歯みがきブギ!

2003年4月21日
いつも会社のお昼休みに歯みがきをしているのですが、最近はこの歯みがき粉に夢中になっています。


↓「ORAL CARE」 マーガレット・ジョセフィン社
http://www.margaret-jj.co.jp/catalog_oral.html


キシリトール配合のフレーバー歯みがき粉で、合成界面活性剤を使っていないのが特徴。モンキーバナナ味、津軽りんご味、パンプキンプリン味、印度カリー味…などなど、全31種類。1本25g(けっこう小さい)で200円。

歯みがきには興味はないんだけど、歯みがき粉には興味があるので、昔からいろんなタイプの歯みがき粉を試してきた私。「ねんど歯みがき粉」「茄子歯みがき粉」などなど、かたっぱしから使ってきたけど、この「ORAL CARE」にはかなりディープにハマってしまいました。

で、ローズ、キャラメル、ブルーベリー、白桃の4種類を気分にあわせて使っているのですが、会社の同僚は「ええ〜!そんなの使ってるの〜〜!?」と云います…。もう!!ほっといてよう〜〜〜!!

ちなみにこの「ORAL CARE」、合成界面活性剤が配合されていないせいか、あんまり泡立ちません。でも返ってそのほうがよく磨けてるような気がするんだけどニャ〜…。

また新しいフレーバーを追加で買う予定なので、いまからどの味にしようかニャ〜♪と悩んでいます。……どれにしようかニャ〜♪…って云うか、どれがいいと思います??


では、また♪


>Dさん
「ポランスキーの『だっちゅ〜の!』」だったら、なんか系統の違う映画になりそうですニャ〜♪…ぎゃははははは♪
副業がブジ終了しました。
…よかったよかった〜♪


あ〜…今日は早く寝ます!!寝るってば寝る!!


では、また♪
明日も副業なので、オープニング・トークなし!の「すちゃらか映画レビュー!」どす!

今日のお題は「あの監督がこんな映画を?」。
「え?あの監督がこんな映画を撮ってたんですか?」という意外作を取り上げてみました。時間がないので今回は1本限りのレビューですが、いつかまたこのお題に該当する作品を取り上げたいと思います。…でもなんだかマニアックな内容になりそう…。…むむむむ…。


「ポランスキーのパイレーツ」Pirates(1986・仏/チュニジア)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0091757
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロマン・ポランスキー、ジェラール・ブラッシュ
出演:ウォルター・マッソー、クリス・カンピオン、ダミアン・トーマス、他

ストーリー:
筏で海上を漂流していた海賊・レッド船長(W・マッソー)とその手下・カエル(C・カンピオン)は、豪華なスペイン船を発見、命を助けてもらう。その船にはスペイン王に献上する黄金の玉座があり、レッド船長は船内に反乱を起こし、その玉座を手に入れようとする。しかし同船しているスペイン貴族のドン・アルフォンソ(D・トーマス)がそれを阻もうとする――。


その昔「ローズマリーの赤ちゃん」「反撥」などで、心理的に追い詰められる女性の恐怖を絡みつくような演出で描き、最近では「戦場のピアニスト」で、ホロコースト下のユダヤ人・ポーランド人・ドイツ人、そして必死に生き抜いたひとりのピアニストの苦しみと希望を、淡々としながらも圧倒的な描写力で描ききって、カンヌ・パルムドールとオスカー監督賞を受賞したロマン・ポランスキー。その彼が監督した……海洋(海賊)アドベンチャー映画。………。ウソでも幻でもなく――本!当!に!――あのポランスキーが監督した(しかも脚本まで書いてる)映画なんですってば!!………。80年代にこんな映画を作ってたんですね〜……>監督

この映画はもう本当にベタな海賊もの。
W・マッソー演じるレッド船長は、片足が義足でわが身一番の乱暴な海賊、そばにいる手下のカエルは、小回りが利くちょっとカワイイ少年…という実にベタな設定。オープニングもリズミカルなマーチとともにレトロな字体のクレジットが流れる…というベタさ。しかも「海賊とスペイン貴族による騙し合い、どんちゃんすちゃらかチャンバラ、美女とお宝を巡る攻防」という、もうどうしようもないくらいのベタなストーリーなので、よくまあこんな映画を作ったもんだよニャ〜と思わず感心しちゃった。

実は、ここしばらくポランスキー作品をいろいろ観てた私。その中でもこの「パイレーツ」は日本未公開でビデオリリースのみの作品だったため、ずっとそのビデオを探していたんだけど、あるビデオ屋さんでどうにかやっと発見。見つけたときは思わず叫びそうになっちゃった。

しかし…さすがの私もこの作品の事情と背景に関するネタは…知らないんだよニャ〜…。ただ、この時代(80年代)のポランスキーって、(私の記憶が正しければ)ホサれ気味だったはず。いろんな事情があって、監督を引き受けたんだろうニャ〜…。むむむむ…。ちなみにビデオのパッケージ裏には「私はディズニーが好きだ。そんな私が海賊映画を作ったらどうなるかと思い…うんぬん」といったポランスキーのコメントが紹介されていて(うろ覚えなので、今度ちゃんと見に行って来ます)、またもやビックリ。「ディズニーとポランスキー」…ですか??…そ…想像デッドゾーン…かも…。………。

映画は大コケしたけど、海洋アドベンチャー映画らしく、作りは実に豪華。大掛かりなセットに豪華な衣装(なにげに86年度アカデミー衣装デザイン賞にノミネート)。こりゃお金かかってるな〜という感じ。ただ脚本・演出的に、ポランスキー節が感じられず(ネズミのエピソードはちょっと「らしい」ものがあるけど)、「往年の海賊映画に対するオマージュ」という雰囲気が全編に漂っている(私に云わせれば)不思議な作品。う〜ん…なんで80年代にこんな映画作ったんだろう〜??…それが一番のナゾ。W・マッソーはこういう役をやらせると本当に素晴らしい俳優だと再確認はできたけどね…。


しかし…ポランスキー映画で必ずお目見えする「Roman Polanski’s FILM」というクレジット。それをこういう海賊映画で見ると……なんか不思議な気持ちになっちゃうよニャ〜…。


♯こんな人にオススメ
「ベタでもいい!海賊映画、万歳!!」「とりあえずポランスキー作品は押さえておこう」
今日、いつも行くお気に入りのビデオ屋さん(品揃えはそれなりでも、店内&店員さんの雰囲気がよいお店)にビデオを返しに行ってきたら、「マイノリティ・リポート」のでっかいハリボテがどど〜ん!と置かれてました。店内入るやいなや、青っぽいトムトムとご対面するとは…むむむむ…。

で。以前、←でリンクしてる蛍風さんが、ビデオ屋さんのポップやコーナー作りの企画に関するお話をなさってましたが、そのお店もなんだか力の入ったポップと妙なコーナーが増えておりました。

1.「魅惑のセレブ」
選択基準がよくわかんニャいけど、人気のある女優さんのコーナー。顔写真付きの(なんでか)重量別になってて、「ミドル級」にはアシュレイ・ジャッド、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン…などなどが配置され、「ヘビー級」にはアンジェリーナ・ジョリー、モニカ・ベルッチ、ペネロペ・クルス(やっぱりこのメンバーか〜)…などなどが配置。…でもなんで「ライト級」がないのかニャ〜??

2.「いま旬の男優たち」
マット大西くん、ベン・アフレック、ジュード・ロウ、ユアン・マクレガー…あたりの作品が、顔写真とプロフィール付きで配置。その中でも以前から「X-MEN」「恋する遺伝子」「ソードフィッシュ」という順番で並んでいる棚があって、ヒュー・ジャックマンも仲間入りするんだろうニャ〜、いつお目見えするんだろう〜?とワクワクして待ってた私。やっと顔写真とプロフィールがビデオの横に置かれたので、すかさず「あきり〜んチェック!!」(←すみません「ねるとん」世代なので)…いいかげんなプロフィールかと思いきや、これがかなり細かい内容でビックリ。でもどっかで読んだことある文章だニャ〜と思ったら、IMDbだったかに記載されてる文章を和訳したような感じだと判明。ビデオ屋さんって、いったいどこからこういうポップ用のプロフィール情報を仕入れるんだろう〜??

3.「歴代アカデミー賞作品」(以前からあったけどリニューアルした模様)
DVDとビデオ、それぞれに別に分けて配置。ケースには「〇〇年度受賞」の小旗を付けるほど力が入ってる。…けど、ところどころケースが平置き状態なので、わかりにくいかもニャ…。

4.「今月のTV放送映画」
週別・局別に放送予定の映画を配置。これじゃあ、みんなTV放送版を観ちゃうのでは?…と最初思ったんだけど、「ああ!見逃した〜〜!」という人を取り込むためのコーナーだったりして…と再推測。だとすると、なかなか上手く客心理を読んだコーナーだよニャ〜…。お〜い!山田く〜ん!ビデオ屋さんに座布団一枚〜〜!!

