ〜…。

先週の土日を皮切りに全国でGW映画が公開され始め、それとともにトレイラー(予告)も、初お目見えのものやニュー・バージョンなどが見受けられるようになりました。

で、このブログで何回か話題にしているヒュー子ちゃん(ヒュー・ジャックマン)主演作「ヴァン・ヘルシング」ですが、これも日本でやっとこさロングバージョンが流れるようになりまして、私も先日「キル・ビルVOL.2」を観に行った際に、確認してまいりました。

↓「ヴァン・ヘルシング」のトレイラーよもやま話(1/17の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040117.html

私が勝手に作った惹句――途中まで同じじゃん!…えっへん!

…で、その主演の(アイ・ラブ♪)ヒュー子ちゃん。どうやら相変わらず絶好調なご様子で、現在ブロードウェイにて豪州産ミュージカル「The Boy From Oz」(秋まで上演。Ozと云っても監獄は出てきません)の主役を演じ、これがけっこうな評判となっているようです(でもって、今年もトニー賞のホストに抜擢されたそうな)。私もヒュー子ちゃんの生着替えをこの目で見てみたいもんです。昨年、「マスター・アンド・コマンダー」とこの「BFO」を観に行く計画を立てていたんですけどね…。

↓「The Boy From Oz」公式サイト
http://www.theboyfromoz.com/intro.html

あ、サイトの雰囲気が以前とちょっと変わってますね。

そしてヒュー子ちゃんといえば――このブログでもさんざん語ったように、ここ数年「次のボンドを演じるんじゃないか」と云われて続けた人ですが、なんとここ最近、一気に大本命となってしまいました。

当のご本人はときたら、ノリノリで「I’m Bond. James Bond」とかなんとかインタビューで話してる……ま、これは単に彼のサービス精神からきているのでしょうが、小学生のときに「将来のどんな人と結婚したい?」と訊かれ、「ジェイムズ・ボンドがいい。ロジャー・ムーアではなくショーン・コネリー希望」と答えた私にとって、ヒュー子ちゃんがボンドを演じるとなれば、やっぱ大問題なのです。007シリーズのファンとしても気なるし。

ただニャ〜……見てみたい…んけど、いまのヒュー子ちゃんにボンドのイメージがついちゃうのは…ちともったいないような…。

(以下の話題のついて、そのソースはちゃんとあるですが、量が多いのと和訳するのがメンドクサイのでリンクは張りません)

もともとボンドは、高身長で細身(中肉中背)、髪はブラウンで瞳はブルーという設定。対してヒュー子ちゃんは、マッチョで瞳がブラウンではあるものの、身長は軽くクリアしてるし、英国アクセントもOK。英国人ではないですが豪州人なのでOK。演技力OK。ダンスもOK。女性に大人気、ハリウッドハンキーランキングでは必ず10位以内に入ってくるし、独身時代は(自称)750人斬り。…たしかに適役かも。スタジオ側だって「知名度と人気があって、それほどギャラ高でない客を呼べるスター」を求めてるわけで…う〜ん…。

まあ、ヒュー子ちゃんがボンドを演じるとしたら、「X-MEN 3」と撮影がぶつからないようにしないといけないのですが、ともに予定が2006年とゆーのがちと心配。まだサインしてないとはいえ、ヒュー子ちゃんがウルヴァリンを演じないわけがないので、ヒュー子ちゃんのウルを「X3」で観ることはできると思うのですが、私としてはファムケ・ヤンセンがこれ以上年齢を重ねる前に、とっとと撮影に入ってもらいたい…。それにあと2年も待ってられない…「X-MEN」シリーズ大好きなんだもん(昨年、あんなにお勉強したし〜)。

あ、念のため書いておこう。「X2」であんなことになったのに、なんでファムケ姐さんが出るの?と思われてる方。ファムケ姐さんの役柄がポイントなのです。ヒントを云うと――「X2」でエンドクレジットが始まる前、ナレーションとともに湖面が映し出されるでしょう?…その水面にうっすらとある形の影が見えてくるはず。それが「X3」の最大の布石となるのです。つくづく上手い演出だと唸っちまいましたよ〜。

