いま「大きな古時計」が売れている平井堅くん。

ジョージファン(日本のね)の間でも話題になっております。
なんでかと云うとですね――
「平井くんがジョージとかぶる」
…からです。

別に平井くんはジョージを意識しているわけでも、マネしているわけでもありません(…と思う)。

…ただ。

1.濃い顔でヒゲ自慢である。
2.身長がほぼ同じ。
3.顔に似合わず、ハイトーンボイスな面がある。
4.R&Bである。
5.彼の曲「Strawberry Sex」が何気に「I want your sex」を思い出させる。
6.彼のビデオが何気にジョージのビデオを連想させる(ミラーボールとか、ヘンな色のスーツとか、モノクロな色調とか…)。
7.無類の犬好きである。
8.あのウワサ。

以上が「かぶってる」理由。

あくまでもジョージファンが勝手にそう思ってるだけですので、怒らないで下さいね♪えへ♪


では、また♪

タカラ・スピリッツ

2002年10月8日
昨日の日記でも書いたんだけど、私は大のタカラファン!

タカラと云えば、スタンダードな人形(リカちゃんとか)やキャラクター商品、人生ゲームあたりがよく知られてるんだけど、実はそのほかにも、と〜〜〜ってもヘンテコでおもしろい商品が大マジメにリリースされてたりなんかする。

たとえば――

↓「なんちゃってエクササイズ」
http://www.takaratoys.co.jp/variety_ex/index.html
きゃははははははは♪
「めだか運動」が私的にツボ♪

↓「なんちゃってモーターズ」
http://www.takaratoys.co.jp/variety_mt/index.html
「割増ドライバー タクシーメーター」で遊んでみたい〜♪

↓「ゴージャス風呂」
http://www.takaratoys.co.jp/variety/bath.html
2980円(消費税別途)で、クレオパトラになれるんだったらお安いかも〜。

↓「Kano sisters’ gorgeous dolls」
http://www.takaratoys.co.jp/kano/index.html
………。
ホントに「叶姉妹の雰囲気そのまま」なんだろうか…。
でもって、叶姉妹が実際に着たドレスの一部を切り取った衣装カードまで付いてるそう(しかもシリアルナンバー付き)………。
そう云えば、10年前、ファンクラブメンバーだけに販売されたB’zの写真集(限定3万部で、シリアルナンバー付き)に、「Pleasure’91ツアーで、オープニングの際、稲葉さんが破った紙」がついてたっけ…。

↓「チョロQモーターズ」
http://www.cqmotors.co.jp/
これ、ちょっと前にも話題になってたけど、あのチョロQでドライブができる!!…ホントに実現させるなんてスゴイ!!
――いいニャ〜…欲しいニャ〜…。

…いや〜、ホント、タカラ・スピリッツには敬服しております。


ではまた♪

つまらぬ日記

2002年10月7日
!!!!!
ノーマークだった〜〜〜〜!!

今日の18:55からTBS系で放送された「大追跡!!あの人は今!」という特番。その18:55〜20:00までの間に、WHAM!のUD2のCFが流れなかったかどうか…それが気になる〜〜〜〜〜〜〜!!
うが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

もしご存知のかたがいらっしゃいましたら、ご一報頂けないでしょうか…。よろしくお願い致します。

TVと云えば。昨日あるTV番組で、ピーコが――

「好きな子に、洋服を上から下まで揃えたプレゼントを何年間もしたの。いい男になってもらいたくてね。数百万したわよ。でもいい男になったとたん、女と結婚したのよね〜!」

…みたいなこと云ってたけど、これって*村**のことだろうニャ〜…。有名だったもん…。

あとIZAMが本を出すそうですが。
「百合の蕾」「赤紫の蛇」ねえ〜…。……。
何年か後にこの人も――「あの人は今!」かニャ〜…。

そして読売新聞にでかい広告(1面いっぱい)が載った「バウリンガル」。
私がお邪魔しているサイトの管理人さん(犬好き)に教えてもらったのですが、「これホントに使えるのか?」と思った人が、ひまつぶしに犬の鳴きマネをして、バウリング測定したところ――
「退屈だワン!遊んでワン!」
…と出たそうな〜。
ホントかニャ〜〜〜??

でも販売元がタカラなので、タカラファンの私としては実に興味のある商品。
でも14000円か〜…。

あ〜…今日はダメだ!!ダメダメ!!!
でもこんな日もあるよね〜…人間だもの。

では、また♪
あのですね。
土日に展開してるこの「すちゃらか映画レビュー!」なんですけど。
実は書いてUPするまで、すっごい時間かかっております。なので、せっかく書いたのに間違って消しちゃうと大ショック!…書き直す気力がしばらく出てこなくなったりするんだよニャ〜…。

じゃあ、いったいなんでそんなに時間がかかってるかと云うと――

1.映画の原題や公開年、監督や出演者などの名前をIMDbで検索、確認してるから。
2.どんな映画でも、レビューの前に再見してるから。
3.「ストーリー」を自分で書いているから(ビデオパッケージなどにある文章を引用してません)。
4.当時集めたその映画に関する情報を、自分の記憶中から引っ張り出してるから。

…などなど。

以下、補足。

1→それでもけっこう間違ってたりする私(「グレック・キニア」を「グレック・ギニア」にしたりとか)。
2→初見で見逃すところもありますからニャ〜…。感想も変わるし。10回くらい観た映画もあります。

というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「刑事ドラマ?」。
まあ、刑事が主役なんて映画は腐るほどあるんですが、その中でもジャンルがひとつに収まりきらない(…って別に無理に分けなくてもいいんだけど)映画を選んでみました。
尚、今回は1作品のレビューとなっております。


「刑事ジョン・ブック/目撃者」Witness(1985・米)
監督:ピーター・ウィアー
脚本:ウィリアム・ケリー、アール・W・ウォレス
出演:ハリソン・フォード、ケリー・マクギリス、ルーカス・ハース、他

ストーリー:
アーミッシュであるレイチェル(K・マクギリス)の息子サミュエル(L・ハース)は、駅のトイレで殺人事件を目撃する。事件の担当になったジョン(H・フォード)は、危険にさらされた親子をコミュニティに無事送り届けるが、撃たれた傷により倒れ、しばらくアーミッシュ・コミュニティで暮らすことになる。そして――。

好きな俳優がふたりも出てて(H・フォードとK・マクギリス)、監督も大好きなピーター・ウィラー、さらに撮影がジョン・シールとくれば――…んなもん、面白いに決まってるやんか〜〜〜!!
私、いまだにH・フォードの映画ではこの作品がイチオシだもの!!
あ〜〜〜〜!!私も「君を抱いたら…ここから出て行かれなくなる」と云われてみたい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!(ただし当時のH・フォード希望)

…………。
――熱く語るその前に。
まず「アーミッシュって?まったくわかんニャい!!」という人のために、解説を少し(大学時代の講義ノートを参考にしております…いちおうちょこっとだけ習ったので)。

アーミッシュはプロテスタント系キリスト教の一宗派で、「従順」「謙虚」「服従」「倹約」「質素」を基本に、アメリカの各地でコミュニティを作り、独自の文化による生活を営んでいます(300年以上続いているとか)。

男性は黒い服に帽子、女性も黒い服にオーガンジーの帽子を被り、自給自足で電話やTVもなく、移動手段も黒い馬車。とてもかたい絆で結ばれたコミュニティでは「ペンシルベニア・ダッチ」と呼ばれる言語(英語とドイツ語が混ざったような感じらしい)を使用しているそうです。言語や生活にドイツ系らしさが残るのは、やはりドイツ系移民者が多いからです。

ペンシルベニア(彼らの最初の入植地がここだった)のランカスターが、アーミッシュの観光地としては最大で、道で彼らの馬車を見かけることができるそうです。

以上、歴史部分をかなりはっしょって書いてみました。
とりあえずこれくらいの知識があれば、映画を観る際の参考程度にはなるかニャ?

で、本題。
この作品、もう要素がてんこもりなんですわ。
サスペンス・ロマンス・ドラマ・スリラー…いったいどれがメインなの?…ってなくらい。

↓IMDb「Witness」…ご参考まで(英語サイトです)
http://us.imdb.com/Title?0090329
(ジャンル「Genre」にある「More」をクリック!)

