「2005年度下半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が昨年下半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に映画ヨタ話を記したものです。尚、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なため、一部だけになっております。な…なんとかオスカー授賞式までに書いておきたい!

それでは以下、ちょっとだけ感想とデキゴトロジーです。
なお「ちょっとだけ感想とデキゴトロジー」は、マジメな感想とは違い、基本的にしょーもないことばかり書くようにしてます。

■「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」
そーいえば私も学生時代、夜中に車で天王山まで乗り付け、峠攻略をする走り屋を見に行き、ギャラリーになって楽しんだよなあ…(遠い目)。

「日本マンガを香港資本で製作、日中キャストでセリフは日本語吹替」といえば、思い出されるのが「孔雀王」(三上寛主演のほう。日中共同制作でしたが)。あのときのようにヒドイ出来だったどうしよう…と心配してたけど、これが驚くほどの原作リスペクトぶり。…拓海なんかまんま拓海やんけ!…しげの秀一、嬉しかっただろうなあ。

レースやキャラ設定はもちろん、たとえば拓海となつきの恋愛描写。ベタで拙いところが笑っちゃうくらい原作のまんま。「バリバリ伝説」の頃から、しげの秀一は恋愛を描くのがヘタで、ファンは誰もそこらへんに期待していないと思う。原作にあって映画になかったものは、しげの名物「女の子の三角パンチラ」くらいだったんじゃないでしょーか?…ただし、高橋兄弟のうち弟の啓介を無視したのは、一部(腐)女子の怒りを買ったかも知れず。

ちなみに私の目を釘付けにしたのは、レースシーンよりも拓海が着ていた南葛Tシャツ。東邦でなく南葛(しかも背番号は「10」)なあたり、実に拓海らしいなと。

中国の俳優さんたちが日本人を演じている点については、違和感がないとは云えないし、樹役のチャップマン・トウ(34歳ってちょっと…)のザッツホンコーンな演技+吹替は、香港映画の王道(≒人指差しのベタ演技)を感じさせる。でもだから?別に悪くないよね?…ツッコミどころはあるけれど、頑張って作ってある、個人的に好感度の高い作品。

続きはまたのちほど…。
…というわけで、毎年恒例の合同企画(?)「第78回アカデミー賞」予想です。もう4回目ですか?時の流れは早いなあ…(遠い目)。

今年はずいぶんとリベラルな作品が多いという印象です(とゆーことは、私好みの映画が多い)。昨年はイーストウッドvs.スコセッシで、私はイーストウッドから流して予想しましたけど、今年は2強じゃないので難しいですよ、マジで。

しっかし…「ブロークバック・マウンテン」が、まさかこんなことになるなんてなあ。ぜんぜん想像していなかったです。

以下、確定予想とmy好み

■「作品賞」
本命:「ブロークバック・マウンテン」
対抗:「クラッシュ」

好み:「ブロークバック・マウンテン」

オスカー好みならば「クラッシュ」になるかも。でも大本命はやっぱり「ブロークバック・マウンテン」だと思う。

好みが「ブロークバック・マウンテン」なのは、言葉の力に頼らない、ディテールの凝ったシチュエーション、美しい映像――そういう映画が大好きなので。

■「監督賞」
本命:アン・リー「ブロークバック・マウンテン」
対抗:ジョージ・クルーニー「Good Night, and Good Luck」

対抗はジョージ・クルーニーにしました。本命はアン・リーで。「クラッシュ」「ブロークバック・マウンテン」「ミュンヘン」の3本しか観てませんけど。

好み:アン・リー

ちなみにウォン・カーウァイ、チャン・イーモウ、アン・リーだったら、私はアン・リーが一番好きです。

■「主演男優賞」
本命:フィリップ・シーモア・ホフマン「カポーティ」
対抗:ヒース・レジャー「ブロークバック・マウンテン」

好み:ホアキン・フェニックス「ウォーク・ザ・ライン」

対抗はヒースにしました。フィリップ・シーモア・ホフマンはもともと上手い人だし、いつもヘンな脇役が多い彼が主演演男優賞を獲ったら嬉しいな、と。

好みでホアキンを選んだのは、「気持ちは弟」から。正直に云うと、ヒースとホアキンどちらも選べないです。それくらいふたりとも良かったなあ。

■「主演女優賞」
本命:リース・ウィザースプーン「ウォーク・ザ・ライン」
対抗:フェリシティ・ハフマン「トランスアメリカ」

好み:シャーリーズ・セロン「スタンドアップ」

リース以外に考えられない。対抗は消去法で。対抗のフェリシティ・ハフマンが獲ったら、助演女優賞で女性が男性(?)の役を演じた人が選ばれるのは、「危険な年」(監督はピーター・ウィアー)のリンダ・ハント以来ですか?

好みがシャーリーズなのは、彼女が好きだからなのと、純粋に映画でも良かったと思うから。

■「助演男優賞」
本命:ジョージ・クルーニー「シリアナ」
対抗:ジェイク・ギレンホール「ブロークバック・マウンテン」

好み:ジェイク・ギレンホール「ブロークバック・マウンテン」

実はジェイクに獲って欲しいのっ!
BBMでの彼は本当に魅力的でしたから。

マット・ディロンがノミニーとなったことがたいへん嬉しいのですが、「クラッシュ」はマットひとりじゃなく出演者全員選んで欲しい映画だったので、(代表なのかもしれないけど)彼だけの受賞はちょっとなあ…。「クラッシュ」組では個人的に選ぶならテレンス・ハワード。

■「助演女優賞」
本命:レイチェル・ワイズ「ナイロビの蜂」
対抗:ミシェル・ウィリアムズ「ブロークバック・マウンテン」

好み:レイチェル・ワイズ「ナイロビの蜂」

レイチェル・ワイズがいいな。「ナイロビの蜂」、ものすご〜く観たいです。

それにしても、↓これにはちょっと…。

↓【第78回アカデミー賞】ミシェル・ウィリアムズ、“ゲイ映画”に出演したとして母校から縁を切られる(FLIXサイト)
http://www.flix.co.jp/page/N0007983
(第一に「ゲイがテーマ」って…。それに「ドーソンズ・クリーク」だってゲイが出てきたじゃん!)

…米国の現状のひとつよね。たとえば英国よりずっと保守的だってことがよくわかる。

■「脚本賞」
本命:「クラッシュ」ポール・ハギス&ボビー・モレスコ
対抗:「グッドナイト&グッドラック」ジョージ・クルーニー&グラント・ヘスロフ

これ自信アリ。「クラッシュ」だと思う。

■「脚色賞」
本命:「ブロークバック・マウンテン」
対抗:「ナイロビの蜂」

これも自信アリ。「ブロークバック・マウンテン」だと思う。「ブロークバック・マウンテン」は、他にもオリジナル・スコア(作曲賞)で受賞しそう。

■「長編アニメ映画賞」
本命:「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」
対抗:「ティム・バートンのコープスブライド」

「ハウルの動く城」はムリだと思う。

■「外国語映画賞」
本命:「Tsotsi」(南アフリカ)
対抗:「Paradise Now」(パレスチナ)

ちょっと逆にしてみました。

以上、こんな感じでしょうか。
「2005年度下半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が昨年下半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に映画ヨタ話を記したものです。尚、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なため、一部だけになっております。な…なんとかオスカー授賞式までに書いておきたい!

