←ハン・ソロを演じたのはハリソン・フォードさん(当時35歳くらい)。先日当ブログで「陪審員に任命された」とお伝えしたのですが、結局お役目免除となった模様です。
↓「ハリソン・フォード、陪審義務を免除される」(FLIXサイト)
http://www.flix.co.jp/v2/news/N0005417.shtml
自分の新作にゴーサイン出した人物が原告だから…って、え?新作ってジェイムズ・キャメロンがプロデュースだとかいうスペーススリラー「Godspeed」ですか?…私としてはポール・ベタニー共演の「The Wrong Element」(銀行強盗の話でワーナー配給)のほうが気になるので、別にいいんですけど…。つい本音が。
白状します。
実は私――「スター・ウォーズ」シリーズオンチです。
興味がない…と云うか、「いちおう押えておくか」という程度でしか観たことがありましぇん。駄作だとかつまらないからなどと云うつもりは全くなく(思ってもないし)、単に好みの問題かと。まあもしこのシリーズのファンならば、リリース告知の時点で大騒ぎしていたことでしょう。
ただですね、旧三部作がそれはもうお祭り騒ぎで公開になったことは、幼心にもよく覚えていて、小学1年生くらいの頃、ラジオで「日本語吹替は監督自らが声優の声をチェックし、1番近い声を選んでいる」という話を聞きまして、数年後「ふ〜ん…マーク・ハミルって水島裕のイメージなんだ〜」と思ったものです。水島裕でなかったらすみません…うろ覚え。
で、さらにその後「帝国の逆襲」(あえて云うならこれが1番好きかニャ?)と「ジェダイの復讐」を観てたら、あれれれ?マーク・ハミルの顔が微妙に変わってるではありませんか!…後日知ったのですが、事故でお顔をケガされたのだとか。俳優は顔が命なので、大変だったろうニャ〜…。
そのほかでは…えっと「エピソードII」でのアナキン・スカイウォーカーは、最初はヘイデン・クリステンセンではなくライアン・フィリップにオファーがあったものの、彼ではナタリー・ポートマンとの年齢差がキビシイので、結局ポシャっただとか…もう情報はトリビアレベルのことばかり。
そんな「スター・ウォーズ」オンチな私ですが、ライトセーバーがあったら、ちょっと遊んでみたい…かも。
↓「ハリソン・フォード、陪審義務を免除される」(FLIXサイト)
http://www.flix.co.jp/v2/news/N0005417.shtml
自分の新作にゴーサイン出した人物が原告だから…って、え?新作ってジェイムズ・キャメロンがプロデュースだとかいうスペーススリラー「Godspeed」ですか?…私としてはポール・ベタニー共演の「The Wrong Element」(銀行強盗の話でワーナー配給)のほうが気になるので、別にいいんですけど…。つい本音が。
白状します。
実は私――「スター・ウォーズ」シリーズオンチです。
興味がない…と云うか、「いちおう押えておくか」という程度でしか観たことがありましぇん。駄作だとかつまらないからなどと云うつもりは全くなく(思ってもないし)、単に好みの問題かと。まあもしこのシリーズのファンならば、リリース告知の時点で大騒ぎしていたことでしょう。
ただですね、旧三部作がそれはもうお祭り騒ぎで公開になったことは、幼心にもよく覚えていて、小学1年生くらいの頃、ラジオで「日本語吹替は監督自らが声優の声をチェックし、1番近い声を選んでいる」という話を聞きまして、数年後「ふ〜ん…マーク・ハミルって水島裕のイメージなんだ〜」と思ったものです。水島裕でなかったらすみません…うろ覚え。
で、さらにその後「帝国の逆襲」(あえて云うならこれが1番好きかニャ?)と「ジェダイの復讐」を観てたら、あれれれ?マーク・ハミルの顔が微妙に変わってるではありませんか!…後日知ったのですが、事故でお顔をケガされたのだとか。俳優は顔が命なので、大変だったろうニャ〜…。
そのほかでは…えっと「エピソードII」でのアナキン・スカイウォーカーは、最初はヘイデン・クリステンセンではなくライアン・フィリップにオファーがあったものの、彼ではナタリー・ポートマンとの年齢差がキビシイので、結局ポシャっただとか…もう情報はトリビアレベルのことばかり。
そんな「スター・ウォーズ」オンチな私ですが、ライトセーバーがあったら、ちょっと遊んでみたい…かも。
郵便局時間外窓口にて
2004年9月21日 日常
DVD購入よもやま話をば。
DVDレコーダー(と云っても、ほぼプレイヤー状態)を手に入れてからというもの、DVDをバシバシ購入している私ですが、基本的にネット注文派です(amazonとい〜でじ!!を両用)。あとはたまにDVDショップで直接購入したりしています。
■amazonを利用するとき
1500円以上ならば送料無料なので、廉価版DVDや割引率の高い新作を単品注文するとき、ほかで見つからない旧作の在庫を発見したときに利用。時間が経つと旧作が定価になっていまうのが難点。ただし、在庫が多めなので完売ゴメンにはなりにくい。
■い〜でじ!!を利用するとき
宅配による送料が比較的お安め、DVD自体の割引率お高めなので、3枚以上注文する際に利用。ただし基本的に在庫を持たない会社なので、新作を数多く注文するにはいいが、モタモタしていると完売ゴメンになったりする。そのため、発売から多少時間が経った新作や欲しい旧作がないという目に遭うこともしばしば。
■ショップを使用するとき
発作的にDVDが欲しくなったとき。また、私がよく行くお店は「廉価版DVDはどの販社の組み合わせでも2枚2980円(税抜き)」なので、廉価版をまとめ買いしたりするときもある。ショップならではの特典として、ポイントカードが導入されているので、コツコツためると1000円無料になったりするのが嬉しい(しかもCDにも使える)。
この前…え〜っと先月下旬あたりだったでしょうか、い〜でじ!!にて「スクール・オブ・ロック」「フォーン・ブース(廉価版)」「ルビー&カンタン」を注文したのですが、発送&送料で「郵便局受取」なる方法(最寄郵便局に取りに行く、送料100円)があると知りまして、お試しとばかりにそれを選択し――見事、失敗しました。
「スクール・オブ・ロック」(廉価版待ちできず)…9/17発売
「フォーン・ブース」(廉価版待ちしてた)…9/17発売
「ルビー&カンタン」(結局欲しくなった)…発売済
私の思惑としては、ともに9/17発売である「スクール〜」と「フォーン・ブース」、発売済で在庫がある「ルビー&カンタン」の3本が、まとめて9/17あたりに届けばいいや、と思ってこのような選択をしたわけですが。
8月下旬、「ルビー&カンタン」発送のお知らせが来てしまい、早々に郵便局に取りに行かねばならなくなってしまいました(モタモタしてると、送り返されてしまうのです)。
私が選択した郵便局は、家の近所ではなく、通勤に利用する駅のそばのでっかい郵便局。たとえ遅くなっても、そこなら夜遅くまで時間外対応しているし、土日祝だってオッケーだからどっちにしてもこりゃ好都合だわい!と思ったわけです。
がしかし。
郵便局の時間外受取場所に行ったところ――すでにかなりの列が。
しかもひとりひとりの対応時間が長いときたもんだ!
それでも数十分待ち、私の番になったのものの…ここでまた問題が発生。
私がなにを取りに来たのか、郵便局員さんになんて云えば、どう伝えればいいのニャ?
ちょっと悩んでのち――
私:「あの〜、私宛の郵便物がこの郵便局に届いてるはずなのですが…」
局員さん:「不在票をお持ちですか?」
私:「いえ、受け取れなかったのではなく、ここに届いてるはずなんです」
局員さん:「お荷物ですか?」
私:「はい。身分証明書を持参しました」
局員さん:「お待ち下さい」
そのまま8分経過――
局員さん:「ありませんねぇ」
私:「でも3日ほど前に『発送しました』連絡がきたんですけど…」
局員さん:「でもありませんでした」
結局、そのまま帰宅。
い〜でじ!!サイトで「いまどこ検索」をしてみたら――反映がないやんかっ!!
そこで、発送完了メールをよく読んでみると――
■商品は「ご不在預かり」のお荷物とは別の場所に保管されている場合が多いため、お受け取りの際は、窓口の担当者に「局留冊子小包の受取を希望します」とお伝えいただくとお受け渡しがスムーズになります。
■弊社の「郵便局受取」のサービスには「冊子小包」という便を利用しており、一般の郵便小包(宅配便)と異なり、ご指定の郵便局へ商品が到着する際の「到着データ」が検索画面に反映されないことがございます。
……。
よって、私が失敗した原因は以下の通り。
1.ちゃんとメールを読まなかった
2.長めの列と局員さんの対応にイライラした
3.「冊子小包」と云わなかった
その翌日、局員さん(しかも昨日と同じ人)に「冊子小包」と伝えたところ、すぐに出てきました。でも局員さん…私が入ってきたとたんに、「あ、昨日の人だ!」ってな顔になったのには参りましたよ…。
以上、通販で「郵便局受取」を選択された方、私の二の舞にならないようお気をつけ下さいまし。
あ、発送は別になっても送料は100円だけでしたし、「スクール・オブ・ロック」「フォーン・ブース」はスムーズに受け取りました。ただ大きい郵便局を指定すると、時間的には便利でも、列が長かったりしてかえって大変な目に遭うかもしんないですね。
DVDレコーダー(と云っても、ほぼプレイヤー状態)を手に入れてからというもの、DVDをバシバシ購入している私ですが、基本的にネット注文派です(amazonとい〜でじ!!を両用)。あとはたまにDVDショップで直接購入したりしています。
■amazonを利用するとき
1500円以上ならば送料無料なので、廉価版DVDや割引率の高い新作を単品注文するとき、ほかで見つからない旧作の在庫を発見したときに利用。時間が経つと旧作が定価になっていまうのが難点。ただし、在庫が多めなので完売ゴメンにはなりにくい。
■い〜でじ!!を利用するとき
宅配による送料が比較的お安め、DVD自体の割引率お高めなので、3枚以上注文する際に利用。ただし基本的に在庫を持たない会社なので、新作を数多く注文するにはいいが、モタモタしていると完売ゴメンになったりする。そのため、発売から多少時間が経った新作や欲しい旧作がないという目に遭うこともしばしば。
■ショップを使用するとき
発作的にDVDが欲しくなったとき。また、私がよく行くお店は「廉価版DVDはどの販社の組み合わせでも2枚2980円(税抜き)」なので、廉価版をまとめ買いしたりするときもある。ショップならではの特典として、ポイントカードが導入されているので、コツコツためると1000円無料になったりするのが嬉しい(しかもCDにも使える)。
この前…え〜っと先月下旬あたりだったでしょうか、い〜でじ!!にて「スクール・オブ・ロック」「フォーン・ブース(廉価版)」「ルビー&カンタン」を注文したのですが、発送&送料で「郵便局受取」なる方法(最寄郵便局に取りに行く、送料100円)があると知りまして、お試しとばかりにそれを選択し――見事、失敗しました。
「スクール・オブ・ロック」(廉価版待ちできず)…9/17発売
「フォーン・ブース」(廉価版待ちしてた)…9/17発売
「ルビー&カンタン」(結局欲しくなった)…発売済
私の思惑としては、ともに9/17発売である「スクール〜」と「フォーン・ブース」、発売済で在庫がある「ルビー&カンタン」の3本が、まとめて9/17あたりに届けばいいや、と思ってこのような選択をしたわけですが。
8月下旬、「ルビー&カンタン」発送のお知らせが来てしまい、早々に郵便局に取りに行かねばならなくなってしまいました(モタモタしてると、送り返されてしまうのです)。
私が選択した郵便局は、家の近所ではなく、通勤に利用する駅のそばのでっかい郵便局。たとえ遅くなっても、そこなら夜遅くまで時間外対応しているし、土日祝だってオッケーだからどっちにしてもこりゃ好都合だわい!と思ったわけです。
がしかし。
郵便局の時間外受取場所に行ったところ――すでにかなりの列が。
しかもひとりひとりの対応時間が長いときたもんだ!
それでも数十分待ち、私の番になったのものの…ここでまた問題が発生。
私がなにを取りに来たのか、郵便局員さんになんて云えば、どう伝えればいいのニャ?
ちょっと悩んでのち――
私:「あの〜、私宛の郵便物がこの郵便局に届いてるはずなのですが…」
局員さん:「不在票をお持ちですか?」
私:「いえ、受け取れなかったのではなく、ここに届いてるはずなんです」
局員さん:「お荷物ですか?」
私:「はい。身分証明書を持参しました」
局員さん:「お待ち下さい」
そのまま8分経過――
局員さん:「ありませんねぇ」
私:「でも3日ほど前に『発送しました』連絡がきたんですけど…」
局員さん:「でもありませんでした」
結局、そのまま帰宅。
い〜でじ!!サイトで「いまどこ検索」をしてみたら――反映がないやんかっ!!
そこで、発送完了メールをよく読んでみると――
■商品は「ご不在預かり」のお荷物とは別の場所に保管されている場合が多いため、お受け取りの際は、窓口の担当者に「局留冊子小包の受取を希望します」とお伝えいただくとお受け渡しがスムーズになります。
■弊社の「郵便局受取」のサービスには「冊子小包」という便を利用しており、一般の郵便小包(宅配便)と異なり、ご指定の郵便局へ商品が到着する際の「到着データ」が検索画面に反映されないことがございます。
……。
よって、私が失敗した原因は以下の通り。
1.ちゃんとメールを読まなかった
2.長めの列と局員さんの対応にイライラした
3.「冊子小包」と云わなかった
その翌日、局員さん(しかも昨日と同じ人)に「冊子小包」と伝えたところ、すぐに出てきました。でも局員さん…私が入ってきたとたんに、「あ、昨日の人だ!」ってな顔になったのには参りましたよ…。
以上、通販で「郵便局受取」を選択された方、私の二の舞にならないようお気をつけ下さいまし。
あ、発送は別になっても送料は100円だけでしたし、「スクール・オブ・ロック」「フォーン・ブース」はスムーズに受け取りました。ただ大きい郵便局を指定すると、時間的には便利でも、列が長かったりしてかえって大変な目に遭うかもしんないですね。
本日のお買い物:「LUSH バスボム&ソープ」
2004年9月20日 物欲ブギ!
最近、LUSHのバスボム(入浴剤)やソープ、シャンプーにハマっておりまして、今日もメールオーダーしちゃいました。
■LUSHとは?
現在世界30ヵ国250店舗を持つ英国生まれの新鮮・手作り・安全・愉快をモットーとした化粧品店。新鮮な材料(野菜・花など)をたっぷり使ったスキンケアシリーズ、入浴剤などを取り扱っている。商品だけでなく、ラッピングからシール作成まで手作りらしく(すべて日本で作っているとか)、製造年月日、製造者名、使用期限が明記され、カタログには「ラッシュの製品は美味しそうですが、食べられません」と断り書きされている。
↓LUSH公式サイト
ttp://www.lushjapan.com/
先日、会社で同じ部署の方から出張土産としてLUSHのバスボム(入浴剤)を頂きまして、TMGブドーカン公演で東京遠征した際にホテルで使用したところ、これがとってもよくて、以来やみつきになってしまいました。
モットーが「新鮮・手作り・安全」までなら、「ふ〜ん」で終わったのですが、私の心を捉えたのは「愉快」。だって、どの商品もすんごく楽しそうなんだもん♪…商品名なんか「セクシー・ダイナマイト」「カレには内緒で」「麗しのプリンス」「恋多きひと」「京都気分」…などなど、面白くて個性的でそれになんといってもカワイイ♪
私が住む北陸にはLUSHの直営ショップがないため、メールオーダーに頼っているわけですが、ギフト商品がないかな〜と思って公式サイトでカタログを見ていたら、「セレブのお気に入り」なる企画ギフト商品がありました。
ジュリア・ロバーツやマドンナなどのスター達がロンドンのLUSHショップで買い求めた人気商品を集めたもので、手のひらパターンがデザインされたペーパーに、ゴールドのリボンがかけられてラッピングされているのだそう(ただし、すでに完売御礼)。
LUSHロンドンで、どんなスターがどんな買い物をしたのやら――と、商品説明を読んでみたら…
(以下、公式サイトの説明より引用)
ユアンやジュードあたりは「ニャるほど、らしいよな〜」と思うのですが、ジョン・マルコビッチが「セクシーダイナマイト」ねえ…。これは会社でもらったとき、「秋林さん、勝負の日の前日に使うのよ!」と云われたほど、セクシーなバスボムでして、おふろに入れたら、お湯が真っピンクになって、ゼリー状の花びらが浮かんでくるんですけど…マルコビッチさんが「セクシーダイナマイト」入りのバスタブに入ってる姿って、どうにも想像デッドゾーンだよニャ…。
で、ラッシーが「アルカマー」。お肌が敏感肌なんでしょうか?…奥様orお子さん用とも考えられますが、もしご本人用だったら、いや〜…肌って見かけによらないもんですねぇ。まあ、購入したのが「グラディエーター」撮影の頃だったら、ご本人用の可能性大かな、と。
ショーン・コネリーは「オキロ!」(液体ボディシャンプー)ですか。これ、ギフト用だから100gが選ばれてるんですよね?…あのショーン・コネリーがLUSHショップに入って、たった100gぽっちの購入なわけないでしょうし。冷やかしorケチなら、わからんでもないですが。
マドンナが「バハマムーン」――マドンナが現在信仰中のカバラ教では、LUSHってオッケーなんですか?…ってか、最近のマドンナ見てたら、映画ファンとしては嫁の影響を受けてるダンナのガイ・リッチーのほうが心配ですね。
というわけで、現在LUSHにはまっているものの――先日書いた理由により、残念ながらまだお風呂に入れない日々が続いております。コンビニ袋を右足に巻いて、シャワーを浴びるだけ。「米はあっても釜がない」状態なのでした。…ぐぐぐぐ…。
■LUSHとは?
現在世界30ヵ国250店舗を持つ英国生まれの新鮮・手作り・安全・愉快をモットーとした化粧品店。新鮮な材料(野菜・花など)をたっぷり使ったスキンケアシリーズ、入浴剤などを取り扱っている。商品だけでなく、ラッピングからシール作成まで手作りらしく(すべて日本で作っているとか)、製造年月日、製造者名、使用期限が明記され、カタログには「ラッシュの製品は美味しそうですが、食べられません」と断り書きされている。
↓LUSH公式サイト
ttp://www.lushjapan.com/
先日、会社で同じ部署の方から出張土産としてLUSHのバスボム(入浴剤)を頂きまして、TMGブドーカン公演で東京遠征した際にホテルで使用したところ、これがとってもよくて、以来やみつきになってしまいました。
モットーが「新鮮・手作り・安全」までなら、「ふ〜ん」で終わったのですが、私の心を捉えたのは「愉快」。だって、どの商品もすんごく楽しそうなんだもん♪…商品名なんか「セクシー・ダイナマイト」「カレには内緒で」「麗しのプリンス」「恋多きひと」「京都気分」…などなど、面白くて個性的でそれになんといってもカワイイ♪
私が住む北陸にはLUSHの直営ショップがないため、メールオーダーに頼っているわけですが、ギフト商品がないかな〜と思って公式サイトでカタログを見ていたら、「セレブのお気に入り」なる企画ギフト商品がありました。
ジュリア・ロバーツやマドンナなどのスター達がロンドンのLUSHショップで買い求めた人気商品を集めたもので、手のひらパターンがデザインされたペーパーに、ゴールドのリボンがかけられてラッピングされているのだそう(ただし、すでに完売御礼)。
LUSHロンドンで、どんなスターがどんな買い物をしたのやら――と、商品説明を読んでみたら…
(以下、公式サイトの説明より引用)
入っているもの:…おおおおおおお!すんごいメンツですねえ!