とゆーわけで、まだ撮影も始まっていない映画を心配している私なのでした〜(←「きょうのわんこ」風に)。

あ、そうそう。
ブロスナン演じる「BOND 21」(タイトル未決定)の監督ですが――なにやらショーン・コネリーがするかもしれないと、ウワサが立ってます。私としては、原作の設定を変えてでも「ボンドの父」として、スクリーンで観たいんだけどニャ…。
←キアヌはこの映画で初めて、カッコいい役を演じたんですよね。しみじみ。

…とゆーわけで、以前さんざっぱら話したキアヌ主演「ハートブルー」のDVDが届きました。

本編は二の次にして、私がとにかく楽しみにしていたのは映像特典「キアヌ・リーブス初来日秘蔵映像」と、「日本語吹替版では誰がキアヌの声をアテるのか」の2つでした。

1.「初来日秘蔵映像」
な〜んてことない、「ハートブルー」キャンペーン来日時の記者会見と舞台挨拶映像だったわけですが――いや〜…そのあまりの懐かしさに、キアヌ見続けて15年(少々)なキアヌウォッチャーの私ですら、思い出走馬灯状態になっちまいましたよ。

当時、彼のファンだった友人Rちゃんがこの舞台挨拶に行きまして(私も誘われましたが「キアヌよりリバーのほうがいいよう、彼だったら行くけどキアヌ単品なら行かない」と云って、結局彼女について行きませんでした)、そのときの感想を「キアヌったら本当に素敵で〜♪…でも映画ではかっこいい役だったけど、本人はなんだかテッドみたいだった」と、目をうるうるさせながら私に語ってくれたもんです。初来日秘蔵映像を観るとおわかりいただけるかと。

そーかそーか、Rちゃんはこのキアヌを観に行って黄色い声をあげてたのか……マネできないわ〜。

ま、こうやって昔のキアヌを観てると、いかに当時の彼が日本女子のみなさんに絶大なる支持を得ていたのかがよくわかります。

たしかに美しいですもん。カメラ映えします。肌なんて日本人よりキレイじゃない?

ただ、イマイチ髪型がキマってない、子供っぽい話しぶり、まったく慣れていないスーツ姿、なにげに青い顎――と、やっぱりキアヌは若い頃からキアヌ…とゆーか、変わってない。でもこの映像は初々しくていいですね♪(バカな子ほどカワイイとも云う)

2.キアヌの吹替声優
堀内賢雄さんでした…ってことは撮り直ししたの?
だって昔、TVで放送したときは宮本充さんだったもん。
(と思ったら、日本語吹替版ビデオは堀内さんでした)

「マトリックス」シリーズでは小山力也さんがやってたけど、私の中では宮本さんのほうのイメージが強いです。でもまあ、堀内さんもなかなか合っていたのではないでしょうか?

以上、キアヌ・ウォッチャーからのプチDVD報告でした♪
←DVD版のパッケージは江口寿史のイラストですが、ビデオ版は主演ふたりの写真になってるとか。

先日、そのビデオ版を確かめてみようと、レンタルビデオ屋さんに行ったら、やっぱりと云うか、どこにあるのか分からなかったので、仕方なく店員さんに訊いてみたところ――「『セクレタリー』ですか?もっとタイトル長くありません?」と逆に聞かれ、参考にとPCデータを見せてもらったら――アダルトものカテゴリで「◎□▲※セクレタリー」とかなんとか…。………。え〜い!「セクレタリー」はロマンティック・コメディだっつーの!しかも置いてないし!プンプン!

↓「セクレタリー」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20040126.html

ちなみに、この「セクレタリー」のDVD版には、日本語吹替も付いておりまして、実は今回私が購入にあたり一番気にしたのがそれでした。「ジェイムズ・スペイダー演じるヘンタイ弁護士は、いったい誰がアテるんだろう?」とワクワクしながら、吹替版を観てみたら――そのヘンタイ弁護士役はなんと!井上和彦さんではあ〜りませんか!…うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ♪

スペイダーに井上さんではちと男前過ぎるかもと思いながらも、やっぱりあの声であ〜んなことやこ〜んなことを云われれば、つい顔がニヤけてしまい――気が付くと巻き戻しては再生を繰り返してました。……。

