昨夜放送のフィギュアスケートGPファイナル。
真央ちゃん、ステキでしたね~!
優勝おめでとうございます♪

今回の放送…選手が演技したあとに、ジャンプのスロー映像やそれを見守っているコーチの姿が映し出されていたんですけど、西洋人コーチ陣はパッショネイト揃いとゆーか、なかでも美姫ちゃんのコーチ・モロゾフさんと、真央ちゃんのコーチ・タラソワさんがメチャ面白かったです。

モロゾフさんは、美姫ちゃんがキメると上目遣いで「よっしゃー!」と腕を前後に押し出すし、タラソワさんは、真央ちゃんがトリプルアクセルをキメると、リンクの手すりをバンバンバンバンバンバンバン!と激しく叩き、「やったわ!」と叫んでいるし…「やっぱりウチの子が一番!」状態。

で、そのタラソワさん――厳しい方だそうですが、得点が出るのを待つ「キス&クライ」のところではすんごいキュート、ロシアのニコニコおばさんという感じ。私め、真央ちゃんよりタラソワさんのほうをずっと見てしまいました。

真央ちゃんのコンビネーションジャンプを見ていたら、最後のジャンプで腕を真上にキレイに挙げて回っていることに気付き、あとからそれがロシア風なんだと知り、なるほどな~と思ったんですけど、そんな小さなところに気を配りながら大技を取り入れ、なおかつステップだのスパイラルだのとキメなければいけないのですから、体力を激しく消耗するプログラムになるのでしょう、NHK杯でバランス崩してたように後半は明らかに疲れていたし…あのロシアのニコニコおばさん、なかなかやりおりますね。

コーチが変わると選手も変わる。さて来年はどうなるかな~?
RDJ as シャーロック・ホームズ
マドンナと結婚してから、手がけた作品がどれもサッパリな興行成績&評価で、精力とともに、才能までマドンナに吸い尽くされたんじゃないの?と云われ続けて、我慢し続けただろうガイ・リッチー。まあもう離婚しちゃったし(実際はまだ?)、来年こそはコレで復活して下さいよ、だってアタシ…タランティーノよりガイ・リッチー派なんだもん!

というわけで、来年もっとも期待している「コレ」な作品が「シャーロック・ホームズ」。

コレね…監督がガイ・リッチーなだけでなく、ホームズ役が今年最もやってくれた俳優であるロバート・ダウニーJrで、さらにワトソン役があのジュード・ロウなんです。画像はロンドンにあるセットでホームズやってるRDJ。


このキャスティング…「ホームズ」なだけに、やっぱ いろいろ 期待しちゃうじゃないですか!


でも全米公開予定が2009年の11月なので、本当に一年後だったり(ちなみに配給はワーナー)…まだまだ遠いです。


来年はこの映画の情報を追いかける所存。押忍。
ボースンさんの「出版せよ!」に便乗して、「アタシもー!『アウトランダー』シリーズの続き、出してよ!えーい!出版せよ!>ヴィレッジブックス」と書こうと思ったら。

…すみません、出ていました…今年の4月と6月に…。

ダメじゃん!>私

しっかし毎回思うんですけどね…本編の日本語訳はいいのに、なんでこう、いつも邦題がすんごいダサイんだろう?

で、この「アウトランダー」シリーズ。18世紀のスコットランドにタイムスリップした女性のお話でして、本国アメリカでは大ベストセラー、カテゴリとしてはロマンス小説になります。ただしロマンス小説といっても、ハーレクイン系とは明らかに一線が引かれているとゆーか、出来や筆力が違うとゆーか、歴史小説として充分に成り立っているところが素晴らしいです。ちょうどこの頃の歴史を専攻していた私がいうんだから、間違いありません(←エラソー)。作者のダイアナ・ガバルドン、さすが大学教授(動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号)、時代考証はしっかりしています。さらに読むものをとりこにするストーリーテリング!…そしてまさかまさかの腐女子仕様な展開!

絶対に面白いので、お正月休みにいかがですか?
(16冊出てます。一気に読めます)


で。私め、「オーブリー&マチュリン」シリーズを原書お取り寄せするくらい、映画「マスター&コマンダー」が好きなんですけど、この「アウトランダー」シリーズ、作者は女性の女性向けロマンス小説なのに「これ、海洋小説?」と思うくらい、帆船描写が上手い巻がありまして。うわすごいな~、さすがなんでも書けるガバルドンだなあ…と感心していたら。

ヒロインの娘が乗り込んだ、米国行き帆船の船長さんのお名前。

「パトリック・オブライアン」

…でした。

ぐは!なんてマニアックな!…さすがガバルドン、おそるべし…。
昨年完結した『デッドなんちゃら』シリーズ本編における主人公が、FBI捜査官としてキミどうよ?な能力だったこと、そしてコドモっぽくラブ最優先な熱烈アモーレ~!ぶりに思いっきり閉口、主人公およびその彼氏によって、1年分の砂を吐いた気分にさせられた私だったけれど、主人公よりよっぽど有能なくせに、横恋慕ラブで見事敗北、そのジェイムズ・マースデンばりな当て馬ぶりに、「教授~!もっとステキな人が現れるわ、だから頑張って~!」と私めもつい涙してしまった、ロブ・コナーズ教授が主人公のスピンオフ作品。…キャプション長すぎです!>秋林さん

! 以下、ネタバレ注意報 !

とゆーわけで、ネットでポチらずリアル本屋でゲットしたくらい、教授のラブの行方と結末が気になってしょーがなかった、この『外伝』。ラブだけでない展開――さすが英田兄貴とゆーか、ラブ優先なあまり、事件の要因やその決着が強引で、「なんちゃって事件簿」的作品が多めになってしまいがちなBLの中でも、この『外伝』は、主人公に起因/関係する犯罪が起き、ロブが自分の性格や特性を活かして活躍、キレイなケリがちゃーんとつけられているあたり――やっぱ英田作品は、他の「なんちゃって事件簿」よりランクが上になるよなあ、と感じさせる。

耳切り魔という猟奇犯に米国らしさのある「SIMPLEX」、無能なLAPDもなんだかなと思えど、ロブの性格がよく出た交渉術に面白さがあった「DUPLEX」。

ただ、これが「ラブ面は?」というと…なんだか「それでいいの?」という印象。

なんでかな~?と思って、何回か読み直したんだけど…たぶん――教授が譲歩しすぎ、優しすぎるんだろうね。人間出来すぎなんだよ(ネトも)。教授がいままで「いい人」で終わってた理由がよくわかったというか。ディック×ユウトとは別路線のアモーレ男なんだと思う。

そんなアモーレ男なので、少年鉄仮面伝説のような人生を送ってきたヨシュア相手に、恋の駆け引きをしても上手くはいかない、さあどうする?――というあたりを描きたかったんだろうけど、ヨシュアがあまり動かない…というか、心理描写が説明的だったので、最後までぎこちない。ぎこちないふたりを描いてるとしても、なんだかスッキリしない。そのモタつきと、ぎこちなさの解消のためか、最後に「実は面識があったんですよ~」というエピソードがつけられていて、これがなんだか取ってつけたような印象、余計に苦しさを感じる。

海千山千な教授をキリキリさせるようなキャラだったら…面白かったかもしれない。そうなると、あとがきにあった「口の悪い、皮肉な毒舌家」という初期設定ヨシュアのほうが…良かったような?