それでは以下、感想とデキゴトロジーです。

■「宇宙戦争」
タイトルバック、つまりのっけからネタバレで思わず大爆笑。スピルバーグが監督してトムトムが主演したからこそ、A級作となり得た作品。とは云え、モノが「宇宙戦争」なだけに、「ああ…我が巨匠ジョー・ダンテも監督したかっただろうなあ」と、スクリーンを見ながらひとりごち。でももし巨匠が手がけていたら、夏の話題作が愛に溢れたB級破綻作になってたかと。それはそれで(個人的に)たいへん興味深いけれど、トムトムは主演してくれないつーの!…で、その主役のトムトムさん。40歳過ぎて、もういいかげん定番役「未熟だけど魅力的なワカゾー」はムリなはず、いったいどうするんだろう?と思って観ていたら、「未熟なワカゾー父親」を演じてたので、結局今回も定番役だったなと。

■「バットマン ビギンズ」
友人Nちゃんいわく「世の中やっぱりカネやという映画」。私にとっては、ぶっちぎりで「2005年度最もガッカリさせられた映画」。なんでみんなホメるのっ!?…クリスチャン・ベイルに対して文句はナシ。でもブルース・ウェインの心の闇とかって云われても、私には金持ち坊ちゃんによる延々とした悶々にしか見えなかったし、バットスーツがどうの、マスクがどうの、武器がどうの…って、ええ〜い!はやくバットマン出してよ!と始終イライライライライラ。悪役に至っては魅力がなく、「バットマン」でそりゃ致命的でしょ!…そしてゴッサムシティの描写ときたら、ケレン味豊かにするならする、現実味出すなら出す、どっちかにしてよ!…さらにそのゴッサム・シティを最終的に救ったのは、バットマンとゆーより****だったってことにまたイライライラ。不完全燃焼させられた1本。プンプン!…でも、もしゴードン警部補役がゲイリー・オールドマンでなくウィリアム・H・メイシーだったら、my評価は変わってたかも…ね。

■「アイランド」
なにが一番ショックだったって、作品の出来よりユアン(・マクレガー)のフケっぷり。相手役が全身ピチピチ♪スカーレット・ヨハンソンだったせいか…もう大ショック。ところで、リンカーン・6・エコーさ〜ん!…はばかりで用を足した後は、ちゃんと手を洗うよーに!

■「奥さまは魔女」
レンタルビデオ屋専科ウィル・フェレルが、ニコール・キッドマン&ノラ・エフロン監督によるラブコメに出演!これだけでアンビリーバボー!の世界。とは云え、さすがのウィルも今回ばかりはいつも通りにはいくまい…と思っていたのに、スクリーンに現れたのはまっこといつも通りのウィルでした。2005年度アンビリバーボー大賞!

それにしてもノラ・エフロンは上手い。どんなにストーリーが破綻していても、場面作りやセリフの端々、女性らしい視点と選択は毎回唸ってしまうナリ。冒頭でお家をゲットする際のニコールのしぐさ、ポール・ニューマンブランドに描かれている絵(もちろんポール・ニューマン)がマイケル・ケインになって話し出すシーン、トーク・ショーはジェイ・リノではなくコナン・オブライアン――こういうセンス&チョイスはバツグンだと思う。

■「コーチ・カーター」
高校バスケットボールを取り上げた青春スポコン映画かと思って観に行ったらば、なんとコーチ役のサミュエル・L・ジャクソンが熱く語りをかます青春説教映画だった…。ビリーボブがシブいアメフトコーチを演じていた、私お気に入りの「プライド 栄光への絆」(感想→http://akirine.jugem.jp/?eid=30)と内容が若干被るかな?…ただし「プライド」にはビリーボブによる説教とシゴキはなく、どちらかと云えば本作のほうがより内容がコンサバ。それにしても腕立て1000回だなんてこと、人間にできるの?…でもサミュエル・L・ジャクソンに命令されたら、怖くて私もやっちゃうかもしんない。

■「愛についてのキンゼイ・レポート」
ひとりでコソコソ観に行こう!と思って某シネコンへ行ったらば、時間つぶしに寄ったお店で友人Fとバッタリ。しぶしぶ「キンゼイ」を観に行くと白状したところ、「僕も一緒に観ようかな」。仕方なくそのままふたりで某シネコンのカウンターへ行ったら、今度は友人Eにバッタリ。「日本語は話せるけど読めなくて困ってた。…で、ふたりはなにを観るの?」と訊かれ、しぶしぶ「キンゼイ」と答えたら、「僕も一緒に観る」。結局、ひとりどころか大人3人で観る羽目に。

本編で印象的だったのは、冒頭で「そんなインタビューでは真実が聞き出せんぞ!」と、助手に厳しい指摘をしていたキンゼイ先生が、ハッテンBARでインタビュー調査をしようと、ゲイのみなさんに自ら声をかけるシーン。博士!それじゃあ誰もつかまりませんって!

あとピーター・サースガードの色気。あれはノンケでも魔が差しそう。ナイス配役と心底唸ってしまったナリ。ちなみに私は本作で彼がご子息を見せていると知っていたため「ちっちゃい!ちっちゃい!」ってそんなかわいそう…でもジュードとどっちが?ちょっと楽しみにしていたのに、それだと思われるシーンで「???」。ご子息より毛のほうがごリッパ?と思いながら、じ〜っと見てみたところ――毛じゃなくて大きめな黒ベタ処理と判明。…無粋なっ!

内容としては、40〜50年代に性に関する赤裸々レポートを発表し、巻き起こったキンゼイ博士を巡る騒動を描きつつ、根底に流れているのは博士と奥さまの愛の物語という作品。伝記モノらしさがあまりないのは、ラストシーンの演出のせいかな。

「シンシティ」以上にデートムービーとしてオススメはできないし、正直、家族と観るのもはばかれる。覗き見している気分にさせられるエピソードが存在するので、もっとオープンに性を語ろうと云われてもなあ…う〜ん…。時代に逆行してゴメンと、しばし考えさせられてしまった1本。

しっかし…あのチョビヒゲ助手がティモシー・ハットンだったなんて。ぜんぜん気付かなかったナリ。

「2」に続きます。
先週からでしたっけ、ハリウッド版「南極物語」(原題:「EIGHT BELOW」)が全米で公開となりました。

たしか日本でも3月あたりに公開予定で、先日、私も映画館でトレイラーを見たんですが、ポジション的にネクストキアヌな俳優(だれが見たっていい男なくせに、セリフまわしがイマイチ&能面系演技なため、皆から「ルックス先行型大根役者」と云われている俳優のこと)であるポール・ウォーカー主演ってのが、個人的にちょいと気になります(演技うんぬんの前に、主演作の出来に何度も騙されたしぃ!最近だったら「イントゥ・ザ・ブルー」)。ただ、どんな風にリメイクされているかやっぱり興味はありますし、「いい映画だ〜」「出来のいいファミリームービー」と多くのメリケン人が云っているし、私自身幼少の頃「南極物語」で泣いたこともあるので、とりあえず観に行ってこようかな。

↓ネクストキアヌことポール・ウォーカー(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0397313/22.jpg
(自分の出演作を観ることがキライなんだそーです)

で、そのハリウッド版「南極物語」なんですが、出てくる8匹のワンコのうち、MAXという名のハスキー犬(ポジション的にタロになるのかな?)の顔立ちがまさしくチョビだったので、ちょっと嬉しくなってしまいました。

↓MAXことDJ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/4341/DJ_Grant_7474821_400.jpg
(チョビ=般若顔。オス?メス?どっちにしても、ポールより凛々しいお顔立ちであることはたしかです)

で、映画館でゲットしてきた「南極物語」のチラシを見ながら、「ポール・ウォーカー主演作では最大評価の映画になってるよ」と友人Eに云ったらば、「主役は8匹の犬だろうから、ヤツ主演作とは云えないんじゃないか?」。

………。
みんな、彼にキビシイよなあ。

…とか云いながら、実は私も彼はいいかげん正念場、ここらで1本いい映画に出てないとマジでヤバイんじゃないかと危惧してます。そんなあたりもまさしくキアヌ的ナリ。まあ次回作がクリント・イーストウッド監督作なので、逆転ホームランを打つかも知れず…そんなあたりもまさしくキアヌ的ナリ。…いちおう期待してます。
←すっかり忘れてた!ホアキン、これに出てた!(写真手前の子供がそう)…たしか「エクスプロラーズ」のあとくらいに観て、「フェニックス」という苗字は変わってるくせにメジャーなのね、ここにもフェニックスくんがいるし…なんて思った覚えがあるもん!…当時はまだ「スタンド・バイ・ミー」は公開されてなくて(たぶん)、リバーは有名でなかったから、私もまさか弟くんだなんて思わなかったんだよなあ…(遠い目)。