と思ったら…Dさんは「放送後に借りてる」そうな〜。…となるとやっぱり…お〜い!山田く〜〜ん!ビデオ屋さんに座布団二枚〜〜!!

ちなみにこのお店、品揃え豊富で「旧作は常に100円(ただしDVDは除く)」というお店(以前日記に書いた「店員さんチェック」したところ)が近くにできたため、その対抗として「旧作ならビデオ・DVDともに100円」を展開。私としては嬉しい限り!…しかもビデオを巻き戻して返却すると「巻き戻し料10円」をくれるし、ポイント制を導入しているので、毎年2回たまったポイントを現金化してくれるというオマケつき。店内は明るいし、店員さんの雰囲気もいいので…あ〜…このままずっと「旧作100円」やってくれないかニャ〜…。

では、また♪

花咲ける騎士道

2003年4月17日
リメイクばっかりなのは、ハリウッドだけじゃなかったんですね…。

↓「今年のカンヌ、トムとニコールが鉢合わせ?」
http://www.eiga.com/buzz/030415/10.shtml

トムトムとニコールは別にどーでもいいんです…。
私がビックリしたのは、あのジェラール・フィリップの「花咲ける騎士道」(1952・仏)がリメイクされたってこと。しかもファンファン役が…バンサン・ペレーズ〜〜〜!?…………。

大学時代、昔の映画を狂ったように観ていた私。フランスの貴公子(…と呼んでるのは日本人だけかも?)、ジェラール・フィリップ(1922〜1959)の映画もリリースされているものはすべて観ました。彼は若くして亡くなった、とても甘く美しい俳優さん。汚れ役を演じた「狂熱の孤独」(1953)が個人的にはとても印象的だったのですが、やはり彼のイメージといえば「花咲ける騎士道」の女好きで明るいファンファン!(彼の愛称が「ファンファン」なのはこの映画のイメージのため)。あの愛すべきファンファンを!今度はバンサン・ペレーズが演じるのですか〜〜〜!?

………。
と…とりあえず…日本でも公開されたら観てみます…。

↓「花咲ける騎士道」Fanfan la tulipe(2003・仏)
http://us.imdb.com/Title?0305568

リメイク版のヒロインはペネロペ・クルスか〜…これは適役かもニャ…。でも…ふ〜ん…ルペちゃんって仏語もできるんだ〜…。


では、また♪

Master and Commander

2003年4月16日
昨日、「ラッシー(ラッセル・クロウ)主演のウィアーの新作は、題材が題材だけにコケたらどうしよう〜??」と書いたんだけど、じゃあいったいどんな題材なのかと云うと…その…「海洋冒険もの」なんだよニャ〜…。実はここ数十年「海洋冒険もの」というのはことごとく失敗してる上に、「大作!制作費〇〇億円!」とか聞いちゃうと、もう心配で心配で…。

ちなみに新作の「マスター&コマンダー」は、パトリック・オブライアンのベストセラーシリーズ小説(20冊くらい出てる…けど、日本ではハヤカワから2冊くらいしか出てない。原作者は2000年に亡くなっている)が原作。舞台はナポレオン戦争時代で、英国海軍のジャック・オーブリー船長(ラッシーがこの役)が主人公。相棒で船医のマチュリン(「ビューティフル・マインド」でルームメイト役を演じたポール・ベタニーがこの役)、そして個性的な仲間とともに、世界の海を股にかけ冒険するというストーリー(おおざっぱな説明〜)。

原作には熱狂的なファンが多いことで有名で(ウィアーもそのひとり)、そのためネットでも「ラッシーは適役」「ボンデン役にビリー・ボイド(「ロード・オブ・ザ・リング」でピピンを演じた俳優さん)はミスキャスト」だの、あ〜だこ〜だ云われております。

↓Master and Commander: The Far Side of the World (IMDb)
http://us.imdb.com/Title?0311113

それでも彼らにとって一番意外だったのは、監督がウィアーだったってことみたい(社会派でちょっとインテリに思われてたからだろうニャ〜…)。…って云うか、私も意外に思ったクチ。ウィアーのところに話が来たのは、NYタイムズによると、どうやら映画化をずっと目論んでた20世紀FOXが、ウィアーが原作のファンだと知って声をかけたからみたい。むむむむ…。

なんか原作は相当面白いらしく、キャラクターは個性的、ストーリーはハラハラドキドキさせる上にホロリ感もある…とか。…こりゃたしかに面白そうだ〜♪…映画化したことだし、ハヤカワも全巻出すかもしんニャいので、読んでみようかニャ?

それにしてもこの映画の公開って、いったいいつになるのかニャ?…聞こえてくるのはラッシーの暴れん坊将軍ぶりばかり…と思ってたらこんな記事が。

↓「早くも次のオスカー対策?ラッセル・クロウ主演作が公開延期」
http://www.eiga.com/buzz/030318/07.shtml

え!?…オスカー狙ってるんですか〜??
マジですか〜!?>20世紀FOXさん
………。
…こ…コケませんように……。

しかし…最近のハリウッドは超大作歴史ものばっか企画してるよニャ〜。アレクサンダー大王(ラーマン&レオ版、ストーン&ファレル版)とか、トロイのアキレス(ブラピ)、カルタゴのハンニバル将軍(V・ディーゼル)……。なんか観続けるとゲップが出そう…。


とにもかくにも!
私は大期待してますので!!>ウィアー監督


では、また♪
今日もまたまた映画の話。
(すみません、しばらくこの傾向は続くかと…)


以前、他の場所でちょろっと語ったし、「すちゃらか!」でも何度か取り上げたんだけど…私はオーストラリアのピーター・ウィアーという監督がとにかく大好き。彼の作品はもちろん、その演出、考え方、映画に対する情熱…などなど、いつも惚れ惚れしてしまう。もし私が女優だったら、ぜひ彼の演出を受けたいと思う筆頭の監督だったりする。

彼は…刑事もの(「刑事ジョン・ブック」)だろうと、青春もの(「いまを生きる」)だろうと、不思議系(「ピクニックatハンギングロック」)だろうと、戦争・青春もの(「誓い」)だろうと、ドラマ(「フィアレス」)だろうと、社会派コメディ(「トゥルーマン・ショー」)だろうと、かならず作品に誰にもマネできない彼独特のヒューマニズムが存在していて、それは映画を観ていれば自然に分かってくるよう親切に描写はされておらず(つまり、観る側にはとても不親切だったりする)、観る側に「どう?あなたはわかった?」と訊いてくるような作品を作る監督。

静かなるクライマックスには、とにかく誰もがスクリーンに集中「させられ」ちゃうのに、ラストシーンで感動するか、不条理を感じるか、ヒヤリとさせられるか、置いてけぼりを食らうかは――観る人次第で実に両極端(だから彼の作品のネタバレレビューがなかなかできない)。「いまを生きる」「誓い」は比較的わかりやすかったけど、いざ感想を云おうとしても…これがなかなか上手く云えない。どんなに感動、またはガッカリさせられても――その思いを完璧に表現できない自分を痛感させられてしまう(…って、私だけ〜??)。

そして、セリフで説明するような演出を好む監督ではないので、そのぶん観る側の感覚が研ぎ澄まされるよう、映像や音楽がとても美しいのが特徴。とくに彼と同郷のジョン・シールが撮影した作品の美しさには感動する(ああ〜…またコンビ組んでくれないかニャ〜…)。演技のヘタな俳優がほとんどいない…ってのも特徴。あの演出を考えれば、ヘタな役者じゃ絶対ムリだってことか(あのベニシオ・デル・トロやメル・ギブソンが若い頃、彼の映画に出てる)。

観る側にとってはけっこうハードな(云い方を変えると「ひねくれた」)作品が多いけど、私は彼の作品が(あんまり面白くないものも含めて)とても好き。彼の静かなる情熱がいつも感じられるから(ご本人は知的でとても穏やかな人だそう)。

それがよく表れていたのが「トゥルーマン・ショー」で来日したときの彼の発言。


「ハリウッドは観客は知性がないと決めつけて、説明過多な作品ばかり作ってる。でも私はそうは思わない。だからあえてこういう独自なやり方で、観客の知性に訴えたいんだ」

↓「ピーター・ウィアー監督インタビュー」
http://www.sankei.co.jp/mov/int/98/1027peter_weir.html
(写真見ると、けっこう素敵なおじさんだと思うんだけど…)

「自分の映画のメッセージなんてものを語るのはきらいだが、あえていうなら、目覚めよ!か。私は、自分の意思で行動しようといいたいのだ。『いまを生きる』も同様のテーマだった」


私はいつもそれを…あなたの作品で感じることができます…うううう…>ウィアー監督


でも残念ながら(けっして難解ではないんだけど)こういう作風とシリアスで全体的に地味なのが災いしてか、オスカーに何度もノミネートされるほど評価は高いのに、ヒット作はとても少ない…。

