←「どうか私を好きにならないでくれ…」と、スクリーンいっぱいに現れ訴えられても、ジョニーは素敵です……が、本編中にあれほど醜くなるとは。
4月に観に行こうと思った「リバティーン」。ところが体調を崩したために、結局2ヶ月ほど遅れで昨日やっとこすっとこ観に行ってきました。客層はかなりお高めだったかな。
どんなに海の向こうで賛否両論が激しい作品でも、「人は人、我は我」、私の中でハズレなかったら別にいいやと思ってたんだけど……。あ〜あ、やっちゃった、ひっさしぶりに色調の暗いジメジメっとした英国映画を観ちゃったなあ。そして、ジョニー自身の出来は別としても、やっぱりジョン・マルコヴィッチのほうが合ってる、彼のロチェスター伯爵を観たかった、というのが正直な感想。この手のコスプレ戯曲で、我が道を行くインモラルでラブボヘミアンな男(「危険な関係」のヴァルモンもそう)を演じさせると、マルコヴィッチは最高の役者さんだと思うもの。
しっかし…この「リバティーン」、性的な言葉がかなりキツイのには参った。「カーント!カーント!カーント!」…。
――ま、ちゃんとした感想は別の機会があれば、またそのときに。
ところで以前、私はこの映画に出演しているルパート・フレンドに関し、こんなことを書きました。
↓偽オーリと呼ばないで
http://diarynote.jp/d/25683/20060123.html
(「プライドと偏見」に出てたMr.ウィッカムです)
彼とジョニーがちゅーしているらしい――そんな情報を海の向こうで仕入れたので、ソッチの方面もちょっとばかし期待してたのに。
そんなシーンなんぞ、なかった……。
でもメリケン人は「いや、そんなことはない、ちゃんとしてる」とおっしゃる。
なんで?どぉおーして?
…と思いちょっと調べたら、日本版は米国版より上映時間が20分も短いということが判明しました(チラシとIMDbで確認)。地元の英国では114分…ってことは日本が一番短いのか。
削除シーンは、くんずほぐれつしてるところ?
強烈にR指定な言葉のせい?
カットの基準はなんだったの??
その20分の中にちゅーのシーンがあるんだろうな。DVDではカットされた数々のシーンも入ると思うので、もしDVDをご覧になるご予定の方がおられましたら、観る予定がナイ私(理由:観るのは一度でもう充分だから)に、「どうだったか」だけ、教えて下さいまし。
4月に観に行こうと思った「リバティーン」。ところが体調を崩したために、結局2ヶ月ほど遅れで昨日やっとこすっとこ観に行ってきました。客層はかなりお高めだったかな。
どんなに海の向こうで賛否両論が激しい作品でも、「人は人、我は我」、私の中でハズレなかったら別にいいやと思ってたんだけど……。あ〜あ、やっちゃった、ひっさしぶりに色調の暗いジメジメっとした英国映画を観ちゃったなあ。そして、ジョニー自身の出来は別としても、やっぱりジョン・マルコヴィッチのほうが合ってる、彼のロチェスター伯爵を観たかった、というのが正直な感想。この手のコスプレ戯曲で、我が道を行くインモラルでラブボヘミアンな男(「危険な関係」のヴァルモンもそう)を演じさせると、マルコヴィッチは最高の役者さんだと思うもの。
しっかし…この「リバティーン」、性的な言葉がかなりキツイのには参った。「カーント!カーント!カーント!」…。
――ま、ちゃんとした感想は別の機会があれば、またそのときに。
ところで以前、私はこの映画に出演しているルパート・フレンドに関し、こんなことを書きました。
↓偽オーリと呼ばないで
http://diarynote.jp/d/25683/20060123.html
(「プライドと偏見」に出てたMr.ウィッカムです)
彼とジョニーがちゅーしているらしい――そんな情報を海の向こうで仕入れたので、ソッチの方面もちょっとばかし期待してたのに。
そんなシーンなんぞ、なかった……。
でもメリケン人は「いや、そんなことはない、ちゃんとしてる」とおっしゃる。
なんで?どぉおーして?
…と思いちょっと調べたら、日本版は米国版より上映時間が20分も短いということが判明しました(チラシとIMDbで確認)。地元の英国では114分…ってことは日本が一番短いのか。
削除シーンは、くんずほぐれつしてるところ?
強烈にR指定な言葉のせい?
カットの基準はなんだったの??
その20分の中にちゅーのシーンがあるんだろうな。DVDではカットされた数々のシーンも入ると思うので、もしDVDをご覧になるご予定の方がおられましたら、観る予定がナイ私(理由:観るのは一度でもう充分だから)に、「どうだったか」だけ、教えて下さいまし。
←がぁああああんっ!
私、これの公開をずっと待ってたのに、ビデオストレートにされるなんて!…「ニコラス・ケイジの」とタイトルが付くあたり、ストレート一直線度が「倍率ドン、さらに倍!」という感じ…トホホ。
■映画感想の進捗状況
「オリバー・ツイスト」の感想をようやく書き上げました。
こちら→http://diarynote.jp/d/25683/20060519.html
私、これの公開をずっと待ってたのに、ビデオストレートにされるなんて!…「ニコラス・ケイジの」とタイトルが付くあたり、ストレート一直線度が「倍率ドン、さらに倍!」という感じ…トホホ。
■映画感想の進捗状況
「オリバー・ツイスト」の感想をようやく書き上げました。
こちら→http://diarynote.jp/d/25683/20060519.html
←私はFever盤を購入しました。3枚は買いません。1枚で充分。
「パルス」「愛のバクダン」「Fever」ならば、「Fever」でしょう。「パルス」は音として曲としてmyフックに引っかからない、「愛のバクダン」はB’zのふたりがへり下り過ぎでシンドイ。「 Fever」は、稲葉氏らしいエロさ加減(下限)がGoodかな。
稲葉さん、アナタは新古今和歌集なの。万葉集じゃないわ。
「パルス」「愛のバクダン」「Fever」ならば、「Fever」でしょう。「パルス」は音として曲としてmyフックに引っかからない、「愛のバクダン」はB’zのふたりがへり下り過ぎでシンドイ。「 Fever」は、稲葉氏らしいエロさ加減(下限)がGoodかな。
稲葉さん、アナタは新古今和歌集なの。万葉集じゃないわ。
ちょっとだけ暗闇の中
2006年6月8日 映画ヨタ話
←今度、早川書房版の浅倉久志訳で読んでみよう。
原作を読まずに映画を観る方に、先入観を抱かせる話はマズイと感じておりますが、「スキャナー・ダークリー」のキャスティングを見ていて、ふと思い出したことが。
キアヌ演じるボブ・アークターの、年がら年中ドラッグやってる中毒者な友人たちを、ウディ・ハレルソンとロバート・ダウニーJr.が演じてます。ふたりともなにかしらドラッグに関係のある人なので、観る側はどうしても意識しちゃうだろうなあ。
ウディはマリファナ合法化運動をしているし、RDJは服役してたし。キアヌもパパがね…。本人はその昔「自分の中で問題になったことはない」と語っていたけど、全く手を出さなかったとは云えないんじゃないの?…ってか云わせない。だってあの映画に出たんだから。
とゆーわけで、「ドラッグストア・カウボーイ」と「トレインスポッティング」を再見。
原作を読まずに映画を観る方に、先入観を抱かせる話はマズイと感じておりますが、「スキャナー・ダークリー」のキャスティングを見ていて、ふと思い出したことが。
キアヌ演じるボブ・アークターの、年がら年中ドラッグやってる中毒者な友人たちを、ウディ・ハレルソンとロバート・ダウニーJr.が演じてます。ふたりともなにかしらドラッグに関係のある人なので、観る側はどうしても意識しちゃうだろうなあ。
ウディはマリファナ合法化運動をしているし、RDJは服役してたし。キアヌもパパがね…。本人はその昔「自分の中で問題になったことはない」と語っていたけど、全く手を出さなかったとは云えないんじゃないの?…ってか云わせない。だってあの映画に出たんだから。
とゆーわけで、「ドラッグストア・カウボーイ」と「トレインスポッティング」を再見。
アロマキャンドルが好きで、最近はDIPTYQUEのベス(BAIES)がお気に入り。ろうそくだから、アロマポッドを使うより手軽に香りが楽しめます。私のようなモノグサタイプにはピッタリ♪
ちなみに、ひとつ5500円(税抜き)します。
――お高いですか?