先日、「気分はもはや姉状態、本編中にピーンチ!なシーンに遭遇すると、『いや〜〜〜っ!なんとかしてええ!』という思いが通常の2倍になってしまいます」なんて書いたらば、なんとジェイクのホンモノのお姉ちゃんであるマギーも、私とまったく同じ心境であると、本日知りました。マギーお姉ちゃんも大好きだ〜♪

↓マギー・ギレンホール、「私はブラコン」(MoveWalker)
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/news/news2393.html
(キルスティンのいい小姑になりそうな…)

(以下、一部引用)
「ブロークバック・マウンテン」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたジェイク・ギレンホールの姉マギー・ギレンホールが、自ら“ブラコン”であることを告白している。「私たちは仲が良い姉弟だし、私は、弟が大好きなのよ。だから、映画で弟が殴られているシーンを見たとき、本当に辛くて堪えられなかったわ。彼はゲイのカウボーイなんだけど、『なんで弟を痛めつけるの?彼が何をしたっていうのよ』って思っちゃったの。弟をかばう姉としての本能が働くのね」。

同感。
映画だってわかってるのに、私もそう思っちゃうタイプなので、例のシーンで堪えられるかどうか…本気で自信がありましぇん。

で、もうひとりの弟くんことホアキン・フェニックスなんですが。

私だってちゃんとわかってます。
彼自身インタビューで否定しているように、自らの過去に縛られてはいない、俳優として演技してるってことくらい。

でもね。

「ウォーク・ザ・ライン」におけるジョニー・キャッシュの幼少時代のエピソードや**中のシーンは、正直落ち着いて観てられなかったです。

混同してしまう自分が情けなかった…あ〜あ、ダメな私。
←微妙な感情が交錯する映画だからなのか、あんまり人気はないけれど…好きなんです、これ。ちなみにジェイク・ギレンホール出演作で、リリース元はジュネオンだからって、そんな映画(…)じゃないですよ!念のため!

ここ2週間で8本くらいでしょうか、最寄りシネコンでさまざまなジャンルの新作映画を観に行ってきました。

昨年も書きましたが、この2〜3月時期というのは実にあなどれないシーズンでして、大作映画というより、面白いのに2週間ちょいで終わってしまうようなB級作や、米国では昨秋以降に公開され、各種映画祭のノミニーとなった話題作など、見逃すとのちのち「観ときゃよかった!」と悔むこと必至な作品がドカドカと公開されるため、時間の都合をつけることが難しい→どうしてもハシゴ鑑賞が多くなる→シンドイ思いをする、という困った状況に追い込まれてしまいます。

で、そんな中「ジャーへッド」「ウォーク・ザ・ライン」を観に行ってきたんですけど――それぞれの映画に主演しているジェイク・ギレンホールとホアキン・フェニックスは、今年のオスカーにノミネートされている上に、いわゆる「弟くん」な俳優さんだったりするんですよねえ…(遠い目)。

――嗚呼。
ふたりとも…なんて(いろんな意味含め)立派になったことか。

ジェイクはマギーの、ホアキンはリバーの弟です。

ジェイクは、個人的に大好きな「遠い空の向こうに」(1999)からですから19歳くらい(ってことはつまり、すでにこの時点でBBMのオファーらしきものがあったってことか)、ホアキンはリーフ名義だった「バックマン家の人々」(1989)からだから14歳くらいでしょうか、スクリーン越しから、私もあったかい目で見守ってきました。気分はもはや姉状態です。

そのせいなのか、本編中に彼らがピーンチ!なシーンに遭遇すると、「いや〜〜〜んっ!なんとかしてええ!」という思いが通常の2倍になってしまいます。「炎のメモリアル」なんて、終わってから大ショック受けてたし…。

以上、特別な感情を持ってしまう特別な弟くんたちの主演映画は、私にとってたいへん心臓に悪い作品なんですよ、というお話でした。ゴーインなオチ。
トイレ、バスルーム、キッチンに関するお話を書き終えました。

いったい秋林さんはなにやってる人なの?…と、フシギに思われるでしょうね。ナイショ♪

さて。
ビデオを返しに行こうっと♪
シゴトでシンドイ状況が続いています。
もう寝ないと…体力がヤバイです

明日こそ定時で帰っちゃる!
…と思っているので、キッチンのお話の続きやお返事は明日になります。

親睦会のメンバーのみなさん。
ラフ師匠。
コメントを下さったみなさま。

…すみません、秋林、今から就寝致します。

あ。
来週(上手くいけば今週末)から、「2005年下半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」と「2005年度マイ・フェイバリット映画10」を書きたいと思います(←もう3月になるとゆーのに)。なお、2005年度上期およびそれ以前の分は、←くすんだ青いBOX内の「テーマ一覧」の「年度別フェイバリット10映画」にあります。クリックするとヘタレ文がいろいろ出てきます…。

では、おやすみなさいませ。

■追記
定時にあがれませんでした…ぐふっ!…へんじがない。どうやらしかばねのようだ。
←云わずと知れた有名な映画。
ご覧になった方は多いのではないでしょうか?

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのBBMパロディトレイラーが話題になっています。

↓パロディ「ブロークバック・トゥ・ザ・フューチャー」がネットに登場!(eiga.com)
http://www.eiga.com/special/jarhead/02.shtml

(以下、引用)
 アカデミー賞最多8部門でノミネートされている「ブロークバック・マウンテン」のパロディ予告編「ブロークバック・トゥ・ザ・フューチャー」が、動画シェアサイト「YouTube」に登場し、話題になっている。

 本家はヒース・レジャーとジェイク・ギレンホール演じるカウボーイ同士の同性愛を大自然をバックに綴った物語だが、パロディ版は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のフッテージを巧みに編集し、マーティ(マイケル・J・フォックス)とドク(クリストファー・ロイド)との同性愛映画に仕上げている。他にも「皇帝ペンギン」や「トップガン」を再編集して作られたパロディ映像があるが、「ブロークバック・トゥ・ザ・フューチャー」は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作の中から厳選したフッテージを使って製作されている上に、西部劇のモチーフが共通するだけにもっとも評価が高いようだ。

↓YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zfODSPIYwpQ
(Rな内容ではないのに、BBMにあわせてR指定なのが笑える♪)

………。

ぎゃははははははははははは!

ひっじょ〜に上手くできてるなあ♪
BBMのトレイラーと見比べると、しみじみそう感じます。

お〜い!山田く〜ん、座布団一枚あげて〜!

■山プチ情報
なんと北陸地方でもBBMの上映が決まりました。
3月下旬、ユナイテッドシネマ金沢です。
…でも私は東京へ(も)行きます〜。
…というわけで、今日は「水まわりリフォーム 〜キッチン編〜」を。

■システムキッチンって?
いままでキッチンといえば、「パーツごとに分かれて段差のある流し台兼コンロ台」というものでしたが、いまはさまざまな用途に合わせた、一枚の天板が乗っかっているシステムキッチンが主流となりました。値段はお高めになるとはいえ、キレイな空間を持てるだけでなく、システムを組むことによりお料理の効率もあがるわけですから、自分に合った満足の得られるキッチンを選びたいものです。ポイントとしては、もし予算オーバーになっても、「ここだけは譲れない」という点を1〜2つ、必ず押さえておくこと。そうすれば、予算を削れる箇所が必ず見えてきますから。

■どこのメーカーがいいかしら?
シェア的な点から云うと、サンウェーブ・クリナップ・タカラ・松下電工(順不同…流動なので)が人気です。サンウェーブとクリナップは昔からキッチン・メーカーとして有名であり、とくにステンレスカウンターのキッチンを得意としています。タカラは頑丈なホーローがウリ、松下は松下電器産業グループですから、いろいろな家電や建材と組み合わせができるということ、つまりキッチン+オプションの総合的な方面で強いです。

システムキッチンの場合、メーカーによる差異はあまり感じられません。レンジフード、カウンター(とくに人工大理石)、IHクッキングヒーター/ガスコンロ、水洗金具……などなど、同じメーカーを使っていることが多いですし、カタログを見るとデザインもみな似たり寄ったりです。

では、どのメーカーを選べばよいか?

