体調が芳しくないとは云え、動けないわけではないので、映画館通いは続いています。

劇場公開中の新作映画の中で、「これはハズせないな」と思ったものをチョイスし、都合のいい時間を見繕ってそれらを観に行ってます。

時間が有り余っていた昔とは違い、なんでもかんでも観に行くなんてことはもうムリだし、映画鑑賞だけが趣味でもないので、劇場で観る新作映画は100本↓↑に厳選、それ以外の――たとえば公開時に見逃したものや旧作などは、寝る前にCATV・DVD・ビデオなどで観る、という生活をここ10年くらい続けている状態です。

そーゆーわけで、先週は「エリザベスタウン」「イントゥ・ザ・サン」「イン・ハー・シューズ」「Mr.&Mrs.スミス」を選択し、ちょこちょこと最寄り映画館まで観に行ってきたのですが、まだ上映しているだろうと思っていた「ダーク・ウォーター」が、いきなり12/2で終了していたのにはショックでした。

ホラー映画にジェニファ・コネリーが主演してたとゆーのにぃ!!
あ〜あ…痛恨の見逃し。

もう残り1ヶ月を切ってますが、こんなことがないよう、そして上映期間のチェックを怠らないよう、「12月公開で鑑賞しておきたい作品リスト」を書いておこうかな。

<鑑賞予定リスト>

■「ミート・ザ・ペアレンツ 2」
公式サイト→http://mtp2.com/
……ずいぶんと無難な邦題になったナリ。ちなみにデ・ニーロとホフマンだったら、私はホフマン派です。

■「SAYURI」(前売り購入済)
公式サイト→http://www.movies.co.jp/sayuri/
「日本が嫉妬するジャパン」という惹句に、配給会社の努力が感じられます(でもブエナビスタだから同情はしない…「M&C」のときはよくも…)。「日本はこんなんじゃない!」「日本人女優が主演じゃないなんて!」と云われそうですが、ハリウッドが作ってる(そして原作者は外国人)以上、正確な日本描写を期待するほうが土台ムリというもの。

「SAYURI」で描かれる世界は、「日本」「ジャパン」ではなく「ジパング」じゃないの?

私なんかはそう割り切って観に行くんだけどなあ。
…チャン・ツィイーのような質感を持つ若手女優って、日本ではいないような気がします。

■「ザスーラ」(火星土地所有権はいらないので、通常前売りを購入)
公式サイト→http://www.sonypictures.jp/movies/zathura/index.html
「ジュマンジ」宇宙版とのこと。私は「エクスプロラーズ」の世代なので、「ジュマンジ」うんぬんより、「ザスーラ」のデザインがとてもレトロな雰囲気だったことに、つい嬉しくなってしまいました。

■「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」
公式サイト→http://www.eow.jp/index2.html
「クリムゾン・リバー」の原作者ジャン=クリストフ・グランジェによるサイコ・ミステリー、主演はジャン・レノ…だけに、面白いかどうかはでっかい賭けになりそうっスね。よってこの目で確かめねば。

■「あらしのよるに」
公式サイト→http://arayoru.com/pc/
原作が好きなので。

■「ロード・オブ・ドッグタウン」
公式サイト→http://www.sonypictures.jp/movies/lordsofdogtown/index.html
この手の「男のコ青春映画」を、私が見逃すわけないじゃないのっ!

■「DEAR WENDY ディア・ウェンディ」
公式サイト→http://www.wisepolicy.com/dear_wendy/index.html
米国の架空の炭鉱の町を舞台に、銃に魅せられた少年たちの皮肉な運命が描かれている…と聞くだけで、なんかいつものイヤ〜ンなラース・フォン・トリアー節を感じます。彼が参加してるのは脚本だけみたいですけど、とりあえずチェックはしておかねば。

■「キング・コング」(ご招待券で観る予定)
公式サイト→http://www.kk-movie.jp/top.html
そんなに好きなジャンルではナイけれど、ピーター・ジャクソンの悲願ですから、やっぱ観ておかないと。ちなみに私は1933年のオリジナルを観たことがなく、かなり昔に、ジェシカ・ラングがヒロインを演じたリメイク版をTVで観たくらいです。しっかし、モンスターものというとなんかユニバーサルというイメージがあるなあ。

■「ダウン・イン・ザ・バレー」
公式サイト→http://www.downinthevalley.jp/
ちょっとちょっとちょっと!…公式サイトのTOPで、ベタなロマンスぶりを披露しているエドワード・ノートンの姿はいったいなにごと!?…エドワード・ノートン主演によるラブロマンス映画(惹句が「君は谷間に吹く風」だって!)というだけで、そそられてしまいました。まだまだ私も青いっスね。ラストがひねくれてないといいけど。…私が住む田舎では遅れて公開されるかな。

■「ロード・オブ・ウォー」(前売り購入済)
公式サイト→http://www.lord-of-war.jp/index2.html
日本では、なんだかえらくアクションを全面に押し出した宣伝しているので、ちと不安です。

■「ファイナル・カット」期待度:かなり大
公式サイト→http://www.finalcut-movie.jp/index2.html
「12月の思わぬ収穫作になると思う」「秋林が好きそうなSFだよ」と観た人全員に云われたので、観る予定。基本的に「観ろ!」「観るべし!」とか云われると、よほどの信頼スジでない限り「観るかどうかは私が決めるの!」と思ってしまう私ですが、これは面白そうに感じます。ロビン・ウィリアムズ主演作ってのも、なんか久しぶり。

近未来、人々の脳には記憶を録画するチップが埋め込まれた。
不要なシーンはカットされ、「人生」は作られる…。
(公式サイトより)

…うん。
惹句を読む限り、かなり私好みですね。

■「ジョージ・マイケル-素顔の告白-」
公式サイト→http://www.wisepolicy.com/george_michael/
いっそのこと、年末に東京行こうかな?
遊んだりお買い物するついでに、これと「ファイナル・カット」を観たいなと。あとノートンさんの映画とか。いいストレス解消になりそうだし。

■「ディック&ジェーン 復讐は最高!」追加:まりゅうさんのリスト見てて気付いた!
公式サイト→http://www.sonypictures.jp/movies/funwithdickandjane/
たしかこれ、リメイクですよね?
私は、ジム・キャリーの「ちょっと後ろに反って首を横にし、大きな口を開け、白い歯見せて楽しそうに笑ってる」姿(ジムのファンの人、すぐ脳裏に浮かびませんか?)が大好きで、そんな彼を見てると嬉しくなります。これはお正月に観に行こうかな♪

…以上、こんなところでしょうか。
←やった!画像出たっ!バンザ〜〜〜〜イ!!
実はこの映画のオリジナルポスター(デザインは←と一緒)を、海外からお取り寄せしようかと本気で思ってます。現在30ドル。近日公開予定の作品では、ダントツお高めな値段です。むむむむむむ…。以前「欲しいよう」と云ってた、アル・パチ出演作のオリジナルポスター(95ドル)と合わせて購入しようかな…どうしよう…。

なんかこう毎日忙しい、それこそ「イン・ハー・シューズ」のローズ(トニ・コレット)を地で行く日々を送ってると、こまめにチェックしていたはずの情報やネタが、知らないうちに加速度更新するようになっていて、いつの間にか周回遅れの置いてけぼりをくらってしまったりするんですが――ヒース・レジャー&ジェイク・ギレンホール(「&」じゃなくて「×」や「/」にしたほうがいい?)主演の「Brokeback Mountain」(以下「BBM」)についても、まさにそう。ジェイクの苗字…ジレンホールと表記したほうが、原語により近いのになあ。

掲示板の回転の速さについていけな〜〜〜いっ!
約200スレッドになってるナリよ!
…ひぃいいいっ〜!!