以前レビューした「L.A.コンフィデンシャル」という作品も、かなりてんこもりな刑事系サスペンス(?)だったけど…この映画はそれと180度違う。

なぜかと云うと、ピーター・ウィラーは――刑事ものだろうと、青春もの(「いまを生きる」)だろうと、ドラマ(「フィアレス」)だろうと、ファンタジー(「トゥルーマン・ショー」)だろうと…かならず作品に彼独特のヒューマニズムが存在していて、それは映画を観ていれば自然に分かってくるよう親切に描写はされておらず(つまり、観る側にはとても不親切だったりする)、観る側自身に「どう?あなたはわかった?」と訊いてくるような作品を作る監督だから。

娯楽が少ないし、観る側にとってけっこうハードな作品が多いかもしれないけど…私は彼の作品がとても好きだニャ〜…。

そして観る側の感覚が研ぎ澄まされるよう、映像がとても美しいのも特長かニャ?…ジョン・シールが撮影してるんだけど(ウィラーとは最強コンビだよね)、彼が撮った画は、監督が変わっても損なわれない(当たり前か!)。美しさだけでなくアングルも大好き!…以前レビューした「いまを生きる」「アメリカン・プレジデント」「リプリー」も彼が撮影してる(最近だと「ハリー・ポッター」とか)。

…話を元に戻して…と。
この作品、けっこうロマンス要素が強いんだけど、ジョンとレイチェルのストイックな関係が展開していく。でもふたりの視線はとても正直。

そしてアーミッシュ・コミュニティ。映画で描かれていることがすべてではないけど、こういう感じなのね〜…とお勉強になった。
あ、でも。「英国人に気をつけろ」という字幕が出てきますが…これ、ちょっと違うような…。と云うのも、アーミッシュが彼ら以外の人間を「イングリッシャー」と呼んでいるだけで、「英国人」と訳していいものかどうか…(H・フォードもあるシーンで「イングリッシャーだ」なんて云ってたけど、字幕はやはり「英国人」になってた)。なので事情を知らない日本人は、「なんで英国人?」と思うかもね〜。

アーミッシュは暴力を好まない。そんなコミュニティの中、ジョンはどのように影響を受けていくのか…それも見所のひとつ…かニャ?

そして、とても静かなコミュニティの中…いきなり事態が変化する。静から動へ移動する瞬間が、淡々としているけど…ドキドキする。
ただ、全体的に静かな映画なので、ドンパチ好きな人には物足りないかも。また、サスペンスが全面に押し出されている映画でもないので要注意。

あと、サミュエルとジョンの交流がとてもほほ笑ましい。ふたりはそれほど会話してないけれど、目を見ればわかる――お互い信頼し合ってるんだろうニャ〜…。
そしてきっとサミュエルにとってジョンは――ヒーローなんだろうね…。

そう云えばH・フォードって、たしか「スターウォーズ」以降も、しばらくは売れなくて…大工さんしてたんじゃなかったっけ??…この映画で大工してる姿を拝めるんだけど、なんか手馴れてたよニャ〜!!

♯こんな人にオススメ
「P・ウィラー好き」「アーミッシュって?」「H・フォードってかっこいいよね♪」

↓今月末からDVDお安くなります。
http://www.uipjapan.com/phej/dvd/tit00560.htm
まず、昨日の「世界で最もおもしろいジョーク」ですが。
あんまりにもわかんなかったので、原文を読んでみました。

↓面白いジョークを一年かけて選択した「ラフラボ」
http://www.laughlab.co.uk/

ニャるほど…そういうことか…ふ〜ん…。
原文読んだらわかったけど――これって面白いかニャ〜??
……つまんないよニャ〜……。

ちなみにポイントは"First, let’s make sure he’s dead." っていう文。これ、二通り解釈できるんだけど、ハンターがどっちで受け取ったか、それがジョークのポイントになる(make sureは「確実に〜する」という意味がある)。なので、英語圏の人じゃないと分かりにくい(和訳にも限界があるよニャ〜…)。

まあ、これを面白いという欧米人の感覚ってのが、実によくわかる話かニャ?
……ジョークを解さない日本人は、そんな風に思ったんですけど?>リチャード・ワイズマン博士

というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「高校生の恋愛」。
自分が高校生だった頃に観た映画と、最近公開された映画を並べてみました。ともに高校生の恋愛や青春がテーマですが、まったく違うテイストの映画なので要注意!


「恋しくて」Some Kind of Wonderful(1987・米)
監督:ハワード・ドゥイッチ
脚本:ジョン・ヒューズ
出演:エリック・ストルツ、メアリー・スチュワート・マスターソン、リー・トンプソン、他

ストーリー:
高校でも変わり者として知られているキース(E・ストルツ)は、美人のアマンダ(L・トンプソン)に片思い中。だが彼女は金持ちで浮気ばかりのハーディと付き合っている。キースの唯一の友人で、ボーイッシュなワッツ(M・S・マスターソン)は、そんな彼の応援しようとするが、実は彼女は密かにキースのことが好きだった――。

まさに80年代王道青春映画(髪型・洋服・音楽とかね)。
リー・トンプソンって女優の名前聞くだけで、思い出走馬灯状態。ビバ!80年代!!

で、今日久しぶりに観たんだけど…やっぱピュアな心がこの数年で磨耗してしまったのか、昔あんなに感動した場面でも淡々と観てしまっただよ…。映画自体も古くさいしね。

今回再見してなによりも「あれ??」と思ったのは、登場人物たちの年齢の高さ!!
みなさん高校生役なのに――なんかえらくフケてませんか〜〜!?
気になったので、出演者の年齢をIMDbで調べてみたら――E・ストルツ、L・トンプソン…当時26歳。M・S・マスターソン…当時21歳。
え〜〜〜!?26歳で高校生役してたのニャァァ〜!?
そりゃちょっとキビシイ話だよ〜!…って、いまとなっては、ど〜〜〜〜でもいい話なんですけど。

で、ストーリーですが。
恋の一方通行が描かれていて、全体的に甘酸っぱい&お約束な展開なんだけど…キースのことが好きなのに、アマンダとの恋を応援するワッツがとてもせつない。これがやっぱ最大の見所かニャ?

ちなみに観る側がアマンダとワッツ、どちらに感情移入するかで、この映画の観方が変わってくる(ストルツは別にど〜でもいい)。実は高校時代、これで私は友達とモメた。友人はアマンダ派で、私がワッツ派だったからだ。でも…今日観たらアマンダ派になっていた。やっぱ人間って、変わるもんだよニャ〜……時の流れを痛感させられたよ…。今の私は、アマンダのつらさがわかるもの…。
ただ残念なのは、変人だって設定なのに、ストルツがどうしてもそういう風に見えなかったってこと。なんで変人なの?フツー…っていうか、かっこいいじゃん!あんな高校生ならモテモテなんじゃあないの?

でもやっぱこういう映画も…たまに観るといいもんだよニャ〜…。
そしてポスターの構図がよかった♪…この構図を真似た写真、当時いっぱい見かけたもの。

ところでそのストルツですが。私の記憶がたしかであれば、彼って最初「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティー役だったんだけど、イメージがどうしても合わないってことで、撮影途中に降ろされたんだよニャ〜…。その後、マイケル・J・フォックスが抜擢されたんだけど――それ正解ですわ!…ストルツじゃあハンサム過ぎて(好みじゃないけど)、マーティーのファニーさがないもの!

♯こんな人にオススメ
「ビバ!80年代!」


「同級生」Get Real(1998・英)
監督:サイモン・ショア
脚本:パトリック・ワイルド
出演:ベン・シルバーストン、ブラッド・ゴードン、シャーロット・ブリテン、他

ストーリー:
16歳のスティーヴン(B・シルバーストン)は、ゲイの高校生。だがその事実を知る人間は、隣に住む友人リンダ(S・ブリテン)だけ。公園の公衆トイレで相手を見つけては、孤独を癒す毎日を送っている。だがある日、スティーヴンは同級生でクラスの人気者のジョン(B・ゴードン)に恋をする。かなわぬ恋だと思っていたが、実はジョンも――。

ゲイの友人Fが推薦する、ミニシアター系なこの映画。ゲイの高校生が主人公だとは聞いていたけど、あまり観たいとは思わなかったので、ビデオを借りるつもりはなかった。――が、ヤツ曰く「僕と秋林が出てるから観てみなよ」。へ?どういう意味なのニャ??…ってわけで借りて観た。

………。
なんだこれは〜〜!?…このストーリーって…高校時代のアンタと私、そのまんまやんか〜〜〜!?(ラストやクライマックスは違うけど)
おいF!!まさかアンタが脚本書いたんじゃないでしょうね〜〜〜!?