実は…正直に云うと、松下・TOTO・トーヨーキッチン以外のメーカーは「ここが違う!」といった、特長/特徴を挙げることが難しいのです。なので、各ショールームへ行き、アドバイザーに相談しながら見積書を作ること(もちろん無料)が、やはり最適なキッチンを選べる道となるのではないでしょうか?…面倒かもしれませんが、一生に何度もある話ではないし、人生における最大のお買い物の一部になるわけですから、頑張って吟味しましょう。

■ショールームでの見積書について

同じ条件(価格帯)で出してもらい、比較してみましょう。

ちなみに、リフォームをお願いする施工会社や住宅メーカーによっては、「このメーカーの商品だったらお安くできるけど、ここはちょっとムリなんだよね」という、ルート的な問題があったりする場合があるので、まず業者さんに確認することをオススメします。

なお、ショールームでの価格はあくまでもメーカー希望価格です。よほどのことがない限り、リフォーム業者さんはお勉強してくれるはず。実際の価格はもうちょっとお安くなると思います。

■動線を考えるべし!
各メーカーのカタログと図面とを照らし合わせながら、どの機能を充実させようかと考えていると、実際にキッチンに立って調理を行う際に、自分や家族がどう動くか、つい忘れてしまう場合があります。図面上ではパーペキ、自分の希望通りのキッチンが出来上がったのに、いざ使ってみたら「あれれれれ?なんか使いにくいよ?」。そういうことがないように、たとえばシンクの近くに冷蔵庫が置けるかどうか、電子レンジや炊飯ジャー、ゴミ箱の位置は使いやすいところにおけるか――現在お使いのキッチン、もしくはショールームにあるキッチンの前に立って、どのような移動するかをシミュレーションしてみましょう。

■IHクッキングヒーター?それともガスコンロ?
実はIHのほうがガスコンロと比べて熱伝導率が高いため、早く調理ができます。そして使ってみるとわかるのですが、たとえば真夏に調理した場合、どんなに部屋がクーラーによって快適でも、ガス火の近くにいると暑く感じます。ところがIHはお鍋やフライパンに直接熱を伝えるので、調理中に暑い思いをせずに済むのです。これはたいへん快適です。そしてお掃除が超ラクチンだし、お鍋をかけっぱなしにしても自動的に停止する安全装置(高温になり過ぎていると判断して止まる、という仕組みです)が付いているので、現在たいへん人気があります。ただし、電磁調理器なので、ペースメーカーをお使いになっている方は要相談。素材によっては使えないお鍋が出てくる可能性もあります。またリフォームの場合、IHはたしか200Vだったと思うので、電源部に変更が必要になるかもしれません。そして一番の問題は、やはりお値段が高いということです。

ガスコンロの利点は、やはり使い慣れているということでしょうか。そしてお値段。IHに比べてお安いですから魅力的です。また最近のコンロは比較的お掃除しやすいものがリリースされているので、チェックしてみましょう。

個人的にガスコンロよりIHをオススメしたいのですが(秋林家も使ってます)、「IHがいいのはわかっているけれど、予算オーバーになるからムリなのよね」という方は多いと思います。別に最初から組まなくても、あとでIHに変更することは充分可能ですし、電力会社が「ガスコンロ→IH」への経済的なプランを出していたりするので、将来変更しても良いと思います。

■ピルトイン自動食器洗い機は必要?
あると便利ですね(スライド式のほうがオススメ)。高温で洗って乾かすので衛生的ですし、後片付けもラクチンです。気をつけることがあるとしたら、シンクの横に配置しますので、収納が減る・食器を入れる際に汚れや水滴が下に落ちないよう配慮しなければならない・壊れたときデッドスペースになる…という点でしょうか。食洗機のゴムパッキンの寿命は、約5〜6年だったような覚えがあるので、ビルトインタイプの場合はメンテナンスが必要です。スペースがあるならば卓上タイプにしてみたり、予算オーバーなら将来的に購入するという手もあります。

■最近流行の対面式
ここ数年の傾向として、対面式キッチンの人気が高くなっています。

リビングに背を向けないので、小さいお子さんの姿を確認しながら、また家族と会話をしながら調理ができる、広く間取りが取れるといった利点があるため、対面式を希望する施主(とゆーか奥さま)はたいへん多いです。

がしかし。
ショールームへ行って、対面式キッチンの展示を見てみると「対面式キッチン2,500,000円(施工費別)」なんてお高い価格表が並んでいて、「これは高すぎる!」とため息をつくことはありませんか?

もちろん、ショールームの展示品価格やカタログ価格はメーカー希望価格(昔で云うところの「定価」)なので、実際はもうちょっとお安くなります。でも工夫やアイデア次第で、さらにお安くすることは可能です。ではいったいどうしたよいのか、いろいろ考えてみましょう。なお今回は、ラフ師匠のご希望のひとつである「手元が見えない対面式」を取り上げます。

1.収納付きカウンターではなく、作り付けカウンターを
対面式キッチンと云うと、以下のようなタイプがよく想像されると思います。

↓こーゆーの(タカラスタンダード公式サイト)
http://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/lemure.html
(これは見ただけで高いとわかる…)

↓またはこーゆーの(サンウェーブ公式サイト)
http://www.sunwave.co.jp/new_products/pitto/index.html

これでは手元が見えちゃいますよね?

手元が見えないようにするには、カウンターが必要になります。
ところが収納付カウンターを選択するとキッチン本体価格がUPしてしまいます。

↓対面式キッチン収納カウンター付プラン一例(TOTO公式サイト)
http://www.toto.co.jp/products/kitchen/k00017/plan05.htm
(ポットとカップが乗っかってる部分が収納付カウンターです)

価格を抑える方法のひとつとして、カウンターを施工会社(リフォーム業者)さんに作ってもらうという手があります。

↓まさにこんな感じ(TOTO公式サイト)
http://www.toto.co.jp/products/kitchen/k00017/plan06.htm
(テーブルをどうするかは別の話になります)

上のプランをよく見ると――自動食器洗い機ナシ、コンロ部はガスコンロ、キャビネットは、観音開きより価格お高めのスライド蹴込み収納タイプが選択されています。扉カラーは(たぶん)真ん中の価格帯、レンジフードはTOTOオリジナルのお掃除しやすいタイプかな。これで117万円…と云っても、キッチン本体はL型なのでI型を選択するならもっとお安くなるはず。

2.トップカウンター(天板)をステンレスにしてみる
対面式キッチンはリビングと溶け込む雰囲気を持っているため、インテリア重視の場合、トップカウンターを人工大理石にするプランを選択される方が多いです。

がしかし。この人工大理石はステンレスよりお高いのです。

デュポンコーリアン>アクリル製人工大理石>ポリエステル製人工大理石
(まだ種類があるかもしれませんが、とりあえず代表的なものを)

もし価格を抑えたいのならば、手元がある程度隠れるのですから、ステンレスカウンターを選択するのもひとつの手です。ステンレスカウンターは熱に強く、清潔感もあるし、リンクまわりと境目がないためお掃除がしやすいという特長があります。でもやっぱり大理石のほうが見た目がいいのよね…という方は、IHや食器洗い機、あるいはダウン式吊戸などをプランから外してみてもよいでしょう。