お国や年齢を問わず、世のお嬢様方の注目を一身に集めている映画なので、盛り上がっているのはとーぜんの結果ですし、ネット場末な当ブログにも「ブロークバック・マウンテン ヒースは受」なるキーワードで(私はそんなこと書いてませんっ!)お越しになる方がおられるあたり、ああ、極東ニッポンでも(ごく一部でしょうが)盛り上がってるんだなあと、などと思っています。

↓「Brokeback Mountain」公式サイト
http://www.brokebackmountain.com/splash.html
(海の向こうでの惹句は「LOVE IS A FORCE OF NATURE」)

原作本は読んじゃったので、ストーリーラインは知ってるけれど、いまはもうとにかく早く観たくてたまりませんっ!

で、ついでにこちらも上映が決定したようです。

↓「ラストデイズ」(日本公式サイト)
http://www.elephant-picture.jp/lastdays/
(配給元がさもありなん、とゆーか)

↓「ラストデイズ」について
http://diarynote.jp/d/25683/20050508.html
(いろいろと語ってます)

マイケル・ピット演じるブレイクの友人役で出演してるんじゃないかと思われる、スコット・グリーンという俳優さん――彼はいったい何者?…「ラスト・デイズ」や「エレファント」でスチールフォトグラファーとして参加している、MOPIでキアヌ演じるスコットのモデルとなった、もうひとりのスコット(・パトリック)・グリーンとはまったく関係ないの?…って、こんな疑問持つ人、ほかにいないでしょうね…はあ。ぶつぶつぶつぶつ…。
半券語り:総括
←とりあえず、今回はこれだけ見つかりました。中でも「キャノンボール2」は、当時アニー(兄)が、こともあろうかジャッキーの顔に落書きをしくさりまして、当然私は大ショックを受け、大泣きしながら(いやだって、当時はまだチビッコだったし)、アニーと取っ組み合いの大ゲンカをしたという、たいへん思い出深い半券です。ちなみに、このときのアニーによる狼藉を私が許すはずもなく、その数年後、アニーの部屋に貼ってあったキョンキョン(のポスター)に鼻毛の落書きをし、見事リベンジを果たしました!…エイドリア〜〜〜〜〜ン!!

…というわけで、7本くらいでしょうか、半券をめぐるお話を書いてみました。

どれも懐かしい思い出ばかりです。

別に昔話だけで生きているわけではないのですが、その昔観た映画のDVDが、こうも毎月どかどかリリースされると、ふいに遠い目になってしまいますし、さらに世はインターネットの時代であり、アクセスしてみれば同じような経験や感想を持った人などのブログやホームページを見ることができるわけで――ついついほくそ笑んでしまう自分がいます(←不気味です!)。

もちろん、現在封切られてる映画もちゃんと観てますし、新しいスター候補である俳優たちや、若手監督をチェックしてたりもしてますよ。それもまた、たいへん楽しいひとときであり――贅沢な時間を過ごしてるなあと、しみじみ思います。

さて。

次にチェックするのは――12月公開の「ロード・オブ・ドッグタウン」。70年代が舞台で、スケートボードで世界を変えたという三人の男の子の青春モノです。私が好きそうなジャンルっスね。

↓日本公式サイト(ソニー・ピクチャーズ)
http://www.sonypictures.jp/movies/lordsofdogtown/

三人のうち、ジョンとエミールは知ってますよん♪
数年前に、ふたりがそれぞれ出演した「エレファント」と「卒業の朝」では、駆け出しであろう10代の若手俳優がいっぱい出てた中で、彼らが一番目立ってましたもの。

多少遅れはしますが、「ロード・オブ・ドッグタウン」は私が住む田舎でも上映することが決定しているので、絶対観ようと思ってます。すんごく楽しみにして待ってま〜す♪

あ、ついでにこれも。「ロード・オブ・ドッグタウン」と同じ日に公開ですね。ワイズポリシー配給だから、うちの近所の映画館でもやってくれそうだ〜。

↓「ディア・ウェンディ」(公式サイト)
http://www.wisepolicy.com/dear_wendy/

主演のジェイミー・ベルくん…「リトル・ダンサー」(2000)で主演した、あの男の子ですよ!おっきくなったなあ!

内容を読むと、ガス・ヴァン・サント映画みたいな印象を受けますが、デンマークの変人鬼才ラース・フォン・トリアーが脚本書いてるんだ〜。…ってことは、この映画「ドグマ形式」とかなんとか云ってそうっスね。トリアーと云えば、ドイツの怪優ウド・キアが彼の作品に毎回出てますが、さすがに今回は出てないみたい。う〜む。
半券語り:「マイ・プライベート・アイダホ」
←クリックするともっと画像は大きくなります(半券横の写真は「スーパーワンダフリャジャケット」です)。今年はもうさんざっぱらこの映画の話を書いておりますが…半券もちゃんと残ってますよん♪…って、あれ?あれれれれれれ?半券のリバー・フェニックス――これもしかして、映画と全然カンケーない写真を使ってないですかっ!?今ごろ気付いた!ガーン!……ちなみに半券に書かれている惹句は、「晴れた日のアイダホの空には天使たちが見える」。手元にある当時のチラシに書かれている惹句は、「天使たちは愛を売って幸せを探す」「アメリカの優しい風景に抱かれた美少年たちのロードムービー」。こりゃ絶対、誤解される…そんな優しい映画ではな〜〜いっ!とっつきやすい映画でもな〜〜いっ!

リバー主演作ではありますが、まずキアヌ寄りの視点でヨタ話をば。

え〜…この「マイ・プライベート・アイダホ」(以下、MOPI)が公開された年は、面白い映画が多かった当たり年だったと同時に、毛色がまったく違うキアヌ・リーブス主演/出演作(MOPI、「ハートブルー」「ビル&テッド」)が三本立て続けに公開され、「キアヌをいったいどう売りたいのだ!?>アーウィン・ストフ」と、私をたいへん困惑させた年でもあります。

それでもその三本のキアヌ出演作を、友人Rちゃん(大学時代の同級生。80年代後半に「危険な関係」を観て、キアヌに惚れたという珍しいファン…とゆーか、中毒者。ヤツ主演の舞台「ハムレット」を観るためにカナダまで行き、3公演も観たというツワモノ。とーぜんドッグスターツアーにも行っている。どんなに好きでも、ホテルやお店までの追っかけ行為は絶対にしないというのが彼女のポリシー。私は彼女以上のファン…とゆーか、中毒者を見たことがありませんっ!)と一緒に、すべてきっかり観に行ったくせに、残ってる半券はリバー主演のMOPIだけっつーあたりが、実に私らしい話ですね♪てへ♪

↓「マイ・プライベート・アイダホ」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20050501.html
(Rちゃんと観に行ったときの話も書いてます)

↓「ハートブルー」の舞台挨拶に行こうとRちゃんに誘われ、断ったときの話
http://diarynote.jp/d/25683/20040424.html
(MOPIのときにリバーと一緒に来日してれば、一石二鳥だったものを…)

以上、公開当時のヨタ話はこれくらいにしておいて、先月、リバー出演作の感想を書いた際に、MOPIがいかにして撮影されたかといった裏話を書きそびれたので、今回はそれについて(私が知り限り)語ってみたいと思います。参考文献は『Lost in Hollywood』John Glatt(1995)、『Gus Van Sant: An Unauthorized Biography』James Robert Parish(2001)、その他お取り寄せ洋雑誌のインタビュー記事、そしてRちゃんと私の記憶。

↓まずは一枚の写真から(amazon)
http://images.amazon.com/images/G/01/video/stills/cast.jpg

左から、リバー・フェニックス、キアヌ・リーブス、ロドニー・ハーベイ、ウド・キア、マイケル・パーカーで、場所は(たぶん)本編中に出てきたポートランドのお店、撮影の合間に収められたショットだと思われます。

もともとこのMOPIは、ポートランドのアッパーミドルクラスのボンだったガス・ヴァン・サントが、数年前まで実際にハスラー(男娼)として街頭で立ちんぼしていたという、写真一番右のマイケル・パーカーをモデルに脚本を書いた作品です。