Fがジョン(主人公が恋する相手)で、私がジェシカ(主人公を気にしつつも応援する役)ってことか…。なんかもう「恋しくて」とは違った意味で、思い出走馬灯映画だニャ〜こりゃ。

で。映画なんですけど。
正直、トイレのシーンは私にはキツ過ぎた。別に絡みがあるわけではないし(この映画、もともとそんなに性的描写はない)、人によっては笑えるところなんだけど…はあ…。なんでかと云うと…その…トイレがゲイの出会いスポットであるという「やっぱり感」に、4年前の「ジョージ・マイケル、公園内トイレでW*NKER事件」がシンクロして…実にフクザツだったから(超自己都合な理由)。

…話が脱線しちゃった。
この映画は主人公がゲイだという設定が追加されただけで、ストーリー的には、以前レビューしたガス・ヴァン・サント監督(彼もゲイだったっけ…)の「グッド・ウィル・ハンティング」や「小説家を見つけたら」と同じ路線。青春&友情映画でもあるんだよニャ〜…。

スティーヴンは孤独が怖く、ジョンは偏見が怖い。
…ジョンを許せないと思う人は多いかもしれない。でも…私は責められないよ…。

そして「僕もこういう高校時代を送った」というゲイの人も多いだろうニャ〜…。観ていてそう感じた。なので、私が云わずともこれはゲイの支持が高い映画でしょう。

ただ映画としてはイマイチ。
どうしても俳優たちの演技力にはキツイものがあるし、感動させたいのかコメディにしたいのか…ちょっと中途半端で、設定のわりには印象に残らない映画かニャ??

しかし…ジョンよりスティーヴンの声のほうがゴツイってのが気になる…。
そして…リンダがボーイ・ジョージに見える…。

♯こんな人にオススメ
「ゲイの方々」

で、DVDならどちらを買うか――
どっちも買わないだろうニャ〜…。高校時代だったら「恋しくて」を買ったかも。
………。
どうしよう……。
どこが面白いのかわかんニャい〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!
――私が日本人だから〜!?

↓「世界で最もおもしろいジョーク」のオンライン調査結果発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021004-00000007-wir-sci

………。
どこが面白いの〜〜?(@_@)?
教えて〜〜〜!!>デイブ・スペクタァァァァァ〜〜〜〜!!!
(あ、顔文字出ちゃった。…し〜ん…)

お国が違うとジョークの理解も難しいのか…それとも和訳がヘンなのか…う〜む…。

で。本題ですが。
私は田舎に住んでいる、ごく普通の日本人なんだけど…なんでだか外国人(欧米系)がまわりに多い環境で生活をしている。

以前、スタンダードジャパニーズを話せることが買われて(…って云うか、もともと訛りはナイほうなんだけど)、日本語をボランティアで教えていたということや、北欧出身の宣教師さんのご自宅によくお邪魔しているから…などがその原因だと思われるんだけど…いやはやいろんな国の人が出入りしてるんだよニャ〜…。

オーストラリア出身のMちゃんとは、「レオ(ディカプリオのこと)って、私たちには若すぎてダメよね〜!ブラピが最高よ!!」と語り合って(日本語&英語で)意気投合。…昔観た映画の話をしたり、いっしょに映画を観に行って「日本語訳との違い」を検証したりする。でも彼女、私を年下だと思ってるんだろうニャ〜…(そのままにしておこうっと♪)

で、このMちゃん。あるときしゃっくりで困ってたので、私は「あなたのしゃっくり、私がとめてあげる!」と宣言、彼女に「ナスの色は何色?」と訊いてみた(これが「とめる方法」)。
てっきり「紫色!」と答えが返ってくるかと思ったら…彼女は目を輝かせ、ワクワクしながらひとこと――
「グリーン!!」

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!?
なんで緑色〜〜〜〜〜〜〜!?
オーストラリアのナスって、緑なのニャァァァ〜〜〜!?
…と私のビックリもつかの間、彼女のしゃっくりは無事とまった。

このとめ方にかなり興奮したMちゃん、「キセキデース!!ミラクル!!!!!」と叫ぶ、叫ぶ!(みなさんも、しゃっくりに困ってる外国人を見かけたら…この方法でとめて、驚かせましょう♪…う〜ん、ジャパニーズ・マジック!)

ただ「オーストラリアのナスは緑色なのか?」と、しばらく悩むことになったんだよニャ〜…。
(後日、紫だけでなく緑色のナスも存在すると判明)

北欧出身のA先生とは、いろんなお話をする。
で、そのお話によると…北欧の方は英語を話せる人が多いけど、それは土地柄にもあるらしい。やっぱ欧州の人は、学校でも「英語=コミュニケーションの手段」として教えられるだよニャ〜…(日本じゃ「英語=勉強科目」だけど)。ちなみに先生は母国語・英語・日本語が話せる人なんだけど、ときどき自分が何語を話しているかわかんなくなるときがあるそう。…たしかに、先生の母国語でいきなり話しかけられて「??」となったことがあったっけ…。

そして、もうひとりの先生からは油絵を習ってたんだけど…「なにか描きたいものがあったら、それを持って来なさい」と云われて、バラを持っていったら…「あなたは勇気のある人です」(バラは描くのが難しいから)。
で、描き上がった絵を見れば…そこにはバラではなくなぜかチューリップが…。………。あまりの出来に「今度は富士山の写真を持って来なさい。あなた日本人なんだから、富士山描きなさい」。
…でも先生……。私が描いた富士山…素人にはどこが評価基準なのかわかんニャい、現代美術のような出来になちゃったナリよ…。

1年くらい前、フランス人のお客様が来日された際、「日本でもフロマージュのことをチーズって云うの?」と訊かれたので、「はい」と答えたら――「ああなんてこと!!チーズなんてやめてちょうだい!フロマージュと呼んで!」。…チーズもフロマージュと呼べば…おフランスの香りになるもんだニャ〜…。
ちなみに以前、パリに10年くらい住んでいるアメリカ人が書いた「フランス人と上手く付き合うための十か条」(だったと思う…うろ覚え)を読んだとき、「フランス人と初めて会うときは、笑ってはいけない。なぜならバカだと思われるからだ」…みたいなことが書かれていたので、笑わずにご挨拶したんだけど…結局、あれでよかったのかニャ〜??

2年ほど前、カナダからあるご家族が来日されたとき、10歳くらいの男の子がポケモンに夢中だったので、いらなくなったGAMEBOYカラーをあげたら、ものすごく喜ばれた(けどお母さんは迷惑そうだった)。そのGAMEBOYのお礼に、彼が持っていたカナダ製のガムをもらったけど…激甘だった(さすが舶来もの!)。

…などなど、こんな感じで国際交流をしております。

では、また♪

困惑

2002年10月3日
ちょっと秋林家で問題が発生。

…どうするんだろう…。

今日はとりあえず…ここまで。
今日の日記は、どんぐり系の方にしかわかんニャい用語がありますので、ご注意。

どんぐり先生の日記にあった、あの会社製「円盤」(最初わざと「机」にしたんだけど、わかりづらいので「円盤」に変更)の件ですが。
私、今年の1月まであの会社のサービス部門にいたんだけど…実は今年の7月からのお話じゃないんだよニャ…。

あんまり多くは語れないけど…実は去年からかなり問題になっていて、私がいた部署はその処理のために、「てんてこまいっちんぐ(…)状態」。
事務所の一角は工場から送られてきた交換用「円盤」の山ができていたし(工場から送られてくる過程にも、すったもんだがあったんだけど…省略)、指示書や予定表、報告書も乱舞。で、それもってエンジニアさんたちは毎日汗だくになりながら、西へ東へと交換の旅に出てたんだよニャ〜…(あの会社、業務用ではそりゃ〜いっぱい使われてるからニャ〜…)。

なので、Yahoo!でニュースをみたとき…「まだ終わってなかったんかい!!??」ってのが正直な感想だった。……。

あの会社の製品以外でも「水槽の挙動がおかしい!?」と修理に出してみれば、保証期間外なのに無料で修理できてしまった人。
それはですね…「あなたの水槽にはダメダメな部品が使われてたんです、ごめんなさい。なのでタダで直しておきました」という可能性が…かなり「大」です。…購入当時から爆弾抱えてたわけですね〜…(し〜ん…)。

で。水槽だけでなく、ほかの製品でも「保証書」は…一年間大切に保管しましょう!!

ただ水槽の場合、もし保証期間を延長できるなら、しておくほうが絶対よいです!!(とくに林檎!!…あの部品価格の高さにビックリしたのニャ〜〜〜〜!!)

――水槽は「壊れるもの」。
これ、常識。


…以上、「私があの会社で学んだこと」でした〜。


では、また♪
昨日レビューした「リバー・ランズ・スルー・イット」。
…いいタイトルだニャ〜…(しみじみ…)。
映画の原題が「A River Runs Through It」なんだけど、Riverの冠詞が「The」じゃなくて「A」なのがいいんだよニャ〜…。

ところで。
先日の日記にも書いた、FLiXサイトで行われてる「これぞイイ男!」投票。
http://www.flix.co.jp/article.jsp?aid=A0000404

今日もう一度写真見て、推薦文を読んでみたんだけど…どうしてこうもみなカットオフ系な写真ばかりなのか!俳優陣だって「この写真使うなよ〜!」と思ってるだろうニャ〜…。
推薦文までもキョーレツで、笑っちまっただよ〜!