「デッドなんちゃら」シリーズが大好きで、好みのキャラがいっぱい出てきて、「きゃー♪」といえる人なら楽しめる、とても読みやすい作品。

しっかし…この外伝で一番ドキドキしたのが、教授とヨシュアのラブシーンじゃなくてビーチバレーのシーン、「トーニャはいったいどーゆー格好をしているの?」と「教授よりユウティ(犬)のほうがいいんじゃ?>ヨシュア」だったなんて、大きな声では云えない…。

評価:★★★(外伝のユウト、刑事になっても有能には思えない…)
LAPDは、マジで教授を雇ったほうがいい。

西洋人と話していると、対人関係においてユーモアがいかに重要であるか、本当に思い知らされる。なので、幼少時代やお姉さんのことから、なんでも真面目に受け取ってしまいがちで、ユーモアがあまり通じないヨシュアが、他人と上手くコミュニケートできない…というのは、よくわかる話。わかるけど…う~ん…。

で。個人的にツッコミたいとゆーか、今後が心配なのは…なんとかヨシュアと最後までこぎつけたとゆーのに…教授!アナタが先にクタクタになって寝るなんてダメじゃんっ!初心者ヨシュアのほうが元気って…出来がイマイチだったとか?うわ、頼むよ~…。

ZERO STARS … 論外/問題外作
★ … お好きな人はどうぞ。
★★ … つまらない。
★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@ マークがつきます。
性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。
せっかく書いたのにアップされなかった…ムカ。

自分だけでなく別宅ブログまでダウン気味って、シャレになりましぇん。

のどが痛い。軽い風邪を引いちゃったよう…。

今年いっぱい絶対に仕事を休めないので、土曜日に病院へ行って、お薬処方してもらいました。

今日は大人しく家で過ごそう。


…とゆーわけで、本宅ブログを怒涛更新。

次は別宅分です。

頑張るぞ!
ポール・オースターの新刊が10月に出てた。

『幻影の書』ということは、『The Book of Illusions(原題)』かな。本国ではたしか2002年にこれのハードカバー版が出たので、日本で翻訳出版されるのに約6年かかったことになる…とゆーことは、今夏に出た『Man in the Dark(原題)』は、とーぶん先ですね。

ポール・オースター作品なので、翻訳は柴田元幸さん。スチュアート・ダイペック『シカゴ育ち』を読んで以来、柴田マニアな私ですので、オースター作品の訳は彼以外に考えられません。

ポチらねば。
でもきっとしばらく積むことになりそう。
で、11月に邦楽カバーでも有名なアンドリューW.K(兄貴!)の人生相談本がリリースされました。
■内容(「BOOK」データベースより)
洋楽専門誌『ロッキング・オン』の長寿連載『アンドリューW.K.悩み相談』。恋愛や仕事など誰もが共感できる悩みから極私的な悩み、もはや悩みとは呼べない意味不明の問い掛けまで、日本中の読者から寄せられた、ありとあらゆる悩みへのアンドリューW.K.の解答は、時にユーモラス、時にシリアスでディープ。そんな数々のアドバイスをまとめ上げた本書こそ、人生相談の決定版。

■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
W.K.,アンドリュー
1979年、米カリフォルニア州生まれ、ミシガン州育ち。日本では「兄貴」の呼び名で親しまれている。17歳からソロ活動をスタートし、18歳でニューヨークへ移住。2001年「アイ・ゲット・ウェット パーティー・一直線!」(ユニバーサル)でメジャー・デビュー。その後2002年6月(7月号)より洋楽専門誌「ロッキング・オン」にて「アンドリューW.K.悩み相談」を開始。2003年には2ndアルバム「一匹狼」、2006年には3rdアルバム「兄貴、危機一髪!」をリリース。2008年11月、邦楽アーティストのヒット曲を英語でカヴァーした「一発勝負 カヴァーズ」と、自身の初ベスト盤となる「一網打尽 ベスト」をリリース。カヴァーとベストが2枚組になった「一挙両得 ベスト&カヴァーズ」も同時発売。現在はミュージシャンとしてのみならず、NYのクラブ・オーナー、他アーティストのプロデューサー、テレビ番組のご意見番、イベント司会者など、とてつもなく幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

私、この「アンドリューW.K.の悩み相談」が大好きで、そのためだけに「ロッキング・オン」を読んでます。兄貴の音楽はHR/HM系に属すると思うのですが、パーティチューンをポップに強烈に歌い上げるので、見ても聴いてもすんごく面白いんですよ。

↓ちなみに兄貴はこんな音楽やってます(yahoo!動画 アンドリューW.K.スペシャル)
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00101/v04957/

そんな音楽をやってるせいか、コワイ人なイメージを持たれているだろう兄貴。でも、「人生相談」では大真面目な質問に対し、本当に真面目な回答しているので感動します。しょーもない質問にもちゃんと回答しているし、私はこの兄貴が大好きです。

人生に喝(および活)を入れたい人は、「こーやったらできる!」という実用書を読むより、アンドリュー兄貴の胸を借りたほうがいいと思う…んだけどなあ。
日本語で邦楽カバーをしている米国ミュージシャン、スコット・マーフィのソロアルバム「Guilty Pleasures」第三弾が発売されました。2000円。

生粋のアメリカ人なのに、なぜかJ-POPマニア。
日本中を衝撃の渦に巻き込んだ、シカゴ在住メロディックパンクロッカー「スコット・マーフィー」による大胆不敵な日本語カバーアルバム第3弾!!
収録楽曲「LOVEマーシン」では熱烈なラヴ・コールに応え、モーニング娘。OG(中澤裕子・安倍なつみ・保田圭各氏)がコーラスで参加!

