←これは完全にセッシュウ加工されています。ブルッキーは14歳にしてすでに170cmくらいあったはず。この頃の彼女は信じられないくらい美しかったなあ。

というわけで、「青い珊瑚礁」の話をば。

いまはもう昔、まだ私が10歳にも満たなかった頃――長い夏休みを利用して、京都に住む叔父の家に1週間ほど滞在したことがありました。そんなある日、たぶん土曜日だったと思うのですが、お昼に放送していた「独占!女の60分」という情報番組を観ていたとき、近々公開されるというある1本の映画が紹介され、私の目はいつの間にかその映像に釘付けとなってしまいました。

どこまでも続く青い海。緑豊かな南国の島。見目麗しい少女と少年。

そのあまりに美しい映像に、幼い私は「天国とはこういうところなのかしら?」と思ったものです。

番組のレポーターによると、その映画のストーリーは「事故に遭遇して南の島にたどり着いた幼い子供2人が、年月を重ねていくうちに思春期を向かえ、いつの間にか愛し合うようになる」というもの。ふたりの間に生まれた赤ちゃん(生後数ヶ月)が泳ぐ映像まで流れ、「赤ちゃんって泳げるんだ!」と、しこたま驚いたこともよく覚えています。

映画のタイトルは――「青い珊瑚礁」。
私は、家に帰ったら絶対観に行こうと心に誓いました。

以前このブログで書いたように、その当時の私は、両親の理解があって、ひとりでよく映画(邦画洋画アニメ問わず…でも洋画が多かった)を観に行っていました。土曜日の午後、ブラスバンドの練習が終わってから、ひとりでとぼとぼ歩いて映画館へ行き、2本立て(昔は2本立てが主流)を観る――小学生の頃からずいぶん大人っぽい趣味を持ってたなと思うのですが、月〜金までほぼ1週間、習い事や塾で忙しかった当時の私には、どうしても欠かせない楽しみだったのです。

その後、実家に戻ってから「青い珊瑚礁」をいつものようにひとりで観に行ったら――鑑賞後、自分の子供時代が終わってしまったかのような衝撃を受けてしまいました。

米国ではR指定を受けていたこの作品――主演のふたり…エメライン役のブルック・シールズ(当時14歳)、リチャード役のクリストファ・アトキンズ(当時18歳)は半裸状態で、ときどきその美しい裸体を惜しみなくさらし、初潮やマスターベーションを逃げずにキッカリ描き、美しく初々しいながらもラブシーンはきわどく、14歳の少女なのに出産する――なんにも知らない小学生には衝撃的でした。

エメラインの初潮シーンでは、「あんなに血が出るものなのか」と恐れおののき、そしてその後の彼女のとまどいに共感。

リチャードの美しい体を見つめるエメライン。その視線を感じて「病気か?」と問うリチャード。

そそられて彼女を押し倒すリチャード。誘ったくせに、つい恐れて拒むエメライン。

お互いがかけがえのない存在であると気付き、そして初めてのセックス。

愛し合うようになったふたり。仲良く遊ぶ姿、海で泳ぐその美しい映像。

せつなく悲しいラスト――映画が終わった後、映画館を出ても涙が止まらず、オイオイと泣きながら帰ってしまい、ままりん(母)が驚いて飛び出してきたことをよく覚えています。

「僕にとってはこの作品が『ロミオとジュリエット』なんだ」と、DVDの音声解説でアトキンズが話してましたが、私にとっても、この「青い珊瑚礁」が「ロミオとジュリエット」で――現在でもその思いは変わりません。

エメライン役ブルッキーは非がないほどの美貌の持ち主でした。ただそれほどグラマラスな体型ではなかったために(ヌードシーンはすべて30歳代の代役を使っていたとか)、私の目はアトキンズのほうに向いていました。

なんて美しい体なんだろう…小学生の私の目は、いつの間にかひとりの女のそれとして機能し始め、スクリーンを熱い眼差しで見つめていたのですが――そんな感動をぶち壊してくれたのが、たびたび現れる局部の「ボカシ」。こんな無粋なもんいらんわ!と憤慨したもんです。

なおその「ボカシ」ですが、DVDでは取っ払われております。初めて購入した映画DVDが、この「青い珊瑚礁」でして、「ボカシはどうなってるんだろう?」と調べたところ、綺麗になくなっていたのを確認。「ヘア無修正版」といった、無粋な見出しが付いてなかったことも嬉しかったです。

そして当時は激しいと思っていたふたりのラブシーンですが…いま観ると初々しい!…ここ最近生々しいのばかり観ていたせいか、心が洗われます。アトキンズとブルッキーは絡んでいるというより、ブルッキーの上にアトキンズが乗っかってるだけ、という感じ。リアルに腰が動くこともなく、ただただ「愛しくて抱き合ってる」というふたりに再感動してしまいました。

大人が観れば「そう簡単に孤島でサバイブできないだろう」「一日中愛し合ってる生活なんて」「美しすぎる」など、感じる人が多いでしょう。でも小学生の私には、究極のファンタジー映画でしたし、マジックアワーの魔術師ネストール・アルメンドロスの映像(人工光はほとんど使わず、自然光だけで撮ったシーンがほとんど…って、いったいどうやって撮ったんだろう?)は素晴らしく、ブルッキー&アトキンズの美しさにうっとりしたものです。そして初めて性を身近に感じさせてくれた映画でもあり、鑑賞後はクラスの男の子を見る目が完全に変わっていました。

駄作扱いする人もいますが、私にとってはいまでも宝物のような映画です。現実逃避をしたいとき・せつないときは、この「青い珊瑚礁」を観ます。純粋なふたりを観ることによって、磨耗しきったピュアな気持ちをこれ以上擦り切れさせたくない――そんな気持ちが作用しているのかもしれません。

なお、「青い珊瑚礁」から16年後のブルック・シールズとクリストファ・アトキンズのツーショット写真があります。

↓IMDbより(途中で切れてますが、そのままクリックしてもダイジョブです)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/0196-hal/shields1.roo?path=pgallery&;;;;;;;;;path_key=Atkins,%20Christopher

いい感じですが、C・アトキンズはやっぱ金髪でないと雰囲気が出ない…ってか、「青い珊瑚礁」以降のアトキンズ出演作は、ピュアな心をブチ壊すものばかりだったっけ…。

♯左利きフェチ友の会より報告
左利きリスト追加…クリストファ・アトキンズ

「青い珊瑚礁」では左投げ左打ち、左手で自家発電してました。
←「X-MEN」ウルヴァリンヘッドノッカー。に…似てる…。

ヒュー子ちゃん(ヒュー・ジャックマン)主演「Van Helsing」が、先週の土曜日より全米公開となりました。

↓「全米興行収入、『ヴァン・ヘルシング』が初登場トップ」(Yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000710-reu-ent.view-000
(ヒュー子ちゃんがご自身のろう人形と記念撮影してます)

がしかし。
BOX OFFICEが1位でも、評価は私が心配していた通りの状況となっておりまして……今年初めにあったという試写の評判が、ネット上でとっても悪く書かれていたので、ずっと気になってたんですけど…やはり…。

「ヒュー・ジャックマンは悪くないけど、脚本が悪すぎる」

…という声のなんと多いことよ!

ただ、昨年公開されたヴァンパイア映画「アンダーワールド」(ケイト・ベッキンセール主演…そーです、「Van Helsing」とヒロインかぶってます)も駄作扱いを受けたのですが、個人的にはかなり好きな作品だったので、まだ判断には時期尚早。とりあえず、ウルサイ外野は適度に無視し、今秋の日本公開を楽しみに待ちたいと思います。

で。そのヒュー子ちゃんの話題が3つほど。

まず、新作が決定しました。

「The Fountain」

…そう、あのブラピが役作りのため顔中毛だらけにしながら、結局クランクイン前に降板してしまった(で、「トロイ」に出演)、あの「The Fountain」です。

↓「ブラピが新作を降板し波紋広げる」(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/P/020912-P.html

降板理由は一説によると、ブラピはすこぶるアロノフスキー監督の「The Fountain」(SF映画らしい)を気に入っていたのに、撮影直前になって監督が脚本を変えてしまい、それが気に食わなかったからとかなんとか……。どこまでホントなのかはわかりませんけど。

で、その主演がブラピからヒュー子ちゃんに代わり、共演は(以前と変わらないなら)ケイト・ブランシェット。ふたりとも好きな俳優さんなので、とっても嬉しい♪

…今度はヒュー子ちゃんが顔中毛だらけにするのでしょうか?