以下、引用(&ツッコミ)。

♯ジョニー・ディップ
「彼の素顔を見るとその美しさに酔いしれそうになる」

ジョニー・ディップで!?
…簡単にトリップできていいニャ〜!
――でもまあ、人それぞれか…。

♯ヴァンサン・ルクール
「天才芸術家が理想の造形を彫り込んだ、見事なまでに完成されたギリシャ彫刻のような美の化身」

いまどきのBLでもこんなベタな表現なさそうだ〜。
(長谷川忍夫人あたりならありえるかも?)
でもってギリシャ彫刻だって…ピンキリかと。
私、歌うギリシャ人(ヒゲオヤジ)を知ってるけど、理想の造形に掘り込まれてないニャ〜…毛深いだけで。

♯ジョナサン・リース・マイヤーズ
「退廃的な香りを漂わせるこの暗黒王子には、妖艶という言葉がよく似合う。」

暗黒王子ときたもんだ!!!
じゃあ…どこかに白馬の王子様もいるのニャ!?

♯イーサン・ホーク
「甘いマスク、というのは彼のためにある言葉」

ほかに美しさのたとえが見つからないときの常套句。

♯リチャード・ギア
「ハリウッド1の知的な俳優。ギアはひそかにそう呼ばれている」

あのウワサを聞くと、とてもそうとは思えましぇん…。
(そしてウワサがどんな内容かも、ヤバすぎて書けません…あえて云うならコナン・オブライアンのサイト参照)

♯ベニチオ・デル・トロ
「美のラインを越えながら、これほどまでにワイルドでセクシーなスターがいるだろうか。殴られたような凄みある顔から溢れるラテン系フェロモン」

美のライン越えてるんですか〜〜!?
…それはまたハイブローな!!
そしてよくわかんニャいフェロモンなのは、ラテン系だから〜??

さてはて、いったい誰が「イイ男」に選出されるんでしょうか?…って、個人的にはど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でもいいんだけど(ヒマつぶしにはいいよね♪)。

では、また♪
今日知った事実にビックリ!!

私だけが楽しい、いまさらながらのWHAM!ネタなんだけど。
ジョージの相棒だったアンドリューのパパ!
日本のカメラ会社のUKオフィスにいる(よく来日してたらしい)って話は昔から聞いてたけど、その会社って…ずっとN***nだと思ってた。

そしたら――

え〜〜〜〜〜!!C***Nなんすか〜〜〜〜〜!?
マ…ママ…ママママジなのニャァァァァ〜〜????

――Kさんっっっ!!
私をUKオフィスに出張させて下さい〜〜〜〜〜〜!!
そして…お父さん!!
私の「ワム人形」のアンディにぜひ!あなたの息子さんのサインを〜〜!!

……。というわけで、1日遅れの「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「美しい男」。
主役じゃないのに、思わずスクリーンに釘付けジーザス状態になってしまうような、美しい輝きを放っている俳優っていますよね。今回はそんな俳優(男優)が出演している作品を並べてみました。
ただ、必ずしも私好みのハンサムだとは限りません。あくまでも「主役を食っちゃうほど、その映画で光り輝いてる」と感じた人を挙げたみただけです〜。


「リバー・ランズ・スルー・イット」A River Runs Through It(1992・米)
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:リチャード・フリーデンバーグ
出演:クレイグ・シェーファー、ブラッド・ピット、他

ストーリー:
1912年モンタナ州の自然豊かな田舎町。マクリーン牧師夫妻のふたりの息子は、兄・ノーマン(C・シェーファー)が真面目、弟・ポール(B・ピット)が自由奔放と、まったく正反対な性格だった。そんなふたりの楽しみは、父とともに川でフライ・フィッシングをすること。だが時が流れ、ノーマンは都会の大学に進学、ポールは地元に残ることに。そして――。

北西部。ビッグスカイカントリー。そして兄弟愛に家族愛。まさにレッドフォードの映画だニャ〜…と感じてしまう作品。

いや〜、この映画の映像の美しさはスゴイよニャ〜…。とくにフライ・フィッシングの場面。川がキラキラと流れている中、ブラピのこれまた光り輝く笑顔!!…ああ!なんと美しいことよ!!!

映画の主役はノーマンなんだけど…たぶん観客の視線は、みなポールに集中しちゃうだろうニャ〜…。それほどポールを演じるブラピは魅力的に映っている。

そしてノーマンや牧師夫妻がどのようにポールを思っていたのか…それは映画で語られているけど…やはり思い出の中の人は――光り輝くものなのか…。
どんなに時が流れて、兄弟や家族の環境・状況・考え方が変わっても…川の流れは変わらない。観ていてそんなことをしみじみ感じた。「リバー・ランズ・スルー・イット」ってタイトルも、それをよく表現しているよニャ〜(ちなみに原作は「マクリーンの川」)。…ヘンな邦題をつけなかった映画会社に感謝せねば!

ちなみにこの映画、ポール役のオーディションで最終的に残ったのはブラピと故リバー・フェニックスだったとか。で、最終的にブラピが選出されたんだけど…いまだにリバーが1番美しい俳優だと信じている私でさえ、ポール役は絶対ブラピだと思う。

この映画のポールは、「青春の光と影」がよく現れているキャラクター。でもどんなにストーリー上で「影」な部分をクローズアップされても、やはり最終的に「光」な部分が印象に残ってしまう。ブラピもまた、そういうタイプの俳優なんだよニャ〜…(彼の演技力の問題じゃないよ〜)。これがリバーだと…どうしても「影」がメインになってしまうもの(これも演技力の問題ではないよ〜)。なのでブラピで正解かと。

映画は家族愛・兄弟愛が描かれていて、とてもいい作品。ただ…時間が経って印象に残ってることと云えば、ストーリーより「美しい映像、光り輝くブラット・ピット」ってのは…いいのか悪いのか…。

あと意外なんだけど、ブラピ本人はこの映画の自分の演技にかなり不満を持っているそう(彼いわく「まったくダメ」)。なので、もしブラピと会う機会があっても(あるのニャ?)、「『リバー・ランズ〜』を観て、あなたのファンになりました!あの映画でのあなたの演技、素晴らしかったです!」とは云わない方が無難。

♯こんな人にオススメ
「ブラピ様〜〜〜!!」「フライ・フィッシングが趣味です」


「リプリー」The Talented Mr. Ripley(1999・米)
監督:アンソニー・ミンゲラ
脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェット、他

ストーリー:
貧しい青年トム・リプリー(M・デイモン)は、大富豪グリーンリーフより、彼の放蕩息子ディッキー(J・ロウ)をイタリアから連れ戻して欲しいと依頼を受ける。大学時代の友人と偽り、ディッキーに近づくトム。だが、彼は次第にディッキーに惹かれていく。そして――。

まず最初に云っておきますが…この映画の「美しい男」はマット大西くんではなく、ジュード・ロウです!!…って、誰でもわかるか!(…し〜ん…)。

で。いや〜、ジュード!!…あなたの美貌、今の映画界には貴重です!!…だって、こういう美形って、ホント見かけなくなったもん!昔はゴロゴロしてたのにね〜。
もうディッキー役はハマリ役!…マット大西くんだっていい演技してたのに(もともと上手い俳優だしね)、「The Talented Mr. LAW」とまで云われるほど、ジュードに注目がいっちゃった。みんながそうなんだから、トムがディッキーに惹かれるのは当たり前なのかも。ジャズのシーンなんか最高よね〜〜〜♪(>Dさん)

ちなみにこの映画、「太陽がいっぱい」(1960・仏/伊)のリメイクだと云われてるけど…それは違うでしょう。だって原作は同じでも、この2作品、まったく違うアプローチでストーリーが展開されているんだもん(ラストも決定的に違うし)。

(ちょっとネタバレします)
ともに心理サスペンス映画なんだけど(両方観ました)、「太陽が〜」のトムは、ハンサムで冷徹。犯罪に至った理由もディッキーに対する「劣等感」といった感じ。だけど「リプリー」でのトムは…ダサくて小心者。犯罪に至った理由も「劣等感」ではなく、ディッキーに冷たくされたという「疎外感」…じゃないかニャ??
で、原作(昔読みました)のトムは…「リプリー」のトムの方に近いと思うんですけど…どうでしょう??