「愛ラブユー」(ユアン・マクレガー)
「セクシーダイナマイト」(ジョン・マルコビッチ)
「バターボール」(ジュリア・ロバーツ)
「なつかしい夏」(ジュード・ロウ)
「アルカマー100g」(ラッセル・クロウ)
「バハマムーン100g」(マドンナ)
「リップサービス」(ポール・マッカートニー)
「ドリームクリーム」(ハル・ベリー)
「オキロ!100g」(ショーン・コネリー)
ユアンやジュードあたりは「ニャるほど、らしいよな〜」と思うのですが、ジョン・マルコビッチが「セクシーダイナマイト」ねえ…。これは会社でもらったとき、「秋林さん、勝負の日の前日に使うのよ!」と云われたほど、セクシーなバスボムでして、おふろに入れたら、お湯が真っピンクになって、ゼリー状の花びらが浮かんでくるんですけど…マルコビッチさんが「セクシーダイナマイト」入りのバスタブに入ってる姿って、どうにも想像デッドゾーンだよニャ…。
で、ラッシーが「アルカマー」。お肌が敏感肌なんでしょうか?…奥様orお子さん用とも考えられますが、もしご本人用だったら、いや〜…肌って見かけによらないもんですねぇ。まあ、購入したのが「グラディエーター」撮影の頃だったら、ご本人用の可能性大かな、と。
ショーン・コネリーは「オキロ!」(液体ボディシャンプー)ですか。これ、ギフト用だから100gが選ばれてるんですよね?…あのショーン・コネリーがLUSHショップに入って、たった100gぽっちの購入なわけないでしょうし。冷やかしorケチなら、わからんでもないですが。
マドンナが「バハマムーン」――マドンナが現在信仰中のカバラ教では、LUSHってオッケーなんですか?…ってか、最近のマドンナ見てたら、映画ファンとしては嫁の影響を受けてるダンナのガイ・リッチーのほうが心配ですね。
というわけで、現在LUSHにはまっているものの――先日書いた理由により、残念ながらまだお風呂に入れない日々が続いております。コンビニ袋を右足に巻いて、シャワーを浴びるだけ。「米はあっても釜がない」状態なのでした。…ぐぐぐぐ…。
ビデオ屋ウォッチング 8
2004年9月19日 日常
←スティーブ・マーティン主演「オール・オブ・ミー」の画像が出ないので、「天国から落ちた男」を。原題の「THE JERK」とは、俗語で「バカ」という意味。でももともとは(動詞で)「ぐいとひっぱる」「急に動く」「ぎゅっとねじる」という意味だとか。……。それでも充分スティーブ・マーティンらしい感じがするんですけど…ねえ?
「ビデオ延滞したことない!」が私の自慢だったのに、昨日いつも行くビデオ屋さんに、痛恨の延滞料金を支払ってきました。
おさらいをしようと「バイオハザード」を借りてきたのですが、そのまんま「返却日は土曜日だから♪」とほったらかしにしていたところ、なんと返却期限は金曜日と発覚。結局、観ないまま返却となりました。あ〜あ。
で、そのレンタルビデオ屋さんに行く道中、友人E(米国人)にバッタリ遭遇しまして、「借りたい映画があるから借りてくれ。お金出すから」と、そのまま一緒にお店に行ってきたのですが――「日本(仮)在住のガイジンは、ひとりでビデオ屋に行っても、目的のビデオにたどり着くのが非常に困難である」という話を、ビデオ屋さんに到着するまで延々と聞かされましたよ。
ポップやレシートは(当たり前だけど)漢字交じりの日本語だから、アルファベットの国の人にとっては呪文のように見えるだろうし、米国とは別バージョンのパッケージだって多いし、ごちゃごちゃした配置はわかりづらいだろうし、日本語がある程度できないと、料金システムの理解は難しいだろうし…そう云われれば、店内で見かけるガイジンさんは日本人と一緒…って云うか、たいがいカップル(ガイジン男性+日本人女性)で見かけたりするよニャ…。げ!…ってことは、私とEもカップルに見られてる?…違うっつーの!
で、Eに借りたいビデオをいざ訊いてみると――
E:「アダム・サンドラー、ベン・スティラー、ロブ・シュナイダー…とにかくコメディ映画を観たい。日本じゃ彼らの映画はほとんど上映されないからね」
…ニャるほど。至極納得。
たとえ彼らの主演映画が日本で劇場公開されることになっても、1年くらいヘーキで遅れたりするし(サンドラー映画なんてまさにそう)、DVDリリースされたところで、コメディ系は原題とまったく違う邦題をつけられることが多いし、それでさらに日本オリジナルなパッケージという状態で埋もれたりなんかしたら、そりゃすぐにはわかんないだろうニャ〜…。
母国語ではない言葉で埋め尽くされてる場所は、外国人にとってかなりストレスになるはず。私だって、英語(得意じゃない)や中国語(漢字でなんとなくわかる)ならまだしも、ハングル語やアラブ語であふれたところに行ったりしたら、とても不安だし、相当なストレスを感じると思うもん。
ガイジンコミュニティができてる東京みたいな大都市だったら、彼らが多く利用するお店がありそう。でも、田舎じゃ絶対にムリ。そうなると、日本人と一緒に探したほうが早いし、確実だよねぇ…。
で、コメディ映画を何本か借りまして、そのままE宅へと向かい、Mちゃん(豪州人)を呼んで、3人で観てたんですが。
コメディ映画はお笑いのポイントにお国柄が出るもんだな〜と、しみじみ思いましたよ。
米国産コメディを観てると、同じセリフを繰り返し云ってたり、同じことを延々やってるシーンによく出くわします。日本人の私には「くどい!」と思える繰り返しでも、米国人のEはそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、Mちゃんはそれほどじゃない。
このブログサイトで同じことを書いている方がいらっしゃいましたが、仏産コメディはオナラネタによく出くわします。日本人の私には「そこまでしなくても…」と思えるようなオナラギャグでも、豪州人のMちゃんはそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、Eはそれほどじゃない。
日本産コメディを観てると、顔がアップになり鼻血がタラ〜と流れたりするシーンによく出くわします。日本人の私ひとりだけがそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、EとMちゃんは「???」。彼らいわく「ケンカしたら鼻血が出るのは当たり前。なんでおかしいの?」。……いや、たしかにごもっとも…。
笑うかどうかは基本的に個人の好みの問題とは云え、それでも傾向は出るよニャ〜…。
以上、ビデオ屋ウォッチング&コメディ映画の笑どころ国別比較、でした。
「ビデオ延滞したことない!」が私の自慢だったのに、昨日いつも行くビデオ屋さんに、痛恨の延滞料金を支払ってきました。
おさらいをしようと「バイオハザード」を借りてきたのですが、そのまんま「返却日は土曜日だから♪」とほったらかしにしていたところ、なんと返却期限は金曜日と発覚。結局、観ないまま返却となりました。あ〜あ。
で、そのレンタルビデオ屋さんに行く道中、友人E(米国人)にバッタリ遭遇しまして、「借りたい映画があるから借りてくれ。お金出すから」と、そのまま一緒にお店に行ってきたのですが――「日本(仮)在住のガイジンは、ひとりでビデオ屋に行っても、目的のビデオにたどり着くのが非常に困難である」という話を、ビデオ屋さんに到着するまで延々と聞かされましたよ。
ポップやレシートは(当たり前だけど)漢字交じりの日本語だから、アルファベットの国の人にとっては呪文のように見えるだろうし、米国とは別バージョンのパッケージだって多いし、ごちゃごちゃした配置はわかりづらいだろうし、日本語がある程度できないと、料金システムの理解は難しいだろうし…そう云われれば、店内で見かけるガイジンさんは日本人と一緒…って云うか、たいがいカップル(ガイジン男性+日本人女性)で見かけたりするよニャ…。げ!…ってことは、私とEもカップルに見られてる?…違うっつーの!
で、Eに借りたいビデオをいざ訊いてみると――
E:「アダム・サンドラー、ベン・スティラー、ロブ・シュナイダー…とにかくコメディ映画を観たい。日本じゃ彼らの映画はほとんど上映されないからね」
…ニャるほど。至極納得。
たとえ彼らの主演映画が日本で劇場公開されることになっても、1年くらいヘーキで遅れたりするし(サンドラー映画なんてまさにそう)、DVDリリースされたところで、コメディ系は原題とまったく違う邦題をつけられることが多いし、それでさらに日本オリジナルなパッケージという状態で埋もれたりなんかしたら、そりゃすぐにはわかんないだろうニャ〜…。
母国語ではない言葉で埋め尽くされてる場所は、外国人にとってかなりストレスになるはず。私だって、英語(得意じゃない)や中国語(漢字でなんとなくわかる)ならまだしも、ハングル語やアラブ語であふれたところに行ったりしたら、とても不安だし、相当なストレスを感じると思うもん。
ガイジンコミュニティができてる東京みたいな大都市だったら、彼らが多く利用するお店がありそう。でも、田舎じゃ絶対にムリ。そうなると、日本人と一緒に探したほうが早いし、確実だよねぇ…。
で、コメディ映画を何本か借りまして、そのままE宅へと向かい、Mちゃん(豪州人)を呼んで、3人で観てたんですが。
コメディ映画はお笑いのポイントにお国柄が出るもんだな〜と、しみじみ思いましたよ。
米国産コメディを観てると、同じセリフを繰り返し云ってたり、同じことを延々やってるシーンによく出くわします。日本人の私には「くどい!」と思える繰り返しでも、米国人のEはそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、Mちゃんはそれほどじゃない。
このブログサイトで同じことを書いている方がいらっしゃいましたが、仏産コメディはオナラネタによく出くわします。日本人の私には「そこまでしなくても…」と思えるようなオナラギャグでも、豪州人のMちゃんはそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、Eはそれほどじゃない。
日本産コメディを観てると、顔がアップになり鼻血がタラ〜と流れたりするシーンによく出くわします。日本人の私ひとりだけがそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、EとMちゃんは「???」。彼らいわく「ケンカしたら鼻血が出るのは当たり前。なんでおかしいの?」。……いや、たしかにごもっとも…。
笑うかどうかは基本的に個人の好みの問題とは云え、それでも傾向は出るよニャ〜…。
以上、ビデオ屋ウォッチング&コメディ映画の笑どころ国別比較、でした。
←このDVDに「ラストクリスマス」のビデオが収録されているのですが、これは当時から実に恥ずかしいビデオでした。ジョージ・マイケルさん(当時21歳くらい)が、なんとも云えない小芝居をしているからです。もう封印しちまいたいくらい。でも毎年クリスマス時期になると、街を歩けば/TVを観てれば、否応なく♪ら〜すくすります、あいるぎぶ〜…」と聴こえてくるもんだから、どうしてもあの小芝居を思い出しちゃう。今年はそのこっぱずかしい小芝居を思い出すシーズンが、織田くんドラマのせいで早く到来しそうです…ってか、もう番宣されまくりだっつーの!
いきなり「ケニー・ゴス」で検索されてる当ブログ。
どーしてケニー(ジョージの恋人であるテキサス男。ルックスはちょっと小柄な大魔神佐々木という感じ。スポーツ用品関連の会社を経営してるんだっけ?…ちなみに元体操選手だとか)なの?…彼のことを知ってる人なんて、日本ではそう多くないでしょ?…なので、これはきっと彼かジョージに関するニュースがあったに違いない!…と思い、yahoo!ニュースを見てみたら――やっぱりとゆーか、こんな記事がupされておりました。
↓ジョージ・マイケル「マドンナに誘惑された」?(BARKS)
http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20040917/lauent004.html
以下、引用
「まだ僕は24歳で…」ってことは、ちょうどソロデビューした頃ですね(「FAITH」をリリース、白人でありながらブラックチャートを制覇)。「怖気づいた」って、あーた……WHAM!時代にさんざん遊んだでしょーがっ!…アンディほどでなくてもさ…。
ちなみにジョージさん、例の事件を起こしたために、クローゼットから出て、カミングアウトに至ったわけですが、99年(だったっけ?)に開催されたネットエイドの記者会見にて、「自分は寄付活動している」という報道をすることを条件に、どんな質問にも答えると宣言、そしてある記者が、彼にこんな質問をしたのでした。
記者:「トム・クルーズとニコール・キッドマン、どちらと一夜をともにしたいですか?」
(注:当時「アイズ・ワイド・シャット」が話題になっていた)
その答え。
ジョージ:「トムだね。でもニコールに誘われたら断らないよ」
……。
あまりにジョージらしいお答え。
昔っから貞操観念ゼロ男ですからねぇ。ま、ニコールが誘うわけないと思いますが、トムトムとジョージは(系統が違えど)ともに目力の強い人なので、ふたりがフレームインしてくると、見ていて暑苦しくなるかも。
しっかし…織田裕二ってば、そんなジョージ(WHAM!)の曲を歌うのかあ〜…。ふ〜ん。役柄はサラリーマンねえ……ならばここはぜひ、宴会芸シーンを入れて欲しいですね。織田くんは「ダイアナ風金髪ヅラ+FILAシャツ&パンツ」姿で、後輩役の森山未來くんにもFILA着てもらって(手にはもちろんギター…弾けなくてOK)、ふたりで「Wake Me Up Before You Go-Go」を歌うっつーのはどう?…マジ、期待してるんですが――いかがでしょう?
追記:UK版「GQ Magazine」の表紙、どうやらジョージみたいです。
↓GQ UK in this issue(公式サイト)
http://www.gq-magazine.co.uk/thisissue/October_2004/
ええ!?「Men of The Year」…ジョージなんですか??
………。
いきなり「ケニー・ゴス」で検索されてる当ブログ。
どーしてケニー(ジョージの恋人であるテキサス男。ルックスはちょっと小柄な大魔神佐々木という感じ。スポーツ用品関連の会社を経営してるんだっけ?…ちなみに元体操選手だとか)なの?…彼のことを知ってる人なんて、日本ではそう多くないでしょ?…なので、これはきっと彼かジョージに関するニュースがあったに違いない!…と思い、yahoo!ニュースを見てみたら――やっぱりとゆーか、こんな記事がupされておりました。
↓ジョージ・マイケル「マドンナに誘惑された」?(BARKS)
http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20040917/lauent004.html
以下、引用
ジョージ・マイケルが、デビュー当時、「マドンナに誘惑され怖気づいた」ことを明かしている。しかし彼は、マドンナには男性に対して感じるのと同じようなセクシーさを覚えたという。……。
ジョージは、『GQ Magazine』のインタヴューでこう話している。「まだ僕は23歳で、ほんとに怖気づいてしまった。彼女に迫られてるって思ったんだよ。でも、彼女には男性といるときに感じるようなセクシーさを覚えた。彼女は、ほんとにセクシーだったよ」
同性愛者だとカミング・アウトしているジョージだが、もし8年間交際を続けているボーイ・フレンド、ケニー・ゴスの存在がなければ、また女性と寝ることも考えられると話している。「女性と寝るだろうね。間違いない。レストランに行くと、男性よりまず女性をチェックする。彼女たちのほうが魅惑的だからね」
しかし、ゴスの存在は自分にとって「かけがえのないもの」だと付け加えている。ジョージは、’97年に母親が亡くなったとき真剣に自殺を考えたというが、それを救ってくれたのがゴスだったと告白している。「もし彼がいなかったら、僕の人生は危なかった。母親が死んでから、(曲を)書くことができなかったんだ。自分のことを役立たずだと思ってたよ」
Ako Suzuki, London
「まだ僕は24歳で…」ってことは、ちょうどソロデビューした頃ですね(「FAITH」をリリース、白人でありながらブラックチャートを制覇)。「怖気づいた」って、あーた……WHAM!時代にさんざん遊んだでしょーがっ!…アンディほどでなくてもさ…。
ちなみにジョージさん、例の事件を起こしたために、クローゼットから出て、カミングアウトに至ったわけですが、99年(だったっけ?)に開催されたネットエイドの記者会見にて、「自分は寄付活動している」という報道をすることを条件に、どんな質問にも答えると宣言、そしてある記者が、彼にこんな質問をしたのでした。
記者:「トム・クルーズとニコール・キッドマン、どちらと一夜をともにしたいですか?」
(注:当時「アイズ・ワイド・シャット」が話題になっていた)
その答え。
ジョージ:「トムだね。でもニコールに誘われたら断らないよ」
……。
あまりにジョージらしいお答え。
昔っから貞操観念ゼロ男ですからねぇ。ま、ニコールが誘うわけないと思いますが、トムトムとジョージは(系統が違えど)ともに目力の強い人なので、ふたりがフレームインしてくると、見ていて暑苦しくなるかも。
しっかし…織田裕二ってば、そんなジョージ(WHAM!)の曲を歌うのかあ〜…。ふ〜ん。役柄はサラリーマンねえ……ならばここはぜひ、宴会芸シーンを入れて欲しいですね。織田くんは「ダイアナ風金髪ヅラ+FILAシャツ&パンツ」姿で、後輩役の森山未來くんにもFILA着てもらって(手にはもちろんギター…弾けなくてOK)、ふたりで「Wake Me Up Before You Go-Go」を歌うっつーのはどう?…マジ、期待してるんですが――いかがでしょう?
追記:UK版「GQ Magazine」の表紙、どうやらジョージみたいです。
↓GQ UK in this issue(公式サイト)
http://www.gq-magazine.co.uk/thisissue/October_2004/
ええ!?「Men of The Year」…ジョージなんですか??
………。
「ドラムライン」
2004年9月16日
←6月くらいだったかニャ?なんとか私が住む田舎でも公開になったので、やっほ〜♪と思いつつ観に行ってきました。で、いざ着席してみると、まわりは学校帰りの高校生ばかり。みんな部活でブラスバンドやってる子だったんだろうな〜…。ちなみに私もブラスバンド出身。フルート担当、マーチング経験アリ、です。
DVD化になったので、あらためてその感想をば。
「ドラムライン」Drumline(2002・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0303933/
日本公式サイト→http://www.foxjapan.com/movies/drumline/
監督:チャールズ・ストーン三世
脚本:ティナ・ゴードン・キスム、ショーン・シェップス
出演:ニック・キャノン、ゾーイ・サルダナ、オーランド・ジョーンズ、レナード・ロバーツ、他
ストーリー:
類まれなるドラムテクニックを持つデヴォン(N・キャノン)は、その才能を買われてマーチングバンドの名門、アトランタA&T大学に入学する。だが才能はあっても、その生意気な言動や勝手な行動で、デヴォンはリー監督(O・ジョーンズ)やリーダーのショーン(L・ロバーツ)と対立、次第にバンド内で孤立してしまう。そんな中、ライバル校モーリス・ブラウン大との決戦が近づいてきた――。
ストーリー・展開・出来…そのすべてが嬉しくなるほど青臭い映画だよニャ〜♪
こういうストレート真っ向勝負で王道な、青春スポ根映画(主人公が天才、まわりと大モメ、女の子の影あり、監督と衝突、家族の問題、シゴきシゴかれ部活動…など)が、21世紀のハリウッドで、しかもメインストリーム(配給:20世紀FOX)で作られるんだ〜。いや〜…昔よく観たスポ根映画を思い出して、思わず遠い目になっちまったい!
都合が良すぎるだの、そんな簡単に許すなんてヘンだの、ストーリーや演出がとても拙いだの――そんなの私だって百も承知。よ〜〜くわかってる。
以前も書いたように、私は「どんなに拙くても、どこかキラリと青く光る映画」がとても好き。この「ドラムライン」は、まさにそんな映画だったりする。
たとえば「8 Mile」。監督がエキスパートだったから、全体的にツボを押さえた映画に仕上がってはいたけれど、主演であるエミネムの青臭さが妙にリアルだったせいか、観終わったあと、青いはずの彼に感動させられてる自分がいた。「リベリオン」は、ストーリー・設定・演出などツッコミ満載、どう斬っても青くて仕方がない作品だったけど、逆に「監督が描きたかったもの」がストレートに伝わってきて、私はその青さが魅力的でたまらなかった。
「ドラムライン」は――ドラマ部分の未熟さ、ストレートな青春スポ根ぶり、徹底した「One Band, One Sound」の精神が、私を熱くさせた。
こうなると、前半のもたつくドラマや後半の長いマーチングバトルまでもが愛おしく感じてしまう。もう負け決定。
自信のあるものや徹底して見せたいものがあれば、それを長く見せたいのが監督の性(さが)かな、と。たとえば、いまの若いもんが、昔のジャッキー映画である「酔拳」や「蛇拳」などを観れば、ラストバトルの長さに辟易するかもしれない。そして突然の「終劇」にビックリするか。「マトリックス リローデッド」でのネオvs.100人スミスのバトルシークエンスがやたら長かったのも、ウォシャウスキー×2監督の脳裏に、それがあったからだろうし(実際、ユエン・ウーピンが絡んでるし)、また彼らだってやりたかったんだろう(と思う)。たとえ客に「長い〜〜…」と云われてもね。白状すると、私も「リローデッド」のあのバトルは長いと思った……ああ、昨今の展開が早い映画に慣れきってしまったか…。
話が脱線しちゃった…ので戻すと――え〜っと、主役を演じたニックくん。スレンダーかつ、いまどきの若者的なルックスがさらにデヴォンの生意気さを倍増させていてGood!…その反動で、後半急にしおらしくなる姿がとてもかわいく感じられた。
レナード・ロバーツ演じるリーダーのショーン。私が共感したのは彼でした。天才を前にしたら、誰だってあんな風になっちゃいそうだな、と。
監督を演じたオーランド・ジョーンズは、出てきた瞬間――「のわっ!?…こんなスポ根映画に出てるなんて!」と思いましたが、こういうベタな役も出来るんだ〜と感心。
そしてマーチングバトル!素晴らしい!