そして実は今年、待ちに待ったウィアーの新作で大作「マスター&コマンダー」(ラッシー主演)が公開されるんだけど…これ…大丈夫かニャ〜??…題材が題材なだけに、ものすご〜〜く心配。コケなきゃいいけど…。ウィアー自身も「観客を再びこのジャンル引きこむという、やっかいな仕事のことを考えると落ちこむんです」とまで云ってるし…。むむむむむむ…。

ちなみにラッシーは最初、主演のオファーを断ったそう(過去大コケしている題材だけにその気持ちはわかる)。でも「この12月にこの映画を正式に断った後、『おれは一体何してるんだ?』って考えて夜眠れなくなった。ピーター・ウィアーと仕事をするチャンスをふいにするなんて。ずっと夢見ていたことなのに」(NYタイムズより)…ということで、やっぱり主演を引き受けたそう。むむむむ…。


う〜ん…今日はウィアーについて語ってみたけど、やっぱり長くなっちゃった。私は彼が大好きだけど、「オススメ!」となかなか人に云えない。この気持ち…どんぐり仲間のみっちゃんならわかって下さるかも…。


あ〜…私がもし映画ライターなら…ウィアーにインタビューしてみたいニャ〜…。


では、また♪
ちょっと風邪気味みたい〜…(なので昨日の日記をお休みしました)。仕事のことを考えるとムリできない…。ぐぐぐぐ…。

というわけで、今日はオープニング・トークなし!の、いきなり「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題も「名作のリメイク作品」。
先日レビューした「めぐり逢い」と同じ頃に公開された、リメイク作品を取り上げました。


「サブリナ」Sabrina(1995・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0114319
監督:シドニー・ポラック
脚本:バーバラ・ベネディック、ディビッド・レイフィール
出演:ハリソン・フォード、ジュリア・オーモンド、グレッグ・キニア、他

ストーリー:
アメリカ大富豪ララビー家で運転手として働くフェアチャイルドの娘・サブリナ(J・オーモンド)は、ララビー家の次男でプレイボーイのディビッド(G・キニア)に片思いしていたが、失恋。傷心のまま、父親の勧めでパリに旅立つ。そして時が経ち、美しく成長したサブリナがパリから戻ってくると、ディビッドは婚約者がいるにも関わらず彼女に惹かれてしまう。事態を憂いた仕事人間の長男・ライナス(H・フォード)は、なんとかしようとある策を企てるが――。


この作品、あの有名な「麗しのサブリナ」(1954・米…IMDb→http://us.imdb.com/Title?0047437)のリメイク。ちなみに旧作のメインキャストは、サブリナ→オードリー・ヘップバーン、ライナス→ハンフリー・ボガート、ディビッド→ウィリアム・ホールデン。監督はビリー・ワイルダー。………。隙なんてない、まさにため息が出る豪華な顔合わせ。とくにヒロインはあのA・ヘップバーンなんだから、リメイクにあたってJ・オーモンドは相当なプレッシャーがあったでしょうね〜…。

で。私、小さい頃「麗しのサブリナ」が大好きだったので、リメイク版が公開になったとき、かなりワクワクしながら観に行ったんだけど…あれれれれれ??…「サブリナ」って…ロマンティック・コメディじゃなかったっけ〜〜??

なんつーかですね、旧作ってヘップバーンの魅力のためか、とても「おきゃん」な雰囲気があるんだけど(でも主題歌は「バラ色の人生」)、この「サブリナ」の方はと云うと…「コメディ要素が(とりあえず)垣間見られるハーレクイン・ロマンス」といった感じ。まあ、リメイクだからってなにもすべてを旧作通りにしなくたっていいんだから、それはそれでいいのかも。…J・オーモンドとH・フォードで、おきゃんなイメージなんて出すのは難しいだろうし。…う〜む、有名な作品のリメイクって、本当にむずかしいものですニャ!

まあそれでもやっぱり…J・オーモンドは……。う〜ん…綺麗なんだけど…う〜ん…。ただ、最初のダサイ小娘なサブリナから洗練されたサブリナへの変化は、旧作以上。ディビッドでなくてもビックリしますがニャ!

H・フォードはそうだニャ〜、私もつい最近まで「なんでH・フォードなの??」と思ったんだけど、レビューのために再見したら「ニャるほど〜…」と、その理由が(多少)わかったような気がする。実はH・フォードって…ものすご〜〜く真面目な人。だからインタビューやトーク番組に出てもあまり面白くないらしく、あの「コナン・オブライアン・ショー」でも、間が持たなくてホスト役のオブライアンが困ってたくらい。…そう思うと、仕事一徹ライナスが似合ってるように見えてくるんだから、不思議なもんだよニャ〜。

ライナスがいかに仕事人間で人生を過ごしてきたか。そしてそんな彼がサブリナと接して…どう変わっていくか。なんかこの「サブリナ」は、主人公がサブリナというより、ライナスであるような描き方がされていた。云い方を変えると「麗しのサブリナ」はA・ヘップバーンの映画で、「サブリナ」はH・フォードの映画。私はそう思ったんだけど…いかがでしょう??>みなさま
ちなみに私は、旧作よりライナスがフィーチャーされていて嬉しかったクチ。

どうにも旧作と比較されて分が悪いリメイク作だけど、そんな中でとにかく素晴らしかったのがやっぱりと云うか――G・キニア。もう!!なんて素晴らしいの〜〜〜!!…「どっちつかず男」やらすと彼は本当に最高だよニャ〜〜♪…ひとりでコメディ部分を受け持った感があるけど、とくにあのシャンパングラス(フルート)を後ろポケットに入れるしぐさ!口八丁手八丁で女を口説く姿!…素晴らしい!(きっと旧作を研究したんだろうニャ〜)…彼がディビッド役だったから、この映画は(まだ)救われてると思う。

でも…やっぱこの作品、ライナスとサブリナのデート場面が間延びしてる感がぬぐえないよニャ〜…。でもって、B・ワイルダー作品(脚本)は、必ず印象的で心に残るセリフがあるのに対し(「月には手が届かない」「恋をしてないとスフレは焼けない」のくだりとか)、この「サブリナ」にはそんなセリフが――ないとは云わないけど――やっぱり少ない。それがちょっと残念。まあ、それだけワイルダーが特別だってことなんだろうニャ〜…。

ところで「麗しのサブリナ」ですが。最初ライナス役はボガートではなく、ケイリー・グラントだったとか。直前になってボガートが配役されたそうだけど、当時の彼は53歳くらい(彼にとってもかなり後期の作品)。…作品観ながら私も「ちょっとライナスが年取り過ぎ?」と思ったけど、やっぱりボギーはカッコよかったし、「B・ワイルダーのロマンティック・コメディに出演しているH・ボガート」ってのもなんだか貴重な感じがして、私的には満足(でも当時はミスキャストとか云われたそう)。ちなみにH・フォードも当時53歳で、「彼はミスキャスト」だと云われてたっけ〜。思わぬところで共通点があるもんですニャ〜…。


しかし…H・フォードって…「キスが下手」だと云われてるそうだけど…私にはそんな風に見えないんだけどニャ〜…。


♯こんな人にオススメ
「ハーレクイン・ロマンスが大好きなの〜♪」


DVDで買うならどちらを買うか――
やっぱ「サブリナ」かニャ??…最初はそれほど面白いとは思わなかったんだけど、ハーレクインはともかく、こういう「おとぎ話」系ロマンスは好きだから。あんまり評価は高くない作品だけど、旧作とは違ったアプローチをしてるところは、私的ポイント高し、です。
……ちょっとちょっとちょっと!!
これ!!マジで欲しいんですけど!!!

↓「『X-MEN2』キューブリック引換券付特別鑑賞券発売中!」
http://www.foxjapan.com/movies/x-men2/news.html

このウルヴァリン人形!どうにも気になって気になって仕方ありませ〜〜ん!!!ウル人形…いえ、ヒュー人形がどうしても欲しいのニャァァァ〜〜!

でも……私の住む田舎に、こんな引換券付きの前売りを売ってる映画館なんて…(もちろん)ありましぇん…くすん…。

サイトにはウルの写真しかUPされてないけど、このほかにもX-MENのみなさんのバージョンがあるのかニャ〜??…でもって引き換えるとき、どれがもらえるかわからないとか??…「いや〜〜ん!私はウルが欲しかったのに〜!プロフェッサーXが出ちゃったよ〜!困るわ〜〜〜!」とか??

