「トレイラーよもやま話 18」
2004年4月2日 映画ヨタ話ひっさしぶりの「トレイラーよもやま話」です。
え〜、いちおう解説しますと…この「トレイラーよもやま話」は、いつか日本でも公開されるであろう映画について、その情報・予測・しょーもない個人的な意見…などなどを交えながら、公式サイトなどでupされているトレイラー(予告編)をご紹介するという、どちらかといえば感想やレビューより、情報ネタがメインのお話となっております。
ただ、海外でも公開がちょっと先だったり、日本でもいったいいつ公開するのかわかんなかったりする映画が多いので、信憑性にはご注意下さい。…だって私もかなりいいかげんなんだもん…。
ちなみに、取り上げるのは基本的に私自身が楽しみにしている映画です。できるだけ認知度の高い俳優や監督が携わってる作品を選ぼうと思ってますが、自分の好みにかなり左右されますので、たまに「この人だ〜れ?」な俳優主演の映画が出てくるかもしれません。そのときは「あ〜あ…秋林さん、ま〜た趣味に走ってるわ〜」と、生暖か〜い目で見守ってやって下さい。
…とゆーわけで、今回は趣味に走ったこの映画のトレイラーをば。
「Starsky & Hutch」(2004・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0335438/
公式サイト(英語)→http://starskyandhutchmovie.warnerbros.com/
トレイラー→http://www.apple.com/trailers/wb/starsky_and_hutch/
私イチオシのコメディ系俳優、ベン・スティラー主演の最新映画。現在全米公開中。
云っておきますが、私の目にはベンがすっごくハンサムに映っております。ベンはハンサムなの!ハンサムなんだってば!え〜い!もう放っておいてちょーだい!
↓ベン・スティラーってこんな俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0001774/
で。タイトルの「スタスキー&ハッチ」でピンとくる方もいらっしゃるかと思いますが、この映画は70年代に人気のあったTVドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」のリメイク。幼少の頃に再放送で観ていた私は、「チャーリーズエンジェル」より「バイオニック・ジェミー」、「白バイ野郎ジョン&パンチ」より「刑事スタスキー&ハッチ」派だったため、ベンがリメイクした今作をひっじょ〜に楽しみにしてるのですが…日本じゃ公開してくれないの?ラインナップに入ってないんだけど…>ワーナーブラザーズさん
ちなみに「刑事スタスキー&ハッチ」は、まったく正反対の刑事ふたりがすったもんだしながら事件を解決していくという、今となっては王道の極みな刑事もの。なんで私があの当時日本でも大人気だった「ジョン&パンチ」より、この「スタハチ」が好きだったかというと、やっぱふたりの熱い友情、キャラ立ちしまくりでクセのある登場人物たち、ハデなアクション、スタスキーとハッチの軽快なかけ合い…それらがたまんなかったんでしょうね〜。あ〜懐かし。
ま、どれだけ昔のシリーズの設定を踏んでいるかはわからないのですが、ベンのあのスタスキーそのまんまな髪型、赤いボディに白いイナズマが入った車(フォード・トリノ)を、超絶テクでドライブしてる姿などをトレイラーで見てると、懐かしくて目頭が熱くなってしまいましたよ〜。
そして、相棒ハッチ役にはベンと仲良しオーウェン・ウィルソン。ベンが「スタハチ」をリメイクすると聞いたとき、「こりゃハッチはオーウェンでキマリだニャ!」と思ったもんですが、やっぱり配役されましたね。ハッチは金髪おシャレさんという設定だし、オーウェンとベンは実際にもナイスコンビだし…文句はまったくありましぇん…ってか、ハッチがオーウェンじゃなかったらつまんないっス。
ストーリーラインは…そのまんま昔の「スタハチ」なのかニャ?
ちなみに、ベンはこんなこと云ってました。
↓「B・スティラー、刑事スタスキーは憧れの役」(FLIXムービーサイト)
http://www.flix.co.jp/v2/do/news/N0004549.html
…ふむ。
でもまあ、ベン&オーウェンだからきっとかなり笑わせてくれるのではないでしょうか?
あとは、この映画が日本でもブジ公開されるかどうかってのが、問題なんだよニャ…。
お願いだから公開して下さひ〜〜…>WBさん
以上、「トレイラーよもやま話」でした♪
追記:
以前、トレイラーを紹介した「ハットしてキャット」は、日本公開が今年の12月へと変更になった模様です。……そのまま未公開になったりして…。
え〜、いちおう解説しますと…この「トレイラーよもやま話」は、いつか日本でも公開されるであろう映画について、その情報・予測・しょーもない個人的な意見…などなどを交えながら、公式サイトなどでupされているトレイラー(予告編)をご紹介するという、どちらかといえば感想やレビューより、情報ネタがメインのお話となっております。
ただ、海外でも公開がちょっと先だったり、日本でもいったいいつ公開するのかわかんなかったりする映画が多いので、信憑性にはご注意下さい。…だって私もかなりいいかげんなんだもん…。
ちなみに、取り上げるのは基本的に私自身が楽しみにしている映画です。できるだけ認知度の高い俳優や監督が携わってる作品を選ぼうと思ってますが、自分の好みにかなり左右されますので、たまに「この人だ〜れ?」な俳優主演の映画が出てくるかもしれません。そのときは「あ〜あ…秋林さん、ま〜た趣味に走ってるわ〜」と、生暖か〜い目で見守ってやって下さい。
…とゆーわけで、今回は趣味に走ったこの映画のトレイラーをば。
「Starsky & Hutch」(2004・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0335438/
公式サイト(英語)→http://starskyandhutchmovie.warnerbros.com/
トレイラー→http://www.apple.com/trailers/wb/starsky_and_hutch/
私イチオシのコメディ系俳優、ベン・スティラー主演の最新映画。現在全米公開中。
云っておきますが、私の目にはベンがすっごくハンサムに映っております。ベンはハンサムなの!ハンサムなんだってば!え〜い!もう放っておいてちょーだい!
↓ベン・スティラーってこんな俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0001774/
で。タイトルの「スタスキー&ハッチ」でピンとくる方もいらっしゃるかと思いますが、この映画は70年代に人気のあったTVドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」のリメイク。幼少の頃に再放送で観ていた私は、「チャーリーズエンジェル」より「バイオニック・ジェミー」、「白バイ野郎ジョン&パンチ」より「刑事スタスキー&ハッチ」派だったため、ベンがリメイクした今作をひっじょ〜に楽しみにしてるのですが…日本じゃ公開してくれないの?ラインナップに入ってないんだけど…>ワーナーブラザーズさん
ちなみに「刑事スタスキー&ハッチ」は、まったく正反対の刑事ふたりがすったもんだしながら事件を解決していくという、今となっては王道の極みな刑事もの。なんで私があの当時日本でも大人気だった「ジョン&パンチ」より、この「スタハチ」が好きだったかというと、やっぱふたりの熱い友情、キャラ立ちしまくりでクセのある登場人物たち、ハデなアクション、スタスキーとハッチの軽快なかけ合い…それらがたまんなかったんでしょうね〜。あ〜懐かし。
ま、どれだけ昔のシリーズの設定を踏んでいるかはわからないのですが、ベンのあのスタスキーそのまんまな髪型、赤いボディに白いイナズマが入った車(フォード・トリノ)を、超絶テクでドライブしてる姿などをトレイラーで見てると、懐かしくて目頭が熱くなってしまいましたよ〜。
そして、相棒ハッチ役にはベンと仲良しオーウェン・ウィルソン。ベンが「スタハチ」をリメイクすると聞いたとき、「こりゃハッチはオーウェンでキマリだニャ!」と思ったもんですが、やっぱり配役されましたね。ハッチは金髪おシャレさんという設定だし、オーウェンとベンは実際にもナイスコンビだし…文句はまったくありましぇん…ってか、ハッチがオーウェンじゃなかったらつまんないっス。
ストーリーラインは…そのまんま昔の「スタハチ」なのかニャ?
ちなみに、ベンはこんなこと云ってました。
↓「B・スティラー、刑事スタスキーは憧れの役」(FLIXムービーサイト)
http://www.flix.co.jp/v2/do/news/N0004549.html
…ふむ。
でもまあ、ベン&オーウェンだからきっとかなり笑わせてくれるのではないでしょうか?
あとは、この映画が日本でもブジ公開されるかどうかってのが、問題なんだよニャ…。
お願いだから公開して下さひ〜〜…>WBさん
以上、「トレイラーよもやま話」でした♪
追記:
以前、トレイラーを紹介した「ハットしてキャット」は、日本公開が今年の12月へと変更になった模様です。……そのまま未公開になったりして…。
やっと更新ができます〜…うるるるるる…。
サボってたわけではなくて、諸都合でPCに触れなかったからです。
とりあえず、プロフィールを直すことから始めてみました。
内容は「映画好きへの100の質問」に変更しています。
使用に当たって、以下のサイトを利用させて頂きました。
↓「映画好きへの100の質問リング」
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/6261/movie_100.htm
ちなみに、第78問の「食わず嫌い」――当たんないだろうニャ〜。
うひひひひひひひひ♪
では、また♪
サボってたわけではなくて、諸都合でPCに触れなかったからです。
とりあえず、プロフィールを直すことから始めてみました。
内容は「映画好きへの100の質問」に変更しています。
使用に当たって、以下のサイトを利用させて頂きました。
↓「映画好きへの100の質問リング」
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/6261/movie_100.htm
ちなみに、第78問の「食わず嫌い」――当たんないだろうニャ〜。
うひひひひひひひひ♪
では、また♪
「ブルークラッシュ」(すちゃらか映画語り♯8)
2004年3月28日
←主演のケイト・ボスワースは、いまをときめくオーランド・ブルームの彼女。よってオーリファンであるいもりん(妹)は、彼女のことをライバル視しております。…でもビキニ姿じゃ負けそーだ〜…。
「ブルークラッシュ」BLUE CRUSH(2002・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0300532/
日本公式サイト→http://www.gaga.ne.jp/bluecrush/top/top.htm
DVD→ソニー・ピクチャーズエンタテインメント / ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2003/11/07 ¥3,800
監督:ジョン・ストックウェル
脚本:リジー・ウェイス、ジョン・ストックウェル
出演:ケイト・ボスワース、ミシェル・ロドリゲス、サノー・レイク、マシュー・ディヴィス、他
ストーリー:
サーファーにとって聖地でもある、ハワイオアフ島のノースシェア。数週間後にここで開催される世界大会に出場するため、練習に励むアン・マリー(K・ボスワース)だが、以前大会で経験した事故が忘れられず、恐怖心を克服できずにいた。ある日、アン・マリーはフットボール選手のマット(M・ディヴィス)と出会い、恋に落ちる。仲間のエデン(M・ロドリゲス)やレナ(S・レイク)は、サーフィンへの情熱がなくなったかのようなアン・マリーを歯がゆい気持ちで見つめる。そして――。
あああああ!
波への情熱!青い春!若い恋!…そして女の友情!
この手の映画は文句ナシ私的大ツボなので、出来がどーたらこーたらという話は別!別!別!え〜〜〜いっ!別なんだってば!!
…というわけで、去年の「私的ベスト10映画」に見事ランクインした本作なのですが、私が住む田舎の映画館では2ヶ月遅れの9月公開となりまして、当時かなりムカついた覚えがあります。それでも初日の初回に行き、座席に座って周りを見たら…私といもりん以外の観客はすべてサーフ族という、私の映画鑑賞歴の中でもかなり特異な状況下での鑑賞となり――日焼け&赤茶毛、サーフ系ブランドのTシャツに身を包んだ御一行様に囲まれる、シビラ&レストローズ系の私といもりん――う〜む…気分はまるで異邦人でございました。
映画としましては、さわやかスポ根青春ものに属すると思うのですが、個人的には女の子の友情をフィーチャーしたいっス。
友情って――たとえどんなに長く続いても、その輝きの純度ってのは(良くも悪くも)少しずつ濁ってくるものなんじゃないかなと思っていたのですが、3人娘――アン・マリー、エデン、レナ――を観てたら、そんな気持ちはどこへやら、彼女たちのそのあまりの純度に思わず胸が熱くなっちゃった。
なんつーかその…いろんなエピソードを交えながら、3人娘たちのその輝きと純度がそれぞれ最高となる瞬間を、この映画は見事にとらえていて――出来うんぬんは二の次で、たぶん私は女として純粋にそれが嬉しかったんだと思う。もうそれだけでご飯3杯いけるっス!って感じ。
主演のケイト・ボスワースが頑張ってライディングしてる姿にも感動。おねーさん、素直に「頑張れ〜〜!」と心の中で叫んじゃったナリよ〜。そして、アン・マリーがホレるマットより数段男前なエデンに、やや控え目ながらもアン・マリーを心配する視線が印象的なレナ。アンタたちの気持ちもよくわかったっス!…代わりに私がアン・マリーをしばいたろか!と思ったもん。
(以下、ちょっとネタバレ)
*
*
*
*
*
安易な勝利で飾らないラストにも感動。だって…アン・マリーはこれから、なんだから。
迫力ある波に見事なライディング。ブルースクリーンなし水槽なしの、オールロケという素晴らしい映像にも感動。あああああ!でっかいスクリーンで観れてよかったよ〜!
どんなに演出的脚本的に拙い部分があったとしても(たとえば、アン・マリーの恋愛ボケ状態から我に返る心情描写がイマイチ弱いし、恋愛相手の男がいかにもな男でこれまた弱いし)、これだけ素晴らしい映像にこれだけの輝きを感じられるのなら、私はもう云うことなんてない。素直に感動したし、感謝もしたい。アリガト〜〜〜!
ところで。
ケイト・ボスワースの瞳を見て、あれ?と思った人いらっしゃいます?…実は彼女の瞳って、デビッド・ボウイのようにそれぞれ色が違うのです。右がへーゼルで左がブルー…とても神秘的で綺麗だよニャ〜♪
「ブルークラッシュ」BLUE CRUSH(2002・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0300532/
日本公式サイト→http://www.gaga.ne.jp/bluecrush/top/top.htm
DVD→ソニー・ピクチャーズエンタテインメント / ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2003/11/07 ¥3,800
監督:ジョン・ストックウェル
脚本:リジー・ウェイス、ジョン・ストックウェル
出演:ケイト・ボスワース、ミシェル・ロドリゲス、サノー・レイク、マシュー・ディヴィス、他
ストーリー:
サーファーにとって聖地でもある、ハワイオアフ島のノースシェア。数週間後にここで開催される世界大会に出場するため、練習に励むアン・マリー(K・ボスワース)だが、以前大会で経験した事故が忘れられず、恐怖心を克服できずにいた。ある日、アン・マリーはフットボール選手のマット(M・ディヴィス)と出会い、恋に落ちる。仲間のエデン(M・ロドリゲス)やレナ(S・レイク)は、サーフィンへの情熱がなくなったかのようなアン・マリーを歯がゆい気持ちで見つめる。そして――。
あああああ!