ただ映画としては…「太陽が〜」の方が面白いんだけどね…。

この映画、評判は悪いけど(後味悪いからニャ〜)、マット大西くんは熱演してた。もともと垢抜けない雰囲気を引きずってる俳優(それがウリでもある)だけど、この映画ではさらにそれが爆発!
とくにあの黄緑パンツ!…まいちゃったよニャ〜!でも原作通りGストリングってのも困るか…(配慮アリガト!>ミンゲラ監督&衣装担当さん)。

あと女優陣ですが。チョイ役だけど、K・ブランシェットが1番よかった。いい女優はチョイ役でも人を惹きつけるもんだ〜。その反対で…グウィネス〜…。この映画、若手有望(かつ有名)俳優がゴロゴロ出演してるけど…彼女は…。う〜ん…ガッカリ。

しかし…マット大西くんがジュードに化けるってのは…ムリあるよニャ〜…。

♯こんな人にオススメ
「『疎外感』が犯罪理由?へ?」「ジュード〜!」「故・淀川長治先生」

で、DVDで買うなら――
「リバー・ランズ〜」かニャ?
一生懸命書いたのに…間違って消しちゃった…。
時間をかけただけに大ショック。

あ〜…もしかしたら今日の分は、またあとで書くかもしんないけど…とりあえず、ショックなのでしばらくleave me alone状態です〜…。

ちなみにお題は「美しい男」で、「リバー・ランズ・スルー・イット」と「リプリー」を取り上げる予定でした。90%書けてたのに…。
あのですね…最近のアメリカ映画の傾向なんですけど。
続編とかリメイクとか、そんなのばっか!!
…ったく!!

最近収集した情報によると、「グラディエーター」(主演と監督は違うみたい)、「オーシャンズ11」(マット大西くん、今度はスーツが着たいらしい)、「レッド・ドラゴン」(「羊たちの沈黙」「ハンニバル」の続編…っていうか、原作では確か第1作だったような)、「ブリジット・ジョーンズの日記」(ジョージ・クルーニーが出るそうな〜)に、あの「リプリー」まで続編ができるんだって!(ただし主演はマット大西くんに非ず)

あ〜あ…そのうちの何本がホントに面白いのか…。

というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「ハートウォーミングでチャーミングな映画」。

笑い、感動、せつなさ、ほろ苦さ…観終わってみれば、作品に対してなんとも云えない魅力を感じている自分に気づく――そんな映画を並べてみました。設定は全く違う2作品だけど、両作品とも「現実には絶対ありえないトラブルに陥ってしまった主人公が、持ち前の魅力と機転で切り抜けていく」…というストーリーになってます。なので、ちょっとファンタジーが入ってるかニャ?


「ビッグ」BIG(1988・米)
監督:ベニー・マーシャル
脚本:ゲイリー・ロス、アン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、エリザベス・パーキンス、他

ストーリー:
ある夜、12歳のジョッシュ(T・ハンクス)は家族と一緒に行った移動遊園地で、「願いを叶える」魔王BOXと出会う。コインを入れ「大人になりたい」と願うジョッシュ。すると翌朝、体だけ30歳の大人になっていた。だが母親は彼だと気づかず、家から追い出されることに。NYに出たジョッシュは、真相を知った友達の助けを借りて、おもちゃメーカーに就職。子供らしい自由な発想から成功を収め、どんどん昇進するが――。

この作品…何度観たかわかんない、とても好きな映画のひとつなんだよニャ〜…。ヒューマン・コメディなら、この『ビッグ』と『デーヴ』(レビュー済み)が最高傑作だと思う(両作品ともG・ロスが脚本担当)。

この前も話したけど、私、T・ハンクスのことはかなり前から知っていて、「スプラッシュ」(1984)を映画館で観てからというもの、彼の作品は必ずチェック入れてた(あの「マネーピット」まで観に行ったし)。
そんな彼の出世作がこの「ビッグ」。
体は大人だけど、心は子供。30歳のくせに目がキラキラ、大人の常識も通じないジョッシュに、最初は「??」という周りも、次第に彼を好きになっていく。

子供って、ホントなんでもおもちゃにしてしまうし、率直にものを云うよね。
私はいつからそんな発想力や感情をなくしてしまったんだろう…。
数年ぶりにこの映画のT・ハンクス(当たり前だけど若いよニャ〜…)を観て、そんなことをしみじみ感じた。

とくに…足で鍵盤を弾くピアノで社長と一緒に遊んでいるシーンはね…忘れられないよ…。

T・ハンクスってホント、演技派だよニャ〜…。この映画でも体全体で子供を表現していて、それが実に素晴らしい(そして、どこか微笑ましかったりする)。
その理由って、(以前も話したけど)目の演技が巧みなんだからじゃないかニャ〜??…12歳の子供の目、偏見と不当な扱いに対して闘うエイズ患者の目、無人島で孤独に耐える目、戦争を嫌いながらも任務を遂行していく軍人の目…彼の主演映画をいろいろ観たけど、いつも彼の目に引き込まれるもの…。

で、だんだん大人社会に慣れてきたジョッシュ。そんな彼はいったいどういう選択をするのか――それがラストの感動へと続いていくんだよニャ〜…。…う〜む…。

ところで。今回再見したことによって、私も「大人になったニャ〜」と自覚してしまったことがひとつ。昔観たときと違って、ジョッシュといい仲になるスーザンの気持ちに…ちょっとだけシンクロしちゃった。私も「私はもう、その時代を生きてしまったから」。…う…ううう…せつない…。

しかし…12歳の男の子なのに――あんなにキスが上手でいいのニャ??

♯こんな人にオススメ
「少年少女の気持ちに戻ってみたい…」「若い頃のトム・ハンクスって意外にいい男?」「おもちゃ大好き〜♪」


「天国から来たチャンピオン」HEAVEN CAN WAIT(1978・米)
監督:ウォーレン・ベイティ、バック・ヘンリー
脚本:エレイン・メイ、ウォーレン・ベイティ
出演:ウォーレン・ベイティ、ジュリー・クリスティ、ジェームズ・メイソン、他

ストーリー:
アメフトチーム・ラムズの有望クォーターバック、ジョー(W・ベイティ)は、ある日事故で死んでしまう。だがそれは新人天使の間違いで、彼にはまだ数十年の寿命が残っていた。アメフト選手として、どうしても試合に出たいジョー。そこで天使(J・メイソン)と一緒に新たな身体を探すことに。そしていくつかの候補の中、ひょんなきっかけから大富豪ファーンズワースの身体を選んだジョーは――。

小学6年生の頃、初めてこの映画を観たっけ〜…。
それまでの私ときたら、「キャリー」とか「ブラジルから来た少年」とかキューブリック作品とか、そんな映画ばっかり観てる、ちょっとヘンな小学生だった。なので、この映画に出会ったとき…それはそれは大変なショックだったよ〜〜〜!!

はっきり云ってしまえば、今観ても演出が荒削りだし、主演であるW・ベイティの演技も感動するほど上手いとは云えない。そして、ひとつひとつのエピソードをもっと煮詰めていったほうがいいんじゃないかニャ〜と思ってしまうくらい、展開も速い(本編が101分なんて――短すぎる!)

でも。
ああ〜…なんて愛すべき作品なんだろう!!

ジョーのアメフトに対する情熱、そして「生」に対する姿勢に…感動する。
ジョーの奏でるソプラノサックスの音色がたまらなく…せつない。
天使やファーンズワースをめぐる人たちと、ジョーのかけあいに…つい笑いが出てしまう。
感動のラストシーンなのに…なぜだか一抹の淋しさを感じてしまう。

こんなに(私にとって)魅力に溢れた作品って――他に見当たらないよ…。初めて観てからもう20年近く経ってるのにね。なんて云うか、観終わったあとに、ものすごい余韻が押し寄せてくるんだよニャ〜…。

映画としては、未熟なところが多いはずなんだけど…もうこの作品に関して、私は悪く云えない。もちろん「つまんない」って思う人はいるだろうけど、私にとっては思い出の映画。だからある意味、評価対象外的作品かな?

ちなみにこの映画、実は「幽霊紐育を歩く」(1941)という映画のリメイクだそうだけど、その際、主人公の設定をボクサーからフットボーラーに変えたとか。うん、確かにその方が正解かと♪

で、当時アカデミー賞にもノミネートされたんだけど(9部門も)、取れたのは「美術賞」だけ。確かに「ディア・ハンター」(ベトナム戦争がテーマ)も面白かったけど、戦争ものやヒューマン・ドラマでなく、こういう作品が賞を取ってもいいじゃんかよ〜〜!!