3.対面式は収納スペースが減ることを忘れずに
キッチン本体の収納力アップさせたい場合、吊戸が必要になります。ただし、吊戸が付くと価格が上るだけでなく圧迫感も出てきます。

↓「キャプラン」という商品の写真を見て下さい(クリナップ)
http://www.cleanup.co.jp/kitchen/index.shtml
(キッチン側からの写真なのでわかりにくいんですが、テーブルのほうから見ると重く感じると思います)

吊戸をなくしてキッチン本体部の収納力をアップさせるには、キャビネットのデッドスペースを減らすことを考えなければなりません。

となると…蹴込み収納(フロアコンテナ)付きスライド式キャビネットがよいかと思います。

↓こんなの(クリナップ公式サイト)
http://www.cleanup.co.jp/kitchen/ss/storage.shtml
(クリナップが開発し、他メーカーがこぞってマネをした収納プランです)

↓こんなの(TOTO公式サイト)
http://www.toto.co.jp/products/kitchen/k00017/02.htm
(けっこう入るんですよね)

4.注意/留意点
対面式カウンターを作ってもらった場合、キッチン本体からの立ち上がり部分(正面・サイド)にキッチンパネル、もしくはタイル貼り処理をオススメします。水はねや汚れ対策になります。キッチンパネルを選択するなら、ショールームで見積書を出す際に「この部分にパネルを貼りたい」と申し出てみましょう。アドバイザーや業者によっては最初から提案してくれますが、どんな人が担当になるかわかりません。こちらから希望を出したほうがよいでしょう。

以上、こんな感じかな…。
思い出したらまた追記します。

■たかがレンジフード、されどレンジフード
プロペラファンとシロッコファンがある…という話はさておき。レンジフードのお掃除ってタイヘンですよね。数ヶ月に1回、ダンナさんのお仕事として割り振っている奥さまは多いようで、ショールームにご来場のご夫婦とお話すると、キッチンプランは奥さま任せでも、レンジフードだけは意見を出す旦那さんをチラホラ見かけるという話を聞きます。

少しでもお掃除がラクになるように、フィルターにカバーをかけているという方、おられませんか?

実はあまりよい方法とは云えません。吸引力が落ちるし、電気代がかさむし、ガスコンロの事故で火がカバー部分まで燃え移ると危ないからです。

それならばいっそのこと、リフォームの際に掃除のしやすいレンジフードを選んでしまいましょう。私はその点をとにかくオススメしたいです。各メーカーのショールームへ行き、「吸引力があって、かつ一番お掃除のしやすいフードはどれですか?」と訊いてみましょう。それぞれ特色のあるフードが出てくると思います。

■扉カラーは価格帯が違う
いろいろなカラーがあるシステムキッチン。同じプランでも扉カラーの選択次第で、価格は↑↓します。お気をつけ下さい。

■ショールームでの注意/留意点
見積書は一回で終了、変更ナシという方はほとんどおられません。納得するまで10回くらいショールームへ通われる方もおられます。そんなお施主さんを、アドバイザーのお姉さんは(人間としてヒドイ扱いをされない限り)嫌がりませんが、土日のショールームは人がとにかく多いので、なかなか担当のお姉さんと話せないときがあります。それを回避するならば、「×月×日、××時より、担当は××アドバイザーを希望」と、あらかじめ予約を入れてしまいましょう。お気に入り担当のお姉さんを確保できます。

そして、奥さま。

ショールームには必ずスリッパが置いてありますので(置いてないところはショールームとして失格)、キッチンの前に立つ際は、靴を脱いでスリッパに履き替えましょう。高さの確認のためです。今のキッチンは、使用者の身長に合った高さを選べます。高すぎず低すぎない、自分に合った高さを確認して下さい(洗面台も同じように高さが選べます)。

■なにを一番重視したいのかを最初に決める
キッチンはメーカーが多い上、似たような商品ばかり。「もうどこがいいんだか…とほほ」という方――お気持ち、よくわかります。私だって「どこがいいの?」と訊かれると、「う〜ん…ショールームで体感してきて」という云い方をしてしまいますから。

でもここまできたら…ぶっちゃけ「私視点:メーカーの傾向」を書きたいと思います。あくまでも「私の印象」なのでお叱りはご容赦を。

1.手堅いキッチン、機能性重視派向き
クリナップ・サンウェーブ

2.耐久性重視、お掃除ラクラク派
タカラスタンダード

3.お掃除ラクラク、細かな点で気配り希望派
TOTO

4.カラクリが好き、商品は多いのに越したことはない、ブランド力が一番派
松下電工

5.デザイン重視、高級キッチン派
トーヨーキッチン

6.シンプルデザイン重視、でも機能性だって欲しいの派
ヤマハ

あとは…INAX、トステム、日立ハウステックなどなど、いろいろあります。オーダーメイドを得意とする会社については、雑誌などで情報収集してみて下さい。

…以上、こんなところでしょうか?

なにか思い出したら、追記したいと思います。
水まわりリフォーム〜キッチン編〜を書きたいところですが、ちょっと仕事が立て込んでるため(昨年の10月からだけど…し〜ん…)、本日お休み致します。

キッチンに関する疑問・ご質問などございましたら、ご遠慮なくどうぞ♪コメント欄にでも。…ただし、現在まったく別ジャンルのオシゴトをしていますので、本格的なアドバイスは難しく……そのあたりはご容赦下さいまし。
…というわけで、今日は「水まわりリフォーム 〜バスルーム編〜」を。

■システムユニット?フリースタイル?
組み立て式のシステムユニットバスルームの良い点は、保温性と耐久性が高いという点です。そのため北海道地区の一般住宅の90%以上が、システムユニットバスルームを採用していると云われています。そしてなんと云っても施工の早さ。バスルームはもっとも早く施工に入らなければならない水まわり箇所なのですが、特別な仕様にしない限り、1日ほどで終了します。没個性的な面はあれど、最近はデザイン性の高い商品が増えましたし、オプションも充実しているので、たいへん人気があります。間取りや広さが決まっているせいで、リフォームに適していないと思われがちですが、いまや新築よりリフォームが多い時代、メーカーもどれだけ施主を得られるかという競争状態へ突入、サイズ(間取り)はかなり自由になってきました。

フリースタイルバスルームの良さは、なんと云っても「自分だけの空間演出」ができること。間取り、水洗金具・浴槽・壁の素材などすべて選び放題ですし、自分好みの空間をとことん追求できるという点は、たいへん魅力的だと思います。保温性はユニットより低いですが、たとえば浴室暖房を入れたりなどで対策は可能だと思います。業者さんに相談してみると良いでしょう。ただし、ユニットよりは価格が高くなる可能性があり、また施工に時間もかかりますのでご注意を。

ちなみに決定権は「キッチン→奥さま、バスルーム→旦那さま」というパターンが多いですね。

■浴槽の素材はどれがベスト?
大きく分けると、「いものホーロー・人工大理石・FRP・ステンレス・その他」となります。

いものホーローは頑丈でお掃除はラクだし、見た目は美しく肌触りもいい、高級感に溢れている…と、いいこと尽くめのようですが、価格はやっぱりお高めになります。そしてとにかく重い〜…(←使う分には関係ない話)。

人工大理石はホーローほどではないですが、光沢感があり、落ち着いたダークな色合いを選ぶと高級感が漂います。お掃除は比較的ラクなこともあって、人気が高いです。

FRPはガラス繊維強化樹脂のことで、人工大理石が出るまで一番よく使われてきた素材ではないでしょうか。以前より保温性も高くなってきている上、安価です。ただし、変色しやすいのでお気をつけ下さい。