ふたつめ。

現在NYブロードウェイにて、ミュージカル「The Boy From Oz」で主演を張ってるヒュー子ちゃんですが、このたびめでたく第58回トニー賞ベスト主演男優(ミュージカル部門)ノミニーとなりました〜〜!(ひゅーひゅー!)

↓トニー賞公式サイト(ノミニー一覧)
http://www.tonyawards.com/en_US/nominees/index.html

↓「The Boy From Oz」でのヒュー子ちゃん(トニー賞サイト)
http://www.tonyawards.com/en_US/news/photos/imagepages/2004-05-05/200405051083801732305.html
ポーズが「ちょっとだけよん♪」ですね…。

ちなみにヒュー子ちゃん演じるピーター・アレンは、オージーでライザ・ミネリ(あれ?ティナ・ターナーだったけ?)の元ダンナさんで、晩年にゲイとカミングアウト、エイズで亡くなったというアーティスト(らしい)です。舞台では男優とのキスシーンや生着替えなどもあるとか。

なお、昨年に引き続き授賞式のホストも決定してます(日本でも来月授賞式の放送あり)。

ヒュー子ちゃん以外で、私が個人的にトニー賞で期待してることがもうひとつあります。

実はミュージカル部門のいくつかに、カルチャークラブをフィーチャリングし、ボーイ・ジョージ御自ら演出(ではなく、音楽提供)したという「Taboo」という作品がノミネートされておりまして(ふ〜ん…英国だけかと思ってたらブロードウェイに進出してたんだ〜)…となると、これはもしかしたら――

授賞式でボーイ・ジョージを見ることができるかもしれない!
(彼もノミニーなので)

もしそうなら、これは必見だ〜♪

↓「Taboo」でボーイ・ジョージを演じているユアン・モートン(トニー公式サイト)
http://www.tonyawards.com/en_US/news/photos/imagepages/2004-05-05/200405051083805930831.html
うわ!ボーイ・ジョージそのまんまやんか!…こ…これは観てみたい!

みっつめ。

ヒュー子ちゃんが「昔、初期のキャリアの頃、2〜3本ポルノに出演した」と発言したとかなんとかで、ファンの間でちょっとした騒ぎになっています(一番わかりやすいソース先はIMDbですが、内容が内容なので、ちょっとリンクは張れない)。

実際どこまでホントなのかはわかりません。ただその昔(大昔?)シルベスター・スタローンにそんな経歴があって、本人の嫌がる中、そのご出演ビデオが巷に流れたよニャ〜…。

ま、もし仮にホントだったとして、ヒュー子ちゃんのビデオがネット流出でもしたら――ご本人はどうなさるのでしょうか。

以上、ヒュー子ちゃん速報でした♪
ロックバカ一代学園映画「スクール・オブ・ロック」を観に行ってきました。

公式サイト→http://schoolofrock.moviefan.jp/

ぎゃははははははははははははははははははははははは!

大笑い&ほくそ笑みしっぱなしの110分でございましたよう〜♪

これが最近の日本の学園ドラマだと、どんなに先生が破天荒だとしても、云ってることは常に正しいわ、生徒は大人ぶってたり冷めてたりしててあんまり子供らしさがないわ、展開はいつも似たり寄ったりだわと、パンチ力や個性がなくて私もつまんない思いをしてたのですが、この映画は違っておりました。

だって――JB演じるデューイの云ってることってば、行動と正比例して無茶苦茶なんだもん!

ぎゃははははははははははははははははははははははは!

そして感動したのは、子供たちがちゃんと「子供らしく」描かれていたこと。なにを当たり前なこと云ってるんだかと思われるかもしんないけど、大人ぶった小学生は…

ままりんがPCを使いたいそうなので、続きはまたのちほど…。
すみません…。
←日本の公式ポスターはやたらとラブロマンス風。でもUS版は冒険色の強い感じでしたね。

以前、「トレイラーよもやま話」で取り上げた「ピーター・パン」を観に行ってきました。

公式サイト→http://www.sonypictures.jp/movies/peterpan/

ある程度は予想しておりましたが…
なんとまあセクシャルなピーター・パンなことよ!

おねーさん、以前「トレイラーよもやま話」で、ジェレミー・サンプターくん(15歳)演じるピーター・パンを、つい「『ベニスに死す』のタジオみたい」と形容しちゃったのですが――

↓「トレイラーよもやま話 17」(1/29の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040129.html
(注:「メイド・イン・マンハッタン」の感想の下にあります。同じ日に書いたもので…)

…タジオじゃありませんでした。「青い珊瑚礁」のリチャードでした…と云っても、「青い珊瑚礁」のC・アトキンズは当時18歳くらいだったので、ジェレミーくんとは年齢が違うのですが、それでも年齢以上にセクシーだわ、ほとんど半裸状態だわで、おねーさん…ウェンディどころか、すっかりエメラインな眼差しで見ちまいましたよ。ああ…大人ってのはイヤなものね…。

↓「青い珊瑚礁」ポスター
http://www.impawards.com/1980/blue_lagoon.html

「ピーター・パン」初演100年を記念し、ホーガン監督は原作回帰を目指したと云われてますが、原作回帰というよりは、「恋のかけひきをリードする女ウェンディに逃げる無邪気男ピーター」という雰囲気が流れ、男の子を意識しだす小学校高学年の女子には、「××くんが好きだけどぉ〜彼ったら子供っぽくってぇ〜」なんて共感を呼びそうな作品に仕上がってるよなあ。女のほうが早熟なのは、いつの世でも…それこそ人間がサルだった太古の昔から変わりないことだけどさ。

思わぬセクシャルな出来にビックリ、恋愛のかけひきや計算ってのはね、アナタくらいの年頃ならば足し算引き算レベルでしょうが、大人になれば難解な因数分解が待ってるのよ…と、ついウェンディに云いたくなってしまった作品。こんな風に思っちゃったのは、やっぱ100周年にして初めて男の子がピーターを演じたからでしょうか。でもこんな感想書いてる時点でおねーさん…「ピーターパン」鑑賞失格ですわ。

ところで、ピーターを演じたジェレミーくん(撮影当時13歳くらい)。小学生の頃から大モテだったんでしょう、記者会見での発言や写真を見ると、15歳なのに女に小慣れてる雰囲気がビシバシ感じられるんだもん。

↓「ピーター・パン 来日記者会見」(FLIXムービーサイト)
http://www.flix.co.jp/article.jsp?aid=A0000616

ちなみに私はウェンディよりティンカーベル派。だってサニエちゃんが好きだ〜か〜ら〜♪
←まだamazonではお写真が出ないようですね…。

「マスター・アンド・コマンダー」日本版DVDが、7/23にソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントより発売されることが決定しました。

ブエナでも20世紀FOXでもなく、ソニーなんだ…。

そして残念ながら、いまのところ、あの例の宣伝がなされているようです。

おのれ!ブエナめ!!
ちゃんとソニーに云えっつーの!!

…とりあえず報告まで。
…というわけで(←5/4の日記の話題より)、ピーター・ウィアー監督次回(or次々回)作「War Magician」で描かれてる話を、CX「アンビリバボー」で見ました。

とても面白かったナリ〜♪
次回にも続くそうなので、来週も見なければ!