当初はそのマイケル・パーカー主演で撮影する予定が、マット・ディロン主演「ドラッグストア・カウボーイ」の成功によって予算が付き、「ならばマイク役はリバー・フェニックス、スコット役はキアヌ・リーブスで」と、そんな夢のキャスティングに向かって、ヴァン・サントが彼らにアプローチできることになりました。

がしかし。

MOPIを観たことがある方はご存知だと思いますが、マイクもスコットも20歳そこそこのハスラー、オヤジ相手に体売ったり、3*したりと、かなりのヨゴレ役なため、リバーとキアヌ、それぞれのエージェントに脚本を送ったところで、イメージが崩れるのを恐れた彼らが、本人たちに脚本を渡すわけがありません。

そこでヴァン・サントは、まずキアヌに直接電話をかけて脚本を送り、内容を気に入ったキアヌの出演承諾を得ます。その際、キアヌに「相手役はリバー・フェニックスが最適で、彼しかいないと思っている」と伝えると、リバーの親友であるキアヌは、その脚本を自ら彼に渡すと云い出し、自分の住むカナダから(当時ヤツはカナダ在住)、リバーの住むフロリダ州のゲインズヴィルへ、バイク(キアヌだからノートンのオールドバイクでしょうね、たぶん)で向かいます。

キアヌから脚本を受け取り、一読したリバーは主役のマイクにたいへん共感し、「君が出るなら僕も出る。君が出ないなら僕も出ない」と云い、キアヌと握手して出演が決まります。出来すぎた話みたいですが、実際にインタビューでリバー自身が語った内容です。

メイン撮影はポートランドで行われ、主演ふたりのほか、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリー、マイケル・パーカー、スコット・グリーン、ロドニー・ハーベイらが、ヴァン・サント宅のガレージに寝泊りし、合宿状態のようになります。そのときのであろう写真が、スペシャルフォトグラファーとして参加していたブルース・ウェバーによって、撮影されてます。

端役で出演しているスコット・グリーンは、キアヌが演じた市長の息子スコット役のモデルであり、良家の坊ちゃんのくせにホームレスのごとくフラフラしていて、当時はヴァン・サントのアシスタントをしていた人です(現在もヴァン・サントのもとで仕事してる…「エレファント」「ラストデイズ」でクレジットあり)。

マイケルとスコットはインタビューで、リバーとキアヌをポートランドのハスラーたちがたむろする場所へ何度も連れて行き、とくにマイケルは役作りのため、彼らに客引きのポイントを教えたと話しています。ストリートキッズと一緒にいたリバーの服装は、ドレスダウンというよりはグランジそのまま、誰も彼だと気付かなかったそうです。

この映画で、リバーはヴェネツィア国際映画祭の主演男優賞を受賞しますが、MOPIの世界に入り込み過ぎて、本格的にドラッグに染まってしまったと云われています。もちろん、要因はほかにもあるでしょうが――とにかくそれが残念で仕方ありません。

MOPIは、グランジがクールだと云われた頃の作品です。ですが、あの映画に映し出されているすべてのものが汚れているなんて、私には到底思えません。

あんまり人には薦められない映画だけれども、私の心の中ではいつまでも特別な位置にある――半券を見るたび、いろいろな思いが交錯する……そんな作品です。
半券語り:「バットマン」
←クリックするともっと画像は大きくなります。画像だとわかりにくいですが、この「バットマン」の前売り券は箔押し処理されていて、たいへんコスト高かつゴーカな作りとなっています。当時かなり話題になった映画なので、前売りも頑張って作ったんでしょうね…。

ティム・バートンが監督した「バットマン」。
実はこれも「前売りを買っておきながら見逃して、後日ビデオ鑑賞した」作品です。

↓「バットマン ビギンズ」と「バットマン」を見逃したときの話
http://diarynote.jp/d/25683/20040812
(美松映劇で見逃しました!)

バートン版「バットマン」で思い出すのは、やはりジャック・ニコルソンのキテレツ怪演ぶり、そして殿下が主題歌をお歌いになった…ということでしょうか。

♪バットマ〜ン〜

農・協・牛・乳!

元祖空耳映画主題歌的作品。
半券語り:「ブルーラグーン」
←クリックするともっと画像は大きくなります。それでは第二問です。半券に写ってる左側の女の子、誰だかわかります?…よ〜く見て、じ〜っと見て下さいよ……………………そろそろいいですか?………おわかりになりましたか?……正解は――ミラ・ジョヴォヴィッチさん(当時15歳)です!半券には「世界いち セクシーな15才」とキャプションが付いてますね。

あれ?半券じゃないじゃん?――「新京極・三条下ル 京都ロキシー」(って、まだありますか?)がモギられてないよ?

そーなんです、前売りを学生協で買ったのに、観に行けなかったんです。

当時、ブルッキー主演「青い珊瑚礁」の続編が公開されると聞き、前売りを買って準備万端にしていたのに、見逃してしまったという作品でして、結局、数年後にビデオで観たらば、これがもう凡庸とすら云えない、ヒドい出来とゆーか…この続編を観たら、その昔みんなボロクソに云ってた「青い珊瑚礁」が、いかによく出来てるかがわかるってもんです。

↓思い出の衝撃作、「青い珊瑚礁」を語る
http://diarynote.jp/d/25683/200405112
(ブルッキー主演映画では一番有名でしょう…そしてネストール・アルメンドロスによる映像の素晴らしさといったら!)

なんつーかその…いろいろな規制があって、前作のようにはいかないんだろうな、という印象が強く、当時15歳だったミラのヌードもギリギリなんじゃないでしょうか?

現在のミラは、個人的に好きな女優さんのひとりでもありますが、いかんせんスラブ系な顔立ちなので、この手の映画にはあんまり映えず、正直向いてないように思えます。それは相手役のブライアン・クラウズにも云えることで、南の無人島の少年というより、カルフォルニア在住のにーちゃんというイメージで、クリストファ・アトキンズのようなエロスが感じられませんっ!残念っ!

今となっては、主演のおふたりも思い出したくないでしょうが、こうやって極東女子が半券(とゆーか、前売り券のまんま)持ってる以上、語られてしまう不運な作品…っつーところですね。
半券語り:「幻の城 バイロンとシェリー」
←クリックするともっと画像は大きくなります。で、この半券に写ってる人、誰だかわかります?…よ〜く見て、じ〜っと見て下さいよ……………………そろそろいいですか?………おわかりになりましたか?……正解は――ヒュー・グラントさん(当時27歳くらい)です!♪どんどん!ぱふぱふ〜!ひゅうひゅう♪いや〜、若いっスね〜!

2002年の「アバウト・ア・ボーイ」以降、ビリングトップになるような主演作はなく、しょっちゅー「引退したいんだよね〜」なんて語ってる(らしい。その余波についてはこちら→http://akirine.jugem.jp/?eid=9)、英国人俳優ヒュー・グラントが20代の頃に出演したスペイン映画「幻の城」。この作品が日本で公開されたとき、鑑賞した方はいらっしゃいますでしょうか?

「私、観たわよ!」とおっしゃる――そこの妙齢腐女子系のお嬢さん!

もしかして当時のお目当ては、「『モーリス』のヒュー・グラント」だったんじゃないですか!?

…私もですっ!!