波への情熱!青い春!若い恋!…そして女の友情!
この手の映画は文句ナシ私的大ツボなので、出来がどーたらこーたらという話は別!別!別!え〜〜〜いっ!別なんだってば!!
…というわけで、去年の「私的ベスト10映画」に見事ランクインした本作なのですが、私が住む田舎の映画館では2ヶ月遅れの9月公開となりまして、当時かなりムカついた覚えがあります。それでも初日の初回に行き、座席に座って周りを見たら…私といもりん以外の観客はすべてサーフ族という、私の映画鑑賞歴の中でもかなり特異な状況下での鑑賞となり――日焼け&赤茶毛、サーフ系ブランドのTシャツに身を包んだ御一行様に囲まれる、シビラ&レストローズ系の私といもりん――う〜む…気分はまるで異邦人でございました。
映画としましては、さわやかスポ根青春ものに属すると思うのですが、個人的には女の子の友情をフィーチャーしたいっス。
友情って――たとえどんなに長く続いても、その輝きの純度ってのは(良くも悪くも)少しずつ濁ってくるものなんじゃないかなと思っていたのですが、3人娘――アン・マリー、エデン、レナ――を観てたら、そんな気持ちはどこへやら、彼女たちのそのあまりの純度に思わず胸が熱くなっちゃった。
なんつーかその…いろんなエピソードを交えながら、3人娘たちのその輝きと純度がそれぞれ最高となる瞬間を、この映画は見事にとらえていて――出来うんぬんは二の次で、たぶん私は女として純粋にそれが嬉しかったんだと思う。もうそれだけでご飯3杯いけるっス!って感じ。
主演のケイト・ボスワースが頑張ってライディングしてる姿にも感動。おねーさん、素直に「頑張れ〜〜!」と心の中で叫んじゃったナリよ〜。そして、アン・マリーがホレるマットより数段男前なエデンに、やや控え目ながらもアン・マリーを心配する視線が印象的なレナ。アンタたちの気持ちもよくわかったっス!…代わりに私がアン・マリーをしばいたろか!と思ったもん。
(以下、ちょっとネタバレ)
*
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*
安易な勝利で飾らないラストにも感動。だって…アン・マリーはこれから、なんだから。
迫力ある波に見事なライディング。ブルースクリーンなし水槽なしの、オールロケという素晴らしい映像にも感動。あああああ!でっかいスクリーンで観れてよかったよ〜!
どんなに演出的脚本的に拙い部分があったとしても(たとえば、アン・マリーの恋愛ボケ状態から我に返る心情描写がイマイチ弱いし、恋愛相手の男がいかにもな男でこれまた弱いし)、これだけ素晴らしい映像にこれだけの輝きを感じられるのなら、私はもう云うことなんてない。素直に感動したし、感謝もしたい。アリガト〜〜〜!
ところで。
ケイト・ボスワースの瞳を見て、あれ?と思った人いらっしゃいます?…実は彼女の瞳って、デビッド・ボウイのようにそれぞれ色が違うのです。右がへーゼルで左がブルー…とても神秘的で綺麗だよニャ〜♪
本日のハリウッドニュース
2004年3月27日 映画ヨタ話ほぼ毎日更新のmyブログですが、諸事情があって更新できない日がポロポロ出てます。う〜む。
で、今日いちばん目を引いたニュースがこれ。
↓Cruise and Cruz Split(IMDb)
http://www.imdb.com/news/wenn/2004-03-26#celeb11
トムトムとペネロペちゃんが別れたそーです。
ふむ。
宗教的な問題がどこまであるのかはわかりませんが、トムトムと夫婦だった時代のニコールも「私はカトリックガールよ」なんて云ってたよニャ〜…。
スーパースターのトムトムはともかく、その男履歴についていろいろ云われてるペネロペちゃんですが、私はけっこう好きです。
カワイイし、なんと云っても「バニラ・スカイ」でペネロペちゃんが話してる英語!…聞いてると「よし!私でもなんとかなる!」と思わず勇気が出ちゃうもん。
ま、どこまでが本当なのかわかんニャいので、とりあえず様子見っスね。
で、今日いちばん目を引いたニュースがこれ。
↓Cruise and Cruz Split(IMDb)
http://www.imdb.com/news/wenn/2004-03-26#celeb11
トムトムとペネロペちゃんが別れたそーです。
ふむ。
宗教的な問題がどこまであるのかはわかりませんが、トムトムと夫婦だった時代のニコールも「私はカトリックガールよ」なんて云ってたよニャ〜…。
スーパースターのトムトムはともかく、その男履歴についていろいろ云われてるペネロペちゃんですが、私はけっこう好きです。
カワイイし、なんと云っても「バニラ・スカイ」でペネロペちゃんが話してる英語!…聞いてると「よし!私でもなんとかなる!」と思わず勇気が出ちゃうもん。
ま、どこまでが本当なのかわかんニャいので、とりあえず様子見っスね。
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NEXT BOND 3
2004年3月25日 映画ヨタ話ちょっと前の話題ですが、あーだこーだ云われてた新作ボンド役は、結局ピアース・ブロスナンに決定したそうです。
↓「ブロスナンが再びジェームズ・ボンドに。ボンド・ガールは?」(eiga.com)
http://www.eiga.com/buzz/040323/07.shtml
ブロスナンさん、「相手はモニカ・ベルッチがいい」って、いっつもいってたもんニャ〜…。キーラはよくてもブリは子供なんだ〜…ふ〜ん。
ちなみに、原作最新刊の舞台が日本なので、もしかしたら日本人がボンドガールになるかもなんて云われてるよーです。ま、私としてはボンドガールよりブロスナンの年齢のほうが気になるんですけど……。
あ〜…もう今日はこれで寝るぞ!
では、また♪
↓「ブロスナンが再びジェームズ・ボンドに。ボンド・ガールは?」(eiga.com)
http://www.eiga.com/buzz/040323/07.shtml
ブロスナンさん、「相手はモニカ・ベルッチがいい」って、いっつもいってたもんニャ〜…。キーラはよくてもブリは子供なんだ〜…ふ〜ん。
ちなみに、原作最新刊の舞台が日本なので、もしかしたら日本人がボンドガールになるかもなんて云われてるよーです。ま、私としてはボンドガールよりブロスナンの年齢のほうが気になるんですけど……。
あ〜…もう今日はこれで寝るぞ!
では、また♪
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←ふ〜ん…日本はパラマウントから出るのか〜…。
以前、このブログで「出してちょーだい!」と語った(左の「myテーマ」にある「すちゃらか映画語り」をクリックすると出てきます)キアヌの「ハートブルー」が、どうやらコレクターズ・エディションで発売するようです♪…やった〜〜♪
そして気になる特典は――
(以下、amazonより引用)
【特典映像予定】
●キアヌ・リーブス初来日秘蔵映像
●メイキング
●フォトギャラリー
●予告編集
初回限定特典として、スペシャルパッケージ、ポストカード封入。
定価:¥3980 amazon価格:¥3184
う〜ん…音声解説はナイのか……。
ポストカードなんていらないからもっと映像や音声の特典を付けて欲しかったナリ。
ま、いまどきこのDVDを買うヤツなんて、それはそれは純粋なキアヌファンか、年季の入ったこの映画のマニアのどっちかなわけなんだから(ちなみに私は完全に後者)、どうせならもっとマニアックにしてほしかったよニャ〜…。
ところで、キアヌのDVDといえば…「雲の中で散歩」「リバース・エッジ」の2作品が999円で近々出ます。…ま、20世紀FOXが出すこの999円シリーズは他にもいろいろありまして――パトリック・スウェイジとチャーリー・シーンの「若き勇者たち」だとか、ジャン・クロード・ヴァン・ダムとシンシア・ギブ(懐かし!)の「ブルージーン・コップ」、青春えっちもの「ポーキーズ」などなど…昔観た作品がけっこうあったりするのですが、B級というよりはB級であることを忘れ去られたとゆーか、いまなっては本気でマニアックな人しか買わないようなそのラインナップを見て、「……売れるの?」とつい心配になってしまいました。どれもこれもレンタルビデオ屋さんでホコリかぶってそうな感じだよニャ〜…。
↓FOX「¥999」(20世紀FOXホームエンタテインメント)
http://www.foxjapan.com/dvd-video/999/1/index.html
一番売れそうなのは、キアヌ作品あたり?
私が買うんだったら「鬼ママを殺せ」か。日本未公開作品でレンタルビデオ屋さんにしか置いてないことが多いから、これだったら999円で買っていいかも。あとはデ・パルマの「ミッドナイト・クロス」あたりかな〜。
それにしても…現在抱き合わせ販売中の「インディペンデンス・デイ」や、これら999円映画にご出演の俳優のみなさんは――どういうお気持ちなんだかニャ〜…。
ちなみに、このラインナップで脳裏をかすめたのは蛍風さんのブログ。…いえ、なんとなくなんですけど…。
では、また♪
以前、このブログで「出してちょーだい!」と語った(左の「myテーマ」にある「すちゃらか映画語り」をクリックすると出てきます)キアヌの「ハートブルー」が、どうやらコレクターズ・エディションで発売するようです♪…やった〜〜♪
そして気になる特典は――
(以下、amazonより引用)
【特典映像予定】
●キアヌ・リーブス初来日秘蔵映像
●メイキング
●フォトギャラリー
●予告編集
初回限定特典として、スペシャルパッケージ、ポストカード封入。
定価:
う〜ん…音声解説はナイのか……。
ポストカードなんていらないからもっと映像や音声の特典を付けて欲しかったナリ。
ま、いまどきこのDVDを買うヤツなんて、それはそれは純粋なキアヌファンか、年季の入ったこの映画のマニアのどっちかなわけなんだから(ちなみに私は完全に後者)、どうせならもっとマニアックにしてほしかったよニャ〜…。
ところで、キアヌのDVDといえば…「雲の中で散歩」「リバース・エッジ」の2作品が999円で近々出ます。…ま、20世紀FOXが出すこの999円シリーズは他にもいろいろありまして――パトリック・スウェイジとチャーリー・シーンの「若き勇者たち」だとか、ジャン・クロード・ヴァン・ダムとシンシア・ギブ(懐かし!)の「ブルージーン・コップ」、青春えっちもの「ポーキーズ」などなど…昔観た作品がけっこうあったりするのですが、B級というよりはB級であることを忘れ去られたとゆーか、いまなっては本気でマニアックな人しか買わないようなそのラインナップを見て、「……売れるの?」とつい心配になってしまいました。どれもこれもレンタルビデオ屋さんでホコリかぶってそうな感じだよニャ〜…。
↓FOX「¥999」(20世紀FOXホームエンタテインメント)
http://www.foxjapan.com/dvd-video/999/1/index.html
一番売れそうなのは、キアヌ作品あたり?
私が買うんだったら「鬼ママを殺せ」か。日本未公開作品でレンタルビデオ屋さんにしか置いてないことが多いから、これだったら999円で買っていいかも。あとはデ・パルマの「ミッドナイト・クロス」あたりかな〜。
それにしても…現在抱き合わせ販売中の「インディペンデンス・デイ」や、これら999円映画にご出演の俳優のみなさんは――どういうお気持ちなんだかニャ〜…。
ちなみに、このラインナップで脳裏をかすめたのは蛍風さんのブログ。…いえ、なんとなくなんですけど…。
では、また♪
私も夜霧さんと同じで、「M&C」を何回も観に行っているのですが、どーしてもままりん(母)やいもりん(妹)にバカにされたくないので、毎回コッソリ行ってる……のにも関わらず、先日、そのふたりの前でチケットの半券6枚をばらまいてしまい、すっかりバレバレ状態となってしまいました。
すっごいバカに見えるだろうけど(本望です)、ハマっちまったもんは仕方がないじゃんよ〜!
そーいえば、Dさん・くろこさんと一緒に温泉行ったときも、さんざん「M&C」の話をして、おふたりを呆れ返らせた私でございますが、現在にいたってもまだその熱は冷めません。
「DVDで観ればいいじゃんか」とよく云われますが、あの映画はスクリーンで観てこそ命。
うちの田舎は今週末で上映終了しちゃうので、とりあえずあと2回は観ておきたいです。
さて。今日はもうこれで寝ます〜。
おやすみなさいまし。
すっごいバカに見えるだろうけど(本望です)、ハマっちまったもんは仕方がないじゃんよ〜!