それにしても私って…なんだかんだといっつも「人形が欲しい〜〜」と叫んでいるような…(ex.「ワム人形」「B’z人形」「サンプラザ中野人形」)。


というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「名作のリメイク作品」。
往年のロマンス映画をリメイクした作品を取り上げてみました。


「めぐり逢い」Love Affair(1994・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0110391
監督:グレン・ゴードン・キャロン
脚本:ロバート・タウン、ウォーレン・ベイティ
出演:ウォーレン・ベイティ、アネット・ベニング、キャサリン・ヘップバーン、ピアース・ブロスナン、他

ストーリー:
元人気アメフト選手でプレイボーイのマイク(W・ベイティ)は、飛行機の中で美しいテリー(A・ベニング)と出会う。ともに婚約者のいる身だが、惹かれ合い、「3ヵ月後にNYのエンパイアステートビルの最上階で逢おう」と約束を交わして別れる。ふたりはそれぞれの身辺を整理し、3ヶ月後、テリーはマイクの待つビルの最上階へと急ぐが――。


あの…その…えっと…なんて云いますか…つまりその…なんでアナタが奥さんと演じるんですかニャ??>ベイテイさん(彼はA・ベニングの実際の旦那さんなのです)

この作品は、ケイリー・グラント&デボラ・カー主演のすれ違いロマンス映画の名作「めぐり逢い」(1954・米…IMDb→http://us.imdb.com/Title?0050105)を、W・ベイティ&A・ベニングでリメイクした作品。以前レビューしたT・ハンクス&M・ライアン主演「めぐり逢えたら」の中でも、メグたちがビデオを観ながら「わかっていてもいつもこのシーンで泣いちゃうのよね〜〜…」と云ってたくらい、旧作は有名な映画。実は恥ずかしながら私も「わかっていても泣いちゃった」クチ。…だから!あの頃私も純真だったんだってば!…でもカトリーヌ・ドヌーブだって「この映画観て泣かない人がいて?…私だってわんわん泣いちゃったわよ」って云ってたぞ〜。

なんつーか…C・グラントって、ハンサムで知的でロマンティックなんだけど、どこかファニーでひょうひょうとしている(もちろん演技力もある)という実に魅力的な俳優さんで、その昔、誰もが「彼のようになりたい」と云ったほど。あのショーン・コネリーが話していたんだけど、007シリーズ原作者のI・フレミングは、ボンド役を最初C・グラントに演じさせたかったそう(ギャラが高すぎて実現せず)。…うん!たしかに私も彼にボンドのイメージを感じますわ!>フレミングさん

…とまあ、そんなグラントが演じた役を「往年のハリウッド・プレイボーイ」W・ベイテイが、今作で演じたんですが……う〜ん…やっぱ正直云ってキツイ。年齢的にかなりキビシイのに、若作りメイクまでして頑張る姿には、観ていてどうにもせつないものを感じる。主人公の設定を「元アメフト選手」に変えてるあたり、べイティらしいニャ〜とは思うけど…やっぱ…この役は……むむむむむむ…。

当時いろんな映画で引っ張りだこだったヒロインのA・ベニングはと云うと…私はイメージ通りだったと思う。あの上品な雰囲気は、テリー役にピッタリだと思うんだけど…そう思うのは私だけ〜!?

ちなみにこの作品には、名女優キャサリン・ヘップバーンが特別出演してるんだけど…ちょっとだけしか出てなくて残念(でもスクリーンでの彼女を観たたら、あれが精一杯だったのかもニャ〜…)。

そしてこの作品、ところどころ設定を現代風にアレンジさせてはいるものの、ほとんど旧作のトレース状態。なにもそこまで一緒にしなくても…と思ってしまうくらい。しかもそのトレース具合が現代の雰囲気に合わない…。それって致命的だよニャ…(そうを思うと、ノラ・エフロンがリメイクという形でなく、オマージュとして「めぐり逢い」を取り上げたのはナイスだったってことか)。ただ旧作は、ストーリー進行がゆっくりしているのに対し、今作はその進行スピードがかなりアップしている。そのため「あれ?もうあの有名なラストシーンに行くんですか?」と思っちゃった。でも…旧作観てないとちょっとわかりにくいところがある。「観客が旧作を観ている」という大前提のもとに作られたのかもニャ…。

しかし…ケイリー・グラントの役は、脇役だったP・ブロスナンに演じさせた方がよかったのでは?
ちなみにそのブロスナンさん…なんであんなヒゲ面のダサ男で出てくるの?(ブロスナンと気付かない人、多かったのでは?)…そのまんまだとベイティの分が悪いからヒゲで顔を隠すように云われた…とか??…う〜む……。


♯こんな人にオススメ
「とりあえず名作リメイクはチェック」

副業ブギ!

2003年4月11日
先日いきなり副業のオファーが入り、断ることを(あまり)知らない私は、いつも通りに「いいっすよ〜♪」と快諾、まあ今ごろ電話がかかってくるんだから、きっと仕事は来週からね〜と気楽に構えてたんですが――なんと「12日からお願いします」と云われてしまいました。12日って…明日じゃんか〜〜〜〜〜〜!!

………。
なんにも用意してないのニャァァァ〜〜〜!!


月〜金はOL業、土日は副業――今春は4/27(日)までこの状況が続きます。去年は3〜4月、6月〜7月、11月〜12月にその仕事を入れて、ヒドイときは連続2ヵ月休みナシ状態に(そして稼いだお金はすべてDVDレコーダー+ビデオデッキ+TV+TV台の購入資金に)。地獄の一丁目および二丁目を軽く通過、三丁目の角を曲がるか?…というところまで体力&精神がバテバテになってしまいました。

でも今回はたった4日間(今週と来週の土日)だし、GWもあるのでだいぶ楽かニャ?…それにB’zライブ優先のお知らせが届いちゃったし(なんてタイムリーな!!)…ちょっと頑張ってみるか〜!…もちろん、身体を壊さない程度にね♪


ところで、昨日「今年観たい新作映画」の話を書きましたが、来週あたりから地元の映画館で「ベン・ハー」のニュー・プリント版(日本に1本しかないとか)が公開になるので、これも観に行こうかニャ〜と。「ベン・ハー」自体は観たことあるんだけど、でっかいスクリーンで観たことはないんだよニャ〜…。こんなチャンス二度とないかもしれないので、なんとかして観に行きたい!
でもこの作品――上映時間が4時間もあるんだよニャ〜…。お弁当を持参しなければ!(←こらこら!)


では、また♪
去年暮れくらいの日記で、「来年はこの映画が観たい〜!」と「観たい映画リスト」を書きましたが、もうその来年になっちゃったし(はは♪)、いろいろと情報も入ってきたので、「今年観たい映画」を改めて書きたいと思います〜。


1.「KILL BILL」
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0266697
トレイラー→http://us.imdb.com/Trailers?0266697

クエンティン・タランティーノ監督の新作。

早く!早く!!観たい〜〜〜!!
そういえば去年も「これ早く観たい〜〜!」と叫んでたっけ…。なんか聞いたところによると、先月ようやくクランクアップしたとか。……こりゃ年内の公開はムリか……。


2.「NARC」
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0272207
トレイラー→http://us.imdb.com/Trailers?0272207

監督はジョー・カーナハン…って聞いたことないニャ〜…。調べてみたら、トムトムの「M:I-3」の監督するみたいですね〜。って云うか…あれ?トムトムってば、この「NARC」の製作やってたんですか〜??
ちなみに「NARC」とは麻薬捜査官のこと。


これも去年のリストで挙げた作品。私のまわりでは「面白い!」とやたらと評価が高い作品なので、期待しております。…ふたりの刑事(R・リオッタとJ・パトリック)が主人公で、どうやらかなりハードボイルドでダーク系作品みたい。そういえばJ・パトリックって、「スピード2」で主役やってた人だよニャ〜。R・リオッタもいまいちブレイクしなかったし…ってことは、「パッとしなかった俳優同士による起死回生映画」??…ごめんちゃい!>主演おふたりさん

でもこれ…公開いつですか??


3.「Cold Mountain」
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0159365

アンソニー・ミンゲラ監督作品で、撮影は私が大好きなジョン・シール(だから要チェックしてるんだも〜ん)。


これも去年のリストに挙げた作品。前回「ニコールがジュードの奥さん役」と書いたんだけど、どうやら恋人役みたい。それにしてもかなり豪華なキャストですね〜。J・ロウ、N・キッドマン、R・ゼルウィガー、N・ポートマン…などなど。ゼルウィガーが「絶対出たい!」って云ってた作品なんだけど、話題は「ニコールとジュードの仲」ばかり。…う〜む…。


4.「Alex and Emma」(←タイトル変わったかも)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0318283

ロブ・ライナー監督最新作。
私、ライナーがとても好きなので、基本的に「新作は要チェックや!」。

30日以内に小説を書かないといけなくなった小説家の話みたい…で、どうやらコメディの模様。S・マルソーが出演してるのも私的ポイント高し。


5.「X-MEN2」
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0290334
トレイラー→http://us.imdb.com/Trailers?0290334

ヒューのファンとしては、やっぱ今作を押さえとかないと!!
ちなみに5月3日公開だそうです<バズさん情報
よかった〜♪…ちゃんと世界(日米?)同時公開になったみたいです♪

しかし…↑のIMDbでのスチールを見ると、見事に上がブレイク組(H・ジャックマン&H・ベリー)になっちゃってますね〜。

ところで、今回「ストライカー将軍」なる悪役が追加になるようですが、その将軍役がB・コックス。その昔、「刑事グラハム」(「レッド・ドラゴン」)でレクター博士を演じた俳優さん。ここ最近はヒット作にかなり出てて、よく見かけます(なんか次はブラピの映画にも出演するみたいだし)。
でもって、新しいXメンも追加になったようなのですが、写真を見たら前作に出てた男の子たちでした。…彼らはブレイクするかニャ〜??