↓昔日のヒュー・グラントのお話
http://diarynote.jp/d/25683/20040217.html
(80年代後半に起こった耽美ブームのお話ですが、みんなヒューに騙されてたっつーお話でもあり…)

ピン主演のような扱いを一身に受け、ご丁寧にも赤字で「モーリス」のヒュー・グラントとキャプションまでついている半券ですが、ヒュー・グラント単独主演とゆーより、アンサンブルものに近かったような覚えがあります。

映画は、「フランケンシュタイン」の作者メアリー・シェリーと、彼女の夫で詩人のシェリー、日本では堀口大学訳で有名な詩人バイロン、シェリーの主治医で吸血鬼小説を書いたポリドリ(ブラム・ストーカーじゃないです)たちの交流、そして「フランケンシュタイン」がどのような背景で書かれたのかを描いた内容で、ヒューはバイロンを演じておりました…が、私め、ろくすっぽストーリーラインを覚えておらず、やたら耽美な映像、朝日シネマのちっちゃいスクリーンで、しかも遅れて行ったから左端っこの席で観ることになってしまったということぐらいしか、記憶に残っておりましぇん。

この頃のヒュー・グラント出演作と云えば、現在の彼のイメージからは想像できないような、芸術的・耽美的・ヨーロッパ的・幻想的なものが多く、当時の我が極東ニッポンは耽美ブームだったこともあり、ヒューは腐女子系にそれはそれは大変人気がございました。懐かしくて涙出る…。

で、内容を確認するべく再見しようにも、たしかこの映画はビデオ化されてないはず…と思っていたら、昨年だったか、某ビデオレンタル屋さんに置いてあるのを発見しました。なので、みなさんがお住まいの近くのビデオ屋さんでも、探せば出てくると思われます。

――私ですか?
仕事で疲れきってる毎日なので、この手のゲージツ系映画を観る気にはなかなかなれず、再見は何年後になるやら…という状況です。当時も「なんだかな〜…ケン・ラッセルのようなケレン色もナイし、ツライよな〜」と思いながら、朝日シネマで観てましたもん。

内容はてんで覚えちゃいないけれど、80年代から90年代にかけてと、90年代半ば以降では、ヒュー・グラントのイメージは違いましたよ、ということを教えてくれる、いまとなっては懐かしい映画ですね。
半券語り:「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」
←クリックすると全体が見れます。半券の横にあるのは、雑誌の付録だった「マクロストランプ」。「マクロス」のキャラクター・デザインを担当した美樹本晴彦さんが、すべて書き下ろしたという豪華なトランプです。アニメはいまも昔もあんまり詳しくない私ですが、「マクロス」だけは別。当時どうしてもこのトランプが欲しくてたまらず、生まれて初めてアニメ雑誌なるものを買ったくらいでした。そのためか、いまだにこのトランプが捨てられず、秋林家のお茶の間にあるキャビネットにちょこんと置いてあります。でも、姉の思い入れなどなにも知らないいもりん(妹)が、幼少時代にこれで激しく遊んだため、劣化が著しい状態でして…って、まあそれもそれ、いまとなってはいい思い出かな…。

SFロボットアニメと云えば、いまでもたいへんな人気を誇る「ガンダム」シリーズが有名な中、ファーストガンダム世代でないこともあってか、私は「超時空要塞マクロス」のほうが好きでした。

「マクロス」は、私が小学生の頃、TBS系毎週日曜昼の…1時?2時?という不思議な時間帯に放送されたアニメでして、優柔不断かつ「ヘタレなることティム・バートン映画の主人公のごとし」な、若きパイロット一条輝、かわいいけれどワガママなアイドル歌手リン・ミンメイ、輝の上官で年上である早瀬未沙の三人が織り成す三角関係を軸としながら、いままで見たこともなかったクルクルと可変するロボット、スピーディな戦闘シーン、宇宙から落っこちてきた戦艦マクロスを改修、艦内には街があって民間人が住み、戦争に巻き込まれて宇宙を旅しているという設定、敵は文化というものを知らない宇宙人…など、独特な設定を持っているちょっと変わったアニメでした。

↓バルキリー、および「マクロス」のストーリー紹介(楽天マゴベードッコム)
http://www.rakuten.co.jp/magobe/441548/446183/
(マクロスが落っこちてきたのって、1999年だったんだ!ガーン!)

「ガンダム」より、私の心を捉えたのはたぶん…主人公たちによる三角関係のじれったさがたまらなかったからで、そのほかにも、戦闘機からロボットへと可変するバルキリーがたいへんカッコよかったこと、「板野サーカス」と呼ばれたミサイル乱れ撃ちな戦闘シーンに心奪われてしまったこと、まるで映画音楽のような羽田健太郎によるゴージャスなスコアが素晴らしかったこと、アニメ臭くない美樹本晴彦のキャラデザインがイカしてたこと…などなどが挙げられます。

↓板野サーカスか?と思って観た某映画の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20041206.html
(「私の彼はパイロット」だけでなく「小白龍」も歌えます♪←バカ)

ああ!バルキリーは本当にカッコよかった!

バルキリー→ガウォーク→バトロイドに可変する姿にシビれたもんです。ガンダムファンのみなさんにはたいへん申し訳ないのですが、当時の私の目にはガンダムやザクがとても幼稚に見えたんですよ。だからゴメンなさいってば!

で、好評のうちにTVアニメ「マクロス」が終了すると、今度は映画が製作されまして、私も↑の前売券を購入し、イソイソと観に行ったんですけど……なんかイマイチだったような(実はよく覚えてない)。たぶん、三角関係の行方が最初からわかっていたことが、気に入らなかっただと思います。板野サーカスは最高で、素晴らしかったんだけどなあ(これだけは覚えてる)。

「マクロス」に関しては山ほど話せるため、エピソードを語り出すととまらない…。なので、自分のマニアっぷりがバレない程度、語りはここらへんまでにしておきます。

……バルキリーのプラモデル、買おうかな…。ぼそ。
半券語り:「グーニーズ」
←クリックすると全体が見れます。ボケ気味ですみません…。
これはスティーブン・スピルバーグ原案、リチャード・ドナー監督の「グーニーズ」。私はグーニーズ世代なので、もう大好き♪…海賊のお宝探しをする子供たちのアドベンチャーを描いた作品で、この映画を思い出すたびに、シンディ・ローパーが歌う「The Goonies ’R’ Good Enough」が、頭の中でぐるぐる流れます。

「グーニーズ」のメンバーの何人かは、もう俳優を引退しているそうで(あのチャンクが弁護士だって!)、現在でも俳優として頑張っているのは、一番の出世頭…というより、堅実に仕事を重ねてきて「指輪三部作」までに至った、マイキー役のショーン・アスティンでしょうか。たしかマイキーって、喘息持ちだったような覚えがあるんですけども、いまのショーンAを見る限りめちゃ健康的っスね。ただ私としては、「指輪」より「グーニーズ」と「ルディ」での彼が一番印象的かな。

女の子2人のうち、ショートカットのステフ役だったマーサ・プリンプトンと、たしかスペイン語が話せるという設定だったマウス役のコリー・フェルドマンも、たまに見かけます。マーサは、2〜3年ほど前に公開された「デブラ・ウィンガーを探して」で、「私は個性的な役が演じたいのよ!」と叫んでたっけ。彼女らしい話っス。

ただなあ…この前、ポール・ウォーカー主演のお宝探し映画「イントゥ・ザ・ブルー」を観に行ったら、なんとマイキーのお兄ちゃんであるブランドを演じたジョシュ・ブローリンが、サイテーの悪玉役で出てきまして…その役回りとフケっぷりに、遠い目になりながら、ちょいとショックを受けたのでした。

ちなみに「グーニーズ」の公開当時、私はお友だちと一緒に観に行きました…が、どんなシチュエーションだったかまでは覚えてません。ただ、映画の内容はちゃんと覚えてますよ、ラストの海賊船のシーンは感動しましたもん!…でも、ところどころ記憶不鮮明なので、今月18日にリリースされる廉価版DVDを購入して再見したいと思ってます。

で、この映画は周辺機器…じゃないな、関連商品として、コナミだったかがファミコンゲームをリリース、大変よく売れたようで、私も持っていました。お宝をゲットしながら、グーニーズのメンバーを助けるというアクションゲームでしたけど、あんまり映画のストーリーに沿っていなかったような…でもクリアすると、海賊船が出てきたような…あれ?…う〜ん、うろ覚え。