でっかいスクリーンで観れてよかったよう♪
私はマーチング経験があるのでよくわかるのですが、ドラムラインはバンドの要。日本では花形はペットだったりするのですが、バンドの屋台骨・大黒柱はドラムです。映画ではあまり触れてなかったけれど、ベルトでドラムを固定すると、肩にアザができます。すごく痛むし、激しい動きをしつつ、音を合わせるのは本当に大変なことで、演奏の実力だけでなく体力も要求されます。
「One Band, One Sound」――語られたその言葉に、深く深く深く頷いた作品。
(以下、ちょっとしたネタバレでもイヤな方はお読みにならないほうがベター)
劇中、デヴォンの仲間(アーネストだったかな?)が、とある集団の中に入っていくという場面がありました。あれ――なんの集団なのか、どういった意味があるのか、ご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?
DVD化になったので、あらためてその感想をば。
「ドラムライン」Drumline(2002・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0303933/
日本公式サイト→http://www.foxjapan.com/movies/drumline/
監督:チャールズ・ストーン三世
脚本:ティナ・ゴードン・キスム、ショーン・シェップス
出演:ニック・キャノン、ゾーイ・サルダナ、オーランド・ジョーンズ、レナード・ロバーツ、他
ストーリー:
類まれなるドラムテクニックを持つデヴォン(N・キャノン)は、その才能を買われてマーチングバンドの名門、アトランタA&T大学に入学する。だが才能はあっても、その生意気な言動や勝手な行動で、デヴォンはリー監督(O・ジョーンズ)やリーダーのショーン(L・ロバーツ)と対立、次第にバンド内で孤立してしまう。そんな中、ライバル校モーリス・ブラウン大との決戦が近づいてきた――。
ストーリー・展開・出来…そのすべてが嬉しくなるほど青臭い映画だよニャ〜♪
こういうストレート真っ向勝負で王道な、青春スポ根映画(主人公が天才、まわりと大モメ、女の子の影あり、監督と衝突、家族の問題、シゴきシゴかれ部活動…など)が、21世紀のハリウッドで、しかもメインストリーム(配給:20世紀FOX)で作られるんだ〜。いや〜…昔よく観たスポ根映画を思い出して、思わず遠い目になっちまったい!
都合が良すぎるだの、そんな簡単に許すなんてヘンだの、ストーリーや演出がとても拙いだの――そんなの私だって百も承知。よ〜〜くわかってる。
以前も書いたように、私は「どんなに拙くても、どこかキラリと青く光る映画」がとても好き。この「ドラムライン」は、まさにそんな映画だったりする。
たとえば「8 Mile」。監督がエキスパートだったから、全体的にツボを押さえた映画に仕上がってはいたけれど、主演であるエミネムの青臭さが妙にリアルだったせいか、観終わったあと、青いはずの彼に感動させられてる自分がいた。「リベリオン」は、ストーリー・設定・演出などツッコミ満載、どう斬っても青くて仕方がない作品だったけど、逆に「監督が描きたかったもの」がストレートに伝わってきて、私はその青さが魅力的でたまらなかった。
「ドラムライン」は――ドラマ部分の未熟さ、ストレートな青春スポ根ぶり、徹底した「One Band, One Sound」の精神が、私を熱くさせた。
こうなると、前半のもたつくドラマや後半の長いマーチングバトルまでもが愛おしく感じてしまう。もう負け決定。
自信のあるものや徹底して見せたいものがあれば、それを長く見せたいのが監督の性(さが)かな、と。たとえば、いまの若いもんが、昔のジャッキー映画である「酔拳」や「蛇拳」などを観れば、ラストバトルの長さに辟易するかもしれない。そして突然の「終劇」にビックリするか。「マトリックス リローデッド」でのネオvs.100人スミスのバトルシークエンスがやたら長かったのも、ウォシャウスキー×2監督の脳裏に、それがあったからだろうし(実際、ユエン・ウーピンが絡んでるし)、また彼らだってやりたかったんだろう(と思う)。たとえ客に「長い〜〜…」と云われてもね。白状すると、私も「リローデッド」のあのバトルは長いと思った……ああ、昨今の展開が早い映画に慣れきってしまったか…。
話が脱線しちゃった…ので戻すと――え〜っと、主役を演じたニックくん。スレンダーかつ、いまどきの若者的なルックスがさらにデヴォンの生意気さを倍増させていてGood!…その反動で、後半急にしおらしくなる姿がとてもかわいく感じられた。
レナード・ロバーツ演じるリーダーのショーン。私が共感したのは彼でした。天才を前にしたら、誰だってあんな風になっちゃいそうだな、と。
監督を演じたオーランド・ジョーンズは、出てきた瞬間――「のわっ!?…こんなスポ根映画に出てるなんて!」と思いましたが、こういうベタな役も出来るんだ〜と感心。
そしてマーチングバトル!素晴らしい!
でっかいスクリーンで観れてよかったよう♪
私はマーチング経験があるのでよくわかるのですが、ドラムラインはバンドの要。日本では花形はペットだったりするのですが、バンドの屋台骨・大黒柱はドラムです。映画ではあまり触れてなかったけれど、ベルトでドラムを固定すると、肩にアザができます。すごく痛むし、激しい動きをしつつ、音を合わせるのは本当に大変なことで、演奏の実力だけでなく体力も要求されます。
「One Band, One Sound」――語られたその言葉に、深く深く深く頷いた作品。
(以下、ちょっとしたネタバレでもイヤな方はお読みにならないほうがベター)
劇中、デヴォンの仲間(アーネストだったかな?)が、とある集団の中に入っていくという場面がありました。あれ――なんの集団なのか、どういった意味があるのか、ご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?
ふんだりけったりぶつけたり
2004年9月15日 日常
…というわけで、ただいま右足を引きずってます。
この前の日曜日、引き戸で足をぶつけてしまい、小指を負傷してしまいました。ちとヤバイかもと思いつつ、ダイジョブだろうと湿布をしてそのまま歩いていたら、月曜日の夕方には歩けないほど痛くなってしまい、とりあえず診察だけはしてもらうかと、明くる火曜日、整形外科へ行ってみたところ――
「小指の骨に傷がありますね」
と診断され、指を固定されるに至りました。
思わぬ重症。
思わぬ出費。
どっちも痛いよう…。
たいしたことない、湿布貼ってもらって終わりだろうと思い、4000円しか持って行かなかったら、診察代はなんと約6000円。3000円だけ払って、あとはツケ。……。
ちなみに「こういうときは湿布よりもテーピングのほうがいいんだよ」と先生に云われて、湿布は外されたのですが……痛いよう…。痛み止め薬をもらって飲んだけど、ぜんぜん効かない。でもガマンできない痛さではないし、薬に頼るのはイヤなので、飲むのをやめました。飲んでも飲まなくても、同じだし。
先週は高熱を出したせいで、2000円の診療代と約4000円のタクシー代で、約6000円の出費。今週も6000円の出費。はあ…。
「お風呂に入らないで」と云われたその日、家に帰ってみると、通販した入浴剤一式が届いてました。首を長くして待ってた代物だけに、手に入ったのは嬉しかったけど……お風呂に入れないから使えないし。……むか。
かなりフテくされてる私なのでした(←「今日のわんこ風」に)。
この前の日曜日、引き戸で足をぶつけてしまい、小指を負傷してしまいました。ちとヤバイかもと思いつつ、ダイジョブだろうと湿布をしてそのまま歩いていたら、月曜日の夕方には歩けないほど痛くなってしまい、とりあえず診察だけはしてもらうかと、明くる火曜日、整形外科へ行ってみたところ――
「小指の骨に傷がありますね」
と診断され、指を固定されるに至りました。
思わぬ重症。
思わぬ出費。
どっちも痛いよう…。
たいしたことない、湿布貼ってもらって終わりだろうと思い、4000円しか持って行かなかったら、診察代はなんと約6000円。3000円だけ払って、あとはツケ。……。
ちなみに「こういうときは湿布よりもテーピングのほうがいいんだよ」と先生に云われて、湿布は外されたのですが……痛いよう…。痛み止め薬をもらって飲んだけど、ぜんぜん効かない。でもガマンできない痛さではないし、薬に頼るのはイヤなので、飲むのをやめました。飲んでも飲まなくても、同じだし。
先週は高熱を出したせいで、2000円の診療代と約4000円のタクシー代で、約6000円の出費。今週も6000円の出費。はあ…。
「お風呂に入らないで」と云われたその日、家に帰ってみると、通販した入浴剤一式が届いてました。首を長くして待ってた代物だけに、手に入ったのは嬉しかったけど……お風呂に入れないから使えないし。……むか。
かなりフテくされてる私なのでした(←「今日のわんこ風」に)。
「テイキング・ライブス」
2004年9月13日
←主演はアンジェリーナ・ジョリーさん(29)。先日「トゥームレイダー2」の失敗を、「CGで衣装を細工したからよ」なんて衣装のせいにした発言をしていましたが、私に云わせりゃCGうんぬんより、メイン衣装をララ定番スタイル「タンクトップ+ショートパンツ+サングラス」にしなかったのが痛かったと思うんですけどねえ…。それに比べ「バイオハザード2」のジル・バレンタインなんて、髪型から衣装までゲームのまんまにしてるあたり、よくわかってるとゆーか、ギーク心をそそってるとゆーか、(衣装に関しては)よっぽどファンのことを考えているかと。…ちなみに私は「バイオ」をやると5分でゲームオーバーになります。
アンジェリーナ・ジョリー主演「テイキング・ライブス」を観に行ってきました。
「テイキング・ライブス」Taking Lives(2004・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0364045/
日本公式サイト→http://www.warnerbros.co.jp/index.html
監督:D.J.カルーソー
脚本:ジョン・ボーケンキャンプ
出演:アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、キーファー・サザーランド、ジーナ・ローランス、他
ストーリー:
カナダ・モントリオール。工事現場で死体が発見され、地元警察はFBIに捜査協力を依頼、特別捜査官でプロファイラーのイリアナ・スコット(A・ジョリー)が派遣されてきた。こころよく思わない刑事たちと捜査にあたる中、新たな事件が発生。唯一の目撃者であるコスタ(E・ホーク)は、「犯人を見た」と捜査に協力するが、逆に狙われてしまう。過去に起こした事件から犯人像を割り出そうとするイリアナ。だが、次第にコスタに心引かれていき――
アンジー…なんて綺麗なのよう!
――あの唇を見てるだけで、もううっとり。
私だったら、目殺師トムトムの瞳よりアンジーの唇を取るわね。
優秀で冷静、グロい死体の写真を並べて食事したりする――そんな一見冷酷で異常な女性捜査官のようにみせて、実はとってもフツーな女性を演じてるアンジーがツボでした。怯えるアンジー、「これは恋なの?」ってな顔をみせるアンジーって、かわいくていいな〜なんて♪
がしかし。アンジー姐さんの相手役がイーサン・ホークってのがねぇ…。役どころを考えると、ニャるほど、ドンピシャだと思うし、もともとそんな下手っぴな人ではナイし、報われない・薄幸・貧乏・青二才・ルックスは悪くない…でもダサ系ナル男、といった、内になにかを秘めまくってるせいで、ちとダサく見える男を演じさせりゃ、とりあえず同世代俳優の中じゃあ、彼ってトップクラスの俳優でしょう。とはいえ、本作におけるその激痩せぶりが目に痛い。話によると、とくに役作りしたわけではなく、ウマ・サーマンとの離婚バトルによる心労で8kg痩せたからだそうですが――なんつーか…そのルックスにいつも以上の貧相さ華奢さが加わって、アンジーの肉感ぶりを受け止めきれない感じがしちゃうんだよニャ〜って、そう思うのは私だけかも知んないか。
ジャンル的には犯罪サスペンスになるのかニャ?
タイトルは「テイキング・ライブス」=「人生を乗っ取り本人に成りすますこと」で、タイトルからしてもうネタバレなように、アンジーがその乗っ取り犯をとっ捕まえようとするのがメイン・ストーリー。
人生乗っ取り犯罪といっても、実はそれほど目新しい題材ではなく、なんかどっかで観たことのある(タイトルを挙げたらいろいろ出てきそうだ)――ってか、そう考えてみればこの映画自体、それほど新しいものがない、ごくフツーのサスペンスだな、それでも退屈させないよう、頑張っていろいろ見所をつめ込んでいるか…などなど、スクリーンを観ていて思ったのですが――云っていい?
あのさ……誰が犯人であるか、早々にわかっちゃったほうが良かったんじゃないの?
**が犯人だとわかってしまったアンジー……さて彼女はどう出る?
実はこれと同じことをメグ・ライアン主演「イン・ザ・カット」でも思っちゃって、女性が主人公で謎解きがメインではないサスペンスなら――ただでさえ凡庸なイメージのヒロイン設定なんだから、もっと彼女の追い詰められた心理状態とか、どう行動を起こすのかとか、どう自分にケリをつけるのかとか――そういった面を時間を掛けて重視したほうが面白かったんじゃないかな?(後半駆け足すぎかと)自分が女性だから、なおさらそう思ったのかもしれないけれど、ストーリーや構成面で比べるなら、「イン・ザ・カット」よりよっぽど成り立ってるんだからもったいないなとしみじみ思う。
舞台が仏語圏でもあるカナダということで、仏系俳優が出てるあたり、ちと新鮮か。ジャン・ユーグ・アングラートやオリヴィエ・マルティネス…のほか、個人的に「おおお!こんなチョイ役で!」と思ったのが、検察医役のマリー・ジョゼ・クローズ。「みなさん、さようなら」での彼女がとても素晴らしかったので、私の中ではいま1番ホットなカナダ人女優ですね。
「イン・ザ・カット」よりはヒロインに共感できる――でもサスペンスとして観るならば、ちと物足りない、アンジーが好きなだけになんだかもったいないな〜と思ってしまった作品。あと、「レッド・ドラゴン」と同じで、効果音がベタ過ぎなのがさらに全体を凡庸化させてると私は思う…んだけど、どうでしょう?
♯左利きフェチ友の会より報告
左利きリスト追加…アンジェリーナ・ジョリー
アンジーが左利きなのは有名ですし、本作でも左で字を書いてるところが確認できます。ちなみに「トゥームレイダー」における彼女の銃は、左利き用特注品なんだそうです。
(以下、ちょっとしたネタバレでもイヤな方はお読みにならないほうがベター)
ところで。私、この映画を「アンジェリーナ・ジョリーとイーサン・ホークが出てる映画」という情報だけ、ほかにどんな俳優が出てるか、まったくリサーチせずに観に行きました。で――真相に迫るようなネタバレじゃないので書いちゃうと、とあるシーンにてある人物が似顔絵を描くのですが、出来上がった似顔絵を見て「なんだかキーファー・サザーランドに似てるな〜」なんて思ってたら――マジでキーファーが出てくるじゃあ〜りませんか!…ビックリ…ってか、ついほくそ笑んじゃったじょ!…ちなみにそのキーファーさん、やっぱりいつもの彼らしいベタな役柄でした。
アンジェリーナ・ジョリー主演「テイキング・ライブス」を観に行ってきました。
「テイキング・ライブス」Taking Lives(2004・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0364045/
日本公式サイト→http://www.warnerbros.co.jp/index.html
監督:D.J.カルーソー
脚本:ジョン・ボーケンキャンプ
出演:アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、キーファー・サザーランド、ジーナ・ローランス、他
ストーリー:
カナダ・モントリオール。工事現場で死体が発見され、地元警察はFBIに捜査協力を依頼、特別捜査官でプロファイラーのイリアナ・スコット(A・ジョリー)が派遣されてきた。こころよく思わない刑事たちと捜査にあたる中、新たな事件が発生。唯一の目撃者であるコスタ(E・ホーク)は、「犯人を見た」と捜査に協力するが、逆に狙われてしまう。過去に起こした事件から犯人像を割り出そうとするイリアナ。だが、次第にコスタに心引かれていき――
アンジー…なんて綺麗なのよう!
――あの唇を見てるだけで、もううっとり。
私だったら、目殺師トムトムの瞳よりアンジーの唇を取るわね。
優秀で冷静、グロい死体の写真を並べて食事したりする――そんな一見冷酷で異常な女性捜査官のようにみせて、実はとってもフツーな女性を演じてるアンジーがツボでした。怯えるアンジー、「これは恋なの?」ってな顔をみせるアンジーって、かわいくていいな〜なんて♪
がしかし。アンジー姐さんの相手役がイーサン・ホークってのがねぇ…。役どころを考えると、ニャるほど、ドンピシャだと思うし、もともとそんな下手っぴな人ではナイし、報われない・薄幸・貧乏・青二才・ルックスは悪くない…でもダサ系ナル男、といった、内になにかを秘めまくってるせいで、ちとダサく見える男を演じさせりゃ、とりあえず同世代俳優の中じゃあ、彼ってトップクラスの俳優でしょう。とはいえ、本作におけるその激痩せぶりが目に痛い。話によると、とくに役作りしたわけではなく、ウマ・サーマンとの離婚バトルによる心労で8kg痩せたからだそうですが――なんつーか…そのルックスにいつも以上の
ジャンル的には犯罪サスペンスになるのかニャ?
タイトルは「テイキング・ライブス」=「人生を乗っ取り本人に成りすますこと」で、タイトルからしてもうネタバレなように、アンジーがその乗っ取り犯をとっ捕まえようとするのがメイン・ストーリー。
人生乗っ取り犯罪といっても、実はそれほど目新しい題材ではなく、なんかどっかで観たことのある(タイトルを挙げたらいろいろ出てきそうだ)――ってか、そう考えてみればこの映画自体、それほど新しいものがない、ごくフツーのサスペンスだな、それでも退屈させないよう、頑張っていろいろ見所をつめ込んでいるか…などなど、スクリーンを観ていて思ったのですが――云っていい?
あのさ……誰が犯人であるか、早々にわかっちゃったほうが良かったんじゃないの?
**が犯人だとわかってしまったアンジー……さて彼女はどう出る?
実はこれと同じことをメグ・ライアン主演「イン・ザ・カット」でも思っちゃって、女性が主人公で謎解きがメインではないサスペンスなら――ただでさえ凡庸なイメージのヒロイン設定なんだから、もっと彼女の追い詰められた心理状態とか、どう行動を起こすのかとか、どう自分にケリをつけるのかとか――そういった面を時間を掛けて重視したほうが面白かったんじゃないかな?(後半駆け足すぎかと)自分が女性だから、なおさらそう思ったのかもしれないけれど、ストーリーや構成面で比べるなら、「イン・ザ・カット」よりよっぽど成り立ってるんだからもったいないなとしみじみ思う。
舞台が仏語圏でもあるカナダということで、仏系俳優が出てるあたり、ちと新鮮か。ジャン・ユーグ・アングラートやオリヴィエ・マルティネス…のほか、個人的に「おおお!こんなチョイ役で!」と思ったのが、検察医役のマリー・ジョゼ・クローズ。「みなさん、さようなら」での彼女がとても素晴らしかったので、私の中ではいま1番ホットなカナダ人女優ですね。
「イン・ザ・カット」よりはヒロインに共感できる――でもサスペンスとして観るならば、ちと物足りない、アンジーが好きなだけになんだかもったいないな〜と思ってしまった作品。あと、「レッド・ドラゴン」と同じで、効果音がベタ過ぎなのがさらに全体を凡庸化させてると私は思う…んだけど、どうでしょう?
♯左利きフェチ友の会より報告
左利きリスト追加…アンジェリーナ・ジョリー
アンジーが左利きなのは有名ですし、本作でも左で字を書いてるところが確認できます。ちなみに「トゥームレイダー」における彼女の銃は、左利き用特注品なんだそうです。
(以下、ちょっとしたネタバレでもイヤな方はお読みにならないほうがベター)
ところで。私、この映画を「アンジェリーナ・ジョリーとイーサン・ホークが出てる映画」という情報だけ、ほかにどんな俳優が出てるか、まったくリサーチせずに観に行きました。で――真相に迫るようなネタバレじゃないので書いちゃうと、とあるシーンにてある人物が似顔絵を描くのですが、出来上がった似顔絵を見て「なんだかキーファー・サザーランドに似てるな〜」なんて思ってたら――マジでキーファーが出てくるじゃあ〜りませんか!…ビックリ…ってか、ついほくそ笑んじゃったじょ!…ちなみにそのキーファーさん、やっぱりいつもの彼らしいベタな役柄でした。
←のあ!?…これもDVD化するんですか!?