そーいえば、Dさん・くろこさんと一緒に温泉行ったときも、さんざん「M&C」の話をして、おふたりを呆れ返らせた私でございますが、現在にいたってもまだその熱は冷めません。
「DVDで観ればいいじゃんか」とよく云われますが、あの映画はスクリーンで観てこそ命。
うちの田舎は今週末で上映終了しちゃうので、とりあえずあと2回は観ておきたいです。
さて。今日はもうこれで寝ます〜。
おやすみなさいまし。
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「Rock You!【ロック・ユー!】」
2004年3月21日
←主演のヒース・レジャーはナオミ・ワッツの恋人ですが、10歳の年齢差ってのはスゴイ(ヒュー子ちゃん夫妻よりも差があるし)と思ってたら、別れたんですか?でもこのふたりって、くっついたり別れたりしてるからわかんない…ってか興味ナイので、どーでもいいんだけど。
え〜っと今回は、「M&C」を観てポール・ベタニーにクラっときた女子が多いと小耳にはさんだため、「こんな作品にも出てますよ〜」というご紹介も兼ね、私とポールの馴初め映画(…)を取り上げてみることにしました。
■「Rock You!【ロック・ユー!】」A Knight’s Tale(2001・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0183790/
公式サイト→http://www.spe.co.jp/movie/rockyou/
DVD→ソニー・ピクチャーズ 2002/02/22 ¥3,800
監督:ブライアン・ヘルゲランド
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:ヒース・レジャー、マーク・アディ、アラン・デュディック、ルーファス・シーウェル、シャイン・ソサモン、ポール・ベタニー、他
ストーリー:
14世紀ヨーロッパ。平民ウィリアム(H・レジャー)は、騎士だけが参加できる馬上槍試合に身分を偽って出場、見事優勝する。連戦する彼の前に、強力なライバルとなるアダマー伯爵(R・シーウェル)現れ、貴婦人ジョスリン(S・ソサモン)を巡ってのかけひきも始まる。はたしてウィリアムはアダマーに勝利できるのか――。
ポール・ベタニーの身体を鑑賞したい人、必見の映画。
中世が舞台である時代劇なのに、冒頭の馬上槍試合のシーンでいきなりクイーンの「WE WILL ROCK YOU」が流れ、試合を見にきている人々が手をたたいてウェーブを起こしている――う〜むニャるほど…観る側にとってはのっけからビックリさせられるシーンでも、これはきっと、「この映画はフツーの時代劇とはちょっと違うのよ〜ん。現代風にしてるからちゃんとそういう目で観てね♪」という、「おことわり」も兼ねてるんでしょうね。
ロックが流れ、現代感覚あふれる時代劇――これが受け入れられるかどうかは人それぞれ。ちなみに私はけっこう楽しんじゃったクチです。
当時、史劇スペクタクルという宣伝がされていましたが、スペクタクルというほどのスケール感(と制作費)はなかったし、どっちかというとウィリアムの成り上がり青春ムービーって感じだったので、個人的には嬉しい誤算でございました。ま、この手の映画はどうしても先がわかってしまう展開になっちゃうけど、私はけっこう好きっスね!
時代劇に現代テイストを持ち込む場合、なんつーかその…上手い具合にミックスしないと、制作費の多少に関わらずどうしても安っぽくて薄っぺらい仕上がりになるもんですが、本作の場合――主人公とその仲間たちが活き活きと魅力的に描かれキャラ立ちしてるし、ストーリーはお約束必須の単純さがあっても共感できる内容になってるし、適度に時代を感じるし、衣装は中世タイツをやめて現代感覚があるものにしてるし――つまり映画全体に流れる折衷感を壊してないので、製作側はバランス感覚をよくよく考えて作ってるんだろうな〜という印象を持ちました。
でも「We Are The Champions」が流れるのは――わかりきってたけど、なんでエンドクレジットで流すの?ラストシーンじゃダメ??
主演のヒース・レジャーは青臭いところがナイス。若い頃にやりがちなバカを演じつつ、時折見せるマジメさ――この加減がなかなかよくて、主人公ウィリアムにピッタリ。似たような雰囲気のキップ・パルデューに比べりゃアクも感じるし、出演作に恵まれればけっこうイケるかもしんない……けど、あまり好みでないので個人的にはごめんちゃい。
貴婦人役のS・ソサモンは中世人にも英国人にもまったく見えなくて、どっちかというと地中海系。「あなたは美しい」と連発されてたけど…そこまでかな?ま、彼女の妙に地中海系なところが逆に狙いなのかもしれませんが。
でもって真打ポール・ベタニー。
いやもう……いきなりすんごい登場の仕方をしてくれたので、私は彼が一番強烈でございました。彼にはダークなイメージがあるけれど、こういう伊達系前説男も似合うもんですね。ヒースを食っちゃったこの役のおかげで、彼は名前が知られるようになったのですが、その劇中のお姿のせいで「ビューティフル・マインド」でラッシーと共演と聞いても、私の中では「ああ、あのすっぽんぽん金髪マユゲなしの人ね」でございましたよ。
尚、今作のDVDには監督とポールの音声解説がついてるので、ファンは必見・必聴。あのシーンは5日もあり、「誰が彼のご子息をテープ止めするか」でモメたそーです。彼の着ているあのガウンは、長身スレンダーな人のみに似合うので、衣装さんはナイス選択かと。しっかし、ホントーに長身スレンダーなので、すっぽんぽんの横向きで座ってると、その足の長さにはビックリしちゃうなあ。ま、筋肉が足りないのと、美形だけどその少し爬虫類系なお顔立ちのせいか、同じ身長でもヒュー子ちゃんのようなセクシーさはナイですけど。でもこーゆー雰囲気の人は絶対に必要だと思うので、筋肉はつけずにこのままでいて欲しいっス。
ちなみに彼の役柄であるチョーサーは、「カンタベリー物語」などを書いた中世英国の大詩人。私は大学時代に「カンタベリー物語」の講義を受けたので(西洋史専攻だったのです)、ほほ〜っと思いながら観ておりました。ま、彼が絡んでるから原題が「A Knight’s Tale」になったんでしょうが、やっぱ邦題の「ロック・ユー!」の方が断然いいかと。
ま、このようにやれヒースだポールだと云ってる私ですが、当時誰が一番観たかったかというと、実はエドワード黒太子を演じたジェイムズ・ピュアホイでございました。
↓こんなお顔の俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0700856/
「ヒュー・ジャックマン+ピアース・ブロスナン」という感じの正統派ハンサム俳優で、実は「ゴールデンアイ」でジェイムズ・ボンド役のスクリーンテストを受けたこともある人。年齢的にもう次のボンドはムリかもしんないけど、背は高いし英国人だし…個人的には彼のボンドが観てみたい気もする。う〜む。
…とゆーように、爬虫類系から正統派までけっこういろんな美形が揃ってる映画でもあるので、女子のみなさん!…「どの男が好み?」と云いながら、お友達みんなでワイワイと今作を観るってのはいかがでしょうか?
え〜っと今回は、「M&C」を観てポール・ベタニーにクラっときた女子が多いと小耳にはさんだため、「こんな作品にも出てますよ〜」というご紹介も兼ね、私とポールの馴初め映画(…)を取り上げてみることにしました。
■「Rock You!【ロック・ユー!】」A Knight’s Tale(2001・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0183790/
公式サイト→http://www.spe.co.jp/movie/rockyou/
DVD→ソニー・ピクチャーズ 2002/02/22 ¥3,800
監督:ブライアン・ヘルゲランド
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:ヒース・レジャー、マーク・アディ、アラン・デュディック、ルーファス・シーウェル、シャイン・ソサモン、ポール・ベタニー、他
ストーリー:
14世紀ヨーロッパ。平民ウィリアム(H・レジャー)は、騎士だけが参加できる馬上槍試合に身分を偽って出場、見事優勝する。連戦する彼の前に、強力なライバルとなるアダマー伯爵(R・シーウェル)現れ、貴婦人ジョスリン(S・ソサモン)を巡ってのかけひきも始まる。はたしてウィリアムはアダマーに勝利できるのか――。
ポール・ベタニーの身体を鑑賞したい人、必見の映画。
中世が舞台である時代劇なのに、冒頭の馬上槍試合のシーンでいきなりクイーンの「WE WILL ROCK YOU」が流れ、試合を見にきている人々が手をたたいてウェーブを起こしている――う〜むニャるほど…観る側にとってはのっけからビックリさせられるシーンでも、これはきっと、「この映画はフツーの時代劇とはちょっと違うのよ〜ん。現代風にしてるからちゃんとそういう目で観てね♪」という、「おことわり」も兼ねてるんでしょうね。
ロックが流れ、現代感覚あふれる時代劇――これが受け入れられるかどうかは人それぞれ。ちなみに私はけっこう楽しんじゃったクチです。
当時、史劇スペクタクルという宣伝がされていましたが、スペクタクルというほどのスケール感(と制作費)はなかったし、どっちかというとウィリアムの成り上がり青春ムービーって感じだったので、個人的には嬉しい誤算でございました。ま、この手の映画はどうしても先がわかってしまう展開になっちゃうけど、私はけっこう好きっスね!
時代劇に現代テイストを持ち込む場合、なんつーかその…上手い具合にミックスしないと、制作費の多少に関わらずどうしても安っぽくて薄っぺらい仕上がりになるもんですが、本作の場合――主人公とその仲間たちが活き活きと魅力的に描かれキャラ立ちしてるし、ストーリーはお約束必須の単純さがあっても共感できる内容になってるし、適度に時代を感じるし、衣装は中世タイツをやめて現代感覚があるものにしてるし――つまり映画全体に流れる折衷感を壊してないので、製作側はバランス感覚をよくよく考えて作ってるんだろうな〜という印象を持ちました。
でも「We Are The Champions」が流れるのは――わかりきってたけど、なんでエンドクレジットで流すの?ラストシーンじゃダメ??
主演のヒース・レジャーは青臭いところがナイス。若い頃にやりがちなバカを演じつつ、時折見せるマジメさ――この加減がなかなかよくて、主人公ウィリアムにピッタリ。似たような雰囲気のキップ・パルデューに比べりゃアクも感じるし、出演作に恵まれればけっこうイケるかもしんない……けど、あまり好みでないので個人的にはごめんちゃい。
貴婦人役のS・ソサモンは中世人にも英国人にもまったく見えなくて、どっちかというと地中海系。「あなたは美しい」と連発されてたけど…そこまでかな?ま、彼女の妙に地中海系なところが逆に狙いなのかもしれませんが。
でもって真打ポール・ベタニー。
いやもう……いきなりすんごい登場の仕方をしてくれたので、私は彼が一番強烈でございました。彼にはダークなイメージがあるけれど、こういう伊達系前説男も似合うもんですね。ヒースを食っちゃったこの役のおかげで、彼は名前が知られるようになったのですが、その劇中のお姿のせいで「ビューティフル・マインド」でラッシーと共演と聞いても、私の中では「ああ、あのすっぽんぽん金髪マユゲなしの人ね」でございましたよ。
尚、今作のDVDには監督とポールの音声解説がついてるので、ファンは必見・必聴。あのシーンは5日もあり、「誰が彼のご子息をテープ止めするか」でモメたそーです。彼の着ているあのガウンは、長身スレンダーな人のみに似合うので、衣装さんはナイス選択かと。しっかし、ホントーに長身スレンダーなので、すっぽんぽんの横向きで座ってると、その足の長さにはビックリしちゃうなあ。ま、筋肉が足りないのと、美形だけどその少し爬虫類系なお顔立ちのせいか、同じ身長でもヒュー子ちゃんのようなセクシーさはナイですけど。でもこーゆー雰囲気の人は絶対に必要だと思うので、筋肉はつけずにこのままでいて欲しいっス。
ちなみに彼の役柄であるチョーサーは、「カンタベリー物語」などを書いた中世英国の大詩人。私は大学時代に「カンタベリー物語」の講義を受けたので(西洋史専攻だったのです)、ほほ〜っと思いながら観ておりました。ま、彼が絡んでるから原題が「A Knight’s Tale」になったんでしょうが、やっぱ邦題の「ロック・ユー!」の方が断然いいかと。
ま、このようにやれヒースだポールだと云ってる私ですが、当時誰が一番観たかったかというと、実はエドワード黒太子を演じたジェイムズ・ピュアホイでございました。
↓こんなお顔の俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0700856/
「ヒュー・ジャックマン+ピアース・ブロスナン」という感じの正統派ハンサム俳優で、実は「ゴールデンアイ」でジェイムズ・ボンド役のスクリーンテストを受けたこともある人。年齢的にもう次のボンドはムリかもしんないけど、背は高いし英国人だし…個人的には彼のボンドが観てみたい気もする。う〜む。
…とゆーように、爬虫類系から正統派までけっこういろんな美形が揃ってる映画でもあるので、女子のみなさん!…「どの男が好み?」と云いながら、お友達みんなでワイワイと今作を観るってのはいかがでしょうか?
…え〜っと。
本当にジョージ・マイケルのアルバムが出たので、今日、購入して参りました。
で。まず、パッケージを開け、歌詞ブックレットをパラパラ見てみたらですね。
いきなりケニー・ゴス(恋人)の写真がばばばばばばばば〜〜〜ん!
………。
さすがの私も唖然呆然としてしまひましたよ…。
これってわけね…去年の今ごろ、英国ミラー紙(サン紙じゃなかったです)で「新しいアルバムにはケニーのことを歌った曲がある」と大ノロケしてた曲ってのは。ちなみにタイトルは「American Angel」。
この色ボケオヤジがっ〜〜〜!!
…で、とりあえず聴いてみたら…これがまたもう色ボケソングか社会派ソングのどっちかという、聴いてる側には実にツライ内容となっておりまして(amazonで写真が出ないのもトーゼンだわ)、彼のアルバムとしては完全に凡作レベル。あ〜……。「ラジオでかかることを考えて曲を作った」わりには、キャッチーな曲が1曲のみってのもツライ。
私は2作目のアルバム「Listen without prejudice Vol.1」が好きなので、決してポップでキャッチーな曲が好きだというわけではナイのですが、「older」より聴いててこんなにツライとは…。
あの天才ジョージ・マイケルはどこに行ったのよ〜〜〜〜〜〜!?
クォ・バディ〜〜〜〜〜〜ス!?
……はあ。
本当にジョージ・マイケルのアルバムが出たので、今日、購入して参りました。
で。まず、パッケージを開け、歌詞ブックレットをパラパラ見てみたらですね。
いきなりケニー・ゴス(恋人)の写真がばばばばばばばば〜〜〜ん!
………。
さすがの私も唖然呆然としてしまひましたよ…。
これってわけね…去年の今ごろ、英国ミラー紙(サン紙じゃなかったです)で「新しいアルバムにはケニーのことを歌った曲がある」と大ノロケしてた曲ってのは。ちなみにタイトルは「American Angel」。
この色ボケオヤジがっ〜〜〜!!
…で、とりあえず聴いてみたら…これがまたもう色ボケソングか社会派ソングのどっちかという、聴いてる側には実にツライ内容となっておりまして(amazonで写真が出ないのもトーゼンだわ)、彼のアルバムとしては完全に凡作レベル。あ〜……。「ラジオでかかることを考えて曲を作った」わりには、キャッチーな曲が1曲のみってのもツライ。
私は2作目のアルバム「Listen without prejudice Vol.1」が好きなので、決してポップでキャッチーな曲が好きだというわけではナイのですが、「older」より聴いててこんなにツライとは…。
あの天才ジョージ・マイケルはどこに行ったのよ〜〜〜〜〜〜!?
クォ・バディ〜〜〜〜〜〜ス!?
……はあ。
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映画「マスター・アンド・コマンダー」の話
2004年3月18日 映画ヨタ話
先日6回目の鑑賞をしてきました。
よって発作が起きたので、また映画「M&C」の話をば。
激しくネタバレしております。
未見の方ご注意下さいませ(とゆーわけで、まりゅうさ〜〜ん!読んじゃダメっすよ〜〜!!)