ともあれ、この「グーニーズ」には、楽しくて素敵な思い出がいっぱいあります。最近、「グーニーズ」のように純粋なキッズ・ムービーをあまり見かけないのが、ちょっと残念。

今年も年末に向けてキッズムービーがいろいろ公開されます。個人的に期待しているのは「ザスーラ」。観に行こうと思ってます♪

↓12/10から公開の「ザスーラ」(公式サイト)
http://www.sonypictures.jp/movies/zathura/
半券語り:「プロジェクトA」
←クリックすると全体が見れます(写真を大きめに変えましたので、先ほどよりわかりやすくなったかも。ただし、秋林堂ではそのまんま見れるようにしてあります)。
これは、ジャッキー・チェンの代表作である「プロジェクトA」の半券ですね。2枚あるのは、2回観に行ったから〜。

クリックして写真をよく見ると、ジャッキーの敬礼している手が、実は合成であるということがわかります。そして「ジャッキー・チェン10周年記念超大作」と書かれてあるあたり、時代を感じさせますね。

以前ちょろっと語ったように、私は小学4年生の頃から映画館通いをしておりまして、当時は、小学生のガキんちょがひとりで映画を観に行くという行為自体たいへん珍しかったこと、そしてその姿がとっても愛らしかったこと(ウソ八百)、映画館がご近所であったこと…などなどの理由により、基本的に映画は高校生くらいまでタダで観ておりました。ちなみにお世話になった映画館は、現在すべて閉館(廃館)してます。

ただし、すべてをタダで観たわけではありませんでして、時折り正規入館料をきっちり払ってましたし、小学生(中学生だったかも)の分際でヘルムート・バーガー様主演「サロン・キティ」(リバイバル上映)を観ようとしたときは、「大人になってからね」と入り口で怒られお断りされましたし、お友だちと観に行くときは、ちゃんと前売りを買い求めておりました。

そんな思い出深い前売り半券(ほんの一部)が、キャビネットの中から出てきたんです。どっかにあるだろうと思っていたけれど、こんな古いものまで残ってたんだなあ…(遠い目)。

そのほとんどが80年代の映画という中で、大学生の頃に観た90年代の映画の半券も、数枚含まれてました。さすがに関西までタダの効力はありませんでしたから、大学時代はしおらしく学生協で前売りを買っては観に行ったもんです(祇園会館3本立て1000円、とか)。

観た映画の半券すべては残ってないけれど、ブログを書く身としては実にいいネタが出来たので、今回見つかった半券とその映画、それにまつわる当時の話など、数回にわけて語ってみようかな…。

で、まずは第一回目としてジャッキー・チェン主演作「プロジェクトA」(1984)。とーぜん東宝東和配給。

覚えていることは、う〜ん――ジャッキーに関する話は以前に何回も語りまくったので、そうだなあ――彼が歌う主題歌「プロジェクトAのテーマ」を、「明星」の歌本片手に、なんちゃって広東語で必死に練習したことが、一番の思い出でしょうかね?…練習の甲斐あって、私はいまでも「プロジェクトA」のテーマがなんちゃって広東語で歌えますもん!プチ自慢!…ってこんなこと、ブログでしか自慢できないっつーの!>秋林さん
←かわいいなあ〜♪

今年もそろそろ年末からお正月に向けて、「ハリポタ4」だの「SAYURI」だの「Mr.&Mrs. スミス」だのと、話題作/大作がゾロゾロと公開になっていく中、一番楽しみにしているのが――

■「あらしのよるに」(アニメ…12月10日より東宝系で公開)

↓公式サイト
http://arayoru.com/pc/index.html

(以下、公式サイトより引用)
嵐を避けて、真っ暗闇の山小屋に逃げ込んだヤギのメイ。
そこで、同じように嵐から逃げてきた「仲間」に出会う。
仲良くなって、次の日に「あらしのよるに」を合い言葉にして
再会を約束する二匹。
次の日メイの前に現れたのは、なんとオオカミのガブだった!

しかしそのオオカミ、ガブとメイは、なぜかそのまま仲良しに。
ガブにしてみれば、メイはごちそう。 我慢したり、悩んだりしながらも二匹は会っては散歩をくりかえす。

原作である「あらしのよる」シリーズは、この約10年間、国産の児童文学の中では最も知られている作品なんじゃないでしょうか。

本来であれば、捕食連鎖関係であるはずのヤギとオオカミ。
でもみんなにナイショ、とっても仲良しさん。
…果たしてふたりの友情は?

読むたびに涙ポロリな私なので、公開の際はハンカチ持参で観に行こうと思ってます。
ここ最近とても忙しく、レディースデイの夜に映画を観に行くことができないので、比較的余裕のある土曜にでも観に行こうかと考えまして、滅多に買わない映画の前売りチケットを、会社で買って(会社で売ってるんです。いいでしょ?)みたんですけど――どうにも上映時間が気になっちゃって。

「エリザベスタウン」123分
「イン・ハー・シューズ」131分

……長いんだよなあ。

この手のドラマ(自分探し系とゆーか)で2時間越えは、私にとって正直シンドイです。観てないくせにとやかく云うのもなんですが、もっと短くできなかったのかな?アナタはワインスタインですか?>秋林さん

近日公開映画だけでなく、レンタルビデオ屋さんでDVDを物色するときも、キャスト・監督・ストーリーよりまず上映時間を確認してしまうほど、作品の長さが気になります。とくにドラマ系に対してその傾向が強いようで、90〜100分くらいで面白くまとまってる映画を観ると、作品に対する私の評価はそれだけで上ったりするくらいです。ただ例外があって、たとえばポランスキーのように、長くなるとから最初からわかってるような監督の作品の場合、「いつものことだし」と覚悟を決めて観に行くため、別によかったりします。

前売りを買った以上、「エリザベスタウン」「イン・ハー・シューズ」は必ず観に行きます。オーリも出てるし。「『長いからヤダ』とか云っちゃって、ゴメンなさい!ちょうどいい長さだったわ」と、映画館を出るときに謝るほど、面白かったらいいなあ…。

…とかなんとか云いつつ、「輝ける青春」を観に行こうかと考え中。

↓輝ける青春(公式サイト)
http://www.kagayakeru.net/

上映時間366分!(6時間6分)
鑑賞チケット3枚必要!


基本的に私って物好きチャレンジャーだから〜♪…って、まだ考えてるだけ、鑑賞は未定です。

接点

2005年11月2日 映画ヨタ話
←最近、地上波で放送されたのですか?TVスポットを見たような気が。
ヴィン・ディーゼル主演「キャプテン・ウルフ」の公開に合わせたのかな?

「ワイルド・スピード」は、昨年WOWOWで観ました。そしてビックリ。だって…設定を変えただけ、内容はまんま「ハートブルー」だったんだもん!←しまった!ネタバレになる!?

その「ワイルド・スピード」にて、まんまパトリック・スウェイジだったヴィン・ディーゼルさんは、俳優になる前、NYのクラブで用心棒をやってたそうです。そのクラブって「MARS」だったんですね。懐かしいなあ……だって、クラブ「MARS」は、B’zのミニアルバム「MARS」のタイトル由来になったクラブだから〜。

「キャプテン・ウルフ」かあ――観に行こうかな?