6.「Phone Booth」
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0183649
トレイラー→http://us.imdb.com/Trailers?0183649

あの!コリン・ファレル主演作。

NYで鳴っている公衆電話に出ると殺人事件が…とかなんとかいうストーリーみたいです。彼の主演映画では「リクルート」という映画が先に公開になるのかニャ?…でも私はこっちの方が見たいです。

この日記でもちょこちょこコリン・ファレルの名前が出してますけど、やっぱり今年は彼が「要チェック俳優」かと。…実はそれほど好きではないのですが(今のところ)、やはり「暴れん坊将軍」系俳優はチェックしておかないと♪…ちなみに彼はこのあと主演作が目白押しなんですけど…やっぱ目玉はO・ストーンの「Alexander」。B・ラーマン&L・ディカプリオの「Alexander the Great 」とどっちが面白いかニャ??(題材がかぶっちゃうんです、この2作品)


…こんなところかニャ??

また思い出したら、このあとに追加して書き込んでおきます♪


では、また♪

お茶の間PCの弊害

2003年4月9日
時間がない…というよりは、どうにも水曜日は日記が書きにくいんだよニャ〜…。

秋林家ではお茶の間に共有PCがあって、私はそれを使って毎日日記を書いています。みんなで使えるのはいいんだけど、今日のように家族が全員揃ってると…本当に書きにくい〜…。

よって今日の日記は――まともに書ける状況でないので内容がありません。

あ〜あ…。
はやくままりん(母)のPCに寄生してないで、自分のPCを買って、まわりが気にならない状況で書き込みたい〜…。ぐぐぐぐぐぐ…。


では、また♪
ぎゃはははははは!!!

そうです!…「アバウト・ア・ボーイ」でウィルがTVで観ていた番組――あれ「人呼んで闘うプリンセス」の「ジーナ」です〜〜〜♪>蛍風さん

私もウィルなら絶対喜んで観てそうな番組だと思いましたよ〜〜!
ぎゃははははははは!!

↓「ジーナ」Xena: Warrior Princess(1995-2001・米)
http://us.imdb.com/Title?0112230

ちなみにこのTVシリーズ、製作総指揮が(やっぱり)サム・ライミ。ところで主役の女優さん、「Punk Rock Girl」って役で「スパイダーマン」にも出演してるみたいだけど……あれ〜??どこにいたっけ〜〜〜??…でもブルース・キャンベル(サム・ライミの映画によく出演してる俳優さん)がどこに出てたかは気付いたぞ〜〜!


そして最近ヒュー・グラントはこんなこと云ってます。

↓「H・グラントの結婚願望」
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0003168

この人、頭良すぎなんだよニャ〜…。わざと「おバカ発言」する人なので(おバカIQが高いと云うか…)、どこまで本当なのかわかんニャいです。…でもそれが面白くて、私はいつも彼の発言&行動をチェックしてるんですが――マジ結婚しちゃうんですか??…もししちゃったら、私の楽しみがまたひとつ減っちゃうじゃんよぅ〜〜!つまんニャい〜!!(←ヒドイ私)


というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題も「もっと気軽に青春コメディ」。
80年代青春コメディならこの人!!…と云われる監督作品を選んでみました。私、高校時代にこの監督さんの映画をしょっちゅう観てたよニャ〜…しみじみ…。


「フェリスはある朝突然に」Ferris Bueller’s Day Off(1986・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0091042
監督:ジョン・ヒューズ
脚本:ジョン・ヒューズ
出演:マシュー・ブロデリック、アラン・ラック、ミア・サラ、ジェフリー・ジョーンズ、他

ストーリー:
仮病で学校をサボる常習犯のフェリス(M・ブロデリック)は、ある朝「腹痛」の演技で両親を騙し、またもや学校をサボることに成功。親友のキャメロン(A・ラック)を呼び出し、彼女のスローアン(M・サラ)もウソ八百で学校から連れ出して、キャメロンの父親のフェラーリで遊びまわる。だがフェリスが病欠でなくサボりであると睨んだ校長ルーニー(J・ジョーンズ)が、フェリスのシッポをつかもうとする――


ぎゃははははははは!
誰がなんと云おうと、これ青春コメディの大傑作!!
嗚呼!わが青春のジョン・ヒューズよ!!

もう私…この作品だ〜〜〜い好き♪フェリスもだい〜〜〜い好き♪…当時学校サボって観に行ったから、さらに大ウケしたんだろうけど。でも今観ても笑っちゃう!ぎゃはははははは!

どうやら傑作だと思ってるのは私だけでないようで、IMDbの「User Rating」でも平均評価がなんと7.7!(主な投票者は30代とみた!…しかも22,000票もある!)…世界中の人がこの映画を面白がったんだニャ〜と思うと…なんか嬉しい♪
この映画でのマシュー・ブロデリックは、なにからなにまでパーフェクト!…まさに「マシュー=フェリス」(でもご本人は当時23歳)。彼はいまも活躍してるけど、代表作は「フェリスは〜」って云ったら…ご本人はイヤがるかニャ〜??

童顔で人が良さそうな雰囲気なのに、その手口は大胆かつ巧妙。パレードでビートルズ歌って大騒ぎを起こしても、数々のピンチに遭遇しようとも、口八丁手八丁でひょひょいと最後まで切り抜ける!…いや〜!素晴らしい!!お友達になりたいわ〜♪(でもこういうフェリスみたいな、「コイツとつるんでると絶対失敗しない」って子、学生時代に必ずひとりはいたよニャ〜)。しかも楽観的な性格なので「あ〜彼はきっと楽しい人生を送るんだろうな〜」って感じもしちゃう。…たとえて云うなら「所ジョージ的性格とその人生」とでも云うか。ものすご〜〜〜くうらやましい!…そんな人生を過ごせるなら、私も「この人と結婚したいわ」と思いますがニャ!>スローアン

逆に友人のキャメロンは悲観的で、裕福なんだけど家庭的には恵まれてない。失敗することばかりを考えてる。そんな彼がどんな風にフェリスに巻き込まれ、そして変わっていくのか。観てる側も最初はただフェリスたちの行動に大笑いしてるだけだけど、この作品はちゃ〜んとそういった「自分自身と向き合う姿」も描かれていて…最終的にホロリ感まで味わえてしまう。…まさにヒューズ・マジック!!

監督(兼、脚本)のジョン・ヒューズは、こういったコメディ映画が大得意で80年代に青春コメディをいっぱい作った人。以前「すちゃらか!」でも取り上げた「恋しくて」のほか、「プリティ・イン・ピンク」「ときめきサイエンス」「すてきな片想い」「ブレックファスト・クラブ」(ぜ〜んぶ観たよ〜〜大好きだったもん!そして私も青春時代だったも〜〜ん!)などなど、とにかく「青春コメディ映画=ジョン・ヒューズ」だったし、これらの映画に出演していた俳優だって今でも活躍してる人がけっこう多い。ヒューズ自身は、このあと「ホーム・アローン」の脚本で大成功を収めたんだけど、ちょっと乱暴に云うと「フェリス〜」は「ホーム・アローン」の青春コメディ版って感じ…かニャ??(あのマヌケな泥棒の役どころが「フェリス〜」だと校長ルーニーですニャ!)