というわけで、井上和彦さんの声が好きな方がいらっしゃいましたら――この「セクレタリー」は必見…とゆーか、必聴かと♪…イヒ♪

では、また♪
「マスター・アンド・コマンダー」(以下「M&C」)の公開が(一部を除いて)終了してしまいました。

あのでっかいスクリーンでもう観れないんだと思ったら、とても淋しい気持ちになってしまったのですが、ここ最近「M&C」を取り扱った個人サイトを見かけるようになったので、これにはちょっと嬉しくなってしまいました。そして腐女子系サイトが多いあたり思わずニヤリ(念のため書いておくと、私は腐女子をバカにする人が心底嫌いです)。

で、今日はそんなサイトで見かけた「M&C好きに質問」をやってみました♪

↓「M&C好きに質問」
http://miya2442.hp.infoseek.co.jp/master/mcq.htm

1.お名前をどうぞ。(HN可)
秋林瑞佳(あきりん・みずか)

2.映画を観に行く前の印象は?
「よくもあんな宣伝打ちやがって!>ブエナ・ビスタ」

3.映画を観にいったきっかけは?
監督・出演俳優・原作…そのすべての大ファンだったから。
ずっと公開を待ってたもん。

4.映画を観に行った後、どう印象が変わりましたか?
「ほらみたことか!ぜんぜん(宣伝とは)違う映画やんけ!>ブエナ・ビスタ」
「ピーター・ウィアーに活劇はできないとほざいたヤツ!そこへなおれぃ!たたっ斬ってくれるわ!」

5.何回観に行きました?
……9回。

6.映画のどこが好きですか?好きなだけ語ってください。
すべて。これだけ丁寧に作ってもらえるなんて感無量です。

7.あなたにとって『マスターアンドコマンダー』とは?
これだけ揃ってる映画には二度と出会えないかもしれない…それほど思い入れのある作品です。

8.映画で、一番好きなシーンを挙げてください。
スティーブンが動植物を追っかけてるすべてのシーン。ジャックがブレイクニーにネルソン提督の本を渡すシーン。決戦直前の艦長訓示シーン。ジャックとスティーブンがキャビンでケンカしてるシーン。一番なんて決められないわ!

9.では一番好きなセリフは?
決戦直前での艦長訓示。
England is under threat of invasion, and though we be on the far side of the world, this ship is our home. This ship is England.

10.つい突っ込みを入れたくなるシーンはありますか?
手術して間もない体でスティーブンが海に入ってるシーン。でもあきれ返るほどスティーブンな行動だったので、ほくそ笑みました。

11.見ていられない!というシーンは?
ありましぇん。

12.あなたの好きなキャラクターを挙げてください。(上位3人まで)
ジャック・オーブリー、スティーブン・マチュリン、トマス・プリングス。

13.そのキャラについて語ってください。
ジャック→海と陸で能力に差があり過ぎなところが好き。愛してるわ♪
スティーブン→これほど興味深い人っていないと思う。愛してるわ♪
プリングスくん→映画では男前になれてよかったね♪艦長になれてよかったね♪(←ちょっと感慨深い…うるるるる)

14.逆に嫌いなキャラクターをどうぞ。(同じく3位まで)
だれひとりといません。

15.何故嫌いなのか教えてください。
いないのでパス。

16.船の上でのベストコンビを教えてください。
ジャックとスティーブン。

17.CMが問題になったりしましたが、ではあなたがこの映画にキャッチフレーズをつけるとしたら?
「英国海軍艦長と天才軍医が7つの海に乗り出す!」(←@niftyのマネ)

18.DVDの購入の予定は?
環境が整ったら。たぶんUS版になると思います。

19.原作は読みましたか?読んだ方は感想もどうぞ。
読んでます。一度読み出すと止まらないので困ってます。

20.サプライズ号に乗ってみたいですか?
乗ってみたい。

21.乗ってみたいという方、どういうポジションがいいですか?また乗りたくないという方、理由をどうぞ。
副長。

22.あなたは強制徴募によってサプライズ号の船員にされてしまいました。まず何をします?
磨き石でデッキを磨きます。押忍!