私、この映画大好きなんですよう〜!
…なので、買わねば!
なんつーかその…どうやら言霊が快調に飛んでいるようで、このブログで「廉価版出して」「単品売りして」「DVD化して」と云ってた作品が、今秋どんどんリリースされてしまうという状況になってしまいました。「フェリスはある朝突然に」「フライド・グリーン・トマト」「プリティ・イン・ピンク」「ビル&テッドシリーズ」「フォーン・ブース」「フィビー・ケイツの私の彼は問題児(ドドンパ)」「夜を楽しく」…まだあるけど、こっちとしては、もうえらいこっちゃです。
この飛びっぷりは我ながらスゴイと思うので、リクエストを兼ねて叫んでみるか。えらいことにならないよう、1本だけね。
「バーニーズ」をDVD化してちょうだ〜〜〜いいっ!!
(できれば廉価版で)
↓これ(amazon.com)
http://images.amazon.com/images/P/B00005QJHO.01.LZZZZZZZ.jpg
上の画像を見ればおわかりのように、アンドリュー・マッカーシー(マシュー・ブロデリックじゃないってば!)主演のコメディ映画でして、彼が出演したコメディの中では「マネキン」に次ぐ…とゆーか、個人的には同じくらい好きな作品です。
でもねえ…販社がわかんないのです。ビデオは東宝から出てるんですが、もう10年以上前だし…版権が切れている可能性が大です(たとえば「ビル&テッド」は、以前とは別の販社でリリースされます)。
いまどき「バーニーズ」のリリースを願うヤツなんていないだろうな〜と思いつつ、ジャン・クロード・ヴァン・ダムの映画が、FOXの廉価版として999円で売られてるのを見ると、なんとも云えない悔しさがふつふつと…。……。
とりあえず叫んでみたので、期待することにしましょう。
私、この映画大好きなんですよう〜!
…なので、買わねば!
なんつーかその…どうやら言霊が快調に飛んでいるようで、このブログで「廉価版出して」「単品売りして」「DVD化して」と云ってた作品が、今秋どんどんリリースされてしまうという状況になってしまいました。「フェリスはある朝突然に」「フライド・グリーン・トマト」「プリティ・イン・ピンク」「ビル&テッドシリーズ」「フォーン・ブース」「フィビー・ケイツの私の彼は問題児(ドドンパ)」「夜を楽しく」…まだあるけど、こっちとしては、もうえらいこっちゃです。
この飛びっぷりは我ながらスゴイと思うので、リクエストを兼ねて叫んでみるか。えらいことにならないよう、1本だけね。
「バーニーズ」をDVD化してちょうだ〜〜〜いいっ!!
(できれば廉価版で)
↓これ(amazon.com)
http://images.amazon.com/images/P/B00005QJHO.01.LZZZZZZZ.jpg
上の画像を見ればおわかりのように、アンドリュー・マッカーシー(マシュー・ブロデリックじゃないってば!)主演のコメディ映画でして、彼が出演したコメディの中では「マネキン」に次ぐ…とゆーか、個人的には同じくらい好きな作品です。
でもねえ…販社がわかんないのです。ビデオは東宝から出てるんですが、もう10年以上前だし…版権が切れている可能性が大です(たとえば「ビル&テッド」は、以前とは別の販社でリリースされます)。
いまどき「バーニーズ」のリリースを願うヤツなんていないだろうな〜と思いつつ、ジャン・クロード・ヴァン・ダムの映画が、FOXの廉価版として999円で売られてるのを見ると、なんとも云えない悔しさがふつふつと…。……。
とりあえず叫んでみたので、期待することにしましょう。
「ヴァン・ヘルシング」
2004年9月11日
←主演は、米国某誌セクシー番付にて、あのブラピから1位の座を堂々と奪った「カワイイ顔して肉体派・30代代表」のヒュー・ジャックマンさん(35)。そのご本人さん、インタビュー等で「インディ」シリーズが好きと公言しているためか、「『インディ4』で、彼の息子を演じて欲しい」という声が、一部のインディファンより上がっています。オヤジがジェイムズ・ボンドで息子がスナフキン系モンスターハンター……やっぱいくら人気シリーズとは云え、60過ぎのハリソン・フォードだけでは苦しいものがありますもんねえ。ちなみにそのハリソンさん、現在は裁判所通い中。トラブルではなく、なんでも陪審員に任命されたそうで、そのお役目全うのためだとか。がしかし。ニュースによると「ハリソン・フォードさ〜ん!」と呼ばれるまで、誰も彼だと気付かなかったそうで――う〜む……メイクがないと、インディもフツーのおじいちゃんってことなのかニャ…。
…というわけで、ヒュー子ちゃん初ピン主演作の感想です。
「ヴァン・ヘルシング」Van Helsing(2004・米)
日本公式サイト→http://www.vanhelsing.jp/index.html
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0338526/
監督:スティーブン・ソマーズ
脚本:スティーブン・ソマーズ
出演:ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール、リチャード・ロクスバーグ、デビッド・ウェンハム、ウィル・ケンプ、他
ストーリー:
19世紀のヨーロッパ。バチカン秘密組織の命により、数々のモンスターを倒してきたモンスター・ハンターのヴァン・ヘルシング(H・ジャックマン)は、ドラキュラ退治のためトランシルバニア地方を訪れる。そこで彼はヴァレリアス一族の末裔であるアナ王女(K・ベッキンセール)と出会い、さまざまな苦難に遭遇しながら、彼女と敵地に乗り込む。そして――
ぎゃははははははははははははは!
もう理屈完全抜きで楽しんじゃいましたよう!
終始破天荒なキャラクターたち!
時代考証完全無視!
無茶苦茶なモンスター関連付け!
破綻寸前・無理往生のストーリー!
緩急まったくナシ垂れ流しアクション!
なんつーかもう…そのまんまフィルムにボンっ!とスティーブン・ソマーズ印を押しちゃいたい、彼の映画以外の何者でもない、ソマーズ臭がプンプンする、そんな仕上がりになってましたよ。別口で観に行ったいもりん(妹。ウィル・スミス好き・B級アクション映画好き・ベスト映画は「ハムナプトラ」)なんて、大喜びしながら家に帰ってきたもん。
ヒュー子ちゃん初主演作ということで、当ブログでも昨年1月くらいからこの映画を追っかけてきましたが、とにかく私が心配していたのは、「監督がスティーブン・ソマーズである」ということでした。
↓「ヴァン・ヘルシング」トレイラーよもやま話(1/17の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040117.html
いやだってさ…アクションの緩急なんてほとんどナイんだもん、この人の映画って。
つまりイコールそれはですね…アクション映画と云っても、アクションだけが大切ではなくて、「緩」にあたる部分で丁寧にストーリーやキャラたちの心情を描かなきゃなんないのに、彼の映画の場合、それらがとっても説明不足のおざなり状態で、そのまんま「急」がやってきて、これでもか!これでもか!と怒涛のアクションが続くもんだから、内容が実に薄っぺら〜いものなってしまうんだよニャ…。ま、楽しいといえば楽しいけど、愛するヒュー子ちゃんの初ピン主演映画がそれでいいのか?…となると、話は別で。なんだかもうどーしよーかと心配していたわけです。
がしかし。
今回、この「ヴァン・ヘルシング」を観て思ったのは――
「だってスティーブン・ソマーズなんだもん♪」という免罪符を、いいかげんここらあたりで彼の映画に与えてもいいんじゃないか?
…ってこと。つまり、ストーリーを破綻寸前にさせてまで、「緩急なしの垂れ流しアクション」を見せようとするその心意気(?)に、ここはひとつ敬意を払ってもいいんじゃないか、と思うようになっちまったんですよ。いつも「ストーリーが演出が」とうるさい、この私がですよ?…スゴイでしょ?…もうこうなったら、監督には永遠にサマームービーを作り続けて欲しいっス!
ただ、似たような破天荒アクション映画だった「リーグ・オブ・レジェンド」あたりとでっかい違いがあるとすれば、主演俳優による俺様映画にしてないということ、楽しませようという気持ちがどこかしら滲み出ていること、主なキャラを非常にキャラ立ちさせていること、続編を匂わせる雰囲気がそれほどベタに感じられないということ…でしょうか。
古典的なヴァン・ヘルシングを、オリジナルな設定にしつつ、キャラ立ちさせたあたりはさすがかな〜と。ファンはついてくるんじゃない?…関連商品、売れそうだもん。
日本ではよく「インディ・ジョーンズ」と比較されてるようですが、そんな「インディ」とじゃ比較になんないとゆーか、土俵にも上がれないとゆーか…どっちかと云えば、この破天荒ぶりは007シリーズのほうが近いかも。ちょっとお色気シーンは少ないけれど、まんまQな役割のカールもいるし、指令を受けて現地に飛ぶし、ヘンテコ武器はてんこ盛りだし、キャラ立ちしてるし。だから免罪符交付したくなったのかも。
俳優陣ですが――まずヒュー子ちゃん。もうピンでも大丈夫ですね。「X-MEN」のウルヴァリンと「過去と記憶を失くしたワイルド系スナフキン男」ってなあたりが、キャラ的にちょっとカブリますが、魅力的でしたよね♪…ただこの手のキャラの場合、どうしてもオーバーアクトになりがちなのですが、この人はごくフツーの引いた演技もできる人なので、ダイジョブかと。
ケイト・ベッキンセールも「アンダーワールド」でヴァンパイアを演じたわりには、あまりカブらず、とても美しかったです。なんつーかこの人って、角度によってはイマイチ綺麗に見えないんですが、ここ最近の作品やお写真では、綺麗に見える角度が完璧で溜息が出るほど。ただ、どんなに吹っ飛ばされて顔から落ちても、傷が見られないところはスゴ過ぎましたが。
怒涛のアクション、ツッコミ満載で無茶苦茶な展開でも、免罪符を渡してしまえばそれなりに楽しめる――これまた楽しんだもの勝ち映画…ってところかな?
ところで。ケイトの「ヒューの生おしりが見れたのに、CGでパンツ穿かされちゃったのよね」という発言に、「おのれソマーズ!R指定対策でも許せん!」と、たいっへん憤りを感じた私は、いったいそのシーンはどこじゃい!?と終始真剣な眼差しでスクリーンを見つめていたのですが――もしかして…とあるシーンで垣間見えた、あのデビルマンパンツがそうなんでしょうか?…だったらケイトさん……後ろじゃない、前が丸見えになってたのでは…。……。
…というわけで、ヒュー子ちゃん初ピン主演作の感想です。
「ヴァン・ヘルシング」Van Helsing(2004・米)
日本公式サイト→http://www.vanhelsing.jp/index.html
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0338526/
監督:スティーブン・ソマーズ
脚本:スティーブン・ソマーズ
出演:ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール、リチャード・ロクスバーグ、デビッド・ウェンハム、ウィル・ケンプ、他
ストーリー:
19世紀のヨーロッパ。バチカン秘密組織の命により、数々のモンスターを倒してきたモンスター・ハンターのヴァン・ヘルシング(H・ジャックマン)は、ドラキュラ退治のためトランシルバニア地方を訪れる。そこで彼はヴァレリアス一族の末裔であるアナ王女(K・ベッキンセール)と出会い、さまざまな苦難に遭遇しながら、彼女と敵地に乗り込む。そして――
ぎゃははははははははははははは!
もう理屈完全抜きで楽しんじゃいましたよう!
終始破天荒なキャラクターたち!
時代考証完全無視!
無茶苦茶なモンスター関連付け!
破綻寸前・無理往生のストーリー!
緩急まったくナシ垂れ流しアクション!
なんつーかもう…そのまんまフィルムにボンっ!とスティーブン・ソマーズ印を押しちゃいたい、彼の映画以外の何者でもない、ソマーズ臭がプンプンする、そんな仕上がりになってましたよ。別口で観に行ったいもりん(妹。ウィル・スミス好き・B級アクション映画好き・ベスト映画は「ハムナプトラ」)なんて、大喜びしながら家に帰ってきたもん。
ヒュー子ちゃん初主演作ということで、当ブログでも昨年1月くらいからこの映画を追っかけてきましたが、とにかく私が心配していたのは、「監督がスティーブン・ソマーズである」ということでした。
↓「ヴァン・ヘルシング」トレイラーよもやま話(1/17の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040117.html
いやだってさ…アクションの緩急なんてほとんどナイんだもん、この人の映画って。
つまりイコールそれはですね…アクション映画と云っても、アクションだけが大切ではなくて、「緩」にあたる部分で丁寧にストーリーやキャラたちの心情を描かなきゃなんないのに、彼の映画の場合、それらがとっても説明不足のおざなり状態で、そのまんま「急」がやってきて、これでもか!これでもか!と怒涛のアクションが続くもんだから、内容が実に薄っぺら〜いものなってしまうんだよニャ…。ま、楽しいといえば楽しいけど、愛するヒュー子ちゃんの初ピン主演映画がそれでいいのか?…となると、話は別で。なんだかもうどーしよーかと心配していたわけです。
がしかし。
今回、この「ヴァン・ヘルシング」を観て思ったのは――
「だってスティーブン・ソマーズなんだもん♪」という免罪符を、いいかげんここらあたりで彼の映画に与えてもいいんじゃないか?
…ってこと。つまり、ストーリーを破綻寸前にさせてまで、「緩急なしの垂れ流しアクション」を見せようとするその心意気(?)に、ここはひとつ敬意を払ってもいいんじゃないか、と思うようになっちまったんですよ。いつも「ストーリーが演出が」とうるさい、この私がですよ?…スゴイでしょ?…もうこうなったら、監督には永遠にサマームービーを作り続けて欲しいっス!
ただ、似たような破天荒アクション映画だった「リーグ・オブ・レジェンド」あたりとでっかい違いがあるとすれば、主演俳優による俺様映画にしてないということ、楽しませようという気持ちがどこかしら滲み出ていること、主なキャラを非常にキャラ立ちさせていること、続編を匂わせる雰囲気がそれほどベタに感じられないということ…でしょうか。
古典的なヴァン・ヘルシングを、オリジナルな設定にしつつ、キャラ立ちさせたあたりはさすがかな〜と。ファンはついてくるんじゃない?…関連商品、売れそうだもん。
日本ではよく「インディ・ジョーンズ」と比較されてるようですが、そんな「インディ」とじゃ比較になんないとゆーか、土俵にも上がれないとゆーか…どっちかと云えば、この破天荒ぶりは007シリーズのほうが近いかも。ちょっとお色気シーンは少ないけれど、まんまQな役割のカールもいるし、指令を受けて現地に飛ぶし、ヘンテコ武器はてんこ盛りだし、キャラ立ちしてるし。だから免罪符交付したくなったのかも。
俳優陣ですが――まずヒュー子ちゃん。もうピンでも大丈夫ですね。「X-MEN」のウルヴァリンと「過去と記憶を失くしたワイルド系スナフキン男」ってなあたりが、キャラ的にちょっとカブリますが、魅力的でしたよね♪…ただこの手のキャラの場合、どうしてもオーバーアクトになりがちなのですが、この人はごくフツーの引いた演技もできる人なので、ダイジョブかと。
ケイト・ベッキンセールも「アンダーワールド」でヴァンパイアを演じたわりには、あまりカブらず、とても美しかったです。なんつーかこの人って、角度によってはイマイチ綺麗に見えないんですが、ここ最近の作品やお写真では、綺麗に見える角度が完璧で溜息が出るほど。ただ、どんなに吹っ飛ばされて顔から落ちても、傷が見られないところはスゴ過ぎましたが。
怒涛のアクション、ツッコミ満載で無茶苦茶な展開でも、免罪符を渡してしまえばそれなりに楽しめる――これまた楽しんだもの勝ち映画…ってところかな?
ところで。ケイトの「ヒューの生おしりが見れたのに、CGでパンツ穿かされちゃったのよね」という発言に、「おのれソマーズ!R指定対策でも許せん!」と、たいっへん憤りを感じた私は、いったいそのシーンはどこじゃい!?と終始真剣な眼差しでスクリーンを見つめていたのですが――もしかして…とあるシーンで垣間見えた、あのデビルマンパンツがそうなんでしょうか?…だったらケイトさん……後ろじゃない、前が丸見えになってたのでは…。……。
「キングダム・ホスピタル」の主題歌
2004年9月10日
現在WOWOWで放送中の「キングダム・ホスピタル」の主題歌をことを知りたくて、検索し、当ブログにたどり着いたみなさま。
詳細は8/28の記事にありますので、そちらをご参照下さいませ。
↓「Worry About You」(「キングダム・ホスピタル」主題歌)について(8/28の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040828.html
詳細は8/28の記事にありますので、そちらをご参照下さいませ。
↓「Worry About You」(「キングダム・ホスピタル」主題歌)について(8/28の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040828.html
9月に入ってからTMGの話ばっか書いているため、「秋林〜、いいかげん飽きてきたよ〜」というお声が聞こえてきそうです。すみませぬ…うううう。でもTMGや音楽にあまり関心のない方にも読んで頂けるよう、さまざまな読み手を意識して書いてるつもりでして…と言い訳しつつ、とりあえず今回でいったん落ち着きます。今後もどうか生暖か〜い目で見守って下さいまし。
続き♪
■特別なこと、まったくなし
アンコール後、「千秋楽だからなにかやってくれるかしら♪」という期待むなしく、そのまま終演。でも4人は終始とても楽しそうで、そんな姿はまさに「なんでもやってくれそうな気のいいおにーさんおじさんたち」。クリスは年齢不明だが(エリックは別の意味で年齢不詳)、基本的にTMGは平均年齢40歳を超えるおじさんバンド。頑張ったものである。
■もったいないよね〜!
終演後、Tさんとふたりで「面白かった〜!楽しかった〜!」という話で大盛り上がりとなる。今回私のところにブドーカンチケットが回ってきたのは、Tさんがせっかくチケットをゲットしたのに、いつも一緒にライブへ行くお友達が「B’zにしか興味ないから」と云ったため。Tさんいわく、「HRはぜんぜん聴かないのに、こんなに楽しめるとは思わなかった。ソロはつまんないと云って行かなかった人、絶対損してるよね〜!」。至極同感である。
■TMGツアー総括
予想以上に楽しかったと云う人が続出したと思う。
エリックいわく(インタビューに記載)――
↓「GRANGE ROCK」(エリックのインタビュー)
http://www.grande-rock.com/tak_matsumoto_group.htm
「自分が好きで、なおかつ相性のいいアーティストと一緒に、アメリカンロックなアルバムを作ること」だ。
どう考えたって、ジャックとエリックなら相性はバツグン、完成度が高くなるのも目に見えていた。それにエリックとジャックは、百戦錬磨のパフォーマーであり、ライブにおいて「アメリカンロックなフロントマンとしてのパフォーマンスを確実にしてくれる人」でもあり、その楽しさを「B’zしか知らない」あるいは「HRライブなんて知らない」層に、アメリカンロックライブはかくありき、という楽しさを伝えてくれるはず。今回はそれが見事に的中したと思う。
あの場にいた人で、「やっぱりB’zのほうがいいな」「英語のMCなんてよくわからない。もっと松ちゃんが喋ってくれてもいいのに」と思った人もいるだろう。
でも私に云わせれば――B’zはB’z、TMGはTMGであり、完全に別物だ。そしてMCに関しては、日本ではやたらと重視されていて、中には「いろいろ伝えようと思って話してたら、30分も話してました」というアイドルだっている。でもそれは逆に、「私の曲や歌にメッセージ力はないんです」「なにか喋らないと盛り上がらないから」と云ってるように私には思える。たしかに面白いMCは楽しい。でもMCが1番良かったです、というライブはいかがなものだろう?…さだまさしは別として。
B’zのライブだって、喋りすぎ・コントしすぎな時期があった。でも、BUZZ!以降あたりから――正確に云うとSpirit Looseツアーから?――余計なMCや内輪ネタは少なくなり、現在はかなり洗練されているし、派手な演出はあっても、基本的にB’zのパフォーマンスが最大の魅力となっている。
TMGは「アメリカンロックの本場からやって来たフロントマンによるライブパフォーマンスと、ハイレベルな演奏と歌」で、清清しいまでの真っ向勝負なライブをしてくれた。そこに長々としたウケねらいのMCが必要だった?…ジャックはアグレッシブで楽しいパフォーマンスを、エリックは日本のオーディエンスを熟知した上で、ウマ・サーマンレベルの日本語を使いながら(英語だって、彼はそれほど難しいことは話してなかった…けど、ライブハウスツアーで前の方の場所だった人は、音響と体力の問題で聴こえにくかったかも…実は私も新潟はツラかった)、みんなを引っ張っていってくれた。
松ちゃんは、ふたりのパフォーマンスに関して基本的に安心感はあったろうし(時に暴走するふたりに、やれやれという苦笑いをしてましたが…ま、ガイジン相手だから仕方がない)、逆にそんなふたりをみんなに見てもらいたいと思っただろう。
TMG「Dodge The Bullet」TOURは、本当に楽しかった。楽しくて楽しくて、ブドーカンが終わってしまった今、なんだかとっても淋しい。とまらない情熱に駆られ、西へ東へとライブに行きまくり、終わったら淋しくてたまらないなんて気持ちは――11年前の「RUN」ツアー以来だ。今の自分に、そういった情熱が残っていたことにも驚いた。…そして「11年前と情熱は同じでも体力は別である」ということにも驚いた…。
ロックって素晴らしい。私はいろんな音楽を聴くけれど、今夏はとくにTMG(と「スクール・オブ・ロック」でのジャック・ブラック)が、私にロックの楽しさと情熱を思い出させてくれた。感謝感謝である。
続き♪
■特別なこと、まったくなし
アンコール後、「千秋楽だからなにかやってくれるかしら♪」という期待むなしく、そのまま終演。でも4人は終始とても楽しそうで、そんな姿はまさに「なんでもやってくれそうな気のいい
■もったいないよね〜!