ステンレスとその他(天然大理石など)は割愛。

■どこのメーカーがいいかしら?
好みなのでなんとも云えないですが、システムユニットバスルームを比較的得意としているのは、やはりTOTOとタカラスタンダードになるでしょうか。前者は浴槽から水洗金具などすべてにおいて種類が豊富だし、品質や考え方などさすが水まわりトップメーカーであると毎回感心させられます。ただし商品がちょっとお高めかな…。後者はホーローで有名な会社であり、ショールームへ行くとアドバイザーのお姉さんがトンカチやバーナーを使って、いかにホーローが丈夫であるか実演してくれます(見ていて面白い♪)。そして「フリーサイズシステムバス」を謳っているように、自由度があるリフォームを得意としています。

■防水性・保温性・耐震性は?
ユニットにしろフリースタイルにしろ、これもメーカーによって違いがあります。ショールームに行ってアドバイザーのお姉さんに訊いたり、施工業者に確認したりするのがべスト。浴槽・壁(パネル・タイル)、床…そのほか見逃されやすいのは、ドアでしょうか。最近はユニバーサルデザインをどこのメーカーも取り入れているので、浴室と脱衣所に段差がないことがほとんどです。ドアに向かって水が流れた場合、ちゃんと水を止めてくれるか、確認しましょう。また中でロックをかけても、脱衣所で解除できるようになっているか要確認です(バスルーム内で人が倒れたときのことを想定して下さい)。

■窓は?
換気したいけど防犯を考えれば「引き違い窓+格子」になる。でもデザイン性がイマイチだし、格子付きはバスルームでの開放感が味わえない。かと云って、はめ殺し窓(開かず窓のこと)は換気性が得られないので困る…という方には、ガラスルーバーという選択もあります。

↓ガラスルーバーってこんなサッシ(トステム公式サイト)
http://www.tostem.co.jp/bldg/mansion/window/general/garasu.htm
(サイズやカラーはいろいろあります。写真はあくまでも一例)

システムユニットバスルームの場合、窓はオプションになるので、同じメーカーのカタログに載っている窓を選択しなければならないということはありません。サッシメーカーの窓を選ぶことも可能ですし、ガラスルーバーでは幅が足りないという方は、サッシ屋さんに相談して、「ガラスルーバー+はめ殺し」窓を作ってもらってもよいと思います(秋林家がまさにそれ。たいへん良いです)。

■給湯機は?
ガス・石油・電気…など熱源タイプをいろいろ選べます。どれを選ぶにしろ、「冷水サンドイッチ現象」(シャワーを一度止めた後、再びお湯を出すとシャワーが熱くなったり、冷たくなったりする現象のこと)を抑える給湯機をオススメしたいです。

↓おしえてアシカちゃん(TOTO公式サイト)
http://www.toto.co.jp/tips/2001/01/20.htm
(冷水サンドイッチ現象の説明です)

また最近、オール電化の家が話題になっています。その場合、夜間電力を使った貯湯式タイプをすすめられると思うので、業者さんにどこのメーカーがいいか、相談してみましょう。

機能をどこまで求めるか――これは必要な分だけに留めておいたほうがよいかと。出費を抑えた分をほかのオプション費用に回せますから。

■後付け・再リフォームを考える
いまは必要がなくとも、たとえば手すりを追加したいと思うときが来るかもしれません。後付けが可能かどうか、システムバスルームならメーカーに、フリースタイルバスルームなら施工業者に確認してみましょう。ちなみに某メーカーは、後付けができなかったんですけど…いまはどうかな?

■バスルーム内に換気乾燥暖房機は必要かしら?
あると便利ですね。ただ「換気・乾燥・暖房」の3機能をどこまで求めるかは、お好みや家族構成、地域性によると思います。寒冷地在住の方、ご高齢の方がおられるご家庭の場合、暖房機能はあったほうがよいと思います。北陸など、たいへん湿気の多いどんより率が日本一な地方は、暖房と換気は必要でも、乾燥機能となると…ほかの地域より電力がかかる可能性が高いので、お気をつけ下さい。

個人的には、バスルーム内よりも脱衣所(洗面所)に、暖房をおけるスペースがあるかが気になります。

■なんか面白いオプションってな〜い?
う〜ん…たとえば、バスルーム内の鏡。顔や体を確認したいのに、すぐ曇るから困っちゃう――でも一度お湯をかけると、しばらく曇らないという便利な鏡があります。

↓ハイドロミラー(TOTO公式サイト)
http://www.toto.co.jp/press/1999/07/29.htm
(これ便利。ほかのメーカーもあったかな?)

ノズルから酸素の泡が出て、白い湯のお風呂になるという浴槽も面白いですね。

↓ぽっかぽか美泡湯(松下電工公式サイト)
http://national.jp/sumai/bathroom/i-u/system/02.html

浴槽を電動で磨いてくれる「電動みがき機」とか。

↓「みがい太郎」(楽天サイト)
http://www.rakuten.co.jp/citygas/504448/505304/
(松下製。でも充電に12時間かかるってのはちょっとなあ…)

…などなど、松下とTOTOは面白い商品をよく出してます。

■ショールームをとことん利用する
何度でも通って吟味して下さい。ショールームのお姉さんがどれほど考えてくれるかもポイントのひとつ。似たようなレベルの商品ならば、信頼のおける提案者がいいでしょう(喜びが違うんですよね)。

…以上、こんなところでしょうか?

なにか思い出したら、追記したいと思います。
唐突ですけども、水まわりリフォームの話をば。

ただし、昔取った杵柄となるかは(かなり)微妙なので、あくまでも参考程度でよろぴく♪…なのです。逃げ道を作る云い方ですみません。

■まずはトイレの話
最近、多機能なトイレがいろいろ出ています。各住宅機器メーカーのショールームに行くと、アドバイザーがいろいろとオススメしてくれますが、個人的に押さえておいたほうがいいかな、こういう面も見ておいたほうがいいかも…という点を、いくつか書きたいと思います。

■TOTO?INAX?
好みやご予算の問題があるので、「こっちがいいの!」と云い切ることはできませんが、同じ衛生陶器メーカーでも違いはあります。洗浄方式?ウォシュレット性能?…いえ、それよりもまずTOTOで優れている点は、なんと云っても「セフィオンテクト技術」。

♯「セフィオンテクト技術」とは?(公式サイトより引用)
新開発の釉薬で陶器やホーローの表面を100万分の1mm単位でつるつるにし、そのうえ表層にイオンバリアを作り上げます。これによる防汚効果は長期間持続します。この技術を便器や浴槽、洗面ボウルなどにとりいれたのが「セフィオンテクト」商品です。

意外と知られてない「セフィオンテクト」。現在リリースされているTOTOのトイレは、一部商品を除き、ほぼすべてこの加工がされています(タンク部などに「セフィオンテクト」シールが貼られている)。これね…ホントーに汚れがつきにくいんですよ。「トイレにセボン」などを使う必要がない、使うと逆にセフィオンテクト効果が得られにくいんじゃないでしょうか?