23.映画の最後でジャック艦長とプリングズ副長は別の船に乗ることになりますが、あなたならどちらについていきますか?
ラッキー・ジャックについてきます。スティーブンもいるし♪

24.映画でこんなシーンがあったら良いのに!というのはありますか?
スティーブンが艦内で頭ぶつけるシーン(あるいは海に落っこちるシーン)。ジャックがフローラに化けて、スティーブンと逃走するシーン。

25.この映画にはまって影響を受けたことなどはありますか?
帆船をみると解説したくなってしまう。歯医者へ行くとヒギンズを思い出してしまう。

26.好きな俳優さんはいますか?(この映画がきっかけでファンになったとかでも)
もともと好きな俳優(ラッシー&ポール)が、好きな役(ジャック&スティーブン)を演じてたし――そうだニャ、今回はプリングスくん役のジェイムズ・ダーシーが見っけものかな?…あとブレイクニー役のマックス・パーキスか。子役ズレしてなかったので好印象持ってます。

27.その俳優さんの、オススメ作品を教えてください。
ラッシー→「L.Aコンフィデンシャル」「グラディエーター」(裏「ハマーアウト」の冒頭)
ポール・ベタニー→「ギャングスターNO.1」(裏「ロック・ユー!」)
ジェイムズ・ダーシー→夏以降に「dot the i」が日本公開されます

28.M&Cの夢を見たことありますか?
ナイんですわ〜。残念。

29.あなたの身近なM&Cグッズを教えてください。(船の模型とかつい集めちゃったものとか)
船の模型(命名:サプライズ号)。amazonで収集した関連本。カメのぬいぐるみ(命名:オーブリー・ガメ)。

30.M&Cのキャラと、一日自由に過ごせるとします。誰と一緒にいたいですか?
ジャックと。うふ♪

31.一日だけM&Cのキャラになれるとしたら、誰になりたいですか?
プリングスくん。

32.続編希望しますか?
(難しいかもしれないけど)希望します。ただしキャストとスタッフは1作目と同じで。ああ…私が数値百億の財産持ちだったら…。

33.もし続編ができるとしたら、どんな話がいいですか?(このキャラを出して欲しい!とかでも可)
バビントンくんとダイアナ(もちろんキャサリン・ゼータ・ジョーンズ姐さんで)を出して欲しいっス。ダイアナに振り回され、アヘンチンキ飲んでるスティーブンが見たい♪

34.映画に物申す!
完璧ですが、短いです。
そーいえば、舞台となったあの時代(1805年は「トラファルガーの海戦」の年…この時代はmy専攻)だと、バルパライソはスペイン領だったそうなので、寄れないのでは?

35.最後に一言どうぞ。
英国人…とゆーか、イングランド人がとてもうらやましいっス。

「M&C好きに質問―女性向け―」を回答しようかと思いましたが、やめました。
「マスター・アンド・コマンダー」(以下「M&C」)のおかげで、3月はマトモな映画鑑賞ができませんでした。

映画館に10回行ったうち、8回「M&C」観てるんだもん。
公開が終われば大きいスクリーンで観るチャンスなんてない…そう思うたびに、自然と足が映画館に向かっていました。

読書好きな人は、お気に入りの本を何度も何度も繰り返し読むでしょう?

――はあ…。
原作者のパトリック・オブライアンに、この映画を観てもらいたかったニャ〜…。

…とまあこのように、いまだ私の心の中にはでっかい余韻が残っているのですが、いいかげん他の映画にも目を向けねばならないので、今日は「私が観たいと思っている4月以降公開予定の映画」のことについて、つらつらと書いてみたいと思います。「観たい映画」というより、「私の住む田舎では上映されない or 田舎なので公開はとーぶん先の映画」ってのが多くなりそう。なお、大作・話題作はあえて外しました。

♯4月〜GW

1.「ドラムライン」
日本公式サイト→http://www.foxjapan.com/movies/drumline/
マーチング・バンドの青春映画。
…青春ものは押さえておきたいし、面白い題材だニャ〜と。

2.「スクール・オブ・ロック」
日本公式サイト→http://schoolofrock.moviefan.jp/
ジャック・ブラックがロックバカ一代を演じる学園コメディ。
この春、一番期待している作品。実に私好みなので、なんとしてでも公開して欲しいっス。…でも田舎じゃキビシイか。

3.「ゴッド・ディーバ」
日本公式サイト→http://www.god-diva.jp/
フランス産ヴィジュアルSF映画。まずはエンキ・ビラル(監督)のお手並み拝見。「ブレードランナー」好きとしてだけでなく、昨年は「リベリオン」という傑作があったので、この手の映画はいつも要チェックしてます。フランスでは大コケしたらしい……けど、フランス人の感性に合わないなら私には合うかも

4.「列車に乗った男」
日本公式サイト→http://www.wisepolicy.com/l_homme_du_train/
パトリス・ルコント監督最新作。私がチェックしないわけないでしょーが!