1. どんなときも。
2. となりのトトロ
3. First Love
4. LOVEマシーン
5. 歌舞伎町の女王
6. 愛唄
7. WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~ (RADIO EDIT)
8. Grandfather’s clock ~大きな古時計~
9. Falling Apart (Scott Murphy Original Song) (Bonus Track)

スコットはパンクロッカーといってもメロディック系の人なので、「Aメロ+Bメロ+サビ」で構成されるJ-POPに惹かれるというのは納得なんですが、どの曲もスコットらしさのあるキャッチーな仕上がりになっているのは、さすがですね。

↓スコット・マーフィ公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/scottie_allister/
(ちゃんと日本語なんですよ!…漢字の変換間違いとかキュートなの♪)

で、昨年のスコットがブレイクした影響か、最近ユニバーサル系では邦楽カバーが流行っているようで、このほかにアンドリューW.K(兄貴!)の「一発勝負」「一挙両得」とか、エリック・マーティンの「MR.VOCALIST」とか出てます。ただし、歌のほとんどを日本語で歌う人となるとスコットくらいかな。あとはJ-POPマニア繋がりで、マーティ・フリードマンあたり?

とゆーわけで、邦楽カバーアーティスト要チェック中です。
近々発売される過去映像集なんですが。

また一気に遠い目、今年でいったい何度目なんだか思い出走馬灯状態、そのまま年末までいっちゃいそうです。NHKからロコツに秋波送られても、やっぱり紅白出ないし(出ても出なくてもどっちでもいい…彼らが決めること)、コレと(恒例の)「ロストボーイ」を観て、新年を迎えようかなと思っています。

ちなみに収録される映像のツアータイトルは、以下の通り。

LIVE-GYM Pleasure ’92 “TIME”
LIVE-GYM ’93 “RUN”
LIVE-GYM ’94 “THE 9TH BLUES -Part1-”
LIVE-GYM ’94 “THE 9TH BLUES -Part2-”
LIVE-GYM ’96 “Spirit LOOSE”
LIVE-GYM Pleasure ’97 “FIREBALL”
SHOWCASE "GO! GO! HEAVEN"
LIVE-GYM ’98 “SURVIVE”
LIVE-GYM ’99 “Brotherhood -Extra-”
LIVE-GYM ’99 -Brotherhood- SHOWCASE "B’zepp"
LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”
SHOWCASE "コブシヲニギレ"
SHOWCASE "SAPPORO DEVIL"
LIVE-GYM 2001 “ELEVEN”
LIVE-GYM 2003 “BIG MACHINE”
LIVE-GYM 2005 “CIRCLE OF ROCK”

↓各ツアーの詳細はこちら(公式サイト)
http://www.bz-livegym.com/history/index.html
(スケジュールやらセットリストやら、過去のツアー詳細が網羅されています)

…ナルホド。

89~90年はちょっと…いや、かなりいろいろキビシイだろうから、ナイのはわかるし、91年・93年・95年・99年・02年・03年・05年(マキシのオマケ)・06年・なんばなど、ビデオやDVD化しているツアーは収録がなかったり、あっても本ツアーでないものだったりするので、これまた「そーなるよね」と、同意しちゃうんだけども。

「ファイト一発」(映像)と「いてもうたるで」(M氏ソロボーカル)が、観たかったなあ。隠しトラックに入ってません?…ムリか。

そーゆーのはもう諦めるとして、個人的に94~99年のツアーがお気に入りな私ですので、基本的に今回の収録映像は嬉しいです。

まだ発売前なので見てませーん!…が、myメモリーバンクから検索して、中でオススメを挙げるなら――まず、#7「Don’t Leave Me」(94年“THE 9TH BLUES -Part2-”)かな。当時のオープニング曲です。Part1では「Sweet Lil’ Devil」だったんですけど、断然Part2「Don’t~」のほうが良かったです。演出が――緞帳とあの影が、もうすごくいい感じ、目に焼きついています。歴代ツアーの中で一番印象に残っているオープニングかもしれない。なので、収録されるの超納得…ってか、なかったらゴネていたと思います。

#10「DEEP KISS」(98年“SURVIVE”)。これもオープニング曲、向かい合って奈落せり上がり、M氏はカウボーイハットかぶってた…ような覚えが。このときの衣装がすんごい好きだったんですよねー。

#11「Real Thing Shakes」(96年“Spirit LOOSE”)。これもオープニング曲。ムービーが終わって、緞帳がどーんと落ちて(たぶん)、I氏があの衣装で出てきて、みんなビックリ!(@_@)!ってやつですね。でもこれを収録するなら、なぜ「GIMME YOUR LOVE」にしないの?…で、代わりに97年のやつにしたのね…。

#15「Calling」(97年 “FIREBALL”)。シングルやアルバム収録のと、アレンジが違います。

#17「MOTEL」(94年“THE 9TH BLUES -Part2-”)。大好き。この頃のバラードは、「Don’t Leave Me」のほうがライブ演奏率が高いので、この「MOTEL」は貴重。

#22「Liar! Liar!」(98年“SURVIVE”)。この曲の演出は、SURVIVEツアー最大の見所のひとつでした。元気良かったですね、イリュージョン。あの頃はあれだけ足が上がってたんですよう!

#23「juice」(05年“CIRCLE OF ROCK”)。高速回転。

#24「だからその手を離して」(99年“Brotherhood -Extra-”)。10周年記念でデビュー曲別アレンジ。HR風。これ…店頭販促で流れたやつなんじゃないのかな?違う?…どこの会場のやつなんだろう?京都だったらいいなあ。

+α「“Spirit LOOSE” Opening Movie」。米国ロケで、ディテールに凝って作られてます。このときのような台詞ありムービーではなかったけど、91年「IN THE LIFE」でも、1曲目の前にまるでグラドルのような「始まりまっせ」映像が流れたんだけど…やっぱそれはなかったことになってるの?

+α「#1090 ~Thousand Dreams~」(92年“TIME”)。M氏ソロ、Mステの曲です。TIMEツアーといえばスターフィッシュ、最大の見所でした。なので、収録超納得。コーラスのお姉さんふたりの振り付けにご注目。


あとはそうだなあ…「VAMPIRE WOMAN」(91年“IN THE LIFE”)のHRバージョン。アルバム収録バージョンより良かったので、できれば入れて欲しかったんだけど…あれはI氏がなあ…尾崎豊みたいにゴロゴロ寝転がるから、それがイマイチだったんだよなあ。赤いライトに照らされたM氏が「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を奏で、そのあと「VAMPIRE WOMAN」のイントロが始まる――最高だったのにー!