で。

↓英国マジシャンの活躍を描いた「War Magician」についての話(3/15の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040315.html
(なお、スピルバーグはジム・キャリーとの「虹を掴む男」の監督を降りてしまい、トムトムとはまた別の作品でコラボするそうです)

実に面白く魅力的な題材だったため、今から映画化が楽しみで仕方ありましぇん。でも「トム・クルーズがプロデュース、ピーター・ウィアーが監督」までしか、いまのところわかんないんだよニャ〜…。なので、いったい誰が主役のジャスパーを演じるのかと、勝手に脳内キャスティングして遊んでいます♪(ちなみにトムトムは主演する気はナイらしいです)

30代後半40代半ばで、品があってハンサムな英国人かあ……。

コリン・ファース?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/colinfirth/
…もっと華があるほうがいいかも。

ダニエル・デイ・ルイス?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/danieldaylewis/
…華はイマイチか。でもマジシャン修行を本気でやりそうだよニャ〜。

リーアム・ニーソン?
(こんな人→http://www.imdb.com/name/nm0000553/
…マジメ過ぎるかも。

英国人俳優や年齢を限らないなら…

ケビン・スペイシー?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/kevinspacey/
…うさん臭すぎか。

ジョン・キューザック?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/johncusack/
……ちと若いか。

ポール・ベタニー?
(こんな人→http://www.imdb.com/name/nm0079273/
………若すぎるか。

ロバート・ダウニーJr.?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/robertdowneyjnr/
…うさん臭すぎか。

……どっちにしろ、品うんぬんということよりも、うさん臭い俳優ばっか挙げてるような気が…。

ならば大本命で――トム・ハンクスはどう?
(こんな人→http://www.hellomagazine.com/profiles/tomhanks/

いや〜…こーゆのって、考えてるだけでも楽しいですね♪

では、また♪

明日こそ、「スクール・オブ・ロック」の感想書かねば…。
ちょっと前の話になるのですが、英国の「HELLO!」webサイトにて、「THE MOST ATTRACTIVE WOMAN OF 2003」「
THE MOST ATTRACTIVE MAN OF 2003」「THE MOST ELEGANT WOMAN OF 2003」が発表されました。

「THE MOST ATTRACTIVE....」とは、その昔この極東ブログでも「ヨグ(ジョージ・マイケル)に1票を!」と呼びかけたアレのことです。あのときは、ロバート・ダウニーJr.と組織票争いをして、大ヒンシュクを食らったよニャ〜…(遠い目)。

で、その発表された2003年度「最も魅力的な男女」「最もエレガントな女性」のメンツを見てみたら――ああ、英国人らしい選出だニャ〜と、しみじみ思ってしまいました。

1.「THE MOST ATTRACTIVE WOMAN OF 2003」
http://www.hellomagazine.com/celebrities/specials/women03/pagina_1_1.html

キーラ・ナイトレイやニコールを押さえて、1位がアイシュワリヤー・ラーイ。インド系のすんごい美人さんだってことは、私もとりあえず知ってましたが(次のボンド映画でボンドガールを演じるかもしれないと云われてる、元ミス・ワールド)…そんなに英国では大人気なのですか?…ふ〜ん。

ヨルダンのレニア王妃(大好き〜♪)がランクインしてるあたりも、英国らしいな〜。

それから――英国ってまだシャキーラが人気あるのか〜…。ふ〜ん。
これが米国だったら、ジェニファ・ロペスとかブリトニー・スピアーズあたりが選ばれるだろうな〜。

ケイト・ウィンスレットがランクインしても、ケイト・ブランシェットは入んないんだ〜…。ふ〜ん。

2.「THE MOST ATTRACTIVE MAN OF 2003」
http://www.hellomagazine.com/celebrities/specials/men03/pagina_1_1.html

1位は至極納得のオーランド・ブルーム。全投票の28%をゲット。

でもなんで2位がジョン・ボン・ジョヴィなの?…コリン・ファースかと思ってたのにぃ。そして4位のウィル・ヤング(英国オーディション番組出身のポップアイドル。すでにゲイとカミングアウト済)。コイツ、絶対一発屋になるなと思ってたのに…まだ人気ある(英国限定ですが)んですか?…これが米国だったらジャスティン・テインバーレイクが選ばれるんでしょうけど。

ジョニー・デップが5位なんて低すぎる!…もっと上位でもおかしくないのにぃ〜!と、極東ギャルが英国人にいちゃもんつけても仕方がないか。

6位にロバート・ダウニーJr.か〜。なんで英国では人気があるの?ホワ〜イ?

8位にヴィゴ・モーテンセン、9位にキアヌ(…)、10位にいかにも英国らしい選出のトム・ジョーンズ、10位のキーファー・サザーランドは「24」絡みだろうし…で、12位がロビー・ウィリアムス(英国限定)か。

これが米国だったら、ヒュー・ジャックマンとかコリン・ファレルとか、ウィル・スミスあたりがランクインするんだろうニャ〜…。

あり?デビッド・ベッカムは?

3.「THE MOST ELEGANT WOMAN OF 2003」
http://www.hellomagazine.com/celebrities/specials/elegant03/pagina_1_1.html

ここでもニコールではなく、リヴ・タイラーが1位。指輪絡みでも、ちとビックリ。

でも一番驚きなのは、9位のビクトリア・ベッカム。
エ…エレガントなんだ〜…。ふ〜ん…。

レニア王妃が4位で嬉しい♪

以上、極東ギャルより「2003年度最も魅力的な人」の報告でした♪
←ウィリアム・ギブスンのサイバーパンク小説(チバシティ♪)。彼の作品ではこれが一番好きかな?

ぴんぽんぱんぽ〜ん♪

明晩(5/6)19:57より、CX系で放送予定の「アンビリーバボー」にて、ピーター・ウィアー監督の次々回作「War Magician」で描かれる、ナチを欺いた英国人マジシャンのお話が取り上げられるようです。

ただこーゆー話も入ってきておりまして、いまのところどっちが先にクランクインするかわかりましぇん。

↓「ピーター・ウィアー、スリラーを監督」(FLIXムービーサイト)
http://www.flix.co.jp/v2/do/news/N0004756.html

サイバースリラー!
やった!…スリラーなんて、超久しぶりじゃないっスか!!

ちなみに、「ピーター・ウィアー監督作品は?」と尋ねると、「いまを生きる」「トゥルーマン・ショー」「目撃者/刑事ジョン・ブック」といった作品名をあげる人がほとんどだと思います。なぜならこれらはウィアー監督作としては比較的ヒットしている部類で、なおかつ内容的にもとっつきやすい作品だからです。なので、たまに「モスキート・コースト」とか「フィアレス」といった、全然ヒットしてなくて、ほとんど一般受けすることのないひっじょ〜にとっつきにくい、でもウィアー節炸裂な作品をあげる人がいると、嬉しくなってしまいます。

で、そういった「いまを生きる」あたりの、いわゆる感動系・ドラマ系・社会派系なイメージの強いウィアー監督なのですが、実は70年代にスリラーやミステリーといった作品を多く手がけてる人でして、この「Pattern Recognition」は、彼にとって70年代以来のスリラー系作品になるため、大期待をしている私です。

ただなあ…原作がウィリアム・ギブスン(注)だからなあ…当たり外れが大きそうなのが気になるなあ…う〜ん…。

(注)ウィリアム・ギブスンは、「サイバーパンク」というカテゴリを作ったSF系作家。キアヌ主演「JM」の原作と脚本を書いていて、「マトリックス」の解説などもしています。あのオタク兄弟ウォシャウスキー×2監督は、「ニューロマンサー」を映画化したかったそうですが、映像化が難しいだろうということでオリジナルの「マトリックス」を考えたのだとか。「マトリックス」の続編があんなことになってしまったことを思えば、「ニューロマンサー」を映画化したほうが良かったんじゃないの?