5.「ビッグ・フィッシュ」
日本公式サイト→http://www.big-fish.jp/contents.html
ティム・バートン監督最新作。とりあえず押さえておこうと。主演のユアン・マクレガーさんが(やっぱり)脱いでるってホントーですか?

あとはトム・ハンクスの久しぶり主演作「レディ・キラーズ」あたりかニャ〜…。

♯初夏〜

1.「花咲ける騎士道」
リュック・ベッソン製作・脚本なので、やっぱそーゆー評価になってるらしい作品(…)。とりあえず、ヴァンサン・ベレーズのファンファンぶりはチェックしておきたい。あとフランス語喋ってるペネロペちゃん♪

2.「dot the i」
日本公式サイト→http://www.dot-the-i.jp/
サンダンス映画祭で話題になった異色のラブストーリー。「セクレタリー」のこともあるので、この手の映画は要チェック。ちなみに「M&C」のプリングスくん(ジェイムズ・ダーシー)が出演してます。

3.「あなたにも書ける恋愛小説」
まさかこんな邦題がつくとは……。
ロブ・ライナーの最新作でケイト・ハドソン主演。彼最大の失敗作と云われてる(らしい)ラブコメ。実際にコケてたけど…いいもん!それでも観に行くんだもん!

4.「ヴェロニカ・ゲリン」
ケイト・ブランシェット主演作。ケイトの映画なら絶対チェック!………でも配給はブエナだってさ…(←まだ引きずってる)。

♯夏休み〜

1.「リディック」
え〜っとヴィン・ディーゼル主演のSF映画。よくカリスマと呼ばれてる彼ですが、私はそれほどには思えないので、この映画を観てそれを見極めてみたいな〜と。ホンネを云うと、来年公開予定の「ハンニバル」(カルタゴの英雄・ハンニバル将軍を描いた時代劇で、ディーゼルさんは主役のハンニバルを演じます)のほうが楽しみなんだけど。

♯日本公開未定

1.「スタスキー&ハッチ」
これは数日前の日記で語ったので、紹介は省略。

2.「ウィンブルドン」
米国では9月公開予定。日本ではいつになるんだろう?…秋以降では、一番期待している映画なのにぃ。過去何回も話題にしているように、キルステン・ダンストとポール・ベタニー主演のスポ根映画で、なにやらビジュアル強化のマトリックスなテニスを拝めるらしいです(あの友情を描いた小説「ウィンブルドン」の映画化ではありません)。もともとポールの役はヒュー・グラントを想定して書かれたらしいのですが、結局ポールになった模様。でもって「岡ひろみ=キルステン・ダンスト」「宗像コーチ=ポール・ベタニー」ってホント?

3.「Sky Captain And The World of Tomorrow」
ジュード・ロウ主演のレトロSF映画。すっごく期待してます。観たいです。だから夏休みに公開して下さ〜〜い!

↓この映画に関する過去の日記(トレイラーよもやま話)
http://diarynote.jp/d/25683/20040113.html

以上、ほかにもいろいろ出てくると思いますが、今回はこのへんにしておきます〜。

では、また♪
←江口寿史によるこのパッケージの絵柄は、公式ポスターをそのまんま使用しています。でもそれは日本だけで、海外版はもっとえっちな雰囲気ですね。

マギー・ギレンホールは、カワイイというよりファニーフェイス系。
こーゆー雰囲気の若手は貴重だよニャ〜…。
(最近だと「アダプテーション」に出演してます)

「セクレタリー」の感想→http://diarynote.jp/d/25683/20040126.html

昨年公開されたロマンティック・コメディで、個人的に1番好きだったのが、この「セクレタリー」。先月25日にようやくDVD発売されたのですが、予約することをコロっと忘れてたため、28日に「3月末まで3000円以上送料無料キャンペーン中」のい〜でじ映画館を使ってネット注文したら――なんでかキャンセルを食らってしまいした。

発売されて1週間も経ってないのに、キャンセルしてくるとは一体どーゆーことよ〜〜!?