しかし…スーツを着てる天使ってのは、不思議な感じだよニャ〜…。

♯こんな人にオススメ
「ハートウォーミングで魅力的な映画が観たい!」

で、もしDVDで買うならどちらを選ぶか――
どちらも購入済み。でも「天国から〜」はネットで3800円出したのに、10月末から2500円(ネット価格では2000円)だって〜…。

ちょっとした近況

2002年9月27日
まず、昨日の日記の「だびゅあ」ですけど。

買ったまんまで置きっ放し(約1ヶ月間)、さらに中も開けてない状態にしていた「Shoot The Dog」(日本リリース盤)のCDを今日やっと開封し、中に入ってた和訳を見てみたら――

「ダビュア」:ジョージ・W・ブッシュ。「W」がテキサス訛りで発音するとこう聞こえることから。(「Shoot The Dog」のライナーノーツより引用)

――やっぱテキサス訛りだったか!!
でもこれって、ある意味――ノロケだよニャ〜…。
(恋人のケニー・ゴス氏はテキサス男でございます)

……ざーーーーーーーーーーーーーー……。
(↑砂を吐いているさま)

あ〜あ…最初っから開けて聴いてりゃ、「たびゅあ」探しなんてしなくてよかったのに!
「――またつまらぬものを斬ってしまった…」
……気分は、まさに石川五右衛門どす〜…。


ところで、My近況なんですけど。
ここしばらく(退院してから)、日記を書くだけで精一杯の状態でした。2週間休んだあとの社会復帰は……実にしんどかったよニャ…。

そのせいで、メールをもらっても返事は出してないわ、メルアドを暫定的に変更するお知らせもしてないわ、お友達サイトにもまともに訪問してないわ…で、まさに「しろやぎさん状態」(♪さっきのてがみの ごようじなあに〜♪)。

――すみません…。

ぼちぼちではありますが、またネット社交界に復帰していきたいと思っております。

では、また♪

謎の言葉

2002年9月26日
今日、やっと謎が解けた。

なんのことかと云うと。
ジョージの新曲「Shoot The Dog」(メッセージ性はともかく、曲としては――駄作に近い出来である)の歌詞についてなんだけど、以前「えーじゃん」(aegean…彼の公式サイト)で曲を聴いたとき、最後あたりのフレーズが…

♪し〜とに〜だんしん〜うぃ〜だびゅあ〜♪
(♪See Tony Dancing with DUBYA♪…だと思われる。トニーとは英国首相ブレア氏のこと)

――と、いう風に聴こえたことがコトの発端。

へ???「だびゅあ」???
なんすか、それ????????
物の名前?それとも人の名前〜〜〜??
わかんニャいよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
いったい「だびゅあ」って…なんなのニャァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?

というわけで、私の「だびゅあ」探しが始まった。
(そしてこれまた「ど〜でもいい系」探し)

で、知り合いの母国語を英語とする外国人に、「『DUBYA』ってニャ〜に?」と片っ端から訊いてみた(英国・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ)。
が、しかし…彼らの回答は「誰かの名前じゃないの〜??」…と、こればっか。

そりゃそうだ、たしかに文章(歌詞)からいって人名っぽいもの。
でもニャ〜…ジョージのお友達に「だびゅあ」なんていないし〜…そもそもこの曲って、ブレアさんとブッシュさんのことを歌ってるわけだしニャ〜…とブツブツ云ってたら、それを聞いていたアメリカ人の友人がひと言。

「『だびゅあ』って、『W』のアメリカ南部訛りなんじゃないの?…南部の人が発音する『W』って、たしかに『だびゅあ』って聞こえるもの」

!!!!!!!!!!!!!!
ニャるほど〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
「W」=「だびゅあ」
ああそっか〜、「W」って、「ジョージ・W・ブッシュ」の「W」か!!

――ってことは…
♪トニーは だびゅあ(ブッシュ)と 踊っている♪
あ、意味通じる!!

南部訛りだったのか〜…でもどーせヤツのことだから、テキサス訛りなんだろうニャ〜…。……。

私は映画を字幕で観ることが多いんだけど、さすがに日本人なので、英語の訛りはよくわからない。
ただ、南部が舞台の映画って…観るとやっぱりのんびりというか、間延びしたというか、ベタ〜っとした英語に聴こえるんだよニャ〜…(気のせいかニャ〜??>みいりんさん)。

英国に関して云えば、元・F1レーサーのナイジェル・マンセル。私なんかでも「なんかこれって…訛ってない??」って感じの英語に聴こえた(気のせいかニャ〜??>rayさん&fairyさん)。

ちなみに私は元・金沢訛り。
高校時代からは、ほとんどスタンダード・ジャパニーズだと思う(けど、家族に云わせるとたまに金沢弁が出るらしい)。

あ、しまった!!…いまは――トロ訛りか♪

では、また♪

密かなマイ・ルール

2002年9月25日
「人に読んでもらう文章」を意識して書く!…それが目的でこの日記を始めたんだけど…あと数日で2ヶ月が経つんだニャ〜…しみじみ…。

えっちらおっちらと(ほぼ)毎日書いてきたけど…やっぱりと云うか、これだけ書いてりゃ自分の弱点を自覚させられる。

そう、私は――

接続詞と助詞の使い方がなってな〜〜〜〜〜いいっっ!!
(↑4倍角赤字で書かれてると思ってニャ)

あのですね…この日記。
どれくらい訂正しているかと云うと…1日記につき平均10回は訂正してるんだよニャ〜…。

その訂正内容内訳、as follows!

1.助詞を直す(「が」「も」「は」「に」など…小学生レベル)
2.接続詞を直す(「ところで」「しかし」など…小学生レベル)
3.文章を付け足す(言葉足らずになりがちなので)
4.誤字を直す(もうホントに多い)
5.句読点の位置、「……」「――」の配置を直す(これも多い)
6.文章内容の矛盾、リズムの悪さを直す
7.改行(読みさすさが第一だから)

まったく…本当に直してばっか…。はあ…。

で、最近気をつけてるのは…
「意識して(笑)を使わない」
「できるだけ顔文字を使わない」

…まず「(笑)」。
昔は多用してたんだけど、自分の文章見てて「こりゃイカン!」と自覚。だってね…なんか私の文章に「(笑)」をつけると、なんか誤魔化してるみたいなんだもん(情けない…)。なので、本当に笑えるときにだけ使おうと決心した。ちなみに(爆)は一度も使ったことがない。だって私のイメージではないから(私だったらやっぱり「うが!」でしょう…って…し〜ん…)。(苦笑)は、むか〜し一時期使ってた…けど、やめた。なんか合わなかったから。

「顔文字」。
これはもともとキライではないので、今でもけっこう使っている…けど、m(_ _)mと(T_T)と?(@_@)?と!(@_@)!くらいしか使ってない。
でも、この日記では極力使わないことにした。
(使うとしても?(@_@)?と!(@_@)!くらいかな?)
だって…文章で勝負したいんだもん!!!!

こう思った理由は…実はあるサイトの影響もある。

私はそのサイトの管理人さんの文章、性格、考え方、サイトの方針、運営の仕方、常連さんの書き込み…などなどが大好きなんだけど、そのサイトでは、管理人さんだけでなく、常連さんの文章にも(笑)はほとんどなく、顔文字に至っては全くない(禁止されてるから)。

まさに文字とリズム、そして内容だけで勝負してるサイト。これがとても面白くて、引き込まれるんだよニャ〜!!

で、思った。
顔文字や(笑)の助けがなくても、文章って書ける…ならば顔文字や(笑)がないそれで、私も勝負してみたい!!

でも顔文字や(笑)ってのは、ネットの醍醐味でもあるんだよニャ〜…。ネットでしか表現できないってのが魅力なんだし。でも…私は鍛錬するのニャァァァァァァ〜〜〜〜〜!!

ちなみに、これらはあくまでこの日記における「マイ・ルール」。
修行のためのルールなのです。
よって、他の人が(笑)(苦笑)(爆)、顔文字を使ってても、ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜ったく気になりませんし、しません。
「秋林さんは顔文字や(笑)がキライ」とは思わないで下さいませ〜!

では、また♪

昨日の補足日記

2002年9月24日
今日は昨日の補足〜。

佐伯明さんですが、彼はかなり有名な音楽ライターです。いろんなアーティストの記事をお書きになってますが、とくにB’zのそれが有名かニャ〜?
(雑誌「What’s in?」などで彼の文章が読めます)

彼の文章の特長は、やはり熱い語り口。で、アーティストだけでなく、彼の音楽人生(経験)までも絡めて語られる音楽評。私には「??」な比喩があっても「佐伯さんだから〜」で、もはや免罪符。ただ的確で、説得力のある文章であることは事実(私には絶対書けない、実に男性的な文章だよニャ〜…)。

ちなみに「テニスの王子様」の新刊が出るたびに(また出なくても)、熱く「テニプリ」を語ってくれてます。アニメやマンガの批評家でない人が、このように熱く語っているのは珍しいし、ファンにとっては(ある意味)座標軸的批評なんじゃないかニャ〜??(どうしても狭い世界になっちゃうからね)…でもって、彼のようなストレート直球批評は、非常に新鮮だと思うんですが…いかがでしょう?>「テニプリ」ファンのみなさま


では、また♪
昨日レビューした「ノッティングヒルの恋人」ですが。
1日考えてみたんだけど、あの映画のジュリアって、ぜんぜん魅力的じゃなかったんだよニャ〜(また敵を作るような発言を…)。どっちかと云うと、ヒューの魅力のほうがよく出てた。…ってことはつまり「ノッティングヒルの恋人」って映画は…「ジュリア・ロバーツの映画」ではなく「ヒュー・グラントの映画」なんだ!!…そっか!そうなんだ!!なんかそう思ったらラクになっちゃった!…ああ、スッキリ♪

ところで。
週刊少年ジャンプで連載されている「テニスの王子様」。
最近、なんかスゴイ人気ですニャ〜!!
「ジャンプ連載テニスマンガって『テニス・ボーイ』?」な私にとって、「テニスの王子様」は未知のマンガなんだけど、あの音楽ライターの佐伯明さん(!)が、例の調子で熱く語ってるんだから…よっぽど面白いんだろうニャ〜…。

↓熱く語っている佐伯明氏
http://contents.barks.co.jp/saeki/7.php

で、そんなこと思いながら、ぶらぶらネットサーフしてたら、「テニスの王子様」系でこんなサイトを発見!