…でもね。
これくらいするのでないと、ダメなんです。
とくに日本製は、蝋がとけずにほとんど残ってしまうもの、ぜんぜん香りがしないもの――と、ろくなものがありません。アロマキャンドルにはかなりお金をかけてきたけれど、日本製で当たりが出たことはほとんどありません。お勉強代が高くつきましたよ。あえていうなら…そうだな、無印良品がまだよかったかな。日本はキャンドルではなく、お香のほうがいいですね。
舶来モノならばなんでもいいのかというと、実はそうではなく――アジア製は日本製とどっこい、アメリカ製は香りが良いけどパッケージや色が洗練されていない、お洒落さが皆無。イタリア製はあたりハズレが大きく、よってネット購入しにくい…と、すべてがよいとは限りません。
いろいろ試した結果、行き着いたのがフランス製のDIPTYQUE。
文句は一切ありません。パーフェクト。
さまざまな香りがある中、ベス(カシスとブルガリアローズの香り)とオイエド(柚子とグレープフルーツの香り)が、私の好みかな。
DIPTYQUE以外のメーカーならば、Collines de Provenceも好き。お値段はDIPTYQUEよりお安く、でも香りがしっかりしているところがたいへん素晴らしいからです。
アロマキャンドルを買うならフランス製が一番、お安いからと云って日本製に手を出すなんてことは(さんざん勉強させられただけに)もうしません。
まともに香らない・蝋もとけないような、そんな使えないキャンドルを何個も買って浪費するより、5500円で60時間楽しめるキャンドルのほうがいいですもん!
アロマキャンドルに興味のある方で「今度買おうと思っている」という方がおられましたら、ケチらずにDIPTYQUEをご購入になることをオススメ致します。
ちなみに、ひとつ5500円(税抜き)します。
――お高いですか?
…でもね。
これくらいするのでないと、ダメなんです。
とくに日本製は、蝋がとけずにほとんど残ってしまうもの、ぜんぜん香りがしないもの――と、ろくなものがありません。アロマキャンドルにはかなりお金をかけてきたけれど、日本製で当たりが出たことはほとんどありません。お勉強代が高くつきましたよ。あえていうなら…そうだな、無印良品がまだよかったかな。日本はキャンドルではなく、お香のほうがいいですね。
舶来モノならばなんでもいいのかというと、実はそうではなく――アジア製は日本製とどっこい、アメリカ製は香りが良いけどパッケージや色が洗練されていない、お洒落さが皆無。イタリア製はあたりハズレが大きく、よってネット購入しにくい…と、すべてがよいとは限りません。
いろいろ試した結果、行き着いたのがフランス製のDIPTYQUE。
文句は一切ありません。パーフェクト。
さまざまな香りがある中、ベス(カシスとブルガリアローズの香り)とオイエド(柚子とグレープフルーツの香り)が、私の好みかな。
DIPTYQUE以外のメーカーならば、Collines de Provenceも好き。お値段はDIPTYQUEよりお安く、でも香りがしっかりしているところがたいへん素晴らしいからです。
アロマキャンドルを買うならフランス製が一番、お安いからと云って日本製に手を出すなんてことは(さんざん勉強させられただけに)もうしません。
まともに香らない・蝋もとけないような、そんな使えないキャンドルを何個も買って浪費するより、5500円で60時間楽しめるキャンドルのほうがいいですもん!
アロマキャンドルに興味のある方で「今度買おうと思っている」という方がおられましたら、ケチらずにDIPTYQUEをご購入になることをオススメ致します。
←クリックすると大きくなります。これ…めっちゃ雰囲気あるなあ。うん、原作もこんな感じです。
もひとつキアヌ主演作で公開予定の「スキャナー・ダークリー」。いまだにタイトルが「暗闇のスキャナー」じゃなくなったことに、ひどくガッカリしてます。ついでに今夏は例の「サムサッカー」もとうとう公開となるので(ま〜たシネマライズ系だよう!)、今年は3本立て続けにキアヌ出演作が公開されるんですね。
「スキャナー・ダークリー」に関しては…そうだなあ、何度も当ブログで語っているので、改めて語りたいことはさほどナイんですが、もう少しだけ語ってみます。原作とキャラクターに思い入れがあるので。
↓「A Scanner Darkly」(トレイラーよもやま話)
http://diarynote.jp/d/25683/20050628.html
監督はリチャード・リンクレイター。ただし「スクール・オブ・ロック」のリンクレイターだと期待して観るんだったら、手ごわいですよ。「ビフォア・サンライズ」「ウェイキング・ライフ」「テープ」のリンクレイターだと位置づけたほうが近いかも。また、フィリップ・K・ディック(以下、PKD)の小説をベースにしているからと、「ブレードランナー」「マイノリティ・リポート」「ペイチェック」あたりをイメージしたとしてもこれまたシンドイと思います、リンクレイターがインタビュー通りに「PKD小説の完璧な映画化」をしたならば。
その…「暗闇のスキャナー」は、内なる自分を見つめる/見つめられてしまうという話で、ベタなアクションSF小説ではありません。PKDが自身および彼の友人について書いたとも云われてる、精神世界を彷徨う人間模様を描いた小説です。PKDいわく「涙が止まらなかった」。
いつの間にか自分の中に誰かがいる。
壊れていく、壊されていく自分。
「オチがない」「簡単にオチが読める」といった、オチ重視、オチこそすべてだというタイプの人にはシンドイでしょう。オチまでの過程や人物およびその行動を、じっと見つめることが好きな人(私だ)向けのように思えます。好みがスッパリわかれそう…。
最初はキアヌじゃなく、エドワード・ノートンのほうが主人公のイメージに近いと思いましたが、写真とトレイラーを見たら…キアヌもありだなと。
↓数々のSF系映画で堂々被りモノをしてきただけに、今回も似合ってるキアヌ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0405296/5.jpg
で、日本は今秋公開ですか?
…まだちょっと時間がありますね。
楽しみに待ってマス。
もひとつキアヌ主演作で公開予定の「スキャナー・ダークリー」。いまだにタイトルが「暗闇のスキャナー」じゃなくなったことに、ひどくガッカリしてます。ついでに今夏は例の「サムサッカー」もとうとう公開となるので(ま〜たシネマライズ系だよう!)、今年は3本立て続けにキアヌ出演作が公開されるんですね。
「スキャナー・ダークリー」に関しては…そうだなあ、何度も当ブログで語っているので、改めて語りたいことはさほどナイんですが、もう少しだけ語ってみます。原作とキャラクターに思い入れがあるので。
↓「A Scanner Darkly」(トレイラーよもやま話)
http://diarynote.jp/d/25683/20050628.html
監督はリチャード・リンクレイター。ただし「スクール・オブ・ロック」のリンクレイターだと期待して観るんだったら、手ごわいですよ。「ビフォア・サンライズ」「ウェイキング・ライフ」「テープ」のリンクレイターだと位置づけたほうが近いかも。また、フィリップ・K・ディック(以下、PKD)の小説をベースにしているからと、「ブレードランナー」「マイノリティ・リポート」「ペイチェック」あたりをイメージしたとしてもこれまたシンドイと思います、リンクレイターがインタビュー通りに「PKD小説の完璧な映画化」をしたならば。
その…「暗闇のスキャナー」は、内なる自分を見つめる/見つめられてしまうという話で、ベタなアクションSF小説ではありません。PKDが自身および彼の友人について書いたとも云われてる、精神世界を彷徨う人間模様を描いた小説です。PKDいわく「涙が止まらなかった」。
いつの間にか自分の中に誰かがいる。
壊れていく、壊されていく自分。
「オチがない」「簡単にオチが読める」といった、オチ重視、オチこそすべてだというタイプの人にはシンドイでしょう。オチまでの過程や人物およびその行動を、じっと見つめることが好きな人(私だ)向けのように思えます。好みがスッパリわかれそう…。
最初はキアヌじゃなく、エドワード・ノートンのほうが主人公のイメージに近いと思いましたが、写真とトレイラーを見たら…キアヌもありだなと。
↓数々のSF系映画で堂々被りモノをしてきただけに、今回も似合ってるキアヌ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0405296/5.jpg
で、日本は今秋公開ですか?
…まだちょっと時間がありますね。
楽しみに待ってマス。
←韓国映画「イルマーレ」。サンドラ・ブロック&キアヌ・リーブス主演にてリメイクされ、「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」と同じく、今月16日から全米公開となります。
…というのがオリジナル版「イルマーレ」。
リメイク版ではソンション→キアヌ、ウンジュ→サンドラ。最初はジョン・キューザックにオファがあったけど、断られてキアヌになったとか。うん…ジョン・キューザックでもよかったかな、彼で観てみたかったなと多少思います…でも摩訶不思議な設定なので、キアヌのほうが合ってるかもしれないと思いなおしました。
で、昨日、nanaさんから「ワーナーの公式サイト見たら『The Lake House』って、邦題『イルマーレ』になったんですか?」というコメントを頂いたので、私も慌ててワーナー公式サイトを覗いてみたところ――
↓ワーナー近日公開作品(ワーナーブラザース公式サイト)
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/index.html
……ホントだ!
「仮題」が消えて、「イルマーレ」になっている!
でもたしか韓国映画「イルマーレ」は海辺の一軒家が舞台、「イルマーレ」自体、イタリア語で「海」(IL MARE)という意味だったはず。でもリメイク版は「The Lake House」だから、海辺じゃなく湖畔の家に変わっているわけで――それで「イルマーレ」ですか??