「今夜月の見える丘に」は「ELEVEN」からですか…そっかー、これは覚えてないなあ。最後に星が流れた「juice」でのは、覚えてるんだけど。

「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」は「RUN」からですか…これも販促映像のやつではないの?…だったらどこの会場のでしょ?


とにかく彼らは映像をいっぱい持っていて(1.ライブチェックのため 2.商品化のため 3.PVや販促用)、それはファンもよく知ってることなんですが、「どのツアーのどの曲を入れる?」を決めるためにそのすべてを見たんだろうなあと思うと、「お疲れさまでした」と云いたくなります。たいへんな作業だったでしょうね。


以上、10日発売DVDの話でした。

またもやゲームの話。

1998年といえば、「街」と「ゼルダの伝説 時のオカリナ」、そして「アストロノーカ」ばっかりやってた年。もうこの3本+「風来のシレン」でお腹いっぱい状態でした。

で、今日はその中の1本、「アストロノーカ」について。

ゲーム内容に関しては、以下、引用。
主人公は、宇宙一の農家を目指すためにとある星系に入植してきた宇宙農家(アストロノーカ)。ゲームの目的は大きく分けて「宇宙野菜を育成・交配する」「宇宙野菜を荒らす害獣にトラップを仕掛けて退治する」という2つがある。「種の交配」「害獣のトラップに対応した進化」にAIを用いている。

基本的には「畑に種を植え、野菜や種を収穫する」「種を交配して野菜を強化したり、新種を作る」「畑を荒らしに来た害獣に罠を仕掛け、退治する」「野菜コンクールに出品する」の繰り返し。最終目的は「全宇宙野菜コンクール」で優勝すること。しかし、たとえ優勝してエンディングを迎えても、ゲーム自体はつづけていくことができる。

ゲームの遊び方やヒントなどは、ゲーム内の『アストロネット』という仮想ネットワークの掲示板や、頻繁に届くメールなどから入手できるため、「マニュアルを読まなければ遊び方がわからない」ということはない。

つまり、「野菜作ってコンクールで優勝して、宇宙一の農家になること」を目的としたシミュレーションゲーム。

ただ野菜を作るだけじゃなく、畑を荒らしに害獣バブー(これがキュート♪)がやってくるので、トリモチだの落とし穴だのといったトラップで引っ掛けて、退治しなければならない(ペットとして1匹捕獲可能)。ところが、バブーもだんだん頭が良くなっていくので、同じトラップに引っかからなくなる。そのため、また新しいトラップを考えなければならない――トラップを破られると野菜が食べられてしまう――いいかげんなトラップは張れない――種の交配しなきゃ、野菜作らなきゃ!――コンクールに出せないよー!という…ダメだ、上手く説明できない…え~い!一回やってみたらわかるっつーの!という、たいへんブリリアントなゲームなんです。

↓詳細はこちら(製作した有限会社ムームーサイトの「アストロノーカ」紹介ページ)
http://muumuu.com/games/index.html

キャラはみなキュートで個性派、宇宙野菜もキテレツ揃い。

コンクールでのライバルは、「ソンブレロの英雄バルタン」「アブドゥル・ドゥバ・ドバド」とか。 野菜の名前も、ホタル唐辛子とか腰かけレンコンとか冥王マツタケとか、ヘンなのばっか。

懐かしいなあ…よく作りましたよ。


でも結局、伝説の野菜「アストロキング」は作れずじまい。

作ってみたかったなあ…。
とうとう出ましたね。
セガサターン「街」から10年くらい経ってますか?

もうずいぶん前、私と雑誌の編集さんほか数名で、某ゲーム会社(ドラクエ5までプログラムしたゲーム会社。代表作:「弟切草」「風来のシレン」「街」「トルネコの大冒険」など)へ取材(とゆーか…なんつーか)に行き、社長さんといろいろお話したことがあります。

私は某ゲーム会社の大ファンです。でもどちらかといえば「シレン」派、サウンドノベルはそこそこやる程度だったのに対し、一緒に行ったある男の子は「街」が大好き、「続編は出ますか?」と開口一番、社長さんに質問していたことがとても印象的でした(ちなみに社長さんから私たちへの最初の質問は、「『街』の脚本はどうだった?言葉使いが古臭かった?」)。

ギョーカイ人ではなく、一般のゲームファン(といっても、私はシレンとゼルダくらいしかやんないけど)相手だったこともあって、社長さんは、私たちの質問ひとつひとつに丁寧な回答をして下さったのですが、その「街」の続編については――「出したいんですけどね…」というお答えに留まりました。「街」は制作費が掛かりすぎ、なおかつ売れなかったので、大きな赤が出たんですよね…。

あれから×年。

「街」と同じDNAを持つサウンドノベル「428 ~封鎖された渋谷で~」が、ついにリリースされました。

涙が出るくらい嬉しい!

昔からの某ゲーム会社ファンは、みなそんな気持ちなんじゃないでしょうか。
あのときの社長さん、そしてあの質問をぶつけた男の子の顔が思い出されます。

そーいえば私、「街」の渋谷編で、何回も渋谷を爆発させたっけ…懐かしい。


…というわけで、興味のある方はぜひ!「428 ~封鎖された渋谷で~」をお買い求め下さーい!

公式サイト:http://www.chunsoft.co.jp/games/wii_428/index.html


そーいえば、京都に住んでいるとき、N天堂(まだ社屋が古かった時代です)の近くを通りかかったら、N天堂のM本さんとしか思えない方が自転車に乗っておられるところを見かけたんです…という話を、社長さんにしたら――

社長さん:「なんでM本さんだとわかったの?」
私:「N天堂の近くだったし、あの髪型はM本さんしかいないと思って」
編集さん:「(爆笑)」
社長さん:「だったらM本さんだ。サインもらわなきゃダメじゃない!」

私、そのときバスに乗ってたんですってば…。


もひとつ。
「シレン」好きの私は、一般シロートで怖いもの知らずだったんでしょう、社長さんに直接ハッキリ云っちゃいました。


「『チョコボの不思議なダンジョン』、死ぬほどつまんなかったです」
…社長さん、製作に協力されてたっつーの…。


「おおお!すごい!私たちにはいえない」と、編集さん。



あの頃、私も若かった…。
最近のお気に入り。ずっとこの本を持ち歩いてます。

11月BLダービーでも書いたのですが、最初は単なる「今月の奈良画伯チェック!」だったんですよ。だけど、ビビビビビビ!とくるものがあったこと、そしてリーフ(あのリーフですよ、リーフ!)で出た本をルチルが文庫化したくらいなんだから、もしかして面白いんじゃ?という直感が働いて、ルチルの奈良画伯なら、ラヴァーズと違って無体なことはないはず!という直感もついでに…ごにょごにょ… 購入。


自分を信じてよかったです。
(感想は後日…ちゃんと書きます)


文庫化してくれて、ありがとう!>幻冬舎

食感覚バトン

2008年11月30日 グルメ
【食感覚バトン】

■問1.コンビニでよく買うおにぎりの種類は?
ツナマヨとこんぶ…かな?