京都観光記 3

2004年5月3日 旅行
5/3(三日目) 晴れのち曇り

GWの京都の人出を甘く見ていたことを反省、そんなに観光地めぐりはできないと判断、三日目は清水寺周辺と祇園界隈をぶらつくことに決定。

今日は観光後JRでそのまま帰るつもりなため、京都駅に荷物を預けてから出かけようと、最初に京都駅へ赴く…が、観光客の最初の拠点となるのが京都駅となるためか、荷物預けるのも一苦労、清水行きのバスを待つのも一苦労、結果ニ苦労する羽目に。このまさかの状況に、京都人Nちゃんいわく「京都人はこんなときに京都駅なんか行かへんからなあ…」。私たちが甘かったというよりは、観光シーズンの京都が辛かったのかも。

なんとか市バスで五条坂へ。そこからえっちらおっちら清水寺へと向かう。ひーこらひーこら坂を登り、ちょっとした登山気分を味わううちに、清水寺到着。

清水寺拝観。あの有名な清水のステージから下を覗く。それにしても清水寺って、中国のお寺っぽい雰囲気があるな〜。

縁結び神社を素通りし、ご朱印所で一筆書いてもらう。

ご神水?かなにかを触れることができる場所に着くが、あまりの並びに諦める。「また平日に来よう」とNちゃんと云い合い、お寺を出る。

出たところで、Nちゃんに「こっちこっち!」と誘導され、八橋などが売られているみやげもの屋に入る。なんで地元人が八橋?と思ってたら、なんとそこはお茶を無料で出してくれる上に、八橋試食し放題のお店であると判明。バナナ味やらイチゴ味などの八橋をお茶とともに頂く。京都人Nちゃんいわく「清水さんを出たら必ず寄るんや。今日は人出が多いから、買わんでも目立たへんし」。………。

祇園方面に向かって、いくつかの坂を上り下りする。道幅は狭いわ、人は多いわ、エセ舞妓が危なっかしく歩いてるわと、移動にウンザリする秋林。そして、お洒落な靴を履いて過酷な道をずっと歩いていたせいか、足が極度に疲労、ねねの道に出たところでとうとうヘタってしまう。

そんなとき目に入ったのが人力車。数人の俥夫さん(人力車のドライバー)が客待ちをしているのをじっと見てると、ひとりの俥夫さんが寄ってきた。

「人力車はどう(↑)です(→)かあ(↑)〜?」

↓清水の人力車屋さん(えびす屋公式サイト)
http://www.ebisuya.com/

ここから八坂神社まで3000円也(10分コース二人料金。俥夫さんのガイド付き)。けっこうお高めに感じたけどしんどかったので、利用することにする。何人か俥夫さんがいたので、つい目がいい男ピックアップ状態になってしまう女ふたり。とりあえず、声をかけてくれた明るい俥夫さん(↑のサイトの「清水の俥夫紹介」で、素敵笑顔とアバンギャルドなセクシー・シャンヌーアクションがウリと書いてある俥夫さん)にお願いし、乗っけてもらうことにする……が、乗った瞬間に「もっと乗ってみたい」という気になり、30分コース(8000円二人料金。俥夫さんのガイド付き)に変更する。Nちゃんいわく「京都人やのに乗るなんて…」。

シャンヌー号(←勝手に命名)、発進。これが速くて乗り心地満点!感動する女ふたり。そして「さるぼぼ」うんちくや、ガイドブックに載ってないお話など、京都人Nちゃんもビックリするほどナイスガイドを受け、さらに感動する。

人力車ガイドが終了し、八坂神社前で降ろしてもらう。ちなみに、八坂神社は鳥居のある清水方面がオモテで、みんなが正面だと思って出入りの激しい祇園方面がウラなのだとか。し…知らなかった…。

俥夫さんから記念ステッカーと絵葉書をもらう。そのあまりのほのぼのな可愛らしさにもう一度感動する秋林。ステッカーは4枚集めるとTシャツがもらえるらしく、また絵葉書も嵐山地区や左京地区ではデザインが変わるらしいので、本気で欲しくなってしまう。でも公式サイトを見ると、関東方面のステッカーや絵葉書はイマイチ可愛くない…。う〜ん…。

そして料金を渡すと、俥夫さんが領収書を書き出したので、じっとその姿を見ていたら――なんと!左手で字を書いている!

ここで左利きフェチ秋林、どうしても黙っていられず――

「本当の左利きですか?包丁はどっちで持ちます!?」

…と、呆れるNちゃんを尻目に、おなじみの質問をし出す始末。
ヘンな観光客である。

ドイツ人観光客に昨日覚えた手の洗い方を教えてあげ、参拝し、ご朱印をゲットして、八坂神社をあとにする。

祇園に出て、なんとなくよーじや(あぶら取り紙で有名)に寄ってみたくなり、近くの祇園店を覗いてみると――信じられないほどの買い物客に遭遇、愕然となる。よーじやさんは昔からあるけど、こんな大盛況なんて……。とりあえず入店したものの、そのあまりのレジの並びに恐れおののき、2Fへ上がる。ところが2Fは人がほとんどいないという状況。みんな化粧品よりあぶら取り紙ってことか…。結局なにも買わずに店を出る。すると店側はいつのまにか入店規制を始めていた。おそるべし、よーじや。

その後、キルフェボンのケーキを食べようと三条に行く――が、なんとここでも一時間待ち状態。仕方なくあきらめて、食事をちゃんとしようと、御池方面を目指す。時刻は4時を回り、しこたま空腹なふたり。小洒落なカフェでなく、料金お安めで量の多い洋食屋「アローン」に入る。ここで秋林はランチ(4時を回ってたけど)を、Nちゃんはあの巨大なオムライスを注文。ほどなくして料理がやってきたが――巨大なオムライス(でも580円)を、Nちゃんひとりで食べられるわけがない。ふたりで食べてはいけないと思ってNちゃんひとりで注文したのだが、私も自分の分があるので、あんまり助けることができず、結局残してしまった。がしかし――2組カップル客がいたうちの2組とも、ふたりで巨大オムライス1人前+サラダという組み合わせで食事をしていた。……ふたりで食べていいじゃんか〜〜〜!

アローンで食事後、JR京都駅にいくため地下鉄に乗る。

混んでいると予想していた荷物一時預かり所は、利用客が誰もいない状態で、今度は楽に荷物を引き取る。

そのまま、改札口に向かい、ここでNちゃんとバイバイ。今度また一緒に観光しようと約束をする。でも次に会うのは、TMGのZEPP大阪ライブだよニャ…。

帰るために電車に乗る。バイバイ京都。また会う日まで。

♯セクシーシャンヌー本当の左利き俥夫さんより清水観光アドバイス

いままで桜シーズン、紅葉シーズンともに混んでいた清水地区は、昨年より「花灯路」というイベント(1週間ほど)が行われるようになったので、春は観光客がバラけてきたのだとか。でも秋は11月第3〜4週となると、GWなんてメじゃないくらいの人出になるそうです。秋に京都観光をされる方、お気をつけ下さい。

京都観光記 2

2004年5月2日 旅行
5/2(二日目) 晴れときどき曇り

まずは、Nちゃんリクエストの金閣寺へ。地下鉄で二条に出て、それからバスで目指すことにする。「区間内市バス一日乗車券(500円)」を買うかどうか悩んだが、結局買わないことにした。

二条に着き、204系のバス停を探す…が、京都のお住まいの方ならご存知のように、京都はバスの街なのでやたらと路線が多く、しかも名前の同じバス停が路線ごとにゴロゴロ存在する。いくらNちゃんが京都人といっても、自分が利用しない限り、どの路線がどのバス停なんて知るわけがない。学生時代の私も二条付近はテリトリー外。頼りの京都ガイドを見ても、そこまで詳しくフォローしてない。いったい金閣寺行きバスが停まる「千本丸太町バス停」はどこナリよ!?…と、バス停探して二条付近を右往左往すること20分。ようやく3つ目の「千本丸太町バス停」が204系のバス停と判明し、ベンチに座ってバスを待つ。しばらくしてバス到着。そのまま金閣寺へ。