*
*
*
*
*
*
*
*
*
♯ストーリーについて
原作は全20巻あるシリーズもの、しかも海洋冒険小説界の「指輪物語」と呼ばれ(映像化はムリだという意味)、世界中にファンがいる名作。原作者のウンチクぶり・博識ぶりには凄まじいものがあって、登場人物はみな魅力的でその背景と相関図が実に面白く、ストーリーは海だけでなく陸での話もある……こんな作品をどうやって脚色するのかと、最初はひっじょーに心配しておりましたが――これが実にシンプルにまとめられていたので、心底唸ってしまいました。
ガラパゴス諸島での話もありましたが、基本的には海が舞台。確かな時代考証の中、サプライズ号という限られた空間でさまざまな階級・職種・考え方の男たちの姿を徹底的に描く――しかも原作ファンなら泣いて喜びそうなエピソードを織り込みながら、映画としての面白さがアップするようそして間口を広げるため叙情的な場面を増やし、海の男たちの魅力をスクリーン上で存分に出す――たとえストーリーがほとんどオリジナルになっていても、原作のスピリットは充分感じられたし、映画としても実に面白く仕上がっていたため、私は涙が出るほど嬉しかったです。本当に感動しました。まったく無駄がなかったです。
■お気に入りシーン
ブレイクニーにネルソン提督の本を渡すジャック。
ジャックが去ったあと、本にあるネルソン提督の絵を見たとき…たぶん、ブレイクニーは胸が熱くなったのではないでしょうか。
砲撃訓練してるとき、ボートを下ろし「我関せず」とばかりに研究用の魚を捕まえてるスティーブン。いかにも「らしい」っス!
ウォーリーが海に落ちてしまう場面。
ジャックやネイグルたちの気持ちがせつなくて…そしてなにより、私自身が仲間を失うような気持ちになってしまい、何度観ても泣いてしまいます。
「先生みたいな戦う博物学者になりたい」とブレイクニーが云ってたように、スティーブンはフェンシングの達人で射撃の腕も超一流という設定。アケロン号に乗り込んだとき、その姿が観られて嬉かったです。
う〜む…まだいっぱいあるけど(だって2時間しあわせだったくらいだし)、とりあえずここまで。
♯映像について
どこまでがCGで実写なのか――。常に一体感があり、まるで自分がその場にいるかような映像には驚きました。ウソくさいところや、これ見よがしのCGなんて一切なし。これが本当の視覚効果なのかもしれません。テクニカルな嵐や戦闘シーンだけでなく、たとえば艦長室(キャビン)でネルソン提督の話を聴いて感動しているカラミー、銃弾に倒れた妻友人を思うジャック、口論をして緊張感が高まっているジャックとスティーブン…など、船内なので必然と顔のアップが多くなってしまうのに、俳優たちの演技やストーリーの邪魔をしないその丁寧なカメラワークも素晴らしかったな〜と。
♯登場人物について
ジャックとスティーブンについてはさんざん語ったので、彼ら以外の話を。
まず士官候補生。いや〜…「わずか12歳の<戦う上司>」ことマックス・パーキスくん(ブレイクニー役)。よくまあ、こんなピッタリで上手い子を見つけてきたもんだよニャ〜…。ショービズ界にどっぷり漬かったような子役だと、どんな役を演じようが特有のいやらしさが出るのに、この子はそーゆーのがまったくない。カラミーも純粋な雰囲気でてたし、ホロムはいかにもな英国人顔だったな〜。
コクスンのボンデンを演じるビリー・ボイドは、「なんで彼がボンデン?」と一番違和感があった配役で、やっぱ観ていても可愛らしすぎでした。もちっと出番があったらよかったな〜。ちなみに彼は、スティーブン演じるポール・ベタニーより3歳も年上です。
バビントンくんがいなかったのは残念。でも副長としてプリングスくん(ジェイムズ・ダーシー)がいたので安心。ちーと「艦長命」だったのは気になりましたが(ジャックと一緒にマストのてっぺんにいたシーンがよかったです♪)。マウアットには、なんか思ってたよりフケてたな〜と。
一番ピッタリだったのは、キリック(ジャックのお世話をする給仕)。あんまりにも原作通りの文句云いだったので、出てくるたびに笑ってました。でもあのガラパゴス諸島のプディング、あまり美味しそうに見えなかったな〜…。
船匠(大工さん)助手のネイグル(アケロン号の模型を作った彼)と、ミズントップ操帆手のウォーリー(海に落っこちた彼)は、事前にその関係の伏線が張られてあったし、しかもそれがちゃんと回収されていたので、より印象深くなりました。
♯字幕
担当が林完治さん(メカやSFに強く、コメディなども得意な翻訳家だと云われています)に、日本の海洋冒険小説界の第一人者である高橋泰邦さんが監修者ということで、「スティーブンが『やるっきゃない』と云ったらどうしよう」とか、士官候補生が「霧の中に敵船がいるかもだ」、水兵が「さて仕事に戻らにゃ」と云ったらどうしよう…などと心配せずに済みました(……遠まわしな云い方)。あの例のジョークは(笑えないけど)頑張ったほうではないでしょうか?…「サポーターとリポーター」よりはずっとマシかと。
字数制限があるので、やっぱり表現に足りないところはありました(砲撃訓練でジャックが叫んでる内容とか)。でもでっかいミスはなかったと思う…けど、見逃してるかもしんないです。専門用語だらけなので、一般人にはつらいところですが、速度のや距離、長さなどの単位は、日本人にわかりやすいように変わってました。個人的にDVDには付くであろう日本語吹替え版が気になります。誰が演じるのかな〜?
…以上、こんな感じかニャ?
尚。また発作が起きたら書くかもしれません。
よって発作が起きたので、また映画「M&C」の話をば。
激しくネタバレしております。
未見の方ご注意下さいませ(とゆーわけで、まりゅうさ〜〜ん!読んじゃダメっすよ〜〜!!)
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♯ストーリーについて
原作は全20巻あるシリーズもの、しかも海洋冒険小説界の「指輪物語」と呼ばれ(映像化はムリだという意味)、世界中にファンがいる名作。原作者のウンチクぶり・博識ぶりには凄まじいものがあって、登場人物はみな魅力的でその背景と相関図が実に面白く、ストーリーは海だけでなく陸での話もある……こんな作品をどうやって脚色するのかと、最初はひっじょーに心配しておりましたが――これが実にシンプルにまとめられていたので、心底唸ってしまいました。
ガラパゴス諸島での話もありましたが、基本的には海が舞台。確かな時代考証の中、サプライズ号という限られた空間でさまざまな階級・職種・考え方の男たちの姿を徹底的に描く――しかも原作ファンなら泣いて喜びそうなエピソードを織り込みながら、映画としての面白さがアップするようそして間口を広げるため叙情的な場面を増やし、海の男たちの魅力をスクリーン上で存分に出す――たとえストーリーがほとんどオリジナルになっていても、原作のスピリットは充分感じられたし、映画としても実に面白く仕上がっていたため、私は涙が出るほど嬉しかったです。本当に感動しました。まったく無駄がなかったです。
■お気に入りシーン
ブレイクニーにネルソン提督の本を渡すジャック。
ジャックが去ったあと、本にあるネルソン提督の絵を見たとき…たぶん、ブレイクニーは胸が熱くなったのではないでしょうか。
砲撃訓練してるとき、ボートを下ろし「我関せず」とばかりに研究用の魚を捕まえてるスティーブン。いかにも「らしい」っス!
ウォーリーが海に落ちてしまう場面。
ジャックやネイグルたちの気持ちがせつなくて…そしてなにより、私自身が仲間を失うような気持ちになってしまい、何度観ても泣いてしまいます。
「先生みたいな戦う博物学者になりたい」とブレイクニーが云ってたように、スティーブンはフェンシングの達人で射撃の腕も超一流という設定。アケロン号に乗り込んだとき、その姿が観られて嬉かったです。
う〜む…まだいっぱいあるけど(だって2時間しあわせだったくらいだし)、とりあえずここまで。
♯映像について
どこまでがCGで実写なのか――。常に一体感があり、まるで自分がその場にいるかような映像には驚きました。ウソくさいところや、これ見よがしのCGなんて一切なし。これが本当の視覚効果なのかもしれません。テクニカルな嵐や戦闘シーンだけでなく、たとえば艦長室(キャビン)でネルソン提督の話を聴いて感動しているカラミー、銃弾に倒れた
♯登場人物について
ジャックとスティーブンについてはさんざん語ったので、彼ら以外の話を。
まず士官候補生。いや〜…「わずか12歳の<戦う上司>」ことマックス・パーキスくん(ブレイクニー役)。よくまあ、こんなピッタリで上手い子を見つけてきたもんだよニャ〜…。ショービズ界にどっぷり漬かったような子役だと、どんな役を演じようが特有のいやらしさが出るのに、この子はそーゆーのがまったくない。カラミーも純粋な雰囲気でてたし、ホロムはいかにもな英国人顔だったな〜。
コクスンのボンデンを演じるビリー・ボイドは、「なんで彼がボンデン?」と一番違和感があった配役で、やっぱ観ていても可愛らしすぎでした。もちっと出番があったらよかったな〜。ちなみに彼は、スティーブン演じるポール・ベタニーより3歳も年上です。
バビントンくんがいなかったのは残念。でも副長としてプリングスくん(ジェイムズ・ダーシー)がいたので安心。ちーと「艦長命」だったのは気になりましたが(ジャックと一緒にマストのてっぺんにいたシーンがよかったです♪)。マウアットには、なんか思ってたよりフケてたな〜と。
一番ピッタリだったのは、キリック(ジャックのお世話をする給仕)。あんまりにも原作通りの文句云いだったので、出てくるたびに笑ってました。でもあのガラパゴス諸島のプディング、あまり美味しそうに見えなかったな〜…。
船匠(大工さん)助手のネイグル(アケロン号の模型を作った彼)と、ミズントップ操帆手のウォーリー(海に落っこちた彼)は、事前にその関係の伏線が張られてあったし、しかもそれがちゃんと回収されていたので、より印象深くなりました。
♯字幕
担当が林完治さん(メカやSFに強く、コメディなども得意な翻訳家だと云われています)に、日本の海洋冒険小説界の第一人者である高橋泰邦さんが監修者ということで、「スティーブンが『やるっきゃない』と云ったらどうしよう」とか、士官候補生が「霧の中に敵船がいるかもだ」、水兵が「さて仕事に戻らにゃ」と云ったらどうしよう…などと心配せずに済みました(……遠まわしな云い方)。あの例のジョークは(笑えないけど)頑張ったほうではないでしょうか?…「サポーターとリポーター」よりはずっとマシかと。
字数制限があるので、やっぱり表現に足りないところはありました(砲撃訓練でジャックが叫んでる内容とか)。でもでっかいミスはなかったと思う…けど、見逃してるかもしんないです。専門用語だらけなので、一般人にはつらいところですが、速度のや距離、長さなどの単位は、日本人にわかりやすいように変わってました。個人的にDVDには付くであろう日本語吹替え版が気になります。誰が演じるのかな〜?
…以上、こんな感じかニャ?
尚。また発作が起きたら書くかもしれません。
「人生は上々だ!」(すちゃらか映画語り♯6)
2004年3月17日
←ラッセル・クロウさん、若いっスね〜。
あ、今日は(事情により)以前書いたものを再UPしてます。
「人生は上々だ!」The Sum of Us(1994・豪)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0111309
監督:ケビン・ダウリング、ジェフ・バートン
脚本:デビッド・スティーブンス
出演:ジャック・トンプソン、ラッセル・クロウ、ジョン・ポルソン、他
ストーリー:
妻を亡くしたハリー(J・トンプソン)は、息子のジェフ(R・クロウ)と暮らしている。親子の絆はとても深く、ジェフがゲイだと知ってもハリーは否定をせず、逆に彼の恋愛を応援していた。そんなある日、ジェフは、新しい恋の相手グレッグ(J・ポルソン)を自宅に招くが――
うっわ〜〜ん!!なんていい男なの〜〜!!
こんな男と結婚したい〜〜〜〜〜〜っっ!<ジェフ(ゲイだっつーの!)
…と、私に思わせた若き日のラッシーが出演しているオーストラリア映画(人気舞台作を映画化したらしい)で、日本未公開である今作なのですが。
実にせつない映画なんだよニャ〜…うるるるるるる…。
J・トンプソン演じるパパの、ラッシー演じるジェフの幸せを願う気持ちに、思わずうるうるになってしまう。
「あいつはオーストラリアのように広くでっかい心を持ってるんだ」
「お前も早くいい彼氏を見つけて、家庭を持ったらどうだ」
「子供は人生の集大成だ。でもあいつは子供を作る喜びを得ることができない。私だって複雑だ…孫を持てないからな。ただ私は、それに代わる幸せをあいつに得て欲しいんだ」
……涙ポロリ。
なんていいパパだ…Fなんか、ここで号泣してたもんニャ〜…。
ただ、この作品はコメディ映画でもあるのでかなり笑わせてもくれる。
ゲイでもやっぱり男なんだからやることはやるし、それに関する親子の会話が笑える。ジェフがグレッグを自宅に連れてくると、デバガメと化するハリーパパ。とても24歳(という設定)の息子相手とは思えないほど心配してます。
で。ラッシーなんですけど。
当時30歳くらいで、24歳のジェフを演じるのは、ちーとばかりムリはありましたが――実に「さっわやか〜でカワイイ〜〜〜♪」な演技でした。………。
ラッシーに対して、「さわやか」などという形容詞を使うことになるとは、夢にも思わなかったナリよ…。
香水つけて、髪をセットして、歯をしっかり磨いて、デート準備完了後に「このジーンズどう?」と、ちょっと心配しながらあのいつものタレ目でパパに訊くラッシー。……こ…これは新鮮だ〜!
おどおどしながらグレッグにキスをし、ベッドの上で彼に乗っかるラッシー(やっぱり彼が上です)。でもその手つきは微妙。なんつーか…慣れてない。あのラッシーが!?…こ…これは新鮮だ〜!