ちなみにチョイ役でチャーリー・シーンが出てますが、これまたズバリな配役なので笑っちゃう♪…革ジャンとかGジャンが本当に似合ってたよニャ〜…>チャーリー


私がいまだに青春ものに弱いのは、こういった80年代映画のせいでしょうね…。そしてなにげに青春映画してたから「スパイダーマン」もツボに入ったんだろうニャ〜…。


♯こんな人にオススメ
「どうやったら上手く学校をサボれるんだろう?」「楽しい人生を送りたいな〜…」「ビバ!青春!」


DVDで買うならどちらを買うか――
あったり前田で「フェリスはある朝突然に」。こんな傑作青春コメディ、なかなかないもん!…この映画のDVD廉価版販売求む!!待ってる人、多いと思うんだけどニャ〜…。


>蛍風さん
私も「コナン」は「未来少年コナン」で、「イソップ」といえば「スクール☆ウォーズ」、「あばれはっちゃく」といえば「2代目桜間長太郎」です♪
まずはヒュー・ジャックマンのネタから。

いや〜…またもや言霊が飛んじゃったのか、先週「すちゃらか!」で取り上げた「恋する遺伝子」が、WOWOWで放送されてましたニャ〜。しかも同じ時間帯にCX「ゴールデンシアター」で「美女と野獣」!…まさにヒュー的言霊が飛んだ模様。

実はヒュー・ジャックマンって、ミュージカル「ディズニー版 美女と野獣」でガストン役を演じてかなりの評価を得た人なんだけど、やっぱり舞台でも(あの美声で)♪俺はハンサム〜 胸毛もある〜♪…って歌ったのでしょうか〜〜〜??…いや〜ん♪聴いてみたかったわ〜〜〜♪

「恋する遺伝子」は…2001年度作品なのに、全体的に80年代映画の雰囲気(色合いとか登場人物の描き方とか)が漂ってる作品だニャ〜と、改めて思いました。ちなみにヒュー演じるエディがパンツいっちょの姿で「左手で3回連続投げられるよ〜」と固くなって食べられなくなったシューマイを、自慢げに左手でゴミ箱まで投げてましたが…そりゃ〜上手いでしょうね〜…だってヒューって左利きだもん!


というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「もっと気軽に青春コメディ」。
私が10代だった80年代は、実にお気楽な青春コメディが数多く作られておりました。今回はそんな80年代特有の青春コメディの中で、主演が現在も活躍している俳優である作品を取り上げてみました。


「卒業白書」Risky Business(1983・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0086200
監督:ポール・ブリックマン
脚本:ポール・ブリックマン
出演:トム・クルーズ、レベッカ・デ・モーネイ、ジョー・パントリアーノ、他

ストーリー:
卒業間近の高校生ジョエル(T・クルーズ)は、成績が芳しくないにも関わらず、両親に学力以上の大学進学を期待されている。そんなある日、両親が旅行に出かけ、数日間ひとりで留守番をすることになったジョエルは、娼婦のラナ(R・デ・モーネイ)を自宅に呼ぶ。だが翌朝、請求された料金が高額で払えず、その上、父親の車を水没させてしまい、さらにお金が必要になってしまう。そんなジョエルにラナは「お金儲けのビジネスがある」と持ちかけるが――


いや〜…天下のトムトムも、大昔はこんな映画に出てたんですニャ〜…って云うか、「トム・クルーズ」という名前が知られるようになったのは、実はこの映画のおかげだったりするんだから、人生わかんないもんですニャ!!

私自身もこの映画が公開になったとき(たしか小学5〜6年の頃)のことは、よ〜〜〜く覚えてまして…当時トムトムはYAスター(ヤングアダルト・スター…ハタチ前後の若くて人気があった俳優のこと)の一員として、あの「アウトサイダー」(1983)にも出演してました。でもって、その「アウトサイダー」の監督だったコッポラが、次回作「ランブルフイッシュ」の主役をトムトムにオファーしたのにも関わらず、トムトムはそれを蹴り、この「卒業白書」に出演した…ということもよく覚えてます(結局「ランブル〜」はM・ディロン主演…で、兄役がなんとあのミッキー・ローク!)。

で。結果どうだったかと云いますと…「ランブル〜」より「卒業白書」の方がヒット。最初はディロンの方が人気があったのに、追い風と女神はトムトムの方に向いてしまい、明暗を分けてしまいました(さらにその数年後、トムトムは「トップガン」で大ブレイク)。

そんなトムトムにとって記念すべき「卒業白書」なんですが。どうにも印象的でいまだに頭から離れないのが…「トムトムがパンツ姿で踊り歌う」シーン。これ観たとき、「私もひとりでお留守番することになったら、絶対パンツいっちょでお茶の間で踊ってやる!」と思ったもんニャ〜…。あの頃私も若かった…って云うか、幼かったニャ〜♪はははは♪

しかし…ラナに持ちかけられた「ビジネス」というのが「売春あっせん」で、その上「自宅であっせんパーティ」ってのがスゴイ。…いくら8000ドル稼げても、私にゃできましぇん。もしジョエルがあっけらか〜んとした性格で、その「ビジネス」をあっけらか〜んと受け止めていて、自宅で行われてるビジネスの風景もあっけらか〜ん描かれているなら、私も「ぎゃはは♪」と笑えるんだけど、この作品…どうにもそこらへんが中途半端でイマイチなんだよニャ〜…。

トムトムの役が青春コメディでよく描かれるタイプの主人公だったためか、娼婦ラナ役のデ・モーネイ(「ゆりかごを揺らす手」で主演した女優さん)、の方が私にはヒットだった。謎っぽい雰囲気があって色気もあって…とにかく「画面に雰囲気を出せる女優さん」。実はこの人、当時のトムトムの恋人。アメリカ人なんだけど、どこかヨーロッパな雰囲気がある不思議な女優さんだと思う。結局トムトムとは別れちゃったけど、ニコールやペネロペちゃん)を見てると「トムトムはヨーロッパな雰囲気のある人(ミミ・ロジャースは除く)が好みなのね〜」とか思っちゃった私。

なんかレビューというよりは、「トムトムの過去」みたいな話になっちゃった。結局、「あ〜懐かしい〜」くらいにしか思えない映画ってことかニャ〜??


しかし…この映画のせいで、「局部に詰め物か?疑惑」が、この後さんざんウワサされることになるとは…トムトムも思ってなかったでしょうね〜…。同じ「パンツいっちょ」でも、ヒュー・ジャックマンとはえらい違いだ〜!


♯こんな人にオススメ
「とりあえずトム・クルーズのファンなので、全作品押さえておきたい」「将来、経営学を学ぼうと思っています」


■ちょっと追記

この日記での俳優さんの名前についてですが。
たまに私が勝手に付けた愛称で呼ぶ場合があります。


1.トムトム→トム・クルーズ(ちなみにトム→トム・ハンクス)

2.マット大西くん→マット・デイモン

3.ボルゾイくん→エイドリアン・ブロディ

4.ベン→ベン・スティラー
(私にとって「ベン」はアフレックではなく、スティラーだから)

5.マリちゃん→リース・ウィザースプーン
(…リースが濱田マリに似てるから…)


…となっております〜。

「風来のシレン」

2003年4月4日
私はスーパーファミコンの「風来のシレン」(以下、「シレン」)というゲームが大好き。

↓「風来のシレン」(ただし「風来のシレン2」のページ)
http://www.chunsoft.co.jp/game/shiren2/01.html

このゲーム、ダンジョンRPGというジャンルのゲームで「主人公が(基本的に)ひとりで敵を倒しながらレベルを上げていき、ゴールである地下99階(だったと思う)を目指す」…というのがおおまかなストーリー。

フツーのRPGの場合、基本的な戦い方というのは「モンスターを倒すたびに手に入るお金で、武器・防具・道具を調達。下っぱモンスターを倒しながら地道にレベルをあげ、最後に大ボスを倒す」という感じなんだけど、この「シレン」は「武器・防具・道具はすべてダンジョン内に落っこちており、それをうまく使いながらモンスターを倒しレベルを上げていく。ただしどんなものが落ちているかはランダムで運次第。しかもお腹が減ってくるので、これまた落っこちてるおにぎりを拾って食べないと、満腹度が0%になり倒れてしまう。満腹度0%または敵に倒されるとゲームオーバー。レベル1に逆戻りし、ダンジョンもIFから再スタート」…と、ものすご〜くシビアなゲームである。

なにがダンジョンに落っこちてるかわからないし、個性豊なモンスターたちはわけのわからない攻撃を仕掛けてくるし、ダンジョン内もあぶないトラップがいっぱい。武器・防具・道具も個性豊かで、しばらくしてやっとその機能と効能に気付くなんてこともしばしば。とにかくキャラクターのレベルを上げるというよりは、プレイヤーが自分のレベルを上げて経験値を得ていかないと先に進めない。

たとえば――65階までやっと到達したのに、おにぎりが出てこなくて飢え死にしたり。せっかく最初の階層で「剛剣マンジカブラ」が出てきたのに、防具が「青銅の盾」しか出てこず、強いモンスターに倒されてしまったり。トラップで転んで持ち物を落してしまい、それを取りに行こうとして今度は地雷を踏み、ダメージを受けただけでなく落した持ち物も焼けてしまったり。…まさにドラマドラマの連続。

この「シレン」を私は4年間飽きもせずやり続け、遊び倒したんだけど…それでも地下99階に到達したのはたったの一回。実にヘタっぴプレイヤーだったけど、もう楽しくて仕方がなかった。