B’zのベストアルバムは――とりあえず買うけれど、どのオマケ映像を選ぶかで悩んでます。

>Dさん
北米任天堂が宣伝用に作った実車があります<ピカチュウカー
フォルクスワーゲンビートル特別仕様車で、数年前に写真を見たことがあります。まんまピカチュウでしたよん♪

■どんぐり仲間のみなさまへ業務連絡
毎冬恒例の「柚子茶」が、やっとリリースされました!
もしご希望の方がおられましたら、送料(定形外郵便or宅配便)だけご負担にてお送りさせて頂きますので、ご連絡下さいまし〜!
いったい何がきっかけだったのか。

自分でもよくわからないけれど、今年は例年以上にリバー・フェニックスの話を書いたような気がします。ついでにキアヌのことも。

彼が亡くなったのは1993年の今日ですから、あれからもう12年経ってしまったのですね。

…そっか。
12年か。

彼の映画を観ながら、その感想を書けるようになるまで、12年かかっちゃったか。

時の流れの早さに驚きながらも、もしいま感想を書くならば、彼の残した出演作13本すべてを書いておきたい、せっかくブログを持ってるんだし――そう思って、本当はとてもニガテな感想文を、1〜2週間かけてなんとか仕上げました。

今年再見した13作のうち、劇場公開時以来の鑑賞となったのは「エクスプロラーズ」「ジミー」「リトル・ニキータ」「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」「マイ・プライベート・アイダホ」です。

とくに「アイダホ」は――リバーのファンの方ならおわかりいただけるかと思いますが、その……内容はもちろん、作品にまつわる話が話なだけに、自分は果たしてフィルムに映るリバーを冷静に観ることができるのか、そして耐えられるのか――正直、とても不安でした。

それでも私はこの映画を観なければならない、リバーが生前、全身全霊をかけて演じたマイク・ウォーターズを――そう思いながら「アイダホ」を観始めたのですが、あの90年初頭特有のグランジな雰囲気に包まれたリバー、キアヌ、レッチリのフリー、ロドニー・ハーヴェイらが目の前に現れるや、不安は杞憂となってどこかに飛んでしまい、それどころか、初めて映画館で観たときよりもずっとずっとずっと…「アイダホ」の世界に深く入り込んでいる自分に気付きました。

声にならないマイクの叫びが、私には聞こえます。

映画の中の彼は色褪せることを知りません。
いつまでも当時のままです。

それなのに、観てるとつらくなるだろうからと、彼の映画をこの何年も封じ込め、避けてきた私は――なんてバカだったんでしょう。

映画の持つ力はもちろん、俳優としてのリバー・フェニックスを信じていなかったも同然です。

リバー……本当にごめんなさい。

感傷的なことは書きたくなかったのに――やっぱり今日は、忘れるなんてことできない、できるわけがない、そんな特別な日のようです。

↓「暁の人」(5/5の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20050505.html
(リバーとアッシュの話です)

CINEMA IQ

2005年10月8日 映画ヨタ話
ラフマニノフさんのブログで教えていただいた、「水野晴郎監修 CINEMA IQ」をやってみました。

↓「水野晴郎監修 シネマ脳鑑定CINEMA IQ」
http://www.happycinematime.com/

↓TV視聴室(ラフマニノフさんのブログ)
http://tvsig.seesaa.net/
(トラックバックの仕方がイマイチわからないので、リンクさせていただきました)

こ…これは…難しい……。
30問中、20±5くらい正解(←正解数、覚えてない)で、IQは147でした。

ラフさんのところで「142」と書いたんですけど、先ほどIQランキングを見たら、私の名前(akirine)が、「IQ=147の暫定12位(10/8現在)」だったので、どうやら147が正しい模様です。つまり、IQも覚えてなかったってことか…。

12位っていったって、こんなのすぐに落ちちゃうだろうから、自慢にはならないっスね。ただ、もちっと考える時間があれば、もちっと落ち着いて選択肢を見ていたら、もちっとIQと順位は上だったろうなあ…。ちっ!

連休初日の朝は、負け惜しみでスタート。
←カルチャー・クラブです。

え〜っと。

多忙で死にそうな毎日を過ごしているため、情報収集をサボっていたら、友人Rちゃんから「ちゃんと日本公開決定してるよ〜」との、ありがたいご指摘メールを頂きました。

「Brokeback Mountain」の配給会社と公開時期情報、そして――ジョージ・マイケルのドキュメンタリー映画「George Michael: A Different Story」が、なんと信じられないことに我が極東ニッポンでも公開決定となりましたっ!

↓秋林、「George Michael: A Different Story」について語る
http://diarynote.jp/d/25683/20050703.html
(日本ってスゴイよなあ、ホントーに公開されるだもん)

ともにワイズ・ポリシー配給ってあたりが気になる……いや、まあ、その、あの…別にいいんですけどね…。ごにょごにょごにょ…。

↓ワイズ・ポリシー公式サイト
http://www.wisepolicy.com/top.html

■「Brokeback Mountain」(邦題「ブロークバック・マウンテン」)
(以下、公式サイトより引用)
カナダ映画(ドラマ)

監督:アン・リー
脚本:ダイアナ・オサナ、ラリー・マクマートリー
原作:アニー・プルー
出演:ジェイク・ギレンホール、ヒース・レジャー、アン・ハサウェイ

1963年、羊放牧のためワイオミング州のブロークバック・マウンテンでひと夏を過ごすエニスとジャック。2人の友情関係は、ごく自然に男同士の許されない恋愛関係へと変化する。別々の土地でそれぞれの人生を歩みながらも決して離れることのできない二人は、それから20年間逢い引きを重ねるのだった。しかしやがて保守的なアメリカの現実が、2人の純粋な関係に影を落としはじめる……。今乗りに乗っているハリウッド2大スター、ジェイク・ギレンホールとヒース・レジャーが共演、ピューリッツアー受賞作家アニー・プルーの原作をベースに、アカデミー受賞監督アン・リーが繊細かつ壮大なスケールで描く感動作。

2005年ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞《グランプリ》受賞!!
2005年トロント国際映画祭正式招待上映
●2006年春、シネマライズ他にて公開決定

…腐女子が喜びそうなあらすじっスね。上手いとゆーか。

2006年1月にアン・リー監督が来日予定…って、監督ぅ!せめてジェイクだけでも連れてきて下さいよう!ヒースは産休でしょうから、ムリは云わないっス。

■「George Michael: A Different Story」(邦題:ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜)
(以下、公式サイトより引用)
イギリス映画

監督:サザン・モリス
出演:エルトン・ジョン、マライア・キャリー、アンドリュー・リッジリー(元ワム!)、スティング、ボーイ・ジョージ、ノエル・ギャラガー(oasis)他
使用曲目:「バッド・ボーイズ」「クラブ・トロピカーナ」「ラスト・クリスマス」「フリーダム」「ケアレス・ウイスパー」「フェイス」「ワン・モア・トライ」「MONKY」「I WANT YOUR SEX」「僕の瞳に小さな太陽 WITH エルトン・ジョン」「ジーザス・トウー・ア・チャイルド」他ヒット曲多数登場。

世界で最も成功した稀大の英国人アーティスト、ジョージ・マイケル。ワム!でブレイクし、さらにソロ活動での大成功。世代を超えた多くの人々の心に残る名曲の数々を生み出して来た。そんな彼が20数年の音楽活動を経て円熟の境地を迎える今、自ら語る“ジョージ・マイケル”のすべてー。スーパー・スターが見せる魅力溢れる“素顔”に再び魅了される事必至!未だかつてないゴージャスでファビュラスな話題のドキュメンタリーいよいよ日本上陸!!

2005年度ベルリン国際映画祭パノラマ・ドキュメンタリー部門

Bunkamuraル・シネマ他にてクリスマスロードショー!

…って云ったって、どーせジョージが来日するわけないしぃ!