ちなみにamazonで注文し直したら、3日で届きました。
………。

で、昨夜そのDVDを観てたらですね――いや〜…以前「ジェイムズ・スペイダーがヒュー・グラントに見えてしまう」なんて書いちゃったけど、こうやって観てみると…ぜんぜん似てないやんか!

なんであのとき、ヒューに似てるって思ったんだろう〜??
(ヒューというより、市村正親って感じだよニャ〜)

↓ジェイムズ・スペイダー(IMDb)
http://www.imdb.com/name/nm0000652/

↓市村正親(公式サイト)
http://www.ichis.com/index.html

…髪型のせいかニャ?
彼は前髪を下ろしてることが多いのに、この「セクレタリー」では珍しく前髪が短くて、それがヒューっぽい髪型に見えてしまったからかもしれない。う〜む。

で、DVD特典として、主演ふたり(M・ギレンホールとJ・スペイダー)のインタビュー映像が付いてたので見てみたら――マギーはかなり楽しく話してて、インタビュアーもつられるようにノリノリだったのに対し、スペイダーのほうはと云えば、ひっじょ〜に神経質でまじめな感じ。インタビュアーも訊きづらそうでした。

そんな風に対照的なふたりだったのですが、見ていて感心したのは、スペイダーが本当にグレイ(「セクレタリー」での役名)を理解しきってたこと。私もグレイが哀れなんて少しも思いませんでしたよ〜>スペイダーさん

運がないのか、(彼が云うように)ギョーカイから孤立しているからなのか、いつも普通じゃない役を演じてるためなのか、ルックスがパっとしないせいなのか――知名度や評価が(日本では)とても低い彼。「知ってたけど特別上手い俳優だと思ったことがない」という方には、この「セクレタリー」をオススメさせて頂きます。彼以外には考えられないというほどパーペキに演じてますし、いままで出演した中でも最高レベルの演技が見られる作品だと思います。ただ、作品自体にかなりクセがあるため、好き嫌いがスッパリ分かれてしまうことが難点かもしれません。

以上、「ジェイムズ・スペイダー弁護してみよう日記」でした♪

では、また♪
←ゴメン……私やっぱりヴィン・ディーゼルって、out of眼中(死語)だわ。だって…その…ごにょごにょごにょ…。

今日は道楽日和な一日で、「トリプルX」→「スピード」→「ワイルド・スピード」という順番でついWOWOWを観てしまいました。その中でも「ワイルド・スピード」は、初見となったのですが……これって、主演のヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー以外にも、男前のミシェル・ロドリゲスとか、アジア系のリック・ユーンとか、けっこう見かける俳優が出てたのね。

車に興味がまったくなかったため、公開当時に見逃しちゃったのですが、いろんな車が(しかも日本車ばっか)これだけ出てくれば、車好きにはたまんないんでしょうね。でも、車オンチの私には「ふ〜ん…きっとこれってスゴイ車なんだろうな〜」で終わっちゃった。

それにしても、設定は違うけどストーリーがまんま「ハートブルー」ってのには、ついほくそ笑んじまったじょ!…キアヌ主演の「スピード」鑑賞後だったから、なおさらその印象が強かったナリよ〜。

ヴィン・ディーゼル(カリスマドライバー)→パトリック・スウェイジ(カリスマ野人サーファー)
ポール・ウォーカー(青二才おとり捜査官)→キアヌ・リーブス(青二才FBIおとり捜査官)

というわけ(?)で、車のことはサッパリわかんないのですが、けっこう楽しめたし、純粋にエンタテイメントを追求してるってこともあって、終わってみればなかなか私好みの映画だったなと。でも、これがもしロブ・コーエンではなくドミニク・セナが監督してたら、そこまでの印象が残ったかはわかんないし、たとえ映画全体が私好みだったとしても、私好みの男が誰ひとりといなかったってのは残念ナリ。ポール・ウォーカーは、40過ぎになったら私好みになるかもしんないけど。

では、また♪

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