で。実は私…あまりにもこのゲームが好き過ぎて、このゲームを作ったチュンソフトに取材に行った(と云うか、ほとんど遊びに行ったという感じ)ことがあるんだけど(某誌の企画に応募、文章が採用され読者記者になった)、チュンソフトの玄関で大騒ぎ。だって!!等身大のシレンフィギュアがあったんだも〜〜ん!!…そして同行カメラマンに、持参した「写るんです」を渡して記念撮影。雑誌編集者には「プロのカメラマンに『写るんです』を持たせてるよ〜!」、カメラマンには「初めて『写るんです』で撮ったよ〜」と云われる始末。
そして取材後、みんなで渋谷で食事。社長さんから昔話や裏話を聞いたり…とにかく面白い一日だった。

いまは…たま〜にNINTENDO64で「シレン2」をやったりするくらいだけど、それでも「シレン」は私にとって特別なゲーム。これほど遊んでのめり込んだゲームは他にないもの。


しかし…プロは「写るんです」で撮っても素晴らしい出来になるんだと、仕上がった写真を見てつくづく思ったけど…まさかまさかあのときの同行カメラマンさんが、某音楽雑誌でB’zのライブ写真を撮ってた人だったとは!…ああ…もっと早く気付いていればニャ〜…。


では、また♪
さ…さすがの私も忙しくなってきました…。

ネタはあれども書いてるヒマがない!!
ぐぐぐぐぐ…。


これでも毎朝5:00起きなのです…。
今日は明日のことを考えて…寝ます。
では、また♪


あ!家鴨さんだ♪
…アラゴルンやレゴラス萌えなのでしょうか…<「指輪物語」

…やっぱりエント萌えって私だけ〜〜〜!?

春を感じるとき

2003年4月2日
春になってきましたニャ〜…。

私は春が1番好き。

私が住むところはそれなりに雪が降る地方なので、桜の開花も東京や大阪に比べれば遅いのですが、つぼみもだいぶ膨らんできていて、「開花までもう待てない〜〜!…咲いていい??」と語りかけているかのようです。

こういった春を感じる風物詩というのは、桜のほか、たとえば人事異動だったり、一新したTV番組だったり、甲子園の高校球児だったり、近所の学生アパートの引越し作業ウォッチングだったりするのですが…今年はなんだかどうにも遠い目になってしまいます。

春になっても…海の向こうでは戦争なんですよね…。

はあ…。


とりあえず、今日はこのへんで。


では、また♪
←で、リンクしている方で蛍風さんの「シネマの風」という日記があります。

私は彼女(日記を拝読してると、私とは年齢が近いんじゃないかとなんとな〜く思うのですが…)の映画の感想がとにかく大好きで、いっつも更新を楽しみにしております。

なんで大好きなのかというと…文章は簡潔・端的・リズムがある上にムリがなく、彼女特有の感性で映画を捉えてるし、しかも取り上げる映画のジャンルもさまざま、またそれらの映画がなぜ「おもしろい」「つまらない」「おばかちんである」のか具体的に述べられているため、「おおお〜!」と納得させられてしまうからでございます〜(映画ファンなら思わず「ニヤリ」とすることが書かれていることもポイント!)。

取り上げた映画の感想が、どんなに自分のそれとは違っていても、逆に「ニャるほど〜!!」と思っちゃいます。まさに目からウロコがポロリ。これはホントに嬉しいことです。

私も土日にレビュー(と云うより、わけあって「感想」レベルなんだけど)をしておりますが、徹底して避けていることがあります。それはちょっとここでは書けないので、代わりに「できるだけ目指していること」を書くと――たとえ「オススメ」(カタカナなのがポイント♪)という言葉は使っても、直接的に「観て欲しい」と書くことは(文章を書くというお勉強のためにも)極力しないでおこう、ということ、たとえどんなに駄作でも(ただし、本当の駄作は除く…たとえば「父の恋人」や「猛獣大脱走」など)観ようとしてる人の気持ちを逆なでしないこと――かニャ??


「あ、今日のレビュー読むと、どうやら秋林さんはこの作品を心底気に入ってるな〜。感情垂れ流しレビューになってるもの。ビデオ屋さん(映画館)に行ってなにを観るかで困ったら、この作品を観てみようかな?」

「あ、今日のレビュー読むと、どうやら秋林さんはこの作品を面白がってるな〜。ちょっと作品名を覚えておこう」

「あ、今日のレビュー読むと、どうやら秋林さんは『こんな映画があって、けっこう(またはそれなりに)面白いんだけど、観るかどうかはあなた次第』と云ってるみたいだな〜。文章がけっこう淡々としているもの〜」

「あ、今日のレビューで秋林さん『駄作!』って云ってるな〜。よっぽどつまらなかったみたい。でも本当に駄作かな〜??もしかしたら私には面白い作品かもよ〜?」


…と、文章で感じてもらえたら――もう最高なのです。
ちなみに私は、蛍風さんの日記でいつもそれを感じます。

…と云うわけで、ファンで〜〜す♪>蛍風さん


■以下、蛍風さんへの私信

1.あの一世を風靡…した「コッチニ オイデヨ〜 ワウワウ!」のP・アブドゥルは、現在米国のTVで活躍中だそうです〜。でも彼女のビデオに出演したK・リーブスの方が、結局有名になっちゃいましたね〜…。

2.「フィラデルフィア」のトム・ハンクスの役、最初はダニエル・デイ・ルイスにオファーがあったそうです。で、それが叶わず、トムのほうに回ってきたそうですが、デイ・ルイスとバンデラス(恋人役)ではどうにも画面濃度が濃くなるので、私はトムでよかったニャ〜と思ってます。まあ、デイ・ルイスでも観てみたかったかニャ?とは思いますが。


では、また♪
ハリウッドがリメイク映画ばっかり企画してる中、「この映画まで〜?」と、ついつい自分の年齢を省みてしまった記事がこれ。

↓「『シカゴ』のプロデューサー、『フットルース』をリメイク」
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0003160

………。
今回はロックじゃなくてラップが禁止されているという設定になる、とか?
………。
そしてカメオ出演にケビン・ベーコン、とか??
………。

あと、ピーター・ジャクソンが「キング・コング」を監督するとかなんとか…ってな話も聞いたんですけど…。


ところで。今日雑誌を読んでたら、とある犬が特集されておりまして、なにげにその写真をじ〜っと見てたんですが…なんか最近観た映画の中にその犬が出てたような気がして、しばらく考えていたところ、さきほどようやく気付きました。

ボルゾイとエイドリアン・ブロディって、なんとなく似てるよニャ〜…。

↓エイドリアン・ブロディ
http://www.hellomagazine.com/profiles/adrienbrody/

↓ボルゾイ
http://allabout.co.jp/pet/dog/closeup/CU20010710/
(下の写真なんかとくに)

私が気付いたくらいなんだから、もしかして世界中の人がすでに気付いているかも…。


というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題も「気軽にラブ・コメディ」。
今日の作品は、以前ちょこっとだけレビューしたのですが、ずいぶん言葉足らずなレビューだったので、今回もう一度取り上げてみました。でもはっきり云ってレビューにはなってません。


「恋する遺伝子」Someone Like You(2001・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0244970
監督:トニー・ゴールドウィン
脚本:エリザベス・チャンドラー
出演:アシュレイ・ジャッド、グレッグ・キニア、ヒュー・ジャックマン、他

ストーリー:
NY。ローカルTV局でトーク番組の制作に携わっているジェーン(A・ジャッド)は、ある日会社で知り合ったプロデューサーのレイ(G・キニア)にひとめ惚れ。彼女のいるレイだったが、ジェーンは果敢にアタック、恋人同士になる。ところがある日ジェーンは突然失恋してしまう。ショックから立ち直れない彼女は、原因が「雄牛は一度交尾した牝牛と二度と交尾をしない」という牛の生殖行動に基づいているのだと、独自の理論を打ち立てる。そして――。


むむむむむむ…ストーリーを書くのが難しい…。
なんつーかですね、たしかに「雄牛は一度交尾した牝牛と二度と交尾をしない」っていう牛の生殖行動は面白いと思うんですよ。でもだからって、それを世の男性陣に当てはめ「私は古い雌牛だからフラれた」…ってのはいかがなものか。…なんかどうにもそこらへんが同調できなかった。H・ジャックマン演じるプレイボーイのエディが「いっしょにするなよ!」と云ってたけど、私もそう思っちゃった。まあ、ジェーンの云いたいこともわかるけど。

で、この映画はジェーンがどんな風にその理論から開放されていくかがみどころだと思うんだけど、彼女を取り巻く脇役がそれなりの役者を揃えているので、まだ観ていて(これまたそれなりに)救われている。いや〜〜…グレッグ・キニアがあんまりもズバリな配役なので、イメージが固定しないかとこっちが心配しちゃった。この人、「どっちつかず男」(でも結局ヒロインとはお別れな役)を演じさせたら、ハリウッド一かも。

ヒュー・ジャックマン(私、彼が出演してるという理由だけでこの映画をわざわざ隣の都市まで観に行きました)は、どんなにプレイボーイ演じてもやっぱ「ナイスガイ」。…って云うか、この作品でのエディって、本当は「プレイボーイの皮をかぶっただけのとびきりやさしい男」では??…プレイボーイがあんなに聞き上手ですかニャ??(聞き上手で褒め上手は女の子にモテます>世の男性陣)…パンツいっちょで、これまたパンツいっちょ(+タンクトップ)姿の女と一緒にいて…なにもしないですかニャ??