■問2.コンビニでよく買う飲み物の種類は?
麦茶以外のお茶。緑茶・ほうじ茶・ウーロン茶・ジャスミン茶など。冬はホットで。あとはケーキの材料として牛乳かな。ジュースや甘い飲み物はほとんど飲まないです。

■問3.目玉焼きはソース派?醤油派?
かけない派。焼くときに調味料として使った塩こしょうで充分。自分で作ると、塩こしょうすらしないときもあるくらい、私はなにもかけない人です。

■問4.寿司で好きなネタは?
イカ、甘えび、ほたて、カリフォルニア巻き。

■問5.好きなソフトクリームの種類は?
抹茶。バニラでも自分で抹茶をかけてしまいます。

■問6.いつも買ってしまうお菓子は?
ガルボmini。

■問7.マックで好きなハンバーガーは?
てりたまバーガー。

■問8.ミスドで好きなドーナッツは?
ココナッツ。

■問9.味噌汁で好きな具は?
茄子。

■問10.おでんで好きな具は?
たまご、大根、こんにゃく。

■問11.好きな中華まんは?
豚まん。

■問12.ご飯が少しだけ余った。さて、何で食べる?
そのまま。なにもかけなくても平気。

■問13.他人に理解されない食べ合わせは?
「なにもかけない、つけない」という食べ合わせ。

■問14.マヨネーズ好きはマヨラー。ではあなたは何ラー?
なにもかけないラー。サラダでもそのままいけます(ドレッシングやマヨネーズつきでも食べることはできます。キライじゃないです)。ただし、天つゆが好きなので「てんぷらには天つゆ」ラー…かな?

■問15.最近はまっている食品は?
ガルボminiとタルト。

■問16.アンパンマンに出てくるキャラで誰を食べてみたい?
(ハンサムなので)食パンマン。


こんな感じです♪
画像(→)は、原作が出たとき、ネットで何度あらすじを読んでもまったく理解できず、それならば我が目で確認しようじゃないのと、近所の本屋さんへ行ってパラ読みしたところ、やっぱりさっぱりわからず撃沈した、とゆー作品です。まさかコレがCDになるなんて……そして発売元のサイバーフェイズさんが楽天に出店なさっているだなんて…知らなかった…衝撃。津山のお菓子屋「くらや」さんが楽天出店してたことを知って以来の衝撃。

とゆーわけで、生き別れの妹こと、奈央さんから頂いたCDの感想の総括でーす♪

作品リストは以下の通りでーす。

「エス」:英田サキ 原作 サイバーフェイズ
「最後のドアを閉めろ!」:山田ユギ 原作 マリンエンタテインメント
「牛泥棒」:木原音瀬 原作 インターコミュニケーションズ
「きみがいなけりゃ息もできない」:榎田尤利 原作 リブレ出版
「秘書の嗜み」:鳩村衣杏 原作 フィフスアベニュー 

ちなみに秋林の原作好き度は――

「ドア」>「エス」>「牛」>「ルコ」(「きみがいなけりゃ~」)>「秘書」

…の順となっております。

■ドラマCDとして出来がいいと思った順

「牛」>「ドア」>「エス」>「ルコ」>「秘書」

「牛泥棒」は、キャストのみなさんがフリートークで「フツーにいい話、やっててキャラクターに感情移入できました」(…って、いったい普段はどんな作品をアテておられるのですか?…と軽くツッコミ)とおっしゃってたことが、私も聴いていてよくわかりました。声優さんたちの息がとても合ってましたから。音楽や効果音も良かったです。5枚の中でコレがダントツ。「ドア」は安心して聴ける1枚。原作をキレイに丁寧になぞっていて、声優さんもピッタリ合わせていて、さすがだと思いました。「エス」は好きなんだけど、エピソードの中で聴きたかったセリフがけっこう端折られていたのがなあ。「エス」1巻といえばベレッタ舐めでしょーが!端折っちゃダメじゃーん!そのあとに続く、宗近のオヤジな「俺のはマグナムだ」に期待したのにぃ!

CD化するにあたり、ランタイムの制限上、エピソードの端折りはどうしても必須となってしまう中で、上手く端折ったなあと思われるのは、やっぱ「牛」ですね。

今回の5枚はすべて原作既読状態、よってストーリーを追いかけるより、声や音が入ることにより、原作で感じ取れていなかったものがなにかわかったとゆーか、原作を別の視点で見ることができたように思えます。原作読み直していて、「あ、だからこのエピソードやセリフが入っているのか」とかね、いろいろわかりました。

気になったのは、女性の声。「ルコ」のあかねさん以外、アニメ声の人が本当に多かったので、もう少し落ち着いた声の人がいたらいいのに…と思いました。

あと、CD化するなら、ほのぼの系やセンシティブ系より、ドタバタなラブコメディ、ドラマチックロマンス系な作品のほうがいいんじゃないかな…と、個人的に思いました。そのほうが声優さんもノってお仕事できるんじゃないかな?…「牛」や「ドア」のフリートーク聴いてると、本当楽しそうな雰囲気が伝わってきましたから。

■受声優さん好き順(CD聴いた中で)

「エス」神谷さん>「ドア」鈴村さん>「秘書」平川さん>「牛」岸尾さん>「ルコ」福山さん

いやね、これが他の作品だったら…いや違うな、「エス」を最初に聴かなかったら、鈴村さんなの。たっまたま「エス」を先に聴いたばっかりに、このあと他の作品聴いても、神谷さんの「どうにかなるっ!」「う…あああああああああああああっ!」が耳に残っていて…結局、聴いていた私もどうにかされてしまったようです。「なんて声出すんだよ。聞いてるだけで*****なったぞ」(「エス」1巻215ページ)という声は、この声のことだったんですね。そっかそっか、よくわかったよー♪>宗近 

原作読んでCD聴いてしみじみ思ったんですが、「エス」は宗近が椎葉に骨抜きにされる話なんですよ、やっぱ。

神谷椎ちゃんは…安東を失った場面がクール過ぎたかな?…原作ではもっと傷ついていたように思えるし、全体的に滑舌、とても元気だったので、個人的に抱いていた椎葉のイメージとは違うのですが、これはこれで充分オッケーというか、神谷椎葉もアリだと思いました。