しっかし…「ゴージャスでファビュラス」ねえ。まあ、たしかにジョージはファビュラ〜スかもしれませんよ、でもジョージはジョージでも、ボーイ・ジョージのほうがずっとファビュラ〜ス♪かと。ファビュラスって、その道の人がよく使う形容詞です。…などと思っていたら、ワイズ・ポリシーは、ボーイ・ジョージ&カルチャークラブのミュージカル「TABOO」(かなり前、当ブログでご紹介した例の舞台)のライブ映像まで、なんと公開するそうです。

■「TABOO」(邦題:「タブー」)
(以下、公式サイト引用)
イギリス映画

監督:クリストファー・レンショウ
音楽:ボーイ・ジョージ
衣装デザイン:マイク・ニコルス
出演:ボーイ・ジョージ、ユアン・モートン、ポール・ベッカー
Collaborated BY DRESS CAMP

「ロッキー・ホラー・ショー」よりも華やかでシニカル
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」よりもクールで切ない‥。
ボーイ・ジョージの半生と共に綴られる80年代ロンドン、ニューロマンティックへのオマージュ。話題の大ヒットミュージカル「TABOO」。そのライブ映像が遂に日本へやって来た!!

1980年代ロンドン。
ニューロマンティックブームの波にのり、独自のファッションセンスとジェンダーレスな魅力で注目を浴びる“ボーイ・ジョージ”(ユアン・モートン)。彼が率いるカルチャークラブはヒットを連発。一躍スターダムに踊りでる。しかし大衆は常に彼の音楽性よりも彼の性癖と発言にしか注目せず、そんな状態に苦悩し遂にはドラッグに溺れていく。
あらゆる偏見に対してアートを通じて抵抗するパフォーマンスアーティスト“リー・バウリー”(ボーイ・ジョージ)自分が何になればいいのかわからず苦悩する青年ビリー、自分に自信が持てずメイクで素顔を隠すキム‥。伝説のクラブ「MUDD CLUB」を中心にオーナーの“フィリップ・サロン”(ボール・ベッカー)が狂言廻しとなりクラブへ集う人々とボーイ・ジョージの半生を中心に描かれる儚くもグラマラスだった80年代ニューロマンティックへのオマージュ。全編ボーイ・ジョーイの書き下ろしによる魅力溢れるオリジナルサウンドが大きな話題となりロンドンで大成功を納め、その後ブロードウエイへ。そしてさらにトニ−賞4部門ノミネートされるという快挙を遂げた話題のミュージカル「TABOO」。そのライブ映像が遂に解禁!ボーイ・ジョージのファンのみならず演劇、音楽、ファッション、アート関係者たちが日本での上演を熱望する超話題作!!

2004年度トニ−賞4部門ノミネート(オリジナルミュージックスコア、主演男優賞、コスチューム、他)
2004年度オリヴィエ賞最優ミュージカル助演男優賞受賞他3部門ノミネート(最優秀ミュージカル男優賞、最優秀新作ミュージカル賞、最優秀コスチューム賞)

2005年ライズX他にてクリスマスロードショー

英国では、カルチャー・クラブのファンで夜な夜な大盛り上がりになったというミュージカルですが、米国ブロードウェイに進出したら、たしか90日くらいで打ち切りになってしまったんですよね。日本では、舞台ではなくライブ映像が上映されるんだ…ふ〜ん。これこそファビュラスな出来かと思われます。

ジョージに、カルチャー・クラブに、「Brokeback Mountain」。

…運命を感じるナリ。
←いや〜懐かしいですね♪…この映画、私大好きなんですけど(999円版じゃなく「アルティメット・エディション」DVDが欲しいよう)、公開当時は主演のキアヌより、「主題歌がビリー・アイドルである」ということにそそられて、観に行ったもんです。実に私らしい。でもいま思うに、この映画って――キビキビとアクションをこなしてたけど、やっぱりいつもの能面演技だったキアヌよりは、大ジャンプしたバスのほうが主役だったような…。それでもキアヌが演じた、「スピード」での爆弾処理シーンと、「マトリックス」でのスローモーション・リンボー(例の弾丸避けシーン)のシーン2つは、「名アクションシーン50」に選ばれてます。

あ、そうそう!…きたる10/9(日)「日曜洋画劇場」にて、宮本充さん吹替による「スピード」が放送されます。宮本キアヌは珍しいので録画しなきゃ…ってか、私は「20代までのキアヌなら宮本さん」派なんですよ、はい。

…というわけで、キアヌ・ウォッチャー事務局便りです。

■「キアヌ・ウォッチャー事務局」とは
「キアヌのことは好きだけど、『キアヌ様♪うふ♪』と云う気はさらさらない。いいとこ、「ヘイ、デュード、次は何を演じるんだい?」(←事務局のスタンス)。でも新作が公開されると観たくなる…とゆーか観なくては!と思ってしまい、観たら観たで今度はなにかひとことふたこと云いたくなる」という極東ギャルによって、2004年春、勝手に発足された不定期活動体。活動内容はたった1つ――「キアヌを生あったかい目で末長く見守ってあげる」こと。現在、傍観者募集中。

え〜っと、まず出演作ですが。

当ブログでも何回か取り上げた「Thumbsucker」が、先月米国で公開されました。がしかし――上映館数がひっじょーに少ない作品なので、ほとんど話題にならないまま終了(…してませんでした。まだ上映中)。現在は、来年公開予定の「A Scanner Darkly」が、メディアによく出ているようです。「原作:フィリップ・K・ディック、監督:リンクレイター、形式:実写+アニメーション」と興味深い布陣&内容なので、チェックしてる人は、キアヌファン以外にもそれなりに数多くいるということでしょう。私自身そうだし。

↓「A Scanner Darkly」(トレイラーよもやま話)
http://diarynote.jp/d/25683/20050628.html
(キアヌは8割方、ヒゲ面で登場する映画かと)

で、そのアドバンスポスターが晴れて全種公開されました。

↓A Scanner posters!(Joblo.com)
http://www.joblo.com/index.php?id=8560
(こういう感じ、好きだなあ。小説や映画の雰囲気がよく出てると思うし)

あくまでもアドバンスなので、これがレギュラーになるとどうなるかは…まだわかりません。

↓ポスターのお話(5/11の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20050511.html
(ポスターにもいろいろあるんですよん、というお話)

え〜っとそれから…まだ未確定情報として、キャサリン・ゼータ・ジョーンズ姐さんと共演するという話が出てきてます。

↓「Stompanato」(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0477097/
(とりあえず情報だけ)

往年の有名女優ラナ・ターナーの愛人で、ギャングの大物だったという実在の人物、ジョニー・ストンパナートを主役にした犯罪ドラマだそう。…あれ?ストンパナートって、たしかラナ・ターナーの娘に殺されたんじゃなかったっけ?自信ないよう。どうやら、そのストンパナートがキアヌ、ラナ・ターナーがゼータ姐さんならしく――う、う、うう〜ん…なんだかともにミスキャストのような気がするけどなあ…。

しかも監督がエイドリアン・ライン(「運命の女」「ロリータ」「危険な情事」「ナインハーフ」)でしょ?…キアヌで大丈夫なんでしょうか?その…ラブシーンでね。テイラー・ハックフォード監督による「ディアボロス」のときだってヒヤヒヤしたし。「コンスタンティン」DVDに収録された、未公開(削除)シーン「コンスタンティン、ベッドで美女とねんごろ」でも、キアヌときたら色気どころか、「パンツを穿いたら、さっさと帰ってちょうだい!」と云われそうな感じだったもんなあ。みなさま、ご覧になりました?あの黒トランクスを穿いたコンスタンティンを!

まだウワサ段階のキャスティングであり、確定はしてません。違うキャストになりそうな印象ですが、どうなることやら。ただ「シンドバッド」もどうかと思うけど、女優の愛人ギャング役ってのは、もっと想像ができないよう!

以上、ウワサ報告どまりの「キアヌ・ウォッチャー事務局便り」でした♪
なかなか更新する気になれず(私だってそんなときがあるナリ)、結局連休をぼーっと過ごしてしまいました。

ついでに、映画感想の書き方を忘れてしまった…どうしよう?