そしてなにより――プレイボーイがあんなにキスがヘタでいいのか〜〜〜〜〜!?
(↑これが云いたかった…ごめん…でも事実だもん…>ヒュー)

いや〜…でも失恋した女を慰めるため、夜一緒に手を繋いで寝てあげるなんて――まさに!乙女の夢!!…でもってその相手がヒューだったら…その夢も倍率ドン!さらに倍!!…もしかして、この映画ってそれが狙いですか??(←バカ)

まあ、もしセクシー系でどーしよーもないプレイボーイ役を出すならば、ヒューではなくコリン・ファレルあたりを出すべきでしょうね〜(ちょい若いか)。

あと、普通ならアシュレイ・ジャッド(びっじ〜ん!)のファッションに目が行くところなんでしょうけど、私はやっぱりヒューばっか追ってました。だって…こんなにフツーでカジュアルでオシャレな格好をしてるヒューなんて…ほかの出演作では、まず拝めないんですもの〜〜〜!!

やっぱいい男は黒のVネックがキマるわね〜♪きゃ〜〜背が高いからジーンズ穿くと足がなが〜〜い♪適度に胸毛があって鍛えられてる身体にウットリ〜♪インカムつけてる姿もすてきぃぃ〜♪ビバ!ボクサーパンツ!!

………。
…とまあ、結局「出来はイマイチ(イマニ?…いやイマサン?)なんだけど、ヒューがいっぱい観れてよかった♪」という(だけの)作品。…私だっていつもいつも「この作品のテーマは…」なんてレビューしちゃうような映画ばっかり観てないも〜〜〜ん!!…端的に云うと「ミーハー」ってことですニャ!!


しかし…もしエディ役がベン・アフレックだったら観に行ってないし、行ったとしても返り討ちに遭っただろうニャ〜…。


♯こんな人にオススメ
「急に彼に別れをきり出され、失恋したばかりなんです」「きゃあああああ♪ヒュー、すってきぃぃぃ〜〜〜!!」(←これは私か)


DVDで買うならどちらを選ぶか――
私の愛の不等式は――
「H・ジャックマン≧B・スティラー>>E・ノートン>>>G・キニア」
…よって「恋する遺伝子」かニャ〜??ヒューがオシャレな格好(&ボクサーパンツ姿)してる映画は貴重だから。でも廉価版になってからでないと買いましぇん。ただベンも大好きなので、「アナ・バナナ」も買っちゃうんだろうニャ〜…(ベン主演作だと「ミート・ザ・ペアレンツ」の方が面白いけど)。ちなみに作品としてなら、「恋する〜」より「アナ・バナナ」の方が(ずっと)出来がよいです。
オスカー授賞式以降、報道されたネタで気になったものをいくつか。


↓「T・ハンクス、ハリウッドリメイク『生きる』へ出演?」
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0003140

オスカー候補になりそう…っていうか、狙ってそうだ〜。
(↑T・ハンクスではなく、ドリームワークスがね)


↓Angelina Jolie’s Dress Was Never Stolen
http://us.imdb.com/PeopleNews/2003/20030327.html

彼女は「ドレスが盗まれた」という理由で授賞式を欠席したんだけど、やっぱり盗まれてなかったんだ〜。…まあそうだろうと思ってたけど。


↓「『千と千尋』750館で大規模宣伝を約束」
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/hollywood_0327_1.html

「この映画を米国で一人でも多くの人に観てもらうのが私たちの願いでした」…って、そんな今ごろ云われてもニャ…>ディズニーさん


↓「H・ジャックマン、スーパーマン俳優に扮する」
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0003148

スーパーマン役ではなく「スーパーマンを演じた俳優の役」ね…ふ〜ん…。私としては、やっぱりヒューが全身タイツになるかどうかが気になりますニャ〜。


↓「迷走する『スーパーマン』、今度は監督が降板」
http://www.eiga.com/buzz/030325/07.shtml

…もうやめたら??


というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「気軽にラブ・コメディ」。
気張らずに観れる映画を選んでみました。


「僕たちのアナ・バナナ」Keeping the Faith(2000・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0171433
監督:エドワード・ノートン
脚本:スチュワート・ブルムバーグ
出演:ベン・スティラー、エドワード・ノートン、ジェナ・エルフマン、他

ストーリー:
NY。ユダヤ教のラビであるジェイク(B・スティラー)と、キリスト教カトリックの神父ブライアン(E・ノートン)は、宗教は違えど幼なじみの大親友。神への思いが厚いふたりの説法は、人々に人気を博していた。そんなふたりが幼い頃、ともに大好きだった同級生のアナ(J・エルフマン)が、16年ぶりに彼らの前に現れる。そして――。


ふ〜ん…エドワード・ノートンって、こんな映画撮る人だったんだ〜…。ちょっと意外だったニャ〜…。しかも原題が「Keeping the Faith」って…ボン・ジョヴィ??(←こらこら!)

この映画、公開当時に友人と一緒に観に行ったんだけど、友人は(やっぱり)E・ノートン狙いで、私は(もちろん)B・スティラー狙いだった。…って別にそれはどうでもいっか♪

少女ひとりと少年2人。大の仲良しなんだけど、少女の転校によって離れ離れになってしまう。そして16年経って再会。やっぱり彼女は「最高の女」だった…っていうありがちな設定なんだけど、この作品で面白かったのは、ジェイクとブライアンが「神父」「ラビ」という職業だってところ。神父はもちろん結婚できないし、ラビ(ユダヤ教における宗教的指導者のこと。英語の発音だと「ラバイ」の方が近い)はできるけど…職業上、できれば同宗教の女性が好ましい…と、まあいろいろ制約がある。
幼いころ好きだった女の子ってのは、思い出の中でどんどん美化されていくもの。でも、数年経って再会したアナが本当にとびっきりいい女になってたら――そりゃ〜悶々としますって!!

そんな中、この作品は(恋愛を通して)「宗教の違い」というより「宗教の交流」をメインに描いている…と思う。実は私もそういう交流機会がとても多いので、「そう!そう!そうなのよ!」と思うことが多かったニャ〜。

E・ノートンって、なんつーか…ちょっと変わったウニャ〜とした声だし、見た目も日本にいる英会話教師みたいで、「どっこがいいんだろう?」と思ったけど――ニャるほどね〜…こういうコメディ演技を見てると、たしかに母性本能をくすぐられますニャ!(>友人Nちゃん)

でもやっぱり私はベン・スティラー派!(どーせ私はマイノリティ)…なんつーか…あのちょっと前傾姿勢で歩いてる姿、ちょっと首を傾げるしぐさを観るだけで「うわ〜〜ん!ベン、すてきぃぃぃ!!」となっちゃう♪(どーせ私はマイノリティ)…今回の役柄のジェイクは、多少ズルイところがあるんだけど、そういう役どころはベンの得意とするところなので、観ていて安心するし、E・ノートンも上手い配役したニャ〜と思う。

しかし…三角関係はともかく、こういういわゆる「ドリカム状態」(あ!しまった!ドリカムって2人になっちゃったか!)ってのは、憧れですニャ!…一緒に観に行った友人Nちゃんとは、「ノートンとベンが幼なじみだったら、どんなにいいだろう〜♪」と、映画館出たあとの話はそればっか!(ははは♪)

ただ正直云ってこの作品…ちょっとヘンな構成だったニャ〜…。その…ブライアンがバーテン相手に回想するシーンから始まるんだけど、その回想シーンがやたら長くて(って云うか本編?)、その後にクライマックスがあるもんだから、ちょっと間延びした感と「え?終わってない??」というアレレ感が。それらがどうにも勿体なかったニャ〜…。

まあ、男女三人が繰り広げる三角関係コメディで、ちょっと宗教も絡んでるけど、幼なじみの仲良し三人組という甘酸っぱい設定とさわやかさを感じるラストなので、大作疲れしたあとに観るとホっとする作品…ってところでしょうか〜。


ところで。脚本のS・ブルムバーグと監督のE・ノートンは大学時代(イェール大!)の同級生で、キャンペーンのときアナのモデルとなった女性と一緒に(3人で)来日したんだけど…つまり…これってなにげに実話が入ってるってことニャ〜??


♯こんな人にオススメ
「幼なじみで親友って素敵よね〜♪」「気軽に見れる三角関係ものが好きなんです」


では、また♪

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