↓「テニプリキャラと学ぼう!ウイルス対策」
http://angel.cside.biz/virus/

ウイルス対策系のサイトを見てたはずなんだけど、リンクして行ったら、このサイトに辿り着いちゃった。

スゴイニャ〜〜〜!
なんて素晴らしい〜〜〜〜!!
わっかりやす〜〜〜〜〜い!(@_@)!
…感動しちゃった〜!

なんて云うか、わかってる人にはいいんだけど、ビギナーやイマイチわかってない人(私なんかそう)、どこで正しい情報を探せばいいのか悩んでいる人には、いいサイトだよニャ〜!まとめて「どん!」と、対処方法や情報が置かれているんだから!…しかもキャラクターとともに!(これがポイント)

実は、私もウイルスで痛い目にあったひとりだったりする。
とりあえずウイルス対策したはずだったのに、思わぬ悪意のウイルスでヒドイ目にあってから、本当に「自分のPCは自分で守る」という意識が根付いた。もう二度とあんな目に遭うのはイヤだし、みんなにもそうなって欲しくない。なので、こういうサイトはみんなに知ってもらいたいし(って云うか、もうすでに有名なサイトなんだろうニャ〜)、「私は大丈夫〜」なんて思わず、ぜひ参考にして欲しいニャ〜…。

まわりにウイルスで迷惑かけるほど、つらいことはないもの…。

では、また♪
週刊文春の記事にあった、ルイーズさんの母親の再婚相手が判明〜。

確かに、ルイーズさんの母親はジョージ・マイケルさんと再婚した…けど、あのジョージとは同姓同名の別人。
……そんなこったろうと思ったよ〜…。
あ〜あ、情けないミスどすな〜…週刊文春はん??

というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす〜。
今日のお題は「人気女優によるラブ・コメディ」。
どうやら私はたとえストーリーが好みの展開だったとしても、出演俳優で好き嫌いが決まってしまう傾向があるようです。
……俳優に罪はナイんだけどニャ〜…。


「ユー・ガット・メール」YOU’VE GOT MAIL(1998・米)
監督:ノーラ・エフロン
脚本:ノーラ・エフロン、デリア・エフロン
出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、他

ストーリー:
ニューヨークで絵本店を営むキャスリーン(M・ライアン)は、インターネットで知り合った「NY152」という男性とのメールが毎日の楽しみ。ところが、キャスリーンの店の近くに、大型古本屋チェーン「FOX」が進出。その経営者であるジョー(T・ハンクス)とは、顔を会わすたびにケンカする状態に。だがそのジョーこそ、キャスリーンのメル友「NY152」だった――。

あのね、巷ではこの映画…とっても不評なんだよニャ〜…。「そんな偶然あるものか」とか「AOLとスタバの宣伝映画」とか「お約束のラストじゃん」とか…もうさんざん!

で、私としては――
いいじゃん!別に!!!!!!
トム・ハンクス&メグ・ライアンなんだからさ〜〜〜〜!!

………。
とても映画好きとは云えない、なんという贔屓丸出しコメントなことよ!!!!
でも反省しないも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪
はははははははははははははは♪

ちなみにこれは女性向きの映画でしょうね〜。なんか少女マンガっぽいもの。だから男の人には面白く感じられないかも。

個人的にこの映画の好きなところは、キャスリーンとジョーの掛け合いかな?…もともとメグ&トム(・ハンクス)ってゴールデンカップルな上に、さらにテンポがいいでしょ??…この映画はフェアリーテイルだと思えばいいの〜♪ららららららら〜♪…ど〜せこの映画を誉めるのは私だけなんだし♪もう絶賛しちゃうぞ〜〜♪

実は私、以前話したトム・クルーズ同様、トム・ハンクスもかなり前から知ってた俳優なんだよね。もうかれこれ17年前くらいから。彼が注目されたのは「スプラッシュ」(1984)という映画で、初めて「映画館に行って観たい!」と思った作品だった。今でこそシリアスな役が多いけど、昔はコメディが多かったよニャ〜…って、いかんいかん!「ユー・ガット・メール」を語らねば!

で、ふたりがやりとりするメールの内容もいいよニャ〜♪…私が理想とする内容なんだもん!…あ〜、こんなメールのやりとりしたい!!!でもって、ブラピとこんなメールを交わしたい…けど、その前に英語…。……し〜ん…。

ところで、この映画。クレジット見てたら「グレッグ・キニア」の名前が。「恋愛小説家」でゲイのサイモン役やってた人だけど…あれ??出てたっけ〜〜?(@_@)?…気がつかなかったので、IMDbで検索して調べたら――役どころはキャスリーンの恋人だと判明。…あ!あの人か!!!…でも「恋愛小説家」から1年くらいしか経ってないのに…雰囲気が全然違うんだもん〜〜〜!!わかんニャかったよ〜〜〜!!

しかし……どこの国の男の人もホント、「ゴッド・ファーザー」が好きだよニャ〜…(←映画観た人にしかわからない話)

ちなみにこの映画は、絶対字幕で観て欲しい。だって声優さんが、イメージとまったく合ってないから(とくにメグ役…ゲンメツ…)。これは声優さんが悪いのではなく、配役した人が悪いだけの話なんだけどね。

♯こんな人にオススメ
「かわいいメグ・ライアンが観たい〜♪」「フェアリーテイル好きの女性」


「ノッティングヒルの恋人」NOTTING HILL(1999・米)
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:リチャード・カーティス
出演:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、他

ストーリー:
ウエストロンドンの平凡な街、ノッティングヒルで地図専門店を営む、ちょっとサエない男ウィリアム(H・グラント)は、ある日街角でひとりの女性とぶつかってしまう。その女性はハリウッド人気女優のアナ・スコット(J・ロバーツ)だった。やがてふたりは惹かれ合うが――。

………。
……………。
あのね…巷ではこの映画…とっても評判がいいんだよニャ〜…。「サエない男と人気女優の恋って、いいよね〜」とか「ジュリアが素敵よね〜」とか「女優だってひとりの女性なんだよね〜」とか、もういいことばっか!!

で、私としては――
え〜〜〜!?面白い〜〜〜!?な〜〜〜〜〜んで??…まず、なぜアナがウィリアムに惹かれたのか、私にはサッパリわからなかったよ!…なんでわからなかったかって??…ヒュー・グラント扮するウィリアムの心情は、本当によく表現されてるんだけど、アナのそれがまったく足りなかったから!(それともジュリアの演技力の問題??…違うでしょう、やっぱ脚本やセリフテンポの問題だよニャ!)こういう恋愛ものって、ふたりの心情の揺れが最大の見所なのに、なんでヒロインのが足りない??…だからアナにまったく共感できなかったよ〜!!…それになんでいきなりあのシーンでキスするの??まったく理解不能。

ちなみにこれは男性向け(とくに英国男性)の映画でしょうね〜(と思ってたら…なんと!あのデビッド・ベッカムのフェイバリット映画なんだそうだ〜…あ〜なんか妙に納得!)。だって少年マンガのラブコメみたいなんだもん。

なんでこの映画に対して、私はキビシイのかニャ〜…。もともとあんまりジュリアが好きでないところに、相手役がこれまた好きでないヒュー・グラントだからってのもあるのかニャ〜??…でも最近、けっこうヒューのことが好きになってきたんだけどニャ…(現在公開中の「アバウト・ア・ボーイ」すごく観たいし)。

こんなに恋愛もので納得いかないのは、「愛と青春の旅だち」(1982・米)以来だニャ〜(…って、「愛と〜」は青春ドラマでもあるけど)。

なんかテンポもよくない。後半になってようやく面白くなってきたかな〜?って感じ。ウィリアムの隣人や友人が面白い存在なので、彼らにけっこう救われてるように(私には)思える。ああ〜ホント、キビシイね!私!!…この映画大好きな人に、総スカン食らうことは覚悟の上どす…。

しかし…英国の男って…世界一色白で、デカイ体格してるよニャ〜…。

♯こんな人にオススメ
「ロマンスに憧れる男性」「キュートだよね、ジュリアって♪」「ビバ!情けない男!」

で、もしDVDで買うならばどっちを選ぶか――
「ユー・ガット・メール」。だからもうこれは好みの問題だって!!
まだ引っ張って申し訳ないんだけど、ケビン・スペイシー「ファイアー島でバカンス」の件。FLiXサイトでもコトの顛末がUPされてて、ビックリ!
…はははははははははは♪
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0002394

やっぱ私は、高尚に「映画とは〜」とぶっちゃうより、
こういう「ど〜〜〜〜〜でもいい話」の方が好き♪
ははははははははははは♪

――で、結局アイダホでなにしてたの??>ケビン

と云うわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「友情と悩めるヤング・アメリカン」。
やっぱりというか、この手のストーリーだとガス・ヴァン・サント監督作品になるんだよニャ〜…。
で、2作品並べてみましたが――あなたはどちらがお好きですか?