ところで。
計画通りにコトが運び、この連休中、京都人NちゃんとTOHOシネマズ二条にて、「銀河ヒッチハイク・ガイド」(以下、H2G2)を鑑賞できたんですけどね――な〜んにもなかった二条に、あんなキレイな映画館ができるとはなあ。

TOHOシネマズ二条の美しさ&アクセスの便利さに、たいへん感動してしまいましたよ。

もう少しロビーに席があってもいいかなとは思うものの、モギリゲートを通ると、たいへん雅やかな空間が広がり――実に落ち着いたジャパニーズモダンな雰囲気を味わうことができました。あれはガイジンさんにもウケるだろうなあ。

↓こんな雰囲気(TOHOシネマズ二条公式サイト)
http://www.tohotheater.jp/theater/nijo/index.html
(ね?キレイでしょ?)

すでにPCで事前にチケット予約をしていたため、カウンター横の発券機で発券手続きをした後は、上映時間まで映画館内をウロウロ。すると、Nちゃんが「スター・ウォーズとチャーリー&チョコレート工場のパンフを買いたい」と云い出したので、ふたりで館内のストアに行ったらば――なんと「チャーリー&チョコレート工場」のパンフ、売り切れ!ジョニー人気、恐るべし!

それでも諦め切れないNちゃんは、「この飾ってある小型のウァンカポスターを買う!」と血気盛んに云ってたのですが、「今買うと荷物になっちゃうから、映画観終わってからにしたら?」のmyアドバイスに頷き、そのままジョニー物販コーナーをじっと眺めるだけの状態に移行、私は私で、リバーのモンクロ写真ハガキ(キアヌとタンデムしてるやつ。つまりあの映画の写真)を、うっかり見つけてしまい…そのまま購入。

ところがそのストアで、ジョニー以上にワゴンが山積み状態になっているすんごいものを発見。

「ペ・ヨンジュン イオンエイド」!
(通称:ヨン様ドリンク)

韓国コカ・コーラ社が出してる、清涼飲料水(アクエリアスみたいなヤツ)なんですけど…パ…パッケージが…。

↓パッケージ拡大写真(楽天「韓国屋」)
http://image.www.rakuten.co.jp/kankokuya/img10551578763.gif

………。
そして気が付けば、ストアだけでなく映画館全体がオバさんでいっぱいとなり――そうか、今日9/17(土)は、ペさん主演作「四月の雪」の封切日だったんだ!…とNちゃんと私は、衰えぬペさんの集客力に思わずボーゼンとなってしまったのでした…。スゴかったナリよ…。

H2G2鑑賞後、H2G2のパンフとウァンカポスターを買おうと、もう一度ストアへ行ったところ――なんと今度はポスターが売り切れ!…再び、Nちゃんと私はジョニー人気にボーゼンとなってしまったのでした。恐るべし…。

ちなみに「ヨン様ドリンク」もよく売れたようで、一山減っていました。

……ヨン様とジョニーで日本の経済を動かせるかも。
なんでこんなに暑いのか!
…ヘタレてます。
気分は動物園在住の北極グマです。誰か…氷下さひ…。

今週末は京都に行く予定です。
目的はB’zの大阪ドーム公演に参加するためなんですが、すでに7月に1本、ホクリーク公演に行ってしまったので、けっこう余裕かましてます。

↓B’z LIVE-GYM2005「CIRCLE OF ROCK」(7/2の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20050702.html

でもたしか大阪ドームって、ジャンプ禁止なんじゃなかったっけ?どうするんだろう??

で、せっかく時間もあることだし、ついでにTOHOシネマズ(ほぼ)限定公開である「銀河ヒッチハイク・ガイド」を観に行ってこようかと思ってます。9/4に書いた「観賞したいリスト<9月版>」の中の1本。ホクリークにだってTOHOシネマズ系シネコンはある…でもやってくれない…。ケチ!>ブエナ・ビスタ

↓「銀河ヒッチハイク・ガイド」公式サイト
http://www.movies.co.jp/h2g2/
(「伝説のカルトSF小説の映画化」…たしかに)

「デタラメ寸前スラップスティックSF映画」と銘打たれてる作品なんですが、やっぱ英国産なだけに、SF版モンティパイソン(原作者自身「モンティパイソン」チームの一員だし)、もしくはヒネくれた「スター・ウォーズ」を見せてくれるんじゃないかと個人的に期待してるんですけどね、一番楽しみなのは、「アンダーワールド」「ラブ・アクチュアリー」「ショーン・オブ・ザ・デッド」で、私の目を釘付けジーザス状態にさせたビル・ナイ!

↓このおじさん(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/2392/BillNighy_Vespa_2094585_400.jpg

↓こっちのほうがわかりやすいかな?(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0314331/5573-5159.jpg
(「ラブ・アクチュアリー」での老いぼれロッカーを演じた俳優さん)

いや〜ん♪大好き〜♪

なんでもビル・ナイは、「銀河〜」でスラーティバートファーストを演じる際、監督から「どうしようもないオビ=ワンを演じるつもりでやってくれ」と云われたらしく――こりゃいったいどれだけスラップなアレック・ギネスが出てくるのかと、個人的にものすご〜く期待していたりします♪

ただし。

内容がカルトであるという前に、英国産コメディに属している作品だと思われますので、万人向け映画ではないことは明らかでしょうね。お気をつけ下さい。
どっか〜〜ん!

弟62回ヴェネツィア映画祭のコンペティション部門最高賞である金獅子賞に、アン・リー監督の「Brokeback Mountain」が選出されました。

↓ヴェネツィア映画祭公式サイト
http://www.labiennale.org/en/news/cinema/en/30872.html

…本当に獲っちゃったよう!

さすがヴェネツィア!
MORTE A VENEZIAなだけありますね!←ひとこと余計

↓金獅子賞はアン・リー監督作品に、ベネチア映画祭閉幕(Yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050911-00000302-reu-ent

(以下引用)
[ベネチア 10日 ロイター] 第62回ベネチア国際映画祭は10日、同性愛について描いたアン・リー監督の「ブロークバック・マウンテン」を金獅子賞に選び、閉幕した。
 同作品は、ピューリツァー賞作家アニー・プルーの小説が原作で、ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが主演している。米ワイオミング州の山間部を舞台に、2人の男性が互いに愛情を抱くようになり、1963年から20年間もの間、愛を貫くという内容。
 台湾生まれのアン・リー監督は、同作品について、逆境に負けない愛の物語だと述べた。自主制作で低予算のため、出費を抑える目的でカナダで撮影されたという。
 リー監督は、「大掛かりな映画を2本撮り終え、次は自分が本当に感動できる小規模な映画を撮ろうと思った」と述べた。
 また、「(ベネチア映画祭は)すべての映画祭で最も、映画のスペシャリストが集う映画祭だという印象だ。まさか自分がこの場所に来ることになるとは夢にも思わなかった。言い表せないほど光栄だ」と受賞の喜びを語った。
 批評家の間で金獅子賞の最有力候補と見られていたジョージ・クルーニー監督のモノクロ映画「グッドナイト・アンド・グッドラック」は、金獅子賞こそ逃したものの、男優賞と脚本賞を受賞した。

今夜、ムービープラスで授賞式が放送されるので見なきゃ!

感動的ラブストーリーと云っても、時代や舞台を考えば確実にホモフォビアが描かれているんだろうし…それを思うだけで切なくなります。

ところで。
原作本はまだ読んでないのですが(amazonでお取り寄せ中)、どうやら映画ではジェイクがロデオカウボーイ、ヒースが牧場労働者ならしく…ふたりの雰囲気や今までの役柄イメージを考えれば、まったく逆なキャスティングに思えるんですけど…どうなんでしょ??う〜む。

↓しつこくオススメ!「Brokeback Mountain」トレイラー
http://movies.yahoo.com/feature/brokebackmountain.html
(Quick Time版のほうがオススメです)

↓発見!公式サイト
http://brokebackmountainmovie.com/
(やっと見つけた!…と思ったらComing soon状態でした)

■プロフィール更新しました。
↓「映画好きへ100の質問」に振り替えたものですが
http://diarynote.jp/profile/25683/

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