…ちゃうやんっ!!
意味わかってて湖畔の家に「イルマーレ」と名づけたんだったら、別にいいけど…。でもヘン。
1997年末、海辺に建つ一軒の家「イルマーレ」。イタリア語で「海」と名付けられたその家に引っ越してきたソンヒョンは、見知らぬ女性ウンジュから奇妙な手紙を受け取る。その手紙には[イルマーレに住んでいたものです。私宛の手紙が来たら新しい住所まで送ってください」と書いてある。しかし、この家は建ったばかり。しかも、手紙の日付は2年後の「1999年」とある。訝しがるソンヒョンだったが、その後も届くウンジュからの手紙で、2年後の世界の彼女とイルマーレの郵便箱と通じて手紙のやり取りをしていることを信じるようになる。一方、ウンジュも自分の手紙が2年前のソンヒョンに届いていることを知り、二人は手紙を通じて次第に心を開き始める。そして、二人は2000年に会う約束をするのだったが…。時空を超えて通じ合う孤独な男女の愛を描く、ファンタジー・ラブストーリーの傑作!
…というのがオリジナル版「イルマーレ」。
リメイク版ではソンション→キアヌ、ウンジュ→サンドラ。最初はジョン・キューザックにオファがあったけど、断られてキアヌになったとか。うん…ジョン・キューザックでもよかったかな、彼で観てみたかったなと多少思います…でも摩訶不思議な設定なので、キアヌのほうが合ってるかもしれないと思いなおしました。
で、昨日、nanaさんから「ワーナーの公式サイト見たら『The Lake House』って、邦題『イルマーレ』になったんですか?」というコメントを頂いたので、私も慌ててワーナー公式サイトを覗いてみたところ――
↓ワーナー近日公開作品(ワーナーブラザース公式サイト)
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/index.html
孤独な医師(サンドラ・ブロック)が、不満を抱えた建築家と文通するようになる。やがて、ふたりの間には2年の時の隔りがあることを知る。チョン・ジヒョン主演の韓国映画『イルマーレ』をリメイクしたラブ・ストーリー。
……ホントだ!
「仮題」が消えて、「イルマーレ」になっている!
でもたしか韓国映画「イルマーレ」は海辺の一軒家が舞台、「イルマーレ」自体、イタリア語で「海」(IL MARE)という意味だったはず。でもリメイク版は「The Lake House」だから、海辺じゃなく湖畔の家に変わっているわけで――それで「イルマーレ」ですか??
…ちゃうやんっ!!
意味わかってて湖畔の家に「イルマーレ」と名づけたんだったら、別にいいけど…。でもヘン。
トーキョー・ドリフト
2006年6月4日 映画ヨタ話 コメント (3)
←クリックすると画像が大きくなるので、日本公式サイトで端折られているニホンゴ看板を確認しやすくなります。
「ワイルド・スピード」と云えば、アジアやヒスパニックの魅力が全開、白人を徹底的にアウトサイダーにしている、ローカルオンリーなストリートレースもの。
笑っちゃうくらいストーリーが「ハートブルー」な、ヴィン・ディーゼルを人気スターにした1作目、とてもその続編とは思えないありきたり捜査モノになってしまって魅力大幅減だった2作目、そして、ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーは出ない代わりに、キャラがぐっと若返り、なぜか我がニッポントーキョーにて、ドリフトしまくりガチンコストリートレースを繰り広げるという(たぶん)、雰囲気は1作目に近いかも?な3作目、「The Fast and the Furious: Tokyo Drift」(邦題「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」)が、今月16日に全米公開となります。
主演は「ジャーヘッド」「プライド/栄光への絆」に出ていた、秋林チェック済のルーカス・ブラックくん。クリス・エバンスより青臭いところがmy好み♪…彼の横にいるのは、ヒップホップアーティストのBOW WOWかな?…監督は台湾出身のジャスティン・リンなので、日本の東京が舞台というよりアジアのトーキョーが舞台といったほうが合ってるか。実際、LAで撮影されたという日本シーンのスチール写真を見たとき、「こんなの日本にはねーよ!」みたいな看板がいっぱい映ってましたしね。私にとってはそこが魅力だったり。
なんでニッポン?……う〜ん…まあもともとこのシリーズ自体、トヨタだのニッサンだのと日本車がいっぱい出てきてたから、ニッポンを舞台にしてもおかしくはないんですけど…米国は今ニッポンがクールなわけで、やっぱ舞台は旬なほうがいい、若いもんにはうってつけだし、ってことなんじゃないでしょうか。
ちなみに公式サイトを覗いてみると、ちょっと凝った作りのDVDメニュー画面という感じで、時間がないときに見るとめちゃイラつきます。早く次いってよ!みたいな。
↓公式サイト
http://www.thefastandthefurious3.com/
(でっかい音が鳴り響くので、会社でご覧になる方はご注意!)
…あれ?
トレイラーで「GO!」とか云ってる日本人――妻夫木くんじゃないですか?セーラーマーズの北川景子もいる。
そっか〜出てるんだ〜…でも主役とレースする日本人だと思われる俳優さんは日本人でないな、こりゃ。
またこのシリーズは、無名に近い共演女優さんたちが世に知られ人気が出るという特長があるので(ミシェル・ロドリゲス、デヴォン青木とか…今回はナタリー・ケリーあたり?)、そこらへん、男子には見所になるかも。
トーキョーが舞台だから当たり前とは云え、ルーカスくんたち、ちゃんと右ハンドル車を運転してますね。慣れるまで運転しづらかっただろうなあ、ディマの切り替えしようと思ってワイパ動かすというミス、1回はしてると思う。
公式サイトに書かれてあるだいたいのストーリー(synopsis)を読んでたら、「gaijin (outsider)」だって。ナルホド、たしかにヨソ者って意味強いもんなあ。
以上、こんな感じな「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」日本公開は、今秋だそーです。
↓日本公式サイト
http://www.wx3.jp/top.html
(看板の文字、消されてます)
「ワイルド・スピード」と云えば、アジアやヒスパニックの魅力が全開、白人を徹底的にアウトサイダーにしている、ローカルオンリーなストリートレースもの。
笑っちゃうくらいストーリーが「ハートブルー」な、ヴィン・ディーゼルを人気スターにした1作目、とてもその続編とは思えないありきたり捜査モノになってしまって魅力大幅減だった2作目、そして、ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーは出ない代わりに、キャラがぐっと若返り、なぜか我がニッポントーキョーにて、ドリフトしまくりガチンコストリートレースを繰り広げるという(たぶん)、雰囲気は1作目に近いかも?な3作目、「The Fast and the Furious: Tokyo Drift」(邦題「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」)が、今月16日に全米公開となります。
主演は「ジャーヘッド」「プライド/栄光への絆」に出ていた、秋林チェック済のルーカス・ブラックくん。クリス・エバンスより青臭いところがmy好み♪…彼の横にいるのは、ヒップホップアーティストのBOW WOWかな?…監督は台湾出身のジャスティン・リンなので、日本の東京が舞台というよりアジアのトーキョーが舞台といったほうが合ってるか。実際、LAで撮影されたという日本シーンのスチール写真を見たとき、「こんなの日本にはねーよ!」みたいな看板がいっぱい映ってましたしね。私にとってはそこが魅力だったり。
なんでニッポン?……う〜ん…まあもともとこのシリーズ自体、トヨタだのニッサンだのと日本車がいっぱい出てきてたから、ニッポンを舞台にしてもおかしくはないんですけど…米国は今ニッポンがクールなわけで、やっぱ舞台は旬なほうがいい、若いもんにはうってつけだし、ってことなんじゃないでしょうか。
ちなみに公式サイトを覗いてみると、ちょっと凝った作りのDVDメニュー画面という感じで、時間がないときに見るとめちゃイラつきます。早く次いってよ!みたいな。
↓公式サイト
http://www.thefastandthefurious3.com/
(でっかい音が鳴り響くので、会社でご覧になる方はご注意!)
…あれ?