金閣寺到着。人の多さにゲンナリし、観光シーズンの京都を甘く見ていたことを痛感する女ふたり。

ゲートを潜り、いざ拝観。数年前に金箔が貼り直されたらしく、昔と違ってやたら若々しい金色に輝く金閣寺。そしてそれをバックに、「この金箔はね〜、私の故郷の金沢産なのよ〜ん♪」と、Nちゃん向けのエセガイドに変身するホクリーク人・秋林。

その秋林、実は小学生のときからご朱印収集が密かな趣味(我ながらシブイ)。小学校に上がる前、親と京都旅行したときに買ったご朱印帳を手に、るんたったとご朱印所へ向かう。そしてそこにいるおじさんに2種類(1種類300円)書いてもらい、金閣寺ご朱印をめでたくゲット。その一部始終を見ていた京都人Nちゃん、ご朱印にいたく感銘を受けてしまい、自分もそれを趣味にすると決める。ご朱印集めは、ご利益だけでなく、自分がいつどこの神社仏閣に行ったかなどの思い出が形として残る。ちなみに、Nちゃんいわく、数年間東京に住んでいたら、自分の故郷がいかに素晴らしいところであるかを実感してしまい、今年に入って京都に戻ってからは、時間を作って京都中の神社仏閣を観て回ることを心に決めたのだそう。よって、今回私に観光を誘われたとき、なんとナイスタイミングなんだと思ったのだとか。

金閣寺をあとにし、バスに乗って北野天満宮を目指す。

北野天満宮に到着。えっちらおっちら歩く。
「北野天満宮って縁結び系だっけ?」とNちゃんに訊いたら、「学問や!」と答が返ってきた。しょせん、私はエセガイド…。
境内にある牛さんの置き物(?)をナデナデする。

お参りの前に手を洗うことにする…が、それに順番があることに驚く。

杓子で水をくみ――左手を洗う→右手を洗う→左手に水をのせ、その水で口をそそぐ→左手を洗う

し…知らなかった…。

北野天満宮を出て、少し遅めの昼食を取ろうと、お目当てのお店へ行くも、昼定食売り切れの表示。しかたなくウロウロする。ウロウロするついでに長文屋へ行き、お目当ての七味を購入。

近所のイズミヤの5Fで昼食。なんでイズミヤ……。

昼食後、北大路バスターミナルまで移動することにしたが、「市バス一日乗車券(500円)」を買えばよかったと後悔する(京都は1区内220円)。バス到着後、とりあえずとあるケーキ屋さんに行くため、北山方面を(かなりの距離ながら)歩いて目指す…が、急に寒くなってお腹が冷え、ケーキ屋よりトイレへ行きたくなる始末。ガマンできなくなり、甘味処に入り、トイレへ。そして仕方なくお茶で一服する。

楽になったので、出発。そしてケーキ屋を発見する…が、お目当てのバナナマロンケーキはナシ。ガッカリ。代わりにミルクレープを注文したら、とてもミルクレープとは思えない代物が出てきた。ガッカリ度さらに倍。

ケーキ屋を出て、お洒落な北山あたりをぶらつく。

市バスに乗って、河原町三条へ。

寺町通のお洒落化にビックリしつつ、御幸町通や麩屋町通へ。昨今のカフェブームのあおりを食らったとゆーか、雨が降った後のタケノコ山状態とゆーか、そのあまりの小洒落カフェだらけな状態にちょっとウンザリする。…数年後、このうちの何軒残ってるんだか…。

地下鉄でNちゃんちに向かう。

Nちゃんちで夕食。
早めの就寝。

2日目終了。

京都観光記 1

2004年5月1日 旅行
5/1〜5/3まで京都旅行に行ってきました。

大学時代を京都で4年間過ごしたくせに、サッパリ観光をしなかった私。あの貴重な時間は戻ってきませんが、このたびの連休を利用して、10年来の親友で京都人でもあるNちゃんと一緒に、いわゆる観光スポット巡り(+ブッシュ歩き)をしてきました。いちおう京都は年に数回訪れていているのですが、観光目的じゃないもんニャ〜…。

5/1(一日目) 晴れのち曇り

交通費をケチるため、普通電車+新快速で京都入り。そのまま地下鉄に乗り換え、四条へ。

Nちゃんより「待ち合わせは大丸近くのすし屋の前で」とメールが入り、地上に上がる…が、「すし屋なんかあったけ?」と頭の中は??状態。あたりを見回せば、京都ではおなじみのパン屋「SIZUYA」の文字が目に入り、己の聞き間違いを思い知る。もう少しで、ま〜た待ち合わせに失敗するところだったナリ。

×すし屋 → ○SIZUYA(しずや)

ブジ、Nちゃんと合流。

四条・三条をぶらつく。

錦市場内にある、比較的新しそうな中華料理(風?)店で遅めの昼食。

お安く観れる映画の日だから(1000円)と、「スクール・オブ・ロック」を鑑賞することに決定。そこで、京都ではどこでやってるのかな〜と調べてみたところ…なんと京都弥生座と判明。……。「スクール〜」ってメジャーな映画だと思ってたのに、弥生座(しかも2)なんて…としばしボーゼンとなる女ふたり。とりあえず気を取り直し、映画の日で弥生座ならば早めに行ったほうがよい(座席数がないから)と、映画館へ向かう。数分後、目的地に到着。あの弥生座名物「味はあるけどあんまり似てない看板」の前に立ち、しばし思い出走馬灯状態に陥る秋林。そして、ジャッキー映画を取り扱ってたり(「メダリオン」前売り絶賛発売中!)、スティーブン・セガールの映画をやってたりと、その弥生座らしい相変わらずなラインナップを見て、さらに思い出走馬灯状態となる秋林。

地下へと向かい、券売機でチケットを買う。するとモギリのおねーさんから「今の回が満席なので、次は上映30分前にお越しになったほうがいいですよ」と云われる。それでも1時間以上時間が空くため、高島屋で開催中の「竹久夢二展」を観に行くことにする。

竹久夢二作品、鑑賞。

再度、弥生座へ。次の上映まで40分ほど待つ。

満席の状態で「スクール・オブ・ロック」を鑑賞。
思ったとおり、ネタがわかるNちゃんバカウケ。私もバカウケ。

新京極のオムライス屋さんで夕食。

Nちゃんちに向かう。

明日のために早く寝ようと云ってたくせに、ついウッカリNちゃんの部屋でスカパーB’z特番のビデオを見てしまい、就寝が3時過ぎとなる。

1日目終了。
すんごい単純な感想ですが、最高でした。
ギャハハハハハハと大笑いしてきましたよぅ!

なんつーか、初心者にはやっぱあのフレーズを教えるよニャ〜とか、ロックバカってのはロック相関図を書きたがるよニャ〜とか、もう上映中ニヤニヤしっぱなし。また観に行くつもりなので、感想は後日あらためて書こうと思います♪

さて、いまから旅支度をしなければならないので、今回はこのへんで〜♪

では、また♪
←コリン・ファレルってカワイイよニャ〜♪…ビデオ屋さんに置かれてる販促ハリボテ(Vネックシャツ着てるコリン)にそそられるぅ♪

「キル・ビル Vol.1」のDVDを借りようと、レンタルビデオ屋さん(以前話した、店内が明るくて接客のよいお店)に行ったら、やっぱりと云うか、すべてレンタル中のフダ付き御免状態でした。

仕方がないので、←でリンクしている蛍風さん絶賛の「フォーン・ブース」(私も好きです)を借りようかと棚を見てみれば…これまたすべてレンタル中。むむむむむむうう〜。

面白い映画だったので、最初は買っちゃおうかと思っていたのですが、配給・リリースが20世紀FOXなため、いまamazon価格3343円(4/29現在)を出さなくたって、しばらくすれば低価格帯で再リリースされるよニャと考え直し、ちょっと待てよと購入を見送ったものの、DVDのオマケでついてる音声解説が気になったので(「フォーン・ブース」は、ストーリー進行順に撮影したらしく、個人的にその裏話が聞きたかった)、先にレンタルして確認しようと思ったのに……DVDはレンタル中でひとつもナイ。ビデオはあったけど、目的を考えるとやっぱ借りれない。う〜む。

どうしても諦めきれず、もう一軒ビデオ屋さん(以前話した、店内が暗くて接客がイマイチ、新作入荷は少なめでも旧作が大量にあるお店)に行って、新作の棚を覗いてみたら――「キル・ビル VOL.1」がたった6本!?なんで!?