「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」Good Will Hunting(1997・米)
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:ベン・アフレック、マット・デイモン
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ロビン・ウィリアムズ、他

ストーリー:
アメリカ・ボストン。家庭的に恵まれず、深く心に傷を持つウィル(M・デイモン)は、どんな高等数学でも証明してみせる頭脳を持っていた。だが彼は何がやりたいかもわからず、ただ毎日ぶらぶら友人たちと過ごしている。そんなある日、清掃アルバイト先の大学で、数学教授にその才能を気付かれた彼は、ひとりの精神科医ショーン(R・ウィリアムズ)を紹介される。ウィルとショーンは次第に心を許しあうようになるが――。

ガス・ヴァン・サントって、どんなジャンルの映画を撮っても「あ、これ、サント作品だ」とわかってしまう独特の空気が作品に流れてるよニャ〜。ちょっと乾いていて、ニューシネマっぽい感じ…と云うか。淡々とした中に、主人公の葛藤が見えてくる――そんな印象があるんだけど、どうでしょう??

で、この映画の主人公のウィルですが。まあ、天才だというのは別にして、こういうヤツいっぱいいるよニャ〜…(ネット上にもね)。私もそうだったと思う(過去形では云えないか)。すごい嫌なヤツなの。本当は世間知らずのくせに、本で得た知識や多少の経験を元に、相手を云い包める。ちょっとしたことでも揚げ足に取り、無自覚の理論武装を展開。「どうして私のことをわかってくれないの?」「私の意見はこうなのよ」――その前に…自分にも問題があるって、気付いてる??

ウィルの場合、とても大きな傷がある。その傷のせいで、友人たちや恋人にも心を開けない。その閉ざされた心を、R・ウィリアムズ扮するショーンが…少しずつ少しずつ開けていく。…ただこの映画の場合、ショーンの心も閉ざされているのがポイント。ゆっくりとした映像の中で、傷ついたふたりの心の交流が続くんだけど…マットもロビンもいい演技するニャ〜…ねーさん、ちょっと感動しちゃったよ…。
この映画、特に美形でもないフツーな感じのマット・デイモンが主演だから、リアル感がある。でもって、ガール・フレンド役のミニー・ドライヴァー。最初は「なんでミニーなの?」とか思っちゃったけど、やっぱこれも彼女だから(フツーだから)リアルなんだよね。どんなに天才でも、フツーの女の子とフツーな恋愛するんだよ…。

で、ウィルの友人役のベン・アフレックもいいよね〜!…ネタバレになっちゃうから書かないけど、あのセリフには…じ〜〜〜〜んときた。なんていい友人を持ったんだ!ウィルよ!!…なんだかんだ云って、友人に恵まれてるよニャ〜!あ〜、うらやましい!!!!

しかし…ベン・アフレックって…やっぱヅラなのニャ〜〜〜??

ちなみにこの映画、アカデミー賞のいろんな部門でノミネートされ、脚本賞と助演男優賞をゲット。
脚本はベンとマットの共同だったんだけど…若手(私と同世代だし)が評価されて嬉しかったよニャ〜!
でもってR・ウィリアムズいわく「よく書けてる脚本だったから、アドリブはなかったよ」。
ニャるほど!じゃあ彼のアドリブが多い作品は要注意ですニャ!!(メモしとこう…)

♯こんな人にオススメ
「今の自分に悩んでいるんだけど、どうしたらいいんだろう?」「友人とケンカ中…」「自分の心の中をなかなか覗けない人」


「小説家を見つけたら」Finding Forrester(2000・米)
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:マイク・リッチ
出演:ショーン・コネリー、ロブ・ブラウン、F・マーレイ・エイブラハム、他

ストーリー:
ニューヨーク・ブロンクス地区に住むジャマール(R・ブラウン)は、文学好きな16歳の少年。ある日、友人たちとの約束で、いつも窓から双眼鏡で外を見ている謎の老人(S・コネリー)の家に忍び込むが、リュックを置き忘れてしまう。なんとかそのリュックを取り戻したものの、彼が文章を書き込んでいるノートに、謎の老人による批評が入っていた。しばらくしてバスケと作文能力を認められ私立に転校したジャマールは、その老人が1作だけで姿を消した大作家、ウィリアム・フォレスターであることを知る――。

「グッド〜」が、心の傷を負った青年と精神科医の友情を描いた作品なら、この映画は16歳の文学少年と、なにかしらの理由で世間を捨てた老人との友情を描いている。

なぜフォレスターは筆を折ったのか。
なぜ世間から隠れるように生活しているのか。

ジャマールとの交流で、フォレスターは少しずつ変わっていくんだけど……ショーン・コネリー…うううう…なんて渋くてかっこいいんだ〜〜〜!!

でもこのフォレスター。なんかサリンジャー(米作家。作品「ライ麦畑でつかまえて」など)みたいだよニャ〜…。実はサリンジャー好きな私。ついついダブらせちゃったよ…。

ところで――「文章が降りてくる瞬間」ってのは、私にもわかるな〜。私も「文章が降りてくるタイプ」だから。……小説は書けないけどね。

で。ウィルと比べて(…って云うか、比べることもないけど)ジャマールはとても素直。演技も新鮮で「ああ16歳の少年なんだよな〜」と、観ているこっちまでピュアになっちゃった。で、お金のかかる私立に転校するんだけど、クラスのほとんどが白人なんだよね…。その中である事件が起きるんだけど、16歳少年ではどうにもならなくて…助けて欲しい相手は……。

あ〜、この映画はネタばれせずに語るのはキビシイな〜…。
でもこれだけ云っていい?(ごめんなさい)
…フォレスターが自転車に乗るシーン。
交差点で曲がるたびに、彼は手信号をするんだけど――いまどきそんなことする人って…いないよね。
…それだけ彼は外に出てなかったってことか…。

そんな彼が友情のために行動を起こし、自転車に乗る。ああ…いいニャ〜…男の友情って!!

しかし…あのショーン・コネリーの髪。
…自然なヅラだよニャ〜…。………。

♯こんな人にオススメ
「文学好きな高校生」「ピュアな気持ちになりたい!」「どうやって文章を書くの〜?」

で、もしDVDで買うならばどっちを選ぶか――
やっぱ「グッド・ウィル・ハンティング」かな〜?…どっちもいい作品だと思うけど、同世代+R・ウィリアムズってことで。ただ、もし私が高校生だったら――「小説家を見つけたら」を選択したかも。
私は、J・トレンツ・リャドという画家が大好きだ。

1993年に47歳という若さで亡くなってしまった、カタロニアの天才画家・リャド。
彼は風景画・人物画のどちらも優れていて、前者のモチーフは「庭」が多く、溢れる花々の配色の美しさにはためいきが出てしまう。多色で華やかなんだけど…どこか厳か。とても不思議だ。
後者はやはり「女性と空間の美しさ」。風景画とは違い、いつも絵の中の女性は、薄暗い背景の中でひたむきな視線を向けている。構図には常に空間が存在し、実にシンプルで独特。どちらかというと張り詰めた印象で、情熱的だ。でもどうして――彼の描く「空間」が、これほどまでに女性の美しさをひき立たせるのだろう?

初めてリャドの絵を見たときの衝撃は、今でも忘れられない。
リトグラフではなく、原画を鑑賞する機会があったのだが――独特な「光と影」、圧倒的な描写力、女性と空間の絶対的な美しさ…ただただ呆然となってしまった。
……こんな画家がいたんだ…。
――涙が出そうになった。

もっとたくさんの作品を見たかった。

――次はどんな作品が発表されるのだろう?
――来日したら、絶対、個展に行こう!

そんなことを思ってたのに….
………残念でたまらない。

こんなに私を夢中にさせる画家は…もう…あらわれないだろうな〜…。

http://www2.plala.or.jp/Donna/llado.htm
http://www.artvivant.net/contents/artists/llado/prof.html


では、また♪

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