トレイラーで「GO!」とか云ってる日本人――妻夫木くんじゃないですか?セーラーマーズの北川景子もいる。
そっか〜出てるんだ〜…でも主役とレースする日本人だと思われる俳優さんは日本人でないな、こりゃ。
またこのシリーズは、無名に近い共演女優さんたちが世に知られ人気が出るという特長があるので(ミシェル・ロドリゲス、デヴォン青木とか…今回はナタリー・ケリーあたり?)、そこらへん、男子には見所になるかも。
トーキョーが舞台だから当たり前とは云え、ルーカスくんたち、ちゃんと右ハンドル車を運転してますね。慣れるまで運転しづらかっただろうなあ、ディマの切り替えしようと思ってワイパ動かすというミス、1回はしてると思う。
公式サイトに書かれてあるだいたいのストーリー(synopsis)を読んでたら、「gaijin (outsider)」だって。ナルホド、たしかにヨソ者って意味強いもんなあ。
以上、こんな感じな「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」日本公開は、今秋だそーです。
↓日本公式サイト
http://www.wx3.jp/top.html
(看板の文字、消されてます)
イケメンW杯 〜2006年ドイツ大会〜
2006年5月31日 スポーツ
←真ん中はロナウジーニョでしょうか?…いや〜、彼を初めて見たときは、笑っても怒っても一緒の顔をしているから、表情がつかめないなあという印象でしたけど、いまや世界最高の選手になっちゃいましたねえ。
とゆーわけで、ワールドカップが近づいてきました。
サッカーのルールはちゃんとわかってますし、時間があればTVの中継を観ようとも思ってます。もちろん「がんばれ!ニッポン!!」。
ただ、一般女子としての見解としてはこちらも気になるところ。
↓イケメン選手の部屋(Yahoo!)
http://wc2006.yahoo.co.jp/feature/cool/
↓W杯サッカー『イケメン選手ランキング』(オリコン)
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/23315/
↓データランキング「イケメンW杯」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/special/2006world_cup/data-ranking_02/index.html
スポニチはスゴイっすね〜、幼稚園児から巣鴨の中高年まで、幅広い年齢層にアンケート取ってるし。
ちなみに私のイチオシは宮本、なにげに要チェックしているのは、クロアチアのニコ・クラニツァールあたりです。
↓クロアチアのサラブレッドが迎える初の大舞台(Yahoo!)
http://wc2006.yahoo.co.jp/feature/f_cro.html
今大会もどんなイケメンが出てくるか、楽しみにしてま〜す♪
■映画感想の進捗状況
「ぼくを葬る」に取り掛かっています。最中。
とゆーわけで、ワールドカップが近づいてきました。
サッカーのルールはちゃんとわかってますし、時間があればTVの中継を観ようとも思ってます。もちろん「がんばれ!ニッポン!!」。
ただ、一般女子としての見解としてはこちらも気になるところ。
↓イケメン選手の部屋(Yahoo!)
http://wc2006.yahoo.co.jp/feature/cool/
↓W杯サッカー『イケメン選手ランキング』(オリコン)
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/23315/
↓データランキング「イケメンW杯」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/special/2006world_cup/data-ranking_02/index.html
スポニチはスゴイっすね〜、幼稚園児から巣鴨の中高年まで、幅広い年齢層にアンケート取ってるし。
ちなみに私のイチオシは宮本、なにげに要チェックしているのは、クロアチアのニコ・クラニツァールあたりです。
↓クロアチアのサラブレッドが迎える初の大舞台(Yahoo!)
http://wc2006.yahoo.co.jp/feature/f_cro.html
今大会もどんなイケメンが出てくるか、楽しみにしてま〜す♪
■映画感想の進捗状況
「ぼくを葬る」に取り掛かっています。最中。
不幸だけど、幸せなひと。
2006年5月28日 映画ヨタ話
「嫌われ松子の一生」を、観に行ってきました。
…「ダ・ヴィンチ・コード」はまだ観てません。
↓公式サイト
http://kiraware.goo.ne.jp/index.html
覚悟を決めてたのに、甘かった。
…強烈なメガンテを食らっちまいました。
あのめくるめくポップ感――そうだよなあ、「下妻物語」の中島哲也だもんなあ。松子を演じてたのは、ふだん冷めた役柄ばかり演じているような印象のある中谷美紀だから、なおさらぶっ飛んじゃったとゆーか。
疲れてるときには観れない映画だと思うので、体力が残っているときに観に行かれることをオススメ致します。
■参考:「下妻物語」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20040706.html
(ちなみに欧米では「Kamikaze Girls」というタイトルでDVDリリースされてます)
■映画感想の進捗状況
「ぼくを葬る」に取り掛かっています。最中。
…「ダ・ヴィンチ・コード」はまだ観てません。
↓公式サイト
http://kiraware.goo.ne.jp/index.html
覚悟を決めてたのに、甘かった。
…強烈なメガンテを食らっちまいました。
あのめくるめくポップ感――そうだよなあ、「下妻物語」の中島哲也だもんなあ。松子を演じてたのは、ふだん冷めた役柄ばかり演じているような印象のある中谷美紀だから、なおさらぶっ飛んじゃったとゆーか。
疲れてるときには観れない映画だと思うので、体力が残っているときに観に行かれることをオススメ致します。
■参考:「下妻物語」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20040706.html
(ちなみに欧米では「Kamikaze Girls」というタイトルでDVDリリースされてます)
■映画感想の進捗状況
「ぼくを葬る」に取り掛かっています。最中。
マイ・ジェネレーション
2006年5月27日 映画ヨタ話 コメント (3)
5/26に角川へラルドから、「マイ・プライベート・アイダホ」(以下MOPI)と「ターネーション」のDVDがリリースされました。狙って同日リリースしたんでしょうが、ホアキン主演の「ウォーク・ザ・ライン」(20世紀FOX)まで一緒ってのは、すんごい偶然ですね。
で、私はMOPIのみを購入、「ターネーション」は劇場で観たんですが。
↓「ターネーション」ちょっとだけ感想
http://diarynote.jp/d/25683/20060312.html
(そのほか「チャーリーとチョコレート工場」などの感想もあり…なんだかどれもトンがった映画のような)
「ターネーション」は、カテゴリーこそドキュメンタリーだけど、ジョナサン・カウエット版MOPIという感じがする。彼もMOPI世代なんだよなあ…。
↓「ターネーション」公式サイト
http://www.herald.co.jp/official/tarnation/index.shtml
(この手の映画の字幕担当が林完治さんなんて珍しい)
うん…この映画については後日また改めて語るとして、昨日届いたMOPIデジタルリマスター版の話を。
なんと。
ガス・ヴァン・サント監督による音声解説がカットされてました。
それだけじゃない。ジャケット写真だけはヨシとしても、装丁全体を見るとUS版のような豪華さがない…とゆーか、まったくイケてないじゃないのっ!…結局、US版DVDの購入が決定。
出演者は誰ひとりコメントしていない、関係者(監督除く)だけがMOPIについて延々語っているという、まるで外縁を歩かされてるような気になる映像特典もなんだかなあ…。残ってる主要キャストはみなこの映画について語りたくないのか、当時の映像自体ぜんぜんないのか、またあっても蔵出しできないのかはわからないけれど、こんなオミットされたような作りは、逆に淋しさを倍増させてしまう。リバーやロドニー・ハーヴェイが亡くなってるのでいろいろ思うところはあるでしょう、でも…あれから15年が経ち――たとえばキアヌやレッチリのフリーが、現在この映画を彼ら自身の中でどう位置づけてるのか、私は知りたかったんだけどな…。
本編のほうは、劣化して画像の悪いビデオより断然美しくなってるので、満足な出来――かと思ったら…あれ?あれれれれれれ?
最後のスマイリー、端折られてません?…気のせい?勘違い?
(と指摘して、果たして何人の方が気付かれるか…私だけ?…え〜ん、淋しいよう!)
…とまあ、個人的に思い入れがある…というよりあふれた作品なので、云いたいことがどうしても多くなってしまうんですが、DVD到着したその日の夜遅くまで観てたら――やっぱり涙が出て、どうにも止まらなかったです。
MOPIは、今は亡きリバーの俳優としての最高傑作であるだけでなく、89〜90年が舞台で、主人公たちは10代後半〜20代前半――つまりマイジェネレーションが描かれていますから。今年公開作なら「RENT」と「ジャーヘッド」かな。
山田詠美同様、私も同時代性を信じないタイプなので、この映画をいま観ることが大事なんです。
あ〜、またうるうるしてきた。
…ダメだな、こりゃ。
■映画感想の進捗状況
「ぼくを葬る」に取り掛かる予定。
で、私はMOPIのみを購入、「ターネーション」は劇場で観たんですが。
↓「ターネーション」ちょっとだけ感想
http://diarynote.jp/d/25683/20060312.html
(そのほか「チャーリーとチョコレート工場」などの感想もあり…なんだかどれもトンがった映画のような)
「ターネーション」は、カテゴリーこそドキュメンタリーだけど、ジョナサン・カウエット版MOPIという感じがする。彼もMOPI世代なんだよなあ…。
↓「ターネーション」公式サイト
http://www.herald.co.jp/official/tarnation/index.shtml
(この手の映画の字幕担当が林完治さんなんて珍しい)
うん…この映画については後日また改めて語るとして、昨日届いたMOPIデジタルリマスター版の話を。
なんと。
ガス・ヴァン・サント監督による音声解説がカットされてました。
それだけじゃない。ジャケット写真だけはヨシとしても、装丁全体を見るとUS版のような豪華さがない…とゆーか、まったくイケてないじゃないのっ!…結局、US版DVDの購入が決定。
出演者は誰ひとりコメントしていない、関係者(監督除く)だけがMOPIについて延々語っているという、まるで外縁を歩かされてるような気になる映像特典もなんだかなあ…。残ってる主要キャストはみなこの映画について語りたくないのか、当時の映像自体ぜんぜんないのか、またあっても蔵出しできないのかはわからないけれど、こんなオミットされたような作りは、逆に淋しさを倍増させてしまう。リバーやロドニー・ハーヴェイが亡くなってるのでいろいろ思うところはあるでしょう、でも…あれから15年が経ち――たとえばキアヌやレッチリのフリーが、現在この映画を彼ら自身の中でどう位置づけてるのか、私は知りたかったんだけどな…。
本編のほうは、劣化して画像の悪いビデオより断然美しくなってるので、満足な出来――かと思ったら…あれ?あれれれれれれ?