まあ、いくら演技上でも男にキスするなんて、テンション高くしないと出来ないだろうし(「新宿鮫」での奥田瑛二と真田広之もそう云ってたぞ〜)、「慣れてない」って思わせるのも演技のうちだろうし、こーゆー繊細な青年を見た目はともかく(ヒドイ…>私)さわやか〜に演じることができるんだから、やっぱラッシーは演技派だってことか。
ローマ時代劇(「グラディエーター」)や近代史劇(「マスター&コマンダー」)などでは、お約束の時代劇風アクセントで、声を落して喋ってるけど、この手の現代コメディでは、ちゃーんとフツーの抑揚でフツーに喋ってる(ただしオージー訛りなので聞き取り難いです)。ラッシーの素晴らしさって、そのどちらにしてもオーバーアクトにはならないギリギリで演じているところ。これは彼の最大の特長で、意外にそーゆー俳優さんっていなかったりするんだよニャ〜。ヒュー子ちゃん(ヒュー・ジャックマン)あたりだと、かなりのオーバーアクトになるもん。
――話を戻して。
まあ、どうしても「さわやか青年」を演じるラッシーに目がいっちゃう作品ではありますが、パパ役のJ・トンプソンも「こんなパパだったらいいニャ〜」と思わせるナイスアクトだし、ストーリーもただ笑わせるだけでなく、ゲイのマイノリティーさや、親と子供の愛情もせつなく描いているし…う〜む…なんつーかその…私好みの「けっしてメジャーではないんだけど、キラリと光る良作」って感じでした。いい映画だ〜…。
ハリーにとってはジェフは自慢の息子。それが観ていてよくわかる。こんな素敵な息子、なかなかいないよ〜…。明るくて、親思いで、やさしくて、心が広い。ゲイだからって…それがなんで欠点になるのさ!?
あと個人的に嬉しかったのは、ジェフが実にフツーのゲイとして描かれていたこと。以前「私の愛情の対象」のレビューのときにも語ったけど、こういうゲイの人のほうが多いんです。みんながみんな、女性を嫌っているわけでないし、かといって男狂いでもない。フツーの人なんだよニャ〜…。
ちなみに、「ゲイの目から見て、この映画のラッシーはどうよ?」と一緒に観ていた友人Fに訊いてみたところ――「モテるだろうね、彼なら。セクシーだし、あのおしりの形はとてもいい」。………。ニャ…ニャるほど…。
…とゆーわけで、「ピンクの着ぐるみノートンさん」(蛍風さんのブログご参照)ともに、「爽やかゲイのラッシーさん」な本作も、かなり貴重な映画なのではないでしょうか?
しかし…こんなに短パン姿(映画の7割はその姿)のラッシーなんて、もう観ることはできないだろうと思ってたら、新作はボクサー役なのでまた拝めそうです。
>夜霧のネオンサインさん
私は以下のように変換してます。
ダイアナ:キャサリン・ゼータ・ジョーンズ
http://www.hellomagazine.com/profiles/catherinezetajones/
ソフィー:ケイト・ブランシェット
http://www.imdb.com/name/nm0000949/
私の中では、「ダイアナ=ゼータ姐さん」。もう彼女以外には考えられましぇん(ジェニファもいいですね〜♪)
そしてケイトみたいな素晴らしい女優さんに、平凡なソフィアはもったいないと思うのですが、ラッシーと張れる女優さんとなると彼女かな〜と。個人的に大好きな女優さんなので、ちょっとはソフィーのことが好きになるかも。
あ、今日は(事情により)以前書いたものを再UPしてます。
「人生は上々だ!」The Sum of Us(1994・豪)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0111309
監督:ケビン・ダウリング、ジェフ・バートン
脚本:デビッド・スティーブンス
出演:ジャック・トンプソン、ラッセル・クロウ、ジョン・ポルソン、他
ストーリー:
妻を亡くしたハリー(J・トンプソン)は、息子のジェフ(R・クロウ)と暮らしている。親子の絆はとても深く、ジェフがゲイだと知ってもハリーは否定をせず、逆に彼の恋愛を応援していた。そんなある日、ジェフは、新しい恋の相手グレッグ(J・ポルソン)を自宅に招くが――
うっわ〜〜ん!!なんていい男なの〜〜!!
こんな男と結婚したい〜〜〜〜〜〜っっ!<ジェフ(ゲイだっつーの!)
…と、私に思わせた若き日のラッシーが出演しているオーストラリア映画(人気舞台作を映画化したらしい)で、日本未公開である今作なのですが。
実にせつない映画なんだよニャ〜…うるるるるるる…。
J・トンプソン演じるパパの、ラッシー演じるジェフの幸せを願う気持ちに、思わずうるうるになってしまう。
「あいつはオーストラリアのように広くでっかい心を持ってるんだ」
「お前も早くいい彼氏を見つけて、家庭を持ったらどうだ」
「子供は人生の集大成だ。でもあいつは子供を作る喜びを得ることができない。私だって複雑だ…孫を持てないからな。ただ私は、それに代わる幸せをあいつに得て欲しいんだ」
……涙ポロリ。
なんていいパパだ…Fなんか、ここで号泣してたもんニャ〜…。
ただ、この作品はコメディ映画でもあるのでかなり笑わせてもくれる。
ゲイでもやっぱり男なんだからやることはやるし、それに関する親子の会話が笑える。ジェフがグレッグを自宅に連れてくると、デバガメと化するハリーパパ。とても24歳(という設定)の息子相手とは思えないほど心配してます。
で。ラッシーなんですけど。
当時30歳くらいで、24歳のジェフを演じるのは、ちーとばかりムリはありましたが――実に「さっわやか〜でカワイイ〜〜〜♪」な演技でした。………。
ラッシーに対して、「さわやか」などという形容詞を使うことになるとは、夢にも思わなかったナリよ…。
香水つけて、髪をセットして、歯をしっかり磨いて、デート準備完了後に「このジーンズどう?」と、ちょっと心配しながらあのいつものタレ目でパパに訊くラッシー。……こ…これは新鮮だ〜!
おどおどしながらグレッグにキスをし、ベッドの上で彼に乗っかるラッシー(やっぱり彼が上です)。でもその手つきは微妙。なんつーか…慣れてない。あのラッシーが!?…こ…これは新鮮だ〜!
まあ、いくら演技上でも男にキスするなんて、テンション高くしないと出来ないだろうし(「新宿鮫」での奥田瑛二と真田広之もそう云ってたぞ〜)、「慣れてない」って思わせるのも演技のうちだろうし、こーゆー繊細な青年を見た目はともかく(ヒドイ…>私)さわやか〜に演じることができるんだから、やっぱラッシーは演技派だってことか。
ローマ時代劇(「グラディエーター」)や近代史劇(「マスター&コマンダー」)などでは、お約束の時代劇風アクセントで、声を落して喋ってるけど、この手の現代コメディでは、ちゃーんとフツーの抑揚でフツーに喋ってる(ただしオージー訛りなので聞き取り難いです)。ラッシーの素晴らしさって、そのどちらにしてもオーバーアクトにはならないギリギリで演じているところ。これは彼の最大の特長で、意外にそーゆー俳優さんっていなかったりするんだよニャ〜。ヒュー子ちゃん(ヒュー・ジャックマン)あたりだと、かなりのオーバーアクトになるもん。
――話を戻して。
まあ、どうしても「さわやか青年」を演じるラッシーに目がいっちゃう作品ではありますが、パパ役のJ・トンプソンも「こんなパパだったらいいニャ〜」と思わせるナイスアクトだし、ストーリーもただ笑わせるだけでなく、ゲイのマイノリティーさや、親と子供の愛情もせつなく描いているし…う〜む…なんつーかその…私好みの「けっしてメジャーではないんだけど、キラリと光る良作」って感じでした。いい映画だ〜…。
ハリーにとってはジェフは自慢の息子。それが観ていてよくわかる。こんな素敵な息子、なかなかいないよ〜…。明るくて、親思いで、やさしくて、心が広い。ゲイだからって…それがなんで欠点になるのさ!?
あと個人的に嬉しかったのは、ジェフが実にフツーのゲイとして描かれていたこと。以前「私の愛情の対象」のレビューのときにも語ったけど、こういうゲイの人のほうが多いんです。みんながみんな、女性を嫌っているわけでないし、かといって男狂いでもない。フツーの人なんだよニャ〜…。
ちなみに、「ゲイの目から見て、この映画のラッシーはどうよ?」と一緒に観ていた友人Fに訊いてみたところ――「モテるだろうね、彼なら。セクシーだし、あのおしりの形はとてもいい」。………。ニャ…ニャるほど…。
…とゆーわけで、「ピンクの着ぐるみノートンさん」(蛍風さんのブログご参照)ともに、「爽やかゲイのラッシーさん」な本作も、かなり貴重な映画なのではないでしょうか?
しかし…こんなに短パン姿(映画の7割はその姿)のラッシーなんて、もう観ることはできないだろうと思ってたら、新作はボクサー役なのでまた拝めそうです。
>夜霧のネオンサインさん
私は以下のように変換してます。
ダイアナ:キャサリン・ゼータ・ジョーンズ
http://www.hellomagazine.com/profiles/catherinezetajones/
ソフィー:ケイト・ブランシェット
http://www.imdb.com/name/nm0000949/
私の中では、「ダイアナ=ゼータ姐さん」。もう彼女以外には考えられましぇん(ジェニファもいいですね〜♪)
そしてケイトみたいな素晴らしい女優さんに、平凡なソフィアはもったいないと思うのですが、ラッシーと張れる女優さんとなると彼女かな〜と。個人的に大好きな女優さんなので、ちょっとはソフィーのことが好きになるかも。
80年代半ばの中学生時代、世の中の流れにそって洋楽ばっか聴いてた私でございますが、日本歌謡界でも、当時一世を風靡したアイドルバンド(と書くとちょっと違うかも)がいました。
そーです。
チェッカーズです。
とくに好きなバンドではありませんでしたが、その存在はとても面白かったので、いまだに「あ〜…コンサート行っておけばよかった〜」と後悔してたりします。
そーいえば昔、「TANTAN たぬき」(「CHECKERS in TANTAN たぬき」が正式タイトル)という彼ら主演の映画まで観に行ったっけニャ〜…。
あの頃の私は、今以上に邦画やアニメ映画を観ておりまして、まず角川映画を基本として(「汚れた英雄」とか「セーラー服と機関銃」…って、こりゃ小学生のときか)、トシちゃんやマッチ主演のアイドル映画まで観に行ったものです。たぶん、その延長上で「TANTAN たぬき」を観に行ったんだと思うんですが、なんでかこの映画だけはよ〜く覚えてたりします。
アイドルグループのチェッカーズのみなさんが実はタヌキだったという、今となっては実にファンタジー崩れな設定の映画で――もうこの映画を観る人はいないだろうからネタバレすると――郁弥(とあえて漢字で書く)が囚われてタヌキの姿に戻ってしまい、檻に入れられてしまうシーンがありました。それがとっても悲しいシーンで、当時のアイドル映画にしては珍しく、劇場内が静まりかえったほどでした。ところが、鼻とヒゲをつけたタヌキのコスプレ状態の郁弥がアップになったその瞬間――「ワンワン♪」と幼稚園児かと思われる声が響き渡り、もの悲しい雰囲気はどこへやら、劇場内は大爆笑の嵐となってしまったのでした。………。
そして、ラストあたりで、実はタヌキだったチェッカーズに対し、ファンが叫んだセリフ――「タヌキだっていいじゃない!」。これがひっじょ〜に印象に残っておりまして――う〜む……私が観たアイドル映画の中でも、このセリフは1・2位を争う迷セリフとゆーか、これほどゴーインにオチに持っていくセリフはなかなかなかったな〜、さすが80年代アイドル映画だと、ちょっと遠い目になりながら思ったのでした。
もうこんなアイドル映画なんて作られないだろうニャ〜…。
では、また♪
そーです。
チェッカーズです。
とくに好きなバンドではありませんでしたが、その存在はとても面白かったので、いまだに「あ〜…コンサート行っておけばよかった〜」と後悔してたりします。
そーいえば昔、「TANTAN たぬき」(「CHECKERS in TANTAN たぬき」が正式タイトル)という彼ら主演の映画まで観に行ったっけニャ〜…。
あの頃の私は、今以上に邦画やアニメ映画を観ておりまして、まず角川映画を基本として(「汚れた英雄」とか「セーラー服と機関銃」…って、こりゃ小学生のときか)、トシちゃんやマッチ主演のアイドル映画まで観に行ったものです。たぶん、その延長上で「TANTAN たぬき」を観に行ったんだと思うんですが、なんでかこの映画だけはよ〜く覚えてたりします。
アイドルグループのチェッカーズのみなさんが実はタヌキだったという、今となっては実にファンタジー崩れな設定の映画で――もうこの映画を観る人はいないだろうからネタバレすると――郁弥(とあえて漢字で書く)が囚われてタヌキの姿に戻ってしまい、檻に入れられてしまうシーンがありました。それがとっても悲しいシーンで、当時のアイドル映画にしては珍しく、劇場内が静まりかえったほどでした。ところが、鼻とヒゲをつけたタヌキのコスプレ状態の郁弥がアップになったその瞬間――「ワンワン♪」と幼稚園児かと思われる声が響き渡り、もの悲しい雰囲気はどこへやら、劇場内は大爆笑の嵐となってしまったのでした。………。
そして、ラストあたりで、実はタヌキだったチェッカーズに対し、ファンが叫んだセリフ――「タヌキだっていいじゃない!」。これがひっじょ〜に印象に残っておりまして――う〜む……私が観たアイドル映画の中でも、このセリフは1・2位を争う迷セリフとゆーか、これほどゴーインにオチに持っていくセリフはなかなかなかったな〜、さすが80年代アイドル映画だと、ちょっと遠い目になりながら思ったのでした。
もうこんなアイドル映画なんて作られないだろうニャ〜…。
では、また♪
←主演はいま話題のメル・ギブソンさん。
若い〜!…まだ髪の毛がフサフサだわ(←ひとこと余計>私)
以前も熱く語った通り、小学生の頃にこの「誓い」(GALLIPOLI)を観てから、私はずっとピーター・ウィアー監督のファンです。
昨年(日本は今年)5年ぶりの新作「マスター・アンド・コマンダー」が公開されたため、またしばらくウィアー監督映画は観れないのですが、2〜3ヶ月ほど前に、次回作が「War Magician」に決定したという速報が入ってきました。
「War Magician」…!?
あの…たしかこれって、2〜3年前にトムトム(トム・クルーズのこと)が製作すると発表したあの「The War Magician」っスか?