「カンガルー・ジャック」は10本入れてるくせに、なぜ「キル・ビル」が6本なのよ!?

…解せん!

でも考えてみれば、「キル・ビル」ってレンタルよりもセル版をそのまま買いそうな輩が多そう。対して「カンガルー・ジャック」は買う人が少なさそうだし、どっちかというと家族向けという扱いなので、レンタルされやすいのかもしれない。昨年、ラジー候補になるかもしれないとウワサを聞き、わざわざ「カンガルー・ジャック」を観に行った私ですが、やっぱりそんな出来だったよニャ〜…。

そんなことを思いつつ、次に「フォーン・ブース」を探してみれば、これまたすべてレンタル中。結局、ここであきらめることにしました。

で、その後しばらく店内をうろついていたら、1棚すべて「マトリックス」シリーズというコーナーに遭遇。がしかし――

DVDを縦に陳列されると、どこから「リローデッド」で「レボリューションズ」なのかわからないというありさま。

緑一色なので、小さいお子さんだと間違えて借りていきそうだよニャ〜…。
レンタルビデオ屋さんが悪いわけではありませんが、似たようなパッケージはちと分かりづらいかも。

でも、お店の人は、こんなこと考えてる(入荷推測とか陳列とか)お客がいるなんて思ってないだろうニャ〜…。

以上、ビデオ屋ウォッチングでした♪

♯キアヌ・ウォッチャー事務局(←なにそれ?)よりお知らせ
キアヌ主演で、2005年公開予定「CONSTANTINE」の公式サイトがプレオープンしました。

↓「CONSTANTINE」Official sites(Waner bros)
http://constantinemovie.warnerbros.com/

公開はまだ先だとゆーのに、原作(アメコミ)ファンがキアヌ主演を嘆いている…なんで?(と云いつつ、なんとなくその気持ちがわからんでもない…)

「キル・ビル Vol.2」

2004年4月28日
←やっぱウマって、背が高くてカッコいいっスね!

クエンティン・タランティーノ&ウマ・サーマン「キル・ビル Vol.2」を観に行ってきました。

日本公式サイト→http://www.killbill.jp/


「そもさ〜〜んっ!」
「せっぱ〜〜〜っ!」


…と、136分間ノンストップ禅問答状態な映画でございました。いやはや。

!注意!
ネタバレありなので、以下からはお気をつけ下さい。

VOL.1は、背景が分からない上に感情もほとんどみせない主人公ブライドが、その圧倒的な強さでぶいぶい云わせるという、阿鼻叫喚・強烈(奇天烈?)アクション映画として仕上がってたのに対し、このVOL.2は、のっけからその勢いが落ち着き(注:「落ちた」のではなく「落ち着いた」)、前編での謎やブライドの背景とその意外な弱さなどを、少しずつ見せてくれるというドラマ仕立てになっていました。2本に分けて大正解。おかげでVol.1の評価が上がっちまいましたよ。

「どうやって私を探したの?」How did you find me?
「お前の男は私(だけ)だからな」I’m the man.

うっひ〜〜〜!
カッコいい〜〜〜〜!

これぞ私が待ってたタランティーノ節!

彼のオタク以外の持ち味といえば、絶妙なセリフのやりとりで、そのシーンの色合いを、瞬間的とゆーか、一気に変えてしまうという点。そのたびに(私も単純なので)「ニャるほど」と唸っちゃう。ただ、それが連続されると、こっちも慣れてくるもんだから、多少退屈気味になってしまうのが難点だったりする…でもVOL.2はギリギリかニャ?…ビルとブライドの禅問答に退屈さを感じないこともない。ただ、一部を残して謎は明らかになったし、ブライドvs.エル・ドライバーのキャットファイトは見ごたえあって面白かったし、デビッド・キャラダインはクールだったし、パイ・メイの修行は観ていて懐かしかったし――とまあ、結局、上手く相殺されちゃったという感じ。なんだかんだ云って、純粋にストーリー展開を楽しめたのが嬉しかったんだと思う。

ゆっくりと会話で場面が進み、クールな雰囲気と映像が流れる中、ひとつのセリフで突然謎が解明されていく――たしかにQT印の醍醐味は味わえた。うん、これは間違いない。でもって、QT自ら云ってた、カンフー映画やウェスタン映画への憧れもビシバシ伝わってきた。

カンフー映画に関しては、私自身が昔のカンフーブームを覚えているギリギリの世代なので、パイ・メイの口上や修行シーンなどは純粋に懐かしかったし、「五点掌爆心拳」(だっけ?)を観たときは、「そう!そう!こんな感じ!」とほくそ笑んじゃった。ウェスタン映画に関しては、残念ながらジュリアーノ・ジェンマやクリント・イーストウッドが出てる数本くらいしか観たことがなくて(しかもあんまり覚えてない)語れない……けど、「レジェンド・オブ・メキシコ」よりは、よっぽどあの渇きが感じられたな〜と。ま、どっちにしても、胡散臭さが加味されてるあたりが「キル・ビル」たる所以か。

キャラはみな立ちまくりで、とくにデビッド・キャラダインの渋くてクールなことといったら!…いやホント、マジでシビれたっス。そして大好きなダリル・ハンナが、いままでの彼女からは想像もつかない強烈ビッチを演じてくれたので、なんでオーレン石井並みに見せ場を作ってくれなかったのかと、少々悔しさを感じてしまったナリ。あ〜もったいない!

…ということで、ある程度の予想はついていたけれど、VOL.2は実に私好みな映画に仕上がってました。でも終わってみると、ただの「ひとりの女の復讐劇」な印象が強く(いや、それが狙いなんだけど)、たとえブライドの弱さが垣間見られても、共感に至るまではいかなかったな〜と。ま、共感を求められてる映画じゃないと思うから、別にそれでいいんだろうけど。

マニアなみなさんだともっと面白いことが書けるのでしょうが、私には、オマージュうんぬんといったことよりも、QTの頭の中を覗いてお付き合いしてしまったこと、そして彼にとってウマは本当にミューズであるということを実感させられた1本。

さて、「キル・ビル VOL.1」のDVDを借りに行ってくるか♪
←こんなのがま〜た出るのか…。どーせ買うだろうけど、前作からいったい何枚「X-MEN」シリーズのDVDが出てるんだか。私の部屋のDVD棚に「X-MEN」コーナーができちゃうナリよ〜…。

先週の土日を皮切りに全国でGW映画が公開され始め、それとともにトレイラー(予告)も、初お目見えのものやニュー・バージョンなどが見受けられるようになりました。

で、このブログで何回か話題にしているヒュー子ちゃん(ヒュー・ジャックマン)主演作「ヴァン・ヘルシング」ですが、これも日本でやっとこさロングバージョンが流れるようになりまして、私も先日「キル・ビルVOL.2」を観に行った際に、確認してまいりました。

↓「ヴァン・ヘルシング」のトレイラーよもやま話(1/17の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040117.html

私が勝手に作った惹句――途中まで同じじゃん!…えっへん!