終演後、Tさんとふたりで「面白かった〜!楽しかった〜!」という話で大盛り上がりとなる。今回私のところにブドーカンチケットが回ってきたのは、Tさんがせっかくチケットをゲットしたのに、いつも一緒にライブへ行くお友達が「B’zにしか興味ないから」と云ったため。Tさんいわく、「HRはぜんぜん聴かないのに、こんなに楽しめるとは思わなかった。ソロはつまんないと云って行かなかった人、絶対損してるよね〜!」。至極同感である。
■TMGツアー総括
予想以上に楽しかったと云う人が続出したと思う。
エリックいわく(インタビューに記載)――
↓「GRANGE ROCK」(エリックのインタビュー)
http://www.grande-rock.com/tak_matsumoto_group.htm
Tak has wanted to do a solo album for many years. He wanted an American style Rock record. He told me that he was a huge fan of Jack and myself.I have known Tak for a few years now. He used to go to Mr. Big shows in the 90’sそう、松ちゃんのやりたかったことは実に明確。
(TAKはこの何年もソロアルバムを出したいと思っていた。アメリカンスタイルなロックのね。彼は僕に自分はジャックと僕の大ファンだって語ったよ。僕は彼のことをこの数年で知ってたし、彼は90年代にMR.BIGのライブへ来てたしね)
「自分が好きで、なおかつ相性のいいアーティストと一緒に、アメリカンロックなアルバムを作ること」だ。
どう考えたって、ジャックとエリックなら相性はバツグン、完成度が高くなるのも目に見えていた。それにエリックとジャックは、百戦錬磨のパフォーマーであり、ライブにおいて「アメリカンロックなフロントマンとしてのパフォーマンスを確実にしてくれる人」でもあり、その楽しさを「B’zしか知らない」あるいは「HRライブなんて知らない」層に、アメリカンロックライブはかくありき、という楽しさを伝えてくれるはず。今回はそれが見事に的中したと思う。
あの場にいた人で、「やっぱりB’zのほうがいいな」「英語のMCなんてよくわからない。もっと松ちゃんが喋ってくれてもいいのに」と思った人もいるだろう。
でも私に云わせれば――B’zはB’z、TMGはTMGであり、完全に別物だ。そしてMCに関しては、日本ではやたらと重視されていて、中には「いろいろ伝えようと思って話してたら、30分も話してました」というアイドルだっている。でもそれは逆に、「私の曲や歌にメッセージ力はないんです」「なにか喋らないと盛り上がらないから」と云ってるように私には思える。たしかに面白いMCは楽しい。でもMCが1番良かったです、というライブはいかがなものだろう?…さだまさしは別として。
B’zのライブだって、喋りすぎ・コントしすぎな時期があった。でも、BUZZ!以降あたりから――正確に云うとSpirit Looseツアーから?――余計なMCや内輪ネタは少なくなり、現在はかなり洗練されているし、派手な演出はあっても、基本的にB’zのパフォーマンスが最大の魅力となっている。
TMGは「アメリカンロックの本場からやって来たフロントマンによるライブパフォーマンスと、ハイレベルな演奏と歌」で、清清しいまでの真っ向勝負なライブをしてくれた。そこに長々としたウケねらいのMCが必要だった?…ジャックはアグレッシブで楽しいパフォーマンスを、エリックは日本のオーディエンスを熟知した上で、ウマ・サーマンレベルの日本語を使いながら(英語だって、彼はそれほど難しいことは話してなかった…けど、ライブハウスツアーで前の方の場所だった人は、音響と体力の問題で聴こえにくかったかも…実は私も新潟はツラかった)、みんなを引っ張っていってくれた。
松ちゃんは、ふたりのパフォーマンスに関して基本的に安心感はあったろうし(時に暴走するふたりに、やれやれという苦笑いをしてましたが…ま、ガイジン相手だから仕方がない)、逆にそんなふたりをみんなに見てもらいたいと思っただろう。
TMG「Dodge The Bullet」TOURは、本当に楽しかった。楽しくて楽しくて、ブドーカンが終わってしまった今、なんだかとっても淋しい。とまらない情熱に駆られ、西へ東へとライブに行きまくり、終わったら淋しくてたまらないなんて気持ちは――11年前の「RUN」ツアー以来だ。今の自分に、そういった情熱が残っていたことにも驚いた。…そして「11年前と情熱は同じでも体力は別である」ということにも驚いた…。
ロックって素晴らしい。私はいろんな音楽を聴くけれど、今夏はとくにTMG(と「スクール・オブ・ロック」でのジャック・ブラック)が、私にロックの楽しさと情熱を思い出させてくれた。感謝感謝である。
←祝!「TMG 1」ヨーロッパリリース決定!
11月に、Frontiers Recordsよりリリースされることが決定しました。いくら世がネット購入の時代でも、店頭に並ぶのは嬉しいです♪…ボーカルのエリックは、もともとヨーロッパのファンが多い人だし、ジャックの曲にシビレた80’sだって多いだろうし、あちらでも気になってた人はいると思います。先日、海の向こうの評をいくつか読んでみたのですが、これがなかなかの評価でして、中には絶賛しているものもありました(やはり「Everything Passes Away」が人気です)。「3人の個性がよく出てる、素晴らしい組み合わせだ」「こんな素晴らしいアルバムをなぜ日本以外でリリースしない?」「いますぐアマゾれ!」…日本人として、鼻高々ですよね♪
…というわけで、9/7(火)TMG「Dodge The Bullet」ツアー千秋楽、武道館…もとい、ブドーカン公演に行ってきました。
今回一緒に行ったTさんは、「私より年上、B’zのツアー初参加は「RUN」なので比較的古株ファン、アルバムは買う、ライブにも行く、基本的にB’zは大好き、だけどピークは過ぎたまったりファン」という、私とほぼ同じ属性を持つ人。よって話がとても合い、ライブが終わった後も、あーだこーだとおしゃべりしっぱなしでした♪
以下、ブドーカン公演の感想をトピック形式で。
■超余裕のグッズ売り場
1時間前に会場に着いて、グッズ売り場を見てみたら、まったく混んでないという状況。なんとなく観光気分になってしまった秋林、いつもは買わないリストバンドを購入。いいもん、TMGは音もスタイルもアメリカンロックバンドなんだから!…一方、Tさんは踏みTシャツ付きパンフを購入し、「バッグに入らない〜〜!」と嘆いていた。
■ツアトラ撮影と云われても
なかなか撮影しやすい位置にTMGのツアートラック(アルバムと同じ絵柄が化粧されている)を発見。ところが、その前に立見席のみなさんが並んでいるため、ツアトラを撮るというより立見のみなさんを激写するといった感じになってしまう。彼らが悪いわけじゃないけど、それもなんだかな〜ということで、撮影を諦める。翌日が稲葉ソロライブのためか、稲葉ソロenツアトラも「ちょっといていいかしら?」といった観で停まっていた。Tさんいわく「稲葉ソロツアトラを間近で、しかも邪魔されず撮れる最大のチャンスかも」。
■座席にビックリ
席は個人的にどこでもよかったため、座席番号を確認したのは、「1Fスタンド席はこちら」の案内に促されてから。チケットに記載されている座席ブロック&番号を見てみると、「南*列**番」。え?南ブロック??…ってことは、もしかするとステージに近いかも?と思いながら、席を探し、着席してみてビックリ。私たちの場所は列だけならアリーナ最前列と同じのジャック側1Fスタンド席であると判明。つまり、ステージに向かって超左、ステージから5度くらいの角度(ほぼ真横)の場所。ステージはかなり近いが、真正面や松ちゃん側はあまり見えない――でも、TMGがどんな風に出てくるか最初に確認できるし、去っていく姿も最後まで見ることができるし、上手(かみて)に待機しているスタッフや、アグレッシブで動き回るジャックおじさんがよ〜く見える位置。これはナイスだ!
■緞帳の行方、確認ならず
今までツアーで回ってきたライブハウスに比べ、キャパが段違いに大きいブドーカンということもあってか、ステージは緞帳(どんちょう)によって隠されていた。初めて見るTMGの緞帳(デザインは黒のツアーTシャツと同じ)に、ほほ〜と唸るTさんと私。そこで以前から思ってたことをTさんに訊いてみる。
私:「開演後に緞帳がどんな風に落ちて消えるのか、最後まで見て覚えておこうと思うんですが、いっつも覚えてないんですよう。15年ライブに来てるのに、一度も覚えてない!…Tさんはどうです?」
Tさん:「実は私もまったく同じことを毎回思ってて、緞帳が真ん中から分かれていくのか、一気に上から落ちてくのか――もし落下なら、その後どうやってステージから消えていくのか、見ておこうと思いながら、結局パフォーマンスに気を取られちゃって、見ることを忘れちゃう」
私:「じゃあ、今回は絶対意識して見ましょう!」
Tさん:「ええ!」
19:15くらいに、クラシカルロックのオープニングSEが流れ始め、待ちに待った開演となり――緞帳が落ちた!!
………。
記憶ここまで。緞帳が落ちてからどうなったか、Tさんも私も見ていない…とゆーか、あれほど誓い合ったのに、TMGのみなさんに目も心も奪われてしまった…。
■ジャックおじさん、ステージから落ちる
演奏中に突然、なにを思ったのかジャックおじさん、自らステージから落ちる!…その一部始終を見ていたTさんと私だが、ジャックおじさんは――
自ら落ちる→なにかやらかそうと試みるが断念する→ステージに戻ろうとする→スタッフが手を伸ばし、ジャックおじさん、その手を掴んでステージに戻ろうとするが戻れず→水の入ったバケツに足を突っ込む→結局、諦めて横の出入口を使うちょっと恥ずかしそうなおじさん→上手(かみて)から再登場→ベースの音があまり出てないと気付く→ベース交換→通常に戻る
ステージから落ちたのは、もしかしてステージと最前列との間を走りたかった、とか?…とりあえず真相は会報待ち。
■ジャックおじさん、カメラ慣れ
ほかの会場でもカメラは入っていたが、ブドーカンではかなりの数、そしてクレーンまで導入されていた。ステージの上にカメラが入り、ジャックおじさんの目の前にくると――おじさん、猛烈にキメまくる!…さすが百戦錬磨のパフォーマーである。
■特効あれこれ
ブドーカンということもあってか、電飾や炎、花火が追加され、ステージングがそれなりにハデになっていた。B’zに比べればずいぶんとささやかだが、なんだか「中堅バンドが頑張ってみた」という感じで嬉しかった。
■エリック、あぶな〜〜〜いっ!
エリックがいつものようにフラフラと前にやってきたその瞬間。ぼわっ!とLPファイアーブレードによって炎が起こり(ガスバーナーのでっかいやつが火柱を上げたと思って下さい)、エリックの顔を直撃しそうになる――が、間一髪避けて無事。と云っても、髪の毛の一部を完全に焦がしていた。特効があることをすっかり忘れてたと思われるが、真横の最前列で見ていた私たちは、彼と炎の間が30cmくらいしかなかったことに気付いていた。でも彼は元気。さすがプロである。
■Happy Birthday!
ドラムのクリスの誕生日であると判明。みんなで歌を歌ってお祝い。で――いったい、いくつなの?>クリス
■そっくりブラザーズ
アンコールで、踏みT&テンガロンハットという姿で登場した松ちゃん&ジャックおじさん。人種は違えど、身長が同じくらいなふたりは、まるでそっくりブラザーズ。宴会芸をしてもらいたい雰囲気であった。
■Special For Me
エリックいわく、「僕にとってTMGは特別だ。Takに深く感謝してる」。そう、エリックはいままで自分が参加したアルバムの中で(MR.BIG含む)、ベストは「TMG 1」と答えてる。本当に楽しかったようだ。
↓「GRANGE ROCK」(エリックのインタビュー)
http://www.grande-rock.com/tak_matsumoto_group.htm
続く。
11月に、Frontiers Recordsよりリリースされることが決定しました。いくら世がネット購入の時代でも、店頭に並ぶのは嬉しいです♪…ボーカルのエリックは、もともとヨーロッパのファンが多い人だし、ジャックの曲にシビレた80’sだって多いだろうし、あちらでも気になってた人はいると思います。先日、海の向こうの評をいくつか読んでみたのですが、これがなかなかの評価でして、中には絶賛しているものもありました(やはり「Everything Passes Away」が人気です)。「3人の個性がよく出てる、素晴らしい組み合わせだ」「こんな素晴らしいアルバムをなぜ日本以外でリリースしない?」「いますぐアマゾれ!」…日本人として、鼻高々ですよね♪
…というわけで、9/7(火)TMG「Dodge The Bullet」ツアー千秋楽、武道館…もとい、ブドーカン公演に行ってきました。
今回一緒に行ったTさんは、「私より年上、B’zのツアー初参加は「RUN」なので比較的古株ファン、アルバムは買う、ライブにも行く、基本的にB’zは大好き、だけどピークは過ぎたまったりファン」という、私とほぼ同じ属性を持つ人。よって話がとても合い、ライブが終わった後も、あーだこーだとおしゃべりしっぱなしでした♪
以下、ブドーカン公演の感想をトピック形式で。
■超余裕のグッズ売り場
1時間前に会場に着いて、グッズ売り場を見てみたら、まったく混んでないという状況。なんとなく観光気分になってしまった秋林、いつもは買わないリストバンドを購入。いいもん、TMGは音もスタイルもアメリカンロックバンドなんだから!…一方、Tさんは踏みTシャツ付きパンフを購入し、「バッグに入らない〜〜!」と嘆いていた。
■ツアトラ撮影と云われても
なかなか撮影しやすい位置にTMGのツアートラック(アルバムと同じ絵柄が化粧されている)を発見。ところが、その前に立見席のみなさんが並んでいるため、ツアトラを撮るというより立見のみなさんを激写するといった感じになってしまう。彼らが悪いわけじゃないけど、それもなんだかな〜ということで、撮影を諦める。翌日が稲葉ソロライブのためか、稲葉ソロenツアトラも「ちょっといていいかしら?」といった観で停まっていた。Tさんいわく「稲葉ソロツアトラを間近で、しかも邪魔されず撮れる最大のチャンスかも」。
■座席にビックリ
席は個人的にどこでもよかったため、座席番号を確認したのは、「1Fスタンド席はこちら」の案内に促されてから。チケットに記載されている座席ブロック&番号を見てみると、「南*列**番」。え?南ブロック??…ってことは、もしかするとステージに近いかも?と思いながら、席を探し、着席してみてビックリ。私たちの場所は列だけならアリーナ最前列と同じのジャック側1Fスタンド席であると判明。つまり、ステージに向かって超左、ステージから5度くらいの角度(ほぼ真横)の場所。ステージはかなり近いが、真正面や松ちゃん側はあまり見えない――でも、TMGがどんな風に出てくるか最初に確認できるし、去っていく姿も最後まで見ることができるし、上手(かみて)に待機しているスタッフや、アグレッシブで動き回るジャックおじさんがよ〜く見える位置。これはナイスだ!
■緞帳の行方、確認ならず
今までツアーで回ってきたライブハウスに比べ、キャパが段違いに大きいブドーカンということもあってか、ステージは緞帳(どんちょう)によって隠されていた。初めて見るTMGの緞帳(デザインは黒のツアーTシャツと同じ)に、ほほ〜と唸るTさんと私。そこで以前から思ってたことをTさんに訊いてみる。
私:「開演後に緞帳がどんな風に落ちて消えるのか、最後まで見て覚えておこうと思うんですが、いっつも覚えてないんですよう。15年ライブに来てるのに、一度も覚えてない!…Tさんはどうです?」
Tさん:「実は私もまったく同じことを毎回思ってて、緞帳が真ん中から分かれていくのか、一気に上から落ちてくのか――もし落下なら、その後どうやってステージから消えていくのか、見ておこうと思いながら、結局パフォーマンスに気を取られちゃって、見ることを忘れちゃう」
私:「じゃあ、今回は絶対意識して見ましょう!」
Tさん:「ええ!」
19:15くらいに、クラシカルロックのオープニングSEが流れ始め、待ちに待った開演となり――緞帳が落ちた!!
………。
記憶ここまで。緞帳が落ちてからどうなったか、Tさんも私も見ていない…とゆーか、あれほど誓い合ったのに、TMGのみなさんに目も心も奪われてしまった…。
■ジャックおじさん、ステージから落ちる
演奏中に突然、なにを思ったのかジャックおじさん、自らステージから落ちる!…その一部始終を見ていたTさんと私だが、ジャックおじさんは――
自ら落ちる→なにかやらかそうと試みるが断念する→ステージに戻ろうとする→スタッフが手を伸ばし、ジャックおじさん、その手を掴んでステージに戻ろうとするが戻れず→水の入ったバケツに足を突っ込む→結局、諦めて横の出入口を使うちょっと恥ずかしそうなおじさん→上手(かみて)から再登場→ベースの音があまり出てないと気付く→ベース交換→通常に戻る
ステージから落ちたのは、もしかしてステージと最前列との間を走りたかった、とか?…とりあえず真相は会報待ち。
■ジャックおじさん、カメラ慣れ
ほかの会場でもカメラは入っていたが、ブドーカンではかなりの数、そしてクレーンまで導入されていた。ステージの上にカメラが入り、ジャックおじさんの目の前にくると――おじさん、猛烈にキメまくる!…さすが百戦錬磨のパフォーマーである。
■特効あれこれ
ブドーカンということもあってか、電飾や炎、花火が追加され、ステージングがそれなりにハデになっていた。B’zに比べればずいぶんとささやかだが、なんだか「中堅バンドが頑張ってみた」という感じで嬉しかった。
■エリック、あぶな〜〜〜いっ!
エリックがいつものようにフラフラと前にやってきたその瞬間。ぼわっ!とLPファイアーブレードによって炎が起こり(ガスバーナーのでっかいやつが火柱を上げたと思って下さい)、エリックの顔を直撃しそうになる――が、間一髪避けて無事。と云っても、髪の毛の一部を完全に焦がしていた。特効があることをすっかり忘れてたと思われるが、真横の最前列で見ていた私たちは、彼と炎の間が30cmくらいしかなかったことに気付いていた。でも彼は元気。さすがプロである。
■Happy Birthday!