↓「War Magician」
http://www.imdb.com/title/tt0386109/
デイヴィッド・フィッシャー原作でノンフィクションもの。第二次世界大戦時に実在したある英国マジシャンの活躍を描いた作品。なんかマジックの原則?を戦争に応用したとかなんとか…。
………。
でもどうやったって、スケジュール的に主演はムリそうだよニャ〜…。
遅れに遅れてる「MI3」のほかにも、彼が「主演する」なんて云われてる作品は山とあるもん。それに、第二次世界大戦が舞台なら、トムトムはスピルバーグとの「Ghost Soldiers」を選びそう。でもスピルバーグには「The Terminal」と「インディ4」、そのあとにジム・キャリーとの「The Secret Life of Walter Mitty」、つまり「虹を掴む男」のリメイクがあるから(実は「インディ4」より、こっちのほうがず〜〜〜〜っと楽しみっス!)、どっちもムリっぽいよニャ〜…。
でも万が一、億が一、兆が一、京が一、トムトムが「War Magician」に主演することになったとしたら――よっぽどオスカーが欲しいのね〜…って思っちゃう。だって、ウィアー監督ほど、常にオスカー最前線に乗っかってくる監督はなかなかいないから。あのオスカーに無縁な俳優だと云われてるハリソン・フォードですら、ウィアー監督の「刑事ジョン・ブック/目撃者」(←サスペンスアクションものだと思って観ないよーに!)でノミニーになってるもん。
ま、トムトムは「MI3」のあとに、マイケル・マン監督と組むらしく(「The Few」)、どう考えたってこりゃ絶対主演はムリ。なので、誰が「War Magician」の主演をするかいまから楽しみです♪
では、また♪
若い〜!…まだ髪の毛がフサフサだわ(←ひとこと余計>私)
以前も熱く語った通り、小学生の頃にこの「誓い」(GALLIPOLI)を観てから、私はずっとピーター・ウィアー監督のファンです。
昨年(日本は今年)5年ぶりの新作「マスター・アンド・コマンダー」が公開されたため、またしばらくウィアー監督映画は観れないのですが、2〜3ヶ月ほど前に、次回作が「War Magician」に決定したという速報が入ってきました。
「War Magician」…!?
あの…たしかこれって、2〜3年前にトムトム(トム・クルーズのこと)が製作すると発表したあの「The War Magician」っスか?
↓「War Magician」
http://www.imdb.com/title/tt0386109/
デイヴィッド・フィッシャー原作でノンフィクションもの。第二次世界大戦時に実在したある英国マジシャンの活躍を描いた作品。なんかマジックの原則?を戦争に応用したとかなんとか…。
………。
でもどうやったって、スケジュール的に主演はムリそうだよニャ〜…。
遅れに遅れてる「MI3」のほかにも、彼が「主演する」なんて云われてる作品は山とあるもん。それに、第二次世界大戦が舞台なら、トムトムはスピルバーグとの「Ghost Soldiers」を選びそう。でもスピルバーグには「The Terminal」と「インディ4」、そのあとにジム・キャリーとの「The Secret Life of Walter Mitty」、つまり「虹を掴む男」のリメイクがあるから(実は「インディ4」より、こっちのほうがず〜〜〜〜っと楽しみっス!)、どっちもムリっぽいよニャ〜…。
でも万が一、億が一、兆が一、京が一、トムトムが「War Magician」に主演することになったとしたら――よっぽどオスカーが欲しいのね〜…って思っちゃう。だって、ウィアー監督ほど、常にオスカー最前線に乗っかってくる監督はなかなかいないから。あのオスカーに無縁な俳優だと云われてるハリソン・フォードですら、ウィアー監督の「刑事ジョン・ブック/目撃者」(←サスペンスアクションものだと思って観ないよーに!)でノミニーになってるもん。
ま、トムトムは「MI3」のあとに、マイケル・マン監督と組むらしく(「The Few」)、どう考えたってこりゃ絶対主演はムリ。なので、誰が「War Magician」の主演をするかいまから楽しみです♪
では、また♪
「パンチドランク・ラブ」
2004年3月14日
■「パンチドランク・ラブ」PUNCH-DRUNK LOVE(2002・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0272338/
日本公式サイト→http://pdl.eigafan.com/
DVD→ポニーキャニオン 2004/03/03 ¥4,700
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
上映時間:95分
出演:アダム・サンドラー、エミリー・ワトソン、ルイス・ガスマン、フィリップ・シーモア・ホフマン、他
ストーリー:
トイレ詰まりの吸引棒を販売しているバリー(A・サンドラー)は、食品会社のマイレージキャンペーンのため、プリンの買占めをし、無料で飛行機に乗ることを考えている。そんなある日、キレやすく繊細な性格の彼の前に、ひとりの女性リナ(E・ワトソン)が現れる。ともに一目惚れで意識しあうふたり。だが、以前利用したテレホンセックスサービスから、バリーは脅迫を受けるようになる。そして――
う、う、うう〜〜〜〜〜ん……。
秋林好き好き〜♪サンドラー主演で、評論家好き好き〜♪PTA(ポール・トーマス・アンダーソン)が監督、しかもカンヌ映画祭監督賞受賞というオマケまでついた本作。私の住む田舎では昨年公開してくれなかったんで、ようやくレンタルして観ることができたんだけど――う〜ん……。
評論家が、毎回「最悪」とコキ下ろすサンドラーと絶賛するPTA――ふたりのいままでの作品を観てみれば、まったくもって接点がナイので、これぞ異色コラボだと思っていたら――なんとPTAはサンドラーの大ファンで、この「パンチドランク・ラブ」の脚本は彼のために書いたんだそう。…ってことはなんですか?PTAさんは「ウェディング・シンガー」とか「ウォーター・ボーイ」とか「プロゴルファー・ギル」(←この邦題なんとかして…)とか――まだほかにもあるけど――そういった一連の「サンドラー映画」を楽しんで観てるってことですか?
だとすると……な〜んだ、PTAさんも私や蛍風さんと同じ、「好き好き♪サンドラー族」の一員なんですね〜♪
ならば。「マグノリア」(PTA監督作)でシンドイ思いしたこと、忘れてあげる♪…って、別に「マグノリア」は駄作だと思ってません。アナタに才能があるってことはよ〜くわかってます。ただ、なんつーかのその…好みの問題なのと、身体の調子が悪いときに3時間も観てられなかっただけっスよ!
…と、前置きはここまでにしておいて。
そう云われれば、たしかに本作の設定はPTA映画のくせにいわゆる「サンドラーもの」のお約束を踏んでるかな、と。
♯「サンドラーもの」におけるお約束箇条書き
1.大人になりきれず、どこか社会から外れている主人公
2.すぐキレて暴れるが、実は心根がやさしい主人公
3.小気味よい(…)ファイティングシーンの挿入
4.「この男キモイ」と思われて仕方ない主人公でも、なぜか女の子が寄ってくる
5.基本的にハッピーエンド
6.90分±10分程度の上映時間
7.脇役に常連さんのお友達俳優
と、こういったお約束をちゃんと踏んだ脚本になってるものの(サンドラーが製作に携わってないため7はナシ)――いかんせん監督がPTAなだけに、やっぱり全体的に「マグノリア」っぽい雰囲気が、ふわ〜んと流れてます。
リフレイン多めな音楽が心地よいわ、独特の時間が流れてるわ、顔のアップが多いのでついつい覗きこんじゃうわ、相手役がE・ワトソンでちょっと痛いわ、いきなり急展開するわ、カメラはステディカムで俳優を追っかけてるわ、なにげにテクニカルな映像だわ……そういったPTA節が大炸裂してるために、サンドラー主演だとわかって観ていても、なんでこんなテクニカルな作品にサンドラーがいるのかわからないというか、どーにも居心地が悪いというか……映画が始まって1時間14分40秒経つまで、「ど…どうしよう…」と、頭を抱えちまったではあ〜りませんか!
ちなみにこの映画の惹句(コピー)は――
目が眩むほど、パンチのきいたラブ・ストーリー
やがて衝撃は、陶酔にかわる
あの…陶酔にかわるまで、1時間14分40秒かかっちゃったんですけど……。
どのシーンを観ても「うちのアダムたん、ダイジョブかしら??」とハラハラしてしまうし、サンドラーはサンドラーで、なんだか借りてきた猫みたいだし。よって、この作品をいわゆる「サンドラー映画」として観るならば、ファンにとっては安心感のない仕上がり。あえて云うなら、サンドラーを知らないPTA好き向け。
そのほかの俳優に関しては、まず相手役のエミリー・ワトソン。ちょっと痛い感はあるけど、本人にとっては念願であろうフツーの女性を、実にやさしい雰囲気で演じていたので、なかなかよかったです。でも、エミリー・ワトソンとサンドラーなんて組み合わせ、通常のサンドラー映画じゃあ、ずぅぇえええええええったいありえない。
バリーを脅迫するマットレス屋のフィリップ・シーモア・ホフマンもよかった…けど、この役、最初はショーン・ペンを想定して書かれたのだとか。そう云われればたしかにショーン・ペンらしい役だったなと。
全体を通してみれば、たとえサンドラーが主役でもやっぱりいつものPTA映画(ただしランタイムは95分)。つまり――非凡な才能はよくわかるけど、完全に好みがわかれちゃう1本。私の中では「サンドラー珍品もの」として位置付けられてる作品。
ちなみに、プリンを買い占めて永久マイレージ保有という話は実話だそうで、PTAはこの話にインスパイアされて脚本を書いたのだとか。でもプリン男の話でサンドラーを思いつくとは…う〜む…。
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0272338/
日本公式サイト→http://pdl.eigafan.com/
DVD→ポニーキャニオン 2004/03/03 ¥4,700
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
上映時間:95分
出演:アダム・サンドラー、エミリー・ワトソン、ルイス・ガスマン、フィリップ・シーモア・ホフマン、他
ストーリー:
トイレ詰まりの吸引棒を販売しているバリー(A・サンドラー)は、食品会社のマイレージキャンペーンのため、プリンの買占めをし、無料で飛行機に乗ることを考えている。そんなある日、キレやすく繊細な性格の彼の前に、ひとりの女性リナ(E・ワトソン)が現れる。ともに一目惚れで意識しあうふたり。だが、以前利用したテレホンセックスサービスから、バリーは脅迫を受けるようになる。そして――
う、う、うう〜〜〜〜〜ん……。
秋林好き好き〜♪サンドラー主演で、評論家好き好き〜♪PTA(ポール・トーマス・アンダーソン)が監督、しかもカンヌ映画祭監督賞受賞というオマケまでついた本作。私の住む田舎では昨年公開してくれなかったんで、ようやくレンタルして観ることができたんだけど――う〜ん……。
評論家が、毎回「最悪」とコキ下ろすサンドラーと絶賛するPTA――ふたりのいままでの作品を観てみれば、まったくもって接点がナイので、これぞ異色コラボだと思っていたら――なんとPTAはサンドラーの大ファンで、この「パンチドランク・ラブ」の脚本は彼のために書いたんだそう。…ってことはなんですか?PTAさんは「ウェディング・シンガー」とか「ウォーター・ボーイ」とか「プロゴルファー・ギル」(←この邦題なんとかして…)とか――まだほかにもあるけど――そういった一連の「サンドラー映画」を楽しんで観てるってことですか?
だとすると……な〜んだ、PTAさんも私や蛍風さんと同じ、「好き好き♪サンドラー族」の一員なんですね〜♪
ならば。「マグノリア」(PTA監督作)でシンドイ思いしたこと、忘れてあげる♪…って、別に「マグノリア」は駄作だと思ってません。アナタに才能があるってことはよ〜くわかってます。ただ、なんつーかのその…好みの問題なのと、身体の調子が悪いときに3時間も観てられなかっただけっスよ!
…と、前置きはここまでにしておいて。
そう云われれば、たしかに本作の設定はPTA映画のくせにいわゆる「サンドラーもの」のお約束を踏んでるかな、と。
♯「サンドラーもの」におけるお約束箇条書き
1.大人になりきれず、どこか社会から外れている主人公
2.すぐキレて暴れるが、実は心根がやさしい主人公
3.小気味よい(…)ファイティングシーンの挿入
4.「この男キモイ」と思われて仕方ない主人公でも、なぜか女の子が寄ってくる
5.基本的にハッピーエンド
6.90分±10分程度の上映時間
7.脇役に常連さんのお友達俳優
と、こういったお約束をちゃんと踏んだ脚本になってるものの(サンドラーが製作に携わってないため7はナシ)――いかんせん監督がPTAなだけに、やっぱり全体的に「マグノリア」っぽい雰囲気が、ふわ〜んと流れてます。
リフレイン多めな音楽が心地よいわ、独特の時間が流れてるわ、顔のアップが多いのでついつい覗きこんじゃうわ、相手役がE・ワトソンでちょっと痛いわ、いきなり急展開するわ、カメラはステディカムで俳優を追っかけてるわ、なにげにテクニカルな映像だわ……そういったPTA節が大炸裂してるために、サンドラー主演だとわかって観ていても、なんでこんなテクニカルな作品にサンドラーがいるのかわからないというか、どーにも居心地が悪いというか……映画が始まって1時間14分40秒経つまで、「ど…どうしよう…」と、頭を抱えちまったではあ〜りませんか!