奈央さんが、「お前ピーーなんだろう」「このゲス野郎!」が硬質で美しくて感動したと書いておられたように、私も「なんて美しいんだろう」と(気が付けば)感動していました。大真面目に、コレをメール受信ボイスにしたいです。さすがに「お前ピーーなんだろう」はムリなので、「このゲス野郎!」 もしくは「やり損だ!」 希望。誰か私に下さい。本気。

■攻声優さん好き順(CD聴いた中で)

「牛」谷山さん>「ルコ」小西さん>「ドア」森川さん>「エス」小西さん>「秘書」遊佐さん

基本的にフツーっぽくて誠実そうな声が好きなので、そうなると「牛」の谷山さんかなあ?(安東役の杉田さんも)…いわゆるかっこいい系だと小西さんなんですが、「エス」ではちょっと低すぎ、東海林系がいいなあ。「帝王」森川さんは、オビ=ワンを演じたユアン・マクレガーのイメージが強くて(アナ×オビ派の私は、吹替版観に行ったとき、オビがアナキンに「愛してたのに!」と云ったクライマックスシーンで、「さすが森川さんだ!」と真剣に感動した腐れ女子です)、最初「ん?」と思ったのですが、やっぱいいですね~♪

ちなみに、秋林が洋画の日本語吹替で好きな声優さんは、宮本充さんです。イーサン・ホーク役が一番有名かな?


■全体で好き順

「エス」>「ドア」>「牛」>「ルコ」>「秘書」


かなあ?


最後になりましたが、奈央さん、本当にありがとうございました!
(耳が沸騰しましたよー♪)
奈央さんがいらっしゃらなかったら、いまの私は存在していませーんっ!
とゆーわけで、生き別れの妹こと、奈央さんから頂いたCDの感想その5でーす♪

原作は知っていても、ギョーカイ&声優さん知識がゼロに等しい私めですので、ズレた感想になると思いますが、どうかご容赦下さい。

■「秘書の嗜み」
原作:鳩村衣杏 イラストレーター:奈良千春(画伯!)
キャスト:鳥海浩輔(厳原 誉)、遊佐浩二(及川陽大)、大川 透(高瀬潔忠)
発売元:フィフスアベニュー
発売日:2008/09/25

ちなみに秋林の脳内では――

厳原 誉:思い浮かばない
及川陽大:思い浮かばない

原作の感想→http://akirine.blog59.fc2.com/blog-entry-20.html

原作読んだはずなのに!
普段なかなか書かない感想まで書いたのに!

内容をすっかり忘れ去っている自分に気付いてしまったー…。

仕方なく、まっさらな気持ちでCDを聴くことにしたんだけど、今度は…あれ?あれれれれれれれれれれ?…声優さんたちがセリフを云っているのに、ぜんぜんストーリーが頭に入ってこない。耳からすーっと抜けていく――なんで?なんでだ?

あまりに入ってこないので、3回も繰り返して聴いたのに、やっぱり流して聴いてしまう。声優さんは悪くない。なのに、なんでだ?と、以前自分が書いた原作の感想を読みながら、さらに考えてみた。

たぶんね…「社長がどーの、秘書の仕事はこーの、社員はそーであって…」と、仕事の話に「うんうん」と頷いてしまって、「で…ラブはどうだっけ?」な状態だったこと、そして、カタブツ誉と一見チャラ男及川のやり取り。終始まったりしていてほほ笑ましい…けど、つい笑っちゃうような面白さがない。及川は誉に対して「ホントの秘書って、こーでない?」とエラそうなことを云うくせ、普段は「厳原さんってスゴイですね」と持ち上げては譲る、いわゆるワンコ系。でも中途半端なワンコなんだよ。

そっか~…たぶんそのあたりが私にヒットしなかったんだな~…。だから原作の感想で、OLだったらどーのとか「まとまってるね~」で終わっているとかなんとか、書いたんだな。

そして最大の問題は、「秘書の嗜み」(「たしなみ」ではなく漢字で「嗜み」)というタイトルに、オビ惹句の「秘蜜の淫潤愛!」、さらに絵師が奈良画伯ときたら――たぶん誰もが「…もしかしてすんごいの?」と思うでしょうに、実際は「ちょっとコメディタッチのハートフルリーマンもの」だったというチグハグぶり。それがCDでもそのまんまだったってのがなあ…。作家が鳩村衣杏だから無体なことはないとなんとなくわかっていても、やっぱり…う~ん…。

結局、このCDで一番印象深かったのは、最初と最後、誉の部下の女の子たちが「秘書の心得」を唱和する声だった――って、そりゃBLCDではアカンでしょ!>私

結論。
「面白くないことはない原作だけど、CDにして面白さが出る作品とは思えない」。


なんかすっごい惜しい。
受の鳥海さんも攻の遊佐さんも好みの声だったんだけどな~…。

それにしても。クール系の鳥海さんにあんな声出させるだなんて、BLCDってやっぱスゴイね。この方は他作品でも受な方でしょうか?


以上、「秘書の嗜み」CDの感想でした♪ 次は「まとめ」でーす♪
とゆーわけで、生き別れの妹こと、奈央さんから頂いたCDの感想その4でーす♪

原作は知っていても、ギョーカイ&声優さん知識がゼロに等しい私めですので、ズレた感想になると思いますが、どうかご容赦下さい。

■「きみがいなけりゃ息もできない」
原作:榎田尤利 イラストレーター:円陣闇丸
キャスト:福山 潤(二木)、小西克幸(東海林)、遊佐浩二(鼎)
発売元:リブレ出版
発売日:2008/09/24

ちなみに秋林の脳内では――

二木:中村俊介(う~ん…ちょっと違うか)
東海林:竹野内豊(う~ん…ちょっと違うか)


エダさん原作の人気作「ルコちゃん」なんですが。その…個人的にリブレのエダさんにはあまりそそられないのと、実際に原作を読んだけど「ルコちゃん…私には合わない」とスッパリ切っちゃったこともあって、もしかしてCDなら印象が変わって面白いと感じるかも?と期待して聴いてみた……らば。

なんで原作を好きになれなかったか、CDで確認できちゃったよー…。

タイトルの「きみがいなけりゃ息もできない」は、ルコちゃんが東海林に対して云ったセリフ。だけど実は、東海林がルコちゃんに対しても云えること、結局この作品は、「共依存愛」のふたりを描いている話だったりする。それはいいの。
たぶんね…子どもっぽくて「甘えたさん」、東海林がいないと、生活能力ゼロでゴハンも食べられない、でも仕事面では、繊細なアーティスト気質を持っているルコちゃんの受け入れに失敗したんだろうなー。彼をキュートと思えたら、または東海林のように「かまいたさん」になれたら、オッケーだったんだろうなー。

あとは「女の代わりをしてみるか?」のくだりが私にはダメだった。東海林、気持ちはわからんでもないが、そこでそれはないだろう?って。このふたつが越えられないハードルだったんだと思う。くっそー。

その代わり、原作同様CDでも、あかねさんと東海林の掛け合いが楽しく、そして面白かった。私はあかねさんの気持ちがわかる、ええ、よくわかりますとも!