対してINAXが得意なのは、ロータンク/ノータンク商品です。

タンク部分が低い/タンクがないトイレは、空間が広く感じられ、なおかつ高級感があります。もともとお値段が高い商品だったので、一般住宅にはあまり普及しなかったのですが、INAXが低価格帯のシリーズを出したことにより、ちょっとした人気商品となりました。

タンク部分が低いタイプは、どうしても流す水の勢いが足りず、通常のハイタンク式よりも水量が多くなってしまうという欠点があったのですが、最近の商品はハイタンクとさほど変わらない節水タイプになっています。なので、空間を広く取りたい方は一考の価値があるかと思います。ただし、選ぶ際はトイレ筐体の強度をショールームで確かめておいたほうが良いでしょう。

トイレは以上の2メーカーを押さえておけば大丈夫。ナショナルもトイレを出してはいますが、便座…とゆーかウォシュレット(ビューティ・トワレ)や周辺機器(?)が自社製なだけ、肝心の衛生陶器の部分はINAX製(だったはず)なので、私の眼中にはないメーカーです(ごめんなさい)。

■どこまで機能を求めるべき?
多機能・高機能のトイレがいっぱいあるので、悩みますよね。
着目したほうがよいかなと思う点は、以下の通り。

1.流し忘れにご注意を
便器から離れたら自動的に洗浄――まあ、なんてラクチンなのかしら♪…と思いがちです。ただし、そういった自動洗浄トイレに慣れてしまうと、たとえば小さなお子さんが自宅外でトイレに入った場合、流し忘れをする可能性があります。高齢者や介護の必要な方がおられる家庭でないならば、私は自動洗浄はとくに必要ないと思います。

2.手洗い器は自動止水がよいかも
もし余裕があるならば、衛生的かつ節水ということで、水洗金具は自動止水タイプのほうがよいかもしれません。また止水忘れ防止になります。

3.ウォシュレット(シャワー・トイレ)は、やっぱり欲しい
ウォシュレットには大きくわけて2種類あります。お湯を貯めておくタンク式と、瞬間湯沸かしタイプです。前者はタンクがあるためにお掃除がしにくく、常に保温しなければならないので電力を余計に使わなければなりませんが、お湯をたっぶり使って洗えるという利点があります。後者は、節電できるしお掃除もラク、さらに節水可能なタイプ(TOTOで云うならアプリコットシリーズ)があるのでお得です。ただお値段が少々高めになります。どちらを選ぶかはお好みで。ちなみに私ならアプリコットシリーズを選択するでしょう。

4.一体型と分離型、セット商品――どれがよい?
便器とタンクが一緒になっている一体型は、非常にスッキリしていますし、お掃除が比較的ラクです。そして、スペースを大きく取れない方、トイレ横にある電源などのコード類を多くしたくない方にオススメです。ただしタンク部が陶器でない商品は、掃除がラクうんぬんの前に、その部分が汚れやすくなるかもしれないことをお忘れなく。

一般的な分離型は、いまはさほど機能がいらないけど将来は多機能便座(ウォシュレット)にしたいの、あんまり予算がないのね…という方に向いているかと。ただし、コード類が多くなりがちなため、便器横をゴチャゴチャにしたくない人には不向き。そして将来のことを考えて…と云っても、一体型やセット商品だって便座を変更できないことはありません。ただ、リフォームしやすいさでは分離型に軍配が上るかも。

セット商品とは、トイレ本体のほかに収納スペースなどすべてセットになっている商品のこと。トイレに必要なものをお手ごろ価格ですべて揃えることができますし、収納スペースの確保がしっかりできます。そしてなによりたいへん経済的です。ただしデザインが限定されるので、個性を求める人、気に入ったデザインがないと感じる人には不向き。

以上、どのタイプが適しているか――ご家族でご相談を。

■後付け・再リフォームを考える
老朽化により流れが悪くなった、便座が壊れた、新型ウォシュレットを付けたい、手すりを追加したい、収納スペースをもっと広くしたい、暖房器具を置きたい――などなど、数年後にどれだけ後付け・再リフォームできるか、メーカーや施工会社に訊いてみることをオススメします。トイレに限らず、水まわりはどうしてもリフォームが必要になりますので。

■外国製はどう?
「機能を求めるなら日本メーカー、デザイン重視なら舶来メーカー」でしょう。昨年、かのマドンナ姉さんが来日時に「日本の暖かい便座が恋しかったわ」と発言したことが、すべてを物語っているかと。

■その他
「タンクの中に水を入れたペットボトルを入れておくと節水になる」…という話をちらほら聞きますが、洗浄能力の低下→二度流す→節水効果は得られない、となるのでやめたほうがよいかと。現在のトイレは昔に比べると節水になってますので、通常通りに使用すればよいでしょう。

…以上、こんなところでしょうか?

なにか思い出したら、追記したいと思います。
←秋林家のお茶の間PCの壁紙はこれです。ままりん(母)いわく、「この横を向いている子(ヒースのこと)は、カウボーイハットをとると、髪の毛が少なさそうね」。なんてこと云うのよっ!?>ままりん…でも云われてみれば、最近のヒースを見るとヤバイような気がしないでもなく……。ジェイクがフサフサしてるから、余計に少なく感じちゃうのかも(…と云っとけ!)。近い将来、ジュード・ロウといい勝負しなければいいのですが。

↓ヒース・レジャーさん近影(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/4069/HeathLedge_Grani_7059089_400.jpg
(ヒースもオーリと一緒で、コスプレ物のほうが似合うと思う)

↓ジュード・ロウさん近影(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/3864/JudeLaw_Grani_6500716_400.jpg
(ジュードって、見るたびに髪の量が↑↓で一定しないんだよなあ)

↓ジェイク&ヒース近影(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/4275/JakeGyllen_Caulf_7218083_400.jpg
(ほ…本気で心配になってきた…)

鑑賞済みの方によるネタバレ書き込みや、またなにか問題が出てくるとイヤなので、公式サイトのBBSには近寄らないことにしました。

↓「ブロークバック・マウンテン」日本公式サイト
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/
(ちなみに「STORY」などもネタバレ満載なので、お気をつけ下さい)

そんな中、上映予定の映画館をチェックしたらば、なんと!増えてます(とくに関東地域)。嬉しいお話ですね♪

↓上映館リスト(公式サイト)
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/theater/index.html

米国で現在絶賛公開中のBBMですが、あちらでも最初は上映館がかなり少なく、私の大学時代の友人がNYクイーンズ地区にひとり、知人がマンハッタン地区にひとり住んでいるんですけどね、ふたりが云うには、いっとき1地区1館くらいの少なさとかで、いつ観に行っても(ほぼ)満員御礼状態だったそうです。今は落ち着いているのかな?…それでもまだ少ないほうでしょうね。そんな状態で今週の興行成績が5位(じゃない、4位だ!ひえええっ!)ってのは、すんごい話です。それだけ話題になってるってことでしょう。

個人的にかなり前からBBMを追っかけてきましたけど、まさかそんなスゴイことになるなんて、思っても見なかったですよ…(遠い目)。

一昨年でしたっけ、頑張って粘って日本配給権を得たというワイズポリシーさん――本当に良かったっスね。先見の明を持ってたってことです。日本でも久しぶりに単館系ロングヒットになるような予感がありますし…う〜ん、頑張れ!

で。そんなこんなで、現在私めがBBMの日本公開に際し、ちょいと心配している…とゆーか、気になってることがあります。字幕だの宣伝だのじゃなく、レイティングについてです。正確に云えば映倫について。

PG-12(12歳未満の観賞は成人保護者の同伴が必要)に対し、「低すぎる」などとケチをつけたいんじゃなく、せっかくのシーンが、ボカシだのモザイクだのといった世にも無粋な処理によって、台無しにされてしまうんじゃないか…と、そんな心配をしてるわけなんです。杞憂であって欲しい。

昨年、「愛についてのキンゼイ・レポート」で、医学書に載ってる***の写真(伏字なのは検索避け)が、日本公開版でもそのまんま映し出されたことが話題になってましたけど(そのくせピーター・サースガードのご子息には、大きな黒ベタ処理がされていた)、ジョン・アーヴィング原作の映画「ドア・イン・ザ・フロア」(R-15)では、ひっどいモザイクがかかっていて、心底ガッカリさせられました。

BBMではどうなるのかな?
ちょっと心配です。
キーラ&スカーレット
←画像が荒いのは、ワザとです。
ウディ・アレンを始め、オヤジどもをイチコロにするスカーレット・ヨハンソンと、たいへん女子ウケの良いキーラ・ナイトレイ。

超仲悪いことで有名なふたりじゃないですか!