ドラムのクリスの誕生日であると判明。みんなで歌を歌ってお祝い。で――いったい、いくつなの?>クリス
■そっくりブラザーズ
アンコールで、踏みT&テンガロンハットという姿で登場した松ちゃん&ジャックおじさん。人種は違えど、身長が同じくらいなふたりは、まるでそっくりブラザーズ。宴会芸をしてもらいたい雰囲気であった。
■Special For Me
エリックいわく、「僕にとってTMGは特別だ。Takに深く感謝してる」。そう、エリックはいままで自分が参加したアルバムの中で(MR.BIG含む)、ベストは「TMG 1」と答えてる。本当に楽しかったようだ。
↓「GRANGE ROCK」(エリックのインタビュー)
http://www.grande-rock.com/tak_matsumoto_group.htm
続く。
←米国GIBSONがリリースしているTak Matsumotoモデル「Tak Burst」。世に5人(ジミー・ペイジ、スラッシュ、ジョー・ペリー、エース・フレーリー、松本孝弘)しか作られてない、ギブソンシグネチュアモデルの逸品です。松ちゃんの特徴と云えば「メロディアスで哀愁引っ張るエフェクト、和のスウィングが表現できる、テクニカルかつギターが歌ってるかのような音」で、ほかの4人にはまずない特徴/特長です。ギブソンのロックらしい音を生かしつつ、「こんな風にも表現できますよ〜」とレスポールの深さを感じさせてくれます。シグネ抜擢は、もちろん日本市場を意識してのことでしょう。でも彼が自社製品の魅力を最大限に生かしてくれるギタリストであるということは、ギブソンもこれ以上ないってくらい、よ〜くわかっていると思います。
ってなわけで、武道館千秋楽ライブに行ってきたのですが。
…風邪引きました…。
8日の朝、ぜんぜん疲れが取れてなくて力が入らず、「よっぽど疲れてるんだな、新潟にも行ったし」としか思ってなかったのですが、新幹線の中では荷物の上げ下ろしが上手くできず、隣の席の人に「大丈夫ですか?」と手伝ってもらうわ、会社について仕事をしだすと、いつもは10分できる業務になんと60分もかかってしまうわで、「これはおかしい、普通の疲れじゃないかも」と思い、体温を計ってみたら――38度を軽く超えてました。
ふだん熱なんて出さない人は、「熱がある自分」がどんなものであるかまったくわからない…とゆーか、自覚できないんですよ…。
そのまま帰宅し、現在は平熱に戻りました。
…とゆーわけで、武道館ライブの感想などはまたのちほど。
映画…は観てますが、私なんぞが書かなくても、ほかの人が感想を書いておられるので、それをご参照になったほうがいいかも。ま、いずれちょこちょこと書くとは思います――自分の個性は絶対に譲れませんので。
ってなわけで、武道館千秋楽ライブに行ってきたのですが。
…風邪引きました…。
8日の朝、ぜんぜん疲れが取れてなくて力が入らず、「よっぽど疲れてるんだな、新潟にも行ったし」としか思ってなかったのですが、新幹線の中では荷物の上げ下ろしが上手くできず、隣の席の人に「大丈夫ですか?」と手伝ってもらうわ、会社について仕事をしだすと、いつもは10分できる業務になんと60分もかかってしまうわで、「これはおかしい、普通の疲れじゃないかも」と思い、体温を計ってみたら――38度を軽く超えてました。
ふだん熱なんて出さない人は、「熱がある自分」がどんなものであるかまったくわからない…とゆーか、自覚できないんですよ…。
そのまま帰宅し、現在は平熱に戻りました。
…とゆーわけで、武道館ライブの感想などはまたのちほど。
映画…は観てますが、私なんぞが書かなくても、ほかの人が感想を書いておられるので、それをご参照になったほうがいいかも。ま、いずれちょこちょこと書くとは思います――自分の個性は絶対に譲れませんので。
オールスタンディング・サヴァイバー 後編
2004年9月6日 びーず語り
←こっちはGibson TAK MATSUMOTO LP。
イエローが鮮やかですよね♪
…というわけで、昨日の続き。
場所を決めてからDさんと駄弁っていると、後ろがどんどん埋まってきた。どんな人がくるかと眺めていると、私の後ろは女の子ばかり、Dさんの後ろはカップルとなった。
私はそのカップルの彼氏を見た瞬間、これはヤバイ、この男は絶対に前に押し入ってくるタイプだとピンときた。初心者のDさんは流されるかもしれない――でも「コイツに注意して」なんて大きな声で云えないし…とりあえずDさんには「後ろに注意して」とアドバイスをし、18:00の開演を待った。
18:00ちょっと過ぎくらいに、クラシカルロックのオープニングSEが流れ始め――待ちに待った開演となる。
ど〜ん!と曲が始まったとたん、モッシュ地獄もスタートを切る。私はしっかりと左手でロープを握り締める。絶対、離すもんか!
周りはどうだろう?
どうやら予想通りの展開だ。前のカップルはまったく人畜無害の問題外。左右からの押しは仕方がない。ど真ん中の柵際にいる以上、かなりつらい場所なのはわかってる。こんなオールスタンディングは押されて当然、誰のせいでもないし文句なんてまったくない。
大切なのは、自分の場所を死守すること。
いまの自分の場所はロープがある以上、左からの侵入はない。前に行くことは絶対ムリなので、あとは後ろと右からの侵入を阻止するだけだ。私はロープを握り締め、体重をかけてブロックした。その様子は、きっとゴール下におけるリバウンドポジション争奪合戦のようだったろう。そして前のカップルは「モッシュなんて大して感じなかった」と思うはず。当たり前だ。私が後ろをブロックしてたんだから。
数曲演奏後、心配になり横を見てみると、Dさんは後方に流されていた。あのカップル(の男)、やっぱり前に飛び込んだか――と思ってると、Dさんの代わりに私の左にきた女の子がモッシュでかなり苦しそうだったため、これはヤバイと思い――
「横のロープしっかり掴んで。これだと流されないから」
と教えたあげた。すると女の子は「ありがとうございます」と云って、ロープを掴むことを覚え、自分の場所をキープできるようになっていた。本当によかった。そういうこともあってか、左からの押しは少し弱まった。たぶん彼女は、あのモッシュ地獄の中で、それなりに私に気を遣ってくれたのだろう。ありがとう。その気遣いは後半まで続かなかったけど(これも仕方がない話だ)、彼女の気持ちは嬉しかった。
左からのプレッシャーは少し楽になったものの、右からの押しはかなりの強さだった。右隣はどうなっているかと見てみると、髪の毛をちゃんと束ね、エリックやジャックに煽られたらアクションを返し、大声で歌い、見るからに場慣れしている――松ちゃんの大ファンらしき女の子だった。たぶん彼女は遠征組だろう。
ところがこの女の子――とても背が低い。前にいる人畜無害カップルの彼氏は背が高く、そんな彼の真後ろでは、大好きな松ちゃんがソロでセンターに来ても、彼女はなにも見えないだろう。彼氏の背の高さは彼のせいではない。でもこんなベストな場所で見れないのは、いくらなんでも可哀想だ。松ちゃんのソロが始まり、そんな彼女をなんとかしてあげたいなと思い――
私:「もっとこっちに寄って」(女の子の手を引っ張る)
女の子:「大丈夫です」(←遠慮している)
私:「でも見えないでしょう?…あなた、松ちゃんのこと大好きでしょう?」
…と云うと、身を寄せてきた。
ソロが終わると、女の子は「ありがとうございます。見れました」と話しかけてきた。本当によかった。
私は恩を売ろうとして、こんなことをやったわけじゃない。
あの場所にいたみんなは、私にとってブラザーでありシスターであるからだ。
B’zやエリックのファンならこの意味がわかるだろう。一部の迷惑至極非常識ファン以外、TMGメンバー含めてみんな仲間だし、新潟フェイズという場所でライブという時間を共有してる。そして私はもう「松ちゃんかっこいい〜♪」「イナバさん素敵〜♪」という絶賛オンリーのファンではない。もちろんカッコいいと思うし、たまにそんな話もするが、カッコいいなんて当たり前なことであり、そういった気持ちは――この16年で昇華した。
いまは、ブラザー(メンバー含む)やシスターたちと、どう楽しい時間を共有するかが1番大切になってきた。
たぶん、そんな気持ちが作用してあんな行動を取ったのだと思う。自己満足かもしれないし、おせっかいだと思う人もいるだろう。でも、必要がなさそうな人には声なんてかけないし、「おせっかいにならないギリギリなライン」だって、ちゃんと計っているつもりだ。
ヒートするモッシュにクラクラしながら、ライブは後半に入った。さすがの私も疲れが出て、かなり押され、手も上げられない状態になった。場所はキープできてたので問題はなかったが、汗だくでシャツは肌に張り付き、気持ち悪いしかなりしんどい。ぼけーとしてたら、エリックに水をかけられ、さらにシャツが濡れた。
いつしかアンコールになり、そのまま終演。
1時間半は短いという人もいるが、オールスタンディングだったらそれが限界だろう。
客電がつき、隣の女の子に話しかけてみた。
私:「お疲れ様でした!」
女の子:「お疲れ様でした!」
私:「武道館、行かれるんじゃないんですか?」
女の子:「はい、行きます。(あなたは)行きます?」
私:「行きます」
女の子:「席はどのあたりですか?」
私:「スタンドです。武道館ならスタンドが見やすいので、アリーナの真ん中や後ろより、よっぽどいいかと思って」
女の子:「そうですね。ではまた!」
私:「またご縁がありましたら」
退場が始まり、後ろを見たらDさんがいない。そのまま外に出ようとしたところで、Dさんに呼び止られる。どうやらDさんはPA近くの音響バツグンなところまで下がっていたとか。ベストな判断だと思う。
DさんとふたりでTMGのツアトラのミニを購入し、そのまま宿へ戻る。私のシャツは単色だったのに、汗のせいでいつの間にかホルスタイン柄になっていることに気付く。…ちょっと恥ずかしいが、まあ…オールスタンディングではこんなもんだろう。
松ちゃん、エリック、ジャックおじさん、クリス――そしてブラザー&シスターたち。本当にありがとう。とても楽しい時間を過ごせたよ。TMGのライブは最高だ。忘れかけてたアメリカンロックのライブ感覚を私に思い出させてくれたし、エリックとジャックおじさんのはしゃぎっぷり、松ちゃんの苦笑いはナイスだった。不定期で構わないので、TMGは続けて欲しい。DVDが出るなら(エリックの公式サイトにDVD関連記事アリ…英文だけど)、買うぞ!
↓The Offical Eric Martin (公式サイト)
http://www.ericmartin.com/index.asp
(音が出るので注意!)
――以上、新潟フェイズ公演記でした。もう筋肉痛でツライ!
イエローが鮮やかですよね♪
…というわけで、昨日の続き。
場所を決めてからDさんと駄弁っていると、後ろがどんどん埋まってきた。どんな人がくるかと眺めていると、私の後ろは女の子ばかり、Dさんの後ろはカップルとなった。
私はそのカップルの彼氏を見た瞬間、これはヤバイ、この男は絶対に前に押し入ってくるタイプだとピンときた。初心者のDさんは流されるかもしれない――でも「コイツに注意して」なんて大きな声で云えないし…とりあえずDさんには「後ろに注意して」とアドバイスをし、18:00の開演を待った。
18:00ちょっと過ぎくらいに、クラシカルロックのオープニングSEが流れ始め――待ちに待った開演となる。
ど〜ん!と曲が始まったとたん、モッシュ地獄もスタートを切る。私はしっかりと左手でロープを握り締める。絶対、離すもんか!
周りはどうだろう?
どうやら予想通りの展開だ。前のカップルはまったく人畜無害の問題外。左右からの押しは仕方がない。ど真ん中の柵際にいる以上、かなりつらい場所なのはわかってる。こんなオールスタンディングは押されて当然、誰のせいでもないし文句なんてまったくない。
大切なのは、自分の場所を死守すること。
いまの自分の場所はロープがある以上、左からの侵入はない。前に行くことは絶対ムリなので、あとは後ろと右からの侵入を阻止するだけだ。私はロープを握り締め、体重をかけてブロックした。その様子は、きっとゴール下におけるリバウンドポジション争奪合戦のようだったろう。そして前のカップルは「モッシュなんて大して感じなかった」と思うはず。当たり前だ。私が後ろをブロックしてたんだから。
数曲演奏後、心配になり横を見てみると、Dさんは後方に流されていた。あのカップル(の男)、やっぱり前に飛び込んだか――と思ってると、Dさんの代わりに私の左にきた女の子がモッシュでかなり苦しそうだったため、これはヤバイと思い――
「横のロープしっかり掴んで。これだと流されないから」
と教えたあげた。すると女の子は「ありがとうございます」と云って、ロープを掴むことを覚え、自分の場所をキープできるようになっていた。本当によかった。そういうこともあってか、左からの押しは少し弱まった。たぶん彼女は、あのモッシュ地獄の中で、それなりに私に気を遣ってくれたのだろう。ありがとう。その気遣いは後半まで続かなかったけど(これも仕方がない話だ)、彼女の気持ちは嬉しかった。
左からのプレッシャーは少し楽になったものの、右からの押しはかなりの強さだった。右隣はどうなっているかと見てみると、髪の毛をちゃんと束ね、エリックやジャックに煽られたらアクションを返し、大声で歌い、見るからに場慣れしている――松ちゃんの大ファンらしき女の子だった。たぶん彼女は遠征組だろう。
ところがこの女の子――とても背が低い。前にいる人畜無害カップルの彼氏は背が高く、そんな彼の真後ろでは、大好きな松ちゃんがソロでセンターに来ても、彼女はなにも見えないだろう。彼氏の背の高さは彼のせいではない。でもこんなベストな場所で見れないのは、いくらなんでも可哀想だ。松ちゃんのソロが始まり、そんな彼女をなんとかしてあげたいなと思い――
私:「もっとこっちに寄って」(女の子の手を引っ張る)
女の子:「大丈夫です」(←遠慮している)
私:「でも見えないでしょう?…あなた、松ちゃんのこと大好きでしょう?」
…と云うと、身を寄せてきた。
ソロが終わると、女の子は「ありがとうございます。見れました」と話しかけてきた。本当によかった。
私は恩を売ろうとして、こんなことをやったわけじゃない。
あの場所にいたみんなは、私にとってブラザーでありシスターであるからだ。
B’zやエリックのファンならこの意味がわかるだろう。一部の迷惑至極非常識ファン以外、TMGメンバー含めてみんな仲間だし、新潟フェイズという場所でライブという時間を共有してる。そして私はもう「松ちゃんかっこいい〜♪」「イナバさん素敵〜♪」という絶賛オンリーのファンではない。もちろんカッコいいと思うし、たまにそんな話もするが、カッコいいなんて当たり前なことであり、そういった気持ちは――この16年で昇華した。
いまは、ブラザー(メンバー含む)やシスターたちと、どう楽しい時間を共有するかが1番大切になってきた。
たぶん、そんな気持ちが作用してあんな行動を取ったのだと思う。自己満足かもしれないし、おせっかいだと思う人もいるだろう。でも、必要がなさそうな人には声なんてかけないし、「おせっかいにならないギリギリなライン」だって、ちゃんと計っているつもりだ。
ヒートするモッシュにクラクラしながら、ライブは後半に入った。さすがの私も疲れが出て、かなり押され、手も上げられない状態になった。場所はキープできてたので問題はなかったが、汗だくでシャツは肌に張り付き、気持ち悪いしかなりしんどい。ぼけーとしてたら、エリックに水をかけられ、さらにシャツが濡れた。
いつしかアンコールになり、そのまま終演。
1時間半は短いという人もいるが、オールスタンディングだったらそれが限界だろう。
客電がつき、隣の女の子に話しかけてみた。
私:「お疲れ様でした!」
女の子:「お疲れ様でした!」
私:「武道館、行かれるんじゃないんですか?」
女の子:「はい、行きます。(あなたは)行きます?」
私:「行きます」
女の子:「席はどのあたりですか?」
私:「スタンドです。武道館ならスタンドが見やすいので、アリーナの真ん中や後ろより、よっぽどいいかと思って」
女の子:「そうですね。ではまた!」
私:「またご縁がありましたら」
退場が始まり、後ろを見たらDさんがいない。そのまま外に出ようとしたところで、Dさんに呼び止られる。どうやらDさんはPA近くの音響バツグンなところまで下がっていたとか。ベストな判断だと思う。
DさんとふたりでTMGのツアトラのミニを購入し、そのまま宿へ戻る。私のシャツは単色だったのに、汗のせいでいつの間にかホルスタイン柄になっていることに気付く。…ちょっと恥ずかしいが、まあ…オールスタンディングではこんなもんだろう。
松ちゃん、エリック、ジャックおじさん、クリス――そしてブラザー&シスターたち。本当にありがとう。とても楽しい時間を過ごせたよ。TMGのライブは最高だ。忘れかけてたアメリカンロックのライブ感覚を私に思い出させてくれたし、エリックとジャックおじさんのはしゃぎっぷり、松ちゃんの苦笑いはナイスだった。不定期で構わないので、TMGは続けて欲しい。DVDが出るなら(エリックの公式サイトにDVD関連記事アリ…英文だけど)、買うぞ!
↓The Offical Eric Martin (公式サイト)
http://www.ericmartin.com/index.asp
(音が出るので注意!)
――以上、新潟フェイズ公演記でした。もう筋肉痛でツライ!
オールスタンディング・サヴァイバー 前編
2004年9月4日 びーず語り
←Gibson Tak Burst…キレイですよね♪
…というわけで、9/4(土)TMG「Dodge The Bullet」ツアー新潟フェイズ公演に行ってきました。
ライブ感想はZEPP大阪公演分を書いたので、今回はちょっと違った観点で新潟公演を語ってみようかと思います。
雨がいまにも降りそうな中、入場を待つDさんと私。キャパが1200↓↑の会場で整理番号が100番台だったため、オールスタンディングで場所取り自由なライブでも、最初からかなり前に行けるだろうという予測はついていた。がしかし。どんなにライブ慣れしていても、私は新潟フェイズがどんな特徴を持つ会場なのかなにも知らないので、対策や予測がまったくできず、入ってみないとなにも決められないという状態だった。入場待ちの間、他愛のないことを話しながらも、頭の中は場所取りチャートでいっぱいだった。
17:00入場開始。若い整理番号の人は、そのまま番号順の10人単位で並ばされて入場という、かなり統制された形となった。Dさんと私の間で区切りがついたため、私が10人単位のトップ。その後しばらくして入場となり、チケットをモギられ、誘導され、ステージのある空間に入ったその瞬間。私は感覚を研ぎ澄まし、場所を決める数秒の間で――
「この時点で得られる情報と今までの自分の経験」を元に、「最高でありながら自分の場所を死守できる場所」がどこであるか、プロファイリングを始めた。
まずステージがかなり低いと感じた。中途半端な後方の人だとこれはかなりキビシイだろう。見回すと、コンクリ打ちっぱなしの壁、PAの位置と配置と状況、天井の高さ…などから、ここがライブハウスではなく、Dさんが云ってたように、さまざまなイベントに対応できるマルチスポットであると確認、そして理解する。音響は悪くないだろうが良くもない…ただどんなライブだろうと、前方は音を期待できない場所だ。でも私はすでにZEPP大阪でPAの横を陣取って音を楽しんだし、それ以前に今回は間近で見ることが最大の目的であり目標だ。
まず私が入った時点で、整理番号1〜120番くらいまでの人が最前列〜4列目くらいを陣取っていおり、その後に最初の柵があった。ということは、公演が始まっても4列目より前へ行くことはムリだ。さらにその柵の前に1列できていたので、どうやら私は最初の柵から2列目、つまり最前列からは5〜6列目くらいの場所をゲットできるようだ。これはかなりいい状況である。なぜなら肉眼でそうとう見えるし、どんなにモッシュ地獄(熱狂的で激しい踊りに加わってる人の群れ)に遭おうとも、前に行くことができない以上、後と隣に気をつければいい――つまり、押されて前を行かれないよう横と後からの侵入を阻止すればいいだけで、とりあえず前は気にしないでいいからだ。
フロアを見ると、真ん中にロープを張り、左右の流れをある程度阻止する措置が取られている。区切りのトップだったこともあって、私は柵から2列目ならどの場所でも取れる状態だ。
あとは――真ん中かジャック側か松ちゃん側か。
松ちゃん側は激戦区になるだろう。ジャック側は最前列にジャックが好きな男の子が数名いて、それを見ているだけで楽しいかもしれない――が、松ちゃんは初めの数曲ではあまり移動しない人だ。……となると、松ちゃんがまったく見えないかも知れない。
それにこんな至近距離なら、やはり真ん中で見てみたい――確実にエリックとジャックのはしゃぎっぷりは見えるし、途中のギターソロでは松ちゃんはステージど真ん中に立つし、アコースティックな曲やラストのご挨拶では、メンバーを均等に見れる。
それになにより、こういう会場のモッシュ地獄で生き残ろうとすると――区切りロープを掴むことが最重要ポイントとなる。いまなら、そのロープを掴めるど真ん中の場所が取れるじゃないか!