最後のスマイリー、端折られてません?…気のせい?勘違い?
(と指摘して、果たして何人の方が気付かれるか…私だけ?…え〜ん、淋しいよう!)
…とまあ、個人的に思い入れがある…というよりあふれた作品なので、云いたいことがどうしても多くなってしまうんですが、DVD到着したその日の夜遅くまで観てたら――やっぱり涙が出て、どうにも止まらなかったです。
MOPIは、今は亡きリバーの俳優としての最高傑作であるだけでなく、89〜90年が舞台で、主人公たちは10代後半〜20代前半――つまりマイジェネレーションが描かれていますから。今年公開作なら「RENT」と「ジャーヘッド」かな。
山田詠美同様、私も同時代性を信じないタイプなので、この映画をいま観ることが大事なんです。
あ〜、またうるうるしてきた。
…ダメだな、こりゃ。
■映画感想の進捗状況
「ぼくを葬る」に取り掛かる予定。
カンヌ
2006年5月25日
キルスティン・ダンスト主演でソフィア・コッポラ監督作の「Marie-Antoinette(マリー・アントワネット)」。
カンヌで上映となったけど、評価はどうだったのかな?
(仕事で疲れてたから調べる気力なし)
フランス人の神経を思いっきり逆撫でしてたら、いいんだけど。
■映画感想の進捗状況
「グットナイト&グットラック」の感想を書き直しました。
昨日寝ながら書いたのよりは、まだちょっとマトモな文章になっている…か…な。ただし、読んでいて今までの中で一番つまらない出来になってしまったことは変わらない。あ〜、ホントつまんない。
カンヌで上映となったけど、評価はどうだったのかな?
(仕事で疲れてたから調べる気力なし)
フランス人の神経を思いっきり逆撫でしてたら、いいんだけど。
■映画感想の進捗状況
「グットナイト&グットラック」の感想を書き直しました。
昨日寝ながら書いたのよりは、まだちょっとマトモな文章になっている…か…な。ただし、読んでいて今までの中で一番つまらない出来になってしまったことは変わらない。あ〜、ホントつまんない。
本日の雄叫び:「ワンダフリャジャケットに泣く」
2006年5月25日 物欲ブギ!
←あと二日でリリースされます。
ああ!myブログにこの画像を正式に貼れる日が来るとは。
ううう…長かった、本当に長かったよぉおおおおおおおおお!
うわああああああああああああああああああああああんっ!
今年は「ラストデイズ」が公開、レッチリとパール・ジャムが新譜を出たし…それらはもしかしてmy言霊のせい?(←違)。
はやく金曜日にならないかな♪
ああ!myブログにこの画像を正式に貼れる日が来るとは。
ううう…長かった、本当に長かったよぉおおおおおおおおお!
うわああああああああああああああああああああああんっ!
今年は「ラストデイズ」が公開、レッチリとパール・ジャムが新譜を出たし…それらはもしかしてmy言霊のせい?(←違)。
はやく金曜日にならないかな♪
とりあえず…
2006年5月24日*21日に書いた内容ですが、事情により、24日に移動させました。
映画感想を6本分書こうと思って、そのタイトルを挙げてみました。
毎回ヨタ話を前置きのように書くのは、うんちくを語りたいんじゃなく、myブログにアクセスして下さる方々は、映画系ブログを書かれておられない方が多いので、しょーもないヨタ話から入ったほうがとっつきやすいんじゃないかなと思ってるからです…って、けっこうマニアックなことを書いたりしてるので、あんまり効果ナイか。
で、今回タイトルを連ねてなにげに気付いたのは、ポランスキーの映画「オリバー・ツイスト」以外、上映時間は90分↓↑程度という作品ばかりだということ。「ぼくを葬る」に至っては81分!…「オリバー・ツイスト」は126分と云っても、私にはあっという間の126分だったので、長く感じなかったしなあ。
う〜ん…年々カラダが長尺を求めなくなってきたか…。
というわけで、今週いっぱいかけてこの6本の感想を書き上げたいと思います。
押忍!
■「グッドナイト&グットラック」の感想を書き終えました。
映画感想を6本分書こうと思って、そのタイトルを挙げてみました。
毎回ヨタ話を前置きのように書くのは、うんちくを語りたいんじゃなく、myブログにアクセスして下さる方々は、映画系ブログを書かれておられない方が多いので、しょーもないヨタ話から入ったほうがとっつきやすいんじゃないかなと思ってるからです…って、けっこうマニアックなことを書いたりしてるので、あんまり効果ナイか。
で、今回タイトルを連ねてなにげに気付いたのは、ポランスキーの映画「オリバー・ツイスト」以外、上映時間は90分↓↑程度という作品ばかりだということ。「ぼくを葬る」に至っては81分!…「オリバー・ツイスト」は126分と云っても、私にはあっという間の126分だったので、長く感じなかったしなあ。
う〜ん…年々カラダが長尺を求めなくなってきたか…。
というわけで、今週いっぱいかけてこの6本の感想を書き上げたいと思います。
押忍!
■「グッドナイト&グットラック」の感想を書き終えました。
「グッドナイト&グッドラック」
2006年5月23日
←みなさま――ジョージ・クルーニーにどんなイメージをお持ちです?…彼は昨年、数々の映画賞にノミネートされましたけども、オスカー授賞式だったか、インディペンデント・スピリット賞授賞式だったかで、司会者orプレゼンターに「ジョージ・クルーニーが来てますね。彼はいったいどれだけモテれば気がすむんでしょう?ムカつきます」みたいな紹介をされていて、そうだろうなあ、女に苦労したことなんぞない、モテモテ独身貴族というのが、一般的なイメージだろうなと思ってしまいました。そして彼のもうひとつの顔としてよく知られているのが、「ハリウッドきってのリベラル家」。…と、ここまで書いておきつつ、俳優としてもリベラル家としても、私は彼にまったくそそられないんですよね…う〜ん、ごめんなさい。
■「グッドナイト&グッドラック」Good Night, and Good Luck.(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0433383/
日本公式サイト→http://www.goodnight-movie.jp/
監督:ジョージ・クルーニー
脚本:ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ
出演:デヴィッド・ストラザーン、ロバート・ダウニーJr.、ジョージ・クルーニー、パトリシア・クラークソン、他
上映時間:93分
ストーリー:
1953年アメリカ。マッカーシー上院議員によって、共産主義者排除の「赤狩り」が盛んに行われ、報復を恐れるテレビ局は議員に対し沈黙を保っていた。そんな中、CBSニュースキャスターであるエド・マロー(D・ストラザーン)は、自らの番組内で彼の策謀を報道し、真っ向対決に踏み切るが――。
良くも悪くも、ジョージ・クルーニーのイメージそのまんまの映画かな。
赤狩りに怯えるテレビ各局、その中でCBSニュースキャスターのエド・マローと彼のチームだけがマッカーシーと対決していく。マローの云う真のジャーナリズムとは?…なぜ彼は伝説のニュースキャスターとなり得たのか?
モノクロで撮ったのは、時代背景的な理由というより、煙草の煙を効果的にしたかったからなのでは?…とにかく煙草とその煙がスクリーンによく映える。公共の場や職場での禁煙は当たり前な現在とは違い、放送中でも煙草を燻らすことができた時代――マローのトレードマークが煙草である以上、劇中におけるそれがいかに重要なアイテムなのか、煙の撮り方ひとつだけでもよくわかる。「煙草を燻らす」(「たばこを・くゆらす」――MACの人、読めますか?)なんて言い回しがよく似合うのに、同じモノクロ+煙草プカスカ+サックス鳴らし映画でも、ジム・ジャームッシュ(「コーヒー&シガレッツ」「女優のブレイクタイム」)のようなスノッブな印象はない。
いまや米国は禁煙大国、会見中に喫煙しただけで女優が非難される時代。しかし50年前は、キャスターが堂々と喫煙しながらニュースを伝えていた。放送中に流れるのは煙草のコマーシャル。煙草の扱いだけでも50年でこれだけ変わってしまった――では、現代における政治とジャーナリズムの関係は?