ちなみにこの映画の惹句(コピー)は――
目が眩むほど、パンチのきいたラブ・ストーリー
やがて衝撃は、陶酔にかわる
あの…陶酔にかわるまで、1時間14分40秒かかっちゃったんですけど……。
どのシーンを観ても「うちのアダムたん、ダイジョブかしら??」とハラハラしてしまうし、サンドラーはサンドラーで、なんだか借りてきた猫みたいだし。よって、この作品をいわゆる「サンドラー映画」として観るならば、ファンにとっては安心感のない仕上がり。あえて云うなら、サンドラーを知らないPTA好き向け。
そのほかの俳優に関しては、まず相手役のエミリー・ワトソン。ちょっと痛い感はあるけど、本人にとっては念願であろうフツーの女性を、実にやさしい雰囲気で演じていたので、なかなかよかったです。でも、エミリー・ワトソンとサンドラーなんて組み合わせ、通常のサンドラー映画じゃあ、ずぅぇえええええええったいありえない。
バリーを脅迫するマットレス屋のフィリップ・シーモア・ホフマンもよかった…けど、この役、最初はショーン・ペンを想定して書かれたのだとか。そう云われればたしかにショーン・ペンらしい役だったなと。
全体を通してみれば、たとえサンドラーが主役でもやっぱりいつものPTA映画(ただしランタイムは95分)。つまり――非凡な才能はよくわかるけど、完全に好みがわかれちゃう1本。私の中では「サンドラー珍品もの」として位置付けられてる作品。
ちなみに、プリンを買い占めて永久マイレージ保有という話は実話だそうで、PTAはこの話にインスパイアされて脚本を書いたのだとか。でもプリン男の話でサンドラーを思いつくとは…う〜む…。
先週、長野県下高井郡にある渋温泉へ行って参りました。
青春18きっぷでJR普通電車を使い、えっちらおっちら新潟県直江津まで出て、そこから先は青いデミ男ことD号に便乗。なんかよくわからないうちに長野県に突入、途中マロン美術館(…)や道の駅に寄りながら、湯田中駅(だっけ?)に到着。そこで電車に乗ってやって来られる予定のくろこさんを待っていたら――電車が行き過ぎてバックするという珍しい場面に遭遇。数分のち、その電車に乗っておられたくろこさんとブジ合流。そのままD号で渋温泉街に入ってみたら。
道が狭い……。
マジでここ車通っていいの?というくらいの狭さに思わずビビる女子3名。それでもなんとか宿に前に到着すると、宿の人から「ウチ(のお客)ですか?」と問われ、そのままD号をあずけて宿内へ。
部屋に案内され、とりあえず浴衣に着替えようとするも……「右と左、どっちが前?」と素朴な疑問が浮上。がしかし、「あれ?どっちだっけ?」と誰も即答できず、「3人寄れば文殊の知恵」という言葉がまったく該当しない女子3名。仕方なく「ねえ、浴衣着ようと思ってるんだけど、右と左、どっちが前?」とままりん(母)に電話。左が前であると判明、恥を未然に防ぐ。
その後、外湯めぐりのために外へ出てみると――ちらちらと雪が。3人とも雪国出身なのでとくに雪に感動することもなく、ひとり元気な秋林だけが下駄を鳴らしながら温泉街を走る走る走る。一番端っこの外湯に着き、誰もいないのを見計らい突入。最初は貸切だったのに、お風呂からあがって脱衣場に出るころになると、おばちゃん数名が加わってきた。「カゴはひとり一つにしてくださいね〜」と仕切り屋おばちゃんに絶句しながら、外湯をあとにする。
宿に戻って食事。Dさん念願の部屋食である。ぎゃいぎゃいと話しながら食事は進み、そして終わる。豪華な料理な上、量も多かったので、お腹と気分ともに満足の3人。メロンにも感動。
一息つき、今度は宿内にあるさまざまなお風呂にGO。一番気になっていた浪漫風呂へ行ってみたものの……湯気で浪漫がよく見えず(ステンドグラスとか…)、ありり〜?な気分。でもこのお風呂の湯が一番肌に優しかったか。
その後、岩窟風呂へ。風呂内にたくましく生える草を発見し、感動する3人。
部屋に戻って、隣室に宿泊している関西系おばちゃんたちの笑い声が響く中、就寝。
次の日。
外を見るとすっかり雪が積もり、まるで真冬のよう。ただし、温泉街路は地下に温泉パイプが走っているため、雪が積もっていなかった。ニャるほど。
宿内の露天風呂と鎌倉風呂に入る。
雪の中で露天風呂で、なかなかの風情。でも寒かった…。
部屋に戻り、Dさん念願の部屋朝食。…美味しかったナリ。
出発までうだうだと時間を過ごし、10時前にチェックアウト。フロントへ行き会計精算をするも――ワリカン計算できない女子3名…じゃなくて秋林が、誰にどれくらいおつりが返ってくるかわからず、悩む悩む悩む。見かねた宿の人から「お客さまに3千円だと思いますけど」と云われ、計算できない秋林が3千円ゲット。ありがとう、宿の人よ!
(なお、渋温泉の外湯&内湯(?)めぐりをすべてしようと思ったら、3泊くらいしないとダメかもしんないのでご注意)
長野に向かって、D号発車。1時間後、長野市にある善光寺に到着。真っ暗闇の地下巡りをする。暗闇だからご利益があるのかはわからなかったが、あまりにも見えなくて不安だったため、Dさんは手持ちの明かりをつけようと思ったのだとか。そんなことしたら、周りの人までご利益が吹っ飛ぶということまでは考えてなかったらしい。ちなみに私はこの感覚と雰囲気にデジャブがあるな〜と思ったら、5歳の頃すでに経験済みだったと(のちに)判明。5歳児にとってもキョーレツな体験だったということか。
長野新幹線に乗るくろこさんのため長野駅に行く――が、なかなか車を停められず、ウロウロウロするデミ男。東口に停めるが、秋林は10年前に見た長野駅&東口とまったく違うことに驚愕。やはり長野オリンピックのせいか。
くろこさんを送ったあと、新潟に向かって車を飛ばすDさん。長野は天気が良かったのに、新潟に入るととたんにドンヨリ&雪。軽く食事を終え、JR直江津駅へ。そこでDさんとバイバイ。
青春18きっぷを取り出し、普通電車に乗り込む。えっちらおっちら各駅停車しながら、数時間後に自宅最寄り駅に到着。ブジ帰宅。
…とゆーわけで、温泉を楽しんできました♪
くろこさん、Dさん、ありがとうございました&お疲れ様でした♪
また行きましょう〜♪
ではでは。
青春18きっぷでJR普通電車を使い、えっちらおっちら新潟県直江津まで出て、そこから先は青いデミ男ことD号に便乗。なんかよくわからないうちに長野県に突入、途中マロン美術館(…)や道の駅に寄りながら、湯田中駅(だっけ?)に到着。そこで電車に乗ってやって来られる予定のくろこさんを待っていたら――電車が行き過ぎてバックするという珍しい場面に遭遇。数分のち、その電車に乗っておられたくろこさんとブジ合流。そのままD号で渋温泉街に入ってみたら。
道が狭い……。
マジでここ車通っていいの?というくらいの狭さに思わずビビる女子3名。それでもなんとか宿に前に到着すると、宿の人から「ウチ(のお客)ですか?」と問われ、そのままD号をあずけて宿内へ。
部屋に案内され、とりあえず浴衣に着替えようとするも……「右と左、どっちが前?」と素朴な疑問が浮上。がしかし、「あれ?どっちだっけ?」と誰も即答できず、「3人寄れば文殊の知恵」という言葉がまったく該当しない女子3名。仕方なく「ねえ、浴衣着ようと思ってるんだけど、右と左、どっちが前?」とままりん(母)に電話。左が前であると判明、恥を未然に防ぐ。
その後、外湯めぐりのために外へ出てみると――ちらちらと雪が。3人とも雪国出身なのでとくに雪に感動することもなく、ひとり元気な秋林だけが下駄を鳴らしながら温泉街を走る走る走る。一番端っこの外湯に着き、誰もいないのを見計らい突入。最初は貸切だったのに、お風呂からあがって脱衣場に出るころになると、おばちゃん数名が加わってきた。「カゴはひとり一つにしてくださいね〜」と仕切り屋おばちゃんに絶句しながら、外湯をあとにする。
宿に戻って食事。Dさん念願の部屋食である。ぎゃいぎゃいと話しながら食事は進み、そして終わる。豪華な料理な上、量も多かったので、お腹と気分ともに満足の3人。メロンにも感動。
一息つき、今度は宿内にあるさまざまなお風呂にGO。一番気になっていた浪漫風呂へ行ってみたものの……湯気で浪漫がよく見えず(ステンドグラスとか…)、ありり〜?な気分。でもこのお風呂の湯が一番肌に優しかったか。
その後、岩窟風呂へ。風呂内にたくましく生える草を発見し、感動する3人。
部屋に戻って、隣室に宿泊している関西系おばちゃんたちの笑い声が響く中、就寝。
次の日。
外を見るとすっかり雪が積もり、まるで真冬のよう。ただし、温泉街路は地下に温泉パイプが走っているため、雪が積もっていなかった。ニャるほど。
宿内の露天風呂と鎌倉風呂に入る。
雪の中で露天風呂で、なかなかの風情。でも寒かった…。
部屋に戻り、Dさん念願の部屋朝食。…美味しかったナリ。
出発までうだうだと時間を過ごし、10時前にチェックアウト。フロントへ行き会計精算をするも――ワリカン計算できない女子3名…じゃなくて秋林が、誰にどれくらいおつりが返ってくるかわからず、悩む悩む悩む。見かねた宿の人から「お客さまに3千円だと思いますけど」と云われ、計算できない秋林が3千円ゲット。ありがとう、宿の人よ!
(なお、渋温泉の外湯&内湯(?)めぐりをすべてしようと思ったら、3泊くらいしないとダメかもしんないのでご注意)
長野に向かって、D号発車。1時間後、長野市にある善光寺に到着。真っ暗闇の地下巡りをする。暗闇だからご利益があるのかはわからなかったが、あまりにも見えなくて不安だったため、Dさんは手持ちの明かりをつけようと思ったのだとか。そんなことしたら、周りの人までご利益が吹っ飛ぶということまでは考えてなかったらしい。ちなみに私はこの感覚と雰囲気にデジャブがあるな〜と思ったら、5歳の頃すでに経験済みだったと(のちに)判明。5歳児にとってもキョーレツな体験だったということか。
長野新幹線に乗るくろこさんのため長野駅に行く――が、なかなか車を停められず、ウロウロウロするデミ男。東口に停めるが、秋林は10年前に見た長野駅&東口とまったく違うことに驚愕。やはり長野オリンピックのせいか。
くろこさんを送ったあと、新潟に向かって車を飛ばすDさん。長野は天気が良かったのに、新潟に入るととたんにドンヨリ&雪。軽く食事を終え、JR直江津駅へ。そこでDさんとバイバイ。
青春18きっぷを取り出し、普通電車に乗り込む。えっちらおっちら各駅停車しながら、数時間後に自宅最寄り駅に到着。ブジ帰宅。
…とゆーわけで、温泉を楽しんできました♪
くろこさん、Dさん、ありがとうございました&お疲れ様でした♪
また行きましょう〜♪
ではでは。
今週、一番ビックリしちゃったニュースがこれ。
↓「ペット・ショップ・ボーイズが異色コラボ――新曲PVで『欽ちゃんの仮装大賞』と」(スポーツ報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/mar/o20040310_40.htm
以下、引用。
PSBの2人は友人の紹介で「仮装大賞」の存在を知ったそうで、「出場者の皆さんが普段の仕事をしながら、日夜、練習に励み、美しいパフォーマンスを披露していることに感銘を受けた。新曲のコンセプトにピッタリだと思い、フランスの制作プロダクションを通じて、オファーしました」と話している。
………。
今年、ひさしぶりに日本ツアーをやってくれるらしいと小耳にはさみ、「スケジュールが合えば行きたいな〜♪」と思ってた矢先のニュースでございました。
……いまだにピンときません。
だって……ペット・ショップ・ボーイズだよ!?
♯ペット・ショップ・ボーイズとは
80年代にデビューした、ニール・テナントとクリス・ロウによる英国ポップデュオ。曲・スタンスともに、ひっじょーにインテリジェンスでクール。ポップを求道し、独特かつ確固たるスタンスを常に貫き、その音楽性に対し日本でもファンが多い(私も好きだ〜!)。あのオアシスのギャラガー兄弟ですら、ヨグ(ジョージ・マイケル)に「バッカで〜」と云っても、彼らに対していちゃもんをつけたことがないのだから、実にスゴイ人たちなのである。ちなみにガンズのアクセル・ローズは彼らをリスペクトしてるそうな。
なんだか信じられましぇん…。
でも大マジ、事実みたいです。
↓新曲「Flamboyant」のビデオはこちら(公式サイト)
http://www.petshopboys.co.uk/
ホントに「仮装大賞」だ…。
………。
なんつーか…特有の皮肉が感じられる歌詞なので、きっと表面上だけの異色コラボではないとは思うけど、キドニー・パイにいきなりアンコ入れられてもニャ〜……。
それにしても「友人の紹介で『仮装大賞』の存在を知った」って――いったいどんな友人なのニャ!?
では、また♪
↓「ペット・ショップ・ボーイズが異色コラボ――新曲PVで『欽ちゃんの仮装大賞』と」(スポーツ報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/mar/o20040310_40.htm
以下、引用。
PSBの2人は友人の紹介で「仮装大賞」の存在を知ったそうで、「出場者の皆さんが普段の仕事をしながら、日夜、練習に励み、美しいパフォーマンスを披露していることに感銘を受けた。新曲のコンセプトにピッタリだと思い、フランスの制作プロダクションを通じて、オファーしました」と話している。
………。
今年、ひさしぶりに日本ツアーをやってくれるらしいと小耳にはさみ、「スケジュールが合えば行きたいな〜♪」と思ってた矢先のニュースでございました。
……いまだにピンときません。
だって……ペット・ショップ・ボーイズだよ!?
♯ペット・ショップ・ボーイズとは
80年代にデビューした、ニール・テナントとクリス・ロウによる英国ポップデュオ。曲・スタンスともに、ひっじょーにインテリジェンスでクール。ポップを求道し、独特かつ確固たるスタンスを常に貫き、その音楽性に対し日本でもファンが多い(私も好きだ〜!)。あのオアシスのギャラガー兄弟ですら、ヨグ(ジョージ・マイケル)に「バッカで〜」と云っても、彼らに対していちゃもんをつけたことがないのだから、実にスゴイ人たちなのである。ちなみにガンズのアクセル・ローズは彼らをリスペクトしてるそうな。
なんだか信じられましぇん…。
でも大マジ、事実みたいです。
↓新曲「Flamboyant」のビデオはこちら(公式サイト)
http://www.petshopboys.co.uk/
ホントに「仮装大賞」だ…。
………。
なんつーか…特有の皮肉が感じられる歌詞なので、きっと表面上だけの異色コラボではないとは思うけど、キドニー・パイにいきなりアンコ入れられてもニャ〜……。
それにしても「友人の紹介で『仮装大賞』の存在を知った」って――いったいどんな友人なのニャ!?