……よし!
最前列から6列目(柵から2列目)のロープ真横、これ以上はないというほどのど真ん中をゲットだ!
だが――ロープで区切られた左右のどちらに行く?
Dさんは先に左にいる。左に行くべきか?
でもロープは確実に掴める位置でいたい。
柵前1列目のロープ際にどんな客かいるか確認してみた。
左は女の子で、右はカップル。
左の彼女たちは一見フツーだが、開演したらどうなるかわからない。一見フツーが1番怖い。予測がまったく不可能だからだ。
右のカップルはどうだろう?
彼氏のほうは、ロープ際のど真ん中を彼女ために譲っている。彼氏の格好や外見から察するに、彼はHRマニアではないだろう。もしマニアだったら、絶対にあんな格好(暖色系のシャツ&バミューダ)で来ないからだ。また、B’zのファンであってもマニアではないだろう。一見フツーに見えるB’zマニアは女より男のほうがわかりやすい。なので直感でそう判断する。私の目から見て、とにかく彼はファンであってもマニアではないし、彼女と話してる雰囲気から、ドーム・アリーナクラスのB’zのライブへ行ったことはあっても、ライブハウスクラスでのライブは慣れてなさそうだ。…ということは、彼はハデで無茶なアクションはしないだろうし、逆に控えめに見てるほうだろう。
彼女のほうはと云うと――これもライブハウスでのモッシュなんて経験したことなさそうだ。ストレートロングヘアを束ねずにそのままにしているなんて、慣れてる人なら絶対にやらない。私に云わせれば「バサバサになっても知らないよ、髪が引っ張られても知らないよ」である。
どうやらこのカップルは人畜無害のようだ。そしてなにより注目すべき点は――彼女の背がとても背が低いということ。
私は日本女子平均身長を多少上回る。そして足を痛めないよう、フラットで少し厚底のスケッチャーズ・シューズを履いているため、最終的な身長は稲葉さんと同じくらい(170cm前後)。彼女の頭は私の鼻くらいの位置…ということは、私が手を前に振り上げても、彼女にはぶつからないし、また迷惑もかけない。後ろから押されても、それは私のせいじゃない。170cm前後なら後ろもそれほど迷惑でないだろう。それになんと云っても、彼女の後ろだと視界が広いのが最高だ。
・左は侵入不可のロープ
・これ以上前に行くことができない柵から2列目
・目の前は人畜無害カップル
――絶好のポジションじゃないか!
中央の区切りロープを左手で掴める、最前列から6列目あたりで、これ以上の真ん中はナイというくらいの、カップルの後ろに場所取り決定だ!
左右から確実にギュウギュウ押されるだろうけど、侵入に関するなら、注意は後方だけだ。後ろから押されても体重かけてポジションキープするし、ロープを力強く掴んでいれば流されることはないし、基本的に私は絶対に負けない。でもやはりロープを掴めるかどうかが、真ん中キープの最重要ポイントだろう。
ほかに注意すべき点があるとしたら――後ろにどんな人がくるか、である。
こればっかりは先に入った以上、予測できない。あとは運だけだ。
結局、Dさんと私はロープを挟んでの隣同士で、ともに柵前2列目(最前列から6列目あたり)のど真ん中となった。
…続く。
…というわけで、9/4(土)TMG「Dodge The Bullet」ツアー新潟フェイズ公演に行ってきました。
ライブ感想はZEPP大阪公演分を書いたので、今回はちょっと違った観点で新潟公演を語ってみようかと思います。
雨がいまにも降りそうな中、入場を待つDさんと私。キャパが1200↓↑の会場で整理番号が100番台だったため、オールスタンディングで場所取り自由なライブでも、最初からかなり前に行けるだろうという予測はついていた。がしかし。どんなにライブ慣れしていても、私は新潟フェイズがどんな特徴を持つ会場なのかなにも知らないので、対策や予測がまったくできず、入ってみないとなにも決められないという状態だった。入場待ちの間、他愛のないことを話しながらも、頭の中は場所取りチャートでいっぱいだった。
17:00入場開始。若い整理番号の人は、そのまま番号順の10人単位で並ばされて入場という、かなり統制された形となった。Dさんと私の間で区切りがついたため、私が10人単位のトップ。その後しばらくして入場となり、チケットをモギられ、誘導され、ステージのある空間に入ったその瞬間。私は感覚を研ぎ澄まし、場所を決める数秒の間で――
「この時点で得られる情報と今までの自分の経験」を元に、「最高でありながら自分の場所を死守できる場所」がどこであるか、プロファイリングを始めた。
まずステージがかなり低いと感じた。中途半端な後方の人だとこれはかなりキビシイだろう。見回すと、コンクリ打ちっぱなしの壁、PAの位置と配置と状況、天井の高さ…などから、ここがライブハウスではなく、Dさんが云ってたように、さまざまなイベントに対応できるマルチスポットであると確認、そして理解する。音響は悪くないだろうが良くもない…ただどんなライブだろうと、前方は音を期待できない場所だ。でも私はすでにZEPP大阪でPAの横を陣取って音を楽しんだし、それ以前に今回は間近で見ることが最大の目的であり目標だ。
まず私が入った時点で、整理番号1〜120番くらいまでの人が最前列〜4列目くらいを陣取っていおり、その後に最初の柵があった。ということは、公演が始まっても4列目より前へ行くことはムリだ。さらにその柵の前に1列できていたので、どうやら私は最初の柵から2列目、つまり最前列からは5〜6列目くらいの場所をゲットできるようだ。これはかなりいい状況である。なぜなら肉眼でそうとう見えるし、どんなにモッシュ地獄(熱狂的で激しい踊りに加わってる人の群れ)に遭おうとも、前に行くことができない以上、後と隣に気をつければいい――つまり、押されて前を行かれないよう横と後からの侵入を阻止すればいいだけで、とりあえず前は気にしないでいいからだ。
フロアを見ると、真ん中にロープを張り、左右の流れをある程度阻止する措置が取られている。区切りのトップだったこともあって、私は柵から2列目ならどの場所でも取れる状態だ。
あとは――真ん中かジャック側か松ちゃん側か。
松ちゃん側は激戦区になるだろう。ジャック側は最前列にジャックが好きな男の子が数名いて、それを見ているだけで楽しいかもしれない――が、松ちゃんは初めの数曲ではあまり移動しない人だ。……となると、松ちゃんがまったく見えないかも知れない。
それにこんな至近距離なら、やはり真ん中で見てみたい――確実にエリックとジャックのはしゃぎっぷりは見えるし、途中のギターソロでは松ちゃんはステージど真ん中に立つし、アコースティックな曲やラストのご挨拶では、メンバーを均等に見れる。
それになにより、こういう会場のモッシュ地獄で生き残ろうとすると――区切りロープを掴むことが最重要ポイントとなる。いまなら、そのロープを掴めるど真ん中の場所が取れるじゃないか!
……よし!
最前列から6列目(柵から2列目)のロープ真横、これ以上はないというほどのど真ん中をゲットだ!
だが――ロープで区切られた左右のどちらに行く?
Dさんは先に左にいる。左に行くべきか?
でもロープは確実に掴める位置でいたい。
柵前1列目のロープ際にどんな客かいるか確認してみた。
左は女の子で、右はカップル。
左の彼女たちは一見フツーだが、開演したらどうなるかわからない。一見フツーが1番怖い。予測がまったく不可能だからだ。
右のカップルはどうだろう?
彼氏のほうは、ロープ際のど真ん中を彼女ために譲っている。彼氏の格好や外見から察するに、彼はHRマニアではないだろう。もしマニアだったら、絶対にあんな格好(暖色系のシャツ&バミューダ)で来ないからだ。また、B’zのファンであってもマニアではないだろう。一見フツーに見えるB’zマニアは女より男のほうがわかりやすい。なので直感でそう判断する。私の目から見て、とにかく彼はファンであってもマニアではないし、彼女と話してる雰囲気から、ドーム・アリーナクラスのB’zのライブへ行ったことはあっても、ライブハウスクラスでのライブは慣れてなさそうだ。…ということは、彼はハデで無茶なアクションはしないだろうし、逆に控えめに見てるほうだろう。
彼女のほうはと云うと――これもライブハウスでのモッシュなんて経験したことなさそうだ。ストレートロングヘアを束ねずにそのままにしているなんて、慣れてる人なら絶対にやらない。私に云わせれば「バサバサになっても知らないよ、髪が引っ張られても知らないよ」である。
どうやらこのカップルは人畜無害のようだ。そしてなにより注目すべき点は――彼女の背がとても背が低いということ。
私は日本女子平均身長を多少上回る。そして足を痛めないよう、フラットで少し厚底のスケッチャーズ・シューズを履いているため、最終的な身長は稲葉さんと同じくらい(170cm前後)。彼女の頭は私の鼻くらいの位置…ということは、私が手を前に振り上げても、彼女にはぶつからないし、また迷惑もかけない。後ろから押されても、それは私のせいじゃない。170cm前後なら後ろもそれほど迷惑でないだろう。それになんと云っても、彼女の後ろだと視界が広いのが最高だ。
・左は侵入不可のロープ
・これ以上前に行くことができない柵から2列目
・目の前は人畜無害カップル
――絶好のポジションじゃないか!
中央の区切りロープを左手で掴める、最前列から6列目あたりで、これ以上の真ん中はナイというくらいの、カップルの後ろに場所取り決定だ!
左右から確実にギュウギュウ押されるだろうけど、侵入に関するなら、注意は後方だけだ。後ろから押されても体重かけてポジションキープするし、ロープを力強く掴んでいれば流されることはないし、基本的に私は絶対に負けない。でもやはりロープを掴めるかどうかが、真ん中キープの最重要ポイントだろう。
ほかに注意すべき点があるとしたら――後ろにどんな人がくるか、である。
こればっかりは先に入った以上、予測できない。あとは運だけだ。
結局、Dさんと私はロープを挟んでの隣同士で、ともに柵前2列目(最前列から6列目あたり)のど真ん中となった。
…続く。
明日、TMGライブのためにガタニーへ行きます。
ガタニー市へ行くのは11年ぶりになるのか…ニャ?
1992年「IN THE LIFE」ツアー at 新潟県民会館
1993年「RUN」ツアー at 新潟県民会館
過去の目的も結局ライブか…。…ちょっといやん…。
ただし過去はすべて冬のツアーだったので、残暑厳しい9月に行くのは初めてですね。
あの頃の私は、B’zのライブのためにあっちこっちと遠征しまくってました。ネットなんてない、しかもホールツアーの時代に、よくまあ正攻法であれだけチケットを取ったもんだと思います。「IN THE LIFE」で6回、「RUN」で11回――Z’bのライブに2回行ったし…学生時代は(お金はなかったけど)体力と時間だけは豊富にあったからニャ〜…。
ちなみに移動の交通手段は主にJR。昔はまだ特急白鳥号があったので、新潟へはそれに乗って行きました。がしかし。当時の私は遠征しまくりだったので、自分がどこにいるかわからなくなってしまうということがたびたびあり、新潟でも大失敗してしまいました。
夕方ギリギリ新潟に着き、バスに乗って会場へ行き、席につき、ライブが始まり、熱狂し、終演後に外へ出てみたら…あたりは真っ暗(当たり前)。知らない土地なので、どうやって新潟駅に行けばいいのかわからなくなってしまい、同じ会場から出てきた地元の人に訊こうと、あるひとりの女性に声をかけました。
私:「あの…広島駅って、どうやって行けばいいでしょう?」
女性:「………」
……新潟駅だっつーの!!
ここで「ヘンな人」と思われたら、私としては大ショックです。怪訝そうな顔をしている女性に対し――
私:「違うんです、違うんです!私はヘンな子じゃありませんっ!…かくかくしかじかこんな理由で…」
…と、説明をいきなりし始めてしまいました。…もっとヘンに思われるっちゅーの!
ところがその女性(Fさん)は大変お優しい方で、「まあそれは大変ねぇ、じゃあ一緒に帰りましょう」と云って下さり、いつの間にか意気投合、私が乗る夜行バス(関西方面行き「おけさ号」…当時は京都に住んでたから)の発車時間まで、お洒落なバーでお酒を飲むことになりました。
そしてそこでお互い語り合ってると――
Fさん:「ところで、どうやって新潟まで来たの?」
私:「白鳥(号)に乗ってきました!」
Fさん:「………」
北陸の人間にとって、JRの特急名を云うことはごく当たり前。「サンダーバード」と云えば関西方面、「しらさぎ」と云えば名古屋、「白鳥」は新潟や青森、「新幹線」は東京へ行くことを示すのです。がしかし、新潟の人にはそれが通じず(←当たり前だっちゅーの!)、どうやら私は「ニルスの旅」をしたものだと思われたようです。正確に云うと、ニルスが乗ってたのはアヒルだけど…。
そしてまたもや――
私:「違うんです、違うんです!私はヘンな子じゃありませんっ!…かくかくしかじかこんな理由で…」
……。
大笑いしながらも意味を理解してくれたFさんでしたが、「実は3月に東京へ遊びに行くんだけど、ちょうどそのときに渋公でB’zのライブがあるから、チケット取って行こうと思ったのに、取れなかったのよね」とおっしゃるではあ〜りませんか!
「それって3/14〜15のライブのことですか?…私、一枚持ってます!誰も一緒に行ける人がいなくて…あの…もしよかったら一緒に行きません?」
そして一ヵ月後、Fさんと東京渋谷公会堂でライブを楽しんだのでした。
いや〜、ヘンなことってしてみるもんですね♪
ガタニー市へ行くのは11年ぶりになるのか…ニャ?
1992年「IN THE LIFE」ツアー at 新潟県民会館
1993年「RUN」ツアー at 新潟県民会館
過去の目的も結局ライブか…。…ちょっといやん…。
ただし過去はすべて冬のツアーだったので、残暑厳しい9月に行くのは初めてですね。
あの頃の私は、B’zのライブのためにあっちこっちと遠征しまくってました。ネットなんてない、しかもホールツアーの時代に、よくまあ正攻法であれだけチケットを取ったもんだと思います。「IN THE LIFE」で6回、「RUN」で11回――Z’bのライブに2回行ったし…学生時代は(お金はなかったけど)体力と時間だけは豊富にあったからニャ〜…。
ちなみに移動の交通手段は主にJR。昔はまだ特急白鳥号があったので、新潟へはそれに乗って行きました。がしかし。当時の私は遠征しまくりだったので、自分がどこにいるかわからなくなってしまうということがたびたびあり、新潟でも大失敗してしまいました。
夕方ギリギリ新潟に着き、バスに乗って会場へ行き、席につき、ライブが始まり、熱狂し、終演後に外へ出てみたら…あたりは真っ暗(当たり前)。知らない土地なので、どうやって新潟駅に行けばいいのかわからなくなってしまい、同じ会場から出てきた地元の人に訊こうと、あるひとりの女性に声をかけました。
私:「あの…広島駅って、どうやって行けばいいでしょう?」
女性:「………」
……新潟駅だっつーの!!
ここで「ヘンな人」と思われたら、私としては大ショックです。怪訝そうな顔をしている女性に対し――
私:「違うんです、違うんです!私はヘンな子じゃありませんっ!…かくかくしかじかこんな理由で…」
…と、説明をいきなりし始めてしまいました。…もっとヘンに思われるっちゅーの!
ところがその女性(Fさん)は大変お優しい方で、「まあそれは大変ねぇ、じゃあ一緒に帰りましょう」と云って下さり、いつの間にか意気投合、私が乗る夜行バス(関西方面行き「おけさ号」…当時は京都に住んでたから)の発車時間まで、お洒落なバーでお酒を飲むことになりました。
そしてそこでお互い語り合ってると――
Fさん:「ところで、どうやって新潟まで来たの?」
私:「白鳥(号)に乗ってきました!」
Fさん:「………」
北陸の人間にとって、JRの特急名を云うことはごく当たり前。「サンダーバード」と云えば関西方面、「しらさぎ」と云えば名古屋、「白鳥」は新潟や青森、「新幹線」は東京へ行くことを示すのです。がしかし、新潟の人にはそれが通じず(←当たり前だっちゅーの!)、どうやら私は「ニルスの旅」をしたものだと思われたようです。正確に云うと、ニルスが乗ってたのはアヒルだけど…。
そしてまたもや――
私:「違うんです、違うんです!私はヘンな子じゃありませんっ!…かくかくしかじかこんな理由で…」
……。
大笑いしながらも意味を理解してくれたFさんでしたが、「実は3月に東京へ遊びに行くんだけど、ちょうどそのときに渋公でB’zのライブがあるから、チケット取って行こうと思ったのに、取れなかったのよね」とおっしゃるではあ〜りませんか!
「それって3/14〜15のライブのことですか?…私、一枚持ってます!誰も一緒に行ける人がいなくて…あの…もしよかったら一緒に行きません?」
そして一ヵ月後、Fさんと東京渋谷公会堂でライブを楽しんだのでした。
いや〜、ヘンなことってしてみるもんですね♪
いま欲しいな〜と思ってるものが「Apple iPod 20GB」(左のお写真は40GBタイプ)。
ミニではなく、本家が欲しいのです。
だって…白いものが大好きなんだもん♪
最近、電車の中で、MDウォークマンではなく、ipodで音楽を聴いている人によく遭遇しま
す。がしかし。あのipod特有の白いイヤホンを、途中から耳掛け式のヘッドホンに変えて
いる人が多く、使い方は人それぞれとはいえ――
「白いイヤホンを使うこと」=「ipodユーザーとしてのステイタ
ス」
…と思ってる私には、なんだかもったいない使い方のように感じられます。ipodへの愛
(とゆーか愛着)が薄いようにも思えるし…って、持ってないヤツが愛を語っても説得力
ないっつーの!
ちなみに米国のFOXテレビは、ipodを想像させる白いイヤホンをあまり登場させないよ
う、人気ドラマのプロデューサーに御達しを出したそうです。影響力大だからなのか、そ
れとも時代を感じさせないようにしたいからなのか…。
どんなに流行したとして、あと数年もすれば「そーいや、あんなのあったね〜」「うわ、
懐かしいもの持ってるじゃん!」「TVドラマ見てたらipodが出てた…ってことは、けっこ
う前に放送されたドラマか」…なんて、黄昏モードで話すことになるのかなと思いつつ、
やっぱりどーにもipodが欲しい私なのでした。
ミニではなく、本家が欲しいのです。
だって…白いものが大好きなんだもん♪
最近、電車の中で、MDウォークマンではなく、ipodで音楽を聴いている人によく遭遇しま
す。がしかし。あのipod特有の白いイヤホンを、途中から耳掛け式のヘッドホンに変えて
いる人が多く、使い方は人それぞれとはいえ――
「白いイヤホンを使うこと」=「ipodユーザーとしてのステイタ
ス」
…と思ってる私には、なんだかもったいない使い方のように感じられます。ipodへの愛
(とゆーか愛着)が薄いようにも思えるし…って、持ってないヤツが愛を語っても説得力
ないっつーの!
ちなみに米国のFOXテレビは、ipodを想像させる白いイヤホンをあまり登場させないよ
う、人気ドラマのプロデューサーに御達しを出したそうです。影響力大だからなのか、そ
れとも時代を感じさせないようにしたいからなのか…。
どんなに流行したとして、あと数年もすれば「そーいや、あんなのあったね〜」「うわ、
懐かしいもの持ってるじゃん!」「TVドラマ見てたらipodが出てた…ってことは、けっこ
う前に放送されたドラマか」…なんて、黄昏モードで話すことになるのかなと思いつつ、
やっぱりどーにもipodが欲しい私なのでした。
8月の「最も魅力的な人」
2004年8月31日 連載
←80年代、青春映画やコメディ映画によく出演していたアンドリュー・マッカーシーさん(現在42歳)。お若い頃はたいへん甘いお顔立ちだったため、お坊ちゃんな印象が強かったのですが、実際の彼はというと、これがかなりのアウトドア派。なにやら――「スペインを歩いて横断、アマゾン川を下り、アフリカ大陸や東南アジアを旅行、さらにカヤックを漕いでノルウェイ・アラスカ・太平洋を旅した」そうです。そしてカヤックを漕ぐお姿は、いまでも故郷N.Y.マンハッタンのハドソン川で見ることができるのだとか。いや〜想像つかないです。…ホント、意外ですよねぇ…。
今月の当ブログ内「THE MOST ATTRACTIVE MAN」(ATTRACTIVE…誘引力のある)は、アンドリュー・マッカーシーさんに決定!