うん……マローほどの対決姿勢で真実を報道しようとする業界人は、現代に(賛否両論なマイケル・ムーアを別にすれば)いないのかも。最初は順風満帆のように思えたマローとそのチームだったが、やがて、マッカーシーや身内による妨害、他メディアからの批判にさらされる。そして50年前も今と変わらないのは、視聴者は政治よりも娯楽を好むということ。これによって、最終的にマローは窮地に追い込まれる。それでも彼は自分の意思を変えない――リベラルな発言をしては叩かれ、「よせばいいのに」と云われるジョージ・クルーニーは、だからこそマローを描きたかったのかもしれない。
政治やジャーナリズムを描いた映画は、くどく感じる場合が多いが、本作はモノクロなスタイリッシュ映像で上映時間も短く93分。「赤狩り」などの背景は米国史を知らないと厳しいだろうし、モローの語りの熱さと反比例するかのような、まるでごく普段の日常を撮っているかのような淡々とした演出、あっさりとしたエンディングは好みがわかれるだろうし、人によっては拍子抜けするはず。個人的に云えば、くどくど語られるよりずっと好感度は高い。ただし、一緒に観に行った米国人の友人がよく笑っていたため、本作はどうやら日本人には理解しにくいジョークが多くちりばめられるようだ(実際にその箇所をいくつか教えてもらったけど、どこが面白いのかわからなかった)。米国的なエスプリ(ってフランス語だけど)が効いた数々のジョークは、いかにもクルーニーらしい。だが、日本人の私にとっては、歴史うんぬん映像うんぬんより、そういった面で敷居の高さを感じてしまった。
シニカルでお洒落なジョークがちりばめれているが、内容はあくまで真摯。モノクロに映える濃い顔立ちの演技派主要キャストたちは、洗練されていてみな美しい。マッカーシー役は立てずに、そのまま現存するアーカイブ映像を使用、デヴィッド・ストラザーン演じるマローと対決させたあたりは実にスマート。…だけれども毒がなく、キレイに終わってしまったという印象。それはジョージ・クルーニーに、エスプリよりパンクを求めた私が悪いだけで、監督2作品目としては(好き嫌いは別として)よくできている…と思う。ただし、監督としての手腕を評価できるかは、純粋な娯楽作を観たときに判断しようかと。
ところで。白と黒の画面である以上、通常のカラー作品より白背景になることが多いはず。その際、日本語字幕はどうなるのか?読みづらくならないのか?…と思っていたら、白背景になったときは文字の中に黒ジャミ線(業界用語でなんと云うかわからない)を入れ、読みやすくなるような処理がされていた。ただし、人によっては文字の中にゴミが入ったように感じるかも。
■「グッドナイト&グッドラック」Good Night, and Good Luck.(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0433383/
日本公式サイト→http://www.goodnight-movie.jp/
監督:ジョージ・クルーニー
脚本:ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ
出演:デヴィッド・ストラザーン、ロバート・ダウニーJr.、ジョージ・クルーニー、パトリシア・クラークソン、他
上映時間:93分
ストーリー:
1953年アメリカ。マッカーシー上院議員によって、共産主義者排除の「赤狩り」が盛んに行われ、報復を恐れるテレビ局は議員に対し沈黙を保っていた。そんな中、CBSニュースキャスターであるエド・マロー(D・ストラザーン)は、自らの番組内で彼の策謀を報道し、真っ向対決に踏み切るが――。
良くも悪くも、ジョージ・クルーニーのイメージそのまんまの映画かな。
赤狩りに怯えるテレビ各局、その中でCBSニュースキャスターのエド・マローと彼のチームだけがマッカーシーと対決していく。マローの云う真のジャーナリズムとは?…なぜ彼は伝説のニュースキャスターとなり得たのか?
モノクロで撮ったのは、時代背景的な理由というより、煙草の煙を効果的にしたかったからなのでは?…とにかく煙草とその煙がスクリーンによく映える。公共の場や職場での禁煙は当たり前な現在とは違い、放送中でも煙草を燻らすことができた時代――マローのトレードマークが煙草である以上、劇中におけるそれがいかに重要なアイテムなのか、煙の撮り方ひとつだけでもよくわかる。「煙草を燻らす」(「たばこを・くゆらす」――MACの人、読めますか?)なんて言い回しがよく似合うのに、同じモノクロ+煙草プカスカ+サックス鳴らし映画でも、ジム・ジャームッシュ(「コーヒー&シガレッツ」「女優のブレイクタイム」)のようなスノッブな印象はない。
いまや米国は禁煙大国、会見中に喫煙しただけで女優が非難される時代。しかし50年前は、キャスターが堂々と喫煙しながらニュースを伝えていた。放送中に流れるのは煙草のコマーシャル。煙草の扱いだけでも50年でこれだけ変わってしまった――では、現代における政治とジャーナリズムの関係は?
うん……マローほどの対決姿勢で真実を報道しようとする業界人は、現代に(賛否両論なマイケル・ムーアを別にすれば)いないのかも。最初は順風満帆のように思えたマローとそのチームだったが、やがて、マッカーシーや身内による妨害、他メディアからの批判にさらされる。そして50年前も今と変わらないのは、視聴者は政治よりも娯楽を好むということ。これによって、最終的にマローは窮地に追い込まれる。それでも彼は自分の意思を変えない――リベラルな発言をしては叩かれ、「よせばいいのに」と云われるジョージ・クルーニーは、だからこそマローを描きたかったのかもしれない。
政治やジャーナリズムを描いた映画は、くどく感じる場合が多いが、本作はモノクロなスタイリッシュ映像で上映時間も短く93分。「赤狩り」などの背景は米国史を知らないと厳しいだろうし、モローの語りの熱さと反比例するかのような、まるでごく普段の日常を撮っているかのような淡々とした演出、あっさりとしたエンディングは好みがわかれるだろうし、人によっては拍子抜けするはず。個人的に云えば、くどくど語られるよりずっと好感度は高い。ただし、一緒に観に行った米国人の友人がよく笑っていたため、本作はどうやら日本人には理解しにくいジョークが多くちりばめられるようだ(実際にその箇所をいくつか教えてもらったけど、どこが面白いのかわからなかった)。米国的なエスプリ(ってフランス語だけど)が効いた数々のジョークは、いかにもクルーニーらしい。だが、日本人の私にとっては、歴史うんぬん映像うんぬんより、そういった面で敷居の高さを感じてしまった。
シニカルでお洒落なジョークがちりばめれているが、内容はあくまで真摯。モノクロに映える濃い顔立ちの演技派主要キャストたちは、洗練されていてみな美しい。マッカーシー役は立てずに、そのまま現存するアーカイブ映像を使用、デヴィッド・ストラザーン演じるマローと対決させたあたりは実にスマート。…だけれども毒がなく、キレイに終わってしまったという印象。それはジョージ・クルーニーに、エスプリよりパンクを求めた私が悪いだけで、監督2作品目としては(好き嫌いは別として)よくできている…と思う。ただし、監督としての手腕を評価できるかは、純粋な娯楽作を観たときに判断しようかと。
ところで。白と黒の画面である以上、通常のカラー作品より白背景になることが多いはず。その際、日本語字幕はどうなるのか?読みづらくならないのか?…と思っていたら、白背景になったときは文字の中に黒ジャミ線(業界用語でなんと云うかわからない)を入れ、読みやすくなるような処理がされていた。ただし、人によっては文字の中にゴミが入ったように感じるかも。
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
2006年5月21日
←デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作。クローネンバーグ作品というと、なんつーかその「ぐっちょんぐっちょん、ゲロゲロ!グログロ!」というイメージ(擬音でしか説明できない)が、どーにも拭いきれないという人いませんか?…はいは〜い!ここにひとりいま〜す!私がそーでーす!…たとえば、「ザ・フライ」はいまだ観る気になれないし、「クラッシュ」(今年のオスカー受賞作じゃありません)を観たときは、マジで変態の烙印を押してやろうかと思ったし、「イグジステンズ」は…私にとって映画自体がグログロ体感ゲームだったので、観終わることができただけでもラッキー(←根性なし)という具合です。でも、クローネンバーグに対してそう思っているのは私だけでないはず。本作に出演のマリア・ベロに、「監督はやっぱりヘンタイ?」「彼との仕事に躊躇はなかった?」と訊いたメディアは、絶対に多いって!