ルコちゃん役の福山さんは悪くない。でも私が想像していたルコちゃんとはちょっと違うかなあ?…ヘタレ具合が違うの。もっとボーっとしていて脱力している印象があったんだけど、福山ルコちゃんは、元気がいいヘタレなんだよね。うん。

あとすんごく気になったのは――福山ルコちゃん、めちゃ痛そうなんですけどー!?
おーい!小西東海林!もっとやさしくしてやってくれー!

で、その小西さんは――うわー!この声、攻では超ツボ!すんごいツボ!…なんでこの人、「エス」の宗近やらなかったんだろう?小西さんのほうが合ってるじゃん!…と思って「エス」の自分の感想をみたら、なんと宗近は同じ小西さん(!)だった。うわ…ウソ!!マジで!?…なんか違うんですけどー!?私の耳、怒涛4本でおかしくなったの??がーん…。

基本的に小西東海林の視点で語られる作品なので、「いい声だ~♪」とうっとりできる。ただそれ以上のものが個人的にないせいか、なんかこう…話が長く感じる。興味が薄いとそう思っちゃうのは避けられない、仕方がないことなのかもね。

しっかし…ルコちゃんが描くマンガ、聴いてるだけでもめちゃセンシティブ、いまどきのマイナー誌でもムリっぽいような?


以上、「きみがいなけりゃ息もできない」CDの感想でした♪ 次は「秘書」。最後でーす。でも今日はここまでー。
とゆーわけで、生き別れの妹こと、奈央さんから頂いたCDの感想その3でーす♪

原作は知っていても、ギョーカイ&声優さん知識がゼロに等しい私めですので、ズレた感想になると思いますが、どうかご容赦下さい。

■「牛泥棒」
原作:木原音瀬 イラストレーター:依田沙江美
キャスト:岸尾だいすけ(田中徳馬)、谷山紀章(佐竹亮一郎)
発売元:インターコミュニケーションズ
発売日:2008/05/25

ちなみに秋林の脳内では――

田中徳馬:妻夫木聡or植田浩望(成○寛貴?と思ったけど、モノホン玄人はちょっとね…)
佐竹亮一郎:江口洋介(ただし15年前)

原作の感想はこちら→http://akirine.blog59.fc2.com/blog-entry-90.html

聴く前から期待していた作品。がしかし。クライマックスまで受が喋れない設定だったことをすっかり失念、そのため最初は「あれ?なんで亮一郎役の谷山さんのセリフばっかなの?」状態…だったけど、だんだん思い出してきて――「あ、そっかそっか!でも…どーすんの?」と、今度は喋れない受とのコミュニケーションが気になり始めてしまった。

がしかし。

谷山さんが頑張って引っ張ってくれたこと、バックに流れる音楽が雰囲気ピッタリで素敵だったこと、喋り出した岸尾さん(徳馬)がけなげだったこと、話が時代物でおとぎ話風の純愛路線で、ラジオ小説として通りそうなくらい丁寧に作られていることもあって…なんかその…ぶっちゃけ、原作より出来良くないですか?

最初に聴いた「エス」は、神谷椎ちゃんの「どうにかなる!」「あああああああああああああっ!」があまりに必死で、聴いてるこっちも「ダ…ダダダイジョブ?」だったし、「ドア」はよく出来てるんだけど、スルーっと流れていくようで物足りなかった。でも「牛泥棒」はドラマ性が豊かで、そっちも熱演状態だったため(純粋に耳が沸騰したぜ!)聴き応えがあったなあ。

そして褌。感想でも書いたけどコノハーラさんといえば「褌」。谷山さんが「褌、褌」というたびに、コノハーラさんなら「下帯」じゃなく「褌」だよな、しかも六尺を希望出しても絶対に越中選択しそうだ、とかなんとか思っちゃった…。

気になったのは、冒頭の婆さんかな。原作と違ってセリフ多めなのはいい、でもなんでお高くとまったような感じにしたの? そして日本語がおかしい。


×「お****~なられますか?」 → ○「お****~なりますか?」


脚本化したの誰だよー?
原作はそんな間違いなかったぞー(たぶん)、しっかりしてくれ!


でも、ドラマCDとしては(今のところ)これが一番出来がいいように感じた。谷山さんの声もイイね♪…秋林好みです♪


以上、「牛泥棒」CDの感想でした。次はルコちゃんの予定。
とゆーわけで、生き別れの妹こと、奈央さんから頂いたCDの感想その2でーす♪

原作は知っていても、ギョーカイ&声優さん知識がゼロに等しい私めですので、ズレた感想になると思いますが、どうかご容赦下さい。

■「最後のドアを閉めろ!」
原作:山田ユギ
キャスト:鈴村健一(永井 篤)、森川智之(本田賢三)、遠近孝一(斉藤寿久)
発売:マリンエンタテインメント
発売日:2004/09/24

ちなみに秋林の脳内では――

永井篤:玉木宏(…しか考えられない)
本田賢三:玉山鉄二(…しか考えられない)
斉藤寿久:小池徹平(…他に誰がいるとゆーの?)


「ギョーカイ&声優さん知識がゼロに等しい」と前述した私ですが、本田役の「帝王」森川さんならわかります。なぜならここ数年、洋画の日本語吹替の世界においても森川さんは「帝王」、やたらと二枚目な人気ハリウッドスターをアテておられるからで、購入した洋画DVDで日本語吹替版、あるいは映画館で日本語吹替版を選択すると、しょっちゅー森川さんの声にぶち当たります。

鈴置さんで有名だったトム・クルーズも森川さんに変わったし、「スターウォーズ」のユアン・マクレガー(オビ=ワン)だとか、ブラッド・ピットとか、デュード(キアヌ・リーブスのこと)も、アクション度が高い作品ならば小山さんですが、ロマンス度がお高め作品なら森川さんだし、今年亡くなったヒース・レッジャー(BBMだけじゃないよー)、そしてポール・ウォーカー…と、もう片っ端から森川さんです。なんとサンドラーまでアテてるよ…幅広いなあ。なんか洋画の吹替では、受くさい主役が多いように思えるんですけど…どうだろう?