では、また♪
諸事情につき…
2004年3月13日マジでなかなかブログ更新できません。こんなに書いてない月は初めてです(だいたい毎日書いてたもんニャ〜…)。
今日は時間がいつもより多少はあるので、できるだけ書き溜めしておこうっと♪
では、またのちほど♪
今日は時間がいつもより多少はあるので、できるだけ書き溜めしておこうっと♪
では、またのちほど♪
「マスター・アンド・コマンダー」
2004年3月8日
←これは20巻ある原作本で、映画のベースになったと云われている第10巻目(の上巻)。現在3巻まで翻訳されているのですが、映画化になったせいで10巻目が先に翻訳・刊行されてしまいました。ちなみに私は読んでません……ってか、えっちらおっちら原書を読んでるのに、いくら日本語訳が出たって10巻を先に読めるか〜〜〜〜!!
…というわけで、映画の感想をば。
「マスター・アンド・コマンダー」Master and Commander: The Far Side of the World(2003・米)
IMDb→http://www.imdb.com/title/tt0311113/
原作:パトリック・オブライアン
監督:ピーター・ウィアー
脚本:ピーター・ウィアー、ジョン・コリー
出演:ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー、ジェイムズ・ダーシー、マックス・パーキス、他
ストーリー:
1805年、英国海軍サプライズ号艦長ジャック・オーブリー(R・クロウ)は、命を受けフランスの私掠船アケロン号を追っていた。そんな彼らの前に、不意打ちのように何度も現れるアケロン号。攻撃力・走力などそのすべてが上の彼らに対し、サプライズ号に勝機はあるのか――。
ハマる人にはハマっちゃう映画なんだろうニャ〜…。
私なんかもう4回観に行っちゃって、ここ数日は「公開が終わるまであと何回観に行けるか?」ってことばかり考えてるもん。できれば毎日スクリーンで観ていたい……。
数日前に、この映画を観に行った米国在住歴の長い方のお話を某サイトで読んだら、「映画が終わったあと、スクリーンに向かって拍手してる人が何人もいた。米国で何百本と映画を観てきたけれど、こんなことは滅多にお目にかかれない」と書かれてあって、思わず納得してしまった。わかんない人にはわかんないだろうけど、私はその拍手したという人たちの気持ちがとてもよくわかる。私がその場にいたら、きっと一緒になって拍手してただろうニャ…。
だって…海洋冒険小説のスピリットを、これほどまでに丁寧かつ迫力満点に、直球勝負した作品って――ほかにないもの。
ほとんどオリジナルストーリーといっていい脚本ながら、20巻ある原作のスピリットはそのままに、無駄や虚飾が一切ないストレートで丁寧な演出、ディテールの素晴らしさ、CGなのか実写なのかその境目がわからないほどリアルで迫力に満ちた映像、正直で素直かつ的確な演技をするすべての俳優……2時間ちょっとの作品に引き込まれ、私自身サプライズ号に乗っているかのような気持ちになってしまった。ウィアー監督は原作を本当に大切に思っておられるんだろうな〜……スクリーンに映るすべてに愛が感じられるもの。うるるるる……泣く。
…と云っても、映画と原作がすべて同じだとは云えなくて、たとえばラッシー演じるジャックは、映画だとひっじょーにカッコよくて、見るからに「よ!カリスマ艦長!英国海軍一!」という感じなのですが、原作ではもっと陽気(そして女好き)で巨漢、陸に上がるとバカやったりする可愛らしさがあるし、ベタニー演じるもうひとりの主役スティーブンに至っては、まずそのルックスが原作より劇的に向上、妙に小奇麗だし、変人ぶりも実に控え目。舞台がほとんど海上だけのせいか、諜報員としての姿だって拝めない。
ストーリーはかなり映画的に叙情的になっていて、なんともせつないエピソードが絡んでいる。
そして、ふたり以外の登場人物ときたら――男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男。
女性はまったく出てこない(ちらりと10秒ほどなら登場…しかもジャックの意味深視線付き)、ロマンスなし、男だけの世界。
それでも原作および映画ファンとして、こんなに嬉しい作品はないんだよニャ〜…。
あのサプライズ号内の素晴らしいディテール描写。
本を開いたら活字が浮かび上がり、そのまま映像化したかのよう。
ハンモックってあんなに狭い間隔で吊られてるんだ、砂時計がちゃんとひっくり返されてる、砲撃するのにあれだけ手間がかかってるんだ、当時の砲撃音ってあんな音だったんだ…とか。
原作に出てくる数々のエピソードを映像で観れるしあわせ。
おお!ジャックがネルソン提督の話をしてる、ダジャレ云ってる、スティーブンが開頭手術してる、顔を引きつらせて「約束は約束だ!」と怒ってる、虫や動物見て喜んでる、あいかわらず航海の知識ゼロで間の悪いセリフ云ってる、ジャックとスティーブンが仲良く演奏してる、ケンカしてる、プリングスくんの鼻にちゃんと傷がある、キリックが例によって例のごとくブツブツ文句云ってる、あの山羊(…)がいる――などなど、そんな姿を観てるだけで私はしあわせ(=2時間ずっとしあわせ)。
ちなみに、普通の人がこの映画を観たときに違和感を感じる点があるとすれば(憎っくき宣伝によるものは別として)――
「ちっともアケロン号側が描かれてないし、アクションシーン以外の展開が間延びしている」
アケロン号に関してはわざと描いてないでしょうね。この映画はハデなドンパチアクション映画であるけど、一番見せたいのはサプライズ号の乗組員たち。彼らの生活、仕事、常識、会話、考えが――そのまんまストーリーになっている。それらはアケロン号の描写より大切だってこと(「王の帰還」も敵があまり描かれてないと一部で云われてたけど、これと同じ理由からでしょうね)。そして水兵にとってアケロン号は「幽霊船」。不気味な存在にしたいなら、敵の内情はいらないでしょ?
――以上、このあたりかニャ?
最後に…製作側へ感謝を。
こんなハリウッド映画らしくない作品を作ってくれてありがとう。どんなに大作だろうと大味にならない、いつもながらきめが細かくて無駄のないウィアー監督の演出は素晴らしかったです。マイケル・マンやリドリー・スコット、ウォルフガング・ペーターゼンあたりが監督してたらどうなっていたことか(って、別に彼らがキライなわけではありません)。演じる俳優たちは、そのだれもが当時の人間に見えてしまうほどリアルでした。もちろんキャスティングがよかったこともあるでしょう。でもそれだけでなく、ディテールの素晴らしさ、役柄への理解、ひとりひとりの存在感…そういったものが相乗効果となって、スクリーンに表現されていたからだと思います。
映画を観終わっても…まだ私の中には深い余韻が残ってます。
2時間ちょっとだけ一緒に過ごしたサプライズ号の乗組員たち。
彼らはいま――どのあたりを航海中なんだろう?
…というわけで、映画の感想をば。
「マスター・アンド・コマンダー」Master and Commander: The Far Side of the World(2003・米)
IMDb→http://www.imdb.com/title/tt0311113/
原作:パトリック・オブライアン
監督:ピーター・ウィアー
脚本:ピーター・ウィアー、ジョン・コリー
出演:ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー、ジェイムズ・ダーシー、マックス・パーキス、他
ストーリー:
1805年、英国海軍サプライズ号艦長ジャック・オーブリー(R・クロウ)は、命を受けフランスの私掠船アケロン号を追っていた。そんな彼らの前に、不意打ちのように何度も現れるアケロン号。攻撃力・走力などそのすべてが上の彼らに対し、サプライズ号に勝機はあるのか――。
ハマる人にはハマっちゃう映画なんだろうニャ〜…。
私なんかもう4回観に行っちゃって、ここ数日は「公開が終わるまであと何回観に行けるか?」ってことばかり考えてるもん。できれば毎日スクリーンで観ていたい……。
数日前に、この映画を観に行った米国在住歴の長い方のお話を某サイトで読んだら、「映画が終わったあと、スクリーンに向かって拍手してる人が何人もいた。米国で何百本と映画を観てきたけれど、こんなことは滅多にお目にかかれない」と書かれてあって、思わず納得してしまった。わかんない人にはわかんないだろうけど、私はその拍手したという人たちの気持ちがとてもよくわかる。私がその場にいたら、きっと一緒になって拍手してただろうニャ…。
だって…海洋冒険小説のスピリットを、これほどまでに丁寧かつ迫力満点に、直球勝負した作品って――ほかにないもの。
ほとんどオリジナルストーリーといっていい脚本ながら、20巻ある原作のスピリットはそのままに、無駄や虚飾が一切ないストレートで丁寧な演出、ディテールの素晴らしさ、CGなのか実写なのかその境目がわからないほどリアルで迫力に満ちた映像、正直で素直かつ的確な演技をするすべての俳優……2時間ちょっとの作品に引き込まれ、私自身サプライズ号に乗っているかのような気持ちになってしまった。ウィアー監督は原作を本当に大切に思っておられるんだろうな〜……スクリーンに映るすべてに愛が感じられるもの。うるるるる……泣く。
…と云っても、映画と原作がすべて同じだとは云えなくて、たとえばラッシー演じるジャックは、映画だとひっじょーにカッコよくて、見るからに「よ!カリスマ艦長!英国海軍一!」という感じなのですが、原作ではもっと陽気(そして女好き)で巨漢、陸に上がるとバカやったりする可愛らしさがあるし、ベタニー演じるもうひとりの主役スティーブンに至っては、まずそのルックスが原作より劇的に向上、妙に小奇麗だし、変人ぶりも実に控え目。舞台がほとんど海上だけのせいか、諜報員としての姿だって拝めない。
ストーリーはかなり映画的に叙情的になっていて、なんともせつないエピソードが絡んでいる。
そして、ふたり以外の登場人物ときたら――男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男。
女性はまったく出てこない(ちらりと10秒ほどなら登場…しかもジャックの意味深視線付き)、ロマンスなし、男だけの世界。
それでも原作および映画ファンとして、こんなに嬉しい作品はないんだよニャ〜…。
あのサプライズ号内の素晴らしいディテール描写。
本を開いたら活字が浮かび上がり、そのまま映像化したかのよう。
ハンモックってあんなに狭い間隔で吊られてるんだ、砂時計がちゃんとひっくり返されてる、砲撃するのにあれだけ手間がかかってるんだ、当時の砲撃音ってあんな音だったんだ…とか。
原作に出てくる数々のエピソードを映像で観れるしあわせ。
おお!ジャックがネルソン提督の話をしてる、ダジャレ云ってる、スティーブンが開頭手術してる、顔を引きつらせて「約束は約束だ!」と怒ってる、虫や動物見て喜んでる、あいかわらず航海の知識ゼロで間の悪いセリフ云ってる、ジャックとスティーブンが仲良く演奏してる、ケンカしてる、プリングスくんの鼻にちゃんと傷がある、キリックが例によって例のごとくブツブツ文句云ってる、あの山羊(…)がいる――などなど、そんな姿を観てるだけで私はしあわせ(=2時間ずっとしあわせ)。
ちなみに、普通の人がこの映画を観たときに違和感を感じる点があるとすれば(憎っくき宣伝によるものは別として)――
「ちっともアケロン号側が描かれてないし、アクションシーン以外の展開が間延びしている」
アケロン号に関してはわざと描いてないでしょうね。この映画はハデなドンパチアクション映画であるけど、一番見せたいのはサプライズ号の乗組員たち。彼らの生活、仕事、常識、会話、考えが――そのまんまストーリーになっている。それらはアケロン号の描写より大切だってこと(「王の帰還」も敵があまり描かれてないと一部で云われてたけど、これと同じ理由からでしょうね)。そして水兵にとってアケロン号は「幽霊船」。不気味な存在にしたいなら、敵の内情はいらないでしょ?
――以上、このあたりかニャ?
最後に…製作側へ感謝を。
こんなハリウッド映画らしくない作品を作ってくれてありがとう。どんなに大作だろうと大味にならない、いつもながらきめが細かくて無駄のないウィアー監督の演出は素晴らしかったです。マイケル・マンやリドリー・スコット、ウォルフガング・ペーターゼンあたりが監督してたらどうなっていたことか(って、別に彼らがキライなわけではありません)。演じる俳優たちは、そのだれもが当時の人間に見えてしまうほどリアルでした。もちろんキャスティングがよかったこともあるでしょう。でもそれだけでなく、ディテールの素晴らしさ、役柄への理解、ひとりひとりの存在感…そういったものが相乗効果となって、スクリーンに表現されていたからだと思います。
映画を観終わっても…まだ私の中には深い余韻が残ってます。
2時間ちょっとだけ一緒に過ごしたサプライズ号の乗組員たち。
彼らはいま――どのあたりを航海中なんだろう?
ハリウッド的「インファナル・アフェア」
2004年3月4日 映画ヨタ話
「インファナル・アフェア」ハリウッドリメイク版のキャスティング…マジ、これで決定ですか??
↓Inside word on Infernal Affairs remake
http://www.moviehole.net/news/3322.html
アンディ・ラウ→ブラッド・ピット
トニー・レオン→レオナルド・ディカプリオ
……ふ〜ん…。
ブラピはわかるような気がするけど、デカプ〜にあのウッちゃん顔ができるかどうか…って、そんな問題ではなく。
ま、とりあえず様子見。
それにしても…時間が上手く作れなくて「マスター・アンド・コマンダー」の感想が書けない〜〜…。うぐぐぐぐ…。
>まりゅうさん
ガーン!3点だったのニャ〜!?(←どうやら優しさではナイらしい)
あと相手が私だからというより、今回は時期が悪いとゆーか…指輪がいくつ獲れるかみたいな感じだったので、いた仕方がなしではないでしょうか?
でもってご褒美は…なににしようかニャ〜♪
考えておきます♪
↓Inside word on Infernal Affairs remake
http://www.moviehole.net/news/3322.html
アンディ・ラウ→ブラッド・ピット
トニー・レオン→レオナルド・ディカプリオ
……ふ〜ん…。
ブラピはわかるような気がするけど、デカプ〜にあのウッちゃん顔ができるかどうか…って、そんな問題ではなく。
ま、とりあえず様子見。
それにしても…時間が上手く作れなくて「マスター・アンド・コマンダー」の感想が書けない〜〜…。うぐぐぐぐ…。
>まりゅうさん
ガーン!3点だったのニャ〜!?(←どうやら優しさではナイらしい)
あと相手が私だからというより、今回は時期が悪いとゆーか…指輪がいくつ獲れるかみたいな感じだったので、いた仕方がなしではないでしょうか?
でもってご褒美は…なににしようかニャ〜♪
考えておきます♪