■「ヒストリー・オブ・バイオレンス」A History of Violence(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0399146/
日本公式サイト→http://www.hov.jp/
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
脚本:ジョシュ・オルソン
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハート、他
上映時間:96分
ストーリー:
アメリカの小さな田舎町でダイナーを経営するトム(V・モーテンセン)は、店に押し入った強盗を倒し、客たちの命を救う。その勇敢な行動がマスメディアに取り上げられたことにより、昔のトムを知っているという男(E・ハリス)が店にやってきて、親しげにトムに語りかける。人違いだと相手にしないトムだったが、男は次第に脅しをかけるようになり、彼の家族にも付きまとい始め――。
今日はここまでとなります…。
■「ヒストリー・オブ・バイオレンス」A History of Violence(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0399146/
日本公式サイト→http://www.hov.jp/
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
脚本:ジョシュ・オルソン
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハート、他
上映時間:96分
ストーリー:
アメリカの小さな田舎町でダイナーを経営するトム(V・モーテンセン)は、店に押し入った強盗を倒し、客たちの命を救う。その勇敢な行動がマスメディアに取り上げられたことにより、昔のトムを知っているという男(E・ハリス)が店にやってきて、親しげにトムに語りかける。人違いだと相手にしないトムだったが、男は次第に脅しをかけるようになり、彼の家族にも付きまとい始め――。
今日はここまでとなります…。
「イーオン・フラックス」
2006年5月20日
←主演は「モンスター」でオスカーをゲットしたシャーリーズ・セロン。私好みの女優さんです。とても綺麗なのにイヤミがない、ゴージャスというよりやわらか、アンジーやゼータ姐さんの対極にいるような人です。ただし、美人女優というより「殴られると映える美人女優」なためか、劇中で青タン作ってる姿が妙に多く、そのどれもが痛い/痛そうな映画だったりするところに、主演/出演作の傾向が感じられます。ここ数年は、「モンスター」「ノースカントリー」、そしてこの「イーオン・フラックス」と女性監督による主演作が続いていて、さらに次回作である「The Ice at the Bottom of the World」も、監督が「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアース(女性)だとかで…うっひゃあ、なんかまたこれもメチャ痛い映画になりそうだと、勝手に想像してしまうのでした…。
■「イーオン・フラックス」Aeon Flux(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0402022/
日本公式サイト→http://www.aeonflux.jp/
監督:カリン・クサマ
脚本:フィル・フェイ、マット・マンフレディ
出演:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス、アメリア・ワーナー、ソフィー・オコネドー、フランシス・マクドーマンド、他
上映時間:93分
ストーリー:(amazonより引用)
今日はここまでになります…。
■「イーオン・フラックス」Aeon Flux(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0402022/
日本公式サイト→http://www.aeonflux.jp/
監督:カリン・クサマ
脚本:フィル・フェイ、マット・マンフレディ
出演:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス、アメリア・ワーナー、ソフィー・オコネドー、フランシス・マクドーマンド、他
上映時間:93分
ストーリー:(amazonより引用)
西暦2011年、品質改良によって発生したウイルスにより、人類の98%が死滅。科学者トレバー・グッドチャイルドの開発したワクチンによりかろうじて人類は滅亡の危機を回避できた。以降、人類は汚染された外界と壁で隔てた都市ブレーニャで、救世主の子孫トレバー8世(M・ソーカス)を君主に、トレバーの弟オーレンと科学者たちで成り立つ政府に厳しく律されながら暮らしている。そんな中、反政府組織「モニカン」は地下活動を着実に進めていた。イーオン・フラックス(S・セロン)も「モニカン」の優秀な戦士の1人。ある日イーオンに、いよいよ君主暗殺の指令が組織より下る。しかし…
今日はここまでになります…。
「オリバー・ツイスト」
2006年5月19日
←あのロマン・ポランスキー監督が、文豪チャールズ・ディケンズの「オリバー・ツイスト」を映画化!…なんでまたいきなりそんなベタな題材を選んだのか――それは監督にお聞きしないとわかりませんが、映画化の一報を聞いたときは、文学ならばディケンズよりヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル(ああ無情)」のほうが監督向きなんじゃないかと、そんな印象を持っていました。ただ、英国文学をネタにしたことは別に驚きませんでしたよ、だって監督の意外性はよく知ってましたもの。過去に「ディズニーのアトラクション『カリブの海賊』が大好きなんだ。ワクワクする」とコメント、ベッタベタな海賊映画を手がけたことだってあるし、生前のブルース・リーとはたいへん仲が良く、なんと一緒にスキー旅行に行ったこともあるとおっしゃってたし。……ね?作風やインタビュー記事からは想像デッドゾーン、意外でしょ?
■「オリバー・ツイスト」Oliver Twist(2005・英/チェコ/伊/仏)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0380599/
日本公式サイト→http://www.olivertwist.jp/
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロナルド・ハーウッド
出演:バーニー・クラーク、ベン・キングズレー、ハリー・イーデン、ジェイミー・フォアマン、他
上映時間:129分
ストーリー:(amazonより引用)
♪わ〜たしのむねの〜かたすみ〜にさ〜いてる〜ちいさなはなに〜なまえはな〜いけど〜かなしいときは〜あかいはなびらい〜ちま〜い〜めがしらに〜あてるの〜するとなみだがきえていく〜わ〜た〜しだっ(以下略)♪
まさに「ロマン・ポランスキー提供:世界名作劇場(129分)」。
これがもし、ハリウッドで手堅い監督によりフツーに製作された「オリバー・ツイスト」ならば、可愛らしい子役の名演によって、観客を「なんてけなげなオリバー!」「かわいそうに…」「ああ、本当によかったわ!」と素直に思わせただろうし、日本製作によるアニメだったら感動巨編となったでしょうが――監督はあのロマン・ポランスキー。どんなにに正攻法な演出をしたって、そう簡単にはいかない。
感情移入するより、オリバーが運命に翻弄される姿、そんな彼を巡る人々を追うので精一杯になってしまった。それは、本来ならば1年50回にわけて描かれるのがベストであろう題材を、約120分にギュッとまとめてあるため、展開がとにかくはやいというのもあるけれど、さすがポランスキーとゆーか…オリバーが受ける、スリ団のボス・悪人たちからの陰湿ないじめや仕打ち、苦難、数奇で理不尽な運命は、とにかく強大で避けがたいものであり、かわいそうというより、小さな彼にはどうやっても抗えないんだよと観る側に思わせる――云いかえれば、同情者というより傍観者の視点で観客はオリバーを見てしまうからで――ってことはつまり、な〜んだ、ディケンズが題材だろうとなんだろうと、結局はポランスキーの得意路線になっているってことか。ただ違うのは、最後に救いがあることくらい…それでもスッキリと感動させないあたりは、やっぱりポランスキーたる所以なんだけれども。
受難しまくりなオリバー演じるバーニーくんは、常に能面演技で可愛らしいとは一概に云えない。逆にその他の俳優たちはみな舞台演技(映画向きとして好まれる、自然な演技ではないということ)をしているため、よりいっそう、オリバーは本人の意思空しく運命に翻弄されてる少年に見えてしまう。助かるか?と思わせといて、さらに落とされるオリバー……そこらへん、往年の作品よりは控え目とはいえ、充分陰湿かつ袋小路で不条理なポランスキー節がブイブイだ。
好みは別にして、見始めると最後まで一気に観てしまうし、私は約120分間ちっとも退屈しなかった。これ以上長くなるのはしんどいだろうから、ちょうどよい上映時間であり、長くするくらいならTVシリーズにしたほうがいい。
でもいまどき「オリバー・ツイスト」を観に行く親子連れはあまりいなかった、また大人が揃って観に行くような題材でもなかったということで、微妙なポジションに立ってしまい、客層がつかめないまま興行的に失敗した本作…う〜ん、ちょっと残念かな…。
私は「オリバー・ツイスト」を読んだことがなく、そのため巷で「あのときおかわりさえ云わなかったら、オリバー・ツイストは〜」と、なぜディケンズが引用されるのか、いったいなにを例えてるのかわからなかった。でも今回、本作で納得――うんうん、人生どこでどう転ぶかわかんないもん…ってことさね。
■「オリバー・ツイスト」Oliver Twist(2005・英/チェコ/伊/仏)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0380599/
日本公式サイト→http://www.olivertwist.jp/
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロナルド・ハーウッド
出演:バーニー・クラーク、ベン・キングズレー、ハリー・イーデン、ジェイミー・フォアマン、他
上映時間:129分
ストーリー:(amazonより引用)