とゆーわけで、前書きが長くなりましたが、以下、感想。

原作がBL史上燦然と輝く大傑作なため、内容にケチをつけるだなんてありえず、逆に「展開がわかってるのに、なんでこんなに面白いの?」と、何回読んでも唸ってしまうので、CDドラマになってもたぶん面白いんだろうなあ~と思ってたら、声優さんはみなお上手で全体的に安定しており、たいへん良い感じにまとまっていました(…ってか、まとまりすぎ?)。BLCD界がどうなのか、本当にわかんないんですけど…「森川×鈴村」って安定組ですか?

実はアニメ版「最後のドアを閉めろ!」を先に観ていたんですけどね、アニメのほうは、ちょっと違うとゆーか、オリジナルのエピソードが破綻していたし、間合いや掛け合いがイマイチなシーンが多かったので、「画がついてくるとキビシイな…こりゃCDのほうがいいかも」と思ってたんですよ。今回コレを聴いて、自分の印象が間違いでなかったことを確信しました。

ご存知のように私は洋画ファンなので、お気に入りの賢三ちゃん役が森川さんなのは超嬉しいんですけど、今回は「ドア」で知ることになった永井役の鈴村さん!彼ですよ、彼!…いいですね~、私この人の声、スキー!…洋画吹替ではほとんどお見かけしないのですが、そうだな~…「いまを生きる」のイーサン・ホークあたり、どうでしょ?…永井役をのびのび演じている鈴村さん、いいなあ。すんごい楽しそうなの。これが「エス」の神谷さんだと、もうハラハラハラハラハラしっぱなし、「ダ…ダイジョブ?ねえダイジョブ??」と心配しながら、神谷さんの声を聴いてたんですけど、「ドア」ではそーゆーのが一切ない。ともに原作はベストセラー、人気作なのに…この印象の違いはなんなんだ?(って、やっぱ主役かなあ?)

ただ…内容や声優さんが超安定しているがゆえ、耳が沸騰することもなく――サラっと流し聴きしちゃった作品だったかな…って、なにゼータクなこと云ってるんだか。そして、斉藤役の遠近さんが意外とどすこい系なので、ちょっとイメージとは違ってたかな。


以上、「最後のドアを閉めろ!」CDの感想でした♪ 次は「牛」の予定。


「ブロークバック・マウンテン」の日本語吹替。なんで森川×鈴村にしなかったんだろう…。
とゆーわけで、生き別れの妹こと、奈央さんから頂いたCDの感想その1でーす♪

原作は知っていても、ギョーカイ&声優さん知識がゼロに等しい私めですので、ズレた感想になると思いますが、どうかご容赦下さい。

■「エス」
原作:英田サキ(兄貴)イラストレータ ー:奈良千春(画伯)
キャスト:神谷浩史(椎葉昌紀)、小西克幸(宗近奎吾)、三木眞一郎(篠塚英之)
発売:サイバーフェイズ
発売日:2005/08/20

ちなみに秋林の脳内では――

椎葉昌紀:DAIGO(外見のみ)
宗近奎吾:加藤雅也(ただし10年前)
篠塚英之:沢村一樹(メガネ要) ピッタリな人がいない。ホントは「20年前の篠田三郎」と書きたかった。

原作と同じく、寝ていた椎葉が電話で起こされ、この時点ではまだ正体不明だった宗近に、「安東に気をつけろ」と云われるシーンから始まるのですが。

起きたなりだとゆーのに、神谷椎ちゃん「なんだって!?」――めっちゃ元気だったもんだから、ビックリした。私、この頃の椎ちゃんって、気だるくて低血圧でガサついたイメージを持っていたんだけど、神谷椎ちゃんは常にテンション高め、とても低血圧な人と思えない…。

滑舌なボイスオーバーだなあ。
「俺は潜入警察官さ!」って感じ。
このすがすがしさはなに?

で、この滑舌な神谷椎ちゃん、どのシーンでもとにかく必死。
すんごい真面目。

神谷椎ちゃんなら、「おまえピーーなんだろう」って云っても、たしかに硬質で美しく、すがすがしい。

そのせいか、原作読んだときには感じなかった「最初はちょっとデカをおちょくってやろうと思った」という宗近の気持ちがよくわかった(ありがとう!>神谷椎ちゃん)。こんな必死な椎ちゃんだったら、ついからかいたくなるわー。

それにしても。

「う…あああああああっ!」って「んんんんんんんん~~っ!」って「あああああああああっ!」って…「どうにかなるっ!!」って…「ああああああああああああああああああ!」って…聴いてるこっちが「そんなに必死に乱れるな!耳が沸騰する!」。宗近の気持ちがわかったよー。

英田兄貴の受は、最中にすんごい恥ずかしいことを云うのが定番。ただこうやって聴いていると、攻のセリフも超恥ずかしい。だから相性いいんだろうなあ。でもあんな大声出されたら、「お前の恥ずかしい声が漏れちまうからか?」――壁の薄い椎葉の部屋じゃ絶対できない。納得。まーた宗近の気持ちがわかったよー。

小西宗近はとても良いと思う。でもわざと低くゆっくり喋っているせいか(神谷椎ちゃんが高めの早口だから余計そう感じるのでしょう)、私の持ってたイメージとはちょっと違うかな。安東の声の人のほうが好き。

しっかし…あんなに必死で元気で熱血に演じてくれた神谷さんには、マジで頭が下がります。声優業ってタイヘンだなあ。だって、必死で元気で大真面目な「ああああああああああああああああああああっ!」のあとに、「フリートークでーす♪」だもん。本当に頭が下がる…。

とゆーわけで、初めてこの手のCDを聴きましたが、面白かったです♪

「私は自分の耳がとっくに準備万端だったのを思い知った。これが奈央さんの計画だったら、たいしたものだ」(『交渉人は疑わない』P240参照。ちなみに画伯入魂のクリップ止め必至カットのとなり)。あ、やっぱり云っちゃった♪

ところで。
このCD聴いて、別の衝撃をひとつ受けました。

椎葉の発音――「しい(↑)ば(↓)」なんですね。

私はホクリークの人間なので、抑揚のない発音をしちゃいがち、よって「しい(→)ば(→)」だと思ってました。

東へ行くと、こういう発音の違いってしょっちゅー感じるですけどね。


以上、「エス」CDの感想でした♪ 次は「ドア」の予定。

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