ふたりのヌードは「Vanity Fair」の企画だそう。たしかにこれでレイチェル・アクアダムスが加わっていたら、もっとすごかったでしょうね。

↓「キーラvs.スカーレット、犬猿の仲?」
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/news/news2356.html
(犬猿の仲…って、どっちが犬で猿なんだか)

スカーレットは太ってないけど、二の腕注意報を出したい。
キーラはシワに気をつけたほうがいいと思うけど、ケイト・ブランシェットやアンジェリーナ・ジョリーのように、あまり気にしない「これが私なのよ!」なタイプに思えます。

そーいえば、ヌードで思い出した件が。
それについては、山情報を兼ねて明日書こうかな…。本日時間切れ。
←でリンクしているコナンさんより、色バトンを頂きました。

BBMの話ばっかりしていたので、休憩がてら回答をば。

●自分を色に例えると?

う〜ん…。
蘇芳色・はじ色・海松色・青磁色・納戸色・二藍・錆浅葱・青竹色…など、単色じゃなくて、グレーやグリーンが(基本的に)かかっている、くすんだ色だと思う。当ブログの色合いもそんな感じにしてるし。

●自分を動物に例えると?

ハテ?猫?…とにかく犬でないことは確か。
わが道を行くタイプの動物でしょう。

●自分を好きなキャラに例えると?(何でも可)

映画「ビフォア・サンライズ/サンセット」のセリーヌ。
自分が話しているよう、頭の中を覗かれてるようで、ちょっと怖かった。それくらい、考え方や行動が自分に似てた。電車の中でジェシーに誘われたら、(予感をしながら)そのまま一緒に歩いたと思う。

「水素2、酸素1で水ができるように」「自分は本当は老婆なんじゃないか」「女は知らないふりをするものなの」

…自分もよくそう云うし、そういう行動も取ったりするので、映画観ていて本当に怖かった。

●自分を食べ物に例えると?

シュークリーム、かな?
シューの中にいつも甘いクリームが入ってるとは限らない、もしかしたら、苦かったり辛かったりするものが入ってたりするかも――意外でしょ?という感じ。

●バトンをもらった人を色でたとえると?

「青」とのことだそうで、そうなると青でしょうか?
明るい青ならば、オータムアズァという感じ。

●次に回す5人を色で例えると?

バトンを回すというより、イメージのお話で。
(よって、バトンをお受けにならない方への例えも含んでいます)

受け取って下さる方がもしいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

Dさん…ちょっと深めなミッドナイトブルー。
りょうさん…ほんわかタンポポ色。
はゆたさん…柴色、うす〜い麦わら色。
くろこさん…ほんのり蜜柑色。
南風さん…キュートなシェルピンク。
かつらぎさん…夜になる前のトワイライトスカイ。
サイキさん…生まれたばかりのベビーブルー。
夜霧のネオンサインさん…かっこいい群青。モーニンググローリー。
ふるやとしみさん…やっぱりびご色(?)、きれいなアクア。
十田心さん…深いけれど落ち着きのある藍色。
キリカさん…嫌味のないカメオピンク。
清水さつきさん…鈍い紫みがあるストレイタブルー。
天照大神さん…パワフリャなサンビーム。
シューさん…一本スジの入ったネイビーブルー。
マーキーさん…知的で落ち着いた山吹色。
tkrさん…スーツな紺色。
蛍風さん…大ファンです!のアップルグリーン。
まりゅうさん…カジュアルなカーキ。
ラフマニノフ師匠(師匠へ:バトンを回してるのではなく、パダ子のイメージの話です)…ハッピーな菜の花色。

以上です。
>ラフ師匠

1500円出したる!

ヘタレなパダ子ですが、どうかよろしくお願い申し上げます。

…というわけで、本日残業疲れでもう寝ないと。
マジでシンドイのです。
(毎朝5時起きで、帰宅が23時ごろってツライ)

トホホ。

いったいいつになったら、フツーの5時マデOLになれるのでしょうか…。

■キアヌ・ウォッチャー事務局よりプチ情報
デュードさんが、オスカー授賞式でプレゼンターするみたい…です(メールが来た)。力尽きて調べる余裕がナイためにウラを取ってない情報ですが、たぶん間違いないかと。ホアキンと並んだら「バックマン家の人々」だ〜!
←「ローハイド」かあ…うちのままりん(母)いわく、「昔、好きだったのよね」。

BS-2で「第63回ゴールデングローブ賞授賞式のすべて」を、見ました。

3時間くらいの放送だったでしょうか、中でも個人的にたいへん印象深かったのは、ジーナ・デイビスのスピーチ、目がうつろで足もおぼつかない状態だったホアキン・フェニックス、そしてクリント・イーストウッド(昨年の受賞者なので今年はプレゼンター)からグローブ像を手渡されたとき、アン・リーがもらした「なんて恐れ多い」という言葉あたりでしょうか。

あのクリント・イーストウッドが、「ブロークバック・マウンテン」を監督したアン・リーにグローブ像を渡すんですから、なんとも貴重な場面でしたね。

ところで。

いまだ諦めのつかぬ「BBM:USオリジナルポスター」ですけども、海の向こうのオークションに出品されてないかしら♪と思い(立ったが吉日)、eBayにアクセスし、「brokeback mountain」と検索してみたらばですね――なんかイチャイチャした画像ばっかり出てくるんですけど。………。

↓eBay(世界最大規模のインターネットオークション会社のサイト)
http://www.ebay.com/
(気になる方は「brokeback mountain」と入力してご検索を)

………ったく!

……どいつもこいつもっ!
←素直に白状します。私が以前に語った、「ず〜っと探していた『オリジナル、折り目なし、その他コンディション・デザインよし、両面印刷』の某映画ポスター」とは、この映画のオリジナルポスターのこと。

ええ、そうです。アルパチ共演のデュード主演作です。ちなみにデザインは←と一緒。

もうやんなっちゃう!
my行動のトロさときたら!

昨年の11月に、「BBMのオリジナルポスターを海外通販する予定」なんて語ったんですけど…。

↓その意気込み(11/28の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20051128.html
(「ラストデイズ」もシネマライズやんけ!)

こんなに話題になるとは思ってなかったので、いつでも買えるかな〜なんてボケっとしてたんですよ。そしたら完売御礼状態になってました…。ガーン。

人気が高いということもあるけれど、最大の理由は――マニアの買い占め

ああ!こんなことになるなんて…トホホ。

「たかがポスターでそこまで嘆くか?」とお思いの方もおられるでしょう。私が嘆いているのは理由があって、欲しいのはすぐ手に入るようなポスターではなく、オリジナルポスターだったからなんです。

↓「たかがポスター、されどポスター」(5/11の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20050511.html
(ポスターうんちくです)

仕方がないので、日本に何店かあるオリジナルポスター屋さんに問い合わせたけれど、全滅。「『ウォーク・ザ・ライン』ならありますけども」だって。

これで今日はフテ寝決定です。
…こんな理由でフテ寝するあたり、実に私らしい話ですけど。

教訓:欲しいものは「思い立ったが吉日」で!

ちなみに今日、ブログ更新を頻繁にしているのは、お休みを取ったから。でも明日はお出かけ予定です♪
今日は19:30からBS-2で「第63回ゴールデングローブ賞授賞式のすべて」が放送されるので、チェック!

私が仕事で忙殺されてる間に、ラジー賞とアカデミー賞のノミニーが決定しました。

ラジーに関しては順当ですね。ただ、主演女優賞にシャーリーズ・セロン(「イーオン・フラックス」)とキーラ・ナイトレイ(「ドミノ」)が選ばれるかなと思ったのですが、フタを開けてみれば選外でした。キーラの場合は「プライドと偏見」がとても良かったので、ちょっとした相殺効果があったのかもしれません。

オスカーに関しては…今年は難しいです。予想で自信があるのは、主演女優賞くらい。ビッグアプセットを期待するならば、「作品賞」か「助演男優賞」あたりかな。正直、どうなるかわかりません。

そーゆーわけで、まりゅうさ〜ん!
今年も恒例のオスカー予想をしませんか?

全部予想するのはシンドイので(未鑑賞作品が多いから)、主要6部門「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」+「長編アニメーション賞」で。

…いかがです?(「脚本賞」など増やします?)

< 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索