…で、その主演の(アイ・ラブ♪)ヒュー子ちゃん。どうやら相変わらず絶好調なご様子で、現在ブロードウェイにて豪州産ミュージカル「The Boy From Oz」(秋まで上演。Ozと云っても監獄は出てきません)の主役を演じ、これがけっこうな評判となっているようです(でもって、今年もトニー賞のホストに抜擢されたそうな)。私もヒュー子ちゃんの生着替えをこの目で見てみたいもんです。昨年、「マスター・アンド・コマンダー」とこの「BFO」を観に行く計画を立てていたんですけどね…。

↓「The Boy From Oz」公式サイト
http://www.theboyfromoz.com/intro.html

あ、サイトの雰囲気が以前とちょっと変わってますね。

そしてヒュー子ちゃんといえば――このブログでもさんざん語ったように、ここ数年「次のボンドを演じるんじゃないか」と云われて続けた人ですが、なんとここ最近、一気に大本命となってしまいました。

当のご本人はときたら、ノリノリで「I’m Bond. James Bond」とかなんとかインタビューで話してる……ま、これは単に彼のサービス精神からきているのでしょうが、小学生のときに「将来のどんな人と結婚したい?」と訊かれ、「ジェイムズ・ボンドがいい。ロジャー・ムーアではなくショーン・コネリー希望」と答えた私にとって、ヒュー子ちゃんがボンドを演じるとなれば、やっぱ大問題なのです。007シリーズのファンとしても気なるし。

ただニャ〜……見てみたい…んけど、いまのヒュー子ちゃんにボンドのイメージがついちゃうのは…ちともったいないような…。

(以下の話題のついて、そのソースはちゃんとあるですが、量が多いのと和訳するのがメンドクサイのでリンクは張りません)

もともとボンドは、高身長で細身(中肉中背)、髪はブラウンで瞳はブルーという設定。対してヒュー子ちゃんは、マッチョで瞳がブラウンではあるものの、身長は軽くクリアしてるし、英国アクセントもOK。英国人ではないですが豪州人なのでOK。演技力OK。ダンスもOK。女性に大人気、ハリウッドハンキーランキングでは必ず10位以内に入ってくるし、独身時代は(自称)750人斬り。…たしかに適役かも。スタジオ側だって「知名度と人気があって、それほどギャラ高でない客を呼べるスター」を求めてるわけで…う〜ん…。

まあ、ヒュー子ちゃんがボンドを演じるとしたら、「X-MEN 3」と撮影がぶつからないようにしないといけないのですが、ともに予定が2006年とゆーのがちと心配。まだサインしてないとはいえ、ヒュー子ちゃんがウルヴァリンを演じないわけがないので、ヒュー子ちゃんのウルを「X3」で観ることはできると思うのですが、私としてはファムケ・ヤンセンがこれ以上年齢を重ねる前に、とっとと撮影に入ってもらいたい…。それにあと2年も待ってられない…「X-MEN」シリーズ大好きなんだもん(昨年、あんなにお勉強したし〜)。

あ、念のため書いておこう。「X2」であんなことになったのに、なんでファムケ姐さんが出るの?と思われてる方。ファムケ姐さんの役柄がポイントなのです。ヒントを云うと――「X2」でエンドクレジットが始まる前、ナレーションとともに湖面が映し出されるでしょう?…その水面にうっすらとある形の影が見えてくるはず。それが「X3」の最大の布石となるのです。つくづく上手い演出だと唸っちまいましたよ〜。

とゆーわけで、まだ撮影も始まっていない映画を心配している私なのでした〜(←「きょうのわんこ」風に)。

あ、そうそう。
ブロスナン演じる「BOND 21」(タイトル未決定)の監督ですが――なにやらショーン・コネリーがするかもしれないと、ウワサが立ってます。私としては、原作の設定を変えてでも「ボンドの父」として、スクリーンで観たいんだけどニャ…。
←これが日本公式ポスター。米国版は南部らしさを出したかったのかもしんないけど、やっぱこっちのほうが雰囲気いいと思うんだけどニャ〜…。

昨日「コールド マウンテン」を観ているときに、なんつーかその…とても懐かしい気持ちになってしまったとゆーか、デジャブを感じたとゆーか、ノスタルジックな気分でぐるぐるしてしまったとゆーか…とにかくなんでか異常に懐かしい気持ちで心がいっぱいになり、観終わった後もその余韻でフワフワ状態になってしまいました。

これは変だ。絶対におかしい。

「コールド マウンテン」の雰囲気、ストーリー展開、流れてる空気、その他もろもろ…原作を読んだことがないはずなのに、なぜか頭の片隅にその感覚が残っている――でもそれが具体的になにから発生するものなのかがわからない――と、どうにも気になって仕方がなかったため、我ながらヒマ人だと思いつつ、徒歩で帰宅中にずっと考えてたら――本屋さんの前で、突然、それがなにであるか思い当たりました。

ああ!そっか!…「コールド マウンテン」って往年の少女マンガの世界そのまんまなんだ!

そう…原ちえこやいがらしゆみこの世界!

だから私、「米国人より日本人のほうに受ける」とかなんとか――ほとんど無意識に――書いたんだ!

原ちえこの「フォスティーヌ」「三つのブランコの物語」、いがらしゆみこの「キャンディ・キャンディ」「メイミーエンジェル」「ジョージィ!」などなど――ちょっと昔の米国南部が舞台で(一部違うけど)、主人公の女の子が、家族との別離や戦争など、波乱万丈な人生に翻弄され、それでも恋をし、前向きにしあわせを求める――そう!そのまんまやんか!…映画に出てくる人みんな、原ちえこやいがらしゆみこの世界の人たちで、とくにエイダの父(D・ザザーランド)や、やたら操を立てるインマン(J・ロウ)、力強いルビー(R・ゼルウィガー)は、そのまんまマンガに出てきそうなほど。ラストやクライマックスなんて、「ジョージィ!」読んでるみたい(念のため断っておきますが、ストーリーは違います)。

とゆーわけで、この「コールド マウンテン」は、30代以上の女性――その昔、原ちえこやいがらしゆみこのマンガを読んで育った世代(私含む)にはとても理解できる…とゆーか、懐かしい気持ちで観ることができる作品だと思います。もうこうなると、出来うんぬんってのは別の話になっちゃうな〜…。

「ジュードとニコールでいがらしゆみこ」

うわ〜…なんとゼータクなことよ!

それにしてもスッキリした♪
自分で超納得しちまったい!

今度、昨日の日記に追記しておこうっと♪
←向こうのポスターは色が濃いですね。もちっと色の淡い日本版ポスターのほうが雰囲気があって美しいと思うのですが。

ひさびさにジュード・ロウが主演した「コールド マウンテン」を観に行ってきました。

日本公式サイト→http://www.coldmountain.jp/

!注意!
以下にはネタバレしている文章があります。ただしその部分は配慮します。

いい意味でウェルメイドな映画だったよニャ〜…。

美しくもせつない小説を映画化するにあたり、ロマンチストで内面を丁寧に描いた脚色と演出ができる監督(A・ミンゲラ)、美しい画を撮ることで有名なカメラマン(J・シール)、場に合った美しさを感じさせる衣装デザイン(A・ロス)、完璧かと思われる美しい俳優陣(J・ロウ、N・キッドマン)、美しくてスピリチュアルな音楽(スティング)など……これだけ揃って徹底的に美しいラブストーリーを描くんだから、そりゃよく出来てるのは当たり前か。なんつーか、優等生な仕上がり。

出会って間もないのにたった1回のキスで運命の人と悟り、会えない間も思い続けるなんてウソくさい、あれだけ待ってられるかよ…とお思いの方。その気持ちはよくわかります。でもここはひとつ、「自分だったらどうするか」「理解できない」「退屈」という見方ばかりをせず、一歩下がって、登場人物たちの生きる姿と世界、贅沢なキャスティングと選び抜かれた一流スタッフによる、プロの仕事というものを観てみるのはいかがでしょうか?