時は一九世紀。イギリスの片田舎で生を授かったオリバー・ツイスト(B・クラーク)は、両親の顔も知らず貧民院に預けられ、貧困と厳しさに耐えて育っていった。やがて葬儀屋に引き取られるが、冷酷な人々の仕打ちは容赦ない。苦しみぬいた末、ついに彼は自らの足で、希望の町ロンドンへと向かう。そこでオリバーに救いの手を差し延べたのは、恐ろしい盗賊の一味だった―。
♪わ〜たしのむねの〜かたすみ〜にさ〜いてる〜ちいさなはなに〜なまえはな〜いけど〜かなしいときは〜あかいはなびらい〜ちま〜い〜めがしらに〜あてるの〜するとなみだがきえていく〜わ〜た〜しだっ(以下略)♪
まさに「ロマン・ポランスキー提供:世界名作劇場(129分)」。
これがもし、ハリウッドで手堅い監督によりフツーに製作された「オリバー・ツイスト」ならば、可愛らしい子役の名演によって、観客を「なんてけなげなオリバー!」「かわいそうに…」「ああ、本当によかったわ!」と素直に思わせただろうし、日本製作によるアニメだったら感動巨編となったでしょうが――監督はあのロマン・ポランスキー。どんなにに正攻法な演出をしたって、そう簡単にはいかない。
感情移入するより、オリバーが運命に翻弄される姿、そんな彼を巡る人々を追うので精一杯になってしまった。それは、本来ならば1年50回にわけて描かれるのがベストであろう題材を、約120分にギュッとまとめてあるため、展開がとにかくはやいというのもあるけれど、さすがポランスキーとゆーか…オリバーが受ける、スリ団のボス・悪人たちからの陰湿ないじめや仕打ち、苦難、数奇で理不尽な運命は、とにかく強大で避けがたいものであり、かわいそうというより、小さな彼にはどうやっても抗えないんだよと観る側に思わせる――云いかえれば、同情者というより傍観者の視点で観客はオリバーを見てしまうからで――ってことはつまり、な〜んだ、ディケンズが題材だろうとなんだろうと、結局はポランスキーの得意路線になっているってことか。ただ違うのは、最後に救いがあることくらい…それでもスッキリと感動させないあたりは、やっぱりポランスキーたる所以なんだけれども。
受難しまくりなオリバー演じるバーニーくんは、常に能面演技で可愛らしいとは一概に云えない。逆にその他の俳優たちはみな舞台演技(映画向きとして好まれる、自然な演技ではないということ)をしているため、よりいっそう、オリバーは本人の意思空しく運命に翻弄されてる少年に見えてしまう。助かるか?と思わせといて、さらに落とされるオリバー……そこらへん、往年の作品よりは控え目とはいえ、充分陰湿かつ袋小路で不条理なポランスキー節がブイブイだ。
好みは別にして、見始めると最後まで一気に観てしまうし、私は約120分間ちっとも退屈しなかった。これ以上長くなるのはしんどいだろうから、ちょうどよい上映時間であり、長くするくらいならTVシリーズにしたほうがいい。
でもいまどき「オリバー・ツイスト」を観に行く親子連れはあまりいなかった、また大人が揃って観に行くような題材でもなかったということで、微妙なポジションに立ってしまい、客層がつかめないまま興行的に失敗した本作…う〜ん、ちょっと残念かな…。
私は「オリバー・ツイスト」を読んだことがなく、そのため巷で「あのときおかわりさえ云わなかったら、オリバー・ツイストは〜」と、なぜディケンズが引用されるのか、いったいなにを例えてるのかわからなかった。でも今回、本作で納得――うんうん、人生どこでどう転ぶかわかんないもん…ってことさね。
「ぼくを葬る」
2006年5月17日
←フランソワ・オゾンの新作の公式ポスターは、上映国すべてこのデザインですね(クリックすると大きくなります。たいへん素敵です)。オゾンはフランスはパリ生まれの現在38歳、雰囲気というよりは空気で魅せる、だけどスノッブな印象は思ったより控え目で、ちょっと風変わりな大人のドラマ/サスペンスを得意とする、ほかに似た作風の人がいない個性的な監督です。とくに彼のファンというわけでない私ですが、新作が公開となるとイソイソ観に行ってしまいます。チェックしたくなるんですよね。どんな男性監督よりも、女性の自然な美しさ、正直さ、意地の悪さを上手く描けるのは彼がゲイだからなのかな…。そんなオゾンが久しぶりに男性を主人公に、しかもその主演が彼お気に入りのメルヴィル・プポーで、さらにお得意のテーマ「死」にまつわる作品を手がけたと聞き、(結局今回も)イソイソと観に行ってきました。
■「ぼくを葬る」Le temps qui reste(2005・仏)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0417189/
日本公式サイト→http://www.bokuoku.jp/
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、クリスチャン・センゲワルト、他
上映時間:81分
ストーリー:
人気ファッションフォトグラファーのロマン(M・プポー)は、仕事中に倒れ、ガンで余命3ヶ月と告知される。だが残された時間を恋人のサシャ(C・センゲワルト)と過ごすことなく、逆に冷たく別れを切り出し、ひとりになってしまう。家族と疎遠な彼は、ある日祖母ローラ(J・モロー)を訪ね、彼女だけに真実を話す。その後、残された3ヶ月間で彼は死を待ちながら、ある思いに駆られていた――。
おのれの死、について。
私のオール・タイム・フェイバリッツの1本である「ビフォア・サンライズ」という映画の中で、ジュリー・デルピー演じるセリーヌが、死についてこんなことを語っていた。
「誰にも知られずに死ぬのって素敵じゃない?…家族にも友達にも知られずに死ぬってことは、つまり、生きてることと同じじゃないかなって思うの」
と、続きはまたのちほど…。
■「ぼくを葬る」Le temps qui reste(2005・仏)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0417189/
日本公式サイト→http://www.bokuoku.jp/
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、クリスチャン・センゲワルト、他
上映時間:81分
ストーリー:
人気ファッションフォトグラファーのロマン(M・プポー)は、仕事中に倒れ、ガンで余命3ヶ月と告知される。だが残された時間を恋人のサシャ(C・センゲワルト)と過ごすことなく、逆に冷たく別れを切り出し、ひとりになってしまう。家族と疎遠な彼は、ある日祖母ローラ(J・モロー)を訪ね、彼女だけに真実を話す。その後、残された3ヶ月間で彼は死を待ちながら、ある思いに駆られていた――。
おのれの死、について。
私のオール・タイム・フェイバリッツの1本である「ビフォア・サンライズ」という映画の中で、ジュリー・デルピー演じるセリーヌが、死についてこんなことを語っていた。
「誰にも知られずに死ぬのって素敵じゃない?…家族にも友達にも知られずに死ぬってことは、つまり、生きてることと同じじゃないかなって思うの」
と、続きはまたのちほど…。
「ピンクパンサー」
2006年5月15日
←これは旧作シリーズのDVD-BOXです(とりあえずFOX版。最近ソニーからも出たけどね、これが……トホホ)。私が初めて劇場で観た「ピンクパンサー」シリーズは、「ピンクパンサー5/クルーゾーは二度死ぬ」でした…って、ピーター・セラーズ亡き後に製作された「ピンクパンサーみたいなもの」からスタートしてしまったあたり、なんとも私らしい話っスね(ちなみに劇場で初めて観た007は「ネバーセイ・ネバーアゲイン」)。で、結局、真っ当(?)なシリーズ作を観たのは大学生になってからでした。でも実はあんまり内容を覚えてない…。それでも2作目?になるのかな、殺人事件をブラックかつドタバタギャグをちりばめて描いた「暗闇でドッキリ」でのすっとぼけクルーゾー警部が、一番好きでした(次点「ピンクの豹」)。今思えば、メリケンにおけるドタバタコメディの基本だったのかも…。
え〜、ちょっと文字大きくさせて下さいよ――
スティーブ・マーティン主演っっ!
……「ピンクパンサー」を観に行ってきました。
■「ピンクパンサー」THE PINK PANTHER(2006・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0383216/
日本公式サイト→http://www.foxjapan.com/movies/pinkpanther/
監督:ショーン・レヴィ
脚本:レン・ブラム、スティーブ・マーティン
出演:スティーブ・マーティン、ケビン・クライン、ジャン・レノ、ビヨンセ・ノウルズ、他
上映時間:93分
ストーリー:
フランス代表チームの監督が試合直後、何者かによって毒殺され、彼の指にあった「ピンクパンサー」という大きなピンクダイアモンドが消えた。フランス国内が大注目するこの殺人事件を手がけることになったドレイフェス警視(K・クライン)は、手柄を自分のものにしようと、ドジなクルーゾー(S・マーティン)を捜査担当に大抜擢する。監視のため、ドレイフェスから助手としてポントン(J・レノ)をつけられたクルーゾーは、ドジを踏みながらも独自の捜査法で犯人を見つけ出そうとするが――。
すみません、今日はここまで〜…。
え〜、ちょっと文字大きくさせて下さいよ――
スティーブ・マーティン主演っっ!
……「ピンクパンサー」を観に行ってきました。
■「ピンクパンサー」THE PINK PANTHER(2006・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0383216/
日本公式サイト→http://www.foxjapan.com/movies/pinkpanther/
監督:ショーン・レヴィ
脚本:レン・ブラム、スティーブ・マーティン
出演:スティーブ・マーティン、ケビン・クライン、ジャン・レノ、ビヨンセ・ノウルズ、他
上映時間:93分
ストーリー:
フランス代表チームの監督が試合直後、何者かによって毒殺され、彼の指にあった「ピンクパンサー」という大きなピンクダイアモンドが消えた。フランス国内が大注目するこの殺人事件を手がけることになったドレイフェス警視(K・クライン)は、手柄を自分のものにしようと、ドジなクルーゾー(S・マーティン)を捜査担当に大抜擢する。監視のため、ドレイフェスから助手としてポントン(J・レノ)をつけられたクルーゾーは、ドジを踏みながらも独自の捜査法で犯人を見つけ出そうとするが――。
すみません、今日はここまで〜…。