現在WOWOWで放送中のミニシリーズ、「キングダム・ホスピタル」にて、悪趣味な地下部屋にお住まいの変人天才脳外科医Dr.フックを演じ、その演技力が昔に比べ倍率ドン!さらに倍!となったこと、お顔立ちに渋みが増し、たいへんカッコよくなった姿を日本の80’sに知らしめたこと、そしてあともうひとつ――ビッグな出来事(詳細は後ほど)に対しまして、極東の田舎より表彰したいと思います。オメデトゴザイマース♪
昔から笑顔が素敵だった彼の近影を公式サイトで見てたんですが、笑顔はいまもパーフェクトなままですねぇ…しみじみ…。
「なに秋林さん、なんで彼なの?」と云われそうですが――いいの!私が勝手に決める「8月の人」なんだから!…って、このブログを昔から読んで下さってる方ならばおわかりのように、私は昨年末からずっと「アンドリューが恋しいよう〜彼の最新作を観たいよう〜」と、溜息吐息な状態でございました。
↓「アンドリュー・マッカーシーを探して」(2003.12.28の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20031228.html
↓「アンドリュー・マッカーシー、再び」(2003.12.29の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20031229.html
↓「The Brat Packer」(5/25の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040525.html
ところが事態が急変。今年に入ってまず5月に「マネキン」のDVD発売決定でひと騒ぎし、さらに6月、今度はWOWOWで彼の最新作「キングダム・ホスピタル」が放送されると知って大騒ぎ。己の言霊の飛びっぷりにビックリしながらも、突然やってきた幸せにクラクラ、現在夢うつつ状態が続いております。毎週土曜日22:00は、正座して「キングダム・ホスピタル」!…うふ♪
ちなみに私が彼の出演作で一番好きなのは、「セント・エルモス・ファイアー」。
これの廉価版DVDが出たとき、発売元のソニー・ピクチャーズに「廉価版と通常版、どちらがピクチャー・ディスクですか?…御社のサイトを見ても記載がありません。大好きな作品なので、どーしてもピクチャー・ディスクで欲しいんです。教えて頂けませんか?」とメールを打ったほど、思い入れがあります。後日、「両方ピクチャー・ディスク仕様です」とソニーより返答があったため、廉価版を購入したのですが――う〜ん…たしかにピクチャー・ディスクや特典は嬉しかったです…でも、日本盤よりUS盤のほうがジャケットが素敵なんだよニャ…。
↓日本盤ジャケット(amazon.co.jp)
http://images-jp.amazon.com/images/P/B0002J5784.09.LZZZZZZZ.jpg
↓US盤ジャケット(amazon)
http://images.amazon.com/images/P/B00005Q799.01.LZZZZZZZ.jpg
上段女子チーム…左からメア・ウィニンガム、デミ・ムーア、アリー・シーディ
下段男子チーム…左からアンドリュー・マッカーシー、エミリオ・エステベス、ジャド・ネルソン、ロブ・ロウ
US盤のほうが顔が良くわかるし雰囲気も出てるし、とにかく楽しそう♪
で、結局、このUS盤をamazonで買うことにしました。もう負け決定です。
(アンドリューの未公開作品「Straight from the Heart」も)
話が脱線したので、アンドリューに話を戻して――え〜っと…以前このブログで彼の最新情報をお知らせした際、彼の初監督作のお話が出ました。
↓「マニア限定:アンドリュー・マッカーシー最新情報」(7/5の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040705.html
初監督作「News for the Church」(ノラ・ジェーン・ヌーン主演)――アイルランドの作家フランシス・オコーナーの短編小説を映画化した作品でして(「マッカーシー」のルーツはアイルランドだとか)、どうやらつい最近「Rhode Island International Film Festival」にて公開されたようです。
↓Rhode Island International Film Festival(公式サイト)
http://www.film-festival.org/
そしてなんと!
ベストショート部門で大賞を受賞!
うわ〜〜〜〜ん!アンドリュー、おめでとう〜〜〜!!
↓RHODE ISLAND INTERNATIONAL FILM FESTIVAL ANNOUNCES 2004 AWARDS(公式サイト)
http://www.film-festival.org/about_riiff/awards2004.htm
とっても観たいんですけど…う〜む…。
…というわけで、今月の「THE MOST ATTRACTIVE MAN」は、文句ナシでアンドリュー・マッカーシーさんなのでした♪
追記:「マネキン」の感想の続きは明日書きます。今日はネットで調べ物ばかりしてました。アンドリュー情報のフォローは、自分で次々展開していかないと。日本では私くらいでしょうし…くっ…。
今月の当ブログ内「THE MOST ATTRACTIVE MAN」(ATTRACTIVE…誘引力のある)は、アンドリュー・マッカーシーさんに決定!
現在WOWOWで放送中のミニシリーズ、「キングダム・ホスピタル」にて、悪趣味な地下部屋にお住まいの
昔から笑顔が素敵だった彼の近影を公式サイトで見てたんですが、笑顔はいまもパーフェクトなままですねぇ…しみじみ…。
「なに秋林さん、なんで彼なの?」と云われそうですが――いいの!私が勝手に決める「8月の人」なんだから!…って、このブログを昔から読んで下さってる方ならばおわかりのように、私は昨年末からずっと「アンドリューが恋しいよう〜彼の最新作を観たいよう〜」と、溜息吐息な状態でございました。
↓「アンドリュー・マッカーシーを探して」(2003.12.28の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20031228.html
↓「アンドリュー・マッカーシー、再び」(2003.12.29の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20031229.html
↓「The Brat Packer」(5/25の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040525.html
ところが事態が急変。今年に入ってまず5月に「マネキン」のDVD発売決定でひと騒ぎし、さらに6月、今度はWOWOWで彼の最新作「キングダム・ホスピタル」が放送されると知って大騒ぎ。己の言霊の飛びっぷりにビックリしながらも、突然やってきた幸せにクラクラ、現在夢うつつ状態が続いております。毎週土曜日22:00は、正座して「キングダム・ホスピタル」!…うふ♪
ちなみに私が彼の出演作で一番好きなのは、「セント・エルモス・ファイアー」。
これの廉価版DVDが出たとき、発売元のソニー・ピクチャーズに「廉価版と通常版、どちらがピクチャー・ディスクですか?…御社のサイトを見ても記載がありません。大好きな作品なので、どーしてもピクチャー・ディスクで欲しいんです。教えて頂けませんか?」とメールを打ったほど、思い入れがあります。後日、「両方ピクチャー・ディスク仕様です」とソニーより返答があったため、廉価版を購入したのですが――う〜ん…たしかにピクチャー・ディスクや特典は嬉しかったです…でも、日本盤よりUS盤のほうがジャケットが素敵なんだよニャ…。
↓日本盤ジャケット(amazon.co.jp)
http://images-jp.amazon.com/images/P/B0002J5784.09.LZZZZZZZ.jpg
↓US盤ジャケット(amazon)
http://images.amazon.com/images/P/B00005Q799.01.LZZZZZZZ.jpg
上段女子チーム…左からメア・ウィニンガム、デミ・ムーア、アリー・シーディ
下段男子チーム…左からアンドリュー・マッカーシー、エミリオ・エステベス、ジャド・ネルソン、ロブ・ロウ
US盤のほうが顔が良くわかるし雰囲気も出てるし、とにかく楽しそう♪
で、結局、このUS盤をamazonで買うことにしました。もう負け決定です。
(アンドリューの未公開作品「Straight from the Heart」も)
話が脱線したので、アンドリューに話を戻して――え〜っと…以前このブログで彼の最新情報をお知らせした際、彼の初監督作のお話が出ました。
↓「マニア限定:アンドリュー・マッカーシー最新情報」(7/5の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040705.html
初監督作「News for the Church」(ノラ・ジェーン・ヌーン主演)――アイルランドの作家フランシス・オコーナーの短編小説を映画化した作品でして(「マッカーシー」のルーツはアイルランドだとか)、どうやらつい最近「Rhode Island International Film Festival」にて公開されたようです。
↓Rhode Island International Film Festival(公式サイト)
http://www.film-festival.org/
そしてなんと!
ベストショート部門で大賞を受賞!
うわ〜〜〜〜ん!アンドリュー、おめでとう〜〜〜!!
↓RHODE ISLAND INTERNATIONAL FILM FESTIVAL ANNOUNCES 2004 AWARDS(公式サイト)
http://www.film-festival.org/about_riiff/awards2004.htm
BEST SHORTこの短編映画――日本でも観れないでしょうか?
・Grand Prize: NEWS FOR THE CHURCH ・Director: Andrew McCarthy, USA/Ireland
とっても観たいんですけど…う〜む…。
…というわけで、今月の「THE MOST ATTRACTIVE MAN」は、文句ナシでアンドリュー・マッカーシーさんなのでした♪
追記:「マネキン」の感想の続きは明日書きます。今日はネットで調べ物ばかりしてました。アンドリュー情報のフォローは、自分で次々展開していかないと。日本では私くらいでしょうし…くっ…。
「マネキン」
2004年8月30日
←先日、WOWOWでも放送されていましたよね♪…「マネキン」のDVD化を待ってた人は、マジ多かったはず(前回も同じこと書いたか)。女性向きな印象のある作品ですが、意外に男性ファンが多いようで、私がお店に行ったとき、このDVDを小脇に抱えた男の人をふたり(40代くらいのおじさんと30代のおにーさん)見かけました。まあ、みんなキム・キャトラル狙いなんでしょうけど…って、もしそのどちらかがアンドリュー狙いだったら、ちとコワイか。そして、私と話が合いそうだってのがと〜ってもコワイ…。
20世紀FOX「1枚買ったら1枚タダ!」5/28キャンペーン(2980円)で購入した、映画DVDの感想第六弾(兼、「アンドリュー後援会/ニッポン支部」による「アンドリュー映画特集第二弾」)です。
■「マネキン」Mannequin(1987・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0093493/
監督:マイケル・ゴットリーブ
脚本:マイケル・ゴットリーブ、エドワード・ルゴフ
出演:アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル、ジェイムズ・スペイダー、他
ストーリー:
マイペースな彫刻家志望のジョナサン(A・マッカーシー)は、工場で最高傑作のマネキンを作ったあと、役立たずのためクビになってしまう。だが、ちょっとしたきっかけで、大手デパートの棚出し係として、見事再就職を果たす。そんなある日、彼は職場で以前自分が作ったマネキンと再会。喜ぶジョナサンだったが、彼の目の前で突然マネキンが動き出し、「私はエミー(K・キャトラル)」と名乗り始め…――
「けっして出来は良くないけれど、そのキュートな魅力でみなに愛されてしまう映画」を地で行く作品。B級コメディ映画に対し、完璧さや理由付けを求める人には不向き…かニャ?
この映画のUS版DVD情報が欲しくてamazonを覗いていたら、まったく同感、至極納得なレビューを発見。
いやもう本当にバカげた映画だと思うし、どーしてエミーがタイムスリップしてマネキンに乗り移ったのだとか、設定や理由付けなんてあったもんじゃない。でもね――こういう深夜放送でやりそうなB級コメディに、それらが足りないなんて本気で怒るほうがナンセンスだと思うんだよニャ…。つまり楽しんだもの勝ち映画だってこと。
ちょっとおバカだけど人はいいジョナサンに、彼の前でしか人間になれないエミー。人知れぬふたりのデートは夜のデパートで…って、そのデパートで大はしゃぎするふたりが、もうカワイイのなんのって♪あこがれたよニャ〜♪
主演は、アンドリュー・マッカーシーとキム・キャトラル。キムと云えば…そう、あの「SEX and the City」のサマンサ役の女優さんです。私にとってはいまだに「ポーキーズ」「ポリスアカデミー」のイメージが強いキムですが、いまやサマンサ役で大人気ですよねぇ。そんな彼女が若い頃にこの映画でマネキンを演じたのです。
で、当時もたいへん気になったのは彼女の年齢でして――キムっていったいいくつなの?
調べたところ――当時アンドリュー25歳、キムが30歳…って、なに!?30歳だったの!?…ってことは、現在47歳!?
お…おそるべし…キム・キャトラル――17年前と見た目がほとんど変わってないやんけ!
WOWOWで「キングダム・ホスピタル」と観た後に「SEX〜」を観ると、かなりクラっときます。その…アンドリューがそれなりにフケたお姿なのに対し、キムったらぜんぜん変わってないんだもん(多少シワがありますが)。きっといろいろ小細工をやってるに違いない!…でも脅威だわ…。
ちなみに本作を観たとき、アンドリューとキムのコンビではルックスや身長で釣り合いが取れてないな〜、キムよりシンシア・ギブのほうがいいんじゃないの?…と思ったもんですが、考えてみれば、マネキンという設定なんだから、身長お高めでナイスバディ、顔立ちクッキリじゃないと「らしく」ないわけで――ま、そうなると結果オーライか、と思い直しました。どのみちあの時代のアンドリューは、ほかの女優さんと絡んでもあんまり大人っぽく見えなかったですけど。シャロン・ストーンなんかとくに…ねぇ…。
共演として、なにげにジェイムズ・スペイダー。ベタな敵役とゆーか、あの当時はそんな役ばっかやってた俳優さんです。でもこの映画ではビン底メガネで金髪七三状態なので、すぐに彼とは気付かないかも。演技のウマヘタ以前に、本作ではドタバタなギャグをかましてるので、その前の「プリティ・イン・ピンク」でジョージ・マイケルもどき、その後の「レス・ザン・ゼロ」でドラッグディーラーを演じているのを見ると、ギャップでクラクラします。ただ、当時からベタなギャグキャラよりヘンタイ役のほうが似合ってましたね。これはいまも変わらない…。
以上、長々と語ってしまいましたが――明るい色彩、ポップな音楽、強引だけどハートウォーミングなストーリー、キュートなキャラクター…など、「80年代映画ってどんなの?」と興味のある人には、いろいろ説明するより「この映画を観ればわかるよ」と、つい云ってしまいそうな作品。
■DVD仕様評価
1.惹句(DVDの帯についてる宣伝コピー)
「大ヒット曲『愛はとまらない』にのせて贈るロマンティックな恋のフェアリー・テール。『セックス・アンド・ザ・シティ』のキム・キャトラルの可愛くてセクシーな魅力が満載!」
やっぱキムがメインになるわけ?…がーん。
私にはキムよりアンドリューのほうが可愛く見えるんですけど…。
2.仕様・特典など
ピクチャー・レーベル、英語ドルビーサラウンド、英語字幕あり、ビスタ・サイズ、オリジナル劇場予告編
いやもうDVD化してくれただけで満足です、はい。
3.総括
この映画が大好きで80年代フォーエバーだという人や、アンドリューファンはもちろんのこと、キムの化け物ぶりを観たい人には(お安いので)購入必須な作品。なお、「マネキン2」にはアンドリューもキムも出演してませんので、要注意。
20世紀FOX「1枚買ったら1枚タダ!」5/28キャンペーン(2980円)で購入した、映画DVDの感想第六弾(兼、「アンドリュー後援会/ニッポン支部」による「アンドリュー映画特集第二弾」)です。
■「マネキン」Mannequin(1987・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0093493/
監督:マイケル・ゴットリーブ
脚本:マイケル・ゴットリーブ、エドワード・ルゴフ
出演:アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル、ジェイムズ・スペイダー、他
ストーリー:
マイペースな彫刻家志望のジョナサン(A・マッカーシー)は、工場で最高傑作のマネキンを作ったあと、役立たずのためクビになってしまう。だが、ちょっとしたきっかけで、大手デパートの棚出し係として、見事再就職を果たす。そんなある日、彼は職場で以前自分が作ったマネキンと再会。喜ぶジョナサンだったが、彼の目の前で突然マネキンが動き出し、「私はエミー(K・キャトラル)」と名乗り始め…――
「けっして出来は良くないけれど、そのキュートな魅力でみなに愛されてしまう映画」を地で行く作品。B級コメディ映画に対し、完璧さや理由付けを求める人には不向き…かニャ?
この映画のUS版DVD情報が欲しくてamazonを覗いていたら、まったく同感、至極納得なレビューを発見。
I LOVE THIS STUPID FILM AND I AM NOT ASHAMEDよく云った!その通り!!>mattさん
(私はこのバカげた映画が好きだし、それを恥ずかしいなんて思ってない)
いやもう本当にバカげた映画だと思うし、どーしてエミーがタイムスリップしてマネキンに乗り移ったのだとか、設定や理由付けなんてあったもんじゃない。でもね――こういう深夜放送でやりそうなB級コメディに、それらが足りないなんて本気で怒るほうがナンセンスだと思うんだよニャ…。つまり楽しんだもの勝ち映画だってこと。
ちょっとおバカだけど人はいいジョナサンに、彼の前でしか人間になれないエミー。人知れぬふたりのデートは夜のデパートで…って、そのデパートで大はしゃぎするふたりが、もうカワイイのなんのって♪あこがれたよニャ〜♪
主演は、アンドリュー・マッカーシーとキム・キャトラル。キムと云えば…そう、あの「SEX and the City」のサマンサ役の女優さんです。私にとってはいまだに「ポーキーズ」「ポリスアカデミー」のイメージが強いキムですが、いまやサマンサ役で大人気ですよねぇ。そんな彼女が若い頃にこの映画でマネキンを演じたのです。
で、当時もたいへん気になったのは彼女の年齢でして――キムっていったいいくつなの?
調べたところ――当時アンドリュー25歳、キムが30歳…って、なに!?30歳だったの!?…ってことは、現在47歳!?
お…おそるべし…キム・キャトラル――17年前と見た目がほとんど変わってないやんけ!
WOWOWで「キングダム・ホスピタル」と観た後に「SEX〜」を観ると、かなりクラっときます。その…アンドリューがそれなりにフケたお姿なのに対し、キムったらぜんぜん変わってないんだもん(多少シワがありますが)。きっといろいろ小細工をやってるに違いない!…でも脅威だわ…。
ちなみに本作を観たとき、アンドリューとキムのコンビではルックスや身長で釣り合いが取れてないな〜、キムよりシンシア・ギブのほうがいいんじゃないの?…と思ったもんですが、考えてみれば、マネキンという設定なんだから、身長お高めでナイスバディ、顔立ちクッキリじゃないと「らしく」ないわけで――ま、そうなると結果オーライか、と思い直しました。どのみちあの時代のアンドリューは、ほかの女優さんと絡んでもあんまり大人っぽく見えなかったですけど。シャロン・ストーンなんかとくに…ねぇ…。
共演として、なにげにジェイムズ・スペイダー。ベタな敵役とゆーか、あの当時はそんな役ばっかやってた俳優さんです。でもこの映画ではビン底メガネで金髪七三状態なので、すぐに彼とは気付かないかも。演技のウマヘタ以前に、本作ではドタバタなギャグをかましてるので、その前の「プリティ・イン・ピンク」でジョージ・マイケルもどき、その後の「レス・ザン・ゼロ」でドラッグディーラーを演じているのを見ると、ギャップでクラクラします。ただ、当時からベタなギャグキャラよりヘンタイ役のほうが似合ってましたね。これはいまも変わらない…。
以上、長々と語ってしまいましたが――明るい色彩、ポップな音楽、強引だけどハートウォーミングなストーリー、キュートなキャラクター…など、「80年代映画ってどんなの?」と興味のある人には、いろいろ説明するより「この映画を観ればわかるよ」と、つい云ってしまいそうな作品。
■DVD仕様評価
1.惹句(DVDの帯についてる宣伝コピー)
「大ヒット曲『愛はとまらない』にのせて贈るロマンティックな恋のフェアリー・テール。『セックス・アンド・ザ・シティ』のキム・キャトラルの可愛くてセクシーな魅力が満載!」
やっぱキムがメインになるわけ?…がーん。
私にはキムよりアンドリューのほうが可愛く見えるんですけど…。
2.仕様・特典など
ピクチャー・レーベル、英語ドルビーサラウンド、英語字幕あり、ビスタ・サイズ、オリジナル劇場予告編
いやもうDVD化してくれただけで満足です、はい。
3.総括
この映画が大好きで80年代フォーエバーだという人や、アンドリューファンはもちろんのこと、キムの化け物ぶりを観たい人には(お安いので)購入必須な作品。なお、「マネキン2」にはアンドリューもキムも出演してませんので、要注意。