…とゆーわけで、アメリカ人にはあんまり受けそうにない話だな〜と思いながら観てたんですが、正直、ニコールもジュードもとくにキャラ立ちした役を演じてるわけではなかったので、レネ演じるルビーがとにかく印象に残りました。オスカー獲れないわけがないというほどの素晴らしさ。鶏だってひとひねり!なルビーが出てくるたび、年齢層お高めな劇場内でも笑いが起こり、みんな彼女の虜になっていたよニャ〜。一番共感を受けたのはルビーだったとも思うし。

ジュードとニコールはとても美しく、このふたりだからこそ成立した世界だったので、トムトムのギャラ値上げに応じなかったミラマックスのワインティーンに心底感謝しちまったい。もし、最初のオファー通りにトムトムがインマンを演じてたら、「おれはカッコいいんだぞう」な映画になって、ラストだって大幅に変更されたかもしんない。それじゃ困る。いまどきこれだけ息を飲む…とゆーか、ほっとくと絶滅しそうなので保護すべき美形であるジュードが、「リプリー」以来、その美貌を生かした役を演じてくれてるんだから――やっぱこっちだって夢を見ていたいもん。悪いけど、もはやトムトムでは夢は見れない(ゴメン…)。

監督のミンゲラは――いつものように原作つきの映画を自ら脚色して撮ったんですが、彼の作品の中じゃ今作が一番ストレートでわかり易く、かつ美しく仕上がったのではないでしょうか?…そしてこれも毎度のことなのですが、彼の作品はとにかくタイトルバックやデザインが秀逸で上手い。今作も思わず見惚れちゃったい。そして、ジュードが自ら認めているように、彼を撮らせたら一番上手い人だよな〜としみじみ再確認。

脇を固める俳優として、シャーリーズ・セロンの次にニコールの父親を演じたドナルド・サザーランド、なにやっても印象に残っちゃって上手いデブフィリップ・シーモア・ホフマン…ああ、なんとゼータクな!

ただ、インマン(ジュード)が無口過ぎて内面がちと見えにくいということ、エイダ(ニコール)に汚れがなさ過ぎること、インマンを助ける人々とのエピソードが凡庸だということ、ラストがわかりやすく美しくまとまり過ぎていることが、やっぱ観る側を一歩下がらせてしまう原因になってるのかも。

ま、すべてが揃った作品なのに観ようによっては凡作――でもそう云ってしまうのはなんだか惜しいし、これほど美しさを全面に押し出したロマンティックなラブストーリーを、ベストなキャスティング&スタッフで丁寧に作ってくれたんだから、好き嫌い・出来不出来は別にして、とりあえず褒めておきたい。ただ、すべてがゼータクなのに、あんまりにも美しくまとまり過ぎてるため、なんだかとってももったいない感がしてしまうのが非常に残念(とくにニコール)。

映画のストーリーやキャラ設定、全体の雰囲気などが、往年の少女マンガ(原ちえこやいがらしゆみこ)を思い出させるため、30代以上でそういったマンガで育った女性にはちょっとオススメしたい、「ジュードとニコールでいがらしゆみこ」な1本。

以下、ネタバレあり
  *
  *
  *
  *
  *
  *
  *
禁欲生活のあとだと、やっぱ燃え上がって妊娠しやすいのね(ラッシーもそうだったらしいし、うちのハムスターもそうだった…)。
  *
  *
  *
  *
  * 
  *
  *
なお、ジュードがキャンペーンのため初来日してくれまして、その記者会見映像(動画)を公式サイトで見ることができます。私めも先ほどちょっと見てみたのですが…あの…ジュードさん…髪の毛が…その…ちょっとばかり……。もうこの際、増毛でもヅラでもいいから、増やしてもらえないものでしょーか?…ほかの部分が毛深くても(「リプリー」の撮影では、しこたま剃られてしまったそうな)、あれだけの美形なんだから、髪の毛はやっぱ必要だよニャ〜…。

♯左利きフェチ友の会より報告
左利きリスト確認…ニコール・キッドマン
ニコールが左利きなことは知っていましたが、この映画ではとくにそれが確認しやすいかな〜と。
←キアヌはこの映画で初めて、カッコいい役を演じたんですよね。しみじみ。

…とゆーわけで、以前さんざっぱら話したキアヌ主演「ハートブルー」のDVDが届きました。

本編は二の次にして、私がとにかく楽しみにしていたのは映像特典「キアヌ・リーブス初来日秘蔵映像」と、「日本語吹替版では誰がキアヌの声をアテるのか」の2つでした。

1.「初来日秘蔵映像」
な〜んてことない、「ハートブルー」キャンペーン来日時の記者会見と舞台挨拶映像だったわけですが――いや〜…そのあまりの懐かしさに、キアヌ見続けて15年(少々)なキアヌウォッチャーの私ですら、思い出走馬灯状態になっちまいましたよ。

当時、彼のファンだった友人Rちゃんがこの舞台挨拶に行きまして(私も誘われましたが「キアヌよりリバーのほうがいいよう、彼だったら行くけどキアヌ単品なら行かない」と云って、結局彼女について行きませんでした)、そのときの感想を「キアヌったら本当に素敵で〜♪…でも映画ではかっこいい役だったけど、本人はなんだかテッドみたいだった」と、目をうるうるさせながら私に語ってくれたもんです。初来日秘蔵映像を観るとおわかりいただけるかと。

そーかそーか、Rちゃんはこのキアヌを観に行って黄色い声をあげてたのか……マネできないわ〜。

ま、こうやって昔のキアヌを観てると、いかに当時の彼が日本女子のみなさんに絶大なる支持を得ていたのかがよくわかります。

たしかに美しいですもん。カメラ映えします。肌なんて日本人よりキレイじゃない?

ただ、イマイチ髪型がキマってない、子供っぽい話しぶり、まったく慣れていないスーツ姿、なにげに青い顎――と、やっぱりキアヌは若い頃からキアヌ…とゆーか、変わってない。でもこの映像は初々しくていいですね♪(バカな子ほどカワイイとも云う)

2.キアヌの吹替声優
堀内賢雄さんでした…ってことは撮り直ししたの?
だって昔、TVで放送したときは宮本充さんだったもん。
(と思ったら、日本語吹替版ビデオは堀内さんでした)

「マトリックス」シリーズでは小山力也さんがやってたけど、私の中では宮本さんのほうのイメージが強いです。でもまあ、堀内さんもなかなか合っていたのではないでしょうか?

以上、キアヌ・ウォッチャーからのプチDVD報告でした♪
ショートブレッドが好きなので、けっこう買ってます。
(…自分では作れない…)

ウォーカー社のは定番ですね。田舎でも手に入りやすいし。

でも明日、歯医者さんへ行かねば…。

……はあ。

追記:
「ルールズ・オブ・アトラクション」「ペイチェック」の感想をちょっとだけ訂正しました。

ヘドウィグな人

2004年4月22日 演劇
←強烈なジャケットなので、レンタルビデオ屋さんでこれを見かけたことがある人は多いのではないでしょうか?

う〜ん…。

「ぴあ<関西版>」を購入し、パラパラ見てたら――ジョン・キャメロン・ミッチェル監督・主演した「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の舞台チケット売り出し広告を発見しました。

日本でも舞台化されるんだ…ふ〜ん…。

↓舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」公式サイト
http://www.parco-city.co.jp/play/hedwig/

主役(ヘドウィグ)は――三上博史?
………。

わからんでもないけど、私のヘドウィグのイメージは彼じゃなくて――ローリー(・寺西)なんだよニャ〜…。

ルックス重視というより、いままでのローリーの言動、音楽、彼自身の繊細さ――そういったものが、カタワレ探しをするヘドウィグそのまんまだと感じたからで、映画観たときから「日本で舞台化されるならローリーがいい」と思ってた。だけど三上博史かあ…。

…どんな感じになるのかニャ…。

< 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索